バイオハザード ディレクターズ カット 違いを全解説!版選びの注意点とは

「バイオハザードのディレクターズカットって、オリジナル版と何が違うの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。

PS1だけで3つのバージョンが存在し、さらに2025年にはPS5/PS4向けの復刻版まで登場したことで、どれを選べばよいのか迷っている方も多いはずです。

この記事では、バイオハザード ディレクターズカットとオリジナル版の違いを、収録モード・敵の配置・BGM・操作性などあらゆる角度から徹底的に解説していきます。

デュアルショック版との差、HDリマスターとの比較、さらには復刻版の注意点まで網羅しているので、自分に最適なバージョンを見つける判断材料としてお役立てください。

目次

バイオハザード ディレクターズカットとは?オリジナル版との関係を整理

バイオハザード ディレクターズカットは、1996年に発売された初代バイオハザードに追加要素を加えた拡張バージョンです。

映画における「ディレクターズカット」はカットされたシーンの復活を意味しますが、ゲームにおいては新規コンテンツを追加した特別版という位置づけになります。

ここではまず、ディレクターズカットが生まれた背景と、PS1で展開された各バージョンの全体像を整理します。

ディレクターズカットが発売された経緯とバイオハザード2との関係

ディレクターズカットが企画された直接の理由は、バイオハザード2の開発遅延です。

当初の予定よりも大幅に発売が遅れることになったバイオハザード2を待つファンへの補填として、カプコンは1997年9月25日にディレクターズカットをリリースしました。

単なる再販ではなく、新たな難易度モードやアレンジモードを追加することで、すでにオリジナル版をクリア済みのプレイヤーにも新鮮な体験を提供する狙いがありました。

さらに日本版には、バイオハザード2の体験版が同梱されており、ファンの期待感を繋ぐ役割も果たしていたのです。

世界累計で113万本を売り上げ、カプコンのミリオンセールスタイトルにも名を連ねています。

PS1だけで3種類あるバイオハザード1のバージョン一覧

初代バイオハザードは、PS1だけで以下の3つのバージョンが存在します。

バージョン 発売年 主な特徴
バイオハザード(オリジナル版) 1996年 シリーズの原点。クリス編とジル編を収録
バイオハザード ディレクターズカット 1997年 アレンジモード・ビギナーモードを追加
ディレクターズカット デュアルショックVer. 1998年 振動機能に対応しBGMを全面差し替え

このように段階的にバージョンが増えていったため、「どれを買えばいいのか分からない」という混乱が生まれやすい構造になっています。

2025年にPS5/PS4で復刻されたのは、2番目のディレクターズカット(通常版)です。

オリジナル版とディレクターズカットの違いを徹底比較

ディレクターズカットとオリジナル版の最大の違いは、新たな難易度モードの追加とゲームバランスの調整にあります。

単に難しくなっただけではなく、武器の性能変更やオートエイムの導入など、プレイ体験そのものが変わっている点が重要です。

ここからは、具体的な変更点をカテゴリごとに詳しく見ていきましょう。

収録モードの違い|アレンジ・ビギナー・イージーアレンジとは

オリジナル版にはクリス編とジル編の2つしかありませんでしたが、ディレクターズカットでは以下の4つのモードが収録されています。

モード名 内容
オリジナルモード 1996年版をベースに微調整を加えたもの
アレンジモード 敵・アイテム配置を全面変更した高難度版
ビギナーモード 体力増加・敵弱体化・弾薬とインクリボンが2倍
イージーアレンジモード アレンジの配置でビギナー並みのリソースを得られる隠しモード

イージーアレンジモードは通常のメニュー画面には表示されません。

アレンジモードにカーソルを合わせた状態で方向キーの右を3秒以上押し続けると、文字が緑色に変化して選択できるようになります。

この隠しモードの存在を知らないプレイヤーも多く、知っておくとアレンジモードの練習に役立ちます。

ハンドガンがカスタムベレッタに変更された意味と性能差

オリジナル版ではベレッタ92Fが初期装備でしたが、ディレクターズカットではベレッタ92F Inox(通称カスタムベレッタ)に変更されました。

見た目が銀色に変わっただけでなく、発射速度が向上し、ゾンビに対してランダムでクリティカルヒット(頭部破壊による即死)が発生するようになっています。

クリティカルの発生は完全にランダムなので、プレイヤーが意図的に狙えるものではありませんが、弾薬の節約につながる重要な変更点です。

なお、このカスタムベレッタのデザインは、後のバイオハザード3で完成形となる「サムライエッジ」の原型にもなっており、シリーズの歴史においても意味のある武器変更でした。

オートエイム機能の追加など操作面の改善点

1996年のオリジナル版(海外版)には、実はオートエイム機能が搭載されていませんでした。

ディレクターズカットではこの問題が修正され、構えボタンを押すだけで自動的に近くの敵に照準が合うようになっています。

固定カメラの視点ではプレイヤーから見て敵の位置が把握しづらいことが多いため、オートエイムの有無はプレイの快適さに大きく影響します。

オリジナル版で苦戦した経験がある方にとって、この改善は非常にありがたい変更点といえるでしょう。

敵の配置・カメラアングル・コスチュームの変更点まとめ

アレンジモードでは、敵の配置やカメラアングルが多数変更されています。

コスチュームについても、クリス・ジル・レベッカの初期衣装が新デザインに変わりました。

ただし、衣装替え部屋を利用すれば元のコスチュームに戻すことも可能です。

カメラアングルの変更はカットシーンにも及んでおり、同じ場面でもオリジナル版とは異なる印象を受ける演出がいくつか存在します。

これらの変更はすべてアレンジモード限定であり、オリジナルモードでプレイする場合は基本的に1996年版に近い体験ができる設計になっています。

アレンジモードとオリジナルモードは何が違うのか

アレンジモードは、オリジナル版を完全に攻略済みのプレイヤーの裏をかくことを目的に設計された、事実上の「別ゲーム」です。

敵やアイテムの配置が全面的に見直されているため、オリジナル版の攻略知識がそのまま通用しません。

ナイフクリアやタイムアタックを極めたプレイヤーにとっても、新鮮な緊張感が味わえるモードとなっています。

敵の再配置と強化で別ゲーになる恐怖の設計思想

アレンジモードでは、敵の出現場所がオリジナル版から大幅に変更されています。

たとえば、オリジナル版では安全だった廊下にゾンビが配置されていたり、通常よりも移動速度が速いゾンビが新たに登場したりします。

一部の敵は体力も上昇しており、オリジナル版と同じ弾数では倒しきれないケースが出てきます。

研究所エリアでは、セーブルーム直前の廊下にカメラのドアップで映るゾンビが意図的に配置されるなど、驚かせる演出も強化されています。

オリジナル版の配置を記憶しているプレイヤーほど、予想を裏切られる場面が多くなる設計です。

フォレストのゾンビ化など追加された新要素の詳細

アレンジモード限定の新要素として、洋館バルコニーに横たわるフォレスト・スパイヤーの死体がゾンビとして蘇生するイベントが追加されました。

オリジナル版ではただの死体だったフォレストが突然動き出すため、油断していると大きなダメージを受ける可能性があります。

ただし、ジル編でバリーが同行している場合にはフォレストは蘇生しない仕様になっています。

この条件分岐の存在も含めて、アレンジモードはオリジナル版とは異なる発見が随所に用意されているのが魅力です。

アイテムやキーアイテムの配置変更がもたらす攻略ルートの変化

アレンジモードでは、弾薬や回復アイテムだけでなく、ゲームクリアに必要なキーアイテムの置き場所も変更されています。

たとえば、寄宿舎で入手する「兜の鍵」の場所が変わっているため、オリジナル版と同じルートでは進められない場面が出てきます。

アイテムの取得順が変わることで、インベントリの管理戦略も見直す必要が生じるのです。

弾薬の総量自体は全敵を倒せる程度には確保されていますが、配置が変わっているため、知らずに取り逃す危険性は高くなっています。

クリア特典の違い|無限コルトパイソンの入手条件

オリジナル版のクリア特典は無限ロケットランチャーでしたが、アレンジモードではベストエンディングの達成で無限コルトパイソンが入手可能です。

コルトパイソンはマグナムに相当する高火力武器であり、無限で使用できれば周回プレイが非常に快適になります。

なお、アレンジモードではエンディングテーマ「夢で終わらせない…」と通称「残酷エンディング」が削除されている点も、オリジナル版との違いとして押さえておきたいポイントです。

ディレクターズカットとデュアルショック版の違いはBGMだけ?

ディレクターズカットのデュアルショック版(1998年発売)は、BGMの全面差し替えと振動機能の追加が主な変更点です。

ゲーム内容そのものはディレクターズカット通常版と同一ですが、音楽が大きく異なるため、プレイ体験の印象はかなり変わります。

このBGM差し替えには複雑な事情が絡んでおり、バイオハザードの歴史を語る上で避けては通れないトピックとなっています。

BGMが全面差し替えされた経緯とゴーストライター問題

デュアルショック版のBGMは、当時「広島出身の新進作曲家」として注目されていた人物への委託で制作されました。

オリジナル版の電子音楽ベースのBGMから、交響曲調のゴシックホラー風サウンドへと全面的に変更されています。

しかし2014年に、この楽曲の実際の作曲者は委託先本人ではなく、別の音楽家がゴーストライターとして制作していたことが発覚し、大きな社会問題となりました。

この騒動の影響もあり、2025年のPS5/PS4復刻版ではデュアルショック版ではなく、オリジナルBGMを使用したディレクターズカット通常版がベースに選ばれたと一般的に推測されています。

振動機能やコンプリートディスクなどデュアルショック版の追加要素

デュアルショック版ではソニーのDualShockコントローラーの振動機能に対応し、敵からの攻撃や銃の反動に合わせてコントローラーが振動するようになりました。

日本版には「バイオハザード コンプリートディスク」が同梱されており、各バージョンのセーブデータのダウンロードや、開発中止となった「バイオハザード1.5」(バイオハザード2のプロトタイプ)の貴重な映像を閲覧できました。

北米版はSonyの「Greatest Hits」シリーズとして発売されましたが、コンプリートディスクは付属していません。

また、欧州ではデュアルショック版自体が発売されませんでした。

デュアルショック版のBGMが不評とされる理由

デュアルショック版のBGMは、一般的にオリジナル版の楽曲より劣るという評価が多く見られます。

とりわけ洋館地下で流れるBGMは「ゲーム史上最悪の楽曲のひとつ」として広く知られており、不自然なメロディラインがネット上でネタとして語り継がれています。

オリジナル版のBGMがゲームの恐怖演出と絶妙にマッチしていたのに対し、デュアルショック版のBGMは場面との調和が取れていないと感じるプレイヤーが多かったことが、不評の主な理由です。

現在PS1の実機でプレイする場合は、デュアルショック版を避けてディレクターズカット通常版を選ぶことが推奨される傾向にあります。

2025年PS5・PS4復刻版はどのバージョンが収録されている?

2025年1月21日にPS5/PS4向けに配信開始された復刻版は、ディレクターズカット通常版(1997年版)がベースです。

デュアルショック版のBGMではなく、オリジナルの楽曲がそのまま収録されています。

事前告知なしのサプライズ配信だったため、ファンの間で大きな話題となりました。

復刻版はデュアルショック版ではなくDC通常版ベースで収録

復刻版のベースがデュアルショック版ではなくディレクターズカット通常版であることは、多くのプレイヤーにとってポジティブなニュースとして受け止められました。

前述の通り、デュアルショック版のBGMは一般的に不評であるため、オリジナルBGMが採用された復刻版は「正しい選択」と評価されています。

振動機能こそ失われていますが、BGMの質を重視するならば、通常版がベースになっているメリットは大きいでしょう。

なお、2018年12月に発売された「プレイステーション クラシック」に内蔵された20タイトルの1つとしても、同じくディレクターズカット通常版が収録されていました。

巻き戻し・クイックセーブなど復刻版だけの便利機能

PS5/PS4復刻版には、PS1時代にはなかった現代向けの便利機能がいくつか追加されています。

機能 内容
アップレンダリング PS1の解像度を現代のディスプレイに合わせて拡大表示
巻き戻し ミスをしてもプレイを数秒前に巻き戻せる
クイックセーブ インクリボンを消費せず、いつでもセーブ可能
カスタムビデオフィルター ブラウン管風など、画面の見た目を好みに変更

特に巻き戻し機能とクイックセーブは、限られたリソースでやり繰りするサバイバルホラーの難しさを大幅に緩和してくれます。

インクリボンの消費を気にせずセーブできるため、初めてプレイする方でも安心して挑戦できる環境が整っています。

配信停止から再配信までの経緯とCEROレーティングの問題

実は復刻版は2022年6月にPS Plusプレミアムのクラシックスカタログとして一度配信されていました。

しかし配信開始からわずか14日間で、CEROレーティングの再審査が必要になったことを理由に突如として配信停止となった経緯があります。

約2年半の空白期間を経て、2025年1月21日にようやく再配信が実現しました。

復刻版のCEROレーティングは「D」(17歳以上対象)です。

日本版はFMVムービーが無修正の唯一のバージョンであるため、残虐描写がそのまま収録されている点には留意しておく必要があります。

価格と入手方法|PS Plusプレミアムなら追加料金なし

復刻版の価格は税込1,000円で、PlayStation Storeからダウンロード購入が可能です。

PS Plusプレミアムに加入している場合は、クラシックスカタログの対象タイトルとして追加料金なしでプレイできます。

PS Plusのエクストラやエッセンシャルでは対象外となっているため、無料で遊びたい場合はプレミアムへの加入が必要です。

PS5とPS4のどちらでもプレイできるので、対応ハードを持っていればすぐに始められます。

ディレクターズカットとHDリマスターはどっちを選ぶべき?

「初代バイオハザードを遊びたい」と思ったとき、ディレクターズカット復刻版とHDリマスターのどちらを選ぶかは、多くのプレイヤーが迷うポイントです。

結論から言えば、それぞれ対象とするプレイヤー層が異なります。

両者は「同じタイトルのバージョン違い」ではなく、「PS1版の拡張」と「GCで作り直されたリメイクのHD化」という、全く異なる作品である点を理解しておくことが大切です。

GCリメイク版・HDリマスターとの根本的な違いとは

HDリマスターは、2002年にゲームキューブで発売されたリメイク版をベースに、HD画質で再リリースしたものです。

PS1版のディレクターズカットとは、以下のような根本的な差があります。

比較項目 DC復刻版(PS5/PS4) HDリマスター
グラフィック PS1画質+アップレンダリング GCリメイク品質のHD化
マップ構成 PS1版と同一 新エリア・新部屋が多数追加
敵の種類 PS1版と同一 クリムゾンヘッドなど新敵を追加
ストーリー PS1版と同一 大幅に加筆・再構成
操作方法 ラジコン操作のみ ラジコン操作 or アナログ移動を選択可
音声 英語のみ 英語・日本語吹き替えを選択可

このように、HDリマスターはグラフィックやマップ、ストーリーに至るまで根本から再構築された別作品といえます。

初めてバイオ1を遊ぶ人におすすめのバージョンはどれか

初めてバイオハザード1を体験するなら、HDリマスターが最も推奨されています。

グラフィック、操作性、ストーリーの深み、すべてにおいてPS1版の上位互換にあたる内容だからです。

PS4、PS5、Xbox、Nintendo Switch、PCと対応プラットフォームも幅広く、入手しやすい環境が整っています。

「バイオハザードシリーズの原点をまず体験したい」という目的であれば、HDリマスターを選んでおけば間違いありません。

PS1の原点体験を味わいたい人に復刻版が最適な理由

一方で、1996年〜1997年当時のプレイ感覚をそのまま体験したいのであれば、DC復刻版が最適な選択肢となります。

PS1ならではの粗いポリゴン、固定カメラによる独特の閉塞感、限られた解像度だからこそ生まれる想像力を刺激する恐怖は、HDリマスターでは味わえない魅力です。

巻き戻しやクイックセーブといった現代向けの補助機能が備わっているため、当時の難しさに挫折する心配も軽減されています。

サバイバルホラーというジャンルがどのようにして誕生したのかを肌で感じたい方にとって、税込1,000円という価格は非常にお手頃といえるでしょう。

ディレクターズカットのオリジナルモードは1996年版と完全に同じ?

ディレクターズカットに収録されているオリジナルモードは、1996年版と「ほぼ同じ」ですが、厳密には完全に同一ではありません。

細かい調整が加えられているため、純粋な1996年版の再現を期待していると違和感を覚える場面があるかもしれません。

オートエイムや敵の体力など見落としがちな細かい調整点

ディレクターズカットのオリジナルモードには、1996年単体版にはなかったオートエイム機能が搭載されています。

加えて、敵の体力が若干低下しているという報告もあり、全体的に1996年版よりも遊びやすく調整された印象を受けます。

インクリボン1個あたりのセーブ可能回数が増えているとの指摘もあり、リソース管理の厳しさが緩和されている可能性があります。

つまり、「ディレクターズカットのオリジナルモード=1996年版そのもの」と考えるのは正確ではなく、わずかにマイルドな調整が入ったバージョンと理解しておくのが正確です。

FMVムービーの検閲問題と日本版・海外版の表現の違い

初代バイオハザードのFMV(ムービー)は、日本版のみが完全な無修正版です。

海外版では、死体の描写やジョセフがケルベロスに殺されるシーン、手首の断面描写、クリスの喫煙シーンなどが修正されています。

ディレクターズカットの北米版は「無修正版を収録」と宣伝されましたが、実際にはムービーの一部が検閲済みのまま出荷されるという問題が発生しました。

カプコンはこの件を「ローカライズのミス」と説明し、無修正版のオープニングムービーを自社サイトで無料配布して対応しています。

しかし、後に発売されたデュアルショック版でもこの問題は修正されませんでした。

唯一の例外として、フランス版とドイツ版のPAL版ディレクターズカットには無修正のFMVが収録されています。

各難易度モードの違いと初心者向けの選び方

ディレクターズカットには4つの難易度モードが存在し、それぞれ対象とするプレイヤー層が異なります。

自分のスキルや目的に合ったモードを選ぶことで、ストレスなくゲームを楽しむことができるでしょう。

ビギナーモードの特徴|弾薬とインクリボンが2倍になる仕様

ビギナーモードは、サバイバルホラー初心者のために用意された最も簡単な難易度です。

プレイヤーの体力が通常よりも高く設定され、敵の攻撃力と体力は低下しています。

最大の特徴は、フィールド上で拾える弾薬とインクリボンの数がすべて2倍になること。

弾切れやセーブ回数の制限に悩まされにくいため、初めてバイオハザードに触れる方でもクリアまで到達しやすい設計です。

敵やアイテムの配置はオリジナルモードと同じなので、攻略情報もそのまま活用できます。

イージーアレンジモードの出し方と隠しコマンドの入力方法

イージーアレンジモードは、メニュー画面には表示されない隠しモードです。

出し方は非常にシンプルで、NEW GAMEの難易度選択画面でアレンジモードにカーソルを合わせ、方向キーの右を3秒以上押し続けるだけです。

「ARRANGE」の文字が緑色に変わったらイージーアレンジモードが有効になった合図です。

敵やアイテムの配置はアレンジモードと同一ですが、入手できる弾薬とインクリボンが2倍に増加し、一部の敵の体力も低下します。

マグナム弾など強力な弾薬も2倍になるため、通常のアレンジモードでは弾不足に陥りやすい場面でも余裕を持って攻略できるようになります。

難易度順の一覧|クリスとジルでも難しさが変わる理由

ディレクターズカットの各モードを難易度が高い順に並べると、以下のようになります。

難易度順位 モード+キャラクター
1(最難) アレンジ・クリス
2 アレンジ・ジル
3 オリジナル・クリス
4 オリジナル・ジル
5 イージーアレンジ・クリス
6 イージーアレンジ・ジル
7 ビギナー・クリス
8(最易) ビギナー・ジル

同じモードでもクリスとジルで難易度が異なるのは、キャラクター性能の差によるものです。

ジルはアイテム欄が8枠あり、ピッキングの特技で一部の鍵が不要、さらにグレネードガンを入手できるため全体的に攻略が楽になります。

クリスはアイテム欄が6枠と少なく、グレネードガンが手に入らない代わりに、銃の構えが素早いという利点があります。

初めてプレイする場合は、ビギナーモードのジル編から始めるのが最も取り組みやすい選択です。

バイオハザード ディレクターズカットに関するよくある誤解

ディレクターズカットはバージョンが複数あるだけに、誤った情報が広まりやすいタイトルでもあります。

ここでは、とくに多く見られる誤解を3つ取り上げて正しい情報を整理します。

ディレクターズカットは未公開シーンの復活版ではない

映画におけるディレクターズカットは、劇場公開時にカットされたシーンを復元した版を意味します。

しかしゲームにおけるディレクターズカットは、それとは性質が異なります。

バイオハザード ディレクターズカットは、削除されたコンテンツの復活ではなく、新規に制作されたモードや調整を追加した拡張版です。

「オリジナル版から削られた幻のシーンが見られる」と期待して購入すると、肩透かしを食らう可能性があるので注意してください。

海外版は無修正と宣伝されたが実際は検閲済みだった問題

ディレクターズカットの北米版・欧州版は、日本版にしか存在しなかった無修正ムービーを収録したバージョンとして大々的に宣伝されました。

しかし実際に出荷された製品では、ムービーの一部が依然として検閲済みのままだったことが判明しています。

カプコンはこの問題をローカライズ工程でのミスと説明しましたが、後のデュアルショック版でも修正は行われませんでした。

日本版をプレイしている限りはこの問題の影響を受けませんが、海外版の中古品を購入する場合には留意しておくべき事実です。

アレンジモードは単なる高難易度版ではなく別体験である理由

アレンジモードを「敵が強くなっただけの難しい版」と理解している方は少なくありません。

しかし実態は、敵の配置が全面的に変更され、アイテムの場所もキーアイテムを含めて移動し、カメラアングルまで変わっているため、攻略ルートそのものが異なる別体験です。

フォレストのゾンビ化や高速ゾンビの追加など、オリジナルモードには存在しない新要素も含まれています。

オリジナル版を何周もクリアしたプレイヤーにこそ、新鮮な恐怖を提供するために作り込まれたモードなのです。

プレイステーション クラシックにも収録された歴史的な立ち位置

バイオハザード ディレクターズカットは、単なるバージョン違いの域を超え、サバイバルホラーというジャンルの原点として歴史的な価値を持つタイトルです。

複数のプラットフォームで繰り返し選出されてきた事実が、その評価の高さを物語っています。

2018年プレステクラシック内蔵タイトルとしての選出

2018年12月3日に発売された「プレイステーション クラシック」は、PS1を小型化した復刻ハードで、20本の名作タイトルが内蔵されていました。

バイオハザード ディレクターズカットはその20本のうちの1本に選ばれており、ファイナルファンタジーVIIインターナショナルやメタルギアソリッドと並ぶ代表作として扱われています。

ここでもデュアルショック版ではなく通常版が収録されており、カプコンおよびソニーがどのバージョンを「正統なベスト版」と位置づけているかが見て取れます。

シリーズ累計1億8300万本超の原点としての評価

2024年6月30日時点で、バイオハザードシリーズ全体の累計販売本数は全世界で1億8,300万本を超えています。

174作品にも及ぶ膨大なシリーズ展開の出発点となったのが、1996年のオリジナル版であり、その完成形ともいえるディレクターズカットです。

2025年の復刻配信や、新作「バイオハザード レクイエム」への関心の高まりも相まって、改めて原点をプレイし直すファンが増えている傾向にあります。

約30年前の作品でありながら、いまなお新たなプレイヤーを獲得し続けている事実は、サバイバルホラーの金字塔としての揺るぎない評価を証明しているといえるでしょう。

まとめ:バイオハザード ディレクターズカットの違いを理解して最適な一本を選ぼう

  • ディレクターズカットはバイオハザード2の開発遅延に伴う補填として1997年にリリースされた拡張版である
  • PS1版は「オリジナル」「ディレクターズカット」「デュアルショック版」の3バージョンが存在する
  • ディレクターズカットではアレンジ・ビギナー・イージーアレンジの3モードが新たに追加された
  • ハンドガンがカスタムベレッタに変更され、ゾンビへのクリティカルヒットが発生するようになった
  • アレンジモードは敵・アイテム・カメラが全面変更された事実上の別ゲー体験である
  • デュアルショック版はBGMが全面差し替えされており、一般的にオリジナルBGMより不評である
  • 2025年PS5/PS4復刻版はDC通常版ベースでオリジナルBGMが収録されている
  • 復刻版には巻き戻し・クイックセーブ・アップレンダリングなどの現代向け機能が追加されている
  • 初めてバイオ1を遊ぶならHDリマスターが推奨され、PS1の原点体験をしたいなら復刻版が最適である
  • DC版のオリジナルモードは1996年版と完全同一ではなく、オートエイムの追加など微調整が入っている
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