ダークソウル2をクリアした後、マデューラの篝火で「2周目を開始」の選択肢が出現します。
しかし、2周目に突入すると何が変わるのか、どんな準備をすればいいのか、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
実はダークソウル2の2周目は、シリーズ全作品の中でも最も変化が大きいことで知られています。
新しい敵の追加、ボス戦のギミック変更、限定アイテムの出現など、1周目とはまるで別のゲームのような体験が待っています。
この記事では、2周目の全変更点から周回前の準備、攻略のコツ、さらには3周目以降の展望まで、周回プレイに必要な情報をすべて網羅しています。
読み終えるころには、万全の状態で2周目に挑めるようになっているはずです。
ダークソウル2の2周目とは?基本仕様を解説
ダークソウル2の2周目とは、ラスボスを撃破した後に挑戦できる「強くてニューゲーム」のことです。
1周目で育てたキャラクターのステータスや装備を引き継ぎながら、より手強くなった世界を最初から攻略していくモードになります。
ここで重要なのは、2周目への移行は自動ではないという点です。
ラスボスを倒した後もそのまま1周目の世界を探索し続けることが可能で、マデューラの篝火に座り「2周目を開始」を選択して初めて次の周回に進みます。
つまり、準備が整うまでは焦って2周目に進む必要はありません。
ダークソウルシリーズ全体を見渡すと、2周目の変化が最も充実しているのがダークソウル2です。
ダークソウル1やダークソウル3では敵のステータスが上がる程度の変化にとどまりますが、ダークソウル2では新しい敵の配置、ボス戦への取り巻き追加、限定装備のドロップ、ショップの品揃え変更など、多岐にわたるコンテンツが追加されます。
多くのプレイヤーから「フロムソフトウェア作品で最高の2周目体験」と評価されているのも納得の充実ぶりです。
2周目で何が変わる?1周目との違いを徹底比較
敵のステータスと獲得ソウルの変化
2周目に入ると、すべての敵のHPと攻撃力が大幅に上昇します。
この強化は「篝火の熱」というシステムに連動しており、2周目では全篝火の熱が1段階上がって「熱2」の状態になります。
獲得ソウルも同様に増加し、熱2の状態では通常の2倍のソウルを得られるようになります。
以降の周回ではさらにソウル倍率が上がっていき、最終的に8周目相当の熱8で4倍に到達します。
以下が周回ごとの獲得ソウル倍率です。
| 篝火の熱 | 周回数 | 獲得ソウル倍率 |
|---|---|---|
| 熱1 | 1周目 | 1倍(通常) |
| 熱2 | 2周目 | 2倍 |
| 熱3 | 3周目 | 2.5倍 |
| 熱4 | 4周目 | 2.75倍 |
| 熱5 | 5周目 | 3倍 |
| 熱6 | 6周目 | 3.25倍 |
| 熱7 | 7周目 | 3.5倍 |
| 熱8 | 8周目以降 | 4倍(上限) |
8周目で敵の強さと獲得ソウルの両方が上限に達し、それ以降は難易度が変わりません。
この8周目がいわゆる「カンスト」と呼ばれる状態です。
赤モブ・闇霊の追加配置
2周目で最も大きな変化が、新しい敵の追加配置です。
追加される敵は大きく3種類に分かれます。
1つ目は通常の敵が増員されるパターンで、ハイデ大火塔の古騎士やアマナの祭壇の巡礼などが該当します。
2つ目が赤色に変化した強化版の敵、いわゆる赤モブ(公式名称は「黒体」)です。
赤モブは通常の敵と比べてHPと攻撃力がさらに高く設定されており、見た目も赤く光っているため一目で判別できます。
3つ目がNPC型の「徘徊霊」で、プレイヤーと同様に装備を身につけた人型の強敵として各地に出現します。
徘徊霊は専用の装備品セットをドロップすることが多く、2周目でしか手に入らない貴重な装備の入手源となっています。
ただし、赤NPCは一度倒すとリスポンしない場合がほとんどのため、ドロップを逃すとその周回では再入手できない点に注意が必要です。
主な追加敵の配置エリアとしては、隙間の洞に大鷹の戦士が出現するほか、朽ちた巨人の森にはカタリナ装備やザイン装備の徘徊霊が登場します。
熔鉄城には赤アーロン騎士長が多数追加され、道中の難易度が目に見えて上がります。
また、王城ドラングレイグの謁見の間には呪縛者が2体同時に出現し、刃の指輪+2や物干し竿といった貴重なアイテムを落とします。
ボス戦の変更点
2周目のボス戦では、HPと攻撃力の上昇に加えて、一部のボスに取り巻きの敵が追加されます。
この取り巻き追加は事前に知っていないと初見殺しになりやすく、2周目で最も注意すべきポイントです。
代表的な変更を挙げると、忘れられた罪人はHPが70%以下になった時点で呪術を使う「牢の罪人」が2体乱入してきます。
実質3体同時の戦闘となるため、素早く本体を倒すか、先に取り巻きを処理するかの判断が求められます。
流罪の執行者(フレキシブルセントリー)の戦闘中には「疑わしき影」が2体出現し、影装備シリーズをドロップする可能性があります。
輝石街ジェルドラでは、公の蜘蛛フレイヤがボス部屋に到達する前の崖上から奇襲を仕掛けてくるようになります。
ここで与えたダメージは本番のボス戦に引き継がれるため、可能な限り攻撃しておくのが有利です。
アイテムとショップの変化
2周目では一部の宝箱の中身がより上位のアイテムに変更されます。
たとえば、朽ちた巨人の森のバリスタ部屋にある宝箱は、1周目の楔石の欠片から楔石の塊×3にグレードアップします。
ショップ面では、防具屋マフミュランが熱2以上で月下蝶防具シリーズを販売開始します。
ラル・カナルのマグヘラルドも竜騎兵防具シリーズを取り扱うようになるなど、品揃えが拡充されます。
さらに、2周目以降限定でボスの追加ドロップも発生します。
以下が主な追加ドロップの一覧です。
| ボス名 | 追加ドロップアイテム |
|---|---|
| 鐘守のガーゴイル | 貪欲な金の蛇の指輪+2 |
| スケルトンの王 | 澄んだ蒼石の指輪+2 |
| 刑吏のチャリオット | 緑花の指輪+2 |
| 毒の妃ミダ | 貪欲な銀の蛇の指輪+2 |
| 忘れられた罪人 | 古き魔女のソウル |
| 公のフレイディア | 白き竜のソウル |
| 鉄の古王 | 古き王のソウル |
| 腐れ | 古き死者のソウル |
| 鏡の騎士 | 鉄の加護の指輪+2 |
| 王盾ヴェルスタッド | 王の戦士の指輪+2 |
| 玉座の守護者・監視者 | 邪眼の指輪+2 |
これらの追加ドロップは、篝火の探究者を使って篝火の熱を上げることで1周目でも入手可能です。
2周目の引き継ぎ要素と失われるもの
2周目に進む際に何が引き継がれ、何が失われるのかを正確に把握しておくことは非常に重要です。
誤解したまま周回に突入すると、取り返しのつかない事態を招くこともあります。
引き継がれる要素としては、キャラクターのレベルとステータス、累計ソウル獲得量、誓約のランクと進行度、エスト瓶の使用回数と強化状態、所持品やアイテムボックスの中身が挙げられます。
つまり、戦闘力に直結するものはほぼすべて持ち越せると考えて問題ありません。
一方で引き継がれないものも存在します。
王の指輪、封人の鍵、懐かしい香木、潰れた瞳のオーブといった貴重品は周回時にすべて失われます。
NPCイベントの進行度も完全にリセットされるため、出現位置や敵対状態は初期状態に戻ります。
Scholar of the First Sin版をプレイしている場合は追加の注意点があります。
旧版ではDLCへのアクセスキーが周回後も保持されましたが、SotFS版ではDLCの鍵も失われます。
さらにヴァンクラッドの祝福(亡者化による最大HP低下を防ぐ効果)もリセットされるため、2周目序盤は亡者化対策に人の像を多めに用意しておく必要があるでしょう。
2周目に行く前にやっておくべき準備リスト
2周目への移行は任意のタイミングで行えるため、万全の準備を整えてから進むのが鉄則です。
ここでは、周回前に済ませておくべき項目を優先度順に解説します。
まず最優先で取り組みたいのが、NPCイベントの完了です。
ミラのルカティエルの同行イベント(ボス戦3回で生存させる)や、ベナールの称号イベントなど、進行度がリセットされるイベントは1周目のうちに達成しておきましょう。
失敗したイベントを次の周回でやり直すこともできますが、2周目では敵が強化されるため難易度が跳ね上がります。
次に重要なのが、ショップの限定品を買い尽くすことです。
個数限定の楔石の塊や光る楔石、各種樹脂や矢弾は周回後に在庫がリセットされます。
使わない分でも買っておけば2周目の序盤で即座に装備強化や消耗品の補充が可能になります。
懐かしい香木を使い切ることも忘れてはいけません。
香木は貴重品扱いのため周回で消滅します。
石化したNPCや石化した敵の解除を残している場合は、必ず1周目で対処しておきましょう。
武器と防具の強化も済ませておきたいところです。
主力武器を最大強化しておけば、2周目序盤の敵強化にも十分対応できます。
複数の属性武器を用意しておくと、ボスごとに弱点を突けるため攻略の幅が広がります。
最後に、篝火の探究者を備蓄しておくことを推奨します。
トロコンや実績コンプを目指す場合、特定のエリアで熱を上げる必要が出てくるため、あらかじめ18個程度を確保しておくと安心です。
2周目の難易度と攻略のコツ
2周目はどれくらい難しいのか
1周目から2周目への難易度上昇は、シリーズ全体を通して最も大きい変化幅です。
ただし「装備やレベルの引き継ぎがある分、実質的な体感難易度はそこまで跳ね上がらない」という意見も少なくありません。
開発者が想定する1周目クリアレベルは150とされており、2周目の開始時点で150〜200程度のレベルがあれば標準的な難易度で楽しめるでしょう。
道中の雑魚敵に関しては、攻略パターンを把握済みで装備も整っているため、むしろ1周目より楽に感じる場面もあります。
一方でボス戦は取り巻きの追加によって戦略の練り直しが必要になるため、油断は禁物です。
ソロ攻略を成功させるポイント
2周目をソロで攻略するためにはいくつかのポイントがあります。
まず、適応力のステータスを十分に確保しましょう。
敏捷値が高いほどローリングの無敵時間が延び、アイテム使用速度も上がるため、生存力に直結します。
目安として敏捷値100前後(適応力20〜25程度)を確保できていれば快適に戦えます。
次に、複数の武器カテゴリを使い分ける意識が重要です。
2周目では敵の種類が増えるため、特定の武器だけでは対処しづらい場面が出てきます。
刺突に弱い敵にはレイピア、打撃に弱い鎧系の敵にはメイスといったように、弱点属性を突ける武器を複数用意しておくと攻略がスムーズになります。
ボス戦で取り巻きが出現するパターンでは、先に取り巻きを処理してからボスに集中するのが安定した攻略法です。
忘れられた罪人の牢の罪人2体、流罪の執行者の疑わしき影2体はいずれも本体より体力が低いため、集中攻撃で素早く倒すことが可能です。
篝火の探究者と周回の関係
ダークソウル2には「篝火の探究者」という特殊なアイテムが存在し、周回システムと密接に関わっています。
篝火の探究者を篝火にくべると、紐づいたエリアの熱が1段階上昇し、2周目相当の敵配置やアイテム変更が適用されます。
つまり1周目の段階でも、特定エリアだけを2周目の状態にして限定アイテムを先取りすることが可能です。
たとえば、毒の妃ミダの篝火に探究者を使えば、ボス撃破時に貪欲な銀の蛇の指輪+2を1周目から入手できます。
ただし、篝火の探究者と周回には決定的な違いがあります。
探究者で上げた熱は永久に下げることができない点が最大のリスクです。
また、ショップの品揃え変更の一部は周回でのみ反映され、探究者では対応しません。
具体的には、青の騎士ガラインドークのひび割れた青い瞳のオーブ販売や、宰相の霊ベラガーの3周目限定品は、篝火の探究者では出現しません。
マデューラの篝火から正式に次の周回を開始する必要があります。
探究者を使う際は「本当にこのエリアの熱を上げて問題ないか」を慎重に判断してください。
一度上がった熱は取り消せないため、不用意に使用すると特定エリアの難易度だけが突出して高くなるリスクがあります。
3周目以降で追加される要素
2周目で大部分の追加コンテンツが解放されますが、3周目以降でしか手に入らない要素も一部存在します。
最も重要なのが、宰相の霊ベラガーの販売品追加です。
ベラガーは王城ドラングレイグに出現するNPCで、3周目以降になると湾曲した両刃剣、聖樹の盾、そして奇跡の「太陽の光の恵み」「神の怒り」などの誓約報酬アイテムを販売するようになります。
これらはオンラインの誓約ランク報酬と同じアイテムであり、オフラインプレイヤーにとっては3周目のベラガーが唯一の入手手段となります。
防具屋マフミュランの品揃えにも変化があり、熱3以上で月下蝶の帽子が追加されます。
2周目の時点では帽子以外の3部位(胴・腕・足)のみの販売でしたが、3周目でようやくセットが完成します。
マデューラの館の地下に出現するスケルトンは、周回を重ねるごとに1体ずつ増えていくユニークな仕様です。
2周目では2体、3周目では3体と増加し、8周目で最大の8体に達します。
なお、3周目以降も敵のステータスは周回ごとに少しずつ上昇しますが、2周目ほどの劇的な変化はありません。
実質的な「新コンテンツ」は2周目と3周目でほぼ出尽くすため、4周目以降は純粋な高難度チャレンジという位置づけになります。
トロコン・実績コンプに必要な周回数
ダークソウル2のトロコン(プラチナトロフィー)を達成するには、最低でも3周目まで進める必要があります。
その理由は前述のとおり、宰相の霊ベラガーが3周目以降でしか販売しない魔法が「全魔法収集」系のトロフィー条件に含まれているためです。
具体的な最短チャートとしては、1周目でNPCイベントと誓約ランクの進行を可能な限り完了させ、2周目では200万ソウルを稼いで冬の祠を開けてストーリーをクリアします。
3周目に入ったら300万ソウルを集めて冬の祠を開き、ドラングレイグまで進んでベラガーから不足している魔法を購入すれば達成です。
ノーデス(死亡ゼロクリア)とノー篝火(篝火で休息しないクリア)にも対応する特殊な報酬が存在します。
一度も死なずにクリアすると「克服者の幻影指輪」、篝火で一度も休息せずにクリアすると「超越者の幻影指輪」が手に入ります。
克服者の幻影指輪は2周目以降に挑むと追加敵によって死亡リスクが激増するため、1周目での取得が強く推奨されています。
超越者の幻影指輪は篝火に火を灯すこと自体は許可されており、「休息しない」ことが条件のため周回を問わず挑戦しやすいとされています。
いずれもトロフィー条件には含まれていませんが、やり込みプレイヤーの間では定番のチャレンジとなっています。
Scholar of the First Sinと旧版のNG+の違い
現在購入・プレイ可能なダークソウル2は、ほぼすべてScholar of the First Sin(SotFS)版です。
旧版(PS3/Xbox 360のオリジナル版)とSotFS版ではNG+の内容にいくつかの違いがあるため、攻略情報を参照する際には注意が必要です。
最大の相違点は、SotFS版では1周目の段階で敵配置が大幅にリメイクされていることです。
旧版でNG+限定だった一部の赤モブや追加敵がSotFS版では1周目から配置されているケースがあり、結果としてNG+での追加変更のインパクトはやや小さくなっています。
逆に、旧版のNG+に存在した一部の徘徊霊がSotFS版では削除されている場合もあります。
王城ドラングレイグの大弓持ちアーロン騎士長の追加や、王の扉前の一部赤NPCなどがその例です。
引き継ぎ要素にも違いがあり、旧版ではDLCアクセス用の鍵が周回後も保持されましたが、SotFS版では失われます。
ヴァンクラッドの祝福もSotFS版では周回でリセットされるため、2周目序盤の亡者化対策をより入念に行う必要があります。
攻略Wikiやガイドを参照する際は、情報がどちらのバージョンに基づいているかを必ず確認しましょう。
旧版向けの情報をSotFS版に適用すると、敵配置が異なっていて混乱する可能性があります。
まとめ:ダークソウル2の2周目を万全に楽しむために
- 2周目はマデューラの篝火で「2周目を開始」を選択することで任意のタイミングで移行できる
- 敵のHP・攻撃力が大幅に上昇し、獲得ソウルは2倍になる
- 赤モブやNPC型の徘徊霊がほぼ全マップに追加配置され、限定装備をドロップする
- 忘れられた罪人や流罪の執行者など、一部のボス戦に取り巻きが追加される
- 引き継ぎではレベルや装備は持ち越せるが、王の指輪・懐かしい香木などの貴重品は失われる
- 周回前にNPCイベントの完了、限定品の購入、香木の使い切りを済ませるのが鉄則である
- 篝火の探究者で熱を上げれば1周目でも2周目限定アイテムを先取りできるが、熱は二度と下げられない
- トロコンには最低3周目まで進む必要があり、ベラガーの3周目限定販売品が鍵となる
- SotFS版と旧版ではNG+の敵配置や引き継ぎ仕様に違いがあるため、攻略情報の出典に注意が必要である
- 8周目で敵の強さと獲得ソウルが上限に達し、それ以降は難易度が変化しない

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