ダークソウル リマスター 違いは?全変更点と機種別の選び方ガイド

2011年に発売され、アクションRPGの歴史を変えた名作「ダークソウル」。

2018年にリマスター版が登場しましたが、「無印とリマスターは何が違うのか」「どの機種で遊ぶべきか」と迷っている方は少なくないでしょう。

解像度やフレームレートの向上、オンライン周りの刷新など、変更点は多岐にわたります。

一方で、リマスター版ならではの注意点やデメリットも存在しており、購入前に把握しておくべきポイントがあります。

この記事では、ダークソウルリマスターとオリジナル版(無印)の違いを、グラフィック・オンライン・操作性・価格・機種別の特徴まで網羅的に解説していきます。

自分に最適なプレイ環境を見つけるための判断材料として、ぜひ最後までお読みください。

目次

ダークソウルリマスターとは?オリジナル版との基本的な違い

ダークソウルリマスター(DARK SOULS REMASTERED)は、2011年にPS3やXbox 360向けに発売されたオリジナル版「ダークソウル」を、現行機向けにアップグレードした作品です。

2018年5月25日にPS4・Xbox One・PC(Steam)で発売され、Nintendo Switch版は同年10月19日にリリースされました。

重要なのは、本作が「リメイク」ではなく「リマスター」であるという点です。

リメイクがゲームを一から作り直すのに対し、リマスターはオリジナルの骨格を維持したまま映像やパフォーマンスを向上させる手法を指します。

そのため、レベルデザイン(マップ構造)、敵の配置、ボスの挙動、ゲームバランスはオリジナル版の最終パッチ(ver.1.09)をベースにそのまま引き継がれています。

開発を担当したのはQLOC(PS4・Xbox One・PC版)およびVirtuous(Switch版)で、フロム・ソフトウェアは監修の立場で関わっています。

また、オリジナル版では別売りだったDLC「ARTORIAS OF THE ABYSS」が最初から収録されているため、追加購入なしでDLCエリアを楽しめる仕様になっています。

グラフィックとフレームレートの違いを比較

リマスター版で最も体感しやすい変化が、グラフィックとフレームレートの向上です。

以下の表で、オリジナル版と各プラットフォームごとのスペックを確認できます。

項目 オリジナル版(PS3/Xbox 360) PS4/Xbox One/PC Nintendo Switch
解像度 720p 1080p(PS4 Pro・Xbox One Xは4Kアップスケール、PCはネイティブ4K) TVモード1080p/携帯モード720p
フレームレート 30fps 60fps 30fps
DLC 別売 収録済み 収録済み

PS4やPC版では60fpsに対応しているため、キャラクターの動きやカメラワークが格段に滑らかになっています。

30fpsと60fpsの差は特にアクション場面で顕著であり、敵の攻撃モーションの視認性や回避操作の快適さに直結する要素です。

一方、Switch版はフレームレートが30fpsに据え置かれている点に注意が必要です。

ただしSwitchは携帯モードで遊べるという唯一無二の利点があり、場所を選ばずプレイできる魅力があります。

PC版はネイティブ4K出力に対応しており、高性能なモニターと組み合わせることで最も美麗な映像体験を得られるプラットフォームと言えるでしょう。

オンラインマルチプレイの変更点

リマスター版で最も大きく変わった要素の一つが、オンラインマルチプレイの仕様です。

オリジナル版と比較して、利便性・快適性ともに大幅に改善されています。

最大プレイ人数が6人に拡大

オリジナル版では同時に最大4人までしかプレイできませんでしたが、リマスター版では最大6人に拡大されました。

6人プレイを行うには「乾からびた指」というアイテムが必要ですが、入手場所が絵画世界から城下不死街の商人に変更されており、ゲーム序盤から入手可能になっています。

合言葉マッチングの導入

ダークソウル3で好評だったパスワードマッチング機能が導入されました。

合言葉を設定することでソウルレベルの差を超えて特定のフレンドとマッチングでき、ゲスト側のレベルは自動的にホストに合わせて調整されます。

オリジナル版ではフレンドとの協力プレイが困難でしたが、リマスター版ではこの問題が解消されています。

エスト瓶の仕様変更と回復制限

リマスター版では霊体(白霊)や闇霊もエスト瓶で回復できるようになりました。

ただし、ホスト以外のプレイヤーが持てるエスト瓶の数は最大所持数の半分に制限されています。

さらに、闇霊の侵入中はエスト瓶以外の回復アイテム(人間性や女神の祝福など)が使用不可となる制限が追加されました。

侵入してきた闇霊を撃破するとホストのエスト瓶が回復する仕組みも新たに実装されています。

専用サーバーへの移行

オリジナル版のP2P(ピアツーピア)接続から、専用ゲームサーバー方式に変更されました。

接続の安定性が向上し、マッチング時のラグも軽減されています。

地域外マッチングのオン・オフ切り替えにも対応しており、国内限定か海外プレイヤーを含むかを選択できます。

闘技場やシステム面での追加要素

オンライン以外にも、ゲームプレイの快適性を高める追加要素と仕様変更が数多く実施されています。

闘技場に新ルールを追加

対人戦を楽しめる闘技場(試練の戦い)に、3対3の「共闘」ルールと6人参加の「乱闘」ルール(バトルロワイヤル形式)が追加されました。

闘技場でも合言葉マッチングが使用可能で、リスポーン地点もランダムに変更されています。

篝火やアイテム周りの改善

地下墓地エリアの鍛冶屋バモス付近に新たな篝火が設置され、武器強化へのアクセスが格段に楽になりました。

消費アイテムやソウルの一括使用にも対応しており、1個ずつ使う煩わしさが解消されています。

篝火メニューから誓約の切り替えが可能になった点も見逃せない改善です。

オリジナル版ではNPCのもとまで戻る必要がありましたが、リマスター版では一度誓約を結んだ後は篝火からいつでも変更できます。

操作・UI面の変更

ボタンコンフィグ(キー配置変更)に対応したほか、拾ったアイテムが自動でスロットに登録されなくなる仕様変更も行われています。

十字キーの上下を長押しすると、最初に装備したアイテムに即座に戻れる機能も追加されました。

対応言語もダークソウル3と同等の数に拡大されています。

ライティング変更への評価と賛否

リマスター版のグラフィックに関して、解像度やフレームレートの向上は広く歓迎されている一方、ライティング(照明処理)の変更には賛否両論があります。

多くのユーザーが指摘しているのは、リマスター版の画面全体がオリジナル版に比べて明るく、色味が薄くなっている(ウォッシュアウトしている)という点です。

オリジナル版は暗く彩度の高い独特の雰囲気を持っており、荒廃した世界観を際立たせる重要な演出として機能していました。

リマスター版ではライティングが一律に調整されているため、エリアによってはオリジナルが持つ陰鬱さや重厚感が薄れていると感じるプレイヤーが一定数います。

ただし、別のエリアではリマスター版のライティングの方が見やすく好印象だという意見もあり、一概にどちらが優れているとは言い切れない状況です。

PC版ではオリジナルのライティングを再現する「Re-remastered」というMODが有志によって公開されており、ライティングに不満を感じる場合はMODで対処する選択肢もあります。

なお、Switch版はPS4やPC版とは異なるグラフィック調整が施されており、オリジナル版に近いライティングが再現されているとの指摘があります。

この点をSwitch版の利点として評価する声も見られます。

リマスター版の注意点とデメリット

高い評価を受けているリマスター版ですが、購入前に知っておくべき注意点やデメリットも存在します。

操作性はオリジナル版のまま

リマスター版の操作感はオリジナル版からほぼ変更されていません。

ダークソウル3やエルデンリングのスムーズな操作に慣れたプレイヤーからは、動作の「もっさり感」や「硬さ」に対する不満が一般的に見られます。

ローリング(回避行動)がボタンを押した瞬間ではなく離した瞬間に発動するという独特の仕様もそのまま残されており、後発作品との操作感の違いに戸惑うケースが多いようです。

後半エリアの未完成感は未修正

オリジナル版でファンの間から長年指摘されてきた後半エリア(特にイザリスやデーモン遺跡周辺)の作り込み不足は、リマスター版でも修正されていません。

あくまでリマスターであり、ゲーム内容そのものに手を加えるリメイクではないため、こうした部分は当時のまま残されています。

テクスチャの劇的な向上はない

解像度は上がっているものの、テクスチャ(質感の描き込み)自体はオリジナル版からの大幅な刷新は行われていません。

高解像度で表示される分、むしろテクスチャの粗さが目立つ場面もあるとの声があります。

ステータスの振り直し不可

ダークソウル2以降の作品ではレベルアップ時に割り振ったステータスの振り直しが可能ですが、本作ではその機能が存在しません。

キャラクターメイキングも含めて周回プレイでも変更できないため、慎重なステ振りが求められます。

Switch・PS4・Steam版の選び方

リマスター版は複数のプラットフォームで展開されているため、自分のプレイスタイルに合った機種を選ぶことが重要です。

Switch版の特徴

最大の魅力は携帯モードでどこでもプレイできる点です。

フレームレートは30fpsとなり、PS4やPC版の60fpsには及びませんが、動作は安定しておりプレイに支障はないという評価が一般的です。

一方でオンライン人口は他機種に比べて少なめとの報告があり、マルチプレイを重視する場合は注意が必要です。

PS4版の特徴

1080p・60fpsで安定した動作が魅力のプラットフォームです。

PS5の後方互換機能にも対応しており、PS5では1800p・60fps固定で動作するとの報告があります。

PS5専用のアップグレードパッチは提供されていませんが、PS4版のセーブデータはそのまま引き継ぎ可能です。

オンラインプレイにはPlayStation Plusへの加入が必要となります。

Steam(PC)版の特徴

ネイティブ4K・60fpsに対応し、最も高品質な映像でプレイできるプラットフォームです。

MODによるカスタマイズが可能な点はPC版ならではの強みと言えます。

ライティングを改善する「Re-remastered」や、ボス撃破後も協力プレイが途切れない「Seamless Co-op」など、有志によるMODがゲーム体験を大きく広げています。

Steamの同時接続プレイヤー数は2026年2月時点で平均約3,400人、ピーク時には約7,300人を記録しており、オンライン人口は全プラットフォーム中で最も多い水準を維持しています。

なお、PC版のオリジナル(Prepare to Die Edition)は2018年5月にSteamから販売終了しているため、現在PCで新規購入できるのはリマスター版のみです。

オンライン人口の現状と楽しみ方

発売から約8年が経過した2026年現在、オンライン人口は当然ながらピーク時ほどではありません。

通常時はゲーム序盤のエリアにプレイヤーが集中する傾向があり、中盤から終盤にかけてはマッチング相手を見つけにくくなるケースが増えています。

ただし、コミュニティが自発的に開催する年次イベント「Return to Lordran(ロードランへの帰還)」の期間中は、多くのベテランプレイヤーが一斉に復帰するため、オンライン人口が一時的に大幅に増加します。

毎年1月初旬に開催されるのが恒例となっているため、マルチプレイを満喫したい場合はイベント時期に合わせてプレイするのも一つの手段です。

また、PC版ではSeamless Co-op MOD(2025年4月公開、累計ダウンロード約9.6万件)を利用すれば、通常のマッチングに依存せずフレンドとの完全な協力プレイが可能です。

ボス撃破後に霊体が消える従来の制約が撤廃され、最初から最後まで中断なしで遊べる仕組みは、オンライン過疎を気にせず楽しめる有効な選択肢となっています。

価格とセール情報

リマスター版の価格は、発売時の定価でパッケージ版が4,800円+税、ダウンロード版が4,300円+税です。

Steam版は$39.99(日本円で税込4,730円程度)に設定されています。

注目すべきは、定期的に50%オフのセールが実施されている点です。

セール時には税込2,365円前後で購入可能となり、年に数回の頻度で各プラットフォーム共通でセールが行われています。

直近では2026年2月にSteamで半額セールが実施され、2025年にもSwitch版が2月に、Steam版が10月にそれぞれ50%オフとなった実績があります。

急ぎでなければセール時期を待つのが賢い選択と言えるでしょう。

2026年最新の関連動向

リマスター版を取り巻く環境は2026年に入っても動きが続いています。

ダークソウルシリーズ全体に関わる最新トピックを押さえておきましょう。

まず、ダークソウル3のリマスターに関する噂が注目を集めています。

2025年7月にフロム・ソフトウェアの未発表プロジェクト「FMC」がダークソウル3のリマスターではないかとの情報が複数の海外メディアで報じられました。

2026年3月にダークソウル3が発売10周年を迎えることもあり、関連性が指摘されていますが、2026年2月時点で公式発表はありません。

次に、ダークソウルシリーズの累計販売本数が海外だけで4,000万本を突破したことが2025年11月に報じられています。

2020年時点で2,700万本だったことを考えると、わずか5年で1,300万本を上積みしており、シリーズの人気は衰えるどころか拡大を続けています。

さらに、フロム・ソフトウェアの新作マルチプレイタイトル「DARK SOULS NIGHTREIGN」への注目から、初代ダークソウルへの回帰需要も発生しています。

新作をきっかけにシリーズの原点を遊び直すプレイヤーが増えており、リマスター版のオンライン人口にもプラスの影響が見られます。

まとめ:ダークソウルリマスターの違いを理解して最適な環境を選ぼう

  • リマスター版はリメイクではなく、オリジナル版ver.1.09をベースにした映像・パフォーマンス向上版である
  • PS4・Xbox One・PC版は1080p/60fps対応で、オリジナル版の720p/30fpsから大幅に改善されている
  • Switch版はフレームレートが30fpsだが、唯一の携帯プレイ対応という独自の利点がある
  • オンラインは最大6人対応・合言葉マッチング・専用サーバー化など全面的に刷新された
  • DLC「ARTORIAS OF THE ABYSS」が最初から収録されており追加購入は不要である
  • ライティング変更には賛否があり、PC版ではMODによるオリジナル再現も可能である
  • 操作性やゲーム内容はオリジナル版のままで、後発シリーズのようなモダナイズは行われていない
  • PS5では後方互換で1800p/60fps動作が可能だが、専用アップグレードは提供されていない
  • セールは年に複数回実施されており、50%オフの2,365円前後で購入できる機会が多い
  • 2026年現在もSteam版は平均約3,400人の同時接続を維持し、コミュニティイベントやMODで活性化が続いている
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