Apex Legendsの世界一を決める公式eスポーツ大会「ALGS」は、年々その規模と注目度を拡大しています。
2026年1月には札幌で2年連続となるチャンピオンシップが開催され、チケット販売数は過去最多の3万5千枚を突破しました。
しかし大会の仕組みやスケジュール、出場チームの情報などは複雑で、初めて観戦する方にとっては分かりにくい部分も少なくありません。
この記事では、ALGSの基本的な大会構造から最新のYear 6スケジュール、歴代優勝チームの一覧、そして現地観戦やスクリム事情まで、Apex世界大会に関するあらゆる情報を網羅的に解説していきます。
Apex世界大会「ALGS」とは?大会の仕組みと基本情報
ALGSは、Apex Legendsの競技シーンにおける最高峰のトーナメントです。
世界中のプロチームがしのぎを削り、年間王者の称号と高額賞金を目指して戦います。
ここでは、大会の根幹となる基本情報を整理していきます。
ALGSの正式名称と主催者は誰なのか
ALGSとは「Apex Legends Global Series」の略称で、Apex Legendsの開発元であるRespawn Entertainmentと、パブリッシャーのElectronic Arts(EA)が共同で主催する公式eスポーツトーナメントシリーズです。
2020年に第1回が始まり、現在はYear 6(2026-2027シーズン)まで続く長期シリーズとなっています。
世界各地域のプロチームが参加し、オンライン予選からオフラインのLANイベントまで、年間を通じて複数のステージで構成される大規模な大会です。
賞金総額はシーズンを追うごとに増加しており、Year 6では年間700万ドル(約10億円超)にまで拡大しました。
eスポーツ全体の中でも、バトルロイヤルジャンルとしてはトップクラスの規模を誇っています。
予選からチャンピオンシップまでの大会構造と流れ
ALGSの大会構造は、大きく分けて5つのステージで構成されています。
まず、誰でもエントリーできる「Online Open」が開催されます。
登録制のオープン予選で、ここからプロリーグへの道が開かれるため、アマチュアチームにとっても大きなチャンスとなる大会です。
次に、中堅層を対象とした「Challenger Circuit」が並行して実施されます。
ここで好成績を収めたチームは、プロリーグへの昇格権を獲得できます。
続いて、各地域の上位チームによるリーグ戦「Pro League」が行われます。
Pro LeagueはSplit 1とSplit 2の2期制で運営され、各期間の成績が次のステージ進出に直結する仕組みです。
各Splitの上位チームは、オフラインで開催される「Playoffs」に進出します。
世界中のトップチームが一堂に会し、LAN環境での真剣勝負が繰り広げられるのがこのステージの醍醐味でしょう。
そしてシーズンの集大成となるのが「Championship」です。
全地域のトップ40チームが参加し、年間王者と最高額の賞金を争う最終決戦が行われます。
マッチポイント形式のルールと試合の決まり方
ALGSの決勝で採用されている「マッチポイント形式」は、通常のポイント制とは一味違う独自のルールです。
仕組みとしては、まず各マッチの順位とキル数に応じてポイントが加算されていきます。
累積ポイントが50ポイントに到達したチームは「マッチポイント」の状態となり、以降のマッチで1位(チャンピオン)を獲得すれば、その瞬間に優勝が決定します。
つまり、ポイントをどれだけ積み上げても、最後に1位を取らなければ勝てないのがこの形式の特徴です。
一方で、複数のチームが同時にマッチポイントに到達するケースも珍しくありません。
実際にYear 5 Championshipの決勝では、20チーム中9チームがマッチポイントに到達する大混戦となりました。
この形式は「最後まで誰が勝つか分からない」というドラマを生み出す反面、「運要素が大きいのではないか」という議論も競技コミュニティ内では継続的に行われています。
出場地域の区分と各リージョンの枠数
ALGSでは、世界を4つの地域(リージョン)に分けて予選が行われます。
各地域の名称と主な対象国・地域は以下の通りです。
| リージョン名 | 主な対象国・地域 |
|---|---|
| Americas | 北米・南米 |
| EMEA | ヨーロッパ・中東・アフリカ |
| APAC North | 日本・韓国など北アジア太平洋 |
| APAC South | 東南アジア・オセアニアなど南アジア太平洋 |
Year 5 Championshipにおける各リージョンの出場枠数は、Americas 15枠、APAC South 10枠、APAC North 8枠、EMEA 7枠の合計40チームでした。
Americasの枠が最も多い理由は、参加チーム数の多さと競技レベルの高さが反映されているためとされています。
日本のチームはAPAC Northに所属しており、韓国のチームと同じ予選枠を争う形になります。
ALGS Year 5 チャンピオンシップの結果と決勝ハイライト
2026年1月に札幌で開催されたYear 5 Championshipは、大会史上屈指の激戦として多くのファンの記憶に刻まれました。
ここでは、決勝の詳細な結果と注目すべきポイントを解説します。
優勝チームOblivionはなぜ「ダークホース」と呼ばれたのか
Year 5 Championshipを制したのは、アメリカのプロeスポーツチーム「Oblivion」でした。
Oblivionのメンバーは、Blinkzr選手、FunFPS選手、Monsoon選手の3名で、コーチにはRubyKaster氏が就いています。
大会前の下馬評では、Team FalconsやGoNextといった実績豊富なチームが優勝候補として名前を挙げられることが多く、Oblivionは必ずしも本命視されていませんでした。
こうした背景から「ダークホース」や「アンダードッグ」という表現で形容されるケースが目立ちました。
優勝後のインタビューでは、「クリーンなApexが自分たちの強み」という趣旨のコメントが報じられています。
派手なプレーに頼るのではなく、堅実かつ的確な判断力で勝利を積み重ねるスタイルが、激戦を制した要因だったといえるでしょう。
決勝で9チームがマッチポイント到達した激戦の全順位
Year 5 Championshipの決勝は、グループステージとブラケットステージを勝ち抜いた20チームによるMatch Point Finalsで行われました。
最終順位は以下の通りです。
| 順位 | チーム名 | 所属地域 | マッチポイント到達 |
|---|---|---|---|
| 1位 | Oblivion | Americas | 到達 |
| 2位 | Team Falcons | Americas | 到達 |
| 3位 | ENTER FORCE.36 | APAC North | 到達 |
| 4位 | GROW Gaming | Americas | 到達 |
| 5位 | S8UL | APAC South | 到達 |
| 6位 | Crazy Thieves | Americas | 到達 |
| 7位 | TSM | Americas | 到達 |
| 8位 | Ninjas in Pyjamas | Americas | 到達 |
| 9位 | Fnatic | APAC North | 未到達 |
| 10位 | UNLIMIT | APAC North | 到達 |
| 11位 | Supernova | EMEA | 未到達 |
| 12位 | GoNext | EMEA | 未到達 |
| 13位 | Hotdog Mafia | Americas | 未到達 |
| 14位 | Alliance | EMEA | 未到達 |
| 15位 | Gen.G Esports | APAC South | 未到達 |
| 16位 | LEGACY | Americas | 未到達 |
| 17位 | SBI e-Sports | APAC North | 未到達 |
| 18位 | Virtus.pro | Americas | 未到達 |
| 19位 | Shopify Rebellion | Americas | 未到達 |
| 20位 | Five Fears | APAC South | 未到達 |
9チームが同時にマッチポイントに到達するという展開は、どのチームが優勝してもおかしくない状況を意味しています。
最終的に9試合目でOblivionがチャンピオンを獲得し、劇的な幕切れとなりました。
日本・APAC Northチームの成績と見どころ
APAC North地域からは8チームがYear 5 Championshipに出場しました。
日本を拠点とするUNLIMITは10位でフィニッシュし、マッチポイントにも到達するなど、世界の強豪と互角に渡り合う場面も見られました。
韓国のENTER FORCE.36は3位という素晴らしい成績を残し、APAC Northの実力を世界に示しています。
またFnaticは9位、SBI e-Sportsは17位で大会を終えました。
前シーズンにあたるYear 4のSplit 1 Playoffsでは、日本のREJECT WINNITYが優勝を果たしており、APAC Northの競技レベルは着実に向上していることがうかがえます。
世界大会において日本やAPAC Northのチームが上位に食い込む機会は増えており、今後のシーズンでもさらなる活躍が期待されているところです。
賞金総額200万ドルの配分と獲得賞金ランキング
Year 5 Championshipの賞金総額は200万米ドル(約3億円)でした。
優勝チームには最も多くの賞金が授与され、順位に応じて段階的に配分される仕組みとなっています。
ALGS全体の歴代獲得賞金ランキング(累計)を見ると、トップクラスの選手の稼ぎは以下の通り報じられています。
| 順位 | 選手名 | 累計獲得賞金(概算) |
|---|---|---|
| 1位 | ImperialHal | 約104万ドル |
| 2位 | Zer0 | 約82万ドル |
| 3位 | Reps | 約66万ドル |
バトルロイヤル系のeスポーツとしては、かなり高額の賞金水準といえます。
Year 6では年間賞金総額が700万ドルに増額されたことで、今後さらに獲得賞金額が大きく伸びる選手が出てくる可能性があるでしょう。
ALGSの歴代優勝チーム一覧と世界大会の歴史
ALGSはYear 1から数えて複数回のチャンピオンシップが開催されてきました。
各シーズンの頂点に立ったチームを振り返ることで、競技シーンの進化が見えてきます。
Year 1からYear 5まで歴代チャンピオンを振り返る
ALGSの歴代チャンピオンシップ優勝チームをまとめると、以下のようになります。
| シーズン | 優勝チーム | 備考 |
|---|---|---|
| Year 1(2021-22) | TSM | 初代王者 |
| Year 2(2022-23) | DarkZero | — |
| Year 3(2023-24) | TSM / DarkZero系統 | Split制による複数LAN開催 |
| Year 4(2024-25) | GoNext(ギリシャ) | 札幌初開催 |
| Year 5(2025-26) | Oblivion(アメリカ) | 札幌2年連続開催 |
なお、各Splitのプレイオフ優勝チームを含めると、年間で複数の「世界大会優勝」チームが生まれます。
Year 4のSplit 1 Playoffsでは日本のREJECT WINNITYが優勝、Year 5のMid-Season Playoffs(EWC 2025)では中国のVK Gamingが制するなど、地域による勢力図の変化も活発に起きています。
TSMやGoNextなど複数回優勝チームの強さの秘密
ALGSの歴史を語る上で外せないのがTSMの存在です。
ImperialHal選手を中心としたTSMは初期のALGSを支配し、複数のタイトルを獲得してきました。
一方でYear 4でチャンピオンに輝いたGoNextは、ギリシャという競技シーンとしては主流でない地域から登場した点が注目されました。
札幌での決勝では8試合目終了時点で9チームがマッチポイントとなる大接戦を制しており、メンタルの強さが際立っていたと評されています。
Year 5ではTSMが7位に終わり、大会後にYear 6に向けてロースター(選手構成)を解散したことが報じられました。
トップチームであっても常に勝ち続けることの難しさを物語るエピソードといえます。
Esports World Cupとの連携で変わった大会の位置づけ
ALGSの大会構造に大きな変化をもたらしたのが、サウジアラビアで開催されるEsports World Cup(EWC)との連携です。
2025年7月にリヤドで行われたEWC 2025では、ALGSのMid-Season Playoffsが大会内イベントとして実施されました。
中国のVK Gaming(VKG)がApex Legends部門で優勝を果たし、アジア圏のチームの台頭を世界に印象づけています。
Year 6でもSplit 1 PlayoffsがEWC内で開催される予定で、この連携は定着しつつあります。
EWCとの提携により、ALGSの賞金規模や世界的な注目度はさらに拡大しました。
EWC 2025全体の賞金総額は8,000万ドル以上に達しており、eスポーツ業界全体の中でもApex Legendsの競技シーンが重要なポジションを占めるようになったことを示しています。
ALGS Year 6の日程とスケジュール最新情報
2026年1月に発表されたYear 6のロードマップは、前シーズンから大幅にスケールアップした内容となっています。
ここでは最新のスケジュールと変更点を詳しく確認していきましょう。
Year 6のオンラインオープンとプロリーグの開幕時期
Year 6は、2026年2月28日から始まるOnline Openでスタートしました。
Online Openは3月23日まで複数回にわたって開催され、誰でも登録・参加が可能なオープン形式の予選大会です。
続いて、Pro League Split 1が2026年4月5日に開幕し、6月15日までの約2か月半にわたってオンラインでのリーグ戦が行われます。
Challenger Circuit Split 1も4月11日から6月8日まで並行して実施される予定です。
2026年3月時点では、Year 6のOnline Open #2が進行中であり、各地域で新たな強豪チームの台頭が注目されています。
リヤドとラスベガスで開催されるオフラインプレイオフの日程
Year 6では、年間を通じて3回のオフラインLANイベントが予定されています。
| イベント名 | 開催日程 | 開催地 | 会場 |
|---|---|---|---|
| Split 1 Playoffs | 2026年7月7日〜11日 | リヤド(サウジアラビア) | EWC会場内 |
| Split 2 Playoffs | 2026年10月29日〜11月1日 | ラスベガス(アメリカ) | オーリンズアリーナ |
| Year 6 Championship | 2027年1月28日〜31日 | 札幌(日本) | 大和ハウスプレミストドーム |
Split 1 PlayoffsはEsports World Cup内での開催となり、中東での大規模eスポーツイベントの一環として位置づけられています。
Split 2 Playoffsは北米のラスベガスで開催されるため、Americas地域のファンにとってはアクセスしやすいロケーションでしょう。
このように、リヤド・ラスベガス・札幌と3つの大陸にまたがるグローバルなLANカレンダーが組まれている点は、Year 6の大きな特徴です。
Year 6チャンピオンシップは札幌で3年連続開催が決定
Year 6のチャンピオンシップは、2027年1月28日から31日まで、札幌の大和ハウスプレミストドームで開催されることが決定しています。
Year 4から数えて3年連続での札幌開催となり、これはALGS史上初の同一都市での連続開催記録です。
Year 5では3万5千枚超のチケットが販売され、会期中に約4万人の観客が来場したことが報じられています。
こうした集客実績と運営ノウハウの蓄積が、3年連続開催の決め手になったと考えられます。
札幌市としても「ゲームのまち」としてのブランディングを推進しており、eスポーツを通じた観光誘客と地域活性化に力を入れている状況です。
賞金総額700万ドルへ増額された背景と各大会の内訳
Year 6の年間賞金総額は700万ドル(約10億円超)に設定されました。
Year 5のチャンピオンシップ単体が200万ドルだったことと比較すると、年間トータルでの大幅な増額がはっきりと見て取れます。
主な内訳として、各LANイベント(Playoffs・Championship)にそれぞれ200万ドルが充てられ、さらに各Splitの勝者には50万ドルが授与される仕組みです。
賞金増額の背景には、Esports World Cupとの提携強化やスポンサー企業の拡大があるとされています。
高額な賞金は選手のモチベーション向上だけでなく、新たなプロチームの参入を促す効果もあり、競技シーン全体の活性化につながることが期待されています。
世界大会はなぜ札幌で開催されるのか?会場と誘致の裏側
ALGSの世界大会がなぜ日本、それも札幌で開催されるのかは、多くのファンが抱く疑問の一つです。
この章では、会場選定の理由や誘致の経緯について掘り下げていきます。
大和ハウスプレミストドームが選ばれた理由と会場の特徴
Year 4以降のALGS Championshipの会場となっている大和ハウスプレミストドーム(旧札幌ドーム)は、収容人数や設備の面で大規模なeスポーツイベントに適した施設です。
巨大なスクリーンの設置が可能で、数万人規模の観客を収容できるキャパシティは、世界大会のスケール感を演出するのに十分な環境といえます。
また、全天候型のドーム施設であるため、冬季の札幌でも天候に左右されずにイベント運営が行える点も大きなメリットです。
会場内には各チームのブースや物販エリアも設けられ、試合観戦だけでなくイベント全体を楽しめる構成になっていることが、来場者からも好評を得ています。
札幌市の誘致施策「さっぽろパッケージ」の中身とは
札幌へのALGS誘致において決め手となったのが、札幌市が提案した「さっぽろパッケージ」と呼ばれる総合的な支援施策です。
会場の提供だけでなく、交通アクセスの整備、宿泊施設との連携、多言語対応のサポート体制など、大会運営を包括的にバックアップする内容が盛り込まれていると報じられています。
札幌市は公式ウェブページでALGSの情報を発信しており、行政としてeスポーツイベントの誘致に積極的な姿勢を示しています。
こうした官民一体の取り組みが、EA側から高く評価された結果として3年連続の開催決定につながったと見られています。
チケット販売3万5千枚超え・33カ国から来場した集客力の実態
ALGSの札幌開催は、集客面でも大きな成功を収めています。
Year 5 Championshipでは3万5千枚を超えるチケットが販売され、大会史上最多の記録を更新しました。
会期中の来場者数は約4万人に達し、決勝日のチケットは完売となっています。
さらにYear 4の実績では、33の国と地域からファンが札幌を訪れたことが報じられており、国際的なイベントとしての側面も強まっています。
海外からの来場者にとって、日本観光と世界大会の観戦を同時に楽しめることが大きな魅力となっているようです。
冬の札幌という立地は、観光資源との相乗効果を生み出しやすい環境ともいえるでしょう。
地元企業の協賛と地域経済への波及効果
ALGSの札幌開催には、地元企業のスポンサード参加も目立っています。
北海道電力がYear 5 Championshipに出展し、再生可能エネルギーに関するPR活動を行ったことが報じられるなど、eスポーツイベントが企業のマーケティング機会としても活用され始めています。
数万人規模の来場者が宿泊・飲食・交通を利用することによる直接的な経済効果に加え、大会の配信を通じた札幌の都市ブランディングにも寄与しているとの見方が一般的です。
札幌ドーム社にとっても、プロ野球やサッカーに加えてeスポーツという新たなコンテンツを確保できた意義は大きく、施設の安定的な稼働につながっています。
Apex世界大会を現地観戦するための準備ガイド
世界大会の熱気を直接体感できる現地観戦は、配信視聴とは一味違う魅力があります。
ここでは、観戦に向けて知っておきたい情報をまとめます。
チケットの種類と購入方法および販売時期の目安
ALGSチャンピオンシップのチケットは、通常、大会開催の数か月前から公式サイトやチケット販売プラットフォームを通じて販売が開始されます。
Year 5では日程ごとに異なるチケットが用意されており、特に最終日の決勝チケットは早期に完売する傾向がありました。
過去の実績を踏まえると、Year 6 Championship(2027年1月)のチケット情報は、2026年秋頃に発表される可能性が高いと予想されます。
最新のチケット情報はALGS公式サイト(algs.ea.com)で随時更新されるため、こまめにチェックすることをおすすめします。
人気の高いイベントであるだけに、発売日の告知を見逃さないよう公式SNSアカウントのフォローも有効な手段です。
初心者でも楽しめる観戦のコツとルールの予習ポイント
Apex Legendsの競技観戦は、20チーム60人が同時に戦うバトルロイヤル形式のため、「展開が複雑で分かりにくい」と感じる方も少なくありません。
事前に押さえておきたいポイントは、まずマッチポイント形式のルールを理解しておくことです。
50ポイント到達後にチャンピオンを取れば優勝という基本ルールさえ知っていれば、試合終盤の緊張感を十分に楽しめるでしょう。
次に、注目チームを2~3チームに絞って追いかけると、試合の流れが掴みやすくなります。
日本のAPAC Northチームを応援対象として選べば、感情移入もしやすいはずです。
会場ではスクリーンに各チームの状況がリアルタイムで表示されるため、ゲームの詳細なルールを知らなくても、雰囲気を楽しむことは十分に可能です。
配信で観る場合のプラットフォームと視聴方法
現地に足を運べない場合でも、ALGSの全試合はオンラインで無料視聴が可能です。
公式配信はYouTubeとTwitchの2つのプラットフォームで行われており、日本語実況付きの配信も用意されています。
YouTubeでは「Apex Legends Global Series」公式チャンネル、Twitchでは公式ALGSチャンネルからアクセスできます。
日本語配信は、APAC North向けの公式チャンネルやパートナー配信者を通じて提供されるケースが多く、初心者にも分かりやすい解説が付くため、観戦の入口として最適です。
過去の大会アーカイブも公式チャンネルに残されているため、見逃した試合を後から振り返ることもできます。
ALGSのスクリムとは?プロチームの大会前の練習事情
世界大会の舞台裏では、プロチームが入念な準備を重ねています。
なかでも「スクリム」と呼ばれる練習試合は、大会の結果を大きく左右する重要な要素です。
スクリムの意味と世界大会前にチームが行う準備とは
スクリムとは「スクリマージ(scrimmage)」の略で、プロチーム同士が非公式に行う練習試合を指します。
大会と同じルールや設定で対戦し、戦術の確認や新しい戦略のテストを実施する場として、競技シーンでは欠かせないプロセスとなっています。
世界大会の前には、各地域のトップチームが集まってスクリムを繰り返し行うのが一般的です。
ランドマーク(降下地点)の選定、安置への移動ルート、チーム構成(レジェンドの組み合わせ)の最適化など、細部にわたる調整がスクリムを通じて行われます。
特に世界大会では、普段対戦しない他地域のチームとの戦いが待っているため、異なるプレースタイルへの対策もスクリムの重要なテーマとなります。
スクリムの情報はどこで確認できるのか
スクリムは非公式の練習試合であるため、公式サイトでスケジュールが公開されることは基本的にありません。
ただし、一部のプロ選手がTwitchやYouTubeでスクリムの様子を配信するケースがあり、ファンはそこからチームの仕上がり具合や新戦術の片鱗を観察することができます。
また、競技シーンに特化した情報サイトやX(旧Twitter)のeスポーツ系アカウントでは、スクリムの結果や注目プレーがまとめられることもあります。
大会前のスクリム成績と本番の結果が必ずしも一致しないのもまた事実で、スクリムでの好調ぶりが本番で裏切られるケースや、逆にスクリムでは目立たなかったチームが本番で躍進するケースもあり、それもまた競技シーンの面白さの一つです。
大会環境とオンライン予選における課題
ALGSの競技環境については、改善を求める声も一部で上がっています。
特に2025年5月のALGS OPENでは、サーバーの安定性や遅延に関する不満が選手やコミュニティから指摘されたことが報じられました。
オフラインのLANイベントではネットワーク遅延の問題は大幅に軽減されますが、オンライン予選の段階では地域間のping差や接続環境の違いが競技の公平性に影響を与える可能性があります。
EA側もこうした課題の改善に取り組んでいるとされており、Year 6ではサーバー環境の改善やオンライン予選フォーマットの見直しが期待されています。
eスポーツとしての信頼性を高めるためにも、競技インフラの整備は今後も重要なテーマであり続けるでしょう。
まとめ:Apex世界大会ALGSの全体像を押さえよう
- ALGSはEAとRespawn Entertainmentが主催するApex Legends公式世界大会の名称である
- 大会構造はOnline Open → Challenger Circuit → Pro League → Playoffs → Championshipの5段階で構成される
- 決勝はマッチポイント形式を採用しており、50ポイント到達後にチャンピオンを取れば優勝となる
- Year 5 Championshipは2026年1月に札幌で開催され、アメリカのOblivionが初優勝を果たした
- 決勝では20チーム中9チームがマッチポイントに到達する大接戦となった
- APAC NorthからはENTER FORCE.36が3位、日本のUNLIMITが10位と健闘した
- Year 6の年間賞金総額は700万ドルに増額され、リヤド・ラスベガス・札幌で3回のLANイベントが予定される
- 札幌での開催は3年連続となり、チケット販売3万5千枚超・来場者約4万人の大規模イベントに成長した
- Esports World Cupとの連携によりALGSの国際的な注目度と賞金規模が拡大している
- スクリムはプロチームにとって大会前の重要な準備工程であり、戦術の最終調整が行われる場である

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