ソウルライクというジャンルは、2022年のELDEN RINGの世界的ヒットを皮切りに、もはやコアゲーマーだけのものではなくなりました。
2026年に入り、仁王3やCODE VEIN IIといった注目作が相次いで発売され、年内にはPhantom Blade Zeroなどの大型新作も控えています。
一方で「作品が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「難しそうで手が出せない」という声も少なくありません。
この記事では、歴代の名作から最新作までを網羅したソウルライクのランキングに加え、売上データやメタスコア、難易度の比較、プラットフォームごとの対応状況、そしてタイプ別の選び方まで、2026年2月時点の最新情報をもとに徹底的に解説します。
初心者がどの作品から始めるべきか、上級者が次に手を出すべき一本はどれか、この記事を読み終える頃には迷いなく答えが出ているはずです。
ソウルライクとは何か|ジャンルの定義と代表作
ソウルライクとは、フロム・ソフトウェアが2009年に発売したDemon’s Soulsを起源とするアクションRPGのサブジャンルです。
最大の特徴は、少しの油断が即座に死につながる高難易度な戦闘設計にあります。
プレイヤーは「チェックポイント」から何度もリスタートし、敵の行動パターンを学び、試行錯誤を重ねて強敵を打ち破ります。
この「死んで覚える」という体験が圧倒的な達成感を生むことから、死にゲーという別名でも親しまれてきました。
一般的にソウルライクと分類される作品は、以下の4つの要素を共通して備えています。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 高難易度な戦闘 | 雑魚敵でも油断すれば死亡する緊張感あるバランス |
| 死亡時のペナルティ | 経験値やお金をその場に落とし、回収に失敗すると消滅 |
| チェックポイント制 | 篝火や祝福などの回復地点を拠点にした探索サイクル |
| スタミナ管理 | 攻撃・回避・防御がスタミナを消費し、連続行動に制限がある |
ジャンルの代表作としてはDark Soulsシリーズ、Bloodborne、SEKIRO、ELDEN RINGが挙げられます。
これらのフロム・ソフトウェア作品が定義した文法をベースに、現在は世界中のスタジオが独自のソウルライク作品を生み出しています。
なお2026年現在では、Star Wars Jedi: SurvivorやStellar Bladeのように「ソウルライク的な要素を取り入れつつも純粋なソウルライクとは言い切れない作品」も増加しており、ジャンルの境界線は広がり続けています。
ソウルライクランキング2026年版|おすすめ人気作品一覧
2026年時点で、複数のゲームメディアやSteamの評価、コミュニティでの支持を総合すると、人気のソウルライクランキングは以下のようになります。
| 順位 | タイトル | 開発 | 発売年 | メタスコア |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ELDEN RING | フロム・ソフトウェア | 2022年 | 96 |
| 2位 | SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE | フロム・ソフトウェア | 2019年 | 90 |
| 3位 | Bloodborne | フロム・ソフトウェア | 2015年 | 92 |
| 4位 | DARK SOULS III | フロム・ソフトウェア | 2016年 | 89 |
| 5位 | 仁王3 | Team NINJA | 2026年 | 86 |
| 6位 | Lies of P | ROUND8 Studio | 2023年 | 82 |
| 7位 | 黒神話:悟空 | Game Science | 2024年 | 82 |
| 8位 | ELDEN RING NIGHTREIGN | フロム・ソフトウェア | 2025年 | 77〜79 |
| 9位 | 仁王2 | Team NINJA | 2020年 | 85 |
| 10位 | Demon’s Souls(リメイク) | Bluepoint Games | 2020年 | 92 |
上位にはフロム・ソフトウェアの作品が並びますが、2023年以降はLies of Pや黒神話:悟空といったフロム以外の作品が高い評価を獲得しており、ランキングの勢力図は確実に変化しています。
仁王3は2026年2月に発売されたばかりの最新作ながら、メタスコア86点を記録し、海外メディアから「シリーズ最高傑作」と評されるなど、ランキング上位に食い込む勢いを見せています。
歴代ソウルライクの売上ランキング|最も売れた作品は
ソウルライクの影響力を最も客観的に示す指標が売上本数です。
2026年最新の世界累計出荷・販売データをもとに整理すると、売上ランキングは以下の通りです。
| 順位 | タイトル | 世界累計売上 | 発売年 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ELDEN RING | 3,000万本以上 | 2022年 |
| 2位 | 黒神話:悟空 | 2,500万本 | 2024年 |
| 3位 | DARK SOULS III | 1,000万本以上 | 2016年 |
| 4位 | SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE | 1,000万本以上 | 2019年 |
| 5位 | Bloodborne | 推定900万本以上 | 2015年 |
| 6位 | ELDEN RING NIGHTREIGN | 500万本以上 | 2025年 |
| 7位 | 仁王 | 300万本以上 | 2017年 |
| 8位 | CODE VEIN | 300万本 | 2019年 |
| 9位 | Lies of P | 300万本以上 | 2023年 |
| 10位 | 仁王2 | 250万本以上 | 2020年 |
ELDEN RINGの3,000万本突破は、任天堂タイトルを除く日本発ゲームとしては歴代最高クラスの実績です。
売上の約9割が海外で記録されている点も特徴的で、ソウルライクが日本発のジャンルでありながら世界市場を動かすビッグカテゴリーへと成長したことを示しています。
また、黒神話:悟空が2,500万本という数字を叩き出したことで、中国発タイトルがソウルライク市場の一角を担う時代に突入しました。
Dark Soulsシリーズ全体では海外だけで累計4,000万本以上、フロム・ソフトウェアの2025年度売上高は約235億円と、ジャンルを牽引する存在としての地位は盤石です。
メタスコアで見るソウルライクの評価比較
ソウルライクの各作品がメディアからどう評価されているかを客観的に示すのが、レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアです。
フロム・ソフトウェアの主要作品に加え、近年の注目タイトルまで含めた一覧を紹介します。
| タイトル | メタスコア(PS5/PS4) | 備考 |
|---|---|---|
| ELDEN RING | 96 | フロム・ソフトウェア歴代最高 |
| Bloodborne | 92 | PS4独占、雰囲気の評価が極めて高い |
| Demon’s Souls(リメイク) | 92 | PS5ローンチタイトル |
| SEKIRO | 90 | The Game Awards 2019でGOTY受賞 |
| DARK SOULS III | 89 | シリーズ集大成として安定した評価 |
| 仁王3 | 86(PS5)/ 84(PC) | 2026年2月発売、批評家の93%が好意的 |
| 仁王2 | 85 | 前作から順当に評価を向上 |
| DARK SOULS Remastered | 84 | 初代のリマスター版 |
| 黒神話:悟空 | 82 | アジア発の大型タイトルとして高評価 |
| Lies of P | 82 | フロム製以外のソウルライクでは最高峰 |
| ELDEN RING NIGHTREIGN | 77〜79 | 協力型派生作品、ソロでの難易度が課題 |
| CODE VEIN II | 72〜73 | 前作70点から微増、PC最適化に課題 |
Metacriticの評価基準では、90点以上が「普遍的な称賛」、75〜89点が「一般的に好意的」とされます。
ELDEN RINGの96点はゲーム史全体でも歴代トップクラスの記録であり、ソウルライクというジャンルを世界的に認知させた最高傑作と位置づけられています。
一方で同じフロム作品でもNIGHTREIGNは77〜79点に留まっており、協力プレイに特化した設計が賛否を分けた形です。
フロム以外では、Lies of Pと黒神話:悟空がともに82点を獲得し、高い水準を維持しています。
ソウルライクの難易度を比較|最も難しい作品はどれか
ソウルライクの選び方において、最も気になるポイントが難易度でしょう。
各作品の難易度は、プレイヤースキルの要求度、レベル上げによる救済手段の有無、協力プレイの可否などによって大きく異なります。
コミュニティで一般的に語られている難易度順を整理すると、以下のようになります。
フロム・ソフトウェア作品の難易度(難しい順)
| 難易度 | タイトル | 理由 |
|---|---|---|
| 最難関 | SEKIRO | レベルや装備による救済がほぼなく、純粋なプレイヤースキル勝負。IGNのアンケートでも1位 |
| 高 | ELDEN RING DLC(Shadow of the Erdtree) | 独自の強化システムが必要で、既存の育成が通用しにくい |
| 高 | Bloodborne | 盾がほぼ使えず攻撃的なプレイが必須。回復手段も限定的 |
| 中〜高 | DARK SOULS III | シリーズ内では標準的だがDLCのボスは最難関クラス |
| 中 | DARK SOULS(初代) | マップ構造の複雑さが難しさの主因。戦闘自体は重厚で比較的読みやすい |
| やや易 | ELDEN RING(本編) | 迂回やレベル上げ、召喚など救済手段が充実しており、シリーズ中では最も間口が広い |
| やや易 | Demon’s Souls | ステージ制で一区間が短く、やり直しの負担が少ない |
フロム以外の作品を含めた補足
Lies of Pは、多くのユーザーがDark Soulsシリーズ以上に難しいと評しています。
パリィ中心の設計で、タイミングのシビアさがフロム作品に匹敵するとの声が多く聞かれます。
仁王シリーズは戦闘自体の難易度が高い一方、ハクスラ要素による装備強化やレベルアップで補える点が特徴です。
Stellar BladeやCODE VEINシリーズは難易度設定やバディAIがあるため、ジャンル内では比較的取り組みやすいとされています。
なお、SEKIROのSteam実績データによるとクリア率は約26%と報告されており、4人に3人が途中で断念している計算になります。
この数字は、ソウルライクの難易度がいかに高いかを端的に物語っています。
初心者向けソウルライクの選び方|タイプ別おすすめガイド
ソウルライクに興味はあるが、どの作品から始めればよいかわからないという方は多いでしょう。
ここでは、プレイスタイルや目的に応じた選び方を紹介します。
初めてソウルライクに挑戦する方
最もおすすめされている入門作品はELDEN RINGです。
オープンワールドの設計により、強敵に行き詰まっても別のエリアに移動してレベルを上げることが可能です。
協力プレイにも対応しており、他のプレイヤーを召喚してボス戦に挑めるため、1人では倒せない相手にも突破口があります。
多くのユーザーが「ソウルライクの入門にはELDEN RINGが最適」と評しています。
腕前一本で勝負したい上級者
純粋な操作技術を磨きたい方には、SEKIROが最適です。
武器の変更やビルド構築という概念がなく、弾き(パリィ)を中心とした一対一の剣戟アクションに特化しています。
勝つも負けるも完全に自分の腕次第であるため、達成感はジャンル随一です。
装備厳選やビルド構築を楽しみたい方
仁王シリーズ(仁王、仁王2、仁王3)が適しています。
ディアブロシリーズのようなランダムドロップによる装備厳選と、ソウルライクの緊張感ある戦闘が融合した独自の体験を提供します。
構えシステムや残心といった奥深い戦闘メカニクスも魅力です。
友人との協力プレイを楽しみたい方
ELDEN RING NIGHTREIGNは最大3人の協力プレイに特化した設計で、1ゲーム約40分の凝縮された体験が特徴です。
REMNANT 2も最大3人での銃撃戦+ソウルライクという異色の組み合わせで、協力プレイ重視のユーザーから高い支持を得ています。
一人でじっくり物語を味わいたい方
SEKIROは完全ソロ専用で、分岐するエンディングを含む重厚な物語が楽しめます。
Lies of Pも同様にソロ専用で、「嘘をつくか否か」の選択がストーリー展開に影響するユニークな仕組みを持っています。
プラットフォーム対応状況|PS5・PC・Switchで遊べる作品
ソウルライクを選ぶ際には、自分が持っているハードで遊べるかどうかの確認も欠かせません。
主要タイトルのプラットフォーム対応状況を一覧にまとめました。
| タイトル | PS5 | PS4 | PC(Steam) | Xbox | Switch |
|---|---|---|---|---|---|
| ELDEN RING | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| SEKIRO | 後方互換 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| Bloodborne | 後方互換 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| DARK SOULS III | 後方互換 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| 仁王3 | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
| Lies of P | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| CODE VEIN II | 対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| Stellar Blade | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
| ELDEN RING NIGHTREIGN | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| Hollow Knight | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Dark Souls Remastered | 後方互換 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
PC(Steam)が最も多くの作品に対応しており、ソウルライクを幅広く楽しむなら最適な環境です。
PS5もほとんどの主要タイトルに対応していますが、Bloodborneに関してはPS4版の後方互換で30fps固定のままとなっている点に注意が必要です。
2026年2月時点でBloodborneのPS5リマスターやPC版は公式発表されていません。
Bluepoint GamesによるリメイクはフロムSWに拒否されたとの報道もあり、状況は不透明です。
Nintendo Switchで遊べるソウルライクはHollow KnightやDark Souls Remasteredなど限定的で、大型3D作品はほぼ非対応となっています。
2026年発売の注目新作ソウルライク
2026年はソウルライクにとって豊作の年と言われています。
すでに発売済みの作品から年内発売予定のタイトルまで、注目すべき新作を紹介します。
発売済みの新作
仁王3は2026年2月6日に発売され、メタスコア86点を獲得しました。
シリーズ初となるオープンフィールドの導入が好評で、海外メディアからは「ソウルライクの頂点に匹敵する」との評価も寄せられています。
新たなプレイスタイル「ニンジャ」の追加や、幕末を含む新たな時代設定が話題となりました。
CODE VEIN IIは2026年1月29日に発売されました。
メタスコアは72〜73点と控えめな数字ですが、キャラクターカスタマイズの自由度やバディとの共闘システムは着実に進化しています。
前作のファンやアニメ調ビジュアルを好むユーザーからは好意的に迎えられています。
年内発売予定の注目作
Phantom Blade Zeroは2026年9月9日の発売が決定しています。
中国のS-Gameが開発する武侠カンフーアクションRPGで、1990年代の中国武侠漫画に着想を得た世界観が特徴です。
Unreal Engine 5を採用した美麗なグラフィックと、66種類の武器が用意された戦闘システムが注目されています。
The Game Awards 2025で発売日が発表された際のコミュニティの反響は大きく、2026年のソウルライク最注目作との呼び声も高い作品です。
Lords of the Fallen 2も2026年内の発売が予定されています。
前作は「生者の世界と死者の世界を行き来する二重世界システム」が独自の持ち味でしたが、続編でどのような進化を遂げるかに関心が集まっています。
AI LIMIT 無限機兵のDLC「エイレネと戦火のルツボ」が2026年3月27日に配信されることも見逃せません。
本編はSteamで32,000件以上のレビューのうち92%が好評という高い評価を維持しており、スタミナの概念を撤廃した独自の戦闘システムがソウルライクファンの間で話題になりました。
ソウルライクのデメリットと注意点|購入前に知っておくべきこと
ソウルライクは魅力的なジャンルですが、すべての人に合うわけではありません。
購入後に後悔しないために、事前に理解しておくべきデメリットや注意点を整理します。
挫折率の高さ
高難易度がジャンル最大の魅力である一方、最大の離脱要因でもあります。
同じボスに何十回と挑み続けることは珍しくなく、忍耐力が求められるゲーム体験です。
前述のSEKIROのクリア率26%という数字が示すように、途中で諦めてしまうプレイヤーは決して少数派ではありません。
ストーリーのわかりにくさ
多くのソウルライク作品は、ムービーやナレーションで丁寧に物語を説明するスタイルを採っていません。
アイテムの説明文やNPCとの断片的な会話から世界観を推測する「語らない語り口」が主流であるため、明確なストーリー進行を期待するプレイヤーには不満が残る場合があります。
イージーモードの非搭載
フロム・ソフトウェアの作品を筆頭に、難易度選択を設けない設計思想が多くのソウルライクに受け継がれています。
「イージーモードを搭載すべきかどうか」はコミュニティにおいて継続的に議論されているテーマですが、2026年時点でもフロム作品に難易度設定が追加される見込みはありません。
一方、Stellar BladeやStar Wars Jediシリーズなど、ソウルライク要素を持ちながら難易度選択を備えた作品も存在します。
難易度に不安がある場合は、こうしたタイトルから試してみるのも一つの方法です。
時間的コストの大きさ
ソウルライクは1つのボスに数時間かかることも珍しくなく、クリアまでのプレイ時間は数十時間から100時間を超えることもあります。
短時間でサクサク進めたいタイプのプレイヤーには、テンポの遅さがストレスになる可能性があります。
タイトルごとの固有の注意点
ELDEN RINGは広大なオープンワールドが魅力ですが、逆にメインストーリーの導線が薄く、何をすればいいか分からなくなるという声も見受けられます。
仁王シリーズはハクスラ要素が充実している反面、装備管理が複雑になりがちで、システムを理解するまでに時間がかかります。
ELDEN RING NIGHTREIGNは協力プレイ前提のバランス設計であるため、ソロプレイでは極端に難しくなる点に留意が必要です。
2026年のソウルライク最新トレンド
ソウルライクというジャンルは、2026年を迎えてさらなる進化と多様化の局面にあります。
注目すべき最新の動向を解説します。
オープンワールド化の加速
ELDEN RINGが切り開いたソウルライクとオープンワールドの融合は、2026年の仁王3にも波及しました。
仁王3はシリーズ初のオープンフィールドを導入し、メディアから高い評価を受けています。
今後のソウルライクにおいて、リニアなステージ構成とオープンフィールドの選択は重要な設計上の分岐点となるでしょう。
協力マルチプレイの重視
ELDEN RING NIGHTREIGNが協力型ローグライクという新機軸を打ち出し、発売初日200万本という成功を収めました。
「ソウルライクの緊張感を友人と共有したい」というニーズは確実に存在しており、今後も協力プレイに重点を置いた作品が増えると見込まれています。
アジア発タイトルの台頭
黒神話:悟空(中国)の2,500万本ヒットを筆頭に、AI LIMIT 無限機兵(中国)、Phantom Blade Zero(中国)、Wuchang: Fallen Feathers(中国)と、アジア発のソウルライクが市場で急速に存在感を拡大しています。
韓国発のLies of Pも300万本以上を売り上げており、ソウルライクの開発拠点はもはや日本だけではなくなりました。
ジャンル飽和の議論
コミュニティでは「ソウルライクが多すぎるのではないか」という議論が2024年頃から活発化しています。
作品数の増加に伴い、ソウルライク的な要素を安易に取り入れた中途半端なタイトルへの批判も見られるようになりました。
ただし「年に数本の良作が出ているに過ぎず、飽和とは言えない」との反論も根強く、ジャンル自体の人気が衰退しているわけではありません。
質の高い独自性を持った作品が求められる時代に入ったと言えるでしょう。
2Dソウルライクという選択肢|メトロイドヴァニアとの融合
ソウルライクは3Dアクションだけではありません。
2Dの横スクロールアクションとソウルライク要素を融合した作品群も、高い評価を獲得しています。
Salt and Sanctuaryは「2Dダークソウル」と呼ばれる先駆的な作品で、キャラクター作成やスキルツリー、チェックポイントからの探索サイクルといった要素をすべて2Dに落とし込んでいます。
Hollow Knightはメトロイドヴァニアとソウルライクを高い次元で融合させた名作です。
広大なマップを探索しながらボスに挑む体験は、3Dのソウルライクに引けを取らない達成感を提供します。
Nintendo Switchにも対応しているため、携帯機でソウルライクを楽しみたいユーザーにとっては貴重な選択肢です。
ENDER LILIES: Quietus of the Knightsも2Dソウルライクの中で高い評価を受けており、ビルドの多様性とダークな世界観が魅力です。
3Dアクションが苦手な方、あるいは手軽にソウルライクの醍醐味を味わいたい方には、2Dソウルライクという入り口もあります。
Bloodborneの現状と今後|リマスター問題
ソウルライクのランキングにおいて常に上位に挙げられるBloodborneですが、2026年2月時点で特殊な状況に置かれています。
2015年にPS4独占タイトルとして発売された作品は、推定900万本以上を売り上げた実績を持ちながら、PS5向けのリマスターもPC版も公式に発表されていません。
PS4版はフレームレートが30fpsに固定されたままであり、現行世代のゲーム体験とは大きな差があります。
2026年2月には、Bluepoint GamesがBloodborneのリメイクを企画したものの、フロム・ソフトウェアに拒否されたとの報道がありました。
一方でPC向けのPS4エミュレーター(ShadPS4)では、4K解像度・60fps以上でのBloodborneの動作が確認されており、非公式の手段ではありますがPC環境での高画質プレイが技術的に可能になりつつあります。
コミュニティではBloodborneのリマスターやPC移植を求める声が根強く、ソウルライクファンにとって最大の関心事の一つとなっています。
まとめ:ソウルライクランキングから選ぶ自分に合った一本
- ELDEN RINGはメタスコア96点、累計3,000万本超と、あらゆる指標でソウルライクの頂点に立つ
- 初心者にはELDEN RINGが最もおすすめで、迂回・レベル上げ・協力プレイなどの救済手段が豊富である
- 最も難しいソウルライクはSEKIROで、レベルや装備による救済がほぼなく、クリア率は約26%にとどまる
- フロム・ソフトウェア以外のソウルライクではLies of Pが最高峰と評され、黒神話:悟空は2,500万本の大ヒットを記録した
- 仁王3は2026年2月発売でメタスコア86点を獲得し、シリーズ最高傑作との評価を受けている
- ハクスラやビルド構築を楽しみたいなら仁王シリーズ、協力プレイ重視ならELDEN RING NIGHTREIGNやREMNANT 2が適している
- PC(Steam)が最も多くの作品に対応しており、Switchで遊べる3Dソウルライクはほぼ存在しない
- BloodborneはPS4版30fps固定のままリマスター未発表であり、コミュニティの不満が高まっている
- 2026年後半の最注目作はPhantom Blade Zeroで、9月9日の発売が決定している
- ソウルライクは「合わない人には合わない」ジャンルであるため、難易度設定のある作品や2Dソウルライクから試すのも有効な選択肢である

コメント