AI LIMITはソウルライク入門に最適か?徹底解説

2025年3月に発売されたAI LIMIT 無限機兵は、スタミナの概念を撤廃した独自の戦闘システムで注目を集めているソウルライク作品です。

「ソウルライク系に興味はあるけれど難しそう」「AI LIMITの評判が気になるけれど購入すべきか迷っている」といった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、AI LIMITの戦闘システムやビルドの仕組みから、他のソウルライク作品との比較、発売後のアップデート状況、そして2026年3月に配信予定のDLC最新情報まで、購入判断に必要な情報を網羅的にお伝えします。

ソウルライク初心者から熟練プレイヤーまで、AI LIMITの全貌を把握できる内容となっています。

目次

AI LIMIT 無限機兵とは?基本情報まとめ

AI LIMIT 無限機兵は、中国のインディースタジオSense Gamesが開発し、CE-Asiaがパブリッシングを手がけたソウルライク・アクションRPGです。

対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)とPlayStation 5で、2025年3月27日に世界同時リリースされました。

価格はPC版・PS5版ともに税抜4,300円と、フルプライスのソウルライク作品と比較して手頃な価格帯に設定されています。

PS5の豪華版は税込6,500円で、予約特典としてDLC「メイド服」が付属しました。

PlayStation China Hero Projectのタイトルとしても知られており、コンソール版はPS5独占となっています。

ゲームエンジンにはUnity 2022が採用され、アニメ調のキャラクターデザインと退廃的なSF世界観が融合した独自のビジュアルスタイルが特徴です。

プレイ人数は1人専用で、オンラインマルチプレイには対応していません。

メインストーリーのクリア時間は約18時間、全要素のコンプリートを目指す場合は約31時間が目安とされています。

AI LIMITの世界観とストーリー

AI LIMITの舞台は、原因不明の災厄によって文明が滅亡に瀕した遠い未来です。

生き残ったわずかな人類は、教会が支配する最後の都市「ヘヴンズウェル」に身を寄せて暮らしています。

プレイヤーは、何度でも蘇る力を持つ人工生命体「機兵」の少女アリサとなり、力の源である晶枝を修復しながら、都市の深部へと探索を進めていきます。

異形の敵や教会との戦いを通じて、災厄の背後に隠された真実に迫るというのがメインストーリーの骨子です。

「エリュシオン」と呼ばれる伝説の浄土を追い求める人々の物語は、終末SFとダークファンタジーが入り混じった独特の雰囲気を醸し出しています。

エンディングは全3種類用意されており、NPCイベントの達成状況や特定の選択肢によって分岐します。

最終的にアリサが人類側とAI側のどちらにつくかが大きな分岐点となっており、周回プレイで異なる結末を楽しめる設計です。

対応プラットフォームとPC推奨スペック

AI LIMITはPC版とPS5版の2プラットフォームで展開されています。

Nintendo SwitchやXboxへの対応は、2026年3月時点で発表されていません。

PC版の動作要件は以下の通りです。

項目 最低スペック 推奨スペック
OS Windows 10 64-bit Windows 10 64-bit
CPU Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 5 1600 Intel Core i7-9700 / AMD Ryzen 5 5500
メモリ 12 GB RAM 16 GB RAM
GPU GTX 1060 6GB / RX 580 8GB RTX 3060 / RX 5700 XT(VRAM 8GB)
DirectX Version 11 Version 11
ストレージ 30 GB(SSD必須) 30 GB(SSD必須)

最低スペックのハードルは比較的低く、数年前のミドルクラスPCでも動作可能です。

ただし、SSDが必須と指定されている点には注意が必要でしょう。

推奨スペックを満たしていれば、安定した60fpsでのプレイが期待できます。

AI LIMITの戦闘システムを徹底解説

AI LIMITの戦闘における最大の特徴は、従来のソウルライクで定番だった「スタミナ」の概念を完全に撤廃している点です。

通常攻撃やローリング回避にリソース消費がないため、好きなだけ武器を振り回し、自由に回避行動を取ることができます。

この設計により、積極的に攻め続ける爽快感のある戦闘体験が実現されています。

シンクロ率システムの仕組みと攻略のコツ

スタミナに代わってAI LIMITの戦闘を支配するのが「シンクロ率」と呼ばれる独自のシステムです。

シンクロ率は0%から100%の範囲で変動し、敵に攻撃を当てたりパリィに成功したりすると上昇します。

逆にダメージを受けたり、スキルやスペルを発動したりすると減少する仕組みです。

シンクロ率が高いほどアリサの攻撃力と防御力が強化されるため、積極的に攻撃を当て続けることが火力アップの鍵となります。

一方で、シンクロ率が0%まで低下すると一定時間行動不能に陥ってしまうため、闇雲な攻撃は危険を伴います。

休憩ポイントから再開した直後は100%の状態でスタートし、戦闘中に低下しても50%までは自動回復するため、よほど連続で被弾しなければ枯渇の心配は少ないでしょう。

攻略のコツとしては、パリィを積極的に狙ってシンクロ率を維持しつつ、ファタルストライク(致命攻撃)からの武器スキルコンボで大ダメージを叩き込む立ち回りが効果的です。

パリィとファタルストライクの活用法

AI LIMITのパリィシステムは、多くのプレイヤーから「気持ちよさ」を高く評価されている要素のひとつです。

敵の攻撃タイミングに合わせてパリィを成功させると、相手の体勢を大きく崩すことができます。

体勢を崩した敵にはファタルストライクと呼ばれる致命攻撃を叩き込むことが可能です。

さらに、ファタルストライクでダウンした敵に対して武器スキルを重ねることで、通常攻撃とは比較にならない大ダメージを与えられます。

このパリィ→ファタルストライク→武器スキルのコンボが、AI LIMITにおける最も効率的なダメージソースとなっています。

ボス戦においても、攻撃パターンを覚えてパリィタイミングを見極めることが攻略の核心です。

序盤のうちから雑魚敵相手にパリィの練習を重ねておくと、中盤以降の難易度が大幅に変わるでしょう。

操作方法と独特なボタン配置の注意点

AI LIMITの基本操作は、R1が軽攻撃、R2が重攻撃(長押しでチャージ攻撃)、R1とL1の同時押しが武器スキル発動となっています。

スペル(術式)はL1で発動しますが、切り替えにはL2をホールドしながら○×□△ボタンを押す必要があります。

この操作体系は、L2とR2のトリガーを多用する設計になっている点で、他のソウルライク作品とは異なります。

多くのソウルライクでは□が攻撃、○が回避といった配置が定番ですが、AI LIMITではトリガー中心の独自マッピングが採用されています。

この操作配置に慣れるまで違和感を覚えるプレイヤーも少なくありません。

ただし体験版から製品版にかけて操作性は大幅にブラッシュアップされており、数時間プレイすれば自然と馴染んでくるという声が多く聞かれます。

武器・ビルド・育成システムの詳細

AI LIMITには30種以上の武器が収録されており、3つの武器カテゴリとステータスの組み合わせによって多彩なビルドを構築できます。

ステータスの振り直しが無制限に可能な点も、ビルドの試行錯誤を楽しむ上で大きなメリットです。

武器カテゴリと属性の選び方

AI LIMITの武器は、大きく3つのカテゴリに分類されます。

片手武器(ロングソード系)はバランスの良い攻撃速度と火力を兼ね備え、初心者からベテランまで扱いやすい万能タイプです。

両手武器(大剣・槍系)は一撃の火力が高い反面、攻撃モーションが遅いため、敵の隙を的確に突く立ち回りが求められます。

双剣(二刀流)は手数の多さが魅力で、素早い連撃によるシンクロ率の回復効率に優れています。

装備スロットには2種類の武器をセットでき、戦闘中に瞬時に切り替えられるのも大きな特徴です。

攻撃中の武器チェンジからコンボに繋げるテクニックも存在し、熟練するほど戦術の幅が広がります。

武器には炎・雷・毒・浸食といった属性が付与されているものもあります。

炎と雷はほとんどの敵に有効で純粋にダメージを上乗せできるため、汎用性が高い属性です。

毒と浸食は継続ダメージ(DoT)を与えますが、機械系の敵には効果がない点に注意しましょう。

属性武器にさらにアイテムで別属性を重ねがけする複合属性の運用も可能です。

ステータス振りとおすすめビルド構成

AI LIMITのステータスは、LIFE・VIT・STR・TEC・SPIの5種類で構成されています。

LIFEはHPと安定性に直結するパラメータで、どのビルドでも最優先で上げるべきとされています。

VITは変換力とシンクロ率の回復効率に関わり、戦闘の安定感を大きく左右します。

STR(筋力)は大剣や槍など両手武器のスケーリングに影響し、TEC(技量)は双剣や居合系武器の火力に貢献します。

SPI(精神力)は術式(スペル)の威力を高めるパラメータです。

初心者におすすめのビルドは、LIFEとVITに各30ポイント振る安定重視型です。

序盤から入手できる武器でも終盤まで十分に戦えるため、アクションゲームに不慣れな方でも安心してプレイを進められます。

上級者向けとしては、TEC特化で居合刀「レッドディア(アカジカ)」を使用するビルドが最強格として広く認知されています。

STR特化の大剣ビルドや、SPI特化の術式ビルドも十分に実用的で、プレイスタイルに応じた選択肢が豊富に用意されています。

なお、ステータスの振り直しに必要なアイテム「晶枝新芽」は序盤で入手可能で、一度手に入れると無制限にリセットできます。

この仕様のおかげで、ビルドを気軽に組み替えながら自分に合ったスタイルを探せるのはAI LIMITならではの長所でしょう。

刻印システムと術式の仕組み

武器やステータスに加えて、ビルドの幅を広げる要素として「刻印」と「術式」があります。

刻印は主印1つと従印5つをセットできるシステムで、ステータスの底上げや特殊効果の付与が可能です。

従印の中には「変革」のような強力な効果を持つものも存在し、ビルドの最終形に大きな影響を与えます。

術式はL1ボタンで発動する魔法攻撃で、炎系・雷系・補助系など複数のカテゴリが揃っています。

発動にはシンクロ率を消費するため、使いどころの見極めが重要です。

シンクロ率に余裕がある高い状態で術式を放ち、そこから攻撃でシンクロ率を回復するというメリハリのある戦闘サイクルが、AI LIMITの醍醐味のひとつとなっています。

AI LIMITの評価と評判を多角的に検証

AI LIMITは発売後、Steam・PlayStation Store・メディアレビューそれぞれで異なる傾向の評価を受けています。

ここではデータに基づいて、評価の全体像を客観的に検証します。

Steamレビューとメタスコアの実態

Steamでは36,000件以上のユーザーレビューが投稿され、好評率92%の「非常に好評」ステータスを獲得しています。

発売直後は技術的な不具合の報告もありましたが、アップデートによる改善を経て、2025年8月時点では好評率が93%まで上昇した時期もありました。

MetacriticにおけるメディアスコアはPS5版が67点、PC版が75点です。

PS5版の批評家レビュー28件の内訳は、好評29%・賛否混在68%・否定的4%となっています。

一方、ユーザースコアはPS5版で7.5点を記録しています。

PlayStation Storeでの評価は約7,525件の投稿に対して平均星4.17と、こちらも高い水準です。

メディアスコアとユーザー評価に開きがある点は注目に値します。

批評家からは「堅実だが革新性に欠ける」という評価が目立つ一方で、実際にプレイしたユーザーからは価格に見合った満足度の高い体験として好意的に受け止められている傾向が読み取れます。

多くのユーザーが高く評価しているポイント

AI LIMITがユーザーから支持を集めている要因は、大きく分けて5つあります。

第一に、シンクロ率システムの独自性です。

スタミナ管理から解放され、攻撃的なプレイスタイルが促進される爽快感は、多くのプレイヤーが本作最大の魅力として挙げています。

第二に、パリィの手触りの良さがあります。

タイミングを合わせた時の気持ちよさとファタルストライクへ繋がる一連の流れは、戦闘の満足度を大きく引き上げています。

第三に、立体的で入り組んだフィールドデザインです。

ショートカットの開通や隠しエリアの発見といった探索の達成感は、ソウルライクファンを唸らせる出来栄えと評されています。

第四に、ビルドの多様性と振り直しの自由度があります。

ステータスリセットが無制限に可能なため、一つのセーブデータで様々なプレイスタイルを試せる点が好評です。

そして第五に、税抜4,300円という価格設定です。

フルプライスのソウルライク作品と比べて約半額でありながら、18時間以上のボリュームを備えているコストパフォーマンスの高さが広く支持されています。

購入前に知っておくべきデメリットと注意点

一方で、AI LIMITにはいくつかのデメリットや注意点も存在します。

まず、マップのビジュアルが全体的に茶色・泥色系で統一されており、エリアごとの景色の変化に乏しい点は多くのプレイヤーから指摘されています。

敵キャラクターのバリエーションも限定的で、後半になるほど同じタイプの敵が繰り返し登場する印象は否めません。

カタツムリ型の軟体生物系の敵が多数登場するため、こうした見た目が苦手な方は事前に認識しておくとよいでしょう。

ストーリーの語り口は断片的で、序盤から中盤にかけては目的や世界の全体像が掴みにくいと感じるプレイヤーも少なくありません。

主人公アリサのセリフが少なめの設計のため、感情移入の面で物足りなさを覚えることもあるようです。

日本語翻訳の品質についても、誤訳や不自然な表現が散見される点が課題として残っています。

狭い空間や壁際でカメラが暴れる問題も報告されており、ボス戦の密閉空間ではストレスを感じる場面があるかもしれません。

キャラクターメイク機能は搭載されておらず、装備によって外見が固定的に変化するため、好みの見た目と最適な性能の装備が一致しないケースもあります。

これらの点を総合すると、AI LIMITは「完璧ではないが価格に見合った楽しさを提供してくれる良作」という評価が最も的確でしょう。

他のソウルライク作品との比較

AI LIMITの購入を検討する際、他のソウルライクタイトルとの違いを把握しておくことは非常に重要です。

ここでは代表的な競合タイトルとの比較を通じて、AI LIMITの立ち位置を明確にします。

Lies of P・Stellar Bladeとの違い

AI LIMITがしばしば比較される代表的なタイトルとして、Lies of PとStellar Bladeがあります。

比較項目 AI LIMIT Lies of P Stellar Blade
難易度 やや易〜普通 やや高い 普通
スタミナ なし(シンクロ率制) あり あり
世界観 SF終末・アニメ調 ダークファンタジー SF
価格帯 約4,300円 フルプライス フルプライス
メタスコア(PS5) 67 80 80
クリア時間 約18時間 約30時間 約25時間

Lies of Pはパリィを中心とした緊張感の高い戦闘と、重厚なストーリーテリングで高い評価を獲得しています。

戦闘の歯ごたえを重視するプレイヤーにはLies of Pが向いているでしょう。

Stellar Bladeはパーフェクト回避を軸としたスタイリッシュな戦闘と、美麗なグラフィックが魅力です。

AI LIMITとStellar Bladeは同じSF系の世界観を持ちますが、ビジュアルの方向性やアクションの手触りは大きく異なります。

総合的な完成度ではLies of PやStellar Bladeが一歩リードしているというのがコミュニティの一般的な見解です。

ただし、スタミナに縛られない自由度の高い戦闘はAI LIMITならではの体験であり、価格差を考慮するとコストパフォーマンスではAI LIMITに軍配が上がります。

Code Veinとの比較で見えるAI LIMITの独自性

「アニメ調のソウルライク」という共通点から、AI LIMITはCode Veinとの比較も非常に多い作品です。

Code Veinの強みはキャラクターメイクの自由度とCO-OPマルチプレイに対応している点にあります。

一方、AI LIMITにはキャラメイク機能もマルチプレイもありません。

しかし、戦闘システムの完成度ではAI LIMITが上回るとするプレイヤーの声が多く見られます。

スタミナなしのシンクロ率システムとパリィの爽快感は、Code Veinにはない独自の魅力です。

フィールドデザインの立体感や探索のやりがいについても、AI LIMITの方が優れているという評価が主流です。

仲間と一緒に遊びたい場合はCode Vein、ソロで戦闘の奥深さを楽しみたい場合はAI LIMITという棲み分けが適切でしょう。

ソウルライク初心者にAI LIMITが向いている理由

ソウルライクジャンルに初めて触れるプレイヤーにとって、AI LIMITは「最もアクセシブルな入門作」のひとつとして広く認識されています。

スタミナの概念がないため、回避やガードのリソース管理に悩む必要がありません。

攻撃を当てるほどシンクロ率が上昇して有利になるシステムは、積極的に敵と戦う楽しさを自然に覚えさせてくれます。

ステータスの振り直しが無制限に可能なため、育成の失敗を気にせずプレイできる安心感もあります。

序盤に手に入る武器の中にも、ボスを確実に怯ませる強力なスキルを持つものが用意されており、初心者がつまずきにくい配慮が感じられます。

クリア時間が約18時間とコンパクトな点も、長大な作品に尻込みしてしまう方にとってはプラスに働くでしょう。

価格が手頃なため、「ソウルライクが自分に合うかどうか試してみたい」という目的での購入にも適しています。

なお、2026年には同じく新作ソウルライクとして注目されるクレールオブスキュールの体験版も公開され、ジャンル全体が盛り上がりを見せています。

ソウルライク入門としてAI LIMITを経験した上で、次の新作に挑戦するというステップアップの流れも選択肢のひとつです。

発売後のアップデートとDLC最新情報

AI LIMITは発売後も継続的なアップデートが行われており、不具合の修正に加えて新要素の追加も精力的に実施されています。

2026年3月時点の最新情報をまとめます。

発売後のパッチ適用とバグ修正の経緯

AI LIMITは発売直後、ボス戦中のフロア突き抜けやクラッシュ、無限ロードといった技術的な不具合が報告されました。

開発チームはプレイヤーからの指摘を受け、迅速にパッチの準備を進めています。

2025年4月15日にはVer.1.0.022がPC版に配信され、グラフィック最適化の改善と各種不具合の修正が行われました。

同年5月28日のVer.1.0.023では、術式「火炎掃討」の不具合修正、周回プレイ時のショップ仕様最適化、ビジュアル設定の改善が実施されています。

発売直後に見られた深刻なバグの多くはこれらのパッチで解消され、ゲーム体験の安定性は大幅に向上しました。

Steamの好評率がパッチ適用後に上昇している点も、開発チームの対応がプレイヤーに評価されている証左といえるでしょう。

無料大型アップデートで追加された高難易度モード「半ゾル化」

2025年8月18日に配信された無料アップデートは、AI LIMITのエンドコンテンツを大幅に拡充する内容でした。

目玉はなんといっても高難易度モード「半ゾル化」の追加です。

半ゾル化モードでは敵のステータスが大幅に強化され、シンクロ率にも追加の制約が課されます。

開始するには、ゲームクリア後にニューゲームまたは周回プレイで「地下水道−南西部」に向かい、起動アイテム「半ゾル化フレーム」を入手する必要があります。

通常の周回プレイでは物足りなくなった上級者に向けた本格的なやりこみ要素として設計されています。

同じアップデートでは物理演算の改善(キャラクターの挙動のリアル化)も実施され、ビジュアル面でのクオリティアップも図られました。

この大型アップデートにより、AI LIMITはクリア後も長く楽しめるタイトルへと進化しています。

2026年3月配信予定のDLC「エイレネと戦火のルツボ」

AI LIMITの発売1周年を記念して、2026年3月27日にDLC第1弾「エイレネと戦火のルツボ」が配信される予定です。

本DLCは本編エンディング後の物語を描き、教会崩壊後の世界が舞台となります。

新エリア「戦火の神殿」が追加され、プレイヤーは北部教区を舞台に戦火の大司教エイレネが課す試練に挑むことになります。

新ボスが複数登場するほか、本編に登場した既存ボスも「新形態」で再登場し、以前とは異なる行動パターンでプレイヤーの前に立ちはだかります。

新たな武器、防具、術式、刻印が追加され、戦闘の幅がさらに広がる見込みです。

公開されたトレーラーからは、本編にはなかったハイジャンプのような移動アクションの追加も示唆されています。

2025年11月の発表時には、ボスラッシュモードやランダム要素の導入も言及されており、リプレイ性の高いコンテンツが期待できるでしょう。

さらに、DLCは全2部構成が予定されており、第1弾は「ゲームプレイの拡張」に焦点を当てた内容です。

第2弾はシナリオを中心に、多数の新エリアやキャラクターが追加される予定ですが、配信時期は未定となっています。

対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)とPS5で、DLCの価格は2026年3月1日時点では公表されていません。

AI LIMITの売上とソウルライク市場での位置づけ

AI LIMITは手頃な価格のインディータイトルでありながら、商業的にも大きな成功を収めています。

ソウルライク市場全体の中で、AI LIMITがどのような立ち位置にあるのかを分析します。

推定売上本数と収益データ

Steam上のAI LIMITの販売実績は、複数のデータ分析サイトによって推計されています。

Sensor Towerの推計によると、Steamでの販売本数は約69.7万本に達しています。

Gamalyticの推計では、Steamにおけるベースゲームの総収益は約1,500万ドル(推計レンジは920万〜2,070万ドル)とされています。

発売初週の2025年3月末時点で約30万本超のSteam販売が確認されており、その後もロングセラーとして着実に販売数を伸ばしました。

税抜4,300円(約35ドル)のインディー価格帯でこの数字は、大きな商業的成功と評価できるでしょう。

2025年末にはゲームメディアの年末特集で「2025年にSteamで大ヒットした中国発ゲーム」のひとつとして取り上げられ、業界内でも注目を集めました。

2025〜2026年のソウルライク市場におけるトレンド

AI LIMITの成功は、ソウルライク市場の活況を象徴する出来事のひとつです。

2025年にはAI LIMITのほかにもFirst Berserker: Khazanなど複数のソウルライク新作がリリースされ、ジャンルの裾野は着実に広がっています。

2026年に入ってからもPhantom Blade 0やSarosといった注目タイトルが控えており、ソウルライク市場は引き続き活発な状況です。

AI LIMITのDLC第1弾はこうした新作ラッシュの中で配信されることになりますが、既存プレイヤーの再訪を促すコンテンツとして期待されています。

中国発のインディースタジオによるソウルライクが世界的なヒットを飛ばすという構図は、2024年の黒神話:悟空に続く流れともいえます。

AI LIMITの成功によって、アニメ調のビジュアルとソウルライクの組み合わせが新たな市場ニーズとして認知されつつあります。

「美少女ソウルライク」というニッチに見えるカテゴリが、実は大きな需要を持っていたことをAI LIMITは証明したといえるでしょう。

よくある質問(FAQ)

AI LIMITに関して、購入前後に多くのプレイヤーが疑問に思うポイントをQ&A形式で整理します。

ソウルライク未経験でもクリアできる?

スタミナの概念がなく、ステータスの振り直しも無制限に可能なため、ソウルライクジャンル未経験のプレイヤーでも十分にクリアを目指せます。

序盤で入手できる武器にもボスを確実に怯ませる強力なスキルが付与されており、初心者がつまずきにくい設計です。

ただし、終盤のボスや裏ボスはそれなりの歯ごたえがあるため、パリィのタイミング練習は欠かさないことをおすすめします。

難易度の目安としては、ダークソウルシリーズよりも明確に易しく、ソウルライクの中では最もアクセシブルな部類に入ると広く認識されています。

AI生成コンテンツは使われている?

タイトルに「AI」が含まれていることから、AI生成コンテンツの使用を疑う声が一部で上がりました。

これに対して開発元のSense Gamesは「AI生成コンテンツは使用していない」と公式に否定しています。

開発開始当時はLLM(大規模言語モデル)や画像生成AIが普及していなかった時期であり、「AI生成では本当のクリエイティビティには及ばない」との見解を示しています。

タイトルの「AI」は、ゲーム内の物語設定である人工知能にまつわるテーマを指すものです。

周回プレイの引き継ぎ要素は?

ゲームクリア後にはニューゲーム+(周回プレイ)が解放され、レベル・装備・アイテムなどを引き継いで最初からプレイできます。

全3種のエンディングを回収するには最低2周が必要ですが、PS5版ではPS+のセーブバックアップ機能を活用することで1周での回収も可能です。

全武器・全術式のコンプリートには周回プレイが必須となっています。

周回を重ねたプレイヤー向けには、前述の高難易度モード「半ゾル化」が用意されており、やりこみのモチベーションも維持しやすい設計です。

まとめ:AI LIMITはソウルライクの新たな選択肢

  • AI LIMIT 無限機兵は中国Sense Games開発のソウルライクARPGで、2025年3月27日にPC/PS5で発売された
  • スタミナの概念を撤廃し、独自の「シンクロ率システム」で攻撃的なプレイスタイルを促進する戦闘設計である
  • 武器は片手・両手・双剣の3カテゴリで30種以上、属性は炎・雷・毒・浸食の4種が存在する
  • ステータスの振り直しが無制限に可能で、ビルドの試行錯誤がしやすい初心者フレンドリーな育成システムを採用している
  • Steamでは36,000件超のレビューで好評率92%を獲得し、推定約70万本のセールスを記録した
  • メタスコアはPC版75点・PS5版67点で、メディアよりもユーザー評価の方が高い傾向にある
  • マップのビジュアルの単調さ、敵バリエーションの少なさ、翻訳品質、カメラワークの不安定さがデメリットとして挙げられる
  • 発売後も継続的にアップデートが実施され、高難易度モード「半ゾル化」が無料で追加された
  • 2026年3月27日にDLC第1弾「エイレネと戦火のルツボ」が配信予定で、新エリア・新ボス・新装備が追加される
  • 税抜4,300円という価格帯でのコストパフォーマンスが高く、ソウルライク入門作として多くのプレイヤーに推奨されている
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