ウィッチャー3のメインストーリーをクリアした後、画面に映し出されるのは広大な世界と、ぽっかり空いた喪失感ではないでしょうか。
「クリアしたけど、この後なにをすればいいの?」「DLCはどの順番で遊ぶべき?」「2周目に引き継ぎできる要素は?」といった疑問を抱える方は非常に多いものです。
実はウィッチャー3は、本編クリア後にこそ真価を発揮するコンテンツが数多く用意されています。
未消化のサイドクエスト、2つの大型DLC、エンディング分岐のやり直し、そしてNG+による2周目の冒険まで、クリア後に楽しめる要素は膨大です。
この記事では、クリア後の世界の仕組みからDLCの最適な攻略順、エンディングの全分岐条件、さらには2026年にリリースが噂されている新DLCの最新情報まで、クリア後に知っておくべきすべてを体系的にまとめています。
ゲラルトの旅をさらに深く味わうための道しるべとして、ぜひ最後まで目を通してみてください。
ウィッチャー3の本編クリア後に何ができるのか?
本編をクリアしても、ウィッチャー3の世界は終わりません。
むしろクリア後だからこそ取り組めるコンテンツが多数存在し、プレイ時間をさらに何十時間も延ばすことが可能です。
ここでは、クリア直後に知っておくべき基本的な仕様を解説します。
クリア後の世界はどうなる?最終クエスト直前に巻き戻る仕組み
本編をクリアすると、ゲームは最終メインクエスト「終わり、そして始まり」の直前の状態に自動的に巻き戻ります。
エンディングのムービーやスタッフロールが流れた後にセーブデータをロードすると、最後の決戦が始まる前の時点に戻っている仕組みです。
つまり、クリア後の「世界が一変した状態」で自由に探索する形式ではなく、物語の最終盤に巻き戻った状態でオープンワールドを楽しむことになります。
この仕組みにより、やり残したコンテンツを消化できる反面、メインクエストのやり直しはできません。
一度迎えたエンディングの内容を変更したい場合は、分岐に関わるクエストより前のセーブデータをロードするか、新たにゲームを始める必要があります。
未クリアのサイドクエストや依頼はクリア後でもプレイできる?
結論から言えば、ほぼすべてのサイドクエストとウィッチャーの依頼はクリア後でもプレイ可能です。
掲示板に貼られた依頼書から受注する怪物退治、各地のNPCから直接受ける人助し系のサイドクエスト、さらには「力の場」や宝探しといった探索系コンテンツも引き続き楽しめます。
ただし注意点がひとつあります。
一部のサイドクエストは、特定のメインクエストの進行度に紐づいて発生する仕組みになっており、メインストーリーを進めすぎると自動的に失敗扱いになるものが存在します。
こうした「取り返しのつかない要素」については、クリア後から遡って対処することはできません。
とはいえ、大半のコンテンツはクリア後も問題なくアクセスできるため、「まずはメインストーリーに集中したい」というプレイスタイルでも心配は少ないでしょう。
クリア後にメインキャラクターが消える理由と会える場所
クリア後に多くのプレイヤーが驚くのが、イェネファー、トリス、シリといった主要キャラクターがマップ上から姿を消してしまう点です。
これはバグではなく、仕様によるものです。
メインクエスト終盤でこれらのキャラクターは物語上の役割を終えており、クリア後の巻き戻し状態ではフィールド上に配置されない設計になっています。
一方、ダンディリオンとゾルタンについては、ノヴィグラドの特定の場所で見つけられる場合があります。
「仲間との再会」を望む方にとっては寂しい仕様かもしれませんが、後述するDLC「血塗られた美酒」のクリア後に用意された特別なエピローグで、大切なキャラクターと改めて再会する機会が設けられています。
クリア後に遊ぶべきDLCの順番とおすすめの進め方
ウィッチャー3には、本編に加えて2つの大型DLCが存在します。
クリア後にどちらから手を付けるべきか迷う方が多いですが、最適なプレイ順序には明確な答えがあります。
DLC「無情なる心」の概要と推奨レベル
「無情なる心」(Hearts of Stone)は、ウィッチャー3初の公式拡張パックです。
推奨レベルは34前後で、本編クリア時のレベル(30前後)からそのまま挑戦できるバランスに調整されています。
プレイ時間は約10時間程度と大型DLCとしてはコンパクトですが、ストーリーの密度は極めて高いと多くのユーザーから評価されています。
物語の中心となるのは、盗賊団の頭領オルギエルド・フォン・エヴェレックと、謎めいた「鏡の達人」ことグァンテル・オディムとの契約を巡る冒険です。
本編とは異なるダークファンタジー色の強い展開が特徴で、ゲラルトが直面する道徳的な選択には一層の重みがあります。
舞台は本編と同じヴェレンやオクセンフルト周辺のため、新マップの追加はありませんが、既存のマップに新たなダンジョンやロケーションが追加されます。
DLC「血塗られた美酒」が真のエンディングと言われる理由
「血塗られた美酒」(Blood and Wine)は、ウィッチャー3の2番目にして最後の公式拡張パックです。
推奨レベルは35前後で、やり込み度合いにもよりますがプレイ時間は20時間から50時間にも及びます。
「これだけで1本のゲームに匹敵するボリュームがある」と広く評されており、単なるDLCの枠を超えた完成度を誇っています。
最大の特徴は、新たなオープンワールドマップ「トゥサン」の追加です。
ワインの産地として知られる陽光あふれるトゥサンは、本編のヴェレンやスケリッジとはまったく異なる明るい雰囲気を持ち、南フランスやイタリアを彷彿とさせる美しい景観が広がります。
そしてこのDLCが「真のエンディング」と呼ばれる理由は、物語の結末にあります。
怪物退治の依頼を完遂したゲラルトが、トゥサンにある自分のブドウ園「コルヴォ・ビアンコ」で穏やかな日常を手に入れるエピローグが描かれ、長い旅路の終着点としてこれ以上ない余韻を残してくれるのです。
本編→無情なる心→血塗られた美酒の順番が最適な根拠
最もおすすめのプレイ順は、「本編メインストーリー→無情なる心→血塗られた美酒」です。
この順番が最適である理由は3つあります。
1つ目は、推奨レベルの流れが自然につながる点です。
本編クリア時にレベル30前後、「無情なる心」完了時にレベル35前後となり、そのまま「血塗られた美酒」の推奨レベルに到達できます。
2つ目は、リリース順と一致している点です。
開発元が想定したプレイ体験をそのまま追体験でき、ストーリー上の文脈も自然に流れます。
3つ目は、物語の締めくくりとしての完成度です。
「血塗られた美酒」はゲラルトの冒険の終章として設計されており、最後にプレイすることで最大限の感動を得られます。
逆にこの順番を守らないと、レベル差による戦闘バランスの崩壊や、物語の余韻が薄れるリスクがあるため注意してください。
「血塗られた美酒」クリア後に発生する特別クエスト「狭いながらも…」とは
DLC「血塗られた美酒」をクリアすると、エピローグにあたる特別なクエスト「狭いながらも…」が発生します。
ゲラルトのブドウ園に大切な人物が訪ねてくるこのクエストは、ウィッチャー3全体の物語を静かに締めくくる、ファンにとってかけがえのないシーンです。
訪問者が変わる4つの条件とロマンス結果の関係
「狭いながらも…」では、本編でのロマンスの結果とエンディングの種類に応じて、ゲラルトの自宅を訪れる人物が変わります。
訪問者の候補は、イェネファー、トリス、シリ、ダンディリオンの4人です。
| 訪問者 | 条件 |
|---|---|
| イェネファー | 本編でイェネファーとの恋愛を成就させた場合 |
| トリス | 本編でトリスとの恋愛を成就させた場合 |
| シリ | どちらとも恋愛不成就かつハッピーエンドを迎えた場合 |
| ダンディリオン | どちらとも恋愛不成就かつバッドエンドを迎えた場合 |
ロマンスの成就状況がまず最優先で判定され、どちらのヒロインとも結ばれなかった場合にのみ、本編エンディングの内容が訪問者の判定に影響します。
イェネファーやトリスが訪れるパターンの詳細
イェネファーが訪問するパターンでは、戦や政治の世界を離れる決意を固めた彼女が、大量の書物を携えてブドウ園にやって来ます。
ゲラルトとイェネファーは穏やかな暮らしを始めることを選び、二人の長い旅路がようやく安らぎの時を迎える様子が描かれます。
一方、トリスが訪問するパターンでは、ブドウ園の日光浴を楽しむトリスの姿が印象的です。
休暇を過ごすにはうってつけの場所だとコルヴォ・ビアンコを気に入った彼女は、ゲラルトの帰りを待ちながらくつろいでいます。
どちらのパターンも、本編を通じて育んだ絆の結実を穏やかに描いており、多くのプレイヤーにとって心温まるエンディングとなるでしょう。
シリやダンディリオンが訪れる条件とエンディングとの対応
いずれのヒロインとも恋愛が成就しなかった場合、訪問者はシリかダンディリオンのどちらかになります。
シリが訪れるのは、本編でハッピーエンドを迎えた場合に限られます。
シリが女帝になったエンディングでは、宮廷での堅苦しい日々に疲れた彼女がゲラルトを訪ね、城の外の空気を楽しむ会話が展開されます。
ウィッチャーになったエンディングの場合は、怪物退治の仕事ぶりについて語り合う、師弟らしいやり取りが見られます。
一方、バッドエンドを迎えた場合に訪れるのはダンディリオンです。
彼は勝手にゲラルトの壁に自分の肖像画を掛け、仲間たちの近況を陽気に報告してくれます。
たとえバッドエンドであっても、親友の存在がゲラルトの孤独を和らげるような演出がなされており、開発チームの細やかな配慮がうかがえるシーンです。
エンディングは全部で何種類?分岐条件をわかりやすく解説
ウィッチャー3の本編エンディングは、ハッピーエンド2種とバッドエンド1種の計3種類です。
さらに北方諸国の政治的な結末の分岐も加わるため、全体的な組み合わせは多岐にわたります。
2周目で別のエンディングを目指す方のためにも、すべての分岐条件を整理しておきましょう。
シリがウィッチャーになるエンドの条件
シリがウィッチャーとして生きる道を選ぶエンディングは、多くのプレイヤーにとって最も満足度の高い結末とされています。
このエンディングに到達するには、シリの生存に関わる5つの選択肢のうち、3つ以上でポジティブな選択を行う必要があります。
加えて、エムヒル皇帝にシリを会わせないことが条件です。
皇帝のもとを訪れなければ、女帝ルートへの分岐フラグが立たないため、自動的にウィッチャーエンドへと進みます。
シリが自分の意志で未来を切り拓く姿は、物語のテーマである「選択と自由」を最も鮮やかに体現した結末だと言えるでしょう。
シリが女帝になるエンドに必要な追加条件
シリが女帝として即位するエンディングは、ウィッチャーエンドと同じくハッピーエンドに分類されますが、追加の条件がいくつか必要になります。
まず、シリの生存条件(5つの選択肢のうち3つ以上をポジティブに選択)を満たしたうえで、メインクエスト「戦いが残した課題」においてエムヒル皇帝にシリを会わせる必要があります。
さらに、サイドクエスト「国家の理性」を発生させ、ラドヴィッドの暗殺計画を成功に導くことも条件のひとつです。
ニルフガードが北方諸国に勝利する政治的な結末と組み合わさることで、シリが平和のために女帝の座に就く展開が成立します。
ウィッチャーエンドに比べると条件が複雑なため、意図せずこのルートに入ってしまったり、逆に目指していたのに条件を満たせなかったりするケースが少なくありません。
バッドエンドを回避するために押さえるべき5つの選択肢
バッドエンドでは、シリが白い霜に立ち向かった後に帰還せず、ゲラルトが絶望の中で怪物の巣窟に足を踏み入れる暗い結末を迎えます。
このエンディングを回避するためには、シリとの関係性に影響する以下の5つの選択肢を把握しておくことが重要です。
1つ目は、「戦いが残した課題」でシリを励ます際に「雪合戦をしよう」を選ぶこと。
2つ目は、エムヒル皇帝への面会後に報酬を受け取らないこと(面会しない場合はこの選択自体が発生しません)。
3つ目は、「最後の準備」でシリがアヴァラックの研究室を荒らす場面で「やっちまえ」と後押しすること。
4つ目は、スケリッジでのロッジの集会にシリが一人で臨む際に「俺が行く必要はない」と信頼を示すこと。
5つ目は、「古き血脈の子」でスキアタエルのアジトを訪れる際にシリと一緒に行き、彼女をサポートすること。
これら5つのうち3つ以上をポジティブに選択すれば、シリは生還しハッピーエンドに到達できます。
逆に、ネガティブな選択が3つ以上になるとバッドエンドが確定するため、慎重な判断が求められます。
北方諸国の政治ルートはどう分岐するのか
シリの運命とは別に、北方諸国の政治的な結末も複数のパターンに分岐します。
この分岐に大きく関わるのが、サイドクエスト「国家の理性」と、ラドヴィッド王の暗殺計画への関与です。
暗殺計画に関与しなかった場合、ラドヴィッドが生存しレダニアが勝利を収めます。
魔術師への迫害が激化し、北方諸国はラドヴィッドの厳格な支配下に置かれる結末です。
暗殺計画に加担し成功させた場合は、最終的に誰に味方するかで分岐が生じます。
ディクストラ側につけば、彼が実権を握りレダニアが北方の覇者となります。
ロッシュとヴェス側につけば、ニルフガードが北方を制圧し、テメリアは属国ながら自治を認められるという結末を迎えます。
これらの政治的分岐はエンディングムービーのナレーションで語られ、プレイヤーの選択が世界に与えた影響をダイナミックに感じられる演出になっています。
NG+(ニューゲームプラス)の仕組みと2周目への引き継ぎ要素
本編のメインストーリーをクリアすると、NG+(ニューゲームプラス)が解放されます。
1周目の育成成果を引き継いで2周目に挑めるこの機能は、異なるエンディングの追体験や、より高い難易度での戦闘を楽しみたい方にとって欠かせない要素です。
NG+で引き継がれるもの・リセットされるものの一覧
2周目への引き継ぎにおいて、何が持ち越されて何がリセットされるのかは、多くのプレイヤーが気にするポイントです。
| 引き継がれるもの | リセットされるもの |
|---|---|
| ゲラルトのレベル | メインクエストとサイドクエストの進行状況 |
| 習得済みのアビリティ | マップ上のファストトラベルポイント |
| 所持金(クラウン) | ウィッチャーの感覚で発見した痕跡 |
| 装備品とインベントリ内のアイテム | グウェントカードのコレクション |
| 錬金術のレシピ | NPCとの関係性・好感度 |
| 変異の研究(DLC要素) | 掲示板の依頼書 |
特に注意が必要なのは、グウェントカードがすべてリセットされる点です。
1周目でコンプリートを目指していた場合でも、2周目ではゼロからの収集になります。
2周目の引き継ぎを最大限に活かすために1周目でやるべきこと
NG+の恩恵を最大限に受けるためには、1周目のうちにいくつかの準備を済ませておくと効率的です。
まず最も重要なのが、レベルを可能な限り上げておくことです。
2周目の敵はゲラルトのレベルに応じて強化されるため、レベルそのものが高ければ有利になるわけではありませんが、習得できるアビリティの幅が広がり、ビルドの自由度が格段に高まります。
次に、高性能な装備品の確保が挙げられます。
ウィッチャー装備の最高級セットは2周目序盤でも十分に通用する性能を持っており、特にマンティコア流派やグリフィン流派の最高級装備は優先的に作成しておく価値があります。
また、錬金術のレシピは引き継がれるため、1周目で可能な限り多くの霊薬・オイル・爆薬のレシピを解放しておくと、2周目のスタートが非常にスムーズになります。
NG+の敵の強さはどれくらい変わるのか
NG+における敵の強化具合は、プレイヤーの1周目クリア時のレベルに連動します。
具体的には、2周目の敵レベルは1周目のフィールド上の基本レベルに、プレイヤーのクリア時レベルが加算される形で設定されます。
たとえば、1周目でレベル1だった敵が出現するエリアでは、レベル35でクリアした場合は2周目でレベル36前後の敵が出現する計算です。
この仕組みにより、1周目では簡単に倒せていた雑魚敵でも2周目では油断できない強さになり、ビルドの最適化や戦術の工夫が改めて求められます。
特に最高難易度「デスマーチ」でNG+に挑む場合は、霊薬やオイルの管理がこれまで以上にシビアになるため、錬金術系のアビリティを強化しておくことが推奨されています。
NG+クリア後にさらに3周目は可能?
NG+で2周目をクリアした後、さらに3周目のNG+を開始することは可能です。
2周目クリア後のセーブデータを指定することで、引き継ぎ状態のまま再び新しいゲームを始められます。
ただし、レベルの上限は基本的に100が目安とされており、3周目以降はレベルアップの余地が限られてくる場合があります。
また、敵のレベルも比例して上昇するため、装備や錬金術のリソース管理がさらにシビアになる点には留意が必要です。
多くのプレイヤーは2周目で本編とDLCのすべてのエンディングパターンを確認し、3周目以降は純粋な戦闘の歯ごたえや、特定のビルドの限界を試す楽しみ方にシフトしていく傾向が見られます。
2026年リリースが噂される新DLC拡張パックの最新情報
ウィッチャー3のクリア後のコンテンツとして、2026年に新たな有料拡張パックがリリースされるとの噂が、2025年末から2026年初頭にかけて急速に広まっています。
公式発表はまだ行われていませんが、複数の情報源が存在を示唆しており、ファンの間で大きな話題になっています。
CD PROJEKT REDのCFO発言と新コンテンツの可能性
噂の発端となったのは、CD PROJEKT REDのピオトル・ニエルボヴィチCFOが2025年11月の決算説明会で行った発言です。
「新コンテンツが2026年中にリリースされる可能性がある」と述べたこの言葉が、投資アナリストやゲームメディアによって拡散されました。
ポーランドのNoble Securities社のアナリストは、新拡張パックが2026年5月にリリースされるとの予測を公表し、約30ドルの価格設定で1100万本の販売を見込む強気の分析を示しています。
ただし、CD PROJEKT RED自体は「噂や推測にはコメントしない」という姿勢を崩しておらず、2026年3月時点で公式な発表は一切ありません。
一方、信頼性の高いインサイダーとして知られる情報提供者が、DLCの存在について「それは本物だ」と明言しており、噂の信憑性は徐々に高まっています。
開発元とされるFool’s Theory社とは何者か
新DLCの開発を担当しているとされるのが、ポーランドのゲームスタジオFool’s Theoryです。
このスタジオは、CD PROJEKT REDの元開発者たちによって設立された経緯を持ち、ウィッチャーシリーズとの関わりが深いことで知られています。
Fool’s Theoryは現在、Unreal Engine 5を使用したウィッチャー1のリメイクプロジェクトを進めているほか、ウィッチャー4の開発にも協力していることが公表されています。
こうした関係性から、ウィッチャー3の新DLCを手がけるスタジオとしてはこれ以上ない適任だと多くのファンが期待を寄せています。
CD PROJEKT RED本体がウィッチャー4の開発に注力している状況を考えると、外部スタジオであるFool’s Theoryに新DLCの開発を委ねるという構図には一定の合理性があるでしょう。
舞台はゼリカニアではなくヴェレン近辺?噂の変遷まとめ
新DLCの舞台については、噂が二転三転しています。
当初はIGN Polandの報道をきっかけに、砂漠地帯「ゼリカニア」が新マップの舞台になるとの情報が広まりました。
ゼリカニアはニルフガードや北方諸国の東方に位置する土地で、竜の信仰と戦士文化で知られるシリーズ未踏の地域です。
しかし2026年3月に入り、ポーランドのゲーム業界に詳しい情報提供者が「舞台はゼリカニアではなく、ヴェレンに非常に近い地域だ」との情報を発信しました。
IGN Polandの元の報道も、CD PROJEKT REDが過去にゼリカニアを「検討した」ことがあるという趣旨に過ぎず、現在の計画と直結しない可能性が指摘されています。
ヴェレン近辺という情報が事実であれば、本編で馴染みのある風景に隣接した新しいエリアが舞台になることを意味し、既存のプレイヤーにとってはより親しみやすい冒険が期待できそうです。
ウィッチャー3と4を繋ぐブリッジストーリーになるのか
新DLCに関する噂の中でも特に注目されているのが、ウィッチャー3とウィッチャー4を繋ぐ「ブリッジストーリー」としての役割を果たすのではないかという観測です。
さらに、主人公がゲラルトではなくシリになる可能性も報じられています。
ウィッチャー4ではシリが主人公になることが示唆されており、新DLCがその前日譚として機能するのであれば、シリがウィッチャーとして独り立ちする過程を描く物語が展開される可能性があります。
価格が過去のDLC(「無情なる心」10ドル、「血塗られた美酒」20ドル)を上回る30ドルと予測されている点も、相応のボリュームとクオリティが用意されていることを示唆しているのかもしれません。
ただし、これらはすべて噂の段階であり、正式な発表を待つ必要があります。
続報が入り次第、最新情報を追いかけていく価値のあるトピックです。
クリア後の楽しみ方を広げるためのヒント
メインストーリーとDLCをすべて終えた後でも、ウィッチャー3にはまだ楽しめる要素が残されています。
ここでは、クリア後のプレイ体験をさらに豊かにするためのヒントを紹介します。
全グウェントカードの収集コンプリートを目指す価値
ゲーム内のミニゲーム「グウェント」に使用するカードは、全部で199枚存在します。
各地の商人や鍛冶屋から購入できるもの、特定のNPCに勝利することで入手できるもの、クエスト報酬として得られるものなど、入手方法は多岐にわたります。
グウェントカードの全収集は、ウィッチャー3の探索要素を隅々まで味わうことと直結しています。
普段は素通りしてしまうような小さな村の宿屋にも対戦相手がいたり、特定のサイドクエストの報酬にレアカードが含まれていたりと、収集を進めることで新たな発見に出会えます。
なお、一部のカードはメインクエストの進行度に紐づいて入手不可になるため、コンプリートを目指す場合はNG+での2周目での回収を前提にするのが現実的です。
クリア後のレベル上げは必要?効率的な稼ぎ方
クリア後のレベル上げが必要かどうかは、次に何をしたいかによって異なります。
DLCにこれから挑戦する場合は、本編クリア時のレベル(30前後)から自然にDLCの推奨レベルに到達できるため、意図的なレベル上げはほぼ不要です。
一方、NG+での2周目に向けてできるだけ高いレベルで臨みたい場合は、クリア後に残っているサイドクエストやウィッチャーの依頼を消化していくのが最も効率的な方法になります。
経験値は主にクエストの完了報酬から得られ、フィールド上の敵を倒すだけでは大きな経験値は得られない設計です。
したがって、レベル上げを目的とするなら、掲示板の依頼やまだ足を踏み入れていない「力の場」を巡るのが効果的です。
取り返しのつかない要素を知って次の周回に備える方法
ウィッチャー3には、特定のタイミングを逃すと二度と入手できないアイテムや、失敗扱いになるクエストがいくつか存在します。
代表的なものとしては、メインクエストの進行により自動失敗するサイドクエスト、特定のNPCからしか購入できないグウェントカード、そして選択肢によって変わるユニーク装備の入手機会などが挙げられます。
こうした「取り返しのつかない要素」を把握しておくことは、特にNG+での2周目を充実させるうえで非常に有用です。
1周目で取り逃した要素をリストアップし、2周目では意識的にそのタイミングでセーブを残すようにすれば、コンプリートへの道がぐっと近づきます。
すべてを完璧にこなそうとするよりも、「次の周回で回収する」という余裕を持ったプレイスタイルが、ウィッチャー3を長く楽しむコツかもしれません。
まとめ:ウィッチャー3のクリア後を最大限に楽しむために
- 本編クリア後は最終クエスト直前に巻き戻り、未消化のサイドクエストや依頼を自由にプレイできる
- クリア後はイェネファーやトリスなどの主要キャラクターがマップ上から消えるが、これはバグではなく仕様である
- DLCは「無情なる心」→「血塗られた美酒」の順でプレイするのがレベル帯・ストーリーの両面で最適である
- 「血塗られた美酒」クリア後のエピローグ「狭いながらも…」では、ロマンスとエンディングに応じた訪問者がブドウ園を訪れる
- 本編エンディングはハッピーエンド2種とバッドエンド1種の計3種類で、シリとの5つの選択肢が分岐の鍵を握る
- 女帝エンドにはエムヒル皇帝への面会やラドヴィッド暗殺計画の成功など追加条件が必要である
- NG+では能力値・装備・錬金レシピなどを引き継いで2周目を開始でき、3周目以降の継続プレイも可能である
- 2周目の引き継ぎを最大限活かすには、1周目でレベル上げ・最高級装備の作成・レシピ収集を済ませておくのが効果的である
- 2026年にはFool’s Theory社が開発する新DLCのリリースが噂されており、ウィッチャー4へのブリッジストーリーになる可能性がある
- グウェントカード収集や取り返しのつかない要素の回収など、周回プレイを前提にした楽しみ方がウィッチャー3を長く遊ぶ秘訣である

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