『Clair Obscur: Expedition 33(クレールオブスキュール:エクスペディション33)』をプレイしていると、世界各地に点在する不思議な扉の存在に気づくはずです。
その扉の先に広がるのが、本作における重要な探索エリア「屋敷」です。
屋敷にはレコードやジャーナル、衣装、ステータス強化アイテムなど多くの報酬が隠されていますが、ギミックの解法がわかりにくかったり、入口の場所を見落としやすかったりと、攻略に苦戦するプレイヤーも少なくありません。
この記事では、屋敷の全12か所の扉の場所から隠し部屋のギミック解法、クリア後に挑める空飛ぶ屋敷の攻略、さらにはストーリー上の意味まで、屋敷に関するあらゆる情報を網羅的にお届けします。
エクスペディション33における屋敷とは何か
屋敷とは、エクスペディション33のフィールド上に点在する「扉」を通じてアクセスできるサイドエリアです。
初めて訪れるのはACT1の「浮遊する水」というエリアで、ストーリー進行中に自動的に案内されます。
屋敷の最大の特徴は、世界各地にある扉と屋敷内の各部屋が一対一で対応している点にあります。
たとえば「ジェストラルの村」にある扉から入れば1階のキッチンが解放され、「岩波の崖」にある扉から入れば3階南西の部屋が開くという仕組みです。
つまり冒険を進めて新たなエリアに足を踏み入れるたびに、屋敷内で探索できる範囲も広がっていきます。
屋敷内にはレコード(音楽コレクション)、ジャーナル(物語を補完する文書)、キャラクターの衣装や髪型、そしてステータスを強化する「シェイプ」など、ゲーム体験を豊かにするアイテムが多数隠されています。
戦闘で直接役立つ装備はほとんどありませんが、トロフィーやコンプリート要素に深く関わるため、各エリアを訪れた際には積極的に扉を探すことをおすすめします。
屋敷の全12か所の扉の場所と入手アイテム一覧
屋敷へ通じる扉は全部で12か所に存在します。
扉は目立たない壁際や脇道に設置されていることが多いため、見落としやすい点に注意が必要です。
以下の表に、すべての扉の場所と対応する屋敷内の部屋、そこで入手できるアイテムを整理しました。
| 扉の場所(エリア名) | 屋敷内の対応部屋 | 入手できるアイテム |
|---|---|---|
| 浮遊する水(ノコの小屋) | 玄関(エントランス) | なし |
| ジェストラルの村(門を潜って右壁沿い) | 1Fキッチン | エネルギーのシェイプ、レベリアス(マエル髪型) |
| 岩波の崖(潮の洞窟) | 3F南西の部屋 | スカート(マエル衣装) |
| 大陸マップ(岩波の崖北西) | 1F北東の部屋 | エネルギーのシェイプ、市民(ヴェルソ衣装) |
| 旧ルミエール(ボス撃破後に再入場) | 4F南の風呂場 | ルノワール(レコード)、ジャーナル-ルノワール |
| 落つる葉(樹脂覆う木立) | 4F北東の部屋 | アリシア(レコード) |
| ヴィサージュ(怒りの谷) | 4F北東の部屋 | ヴェルソ(レコード)、ジャーナル-不明 |
| シレーヌ(踊りの授業) | 3F東の部屋 | 体力のシェイプ |
| モノリス(汚れた戦場) | RF庭園 | ラムール・デュヌ・メール(レコード)、ジャーナル-アリーン |
| 凍れる心(氷河の滝) | 4F東の部屋 | クレア!ドント・プル・ユア・シスターズ・ヘア!(レコード) |
| 大陸マップ(最南東の湖の岸) | 3F北西の部屋 | フォーローン(レコード) |
| リーチャー(入り口) | 4F北西の部屋 | ジャーナル-不明 |
ジェストラルの村の扉は「TURN BACK」と書かれた看板の奥にあり、多くのプレイヤーが初見で素通りしてしまうポイントとして知られています。
また、旧ルミエールの扉はボスを倒した後に出口から再び入場する必要があるため、一度通過すると見落としがちです。
屋敷の隠し部屋とギミックの解き方
屋敷には通常の部屋だけでなく、特殊なギミックを解くことで初めてアクセスできる隠し部屋が複数存在します。
ここでは確認されているすべてのギミックとその攻略法を解説します。
広間に隠された4つのスイッチ
2階の大広間には、金色の彫刻に偽装された4つの隠しスイッチが設置されています。
1つ目は2階南西の暖炉南の壁、2つ目は2階北西の奥側の壁、3つ目は2階北東の柱の北側、4つ目は2階南東の壁の柱影にそれぞれ配置されています。
4つすべてを起動すると、1つ目のスイッチ直下に隠し通路が開きます。
通路の先ではレコード「ノクターン・プル・アン・マスク・ドゥ・トリステス(悲しみの仮面の夜想曲)」を入手できます。
このピアノの旋律が印象的な楽曲は、屋敷の雰囲気を深く味わえる一曲として、多くのプレイヤーに好評です。
階段横の絵に飛び込む隠し部屋
エントランスから左の階段を上り切った3階西側に、一枚の大きな絵画が飾られています。
一見すると単なる装飾に見えますが、実はジャンプで絵の中に飛び込むことができます。
絵の向こう側は隠し部屋になっており、リバイブティントを強化する「生命のシェイプ」が手に入ります。
リバイブティントは復活時のHP回復量を増やす重要な能力であるため、できるだけ早い段階で入手しておくと、以降の攻略が格段に楽になるでしょう。
浴室の鏡を攻撃で破壊する
シレーヌの扉から入れるようになる浴室には、壁に大きな鏡が取り付けられています。
この鏡は通常攻撃で破壊可能で、壊すと背後に隠し通路が出現します。
通路の先では「体力のシェイプ」を回収できます。
鏡を壊せるという発想自体がなかなか浮かびにくいため、コミュニティでも特に見落としやすいギミックとして話題に上がることが多い要素です。
書庫の本棚に仕掛けられたスイッチ
書庫にある螺旋階段を上った先に、一冊だけ他と異なる本棚があります。
これを調べるとスイッチが作動し、隣の本棚が横にスライドして隠し部屋への入口が現れます。
中ではヴェルソの「市民」衣装を入手可能です。
キッチンの3つのスイッチ
遠征隊の旗のすぐ近くにある扉から入れるキッチンにも、3か所のスイッチが隠されています。
すべてを起動すると床の一部が開き、地下への隠し通路が出現します。
通路の先では「エネルギーのシェイプ」と「レベリアス」(マエルの髪型)を入手できます。
最奥の部屋を開ける方法
屋敷のエントランスホールにある階段の途中に、何も飾られていない空の額縁があります。
この額縁に絵をはめ込むことで、屋敷最奥の扉が開く仕組みです。
必要となるのは「屋敷に住む一家の油絵」で、マップ「キャンバス」のエリア内で入手できます。
最奥の部屋では「ジャーナル-不明」と「絵の中の自分」(マエル衣装)が待っています。
この衣装の名前が示すとおり、屋敷そのものが「絵の中の世界」であるという物語のテーマを象徴する、非常に意味深いアイテムといえるでしょう。
屋敷のおすすめ攻略順と効率的な進め方
屋敷の扉には決まった攻略順序はありませんが、効率よく回るためにはいくつかのポイントを押さえておくと役立ちます。
まず最優先で回収したいのが、3階西側の絵画ギミックで入手できる「生命のシェイプ」です。
リバイブティントの強化はゲーム全体を通じて恩恵が大きいため、浮遊する水でエントランスに入った直後に取得しておくことを推奨します。
次に意識したいのが、各エリアに到着したタイミングで忘れずに扉を探すことです。
屋敷のアイテムは後からでも回収可能ですが、レコードやジャーナルを進行に合わせて読むことで、物語への理解がより深まります。
4つのスイッチがある広間のギミックは、ある程度部屋が解放されてからでないとすべてのスイッチにアクセスできません。
ACT2中盤以降に一度屋敷を隅々まで探索し直すと、取りこぼしを防ぎやすくなります。
最奥の部屋は「キャンバス」到達後でなければ開けられないため、ストーリー終盤まで焦る必要はありません。
空飛ぶ屋敷の攻略とボス「クレア」の倒し方
空飛ぶ屋敷は、メインストーリーの屋敷とは性質が大きく異なるクリア後専用の戦闘ダンジョンです。
公式サウンドトラックでは「Atelier de Clea(クレアのアトリエ)」と名付けられたこの場所は、忘れ去られた戦場の北西に浮かぶ空中の島に位置しています。
飛行能力の解放後にアクセス可能になりますが、推奨レベルは60から70以上と非常に高く設定されています。
空飛ぶ屋敷の攻略チャート
空飛ぶ屋敷では、4か所に配置された中ボスをすべて撃破することで、中央のボス部屋への扉が開く構造になっています。
4体の中ボスはいずれもストーリー中に戦った過去ボスの強化版です。
左の瓦礫を登った先にいる「デュアリステ」は、忘れ去られた戦場で戦った個体の強化版で、HPが減ると反転を付与してきます。
左の昇降機で上がった先の「ゴブル」は浮遊する水のボスの強化版で、4体の中では比較的弱い部類に入ります。
右奥の聖堂にいる「イヴェキ」は属性の異なる3体が同時に出現し、鉄壁が付いていない個体のみにダメージが通る仕組みです。
右の昇降機で降りた先の「ランプマスター」は岩波の崖のボスの強化版で、モノコを編成した状態で倒すと貴重な脚スキルがドロップします。
空飛ぶ屋敷では敵のドロップ装備がすべてLv28と非常に強力で、ブルジョンからは「ラマスオン」「アビスエルアム」などの武器や「バーニングデス」などのピクトスが手に入ります。
ペイントケージの破壊には「ペイントブレイク」能力が必須となるため、事前に行方不明のジェストラルを救出して能力を取得しておいてください。
最終ボス「クレア」の攻略ポイント
クレアは空飛ぶ屋敷の最奥に待ち構える隠しボスで、極めて高い戦闘力を誇ります。
最大の特徴は、プレイヤーがパリィに失敗すると行動終了時に約56万ものHPを回復するという点です。
つまりパリィの精度がそのまま勝敗を左右する、実力が試される戦闘といえます。
さらにHPが半分を下回ると「深淵からのネヴロンを召喚」を使用し、味方1人を強制的に戦闘から離脱させてきます。
残り1人の状態でこの技が発動すると即座に敗北となるため、パーティ編成には余裕を持たせておくことが重要です。
火傷系のピクトスやスキル(ダブルバーン、ロングバーン)を活用すれば、パリィに失敗した場合でも継続ダメージでHPを削ることが可能になります。
一方で、マエルやヴェルソ、モノコの火力ビルドが十分に育っている場合は1ターンから2ターンでの速攻撃破も現実的です。
クレアを倒すと「クレアの命」(Lv30武器)や完璧なクロマカタリストなどの報酬が得られ、さらに中央広場の少年からマエル、シエル、ルネのいずれか1人分の衣装を受け取れます。
ただし衣装は3人から1人分しか選べないため、残りはニューゲーム+で取得する必要があります。
屋敷と空飛ぶ屋敷の違いを比較
ゲーム内で「屋敷」と呼ばれる要素は大きく分けて2種類存在し、それぞれ役割がまったく異なります。
| 比較項目 | 屋敷(Manor) | 空飛ぶ屋敷(Flying Manor) |
|---|---|---|
| エリアの種別 | 探索・収集メイン | 戦闘・ボス攻略メイン |
| アクセス時期 | ACT1序盤から | メインストーリークリア後 |
| 戦闘の有無 | なし | 中ボス4体+最終ボス |
| 推奨レベル | 制限なし | Lv60~70以上 |
| 主な報酬 | レコード、ジャーナル、衣装、シェイプ | Lv28~30の武器・ピクトス、衣装 |
| ストーリーとの関連 | デサンドル家の記憶を辿る空間 | クレア個人のアトリエ |
屋敷は物語の理解を深めるための場所、空飛ぶ屋敷は腕試しと装備強化のための場所と理解しておけば間違いありません。
屋敷のストーリー上の意味と考察
屋敷は単なるアイテム回収エリアではなく、本作の物語において極めて重要な役割を担っています。
ストーリーを通じて明らかになるのは、この屋敷がデサンドル家の母アリーンによって「描かれた」空間であるという事実です。
アリーンは幼少期のヴェルソのキャンバスに入り込み、現実世界の自宅そっくりの屋敷を絵の中に再現しました。
そこで自らが描いた家族と暮らしていたという設定は、本作全体の「絵の中の世界」というテーマを象徴しています。
ゲーム内には旧ルミエールの屋敷、エピローグ「愛のある人生」の屋敷、白の砂漠の屋敷など、複数のバリエーションが存在します。
コミュニティの考察では、旧ルミエールの屋敷と白の砂漠の屋敷は同一の3Dモデルが使われているにもかかわらず、キャラクターが前者には「懐かしい」、後者には「何か違う」と反応する違いが注目されています。
この差異は「誰が描いた世界か」によって空間の性質が変わることを暗示しているのではないかという解釈が一般的です。
空飛ぶ屋敷についても、公式サウンドトラックの曲名「Atelier de Clea」から、クレア個人が作り上げたアトリエであるとする説が有力視されています。
「登場人物それぞれが自分だけの屋敷を持っている」という仮説も提唱されており、屋敷の庭部分については未解明の謎が残されたままです。
無料アップデートで追加されたヴェルソのスケッチとの関連
2025年12月12日に配信された無料大型アップデート「Thank You」(パッチ1.5.0)では、屋敷の物語と深く結びついた新エリア「ヴェルソのスケッチ」が追加されました。
このエリアはワールドマップ上でルミエールの隣に位置し、ACT3まで進行してエスキエの潜水能力を取得していることがアクセス条件です。
若きヴェルソの想像力によって生み出された「絵本のような不思議な世界」がコンセプトで、屋敷と同じくヴェルソの内面を映し出した空間として設計されています。
新エリアでは新武器、新ピクトス、新衣装が多数追加されたほか、「終わりなき塔」には空飛ぶ屋敷のクレアの強化版である「解き放たれしクレア」が新ボスとして登場しています。
フォトモードも同時に実装され、美しい屋敷内の風景を自由に撮影できるようになりました。
このアップデートはThe Game Awards 2025でのGOTY受賞を記念して制作されたもので、開発元Sandfall Interactiveからプレイヤーへの感謝の気持ちが込められています。
屋敷攻略で注意すべきポイントとデメリット
屋敷は魅力的なエリアである一方で、いくつかの注意点やデメリットも存在します。
まず、屋敷内にはマップ表示機能がありません。
4階建てプラス屋上という複雑な構造にもかかわらず、現在位置やフロア間の接続関係を視覚的に確認する手段がないため、方向感覚を失いやすいという声が多く聞かれます。
攻略に行き詰まった場合は、事前に全体の間取りを確認してから探索に臨むと効率が上がるでしょう。
隠しギミックについてもヒントが極めて少なく、鏡を攻撃で壊す、絵にジャンプで飛び込むといった発想は、攻略情報なしではなかなか思いつかないのが実情です。
ACT2以前の段階では、扉から入っても解放される部屋が少なく「入っては戻るだけの繰り返し」に感じるプレイヤーもいます。
物語の核心に迫るジャーナルの多くが「不明」表記であることも、ストーリー理解の妨げになるという指摘があります。
空飛ぶ屋敷に関しては、飛行解放直後のレベル帯で挑むとほぼ全滅する難易度設定となっているため、必ずLv60以上まで育成してから向かうようにしてください。
衣装報酬が3人中1人分しか選べない仕様も、コンプリートを目指すプレイヤーにとっては周回を前提とした設計であることを理解しておく必要があります。
まとめ:エクスペディション33の屋敷攻略で知っておくべきこと
- 屋敷は世界各地に点在する12か所の扉から入る探索エリアで、扉ごとに対応する部屋が解放される仕組みである
- 隠し部屋は少なくとも6か所が確認されており、広間の4つのスイッチ、絵画へのジャンプ、浴室の鏡破壊、書庫の本棚スイッチ、キッチンのスイッチ、最奥の額縁ギミックで開放できる
- 最優先で入手すべきアイテムは3階西側の絵画ギミックで手に入る「生命のシェイプ」で、リバイブティントの強化によりゲーム全体の攻略が楽になる
- 最奥の部屋を開けるにはマップ「キャンバス」で油絵を入手する必要があるため、ストーリー終盤まで開放できない
- 屋敷内のレコードはゲーム全33曲のコンプリートおよびトロフィー取得に必須である
- 空飛ぶ屋敷はクリア後専用の高難度ダンジョンで、推奨レベルは60から70以上である
- 空飛ぶ屋敷のボス「クレア」はパリィ失敗時に約56万HP回復するため、パリィ精度が勝敗の鍵を握る
- 屋敷はストーリー上、母アリーンがヴェルソのキャンバスに描いた空間であり「絵の中の世界」というテーマを象徴する場所である
- 2025年12月の無料アップデートで追加された「ヴェルソのスケッチ」は屋敷と同じくヴェルソの内面を描いた新エリアで、新ボスや新装備が実装されている
- 屋敷内にマップ表示がなくギミックのヒントも少ないため、全体構造を事前に把握してから探索に臨むことで効率が大幅に向上する

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