ダークソウルリマスタードを攻略するうえで、エスト瓶の強化は避けて通れないテーマです。
回復量を上げる方法と使用できる数を増やす方法の2つが存在し、それぞれ仕組みがまったく異なります。
「火防女の魂をどこで手に入れるのか分からない」「注ぎ火の仕組みが複雑でよく分からない」といった悩みを抱えるプレイヤーは少なくありません。
この記事では、エスト瓶の強化に必要な手順、火防女の魂の全入手場所、注ぎ火の詳しいやり方、さらにはリマスター版ならではの変更点まで、すべてを網羅的に解説していきます。
初めてプレイする方はもちろん、2周目以降の効率的な攻略を目指す方にも役立つ内容となっています。
エスト瓶とは?ダークソウルリマスターにおける基本知識
エスト瓶は、ダークソウルリマスタードにおけるHP回復の要となるアイテムです。
ゲーム序盤、北の不死院で騎士オスカーから手渡されるのが最初の入手タイミングとなります。
篝火で休息するたびに自動で補充される仕組みのため、使い切っても失われる心配はありません。
ただし、飲む際にはモーションが発生し、その間は移動や回避ができなくなります。
敵の攻撃が激しい場面では、使うタイミングの見極めが生死を分けるといっても過言ではないでしょう。
エスト瓶には「1回あたりの回復量を増やす強化」と「持てる本数を増やす注ぎ火」という2系統の成長要素があり、この両方を計画的に進めることが攻略の鍵を握ります。
エスト瓶の強化方法は2種類ある
エスト瓶を強くするアプローチは、大きく分けて2つ存在します。
1つ目は火防女の魂を使って1回あたりのHP回復量を引き上げる方法、2つ目は篝火への注ぎ火によってエスト瓶の数そのものを増やす方法です。
それぞれ必要な素材や手順がまったく異なるため、混同しないよう注意してください。
回復量を上げる方法:火防女の魂を渡す
エスト瓶の回復量を強化するには、火防女の魂というアイテムを特定のNPCに渡す必要があります。
渡せるNPCはゲーム内に3人だけ存在し、そのいずれかに話しかけて「エスト瓶を強化する」を選ぶことで、強化段階が1つ上がります。
最大で+7まで強化でき、初期状態のHP300回復から最大HP800回復まで引き上げることが可能です。
どのNPCに渡しても効果に差はないため、アクセスしやすい火防女を選ぶとよいでしょう。
使用回数を増やす方法:篝火への注ぎ火
エスト瓶の数を増やすには、篝火で「注ぎ火」というコマンドを実行します。
注ぎ火には人間性を1つ消費し、さらに生者の状態でなければ実行できません。
1回の注ぎ火でエスト瓶が5本追加され、未注ぎ火の篝火が5本、1回注ぎ火で10本になります。
注意すべきは、注ぎ火の効果が篝火ごとに個別に適用される点です。
ある篝火を注ぎ火しても、別の篝火には影響しないため、よく利用する篝火を優先的に強化するのが効率的な進め方といえます。
エスト瓶の強化段階と回復量の一覧表
エスト瓶は強化段階ごとに回復量が段階的に増加していきます。
以下の表で、各段階の具体的な数値を確認してください。
| 強化段階 | HP回復量 | 前段階からの増加量 |
|---|---|---|
| +0(初期) | 300 | — |
| +1 | 400 | +100 |
| +2 | 500 | +100 |
| +3 | 600 | +100 |
| +4 | 650 | +50 |
| +5 | 700 | +50 |
| +6 | 750 | +50 |
| +7(最大) | 800 | +50 |
注目すべきポイントは、+3までは1段階あたり100ずつ回復量が増えるのに対し、+4以降は50ずつの増加に鈍化する点です。
つまり、序盤から中盤にかけての+1〜+3の強化が、体感上もっとも大きな恩恵をもたらします。
+7まで到達すれば、初期と比較して約2.7倍ものHP回復が1本のエスト瓶で得られる計算になります。
火防女の魂の入手場所を全7箇所紹介
火防女の魂は1周回あたり最大7個入手できますが、そのうち3個はNPCの殺害を伴うため、取得にはリスクが生じます。
ここでは探索で拾える4個とNPC関連の3個に分けて紹介します。
探索で入手できる4つの火防女の魂
最初に紹介するのは、NPCを殺害せずに手に入る4つの火防女の魂です。
1つ目は城下不死教区の教会内部で、祭壇の近くに配置されています。
重装備の騎士が守っている場所のため、戦闘には注意が必要です。
2つ目は小ロンド遺跡で、入口から右方向に進んだ先の狭い足場に落ちています。
亡霊系の敵が出現するエリアなので、呪い対策を忘れずに持参してください。
3つ目は病み村のリフトを超えた先にあります。
毒沼エリアの奥に位置しており、到達までに毒の蓄積を受けやすいため、紫の苔玉を多めに用意しておくと安心です。
4つ目は公爵の書庫内で、魔術師ローガンが囚われている牢屋の中に落ちています。
ゲーム中盤以降に訪れるエリアのため、入手時期はやや遅くなります。
NPC関連で入手できる3つの火防女の魂
残りの3個はNPCが関わる特殊な入手方法になります。
5つ目はロートレクの復讐イベントを経て入手する火防女の魂です。
ロートレクがアナスタシアを殺害した後、アノール・ロンドで黒い瞳のオーブを使い、ロートレクの世界に侵入して倒すことで手に入ります。
ただし、この魂にはアナスタシアを蘇生させるという固有の役割があるため、扱いには細心の注意が必要です。
6つ目は混沌の娘を殺害した際に得られます。
殺害するとクラーグの住処にある篝火が使えなくなるデメリットが発生します。
7つ目は暗月の女騎士を倒すことで入手可能ですが、アノール・ロンド入口の篝火が消滅するという大きな代償を伴います。
火防女の魂を渡せるNPCは3人だけ
火防女の魂を受け取ってエスト瓶を強化してくれるNPCは、ゲーム全体で3人しかいません。
それぞれの居場所を把握しておくことで、スムーズに強化を進められます。
アナスタシア(火継ぎの祭祀場)
ゲームの拠点である火継ぎの祭祀場の地下に座っている火防女です。
もっともアクセスしやすい位置にいるため、多くのプレイヤーが最初に利用する強化先となっています。
ロートレクのイベントで一時的に殺害されますが、復讐イベントをこなすことで蘇生可能です。
混沌の娘(クラーグの住処の奥)
クラーグの住処のボス部屋を抜けた先、隠し壁の裏に存在する火防女です。
到達するにはボスの撃破と隠し壁の発見が必要なため、やや手間がかかります。
しかし、アナスタシアが殺害されている期間でも利用できる貴重な存在です。
暗月の女騎士(アノール・ロンド)
アノール・ロンドの最初の篝火がある部屋で壁にもたれている火防女です。
アノール・ロンドに到達するのはゲーム中盤以降になるため、序盤から利用することはできません。
ゲーム進行に合わせて、3人の火防女を使い分けるのが実践的なプレイスタイルといえるでしょう。
注ぎ火の仕組みとエスト瓶の数を最大にする方法
エスト瓶の数を増やすうえで欠かせないのが「注ぎ火」のシステムです。
初期状態では各篝火で補充されるエスト瓶は5本ですが、注ぎ火を行うことで段階的に増やせます。
注ぎ火の基本ルール
注ぎ火を実行するには、篝火で休息した状態から「注ぎ火」のメニューを選択します。
実行には人間性を1つ消費し、なおかつ亡者ではなく生者の状態であることが条件です。
1回の注ぎ火でエスト瓶の補充数が5本増加し、通常の篝火は最大10本まで引き上げられます。
なお、火防女が管理している特別な篝火は初期状態で10本の補充があるため、注ぎ火なしでも多くのエスト瓶が得られます。
注ぎ火の秘儀を手に入れると上限が拡大する
ゲーム序盤では1つの篝火につき注ぎ火は1回までという制限があります。
この上限を解除するには「注ぎ火の秘儀」というキーアイテムが必要です。
注ぎ火の秘儀は、地下墓地のボスである三人羽織(墓王ニトの配下)を撃破することで入手できます。
秘儀を手に入れると、各篝火への注ぎ火回数が最大3回に拡大し、エスト瓶の数を最大20本まで増やせるようになります。
20本のエスト瓶を+7まで強化すれば、合計16,000HPもの回復が可能となり、高難度エリアの攻略も格段に楽になるでしょう。
おすすめの注ぎ火ポイント
人間性は貴重なリソースのため、すべての篝火に注ぎ火するのは現実的ではありません。
優先すべきは、繰り返し利用する拠点の篝火です。
火継ぎの祭祀場の篝火はゲーム全体のハブ拠点として使うため、最優先で注ぎ火しておくのがおすすめです。
次に、現在攻略中のエリアにある篝火を注ぎ火しておくと、ボス戦へ向かう際のエスト瓶が充実し、安定した攻略が見込めます。
リマスター版で変更されたエスト瓶の仕様
ダークソウルリマスタードでは、オリジナル版(PS3版)からエスト瓶に関するいくつかの重要な仕様変更が行われています。
霊体や闇霊もエスト瓶が使用可能に
オリジナル版では、召喚された霊体(白霊)はエスト瓶を使うことができず、ホストがエスト瓶を飲んだときに一緒に回復する仕組みでした。
リマスター版では、霊体や闇霊も自身のエスト瓶を使用できるように変更されています。
ただし、持ち込めるエスト瓶の数はホスト時の半分(端数切り捨て)に制限されます。
たとえば篝火で20本のエスト瓶を持っていた場合、白霊として召喚されると10本になります。
闇霊の回復手段に制限が追加
侵入した闇霊は、エスト瓶以外の回復アイテムを使用できなくなりました。
オリジナル版では人間性や女神の祝福などの消耗品で回復が可能でしたが、リマスター版ではエスト瓶のみが回復手段として残されています。
この変更は対人戦のバランス調整として機能しており、侵入者と防衛者の間で公平な条件が保たれるよう配慮されたものです。
フレームレート向上による体感の変化
PS4版、Xbox One版、PC版ではフレームレートが30fpsから60fpsに向上しています。
これによりエスト瓶を飲むモーションがより滑らかに表示されるようになり、回避のタイミングを把握しやすくなったと多くのプレイヤーに評価されています。
対人戦(PvP)でのエスト瓶に関するマナーと注意点
ダークソウルの対人戦において、エスト瓶の使い方は長年にわたって議論の的となってきました。
タイマン形式ではエスト瓶を飲まないのが暗黙の了解
赤サイン石を使ったタイマン形式の決闘では、エスト瓶による回復を自粛するのが一般的なマナーとされています。
これはプレイヤーコミュニティの中で自然に形成されたルールであり、ゲーム内に明文化された規則ではありません。
ただし、侵入による対人戦ではマナーの適用外とされる場合が多く、侵入者もホストも生き残るためにあらゆる手段を使うのが一般的です。
エスト瓶を飲む際の隙に注意
エスト瓶を使用するモーション中は完全に無防備になります。
対人戦で不用意にエスト瓶を飲むと、背後に回り込まれてバックスタブを受ける危険性が非常に高いため、十分な距離を確保してから使うのが鉄則です。
地形や障害物を利用して相手の視界から外れた場所で飲む、というテクニックも広く知られています。
体力ステータスとエスト瓶強化の相性
エスト瓶の回復量は固定値であるため、プレイヤーのHP最大値によって回復効率が大きく変わります。
体力30の時点でHPは1,100となり、エスト瓶+0の300回復では最大HPの約27%しか回復できません。
一方、+7まで強化すると800回復で約73%をカバーでき、1本で大部分のダメージをリカバーできるようになります。
体力40ではHPが1,325に達しますが、エスト瓶+7でも回復率は約60%です。
体力50になるとHPは1,500で、+7のエスト瓶で約53%の回復となります。
体力のHP上昇は40以降で大幅に鈍化するため、一般的には体力30〜40の範囲でエスト瓶+3〜+4程度を確保しておくと、攻略上のバランスが良いとされています。
エスト瓶の強化は体力の成長に合わせて段階的に進めるのが、もっとも効率的なアプローチです。
序盤から実践できるエスト瓶の最速強化ルート
ゲーム開始直後からエスト瓶を素早く強化する方法は、多くのプレイヤーの間で定番の攻略テクニックとして共有されています。
小ロンド遺跡の火防女の魂を最速で回収する
火継ぎの祭祀場に到着した時点で、小ロンド遺跡へ直接向かうことが可能です。
祭祀場から墓地側ではなくエレベーター方面に進むと、小ロンド遺跡に降りられます。
そこで火防女の魂を拾い、祭祀場のアナスタシアに渡せば、ゲーム序盤の段階でエスト瓶を+1(回復量400)に引き上げられます。
この100の差は序盤においては非常に大きく、城下不死街や城下不死教区の攻略が格段に安定するでしょう。
1周目で推奨される強化プラン
1周目では、NPCを殺害せずに入手できる4つの火防女の魂だけでエスト瓶を+4まで強化できます。
+4の回復量は650で、初期の2倍以上です。
+4から+7への上昇幅は段階あたり50と控えめなため、火防女NPCを殺害してまで+7を目指す必要は薄いといえます。
ロートレクイベントで手に入る火防女の魂はアナスタシアの蘇生に温存し、残りの4個を強化に回すのが安全策として広く推奨されています。
よくある失敗と取り返しのつかないミス
エスト瓶の強化にまつわるミスの中には、同一周回ではリカバーできないものがあります。
事前に知っておくことで、致命的な失敗を回避できるでしょう。
火防女の魂をアイテム欄から使ってしまう
もっとも多い失敗が、火防女の魂をアイテム欄から直接消費してしまうケースです。
アイテムとして使用すると人間性が5つ増加しHP全回復という効果を得られますが、エスト瓶の強化素材としては失われてしまいます。
消費した魂は同一周回内では二度と手に入らないため、1周目での最大強化が困難になります。
2周目以降に再度入手可能ではあるものの、周回をまたぐ手間が生じるため、火防女の魂はアイテム欄から使わず、必ず火防女NPCに渡すようにしましょう。
ロートレクの火防女の魂をエスト瓶の強化に使ってしまう
ロートレクを倒して入手する火防女の魂は、アナスタシアの遺体に捧げることで火防女を蘇生させる唯一の手段です。
この魂をエスト瓶の強化に使ってしまうと、火継ぎの祭祀場の篝火が復活しなくなり、ゲームの拠点として大きな不便を強いられます。
ロートレクの魂にはテキストに固有の記述があるため、使用する前に説明文を確認する習慣をつけると安心です。
火防女NPCを殺害してしまう
混沌の娘や暗月の女騎士を殺害すると火防女の魂は手に入りますが、殺害されたNPCが管理する篝火は永久に消滅します。
さらに、そのNPCはエスト瓶の強化を依頼する先としても使えなくなるため、残りの火防女の数が減るリスクがあります。
特にアナスタシアがロートレクに殺害されている時期に、他の火防女まで失ってしまうと強化手段が限られるため、殺害は慎重に判断すべきです。
ダークソウルシリーズにおけるエスト瓶の進化
ダークソウルのエスト瓶は、シリーズを重ねるごとに仕組みが変化しています。
リマスター版のシステムを他作品と比較することで、特徴がより明確になります。
| 比較項目 | ダークソウル1(リマスタード) | ダークソウル2 | ダークソウル3 |
|---|---|---|---|
| 最大本数 | 20本 | 12本 | 15本 |
| 回復量の強化方法 | 火防女の魂を渡す | 篝火の探究者を使用 | 不死の遺骨を渡す |
| 本数の増加方法 | 篝火への注ぎ火 | エストのかけらを渡す | エストのかけらを渡す |
| 回復のタイミング | 即時に全回復 | 時間経過で徐々に回復 | 即時に全回復 |
| 飲む速度 | 中程度 | 遅い(敏捷性で短縮可能) | 速い |
ダークソウル1のシステムは「即時回復かつ大量のエスト瓶を持てる」という特徴があり、シリーズの中でもっとも回復の総量が大きい作品です。
一方で飲む速度はダークソウル3と比べるとやや遅く、戦闘中の使用には適切な判断力が求められます。
ダークソウル2は徐々に回復する独自の仕様を採用しており、シリーズファンの間では好みが分かれるポイントとして知られています。
ダークソウル3ではエスト瓶とエストの灰瓶をHP回復とFP回復に振り分ける仕組みが追加され、ビルドに応じた戦略的な配分が求められるようになりました。
まとめ:ダークソウルリマスターのエスト瓶強化で押さえるべきポイント
- エスト瓶の強化には「回復量を上げる方法」と「本数を増やす注ぎ火」の2系統が存在する
- 回復量の強化は火防女の魂を火防女NPCに渡すことで行い、最大+7(HP800回復)まで引き上げ可能である
- 火防女の魂は1周回あたり最大7個入手でき、うち4個はNPC殺害なしで拾える
- 魂を渡せるNPCはアナスタシア、混沌の娘、暗月の女騎士の3人のみである
- 注ぎ火は篝火ごとに個別で行い、人間性1つと生者状態が必要となる
- 注ぎ火の秘儀を入手すると、1つの篝火で最大20本のエスト瓶を確保できるようになる
- 火防女の魂をアイテム欄から消費すると強化素材として失われ、同一周回では取り返しがつかない
- ロートレクから入手した魂はアナスタシアの蘇生に使うのが安全策として広く推奨されている
- リマスター版では霊体・闇霊もエスト瓶を使用可能になり、持ち込み数はホスト時の半分に制限される
- 序盤に小ロンド遺跡の火防女の魂を回収してエスト瓶を+1にするのが定番の最速強化テクニックである

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