レムナント2はソウルライクとしてどう評価されているのか徹底検証

「ソウルライクは好きだけど、銃で戦えるゲームはないの?」と考えたことはないでしょうか。

高難度アクションの代名詞であるソウルライクジャンルは、近接戦闘が主体のタイトルがほとんどです。

しかし、Remnant II(レムナント2)は、三人称視点のシューティング、いわゆるTPSの操作感とソウルライク特有の緊張感を見事に融合させた異色の存在として注目を集めています。

発売からわずか4日で100万本、2か月で200万本を突破した実績が示すように、多くのゲーマーから高い評価を獲得しました。

一方で、日本語翻訳の品質やパフォーマンス問題など、購入前に把握しておきたい注意点も存在します。

この記事では、レムナント2のソウルライクとしての特徴から、初心者向けの選び方、他タイトルとの比較、最新のアップデート状況まで、購入を検討するうえで必要な情報を余すことなく解説していきます。

目次

レムナント2とは?ソウルライクTPSの基本情報

レムナント2は、アメリカの開発スタジオGunfire Gamesが手がけたサードパーソン・シューティングRPGです。

2019年に発売され全世界で280万本以上を売り上げた前作「Remnant: From the Ashes」の正統続編として、2023年7月25日にリリースされました。

対応プラットフォームはPC(Steam / Epic Games Store)、PlayStation 5、Xbox Series X|Sの3種類で、2024年1月からは全プラットフォーム間でのクロスプレイにも対応しています。

ジャンルとしては、銃を使ったTPSアクションに、ダークソウルシリーズに代表されるソウルライクの高難度設計を掛け合わせた独自のスタイルが最大の特徴です。

文明が崩壊した終末世界を舞台に、プレイヤーは異世界を巡りながら凶悪なクリーチャーやボスと戦い、人類の存亡をかけた冒険に挑みます。

ソロプレイはもちろん、最大3人でのオンラインマルチプレイにも対応しており、フレンドとの協力プレイを前提に設計されている点もソウルライクジャンルの中では珍しい要素といえるでしょう。

レムナント2がソウルライクと呼ばれる理由

高難度の死にゲー設計とチェックポイント制

レムナント2がソウルライクに分類される最も大きな理由は、一撃の油断が死につながる高難度設計にあります。

ダークソウルシリーズの「篝火」に相当する「ワールドストーン」がチェックポイントとして機能し、倒されるとそこからやり直しになる仕組みは、まさにソウルライクの王道です。

道中の雑魚敵であっても複数体に囲まれれば簡単に倒されるため、慎重な立ち回りとリソース管理が常に求められます。

ボス戦では攻撃パターンを観察し、回避のタイミングを見極める必要があり、何度も挑戦しながら攻略法を体で覚えていくプロセスは、ソウルシリーズ経験者にとって馴染み深いものでしょう。

ただし、レムナント2には「サバイバー」「ベテラン」「ナイトメア」「アポカリプス」の4段階の難易度設定が用意されています。

従来のソウルライクにはない難易度選択機能によって、アクションゲーム初心者からハードコアゲーマーまで幅広い層が楽しめる設計になっている点は見逃せません。

銃撃戦と近接戦闘を融合した独自のアクション

従来のソウルライクが剣や魔法といった近接戦闘を中心に据えているのに対し、レムナント2ではロングガン、ハンドガン、近接武器の3種類を同時に装備して戦います。

遠距離からの銃撃で敵を削り、接近されたら近接武器で対処するという戦闘の切り替えが、他のソウルライクにはないスピード感と爽快さを生み出しています。

各武器には「MOD」と呼ばれる特殊能力を装着でき、攻撃を当てることでゲージを溜めて発動する仕組みが、戦闘にさらなる戦略性を加えています。

多くのユーザーが「ソウルライクの緊張感を保ちながらTPSの爽快感も味わえる」と評価しており、この二つのジャンルの融合こそがレムナント2最大の魅力といえます。

ランダム生成されるワールドと周回要素

レムナント2のもう一つの大きな特徴が、プロシージャル生成(自動生成)によるランダム性です。

マップの構造だけでなく、出現するボス、NPC、クエスト、入手できるアイテムまでがプレイごとにランダムで変化します。

つまり、同じゲームを2回プレイしても、まったく異なる体験が待っているということです。

この仕組みにより、ソウルライクジャンルで課題になりがちな「一度クリアしたら終わり」という問題を見事に解消しています。

周回プレイのたびに新しい発見やボスとの遭遇があるため、何十時間プレイしても飽きにくいと、多くのプレイヤーから中毒性の高さが評価されています。

レムナント2のアーキタイプ(クラス)システム解説

レムナント2では「アーキタイプ」と呼ばれるクラスシステムがキャラクターの個性を決定づけます。

ゲーム開始時に選択できる初期アーキタイプは、メディック、ハンター、チャレンジャー、調教師(ハンドラー)の4種類です。

メディックは回復能力に優れ、ハンターは遠距離攻撃にボーナスを持ち、チャレンジャーは近接戦闘に特化しています。

調教師は犬を連れて戦い、犬が敵のターゲットを引き受けることで生存率を大幅に向上させるため、初心者に最も推奨されるアーキタイプとして広く知られています。

さらに、ゲームを進めると隠しアーキタイプとしてガンスリンガー、召喚士、侵入者、錬金術師、エンジニア、アルコーンなどが解放されていきます。

DLCではリチュアリスト、カエウラの流儀、ウォーデンといった追加アーキタイプも登場しました。

特筆すべきは「デュアルクラス」システムの存在です。

2つのアーキタイプを同時に装備することが可能で、それぞれのスキルやパークを組み合わせることにより、膨大な数のビルドパターンが生まれます。

前作ではクラスごとの差が限定的でしたが、今作ではアーキタイプの選択がプレイスタイルを根本から変えるほどの影響力を持つようになりました。

レムナント2のマルチプレイの魅力と注意点

最大3人の協力プレイが生む一体感

レムナント2の協力プレイは、このゲームの真価が最も発揮される要素だと多くのユーザーが口をそろえて評価しています。

最大3人で挑むオンラインマルチプレイでは、アーキタイプの組み合わせによる役割分担が生まれ、ソロでは味わえない戦略的な面白さが加わります。

たとえば、メディックが回復を担当し、ハンターが遠距離から火力を出し、チャレンジャーが前線で敵を引きつけるといった連携プレイが可能です。

プロシージャル生成のおかげで、何度一緒にプレイしても新鮮な体験を共有できる点は、協力プレイとの相性が抜群といえるでしょう。

2024年1月に実装されたクロスプレイにより、PC、PS5、Xboxといったプラットフォームの垣根を越えてフレンドと遊べるようになったことも、マルチプレイの利便性を大きく高めました。

マルチプレイ時に知っておくべき仕様

一方で、マルチプレイにはいくつか事前に把握しておきたい仕様があります。

まず、ホスト以外のプレイヤーはキャンペーンの進行状況が自分のセーブデータに反映されません。

つまり、フレンドのセッションで一緒にクリアしても、自分のキャンペーンでは同じ箇所をもう一度攻略する必要があるということです。

また、マルチプレイ時には敵のHPがプレイヤー数に応じてスケーリングされるため、単純に人数が多ければ楽になるわけではありません。

発売当初はマルチプレイでのラグや切断が問題視されていましたが、その後のアップデートで大幅に改善されたと広く認められています。

レムナント2の評判と評価スコア

レムナント2は、メディアとユーザーの双方から概ね高い評価を得ています。

レビュー集積サイトMetacriticでは、PC版がメタスコア80点を獲得しました。

71件のメディアレビューを集計した結果であり、「Generally Favorable(概ね好意的)」の評価帯に位置しています。

Steamのユーザーレビューでは「非常に好評」ステータスを維持しており、全体の約81%が好意的な評価を示しています。

評価されているポイントとしては、銃撃アクションの手触りの良さ、プロシージャル生成による高い周回価値、協力プレイの楽しさ、アーキタイプのビルド多様性などが繰り返し挙げられています。

一方、批判的な意見で多いのは、日本語翻訳の質の低さ、発売時のパフォーマンス問題、ストーリーの薄さ、序盤の武器バリエーションの少なさといった点です。

商業面でも大きな成功を収めており、発売4日間で100万本、2か月で200万本を突破しました。

Steam単体での推定累計販売数は約290万本に達し、総売上額は1億ドルを超えると第三者の推計サイトが報告しています。

レムナント2の注意点とデメリット

日本語ローカライズの品質に課題あり

レムナント2を日本語でプレイする際に最も多く指摘されている問題が、翻訳品質の低さです。

機械翻訳に近い不自然な日本語表現が多数見受けられ、文脈を無視した直訳により意味が伝わりにくいセリフが散見されます。

一部のテキストには未翻訳の英語がそのまま残っている箇所もあり、世界観への没入を妨げる要因になっています。

特に深刻な例として、NPCの歌詞に隠された数字が金庫の暗証番号になっているという謎解き要素が、翻訳によって数字の手がかりが失われてしまうケースが報告されています。

なお、日本語は字幕のみの対応で、音声の吹き替えには対応していません。

PC版では有志による翻訳修正MODが公開されており、アーキタイプ名のカタカナ統一や誤訳修正が進んでいます。

PCパフォーマンスの問題と現在の改善状況

Unreal Engine 5を採用した本作は、発売当初にPC版で深刻なパフォーマンス問題を抱えていました。

ネイティブ解像度でのフレームレート低下が顕著で、DLSS(NVIDIA)やFSR(AMD)といったアップスケーリング技術なしでは快適なプレイが困難だったと多くのユーザーが報告しています。

ただし、発売後の度重なるパッチ適用によりパフォーマンスは大幅に改善されました。

2024年9月のアップデートではフレーム生成機能も追加され、対応環境ではフレームレートが大幅に向上しています。

PS5版については、おおむね60fpsで安定動作するという報告が一般的です。

PC版の推奨スペックはIntel Core i5-7600 / AMD Ryzen 5 2600、メモリ16GB、GeForce GTX 1650 / Radeon RX 590以上とされていますが、快適にプレイするためにはこれを上回る環境が望ましいでしょう。

敵のレベルスケーリングに対する賛否

レムナント2では、敵の強さがプレイヤーのレベルに連動してスケーリングされる仕組みを採用しています。

レベルを上げても敵が同様に強くなるため、「成長しても楽にならない」という不満を感じるユーザーが一定数存在します。

この仕様は、常に緊張感のある戦闘を維持するという設計意図によるものですが、装備やビルドの最適化なしには「ただ硬いだけ」と感じてしまう場合もあるようです。

レムナント2と他のソウルライクタイトルを比較

レムナント2の購入を検討する際、他のソウルライクタイトルとの違いを理解しておくことは非常に重要です。

以下の比較表で、主要タイトルとの違いを整理しました。

比較項目 レムナント2 エルデンリング Lies of P 仁王2
戦闘スタイル TPS(銃+近接) 近接主体 近接主体 近接主体
難易度選択 あり(4段階) なし なし なし
協力プレイ 最大3人常時対応 召喚制(制限あり) 限定的 最大3人対応
マップ生成 ランダム生成 固定マップ 固定マップ 固定マップ
周回の新鮮さ 非常に高い 高い 中程度 高い
ストーリーの深さ やや薄め 非常に深い 深い 中程度
ビルドの多様性 非常に高い 非常に高い 中程度 非常に高い

レムナント2の最大の差別化ポイントは、TPSとソウルライクを融合した戦闘スタイルと、プロシージャル生成による周回プレイの新鮮さです。

「シューター系ソウルライク」というカテゴリにおいては事実上唯一の大型タイトルであり、競合がほとんど存在しません。

難易度選択が可能なため、「ソウルライクに興味はあるが高難度が苦手」という層にとっては最も入りやすいタイトルの一つといえます。

一方、フロムソフトウェア作品のような練り込まれたレベルデザインや深遠な世界観を求める層には、やや物足りなく感じる可能性があります。

2025年から2026年にかけてのソウルライク市場では、エルデンリング:ナイトレイン、仁王3、Lies of PのDLCなど新作が次々と登場しています。

レムナント2は新規コンテンツの配信こそ終了していますが、ランダム生成と協力プレイという独自の強みにより、これらの新作とは異なるポジションで根強い支持を維持しています。

レムナント2のDLCとエンドコンテンツ

全3弾のDLC展開

レムナント2には3つのプレミアムDLCがリリースされています。

第1弾「The Awakened King」は2023年11月に配信され、ロースミンの新ストーリーと新アーキタイプ「リチュアリスト」が追加されました。

第2弾「The Forgotten Kingdom」は2024年4月配信で、ヤエシャの新エリアと「カエウラの流儀」というアーキタイプが登場しています。

第3弾にして最終弾の「The Dark Horizon」は2024年9月24日に配信され、ネルード世界を舞台にグライダー移動システムや「ウォーデン」アーキタイプが実装されました。

各DLCの価格は1,100円(税込)で、アルティメットエディションを購入していれば追加料金なしで全DLCをプレイできます。

無料アップデートで追加されたやり込み要素

2024年9月のDLC第3弾と同時に、大規模な無料アップデートが実施されました。

目玉は「ボスラッシュモード」の実装です。

ボス3体と連戦する「トリプルスレット」、ボス7体に挑む「トライアル・バイ・ファイア」など複数の構成が用意されており、ソロでもマルチプレイでも挑戦可能です。

あわせて導入された「プリズムシステム」は、エンドゲーム向けのキャラクター強化要素です。

ボスラッシュなどで素材を集めてプリズムを育成していく長期的なやり込みコンテンツとして、クリア後のモチベーション維持に大きく貢献しています。

これらの無料コンテンツに加え、プロシージャル生成による「リロール」(アイテムを引き継いだ状態でのキャンペーン再開始)や、特定ワールドだけを個別にやり直せる「アドベンチャーモード」も、周回プレイを飽きさせない仕組みとして機能しています。

レムナント2の購入ガイドとおすすめの始め方

エディション別の違いと選び方

レムナント2には3種類のエディションが用意されています。

スタンダードエディションはゲーム本編のみで、Steam版が5,500円、PS5パッケージ版が6,589円(いずれも税込)です。

デラックスエディションはスタンダードに加えて特典アイテム(生存者の防具セットなど)が付属し、Steam版で6,600円となっています。

アルティメットエディションは全3つのDLC、特典アイテム、初期からのガンスリンガーアーキタイプ解放が含まれ、Steam版7,700円、PS5版9,240円です。

DLC3本を個別に購入すると合計3,300円かかるため、全DLCのプレイを予定しているならアルティメットエディションが最もコストパフォーマンスに優れています。

なお、Steamでは50%オフ以上のセールが定期的に開催されているため、急ぎでなければセールを待つのも賢い選択です。

前作をプレイしていなくても問題ないか

前作「Remnant: From the Ashes」を未プレイでも、レムナント2を十分に楽しめます。

ストーリー上のつながりは存在するものの、前作のシナリオ自体が複雑なものではなく、2から始めても理解に支障が出ることはほとんどありません。

コミュニティでも「前作は必須ではない」という意見が大多数を占めています。

ただし、世界設定やNPCの背景を深く知りたい場合は、前作やさらに前の「クロノス: ビフォア・ジ・アッシュ」のストーリーを事前に確認しておくと、より一層楽しめるでしょう。

初心者におすすめの設定

アクションゲームに慣れていない場合は、難易度「サバイバー」でスタートすることが広く推奨されています。

難易度はゲーム中いつでも変更できるため、慣れてきた段階で「ベテラン」以上に切り替えれば問題ありません。

初期アーキタイプとしては、犬がターゲットを分散してくれる「調教師(ハンドラー)」、または自己回復能力の高い「メディック」が安定した選択肢です。

可能であれば、フレンドとのマルチプレイで始めることで、難易度のハードルは格段に下がります。

レムナント2の最新動向と今後の展望

2025年2月時点で、Gunfire Gamesはバランス調整やバグ修正のアップデートは継続するものの、新規コンテンツの追加予定はないと公式に表明しています。

第3弾DLC「The Dark Horizon」をもってプレミアムコンテンツの配信は完了し、ゲーム本体としては完成形を迎えた状態です。

Steamの同時接続プレイヤー数は、2023年7月の最大110,856人をピークに徐々に減少し、2026年1月時点では平均約1,862人、ピーク約3,773人で推移しています。

新コンテンツの追加がない中でもこの数値を維持していることは、根強いファン層が存在する証拠といえるでしょう。

セール時にはプレイヤー数が一時的に増加するパターンが定着しており、新規参入の機会は今も失われていません。

PC版ではMODコミュニティが活発化しており、新アーキタイプの追加、日本語翻訳の修正、バランス調整といった有志制作のMODが続々と公開されています。

開発元のGunfire Gamesは現在「Darksiders 4」の開発に注力しており、Remnant 3の正式発表は行われていません。

しかし、レムナント2の商業的成功を踏まえ、Darksiders 4の完成後に続編が開発される可能性が高いと、コミュニティの間では広く予測されています。

まとめ:レムナント2はソウルライク好きにこそ遊んでほしいTPS

  • レムナント2はTPSとソウルライクを融合した唯一無二のガンアクションRPGである
  • 開発はGunfire Games、対応プラットフォームはPC / PS5 / Xbox Series X|Sで、クロスプレイにも対応済み
  • 4段階の難易度選択が可能なため、ソウルライク初心者でも自分のペースで楽しめる
  • プロシージャル生成によりマップ・ボス・クエストが毎回変化し、周回プレイの中毒性が極めて高い
  • デュアルクラスを含むアーキタイプシステムが膨大なビルドの多様性を実現している
  • 最大3人のオンラインマルチプレイが本作最大の醍醐味であり、フレンドとの協力プレイで真価を発揮する
  • 日本語翻訳の品質には課題が残るため、PC版では有志MODの活用やセリフの英語確認も視野に入れたい
  • DLC全3弾と無料ボスラッシュモード・プリズムシステムにより、エンドコンテンツのやり込み要素は充実している
  • 全DLCプレイ予定ならアルティメットエディションの購入が最もコストパフォーマンスに優れる
  • Metacriticメタスコア80点、Steam評価「非常に好評」、累計販売約290万本という実績が本作の品質を裏付けている
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