ナイトシティでの戦い方を大きく左右するのが、キャラクターのビルドです。
能力値をどこに振るか、どのパークを取得するかによって、戦闘の快適さや攻略効率はまるで変わってきます。
しかし、Ver2.0以降のシステム刷新により情報が錯綜しており、「結局どのビルドが強いの?」「初心者は何を選べばいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、パッチ2.3以降の最新環境に対応した全ビルドの特徴や強さのランク、初心者でも失敗しないステータスの振り方から、上級者向けの最強構成まで、サイバーパンク2077のビルドに関する情報を網羅的に解説していきます。
読み終わるころには、自分のプレイスタイルにぴったりの構成が見つかり、最終ミッションまで快適に攻略できるようになるはずです。
サイバーパンク2077のビルドとは?基本の仕組みを解説
サイバーパンク2077における「ビルド」とは、能力値・パーク・サイバーウェアの3つを組み合わせて、主人公Vの戦闘スタイルを構築することを指します。
どの武器をメインにするか、近距離と遠距離のどちらで戦うか、ハッキングを駆使するかなど、プレイヤーの好みに応じて自由にカスタマイズできる仕組みです。
Ver2.0のアップデートでスキルツリーが各能力値ごとに1つへ統合され、パークの総数は減少した一方、個々の効果が大幅に強化されました。
これにより「何を取るか」の選択がより重要になり、ビルドの深みが増しています。
ゲームの根幹を支える3つの要素について、順番に見ていきましょう。
能力値(アトリビュート)の役割と5つのステータス
能力値は、Vの基本性能を決定づける最も重要な数値です。
「肉体」「反応」「技術」「知力」「意志」の5種類が存在し、それぞれ最大20まで上げることができます。
各能力値の特徴は以下の通りです。
| 能力値 | 上昇するステータス | 得意な武器・行動 |
|---|---|---|
| 肉体 | HP・スタミナ | ショットガン、LMG、殴打武器 |
| 反応 | クリティカル率 | アサルトライフル、SMG、刀・ブレード |
| 技術 | アーマー値 | テック武器、サイバーウェア性能全般 |
| 知力 | RAMユニット数 | クイックハック、スマート武器 |
| 意志 | クリティカルダメージ | ハンドガン、リボルバー、スナイパー、ステルス |
レベル60時点で得られる能力値ポイントは合計66で、すべてのステータスを20にすることはできません。
最大でも3つの能力値を20に到達させるのが限界となるため、「どこに集中させるか」がビルド構築の核心になります。
パークツリーとポイント配分の基礎知識
パークは、特定の戦闘行動やスキルを強化する個別の能力です。
レベル60時点で獲得できるパークポイントは80で、各能力値のツリーに配置されたパークを自由に取得できます。
パークにはランクが設けられており、対応する能力値が一定以上でないと取得できない仕組みです。
能力値4でルーキー、9でプロ、15でエキスパート、20でレジェンドのパークが解放されます。
特にレジェンドランクのパークは戦況を一変させるほど強力なため、能力値を20まで上げる意味は非常に大きいといえるでしょう。
なお、パークポイントはいつでも無料で何度でもリセットが可能です。
気軽に色々な組み合わせを試せるため、恐れずに振り直してみることをおすすめします。
サイバーウェアとオペレーティングシステムの選択
サイバーウェアは、Vの身体に埋め込む機械装置で、ビルドの方向性を大きく決定づけます。
中でも最も重要なのが「オペレーティングシステム」と呼ばれる基幹システムです。
これは1スロットしかなく、以下の3種類から1つだけを選ぶ排他的な装備枠となっています。
| 基幹システム | 効果 | 依存する能力値 |
|---|---|---|
| サイバーデッキ | クイックハック(ハッキング)が使用可能になる | 知力 |
| サンデヴィスタン | 時間の流れを遅くし自身の動きを高速化する | 反応 |
| バーサーク | 肉体を強化し、武器反動軽減やHP・耐性を大幅に上昇させる | 肉体 |
サイバーデッキを選ぶとクイックハックが使えるようになりますが、サンデヴィスタンやバーサークは使えません。
逆にサンデヴィスタンやバーサークを選ぶと、ハッキング能力を捨てることになります。
この三択がビルドの根幹であり、最初に決めるべき最大のポイントです。
リッパードクでいつでも換装できるため、プレイ途中での変更は可能ですが、能力値の配分と密接に関わるため、序盤の段階で方針を定めておくことが望ましいでしょう。
最強ビルドランキング|パッチ2.3対応ティア表
パッチ2.3および2.31ではパークやサイバーウェアのバランス調整は行われておらず、ビルドの強さの序列はVer2.0以降ほぼ固定化されています。
ここでは、攻略サイトやコミュニティで広く共有されている評価を元に、各ビルドの強さをティア別に整理します。
評価の基準は「火力の高さ」「あらゆる敵への汎用性」「ビルド完成までの効率」の3点です。
Sティア:ネットランナー・カタナ・スマートウェポン・バーサーク・サンデヴィスタン
最も高い評価を受けているのが、以下の5つのビルドです。
ネットランナービルドは、サイバーデッキを使ったクイックハック特化の構成です。
カメラ越しに敵を一方的に無力化できるため安全性が極めて高く、集団戦での制圧力は全ビルド中トップとされています。
カタナ(サムライ)ビルドは、サンデヴィスタンと刀を組み合わせた近接戦闘の花形です。
時間減速中に敵陣を切り裂く爽快感は随一で、光学迷彩と併用すれば一方的な無双プレイが成立します。
スマートウェポンビルドは、ネットランナーの派生として、エイム不要のスマートSMGとクイックハックを組み合わせた構成です。
終盤にはマックスタックと呼ばれる最強クラスの敵集団を一瞬で殲滅できるほどの火力を発揮します。
バーサークビルドは、発動中のほぼ無敵状態とゴリラアームの組み合わせが強力で、レベル10という早い段階から機能し始める点も高く評価されています。
サンデヴィスタンビルドは、最大3回連続で時間減速を使用でき、クリティカルダメージが150%を超える構成も可能です。
刀、ショットガン、SMGなど複数の武器種と併用できる汎用性の高さも魅力といえるでしょう。
Aティア:ソロ・ステルス・ガンスリンガー・忍者
Aティアのビルドは十分な強さを持ちつつも、特定の場面でSティアに一歩及ばない構成です。
ソロビルドは肉体をベースにした万能型ですが、ショットガンとゴリラアームの使い分けがやや冗長で、器用貧乏になりやすいという面があります。
ステルスビルドはサイレンサー付きのハンドガンで暗殺を繰り返す構成ですが、エリート級の敵には一撃で仕留められないケースが出てきます。
ガンスリンガービルドはヘッドショットの精度次第で火力が大きく変動するため、プレイヤースキルへの依存度が高めです。
忍者ビルドは投擲ナイフとカタナを使い分けるユニークな構成で、楽しさの面では高く評価されているものの、投擲ナイフのヘッドショット精度が求められる上級者向けの構成です。
B~Cティア:テック武器・投擲ナイフ・アサルトライフルほか
Bティア以下のビルドは、プレイ体験としての楽しさや個性は十分にありますが、効率面でSティアやAティアに差をつけられています。
テック武器ビルドはチャージショットの操作に習熟が必要で、サンデヴィスタン中のチャージ調整も難しいため、扱いこなすまでに時間がかかります。
デイヴィッド・マルティネスビルドやジョニー・シルヴァーハンドビルドは、アニメやゲーム内のキャラクターを再現するロールプレイ特化の構成です。
最も低い評価となっているのがアサルトライフル単体ビルドで、標準的なシューター体験は得られるものの、他の武器種やサイバーウェアの組み合わせに火力面で劣るとの意見が多くなっています。
初心者におすすめのビルド3選と序盤の進め方
初めてナイトシティに降り立つプレイヤーにとって、最も大切なのは「序盤で挫折しないこと」です。
サイバーパンク2077の序盤はレベル1~10の区間が意図的に難しく設計されているため、ビルドの選択が快適さに直結します。
ここでは、操作がシンプルで序盤から安定する3つの初心者向け構成を紹介します。
肉体×ショットガン型:最も死ににくい安定ビルド
アクションゲーム初心者に最も推奨されるのが、肉体を最優先で上げるショットガン型です。
肉体20を目指してHPとスタミナを最大化し、近距離で敵を圧倒する正面突破スタイルとなります。
推奨される能力値の優先順位は、肉体20、技術15、反応10の順です。
序盤はカーネイジやクラッシャーといった入手しやすいパワーショットガンで戦い、中盤以降はアイコニック武器のガッツに切り替えると火力が跳ね上がります。
このビルドの最大の魅力は、多少のミスや被弾があっても即死しにくい点です。
難しい立ち回りやエイム精度を要求されないため、FPSジャンルに慣れていない方でも安心してプレイを進められるでしょう。
注意点として、ショットガンは弾薬消費が激しいため、弾の購入や拾得をこまめに行う必要があります。
反応×ハンドガン型:FPS経験者向けバランス構成
FPSやTPSの経験がある方には、反応を軸にしたハンドガン型がおすすめです。
反応20、意志15、技術10を目指す配分で、クリティカル率とクリティカルダメージの両方を高められます。
序盤はオーバーチュアやリバティといった入手しやすいハンドガンで、ヘッドショットを狙う戦い方が基本となります。
中盤以降は自動追尾機能を持つスマートピストルのスキッピーや、壁を貫通するテックハンドガンのコムレイズハンマーが手に入り、火力が大幅に上昇します。
遠距離からカバーを利用した安全な射撃が可能なため、慎重に戦いたい方に向いています。
ただし、ヘッドショットの精度によって火力差が大きく出るビルドのため、エイムに自信がある方ほど真価を発揮する構成です。
知力×クイックハック型:戦略好きのための大器晩成ビルド
ステルスや戦略的なプレイを好む方に適しているのが、知力を最優先で上げるクイックハック型です。
知力20、技術20、肉体を残りのポイントで上げる配分が推奨されます。
カメラをハッキングして敵の位置を把握し、クイックハックで遠距離から一方的に制圧する戦い方が特徴です。
ビルドが完成すれば、姿を見せることなく建物内の敵を全滅させることも可能になります。
しかし、序盤はRAMが不足してクイックハックを連発できず、サイバーデッキも貧弱なため、かなり苦戦します。
能力値を技術9と知力9まで交互に上げ、知力を20にしてからネットランナーツリーのパークを取得するという段階的な育成が重要です。
中盤以降に一気に強くなる大器晩成型のため、序盤の不便さを許容できるかどうかがこのビルドを選ぶ判断基準になるでしょう。
ネットランナービルドの詳細ガイド|遠距離制圧の王道
多くの攻略情報で最強候補と評価されるネットランナービルドについて、詳しく掘り下げていきます。
遠距離から安全に敵を排除したい方、ステルス主体で攻略を進めたい方にとって、最も適した構成です。
推奨ステータスとパーク構成
ネットランナービルドの最終的な能力値配分は、知力20、肉体20、技術20が推奨されています。
残りのポイントは意志に振ることで、クリティカルダメージの底上げが可能です。
必須パークは知力ツリーの「オーバークロック」と「キューマスター」の2つです。
オーバークロックは、RAMの代わりにHPを消費してクイックハックを発動し続けられる能力で、ネットランナーの真骨頂といえます。
キューマスターは複数のクイックハックを連鎖させる能力で、シナプス焼却コンボによる爆発的なダメージを可能にします。
技術ツリーの「エッジランナー」でサイバーウェア容量を拡張し、肉体ツリーの「アドレナリンラッシュ」でオーバークロック中の耐久性を確保するのが定番の構成です。
おすすめサイバーデッキとクイックハックの組み合わせ
サイバーデッキは、テトラトロニク・リップラー系が複数の敵へのハック拡散に優れており、集団戦で特に効果を発揮します。
最終的にはレイブン・マイクロサイバー Mk.3を目指すのが理想的です。
クイックハックの組み合わせは、回路ショートやオーバーヒートといったダメージ系を軸に、サイバーサイコシスで敵同士を戦わせる戦術が有効です。
「回路ショート+連鎖」のコンボは、密集した敵グループを一度に壊滅させられるため、集団戦では他のビルドにはない圧倒的な効率を誇ります。
ネットランナーのメリットとデメリット
メリットは、何といっても安全性と制圧力の高さです。
カメラ越しに攻撃できるため被弾のリスクがほぼなく、敵に気づかれることなくミッションをクリアできます。
スマート武器との相性も良いため、ハッキングで弱体化させた敵を銃で仕留める正面戦闘もこなせます。
一方で、「強すぎてつまらない」という声がコミュニティでは少なくありません。
ベリーハードでも終盤はカメラを覗くだけで全滅させられるため、戦闘がアクションというよりも作業に感じられる場合があるようです。
また、序盤のサイバーデッキ不足による不便さも無視できないデメリットでしょう。
サンデヴィスタンビルドの詳細ガイド|高速戦闘の極み
アニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」の主人公デイヴィッド・マルティネスのように時間を操る戦闘を楽しみたいなら、サンデヴィスタンビルドが最適です。
コミュニティでは「最も楽しいビルド」として高い人気を誇っています。
推奨ステータスとサンデヴィスタンの選び方
サンデヴィスタンビルドの能力値配分は、反応20、肉体20、技術20が基本です。
反応はクリティカル率と刀のダメージに直結し、肉体は近接戦闘での耐久力を、技術はエッジランナーパークによるサイバーウェア容量の拡張をそれぞれ担います。
サンデヴィスタンの種類は複数ありますが、DLC「仮初めの自由」で入手できるミリテック・アポジー・サンデヴィスタンが最も高い評価を受けています。
時間の遅延倍率がトップクラスで、効果中に体力を回復できる特殊効果を持つためです。
DLCを導入していない場合は、高い遅延効果と長い持続時間を持つファルコン・サンデヴィスタンが汎用性の高い選択肢となります。
カタナとの組み合わせで無双プレイを実現
サンデヴィスタンの真価は、カタナとの組み合わせで最大化されます。
時間が減速した状態で敵陣に飛び込み、複数の敵を一瞬のうちに斬り伏せる戦闘体験は、他のビルドでは味わえない爽快感です。
反応ツリーの「追い風」パークは、サンデヴィスタン発動中に敵を倒すことで効果時間が延長されるため、連続キルが止まらない限り時間減速が続きます。
「スローターハウス」パークで出血ダメージとクリティカルダメージをさらに強化すれば、ベリーハードでも敵を瞬殺できる火力が手に入ります。
武器はアイコニック刀の「居合」や「ジンチュウマル」が人気です。
特に居合はレジェンダリー品質で極めて高いクリティカル率を誇り、サンデヴィスタンとの相性は抜群といえるでしょう。
サンデヴィスタンビルドの注意点
サンデヴィスタンを装備すると、クイックハックが一切使用できなくなります。
ハッキングでドアを開けたり、カメラを無効化したりといった利便性を完全に失う点は、事前に理解しておく必要があります。
またクールダウン管理も重要な課題です。
効果が切れている間は通常の戦闘力しか発揮できないため、冷却系サイバーウェアとパークでクールダウンを短縮する工夫が欠かせません。
ノーマル難易度では強力すぎて手応えがなくなりやすいため、多くのプレイヤーがベリーハードでのプレイを推奨しています。
バーサークビルドの詳細ガイド|序盤から強い近接型
レベル10から本格的に機能し始める早熟型のビルドがバーサークです。
難しい操作テクニックを必要とせず、発動すれば正面から敵を圧倒できるシンプルさが最大の魅力でしょう。
バーサーク発動中の圧倒的な性能
バーサークを起動すると、武器の反動と揺れが軽減され、HPと耐性が大幅に上昇します。
発動中はほぼ無敵に近い状態となり、クリティカルダメージが100%増加するタイプのバーサークも存在します。
レベル10の時点でバーサークとゴリラアームを同時に装備できるようになるため、序盤から格闘戦で敵を圧倒する体験が可能です。
能力値は肉体20を最優先にし、技術20でサイバーウェア容量を確保、反応を残りで上げる配分が一般的です。
肉体ツリーの「アドレナリンラッシュ」と「時限爆弾」が必須パークとされており、前者はHPの追加上限を、後者は近接戦闘での追加効果をもたらします。
バーサークビルドの弱点と対策
バーサークの持続時間はサンデヴィスタンより短い傾向にあるため、広いエリアに敵が散開しているミッションでは効率が落ちる場合があります。
また、遠距離攻撃への対処手段が乏しく、スナイパーや高所の敵に対しては接近するまでに被弾するリスクが避けられません。
対策として、ショットガンをサブウェポンに持つことで中距離までカバーする構成や、光学迷彩で接近時の被弾を抑える方法が有効です。
射撃特化ビルドの詳細ガイド|銃器の火力を極める
ハッキングやサイバーウェアの特殊効果に頼らず、純粋な銃の腕前で勝負したいプレイヤーには射撃特化ビルドが最適です。
FPSとしてのサイバーパンク2077を最も正統派に楽しめる構成といえるでしょう。
武器種別のステータスとパーク選択
射撃特化ビルドは、使用する武器種によって伸ばすべき能力値とパークが異なります。
| 武器種 | 優先能力値 | 推奨パーク |
|---|---|---|
| ハンドガン・リボルバー・スナイパー | 意志20 | タングステン神経 |
| アサルトライフル | 反応20 | 傷口に塩 |
| サブマシンガン | 反応20 | サブマシンファン |
| テック武器 | 技術20 | チェーンライトニング |
メインで使う武器種を決めてから能力値を割り振ることが重要です。
複数の武器種に手を出すと、どれも中途半端な火力になりやすいため注意が必要でしょう。
アイコニック武器との相性と入手タイミング
射撃特化ビルドの最終火力は、アイコニック武器と呼ばれるユニークな性能を持つ特別な武器に大きく依存しています。
アサルトライフルならアッシュラやプレデター、ハンドガンならリジーやプライドなど、各武器種に最適解となるアイコニック武器が存在します。
序盤はアイコニック武器が手に入らないため火力不足を感じやすく、攻略を進めて強力な武器を入手するまでの辛抱が必要です。
序盤でも入手しやすい強武器を確保しておくことで、この火力不足の期間を乗り越えやすくなります。
ステータス振り分けの黄金ルールと注意点
能力値の振り方はビルドの成否を直接左右する最重要ポイントです。
特にVer2.0以降は振り直しが1回しかできないため、慎重な計画が求められます。
3つの能力値を20に集中させるのが鉄則
現環境で最も支持されているステータス配分の方針は、3つの能力値を20まで上げ、残り2つは3~9に留めるという特化型です。
能力値20で解放されるレジェンドランクのパークが圧倒的に強力なため、中途半端に分散させるよりも集中投資した方が総合力で上回ります。
5つの能力値に均等に振る「薄く広い」配分は、中盤以降にどの分野でも火力不足・耐久不足に陥りやすく、多くの攻略情報で非推奨とされています。
ハイブリッドビルドについても「Ver2.0以降は実質的に成立しにくい」というのがコミュニティの共通認識です。
技術20はほぼ全ビルドで必須
コミュニティで最も議論されてきたトピックの一つが「技術20は全ビルドで必要か?」という問題です。
結論から言えば、多くのプレイヤーが「技術20はほぼ必須」と考えています。
その理由は、技術20で解放される「エッジランナー」パークにあります。
このパークはサイバーウェア容量を限界突破させる効果を持ち、取得することで高性能なサイバーウェアを複数同時に装備できるようになります。
技術15でもサイバーウェア関連の恩恵は一定程度得られますが、容量の上限に大きな差がつくため、最終的には20まで上げるのが最適とされています。
この結果、多くのビルドが「技術20+メイン能力値20+サブ能力値20」の3本柱構成に収束する傾向にあります。
能力値の振り直しは1回限り|後悔しない計画の立て方
Ver2.0以降、能力値のリセットは1キャラにつき1回のみ可能です。
パークポイントは何度でも自由にリセットできるため、パークの選択ミスは気にする必要がありませんが、能力値の配分ミスは致命的になり得ます。
計画を立てるうえで最も効果的なのが、CD PROJEKT REDが公式サイトで無料提供しているビルドプランナーの活用です。
cyberpunk.netにアクセスすれば、ブラウザ上で能力値とパークの配分をシミュレーションできます。
ゲーム内でポイントを消費する前に、最終形を確認できるため、振り直しの貴重な1回を無駄にするリスクを大幅に減らせるでしょう。
まだ方針が固まらない場合は、メインの能力値だけを先に上げ、残りを保留しておく方法も有効です。
サイバーウェア容量の仕組みと最大化の方法
ビルドの完成度を高めるうえで避けて通れないのが、サイバーウェア容量の管理です。
どれだけ優秀なサイバーウェアを見つけても、容量が足りなければ装備できません。
サイバーウェア容量の上限値と計算方法
サイバーウェア容量の理論最大値は430です。
この数値に到達するには、すべての能力値を9以上にしたうえで、パーク「エッジランナー」(+20)、パーク「ルネサンスパンク」(+15)、サイバーウェア「クロームコンプレッサー」Tier5++(+54)の装備、さらに敵からのランダムドロップである「サイバーウェア限度チップ」を全収集する必要があります。
クロームコンプレッサーを持っていない場合、最大容量は約360に留まります。
限度チップは合計で最大+50の容量増加をもたらしますが、ドロップはランダムのため、こまめに戦闘をこなして収集することが大切です。
容量を効率よく増やすコツ
容量を増やすために最も確実な手段は、技術の能力値を上げてサイバーウェア関連のパークを取得することです。
エッジランナーの+20に加え、エンジニアスキルのレベルアップ報酬でも容量が増加します。
技術ツリーには「特別仕様」(技術15で解放)など、サイバーウェアの性能を底上げするパークが複数用意されており、これらを取得するだけでも装備の自由度は大きく広がります。
また、限度チップのドロップ漏れがないよう、パッチ2.3ではドロップ率が改善されています。
まだ拾い切れていないチップがある場合は、敵との戦闘を積極的に行いましょう。
難易度別のビルド選択ガイド
サイバーパンク2077の難易度はイージー、ノーマル、ハード、ベリーハードの4段階で、いつでも変更できます。
しかし、選ぶ難易度によって最適なビルドの方向性が変わってくるため、自分のプレイスタイルに合わせた選択が重要です。
ベリーハードでこそビルドの真価が問われる
多くの経験者が「ベリーハードが最も楽しい」と評価しています。
序盤は敵のダメージとHPが大幅に上昇するため、ビルドの方向性と立ち回りが問われるシビアな戦闘が展開されます。
特にスナイパーからの一撃でHPが大きく削られるため、カバーの活用やサイバーウェアによる防御策が必須となります。
しかし中盤以降にビルドが完成すると、ベリーハードでも敵を圧倒できるようになり、「弱かった自分が成長して強敵を蹴散らす」という達成感を味わえるのです。
この成長カーブこそがベリーハードの醍醐味であり、ノーマルでは体験しにくい要素といえるでしょう。
ノーマル以下ではどのビルドでも快適
ノーマルやイージーでは、どのビルドを選んでも攻略に詰まることはほぼありません。
ビルドの最適化を気にせず、自分が使いたい武器や好きなプレイスタイルを自由に楽しめます。
ただし、ネットランナーやサンデヴィスタンのような強力なビルドは、ノーマル以下の難易度では「強すぎて退屈」と感じるケースが報告されています。
強いビルドを組むほど難易度を上げた方が楽しめるという逆説的な関係があるため、ビルドが完成してきたら難易度の引き上げを検討してみてください。
アサシンビルドの評価が低い理由と活用法
ティアリストで比較的低い評価を受けることが多いアサシンビルドですが、特定の楽しみ方においては他のビルドにない独自の魅力を持っています。
汎用性の低さが評価を下げている
アサシンビルドが最強候補に入らない最大の理由は、汎用性の限界にあります。
投擲ナイフによるステルスキルは単体の敵を処理する分には強力ですが、発見された後の集団戦で火力不足に陥りやすい傾向があります。
また、ボス戦では投擲ナイフだけでダメージを出し切るのが難しく、カタナやハンドガンをサブウェポンとして併用する必要が出てきます。
同じステルス戦術が可能なネットランナービルドが、発見後の正面戦闘でもスマート武器で対応できる汎用性を持つため、上位互換として認識されている面もあります。
ロールプレイ目的なら十分に楽しめる
効率を重視しない場合、アサシンビルドは「影から敵を仕留める」という独特のプレイ体験を提供してくれます。
意志ツリーの「反応よりもスタイル」パークで投擲武器を強化し、隠密状態からのクリティカルダメージボーナスを最大化すれば、通常の敵なら一撃で沈めることも可能です。
弾薬を一切消費しないため経済的で、音を立てずにミッションをクリアする達成感はアサシンビルドならではの魅力でしょう。
2周目のプレイで新鮮な体験を求める場合に選ぶのが最適です。
公式ビルドプランナーの使い方と活用術
CD PROJEKT REDは、公式サイト上でビルドプランナーという無料のシミュレーションツールを提供しています。
ゲーム内でポイントを使う前に、最終的な構成を試せる非常に便利なツールです。
ビルドプランナーでできること
公式のビルドプランナーでは、能力値66ポイントとパークポイント80ポイントを自由に配分し、完成形のビルドをシミュレーションできます。
各パークにカーソルを合わせると詳細な効果が表示されるため、ゲーム内で実際に取得する前に「どのパークが自分のビルドに必要か」を確認できます。
ブラウザ上で動作するため、PCやスマートフォンからいつでもアクセス可能です。
URLはcyberpunk.net/ja/build-plannerで、日本語にも対応しています。
効果的な活用方法
ビルドプランナーを使う際は、まずメインとなるオペレーティングシステム(サイバーデッキ・サンデヴィスタン・バーサーク)を決め、それに対応する能力値を20に設定するところから始めましょう。
次に技術を20に設定してエッジランナーを確保し、残りのポイントで3つ目の能力値を何に振るかを検討するという手順が効率的です。
パークの選択に悩んだ場合は、攻略コミュニティで共有されているビルド例をプランナー上で再現してみるのもおすすめです。
自分なりのアレンジを加えながら、最適な組み合わせを見つけていきましょう。
周回プレイを見据えたビルド計画のすすめ
サイバーパンク2077には「強くてニューゲーム」の機能がないため、異なるビルドを試すには新規データでの開始が必要です。
しかし、ビルドを変えることでゲーム体験が一変するため、周回プレイには大きな価値があります。
1周目と2周目で異なるビルドを選ぶ意義
多くのプレイヤーが推奨する周回パターンは、1周目にネットランナーやショットガンなど安定した構成で基本を学び、2周目にサンデヴィスタンやカタナビルドで全く異なるアクション体験を楽しむというものです。
3周目以降はバーサークやアサシンなど、より個性的な構成に挑戦するケースが多く見られます。
同じストーリーでもビルドが変わると戦闘のアプローチが根本から変わるため、新鮮な気持ちでプレイを楽しめるでしょう。
ライフパス(ストリートキッド、ノーマッド、コーポ)の選択も周回ごとに変えれば、序盤の展開や会話の選択肢も変化します。
エンディング後はどうなるのか
エンディングを迎えると、最終ミッション開始前のセーブポイントに戻されます。
クリアしていないサイドジョブやギグはそのまま残っているため、エンディング後にビルドを活かして残りのコンテンツを消化することも可能です。
ただし、ストーリーを最初からやり直す場合は、新規セーブデータの作成が必須となります。
PC版ではMODを使ったデータ移行も一部で行われていますが、公式機能ではないため注意が必要です。
まとめ:サイバーパンク2077のビルドで最高の体験を作ろう
- ビルドは能力値、パーク、サイバーウェアの3要素を組み合わせてVの戦闘スタイルを構築する仕組みである
- 能力値は最大3つまで20に上げられ、特化型の配分が有利とされている
- 基幹システムはサイバーデッキ、サンデヴィスタン、バーサークの3種から1つを選ぶ排他的な装備枠である
- ネットランナービルドは安全性と制圧力で最強候補だが、強すぎて退屈になりやすいという声もある
- サンデヴィスタンビルドは「最も楽しいビルド」として人気が高く、カタナとの組み合わせが定番である
- バーサークビルドはレベル10から機能する早熟型で、操作がシンプルなため初心者にも向いている
- 技術20の「エッジランナー」パークはほぼ全ビルドで必須とされている
- 能力値の振り直しは1キャラにつき1回のみのため、公式のビルドプランナーで事前に計画を立てることが重要である
- パッチ2.3以降もビルドバランスの調整は行われておらず、現在のメタはVer2.0から安定している
- 周回プレイごとに異なるビルドを試すことでゲーム体験が一変し、長く楽しめる

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