『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』をさらに楽しめる追加コンテンツとして登場した『ゼロの秘宝』は、前編・後編・番外編の3部構成で物語が展開される大型DLCです。
新たな土地を冒険し、個性豊かなキャラクターや新ポケモンたちと出会えるこのコンテンツは、配信開始以降多くのトレーナーに遊ばれてきました。
一方で、値段や始め方がわからない、どんな内容なのか全体像をつかみたいという声も少なくありません。
この記事では、ゼロの秘宝の基本情報からストーリーの見どころ、追加されたポケモン、レビュー評価、さらにはNintendo Switch 2でのアップデート情報まで、あらゆる情報を網羅的にお届けします。
ポケモン スカーレット「ゼロの秘宝」とは?DLCの基本情報まとめ
『ゼロの秘宝』は、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の世界をさらに広げる有料の追加コンテンツです。
2023年2月27日のPokémon Presentsで発表され、パルデア地方を離れた新たな冒険が楽しめるDLCとして大きな注目を集めました。
開発はシリーズおなじみのゲームフリークが担当し、任天堂と株式会社ポケモンが発売元となっています。
ゼロの秘宝は前編・後編・番外編の3部構成で展開される追加コンテンツ
ゼロの秘宝は、前編「碧の仮面」、後編「藍の円盤」、番外編「キビキビパニック」という3つのパートで構成されています。
前編では日本の里山を思わせる「キタカミの里」、後編ではイッシュ地方にある「ブルーベリー学園」が舞台となり、それぞれ独立した物語を楽しめる仕組みです。
番外編は前編と後編の物語を締めくくるエピローグ的な位置づけで、幻のポケモン・モモワロウが登場します。
3編すべてを通して一つの大きな物語が完結する構成となっており、本編では語られなかったテラスタルの秘密にも深く迫る内容です。
対応ソフトと購入に必要な条件は?
ゼロの秘宝を遊ぶためには、Nintendo Switchソフト『ポケットモンスター スカーレット』または『ポケットモンスター バイオレット』の本編データが必要です。
DLCは本編のセーブデータを引き継いで遊ぶ形式のため、本編を所持していない状態では購入しても利用できません。
なお、スカーレット用とバイオレット用でDLCは別売りとなっているため、購入時には自分が持っているバージョンに対応した商品を選ぶ必要があります。
配信日と開発スタッフの情報
各パートの配信日は以下のとおりです。
| パート | 配信日 |
|---|---|
| 前編「碧の仮面」 | 2023年9月13日 |
| 後編「藍の円盤」 | 2023年12月14日 |
| 番外編「キビキビパニック」 | 2024年1月11日 |
ディレクターは一楽克彦氏と村山礼氏が共同で務め、プロデューサーには大森滋氏をはじめ複数のスタッフが名を連ねています。
音楽面では、シリーズ常連の一之瀬剛氏や足立美奈子氏に加えて、海外でも高い人気を誇るToby Fox氏が作曲に参加していることでも話題になりました。
ゼロの秘宝の値段はいくら?購入方法と収録内容
ゼロの秘宝の値段は、前編と後編がセットで3,500円(税込)です。
前編だけ、あるいは後編だけを個別に購入することはできず、セット購入のみの販売形態となっています。
DLCの値段とパッケージ同梱版との価格差を比較
DLCの購入方法としては、ダウンロード版の単体購入と、本編ソフトにDLCが同梱されたパッケージ版の2種類が存在します。
| 商品 | 価格(税込) |
|---|---|
| DLC単体(ダウンロード版) | 3,500円 |
| 本編+DLC同梱パッケージ版 | 10,078円 |
本編をまだ持っていない場合は、同梱パッケージ版を選ぶとDLC分が実質的に割安になるケースもあるため、購入前に比較検討するのがおすすめです。
同梱パッケージ版は2023年11月3日に発売されました。
ニンテンドーeショップでの購入手順
DLC単体で購入する場合は、Nintendo Switchのニンテンドーeショップから直接ダウンロードできます。
eショップの検索バーで「ゼロの秘宝」と入力するか、本編ソフトのメニュー画面に表示される案内リンクからアクセスする方法が便利です。
購入が完了すると自動的にダウンロードが開始され、本編を起動すればDLCの内容が反映されます。
支払い方法はクレジットカードやニンテンドープリペイドカードなど、eショップで利用できる一般的な手段が使用可能です。
購入特典の限定ユニフォームとヒスイゾロアークの受け取り方
DLCを購入すると、ゲーム内で使える4種類の限定ユニフォームが特典として受け取れます。
冒険で着用できるこの特別な衣装は、購入後に本編を起動するとふしぎなおくりものから受け取りが可能です。
さらに、2023年10月31日までにDLCを購入したプレイヤーには、ヒスイゾロアークのシリアルコードが配布されました。
こちらの早期購入特典はすでに配布期間を終了しているため、現在は入手できない点に注意が必要です。
ゼロの秘宝の始め方は?プレイに必要な条件と手順
ゼロの秘宝の始め方は、パートごとに異なる条件が設定されています。
すべてのパートが最初から遊べるわけではなく、本編のストーリー進行度によって解放されるタイミングが変わる仕組みです。
前編「碧の仮面」を始めるために必要な進行度
前編「碧の仮面」は、本編のストーリーで「宝探し」が始まった段階からプレイ可能になります。
つまり、本編を最後までクリアしていなくても、序盤のチュートリアルを終えた時点でキタカミの里への校外学習に出発できるということです。
DLCを購入済みの状態でゲームを進めると、校外学習への参加を促すイベントが自動的に発生します。
本編の冒険と並行して楽しめるため、購入後すぐにでも新しい物語に触れられるのが魅力でしょう。
後編「藍の円盤」を始めるには本編クリアが必須
後編「藍の円盤」を開始するためには、2つの条件を満たす必要があります。
1つ目は本編のメインストーリー(チャンピオンロード・スターダスト★ストリート・レジェンドルートの3ルート)をすべてクリアしていること、2つ目は前編「碧の仮面」のストーリーを最後まで完了していることです。
両方の条件がそろうと、クラベル校長から交換留学の案内が届き、ブルーベリー学園へ出発するイベントが始まります。
後編は本編の完全な続編にあたるため、まだ本編をクリアしていない方は先にメインストーリーを進めましょう。
番外編「キビキビパニック」の開始条件と解放手順
番外編は3つのパートの中で最も多くの条件が設けられています。
まず、前編と後編の両方をクリアしていることが前提です。
加えて、本編のクリア後に解放される「アカデミーエーストーナメント」を少なくとも1回は優勝している必要があります。
さらに、ふしぎなおくりもので「しろすじのモモン」というアイテムを受け取ったうえで、キタカミの里のモモス商店にある不思議な飾りを調べると番外編がスタートします。
条件がやや複雑なため、順序立てて準備を進めていくのが確実です。
前編「碧の仮面」の舞台キタカミの里とストーリーの見どころ
前編「碧の仮面」は、パルデア地方とは雰囲気が大きく異なるキタカミの里で展開される物語です。
日本の田舎町を思わせるのどかな景色の中に、伝説と秘密が隠されたストーリーが高い評価を得ています。
キタカミの里はどんな場所?日本の里山をモチーフにした新マップ
キタカミの里は、大きな山のふもとに広がる自然豊かな集落です。
田園風景やりんご畑が広がり、日本の里山をモチーフにした独特の雰囲気が漂っています。
村ではお祭りが行われており、屋台や縁日が並ぶ風景を楽しめるのも特徴的です。
パルデア地方のヨーロッパ風の街並みとは対照的な和の世界観が、多くのプレイヤーから新鮮だと好意的に受け止められました。
マップの規模は本編ほど広大ではないものの、洞窟や隠しスポットが各所に点在しており、探索の楽しみもしっかり用意されています。
ゼイユとスグリ——物語の鍵を握る姉弟の関係性
前編の物語で中心的な役割を果たすのが、ブルーベリー学園に通う姉弟のゼイユとスグリです。
姉のゼイユは気が強く、よそ者に対して最初はそっけない態度をとりますが、物語が進むにつれて情に厚い一面を見せるようになります。
弟のスグリは心優しい少年で、キタカミに伝わる伝説のポケモン・オーガポンに強い憧れを抱いているのが印象的です。
しかし、ある出来事をきっかけにスグリの心に暗い影が差し始め、後編へと続く伏線が敷かれます。
この姉弟の心理描写は、ゼロの秘宝全体を通して最も感情を揺さぶる要素の一つとして、多くのユーザーに語られています。
「ともっこ伝説」の真相とオーガポンの正体
キタカミの里には「ともっこ」と呼ばれる3匹のポケモンを英雄として祭る伝説が語り継がれています。
伝説の内容は、仮面をつけた恐ろしい鬼(オーガポン)が里を襲い、ともっこの3匹が命をかけて退けたというものです。
しかし物語を進めるうちに、この伝説が真実とは異なることが明らかになります。
実際にはオーガポンは心優しいポケモンで、マスクメイカーの老人から仮面をもらい、里に溶け込もうとしていました。
ともっこの3匹こそがオーガポンの仮面を奪い、トレーナーを襲った張本人だったという衝撃の真相は、物語最大の見どころです。
桃太郎伝説をモチーフにしたとされるこのストーリーは、善悪が逆転するドラマティックな展開で高い評価を受けています。
入手できる新ポケモンと4つの仮面による姿の変化
前編では、伝説のポケモン・オーガポンを筆頭に複数の新ポケモンが登場します。
オーガポンはくさタイプの伝説ポケモンで、4種類の仮面を付け替えることでテラスタイプと姿が変化するという、シリーズでもユニークな特徴を持っています。
| 仮面の種類 | テラスタイプ |
|---|---|
| みどりのめん | くさ |
| いどのめん | みず |
| かまどのめん | ほのお |
| いしずえのめん | いわ |
ともっこの3匹も捕獲可能で、イイネイヌ(どく・かくとう)、マシマシラ(どく・エスパー)、キチキギス(どく・フェアリー)としてバトルで活躍させられます。
新規のポケモンとしては、カジッチュの新たな進化形であるカミッチュ(くさ・ドラゴン)や、まっちゃポケモンのチャデス・ヤバソチャ(くさ・ゴースト)も仲間にできます。
後編「藍の円盤」の舞台ブルーベリー学園とストーリーの全貌
後編「藍の円盤」は、前編から約1か月後の時間軸で展開されます。
主人公は交換留学生としてブルーベリー学園に赴き、新たな仲間やライバルとの出会いを経て、物語はエリアゼロの深部へと向かいます。
イッシュ地方に存在するブルーベリー学園とテラリウムドームとは
ブルーベリー学園は、主人公が通うアカデミーの姉妹校にあたる教育機関です。
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の舞台だったイッシュ地方に位置しており、シリーズファンにとっては懐かしさを感じられるロケーションとなっています。
学園の最大の特徴は、海中に設けられた「テラリウムドーム」と呼ばれる巨大施設です。
ドーム内には草原・海岸・雪山・火山といった複数のバイオーム(生態系エリア)が再現されており、それぞれのエリアに生息するポケモンを捕まえながら探索を楽しめます。
バイオームの多様性によって、一つのマップの中で幅広いポケモンと出会えるのが藍の円盤ならではの魅力です。
ブルベリーグ四天王チャレンジの仕組みと登場キャラクター
ブルーベリー学園には独自のバトルリーグ「ブルベリーグ」が存在します。
プレイヤーはこのリーグに挑戦し、四天王を順に倒してチャンピオンへの挑戦権を得るという流れで物語が進行します。
四天王のメンバーはアカマツ(ほのおタイプ使い)、ネリネ(フェアリータイプ使い)、カキツバタ(ドラゴンタイプ使い)、タロ(はがねタイプ使い)の4人です。
いずれも個性的なキャラクターで、彼らとのバトルは本編のジムリーダー戦とはまた違った緊張感があると言われています。
なかでもカキツバタは飄々とした性格で、物語のキーパーソンとして重要な役割を担います。
チャンピオン・スグリとの決着とテラパゴス覚醒の結末
前編で主人公に敗れたスグリは、後編では外見も態度も大きく変貌を遂げています。
猛烈なトレーニングを重ねてブルベリーグのチャンピオンに上り詰めたスグリは、主人公への復讐心に燃えており、かつての穏やかな面影はほとんど見られません。
四天王を全員倒した主人公はスグリと対戦し、これを打ち破ります。
その後、ブライア先生の導きでエリアゼロの深部へ向かった一行は、テラスタルの源であるとされる伝説のポケモン・テラパゴスを発見します。
スグリがテラパゴスをマスターボールで捕獲するものの、テラスタル化させた際に暴走が発生し、一行は危機に陥ります。
最終的に、自らの行動を悔いたスグリが主人公と共闘してテラパゴスを鎮め、主人公がテラパゴスを捕獲するという感動的なクライマックスを迎えます。
クリア後に発生するオーリム博士・フトゥー博士との特別イベント
後編のストーリーをクリアした後、キタカミの里にある結晶の池にテラパゴスを連れていくと、特別なイベントが発生します。
テラパゴスの力によって、本編でAI化する前のオーリム博士(スカーレット版)またはフトゥー博士(バイオレット版)が時間を超えて姿を現します。
このイベントでは、博士の研究への夢や、息子であるペパーに対する想いが語られる貴重な場面を見ることができます。
本編で消化しきれなかった博士の物語を補完する内容として、シリーズファンの間で高く評価されているシークエンスです。
番外編「キビキビパニック」と幻のポケモン・モモワロウ
番外編「キビキビパニック」は、ゼロの秘宝全体の物語を締めくくる最終エピソードです。
2024年1月11日に配信が開始され、追加料金なしでプレイ可能な無料アップデートとして提供されました。
番外編のあらすじ——ネモ・ペパー・ボタンと再びキタカミの里へ
スグリからの手紙をきっかけに、主人公はネモ・ペパー・ボタンの3人と一緒にキタカミの里を再訪します。
到着するとゼイユの様子がおかしいことに気づき、翌日にはネモまでもが行方不明になるという不穏な展開に。
原因は、毒入りの餅を配って人やポケモンを操るモモワロウという幻のポケモンの仕業でした。
操られた仲間たちとのバトルを経て、最終的にモモワロウを倒して捕獲することで、すべてが元通りになります。
本編の3人の仲間と一緒にキタカミの里を冒険できるファンサービス的な要素も、番外編の大きな魅力です。
モモワロウの能力と特性「どくくぐつ」の性能
モモワロウは、どく・ゴーストタイプの幻のポケモンで、分類は「しはいポケモン」です。
身長0.3m、体重0.3kgと非常に小さな体を持ちながらも、毒を丸めて作った餅で相手を操るという恐ろしい能力を秘めています。
専用特性の「どくくぐつ」は、相手をどく状態にした際にこんらん状態も同時に付与するというもので、対戦において独自の戦術を可能にします。
かつてともっこの3匹を操ってオーガポンの仮面を奪わせた黒幕でもあり、前編の伝説の背景を完全に解き明かす存在として物語的にも重要な役割を持っています。
モモワロウの捕獲方法と厳選のポイント
番外編のストーリー終盤で、モモワロウとのバトルが発生します。
バトルで体力をゼロにすると、好きなボールで捕まえることができる仕様です。
確定で入手できるため捕獲に失敗する心配はありませんが、個体値や性格の厳選をしたい場合は、バトル前にレポートを書いておくとよいでしょう。
お気に入りのボールに入れたい方は、事前にボールを購入しておくことをおすすめします。
モモワロウは1つのセーブデータにつき1体のみ入手可能で、2体目は入手できない点に注意してください。
ゼロの秘宝で追加された新ポケモンを一覧で紹介
ゼロの秘宝では、完全新規のポケモンに加えて、過去シリーズからの復帰ポケモンも大量に追加されました。
DLC全体を通じて、ポケモンの総数が大幅に増加しています。
前編で登場するカミッチュ・チャデス・ヤバソチャなどの新種
前編「碧の仮面」で登場する主な新ポケモンは以下のとおりです。
| ポケモン名 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|
| オーガポン | くさ(仮面で変化) | 伝説ポケモン |
| イイネイヌ | どく・かくとう | ともっこの1匹 |
| マシマシラ | どく・エスパー | ともっこの1匹 |
| キチキギス | どく・フェアリー | ともっこの1匹 |
| カミッチュ | くさ・ドラゴン | カジッチュの新進化 |
| チャデス | くさ・ゴースト | 新ポケモン |
| ヤバソチャ | くさ・ゴースト | チャデスの進化形 |
チャデスとヤバソチャは、本編に登場するヤバチャ・ポットデスに似た「まっちゃポケモン」ですが、収斂進化(リージョンフォームとは異なる独立した種)として位置づけられています。
後編で登場するカミツオロチ・ブリジュラスとバージョン限定のパラドックスポケモン
後編「藍の円盤」では、前編のポケモンの進化形や、バージョンごとに異なるパラドックスポケモンが新たに加わります。
| ポケモン名 | タイプ | 備考 |
|---|---|---|
| テラパゴス | ノーマル | 伝説ポケモン、テラスタルの源 |
| カミツオロチ | くさ・ドラゴン | カミッチュの進化形 |
| ブリジュラス | はがね・ドラゴン | ジュラルドンの進化形 |
| ウガツホムラ | ほのお・ドラゴン | スカーレット限定パラドックス |
| タケルライコ | でんき・ドラゴン | スカーレット限定パラドックス |
| テツノイワオ | いわ・エスパー | バイオレット限定パラドックス |
| テツノカシラ | はがね・エスパー | バイオレット限定パラドックス |
パラドックスポケモンたちは、それぞれエンテイ・ライコウ・テラキオン・コバルオンに似た姿をしており、過去シリーズの伝説ポケモンとの関連性がファンの間で大いに話題になりました。
全編を通じて復帰した歴代シリーズのポケモンは230種以上
完全新規のポケモンだけでなく、過去作から復帰したポケモンも230種以上にのぼります。
特筆すべきは、歴代すべての御三家(最初のパートナーポケモン)が勢ぞろいしている点です。
初代のフシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメから、第8世代のサルノリ・ヒバニー・メッソンまで、全世代の御三家がゼロの秘宝で入手可能になりました。
長年シリーズを遊んできたファンにとって、歴代のパートナーと再会できるのは大きな喜びでしょう。
ゼロの秘宝の評価と世間の評判は?レビュースコアを検証
ゼロの秘宝に対する評価は、パートによって若干の違いが見られます。
全体的にはストーリーと音楽が高く評価される一方、技術面での課題が指摘されるという本編と共通した傾向がありました。
前編「碧の仮面」のMetacriticスコアと主な評価ポイント
前編「碧の仮面」は、レビュー集計サイトMetacriticで65/100というスコアを獲得しています。
OpenCriticでは、評価したメディアのうち39%が推奨するという結果でした。
多くのレビューで評価されたのは、キタカミの里の独自性ある世界観と、ゼイユ・スグリを中心とした感情豊かなストーリーです。
若いプレイヤーにも響く温かみのある物語が本編の良さをさらに伸ばしていると、一般的に好意的に受け止められています。
一方で、本編に比べて自由に探索できる要素が少なく、ストーリーが一本道で進む構成については賛否が分かれました。
後編「藍の円盤」のMetacriticスコアと賛否が分かれた理由
後編「藍の円盤」は、Metacriticで70/100と前編よりやや高いスコアを記録しました。
OpenCriticの推奨率は48%で、こちらも前編を上回っています。
テラリウムドームの探索要素や、ブルベリーグの四天王チャレンジなど、ゲームプレイの充実度が評価のポイントになりました。
バトルの難易度も本編より高めに設定されており、やりごたえがあるという声が多く聞かれます。
ただし、ストーリーの結末部分については「駆け足だった」「エリアゼロの秘密が物語の最後に急に登場した印象がある」という批判的な意見も少なくありません。
タイトルにもなっている「ゼロの秘宝」の核心部分が後編の終盤にようやく触れられる構成については、多くのユーザーが物足りなさを感じたようです。
ストーリーと音楽は高評価でもパフォーマンス問題が課題に
ゼロの秘宝全体を通して、ストーリーと音楽は一貫して高く評価されています。
特に音楽面では、テラリウムドーム各バイオームの楽曲が「ポケモンシリーズ全体でも屈指の出来」と称されるほど好評でした。
しかし、本編から引き続き指摘されているフレームレートの低下やグラフィックの粗さは、DLCでも改善されていないという評価が大勢を占めています。
コンセプトアートでは美しく描かれているであろう風景が、実際のゲーム画面では十分に再現しきれていないという指摘は、複数のメディアで共通して見られました。
総合的に見ると、物語やキャラクターの魅力でプレイヤーを引きつけつつも、技術的なハードルが足を引っ張るという、本編と同じ構図がDLCにも当てはまると言えるでしょう。
Nintendo Switch 2でポケモンSVはどう変わった?最新アップデート情報
2025年に発売されたNintendo Switch 2に合わせて、ポケモンSVには無料アップデートが配信されました。
長らく課題とされてきたパフォーマンス面に改善が加えられています。
Ver.4.0.0で改善されたグラフィックとフレームレートの変化
2025年6月3日から5日にかけて配信された更新データVer.4.0.0により、Nintendo Switch 2でプレイした際のグラフィックが大幅に向上しました。
Switch 2のディスプレイや高解像度テレビに対応し、画面表示がよりくっきりと鮮明になったと報告されています。
オリジナルのSwitch版ではドック接続時に720pから1080pで動作していた映像が、Switch 2版ではさらに高い解像度で表示されるようになりました。
フレームレートの安定化やロード時間の短縮も確認されており、かつてレビューで指摘されていた技術的課題の多くが軽減されています。
Switch 2でゼロの秘宝を遊ぶメリットと注意点
Switch 2でゼロの秘宝をプレイする最大のメリットは、キタカミの里やテラリウムドームの風景をより美しい映像で楽しめる点です。
処理落ちが減少したことで、ポケモンの動きやバトルアニメーションも滑らかになり、没入感が向上しています。
ただし、アップデートはSwitch 2向けの最適化であり、初代Switchでプレイしても大きな改善は期待できない点には留意が必要です。
なお、セーブデータはSwitchからSwitch 2へ引き継ぎ可能なため、新ハードに移行しても冒険の続きをそのまま楽しめます。
ゼロの秘宝に関するよくある質問
ゼロの秘宝に関して、プレイヤーから寄せられることの多い疑問をまとめました。
購入やプレイの判断材料として参考にしてください。
ゼロの秘宝はスカーレットとバイオレットどちらでも遊べる?
はい、ゼロの秘宝はスカーレット版・バイオレット版のどちらでも遊べます。
ただし、DLCはバージョンごとに別商品として販売されているため、自分が持っている本編に対応したDLCを選ぶ必要があります。
スカーレット版にはスカーレット用のDLC、バイオレット版にはバイオレット用のDLCが必要で、間違えて購入するとプレイできないため注意してください。
なお、バージョンによってストーリーの大筋に違いはありませんが、一部の出現ポケモン(パラドックスポケモンなど)がバージョン限定となっています。
DLCだけの単品購入はできる?
前編の「碧の仮面」だけ、あるいは後編の「藍の円盤」だけを個別に購入することはできません。
ゼロの秘宝は前編と後編がセットになった一括販売のみで、価格は3,500円(税込)です。
番外編「キビキビパニック」については、DLC購入者向けの無料アップデートとして提供されているため、追加料金は発生しません。
本編を最後までクリアしていなくても始められる?
前編「碧の仮面」に限り、本編の序盤で「宝探し」が始まった段階からプレイを開始できます。
そのため、本編を最後までクリアしていなくても、前編の冒険には出発可能です。
ただし、後編「藍の円盤」は本編のメインストーリー全3ルートのクリアが必須条件となっているため、本編を未クリアの状態では遊べません。
番外編にはさらに追加の条件があるため、DLCのすべてを楽しむためには本編のクリアが事実上必要と考えておくのがよいでしょう。
まとめ:ポケモン スカーレット ゼロの秘宝の完全ガイド
- 『ゼロの秘宝』は前編「碧の仮面」・後編「藍の円盤」・番外編「キビキビパニック」の3部構成で展開される有料追加コンテンツである
- 値段は前編・後編セットで3,500円(税込)、単品売りには対応していない
- 前編はキタカミの里、後編はイッシュ地方のブルーベリー学園が舞台となる
- 始め方はパートごとに異なり、後編と番外編には本編クリアなどの条件が設定されている
- オーガポン・テラパゴス・モモワロウなど複数の新たな伝説・幻のポケモンが登場する
- 歴代すべての御三家ポケモンを含む230種以上の既存ポケモンが復帰した
- ストーリーはスグリの心理変化を軸に展開され、多くのプレイヤーから高く評価されている
- Metacriticスコアは前編65/100、後編70/100で、賛否両論の評価となっている
- フレームレートやグラフィックの技術的課題は本編から引き続き指摘されている
- 2025年6月配信のVer.4.0.0アップデートにより、Nintendo Switch 2では映像品質とパフォーマンスが大幅に向上した

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