『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』を終盤まで進めると、義手忍具の強化に必要な素材として「雷汞(らいこう)」の存在が大きな壁になります。
ドロップ率が低く、入手できる時期も限られるため、多くのプレイヤーが集め方に悩むアイテムです。
全義手忍具を最終段階まで強化するには合計19個もの雷汞が必要ですが、効率的なルートや仕組みを理解すれば、短時間で必要数を確保できます。
この記事では、雷汞の基本情報から具体的なファーミングルート、ドロップ率を高める方法、さらには強化の優先順位まで、攻略に必要な情報を網羅的にお伝えします。
雷汞とは?SEKIROにおける役割と基本情報
雷汞とは、SEKIROに登場する義手忍具の強化素材のひとつで、読み方は「らいこう」です。
英語版では「Fulminated Mercury」と表記されており、現実世界の雷酸汞がモデルとなっています。
ゲーム内の説明文には「凄まじい威力の火薬の元となる、特別貴重な煙硝」と記されており、南蛮由来の知識で作り出された設定です。
内府の軍が圧倒的な火力を誇る理由として、この雷汞の力が背景にあると語られています。
火薬系の強化素材には黒色煙硝、黄色煙硝、雷汞の3段階があり、雷汞は最上位のレア度に位置しています。
通常の敵からは滅多にドロップしないため、磁鉄屑や黒色煙硝のように序盤から気軽に集められる素材とは性質が大きく異なります。
義手忍具を最終形態まで仕上げるうえで避けて通れない、SEKIROの強化素材の中でも特に重要なアイテムといえるでしょう。
雷汞の使い道と必要個数の一覧
雷汞は、一部の義手忍具を上位段階へ強化する際に必要となる素材です。
すべての対象忍具を最終強化するには、合計で19個の雷汞を集めなければなりません。
以下の表に、各義手忍具の名称と必要な雷汞の個数をまとめました。
| 強化後の義手忍具名 | 強化元 | 必要な雷汞 |
|---|---|---|
| 火舌 | 機関長槍 | 1個 |
| 紫煙火花 | 爆竹 | 2個 |
| 朱雀紅蓮傘 | 機関傘 | 2個 |
| 神羽霧鴉 | 霧鴉 | 3個 |
| 瑠璃の斧 | 機関斧 | 3個 |
| 瑠璃の錆び丸 | 錆び丸 | 4個 |
| 瑠璃の浄火 | 吹火筒 | 4個 |
実戦で特に役立つのは、紫煙火花と朱雀紅蓮傘の2つです。
この2つだけなら雷汞は合計4個で済むため、まずはここを優先するのが効率的でしょう。
一方、トロフィー「義手の達人」の獲得には全忍具の最終強化が条件となるため、19個すべてを確保する必要があります。
なお、雷汞以外にも死蝋の瘤や源の瑠璃といった希少素材が最終強化には求められます。
特に源の瑠璃は1周あたり最大6個しか入手できず、全強化に10個必要なことから、最低2周のプレイが必須となる点も覚えておいてください。
雷汞のマップ固定配置は全部で7個
ゲーム中のマップには、決まった場所に雷汞が配置されており、1周あたり最大7個を拾い集めることができます。
菩薩谷(落ち谷)で入手できる1個
ゲーム中で最も早く手に入る雷汞は、落ち谷の菩薩谷エリアにあります。
白猿がいる島の裏側、毒水の中に配置されているため、見落としやすいポイントです。
毒だまりの供養衆から左奥へ進んだ場所が目印となります。
平田宅邸(義父の守護鈴使用時)で入手できる2個
義父の守護鈴を使って3年前の平田宅邸に入ると、2個の雷汞を拾えます。
1個目は火屋を左に曲がった先にあり、2個目は忍者暗門の入口付近に配置されています。
このエリアは特定のルート分岐を経由しないと到達できないため、取り逃しに注意が必要です。
内府襲来後の葦名城で入手できる4個
源の宮で桜竜を撃破すると自動的に内府襲来イベントが発生し、葦名城の各所に雷汞が新たに配置されます。
本城では元・赤鬼がいた場所の付近、城邑では内府軍据点の大砲と赤い弾薬箱の横で拾えます。
さらに水手曲輪の鬼仏付近と、城下の虎口階段を登りきった場所にも1個ずつ配置されています。
合計4個を回収できるため、内府襲来後は見落とさないように各エリアを巡回しましょう。
固定配置の7個だけでは19個に届かないため、残りの12個以上は敵からのドロップで補う必要があります。
雷汞をドロップする敵の種類と条件
雷汞は特定の敵を倒した際に、低確率でドロップするアイテムです。
すべての敵が落とすわけではなく、主に飛び道具を扱う兵種がドロップ対象となります。
落ち谷衆(銃兵・大砲兵)からのドロップ
源の宮に到達する前の段階では、落ち谷の鉄砲砦にいる落ち谷衆がドロップ対象です。
銃兵(ライフル型)と大砲兵が雷汞を落とす可能性がありますが、散弾兵(ショットガン型)はドロップしないとの検証報告があるため注意してください。
この時期にドロップさせるには鐘鬼(厄憑)の効果が必須で、ドロップ率は約4%と非常に低い数値です。
中盤でどうしても雷汞が欲しい場合の選択肢ではあるものの、効率面では後述の内府襲来後のルートに大きく劣ります。
赤備え軍(内府襲来後)からのドロップ
桜竜を撃破した後に出現する内府の赤備え軍は、雷汞の主要な供給源です。
特に焼夷弾型と火炎砲型の赤備え兵がドロップ率の高い対象として知られています。
鐘鬼を使用した状態での焼夷弾型のドロップ率は約12%と報告されており、鉄砲砦の3倍にあたります。
小太刀二刀を持つ赤備え兵は雷汞をドロップしないため、周回時には火器を持った兵種を優先して倒すのが鉄則です。
毒だまり(葦名の底)の大砲兵からのドロップ
葦名の底にある毒だまりエリアでは、獅子猿との再戦後に出現する大砲兵から雷汞がドロップする場合があります。
毒だまりの鬼仏を起点に大砲兵3体を巡回するルートが知られており、3〜4分で3個入手できたという報告もあります。
ただし、ドロップ率は内府襲来後の赤備え兵より低いため、あくまで中盤の補助的な手段と位置づけるのがよいでしょう。
ドロップ率を高める3つの方法
雷汞はゲーム内で最もレア度の高いドロップアイテムに分類されており、何も対策をしないとほとんど入手できません。
ドロップ率を引き上げるための3つの手段を正しく理解し、組み合わせて活用することが重要です。
鐘鬼(厄憑)でドロップランクを上げる
金剛山仙峯寺にある鐘鬼のお堂で鐘を撞くと、「厄憑」という状態になります。
厄憑の状態ではゲームの難易度が上昇する代わりに、アイテムのドロップランクが1段階引き上げられます。
SEKIROのドロップシステムでは、各アイテムにレア度1〜5の内部ランクが設定されていると考えられています。
通常時はレア度3(黒色煙硝)までしかドロップしませんが、鐘鬼を使うことでレア度4(黄色煙硝)が出現するようになります。
レア度5の雷汞を狙うには、鐘鬼に加えてさらなるブーストが必要です。
スキル「功徳」「さらなる功徳」を習得する
仙峯寺拳法のスキルツリーにある「功徳」と「さらなる功徳」は、アイテムのドロップ確率そのものを底上げする効果があります。
鐘鬼がドロップランクの上限を引き上げるのに対し、功徳系スキルは確率を押し上げる役割を担っています。
鐘鬼と功徳の両方を有効にすることで初めてレア度5の雷汞がドロップテーブルに乗るため、この2つの併用は必須条件といえます。
さらなる功徳まで習得すれば、雷汞のドロップ率がもう一段階向上し、周回の体感効率が明らかに変わるでしょう。
品寄せのミブ風船で一時的にブーストする
消費アイテムの「品寄せのミブ風船」を使用すると、約2分30秒間にわたってアイテムのドロップ率がさらにアップします。
効果時間が短いため、鬼仏で休息してから風船を使い、素早く敵を倒して戻る流れが基本となります。
鐘鬼+功徳+ミブ風船の三重ブーストが、雷汞ファーミングにおける最高効率の組み合わせです。
風船の在庫が限られている場合は、まず鐘鬼と功徳だけで周回し、風船は短期集中で使い切るスタイルがおすすめです。
雷汞マラソンの最効率ルートと手順
雷汞を集中的に稼ぐ作業は、コミュニティでは「雷汞マラソン」と呼ばれています。
複数のファーミングルートが存在しますが、時期と効率を基準にした比較を踏まえて最適な方法を解説します。
ルート比較表で効率を確認する
| ルート名 | 利用可能時期 | 1周の所要時間 | 対象の敵数 | ドロップ率の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 虎口階段(推奨) | 内府襲来後 | 約30秒 | 5〜6体 | 約12%(焼夷弾型) |
| 葦名城 本城 | 内府襲来後 | 約20〜30秒 | 3〜4体 | 中程度 |
| 鉄砲砦 | 中盤以降 | 約60秒 | 8〜10体 | 約4%(要鐘鬼) |
| 毒だまり | 獅子猿再戦後 | 約40秒 | 3体 | 低い |
総合的に見ると、内府襲来後の虎口階段ルートが圧倒的に効率が高いことがわかります。
1周約30秒という短さに加え、経験値も1周あたり約3,972ポイント獲得できるため、スキルポイント稼ぎとの同時進行が可能です。
虎口階段ルートの具体的な手順
まず鬼仏「葦名城城下 虎口階段」に対座し、品寄せのミブ風船を使用します。
鬼仏を背にして鉤縄で櫓の上へ移動し、1体目の赤備え兵に落下忍殺を仕掛けます。
櫓から後方へ飛び降りると真下に2体目がいるため、背後忍殺で仕留めてください。
そのまま燃えている門の方向へ進み、3体目を背後忍殺します。
門の先の階段を巡回している大砲持ちの4体目と、刀持ちの5体目を順に処理します。
5体すべてを倒したら鬼仏に戻って休息し、同じ流れを繰り返すだけです。
鐘鬼と功徳の併用状態であれば、10〜15分程度で必要数を確保できたという報告が多く見られます。
金の渦を使った上級テクニック
義手忍具「神隠し」を最終強化した「金の渦」を使うと、敵を倒しながらアイテムを吸引できます。
内府襲来後の葦名城本城の鬼仏を起点に、赤備え兵の背後から金の渦を発動すると、複数の敵を同時に処理しつつドロップを回収可能です。
ミブ風船1個の効果時間内に2〜3周こなせるため、30分以内に10個以上の雷汞を集められたとの報告もあります。
ただし金の渦の使用には形代が必要な点と、忍具自体を先に強化しておかなければならない点には注意が必要です。
雷汞集めで陥りやすい3つの落とし穴
効率よく雷汞を集めるためには、やってはいけない行動パターンを事前に把握しておくことが大切です。
修羅ルートを先に選ぶと集められない
SEKIROには複数のエンディングが存在しますが、修羅ルートを選んでしまうと源の宮へ到達できません。
源の宮をクリアしなければ内府襲来が発生しないため、赤備え兵が出現せず、効率的なファーミングが事実上不可能になります。
マップ上の固定配置も大部分が空の状態となり、鉄砲砦の敵を延々と倒す以外の手段がなくなってしまいます。
トロフィーコンプリートを目指す場合は、1周目に不死断ち・帰郷・竜の帰郷のいずれかを選び、源の宮を経由するルートを優先するのが鉄則です。
内府襲来前に長時間マラソンをしてしまう
中盤の段階で鉄砲砦や毒だまりの敵を相手にマラソンを始めてしまうケースがありますが、ドロップ率が極めて低いため時間の浪費になりがちです。
鉄砲砦でのドロップ率は鐘鬼使用時でも約4%にとどまり、19個を集めようとすると数時間単位の作業になる可能性があります。
ストーリーを進めて内府襲来を発生させてからまとめて集める方が、総合的な時間効率は圧倒的に優れています。
中盤で1〜2個だけ必要な場合を除き、本格的なマラソンは終盤まで温存するのが賢明です。
散弾兵を倒し続けてしまう
落ち谷衆の中でも散弾兵は雷汞をドロップしないと報告されています。
外見が似ているため区別がつきにくいものの、銃兵(背中にライフルを背負っている兵士)と大砲兵だけが対象であることを把握しておきましょう。
誤って散弾兵だけを倒し続けていると、いつまで経っても雷汞が手に入らないという事態に陥ります。
義手忍具の強化優先順位と雷汞の振り分け方
19個の雷汞を7種類の忍具にどう振り分けるかは、プレイスタイルや目的によって変わります。
実戦重視なら紫煙火花と朱雀紅蓮傘を優先
攻略を快適に進めたい場合は、紫煙火花(爆竹の最終形態)と朱雀紅蓮傘(機関傘の最終形態)の2つを最優先で強化するのがおすすめです。
紫煙火花は獣系のボスを含む幅広い敵に有効で、汎用性の高さから多くのプレイヤーに支持されています。
朱雀紅蓮傘は炎、雷、恐怖といった属性攻撃を防げるため、終盤のボス戦で安定感が格段に増します。
この2つにかかる雷汞は合計わずか4個なので、マラソンの負担も軽めです。
トロコン目的なら全忍具を計画的に強化
トロフィー「義手の達人」を狙う場合は、19個すべてを使い切ることになります。
瑠璃の錆び丸と瑠璃の浄火にはそれぞれ4個ずつ必要で、全体の約42%を占めます。
これら2つは実戦での使用場面が限られるため、あくまでトロフィー取得のための強化と割り切るのがよいでしょう。
また、最終強化には雷汞だけでなく死蝋の瘤や源の瑠璃も求められるため、他の強化素材とのバランスを見ながら計画的に進めることが重要です。
雷汞に関するよくある疑問
雷汞の入手にまつわる疑問は、コミュニティでも頻繁に話題に上がります。
ここでは代表的な質問とその回答を整理しました。
雷汞はショップで購入できるのか
雷汞を販売している供養衆(ショップ)は、ゲーム中に一切存在しません。
マップ上で拾うか、敵のドロップで入手するかの2通りだけが唯一の手段です。
銭が余っていても購入で賄うことはできないため、ファーミングは避けて通れません。
1周のプレイで19個すべて集められるのか
結論から言えば、1周で19個を集めることは十分に可能です。
固定配置の7個に加え、残り12個を内府襲来後のマラソンで補えば、1周内で全量を確保できます。
ただし源の瑠璃は1周で最大6個しか手に入らないため、全忍具の最終強化自体には最低2周が必要となります。
雷汞集めだけに限れば、周回をまたぐ必要はありません。
守護猿の撃破がドロップ条件に関係するのか
英語圏のコミュニティでは、守護猿(Guardian Ape)を撃破するとドロップテーブルがシフトし、鉄砲砦の敵から雷汞が出やすくなるとの報告が複数あります。
守護猿の撃破前は黄色煙硝がレアドロップだったのに対し、撃破後は黄色煙硝の出現率が上がり、雷汞も低確率ながらドロップし始めたという検証結果です。
公式に確認されたデータではないものの、中盤で雷汞を狙う場合は守護猿を先に倒しておく価値があるでしょう。
「雷返し」と「雷汞」は関係があるのか
名前に「雷」が含まれるため混同されやすいですが、雷返し(Lightning Reversal)と雷汞は全くの別要素です。
雷返しは敵の雷攻撃を空中で受け止めて跳ね返す戦闘テクニックであり、素材アイテムの雷汞とは一切関係ありません。
弦一郎や剣聖一心との戦いで使う雷返しの習得と、義手忍具の強化に使う雷汞の収集は、それぞれ独立した攻略要素として捉えてください。
雷汞の元ネタと作中の背景設定
SEKIROの世界観に深みを与えている雷汞の設定には、歴史的な事実と意図的なフィクションが織り交ぜられています。
現実の雷酸汞との関連
雷汞のモデルである雷酸汞(Mercury Fulminate)は、白色から灰色の結晶で、極度に敏感な起爆薬として知られる化合物です。
現実世界で雷酸汞が初めて合成されたのは17世紀後半のことで、ドイツ系スウェーデン人の錬金術師ヨハン・クンケルによるものとされています。
SEKIROの時代設定は16世紀末の戦国時代であり、約100年のアナクロニズムが存在しますが、これは内府の突出した技術力を表現するための意図的な演出と解釈されています。
ゲーム内の説明文に隠された引用
英語版の説明文に登場する「a little tweak of chemistry」というフレーズは、海外ドラマ『ブレイキング・バッド』のエピソードに登場する台詞との関連が指摘されています。
作中で主人公が雷酸汞を使って交渉相手のオフィスを破壊するシーンで発せられた台詞であり、開発元のフロム・ソフトウェアが意図的に盛り込んだ可能性があるとして、ファンの間で話題となりました。
こうした細部へのこだわりも、SEKIROというゲームの奥深さを支えている要素のひとつです。
まとめ:SEKIRO雷汞の効率的な集め方と活用法
- 雷汞はSEKIROの義手忍具を最終強化するために必要な最上位レアの強化素材である
- 全義手忍具の最終強化には合計19個が必要で、購入手段は存在しない
- マップ上の固定配置で入手できるのは最大7個で、残りはドロップで補う必要がある
- 最も効率の良いマラソンルートは内府襲来後の虎口階段で、1周約30秒で完了する
- ドロップ率を最大化するには鐘鬼、功徳スキル、品寄せのミブ風船の三重ブーストが有効である
- 修羅ルートを先に選ぶと内府襲来が発生せず、効率的なファーミングが不可能になる
- 散弾兵は雷汞をドロップしないため、銃兵と大砲兵を優先して倒すべきである
- 実戦用途なら紫煙火花と朱雀紅蓮傘の強化を優先すれば、雷汞4個で済む
- 源の瑠璃の制約により全忍具の最終強化には最低2周が必要だが、雷汞自体は1周で確保できる
- 虎口階段のマラソンは経験値やスキルポイントの稼ぎも兼ねられるため、終盤の効率的な周回ルートとして最適である

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