アーマード・コアとガンダムは、どちらも人型兵器を扱うため比較されやすい一方、作品としては別シリーズです。フロム・ソフトウェアの製品一覧では『ARMORED CORE』各作品、『機動戦士ガンダムUC』、『Another Century’s Episode』各作品が別タイトルとして掲載されています。
ただし、両者には実際の接点があります。フロム・ソフトウェアは2012年にPlayStation 3用ロボットアクション『機動戦士ガンダムUC』を発売しており、『Another Century’s Episode』シリーズではガンダム作品を含む複数のロボット作品を扱っています。
さらに『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のザウォートは、アーマード・コア作品への参加歴がある稲田航氏がデザインを担当しています。作品本編がつながっているわけではありませんが、開発会社やメカニカルデザイナーという制作面には具体的な接点があります。
- アーマード・コアとガンダム題材のゲームは、フロム・ソフトウェアの製品一覧で別タイトルとして掲載されています。
- フロム・ソフトウェアは2012年に『機動戦士ガンダムUC』を発売しています。
- 『Another Century’s Episode Portable』には『機動戦士ガンダム00』など複数のロボット作品が掲載されています。
- ザウォートをデザインした稲田航氏には『アーマード・コア フォーアンサー』への参加歴があります。
- 『ARMORED CORE VI』ではパーツ、カラー、デカールを変更し、自作機体のデータやイメージを共有できます。
アーマードコアとガンダムは正式にクロスオーバーしている?
両シリーズは別作品として展開されている
フロム・ソフトウェアの製品一覧では、『ARMORED CORE』シリーズと『機動戦士ガンダムUC』は別の製品として掲載されています。『Another Century’s Episode』シリーズも独立した製品群として並んでおり、アーマード・コア本編とガンダム本編を一つの合同タイトルとして扱う製品は掲載されていません。
初代『ARMORED CORE』は1997年にPlayStation向けタイトルとして発売されました。その後もシリーズ作品が重ねられ、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』へ続いています。フロム・ソフトウェアの製品情報では、この系譜とガンダム題材の製品は分けて掲載されています。
「フロム・ソフトウェアがガンダムのゲームを作ったことがある」という事実と、「アーマード・コアとガンダムが同じ作品としてクロスオーバーした」という意味は一致しません。両者には開発面での接点がありますが、製品としてのシリーズ区分は別です。
両作品にはフロム・ソフトウェアの開発実績という接点がある
フロム・ソフトウェアの会社沿革には、2012年3月にPlayStation 3用ロボットアクション『機動戦士ガンダムUC』を発売したことが記載されています。同じ2012年1月には『ARMORED CORE V』も発売されており、同社がアーマード・コアとガンダム題材のロボットアクションを同時期に手がけていたことが分かります。
『機動戦士ガンダムUC』はアーマード・コアシリーズの一作として掲載されているわけではありません。製品情報上は、それぞれ独立したタイトルです。
フロム・ソフトウェアはアーマード・コアとガンダム題材のゲームの両方に関わっていますが、作品設定やシリーズ名まで共通しているわけではありません。
両作品の関係を一覧で比較
| 項目 | 内容 | アーマード・コアとの関係 |
|---|---|---|
| 『機動戦士ガンダムUC』 | 2012年にフロム・ソフトウェアが発売 | 同じ開発会社が手がけた別タイトル |
| 『Another Century’s Episode Portable』 | 『機動戦士ガンダム00』など複数作品を掲載 | フロム・ソフトウェアが手がけた別シリーズ |
| ザウォート | 稲田航氏がデザインを担当 | 稲田氏には『アーマード・コア フォーアンサー』参加歴がある |
| 『ARMORED CORE VI』 | パーツ、カラー、デカールを変更可能 | プレイヤーが自作機体の外観を幅広く調整できる |
両者には、フロム・ソフトウェアによるガンダム題材ゲームの開発、複数作品を扱うA.C.E.シリーズ、ザウォートを担当した稲田航氏の参加歴、『AC VI』の機体カスタマイズなど、それぞれ異なる形の接点があります。
アーマードコアとガンダムが似て見える理由
アーマード・コアは人型兵器を自分で組み上げる
『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』では、プレイヤーが搭乗するACは「人型兵器アーマード・コア」と説明されています。人型の機体へ武器や各種パーツを組み合わせる構造を持つため、同じく人型のロボット兵器が中心となる作品と外見を比較されやすい題材です。
『AC VI』では、完成した一種類の機体だけを使い続けるのではなく、数百種類のパーツから機体を組み上げられます。パーツの組み合わせによって射撃や近接格闘といった戦闘スタイルだけでなく、機体の挙動やアクションも変化します。
同じ『AC VI』の機体でも、選ぶパーツによって細身にも重量感のある構成にもできます。機体ごとの外観差が大きくなりやすく、別作品のメカを連想させる構成も生まれます。
アセンブルは外見だけでなく性能にも影響する
オンラインマニュアルでは、頭部、コア、腕部、脚部、ブースタ、ジェネレータ、武器などを組み替えられることが示されています。パーツは見た目を変えるだけではなく、機体性能にも影響します。
別作品のメカに近い外観を作った場合でも、選択したパーツによって実際の操作感や戦い方は変わります。アーマード・コアでは、外見の再現だけを目的とした着せ替えではなく、アセンブルそのものが戦闘システムと結び付いています。
ガンダム風の配色やシルエットを持つ機体でも、ゲーム内では選択したACパーツの性能を持つ一機として動きます。外観と戦闘性能の両方を組み立てられることが、アーマード・コアの機体カスタマイズの特徴です。
PAINTとDECALで機体の印象を大きく変えられる
『AC VI』では、パーツ構成に加えてPAINTとDECALも利用できます。PAINTでは機体のカラーリングを変更でき、DECALでは機体にデカールを施せます。
同じパーツ構成でも、カラーリングやデカールが変われば機体の印象は大きく変わります。特定作品の配色を思わせる組み合わせや、自作したマークを使った機体など、外観面でも幅広いカスタマイズが可能です。
PAINTやDECALで別作品を連想させる外観を作れても、その作品の機体が正式収録されていることを意味するわけではありません。『AC VI』には、プレイヤー自身が機体外観を変更できるカスタマイズ機能が用意されています。
ザウォートがアーマードコアっぽいと言われる背景
ザウォートは『水星の魔女』のペイル社製モビルスーツ
ザウォートは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するモビルスーツです。作品公式サイトでは、ペイル社が開発した機体で、大型推進ユニットによる単独飛行能力を持つと紹介されています。
この機体は『水星の魔女』側の設定を持つモビルスーツであり、アーマード・コアの機体として設定されているわけではありません。「アーマードコアっぽい」という印象と、作品内の所属や設定は別です。
ザウォートとアーマード・コアには、作品設定ではなくデザイン担当者を通じた接点があります。両者が一緒に語られる背景には、制作スタッフの経歴もあります。
デザイン担当の稲田航氏にはアーマード・コア参加歴がある
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の公式スタッフ欄では、稲田航氏がメカニカルデザイン担当として掲載されています。ホビージャパンは、ザウォートとガンダム・ファラクトのデザインを稲田氏が担当したと紹介しています。
アニメイトタイムズでは、稲田氏を『アーマード・コア フォーアンサー』と『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に参加したメカニックデザイナーとして紹介しています。ザウォートのデザイン担当者には、アーマード・コア作品への参加歴があります。
ザウォートとアーマード・コアは同一作品ではありませんが、メカニカルデザイナーの活動歴を通じてつながっています。
ザウォートがACを元にしたという公式説明はない
稲田氏がアーマード・コアと『水星の魔女』の両方に参加している一方、ザウォート公式機体ページと『水星の魔女』公式スタッフ欄には、ザウォートが「アーマード・コアを元にデザインされた」とする説明は記載されていません。
ザウォートは『水星の魔女』のペイル社製モビルスーツで、稲田氏がデザインを担当しています。そして稲田氏には『アーマード・コア フォーアンサー』への参加歴があります。
ザウォートは「アーマード・コアの機体」ではなく、「アーマード・コア参加歴を持つデザイナーが手がけたガンダム作品のモビルスーツ」です。
フロム・ソフトウェアとガンダムには実際の開発接点がある
2012年に『機動戦士ガンダムUC』を開発している
フロム・ソフトウェアの会社沿革には、2012年3月にPlayStation 3用ロボットアクション『機動戦士ガンダムUC』を発売したことが記録されています。ガンダム題材のゲーム開発にフロム・ソフトウェアが関わったことは、同社の沿革に記載されています。
同じ2012年1月には『ARMORED CORE V』が発売されています。アーマード・コアを展開していた時期に、同じ会社がガンダム題材のロボットアクションも手がけていました。
製品一覧では『機動戦士ガンダムUC』と『ARMORED CORE V』は別々のタイトルです。開発会社が同じという接点はあっても、両作品のシリーズ区分まで同じになるわけではありません。
Another Century’s Episodeではガンダムを含む複数作品を扱った
フロム・ソフトウェアは『Another Century’s Episode』シリーズも手がけています。会社沿革では2005年に第1作が発売され、その後もシリーズ作品が展開されたことが記載されています。
『Another Century’s Episode Portable』の製品情報には、『機動戦士ガンダム00』を含む複数のロボットアニメ作品が掲載されています。フロム・ソフトウェアには、一つのロボットアクションで複数作品を扱った開発実績があります。
ガンダムと他作品が同じゲームに登場する例としてA.C.E.シリーズがありますが、そこにアーマード・コア本編が含まれるという意味ではありません。
A.C.E.とアーマード・コアは同じシリーズではない
フロム・ソフトウェアの製品一覧では、『Another Century’s Episode』各作品と『ARMORED CORE』各作品は別タイトルとして掲載されています。どちらも同じ会社が手がけるロボットアクションですが、製品としては別シリーズです。
A.C.E.でガンダム作品と複数のロボット作品が扱われていることは、フロム・ソフトウェアがクロスオーバー型のロボットゲームを開発した実績を示しています。一方、それはガンダムとアーマード・コアが正式に共演したことを意味しません。
フロム・ソフトウェアという共通点がある一方、製品一覧ではそれぞれ別のシリーズとして区分されています。
アーマードコアでガンダム風の機体を作る遊び方
パーツ構成とカラーリングで外観を作り込める
『AC VI』では、頭部、コア、腕部、脚部に加え、武器、ブースタ、ジェネレータなども変更できます。さらにPAINTによるカラーリングとDECALによる装飾が用意されています。
この仕組みを利用すると、特定の配色やシルエットを意識した自機を作れます。白・青・赤を中心にした配色や、量産機を思わせる色使いなど、ガンダム作品を連想させる方向へ外観を調整することもカスタマイズの範囲内です。
外観の再現度と機体性能は同じものではありません。アーマード・コアでは各パーツが性能にも影響するため、見た目を優先した構成と戦闘性能を優先した構成が一致するとは限りません。外観と性能を同時に調整できることがアセンブルの特徴です。
AC DATAとIMAGE EDITで作成データを共有できる
『AC VI』には、自作した機体データとイメージデータを共有する機能があります。GARAGEのAC DESIGNからAC DATAを開いて機体を保存し、アップロードすると共有IDが発行されます。
IMAGE EDITで作成したイメージも同様にアップロードでき、共有IDを使って他のプレイヤーと共有できます。機体そのものだけでなく、外観を構成するイメージデータも共有できます。
AC DATAで保存・アップロードした機体データと、IMAGE EDITで作成したイメージデータは、発行された共有IDを使って他のプレイヤーに共有できます。
再現機はアーマード・コアのカスタマイズ機能で作られる
『AC VI』では、パーツを組み替え、カラーリングやデカールを設定し、完成したAC DATAやIMAGE EDITのデータを共有できます。この自由度によって、別作品を思わせる再現機やオリジナル機を作る遊びが可能です。
ガンダムを連想させる自機であっても、その機体は『AC VI』のパーツとカスタマイズ機能を組み合わせて作られています。外観だけでなく、パーツ性能や武器構成まで含めて一機を完成させるのがアーマード・コアの機体づくりです。
ガンダム風の見た目を作った機体でも、実際の戦闘ではブースタやジェネレータ、武器などの構成が動きや攻撃方法に反映されます。外観の再現とアーマード・コア独自のアセンブルを同時に楽しめます。
ダークソウルなど他作品も別シリーズとして展開されている
同じフロム・ソフトウェア作品でもシリーズは別
フロム・ソフトウェアの会社沿革では、『DARK SOULS』と『ARMORED CORE』も別タイトルとして掲載されています。同じ開発会社の作品であっても、シリーズとしては分けて展開されています。
アーマード・コアとガンダムでも、共通する開発会社やスタッフが存在する一方、作品世界やシリーズ区分は別です。
フロム・ソフトウェアはアーマード・コア以外にも複数のタイトルを手がけていますが、製品情報ではそれぞれの作品名で区別されています。ガンダム題材の『機動戦士ガンダムUC』も、その中の別タイトルとして位置付けられています。
開発会社の共通点と作品本編の関係は別
アーマード・コアとガンダムには、フロム・ソフトウェアによる『機動戦士ガンダムUC』の開発、A.C.E.シリーズでのガンダム作品の採用、稲田航氏の参加歴といった具体的な接点があります。
一方で、フロム・ソフトウェアの製品一覧ではアーマード・コア、ガンダム題材のゲーム、A.C.E.は別々のタイトルとして掲載されています。接点は複数ありますが、アーマード・コアとガンダムは同一シリーズではありません。
両者が似て見える外観、スタッフの共通点、ガンダム題材ゲームの開発実績は、それぞれ異なる形のつながりです。作品本編は別々に展開されています。
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まとめ:アーマードコアとガンダムの関係を整理
- フロム・ソフトウェアは2012年にPlayStation 3用『機動戦士ガンダムUC』を発売しています。
- ザウォートは『水星の魔女』のペイル社製モビルスーツで、デザイン担当の稲田航氏には『アーマード・コア フォーアンサー』への参加歴があります。
- ザウォートがアーマード・コアを元にデザインされたという説明は、ザウォート公式機体ページと『水星の魔女』公式スタッフ欄には記載されていません。
- 『AC VI』ではパーツ、PAINT、DECALを組み合わせ、自作した機体データやイメージデータを共有できます。

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