ソウルライクのコードヴェインは買うべき?魅力と注意点を徹底解説

バンダイナムコエンターテインメントが手がけるアクションRPG「CODE VEIN」シリーズは、アニメ調のビジュアルと吸血鬼をテーマにしたソウルライク作品として、多くのゲーマーから注目を集めています。

2019年に発売された初代は全世界累計400万本を突破し、2026年1月には待望の続編「CODE VEIN II」がリリースされました。

一方で「難易度はどのくらいなのか」「他のソウルライク作品と何が違うのか」「購入する価値はあるのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。

この記事では、シリーズの基本情報から最新作の評価、他作品との比較、購入前に知っておくべき注意点まで、網羅的に解説していきます。

目次

コードヴェインとは?ソウルライクにおける立ち位置

コードヴェインは、バンダイナムコスタジオとシフトが共同開発した「ドラマティック探索アクションRPG」です。

ジャンルとしてはいわゆるソウルライクに分類され、拠点でのレベルアップ、死亡時の経験値ロスト、高難易度のボス戦といった要素を備えています。

ただし、本シリーズにはフロム・ソフトウェアの作品群とは明確に異なる独自の個性があります。

最大の特徴は、アニメ調のキャラクターデザインと吸血鬼をモチーフにした世界観です。

ダークファンタジーが主流のソウルライク市場において、華やかなビジュアルと感情豊かなストーリーテリングで差別化を図っています。

また、NPCが常に同行する「バディシステム」を採用しており、ソウルライクの中では初心者にも比較的親しみやすい設計になっている点も見逃せません。

開発を指揮したのは、バンナムの人気シリーズ「GOD EATER」を手がけた吉村広氏で、プロデューサーは飯塚啓太氏が務めています。

いわば、共闘アクションRPGの知見をソウルライクジャンルに持ち込んだ意欲作といえるでしょう。

初代CODE VEINの基本情報と世界累計400万本の実績

初代コードヴェインは、2019年9月26日にPlayStation 4、Xbox One、PC(Steam)向けに発売されました。

舞台は荒廃した近未来の閉鎖空間「ヴェイン」で、記憶を失った吸血鬼「レヴナント」である主人公が、仲間とともに過酷な運命に立ち向かうストーリーが展開されます。

ゲームエンジンにはUnreal Engine 4を採用し、キャラクターデザインは小林くるみ氏が担当しました。

販売実績を見ると、日本国内の初週売上はファミ通調べで約6万本と控えめでしたが、口コミでじわじわと人気が拡大していきました。

発売から約4カ月で全世界100万本を突破し、2021年には200万本、そして2025年6月の続編発表時点では400万本を達成しています。

Metacriticのスコアは70点と突出した評価ではないものの、「アニメ調ソウルライク」という独自のニッチを開拓した功績は大きく、根強いファン層を獲得しました。

武器種は片手剣、両手剣、銃剣、斧槍、大槌の5種類で、吸血アクションで敵から「冥血」を奪い、それを消費して「錬血」と呼ばれるスキルを発動する独自の戦闘サイクルが特徴です。

CODE VEIN IIの発売日・対応機種・価格まとめ

続編となる「CODE VEIN II」は、2026年1月29日にPlayStation 5およびXbox Series X|S向けに発売されました。

Steam版は翌日の1月30日に配信が開始されています。

以下に基本的な製品情報を整理します。

項目 内容
発売日 2026年1月29日(Steam版は1月30日)
対応機種 PS5 / Xbox Series X|S / PC(Steam)
ジャンル ドラマティック探索アクションRPG
通常版価格 8,910円(税込)
ディレクター 吉村広
プロデューサー 飯塚啓太
プレイ人数 1人
容量 PS5版 約55GB / Steam版 約70GB

前作から約7年ぶりの新作であり、対応機種は現行世代機に絞られています。

価格帯はフルプライスの大型タイトルとしては標準的な水準です。

前作との違いは?CODE VEIN IIで変わった5つの新要素

コードヴェインIIは、前作の良さを受け継ぎながらも大幅な進化を遂げています。

ここでは特に注目すべき5つの変更点を解説します。

オープンワールド型フィールドへの転換

前作がリニアなダンジョン探索型だったのに対し、今作では「マグメル島」を舞台にしたオープンワールド型のフィールド探索に変わりました。

広大なマップを自由に歩き回りながら、ダンジョンやサブクエストを発見していく構造です。

「マップジャマー」と呼ばれる敵を倒すことで地図が解放される仕組みが採用されており、探索そのものにゲーム性が生まれています。

武器種が7種類に拡充

前作の5種類に加え、新たに「双剣」と「ルーンブレード」の2種が追加されました。

双剣は高い機動力で敵の懐に飛び込むスタイルで、ルーンブレードは術式との組み合わせに優れた魔法剣士向けの武器です。

プレイスタイルの幅が広がったことで、ビルドの多様性はさらに増しています。

時間をテーマにした歴史改変ストーリー

今作の大きな特徴は「時間」と「歴史改変」をテーマにしたストーリーです。

プレイヤーは「現在」と「過去」の2つの時代を行き来しながら、世界の崩壊を食い止めるために奔走します。

エンディングは全3種類のマルチエンディング制で、1周のプレイで全エンディングを確認できる設計になっています。

前作とのストーリー接続はなし

公式FAQで明記されている通り、前作とストーリー上のつながりはありません。

世界観もキャラクターも完全に新規となっており、前作を未プレイでも問題なく楽しめます。

逆に言えば、前作の物語の続きを期待していたファンにとっては賛否が分かれるポイントでもあります。

マルチプレイは非搭載に

前作ではオンラインでの救難信号を使った協力プレイが可能でしたが、今作ではマルチプレイ機能が搭載されていません。

フレンドとの共闘はできず、NPCバディとのソロプレイ専用となっています。

この変更は、オンライン協力を楽しみにしていたユーザーからの不満が特に大きい部分です。

コードヴェインIIの評価とレビューをデータで検証

発売後の評価について、メディアとユーザー双方のデータを確認していきます。

メディア評価(Metacritic・OpenCritic)

Metacriticにおけるスコアは、PS5版が73点(レビュー44件時点)で、OpenCriticでも74点とほぼ同水準の結果でした。

前作の70点からは微増しており、批評家の推奨率は54%にとどまっています。

Metacriticの基準では75点未満は「賛否両論、または平均的」に分類されるため、メディア評価としては中間的な位置づけです。

高く評価された点としては、戦闘システムの進化やグラフィック品質の向上、骨太なストーリーが挙げられています。

一方で、ソウルライクとしての独自性の不足やパフォーマンス面の問題が減点要因として指摘されました。

Steamユーザーレビュー

Steam版のユーザーレビューは、2026年2月時点で総レビュー2,866件のうち好評率56%という結果で、「賛否両論」の評価となっています。

日本語レビューに限ると295件中63%が好評と、やや高めの傾向が見られます。

否定的なレビューの主な論点は、フレームレートの不安定さをはじめとするパフォーマンスの問題と、一部の難易度設計に対する不満に集中しています。

肯定的なレビューでは、キャラクターカスタマイズの充実度やビルドの多様性、感情を揺さぶるストーリー展開などが評価されています。

ソウルライク初心者でもコードヴェインは楽しめるのか

ソウルライクジャンル未経験の方にとって、コードヴェインシリーズは入門として適しているのかどうかは大きな関心事でしょう。

結論から言えば、バディシステムの存在により、シリーズ全体を通じてソウルライクの中では比較的遊びやすい部類に位置しています。

バディとなるNPCキャラクターは、敵のヘイトを引きつけてくれるだけでなく、一定のダメージも与え、場合によってはプレイヤーの蘇生すら行ってくれます。

さらに「ブラッドコード」の付け替えによって、いつでもプレイスタイルを変更できる柔軟性が、攻略に行き詰まった際の救済にもなっています。

ただし、続編のコードヴェインIIは前作よりも難易度が上がっているという意見が多く見られます。

特に一部のボス戦では攻撃の隙が少なく、回避のタイミングがシビアだと感じるユーザーが少なくありません。

完全な初心者が最初に手に取る作品としては、まず初代を安価に入手して試してみるのも一つの選択肢です。

初代はSteamのセール時に大幅に値引きされることがあり、過去には1,300円前後まで下がった実績もあります。

コードヴェインと他のソウルライク作品を徹底比較

ソウルライクジャンルには数多くの名作が存在します。

ここでは、コードヴェインシリーズと代表的な作品を比較し、特色の違いを整理します。

ダークソウルシリーズとの比較

ダークソウルがソウルライクの本家とすれば、コードヴェインはそのフォロワーの中でも独自路線を歩む存在です。

コードヴェインのアクションはダークソウルに比べて動作が軽快で、いわゆる「モッサリ感」が少ない傾向にあります。

またダークソウルではステータスの振り直しに制限がありますが、コードヴェインではブラッドコードを変えるだけでビルドを自由に切り替えられるため、試行錯誤のハードルが低い設計です。

マップデザインやボス戦の緻密さという面では、ダークソウルに軍配が上がるという評価が一般的です。

エルデンリングとの比較

コードヴェインIIがオープンワールド型を採用したことで、エルデンリングとの比較は避けられなくなりました。

フィールドの密度や探索の奥深さではエルデンリングが圧倒的な評価を得ている一方、ストーリーの語り方には大きな違いがあります。

エルデンリングがアイテムテキストや断片的な情報から世界観を読み解くスタイルなのに対し、コードヴェインはカットシーンや会話で物語が直接的に描かれます。

ストーリー重視のプレイヤーにとっては、コードヴェインの方が没入しやすい場合もあるでしょう。

仁王シリーズとの比較

2026年1月にはコードヴェインIIと仁王3がほぼ同時期に発売され、どちらを購入すべきか悩むユーザーが多く見られました。

仁王シリーズは和風テーマのミッション制でハクスラ要素が強く、コードヴェインはアニメ調の探索型RPGという点で方向性が異なります。

難易度はコードヴェインの方がマイルドとされており、ソウルライクに慣れていないプレイヤーにはコードヴェインが、歯応えのあるアクションを求めるプレイヤーには仁王が向いているといえます。

コードヴェインならではの強み

他作品と比較した際にコードヴェインが際立つ強みは、次の3点に集約されます。

1つ目はキャラクタークリエイトの自由度で、髪のツヤや毛先のウェーブ、マニキュア、歯の形状に至るまで細かく調整できる点は、ソウルライクジャンル随一です。

2つ目はビルドの柔軟性で、ブラッドコードを付け替えるだけでいつでもプレイスタイルを刷新できます。

3つ目はバディとの共闘で、AIが同行してくれるため孤独な戦いにはならず、キャラクター同士の絆を感じながらプレイできます。

購入前に知っておくべき注意点とデメリット

コードヴェインIIの購入を検討する際に、事前に把握しておきたい注意点をまとめます。

パフォーマンスの不安定さ

発売直後に最も多くの批判を集めたのが、パフォーマンス面の問題です。

特にSteam版ではフレームレートの不安定さが顕著で、カクつきや入力遅延が報告されました。

PS5版でもフレームレートが30〜60fpsの間で変動する場面があり、ボス戦中のフレームドロップは戦闘体験に直接影響を与えます。

2026年2月6日に第1弾の改善パッチが配信されましたが、根本的な解決には至っておらず、2月下旬から3月にかけて追加のアップデートが複数回予定されています。

PC版での購入を考えている方は、3月以降のパッチ適用状況を確認してからの方が安心でしょう。

敵の攻撃パターンへの不満

一部の敵やボスに対して「攻撃の隙がなさすぎる」「プレイヤー側だけが隙を晒す設計になっている」という声が少なくありません。

パリィの判定が武器種によって大きく異なるため、特定のビルドでは対処が難しい場面も存在します。

この点については公式がアクションバランスの調整を予告しているため、今後のアップデートで改善される見込みです。

ボスや敵のバリエーション不足

ゲーム中盤以降で、ボスや一般敵の使い回しが目立つという指摘があります。

オープンワールド化によってフィールドが広がった分、敵のバリエーションが追いついていない印象を受けるユーザーもいるようです。

マップのUI・利便性

オープンワールド化に伴い、マップ関連のUIに不便を感じるユーザーが一定数います。

ワールドミニマップの常時表示がない点や、複数階層の表示切り替え機能が搭載されていない点が主な不満です。

マップジャマーを倒さなければ地図が開かないシステムも、探索序盤のストレス要因として挙げられています。

エディション別の違いと失敗しない選び方

コードヴェインIIには複数のエディションが用意されており、どれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。

各エディションの内容を比較します。

エディション 税込参考価格 本編 アーリーアクセス コスチューム DLC「Mask of Idris」 デジタルアートブック&サントラ
通常版 8,910円 × × × ×
デラックス版 約11,550円 ×
アルティメット版 さらに上位

DLCを確実に遊ぶ予定があるならデラックス版以上がお得です。

一方でDLCの内容を見てから判断したい場合は、通常版を購入し、後からDLC「Mask of Idris」を単品で追加する方法もあります。

アーリーアクセスやコスチュームにこだわりがなければ、通常版で十分にゲーム本編を楽しめます。

フィギュアやアートブックなどの物理グッズが欲しい場合は、パッケージ限定版を選ぶ必要がある点にも留意してください。

PC版の推奨スペックとMOD対応状況

PC版の購入を検討している方に向けて、動作環境とMOD関連の情報を整理します。

推奨スペック

項目 最小要件 推奨要件
OS Windows 11 Windows 11
CPU Intel Core i5-9600K / AMD Ryzen 5 3600 Intel Core i7-12700KF / AMD Ryzen 7 7800X3D
メモリ 16GB RAM 16GB RAM
GPU GeForce GTX 1660 Super / Radeon RX 5700 GeForce RTX 3080 / Radeon RX 6800
DirectX Version 12 Version 12
ストレージ 70GB 70GB

推奨環境のGPUがRTX 3080クラスとなっており、安定して高画質でプレイするにはハイスペックなPCが必要です。

前述のパフォーマンス問題もあるため、推奨スペックを満たしていてもフレームレートが不安定になるケースが報告されています。

MOD対応について

PC版はNexus Modsでの対応が進んでおり、Vortex Mod Manager用の公式拡張も公開されています。

特にパフォーマンス改善系のMOD(Engine.ini調整によるスタッター低減や入力遅延の緩和)は、多くのPCユーザーに導入が推奨されている状況です。

キャラクタークリエイト関連やビジュアル変更系のMODも徐々に増えており、PC版ならではのカスタマイズ性を楽しむことが可能です。

最新アップデートとDLCの今後の展開

2026年3月時点で判明しているアップデートとDLCの情報をまとめます。

配信済みアップデート

2026年2月6日に全プラットフォーム対象のパッチが配信され、フレームレートの向上と一時的なフレームドロップの改善が行われました。

ただし、この時点で根本的な解決には至っておらず、Steam版の評価は依然として「賛否両論」のままです。

今後のアップデート予定(2026年2月下旬〜3月)

公式Xアカウントで発表された今後のアップデート内容は以下の通りです。

動作の安定性向上として、フレームレートの底上げやボス戦中のカクつき軽減が優先的に実施されます。

アクションバランスの調整も予定されており、敵の攻撃パターンやパリィ関連の見直しが含まれる見込みです。

さらに、キャラクターカスタマイズ用の新パーツも追加予定で、複数回に分けてアップデートが行われることが発表されています。

拡張DLC「Mask of Idris」

2026年7月〜9月頃の配信が予定されている拡張DLCです。

時空の狭間を舞台にした新ストーリーと新バディキャラクターが追加されます。

デラックスエディション以上には含まれていますが、単品での購入も可能です。

DLCの出来次第では、ゲーム全体の評価が変わる可能性もあり、コミュニティの期待は高まっています。

まとめ:ソウルライクとしてのコードヴェインの魅力と課題

  • CODE VEINはバンダイナムコが手がけるアニメ調ビジュアルのソウルライクRPGである
  • 初代は2019年発売で全世界累計400万本を突破し、続編は2026年1月29日にPS5/Xbox/PCで発売された
  • 続編はオープンワールド型に進化し、武器種も5種から7種に増加している
  • 前作とのストーリー接続はなく、未プレイでも問題なく楽しめる設計である
  • バディシステムによりソウルライク初心者にも比較的とっつきやすい難易度設計である
  • Metacriticスコアは73点、Steamユーザーレビューは「賛否両論」(好評率56%)である
  • 最大の問題点はパフォーマンスの不安定さで、特にPC版で深刻な報告が多い
  • マルチプレイは今作で廃止されており、ソロプレイ専用である
  • キャラクタークリエイトの自由度とビルドの柔軟性はソウルライクジャンル随一と評価されている
  • 2026年2月下旬〜3月に複数回のアップデート、夏以降に拡張DLCが予定されており、今後の改善に期待が集まっている
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