ダークソウル2を進めていくと、忘却の牢の先に待ち構える「罪人の塔」で足を止められるプレイヤーは少なくありません。
暗闘のボス戦、見つけにくい隠し扉、取り逃しやすいアイテムなど、このエリアには初見殺しの要素が数多く詰まっています。
さらにボスである「忘れられた罪人」は序盤~中盤の山場とも呼ばれ、多くのプレイヤーが苦戦を強いられるポイントでもあります。
この記事では、罪人の塔の入口からボス撃破後の帰還まで、エリアの全容を徹底的に解説していきます。
全アイテムの入手場所、ボスの弱点や攻撃パターンの見極め方、NG+での追加要素、さらには物語の考察まで、このエリアに関するあらゆる情報を網羅しました。
クズ底や黒渓谷など他のエリアとの攻略順の比較にも触れていますので、効率よくゲームを進めるための参考にしてください。
罪人の塔とはどんなエリア?基本情報と特徴
罪人の塔は、ダークソウル2の物語において重要な転換点となるエリアです。
ドラングレイグ王国の最盛期に重罪人が収容されていた監獄の塔であり、長い年月を経て海水に浸食された陰鬱な空間が広がっています。
エリア自体はそこまで広くないものの、強敵の配置やボス戦での暗闘など、密度の高い攻略が求められるステージとなっています。
罪人の塔の場所と忘却の牢からの行き方
罪人の塔は、忘却の牢のボスである「虚ろの衛兵」を3体倒した先にある霧を抜けることで到達できます。
忘却の牢へのルートは複数ありますが、いずれも「隠れ港」や「朽ちた巨人の森」方面から進んでいく形になります。
霧を抜けると罪人の塔の入口に出ますので、まずは右側の壁から外に出てハシゴを登り、篝火を確保するのが最優先です。
なお、ストレイドの独房付近から「牢の鍵」を使って裏口から進入するルートも存在します。
こちらは2階の橋から飛び降りる形でアクセスでき、通常ルートとは異なる角度からエリアに入れます。
エリア全体の構造と篝火「塩の塔」の位置
罪人の塔の篝火は「塩の塔(The Saltfort)」の1箇所のみです。
エリアに入ってすぐ右側のハシゴを登った場所にあるため、見落とす心配はほとんどありません。
エリアの構造は、大きく分けて3つの層で成り立っています。
最上部が篝火のある塔の上層、中層がエレベーターで降りた先の水没した牢獄エリア、そして最深部がボス「忘れられた罪人」が待つ独房です。
篝火が1箇所しかないため、道中で倒された場合は毎回同じルートをたどる必要があります。
ただしエリア自体がコンパクトなので、敵の配置を覚えてしまえばボスまでの道のりはそこまで長くありません。
罪人の塔が物語で担う役割と4つのソウルとの関係
ダークソウル2のストーリーでは、王城ドラングレイグへ進むために4つの強大なソウルを集める必要があります。
罪人の塔のボス「忘れられた罪人」が持つソウルは、この4つのうちの1つに数えられます。
残りの3つは、他の主要エリアのボスが所持しており、罪人の塔はその終着点のひとつという位置づけです。
ドラングレイグ王国が最盛期に建設したこの監獄は、「名を禁じられたもの」と呼ばれる重罪人たちを幽閉するための場所でした。
物語上、この塔は単なるダンジョンではなく、王国の栄枯盛衰と罪の概念を象徴する重要な舞台として機能しています。
罪人の塔の攻略ルートを入口からボス前まで徹底解説
篝火「塩の塔」を確保したら、いよいよエリアの攻略に取りかかります。
道中には厄介な敵が複数配置されていますが、ルートを把握しておけば効率よく進めることが可能です。
ここでは入口からボスの霧の前まで、順を追って攻略手順を解説していきます。
エレベーター周辺の立ち回りと大型敵の安全な倒し方
篝火から外階段を下っていくと、エレベーター(板状のリフト)にたどり着きます。
エレベーターに乗る前に、周囲にはヘビークロスボウを装備した王国剣士が3体ほど配置されていますので、先に処理しておきましょう。
王国剣士は遠距離ではクロスボウで攻撃してきますが、近づくと大剣に持ち替えます。
クロスボウの射撃の合間に一気に距離を詰め、接近戦で仕留めるのが安全な方法です。
エレベーターで下に降りると、水没した地下牢エリアに出ます。
ここには「異形の不死」と呼ばれる大型の敵が徘徊しており、動きこそ遅いものの攻撃力が非常に高い点に注意が必要です。
安全に倒すには、エレベーターを上に戻してできた穴に向かって誘導し、攻撃を誘発させて穴に落とすテクニックが有効です。
正面から戦う場合は、攻撃の後の大きな隙を狙って1~2回だけ攻撃し、すぐに距離を取る立ち回りを心がけてください。
水没した地下牢エリアの進み方と隠し扉の場所
エレベーターを降りた先の水没エリアには、左右に独房が並んでいます。
まっすぐ奥に進むと通路がありますが、その手前の右側の壁には隠し扉が存在します。
一見すると何もない壁ですが、「調べる」ボタンを押すことで扉が開き、外の崖際に出ることができます。
崖に出たら落下に注意しながら左側の壁に沿って進むと、死体から「北の祠祭の指冠」と「血塊石」を入手可能です。
この隠し扉はヒントが少なく見落としやすいため、意識して壁を調べる習慣をつけておくとよいでしょう。
また、エレベーターで降下する最中にも途中の足場に飛び移れるポイントがあり、ここで「出血ナイフ×5」を回収できます。
エレベーターの速度に注意しながら、足場が見えたらすかさず飛び降りてください。
独房の開け方と牢の鍵の入手方法【通常版・SotFS版】
水没エリアの独房の多くは施錠されており、「牢の鍵(Bastille Key)」がなければ開けることができません。
通常版(無印版)では、牢の鍵は月の鐘楼のボス「鐘守のガーゴイル」を撃破した先で入手できます。
一方、Scholar of the First Sin(SotFS)版では、従者の間の壊れた橋の端にある死体からも回収可能で、ガーゴイルと戦わずに入手するルートが追加されました。
牢の鍵で開けられる独房の中には、ハイデの騎士が座っている部屋があります。
攻撃しなければ襲ってきませんが、倒すと「ハイデの槍」をドロップします。
また、別の独房には「火の種」が置かれており、篝火のエスト瓶回復量を強化できる貴重なアイテムです。
牢の鍵がない状態でもボスに挑むことは可能ですが、次に説明する「燭台の点火」ができないため、難易度が大幅に上がってしまいます。
ボス部屋の燭台に火を灯して明るくする手順と効果
ボスの霧の手前には左右に階段があり、それぞれの先に牢の鍵で開けられる部屋が存在します。
部屋の中には油が引かれたラインがあり、松明を手に持った状態で近づくと点火できます。
左右両方の部屋で火を灯すと、ボス部屋全体が明るくなるという仕組みです。
この点火による効果は非常に大きく、単に視界が良くなるだけではありません。
ダークソウル2では暗い場所ではロックオン可能距離が短くなるシステムがあるため、部屋を明るくすることでロックオンの有効距離が大幅に伸びます。
ボス戦でのロックオンの安定性は立ち回りに直結しますので、牢の鍵を入手してからボスに挑むことを強くおすすめします。
なお、牢の鍵をまだ持っていない場合の代替手段として、魔法「灯り(Cast Light)」を使う方法もあります。
霧に入る直前に詠唱しておけば、ボス部屋でもある程度の距離からロックオンが可能になります。
罪人の塔で入手できる全アイテム一覧と取り逃し注意ポイント
罪人の塔はコンパクトなエリアながら、キーアイテムを含む重要なアイテムが多数配置されています。
特にボス撃破後にしか取れないものや、牢の鍵が必要なものがあるため、事前に全体像を把握しておくことが大切です。
道中で拾える装備・消耗品・素材まとめ
罪人の塔の道中で入手できるアイテムを以下の表にまとめました。
| アイテム名 | 入手場所 | 備考 |
|---|---|---|
| 故も知らぬ不死の大きなソウル | 篝火のすぐ近く | 見落としにくい |
| 人の像 | 篝火から塔の外周を降りた先の死体 | 外壁の狭い足場にある |
| 出血ナイフ×5 | エレベーター降下中の足場 | 途中で飛び移る必要あり |
| 貴き者の骨粉 | エレベーター下の水場 | 篝火強化に使う重要アイテム |
| 名も無き戦士の大きなソウル | 水場エリア内 | ソウル稼ぎに活用可能 |
| 北の祠祭の指冠 / 血塊石 | 水場右側の隠し扉の先 | 壁を調べて開く |
| 花咲カイトシールド | 水場の独房内 | スタミナ回復効果付きの盾 |
| 高名な騎士のソウル / ファロスの石 | 水場奥の部屋 | ファロスの石は他エリアでも使用 |
| 輝雫石 | 霧の手前を左に進んだ先 | 回復アイテム |
| つるすべ石 | 霧手前の右階段を登った先 | 牢の鍵が必要 |
貴き者の骨粉は篝火に使用することでエスト瓶の回復量を恒久的に強化できるため、絶対に見逃さないようにしましょう。
牢の鍵が必要なアイテムと優先度
牢の鍵で開放できる独房からは、以下のアイテムが入手可能です。
火の種は篝火の回復量をさらに引き上げる素材であり、今後の攻略を楽にしてくれます。
また、ハイデの騎士を倒して得られるハイデの槍は、信仰系ビルドで活躍する武器です。
つるすべ石は「物々交換」のNPCに渡すことでランダムなアイテムと交換でき、まれに貴重な装備が手に入ることもあります。
これらのアイテムはボス攻略に必須ではありませんが、特に火の種の回収は優先度が高いといえます。
牢の鍵を入手する手間を考慮しても、ボス部屋の点火と合わせて先に月の鐘楼を攻略するメリットは大きいでしょう。
ボス撃破後に回収できる懐かしい香木とエリザベスの秘薬
忘れられた罪人を撃破すると、ボス部屋の奥にある扉が開放されます。
階段を下りた先にある宝箱から「懐かしい香木」と「エリザベスの秘薬」を入手できます。
懐かしい香木はゲーム内で入手数が限られるキーアイテムで、石化したNPCや石像を元に戻すために使用します。
使い道を間違えると取り返しがつかなくなる場合もありますので、どの石像に使うかは事前に計画を立てておくことが重要です。
エリザベスの秘薬は一定時間にわたってHPを回復し続ける消耗品で、通常の雫石よりも高い回復効果を持っています。
ボス撃破後は宝箱の先にある始まりの篝火(Primal Bonfire)に触れることで、拠点のマデューラへ即座に帰還できます。
ボス「忘れられた罪人」の倒し方と弱点・攻撃パターン
忘れられた罪人は、罪人の塔の最深部に待ち構えるボスです。
大剣を振るう剣士タイプの敵であり、両手に枷をかけた姿が特徴的です。
動きが非常に素早く攻撃後の隙も短いため、序盤~中盤の最初の壁として多くのプレイヤーの前に立ちはだかります。
忘れられた罪人のHP・弱点属性・耐性データ
忘れられた罪人の主要なステータスは以下のとおりです。
| 項目 | 数値・内容 |
|---|---|
| HP(1周目) | 3,560 |
| HP(NG+) | 6,408 |
| 獲得ソウル(1周目) | 45,000 |
| 獲得ソウル(NG+) | 90,000 |
| 弱点属性 | 魔法、斬撃、刺突 |
| 耐性(高) | 炎、出血、毒、打撃 |
| ドロップ | 忘れられた罪人のソウル |
| ドロップ(NG+) | 上記に加えてイザリスの魔女のソウル |
弱点が魔法・斬撃・刺突であるため、魔法を使える場合は大きなダメージを与えやすくなります。
逆に炎属性には耐性があるため、炎松脂やパイロマンシーはあまり有効ではない点に注意してください。
全攻撃パターンの見分け方と回避タイミング
忘れられた罪人の攻撃パターンは大きく分けて4種類存在します。
1つ目は「薙ぎ払い」で、横方向に大剣を振り回す攻撃です。
リーチが長いため中距離でも当たりやすく、ボスの右側(プレイヤーの左側)に回避ローリングするのが安全です。
2つ目は「突き」で、大剣を両手で構えて前方に突進する攻撃です。
追尾性能が高いため、早すぎるタイミングでローリングすると追尾されて被弾します。
突きの構えを確認してから、ボスの体がこちらに向かってきた瞬間に横に回避するのがコツです。
3つ目は「ジャンプ攻撃」で、一度視界外に飛び上がってから落下してくるパターンです。
着地点はプレイヤーの直前の位置を狙ってくるため、ジャンプを確認したら即座に走って距離を取りましょう。
4つ目は「連続コンボ」で、2連または3連の斬撃を繰り出してきます。
3連攻撃の最後の一撃の後には明確な隙が生まれるため、ここが最も安全な攻撃チャンスとなります。
逆に、1撃目や2撃目の後に攻撃を欲張ると、続く次の攻撃で反撃を受けるリスクが高くなります。
近接ビルドでの立ち回りと盾ガード戦術のコツ
近接武器で挑む場合は、盾を構えつつボスの周囲を反時計回りに回る立ち回りが基本です。
反時計回りに旋回していると、横薙ぎの2発目を自然に回避できるため、その直後が攻撃チャンスになります。
また、上段斬りの構えが見えたら、ボスに向かってローリングすることで背後に回り込めます。
盾はドラングレイグの盾など物理カット率100%のものが理想的です。
スタミナ管理を怠るとガードを崩されてしまうため、常にスタミナを半分以上は残すように意識しましょう。
大剣やウルトラグレートソードなどの重い武器を使う場合は、スタミナ消費が激しくなります。
攻撃可能なタイミングであっても、スタミナが不足している場合は見送る判断が重要です。
無理に攻撃してスタミナが枯渇すると、次の攻撃を回避もガードもできない致命的な状況に陥ります。
魔法・遠距離ビルドで安全に削る戦い方
忘れられた罪人は魔法属性に弱いため、魔法使い系のビルドでは比較的有利に戦えます。
ただし、ボスの移動速度が速く距離を一気に詰めてくるため、遠距離から一方的に攻撃し続けることは難しい点に注意が必要です。
基本的にはボスの攻撃を回避した直後に1発だけ魔法を撃ち、すぐに距離を取る立ち回りが安定します。
部屋を明るくしていればロックオン距離が伸びるため、魔法使いにとって燭台の点火はより重要度が増します。
弓で戦う場合も同様で、ボス部屋の照明は必須と考えてよいでしょう。
闇属性のバフ(ダークパインレジンなど)も有効ですので、手持ちの消耗品を活用してダメージを底上げすることをおすすめします。
NPC召喚(ルカティエル・傭兵ルート)の活用法
忘れられた罪人戦では、人間状態であればNPCを召喚して共闘できます。
召喚可能なNPCは以下のとおりです。
| NPC名 | 召喚サインの場所 | 対応バージョン |
|---|---|---|
| ミラのルカティエル | エレベーターを降りた先の水場 | 通常版・SotFS版 |
| 傭兵ルート | ボス前の独房内(右上層) | SotFS版のみ |
ルカティエルはボスのターゲットを引きつける役割として優秀です。
ただし、火力自体はそこまで高くないため、ルカティエルがヘイトを取っている間にプレイヤーが集中して攻撃する戦法が効果的です。
赤い瞳の指輪を装備すれば、逆にプレイヤー側にボスの注意を引きつけ、ルカティエルに安全に攻撃させることもできます。
傭兵ルートは盾2枚を装備したNPCで、攻撃力は低いもののタンク役として機能します。
いずれのNPCも、召喚前に道中の敵をあらかじめ掃除しておくと、ボス部屋まで無駄にHPを消耗させずに済みます。
NG+(2周目以降)の忘れられた罪人はなぜ難しい?対策を解説
2周目以降の忘れられた罪人は、1周目とは比較にならないほど難易度が跳ね上がります。
ボス自体のステータス上昇に加え、戦闘中に増援が出現するという追加要素が最大の難関です。
NG+で追加される呪術師2体の出現条件と倒す順番
NG+では、忘れられた罪人のHPが約60%以下になったタイミングで、黒ファントムの呪術師が2体出現します。
この「牢の罪人」と呼ばれる呪術師は、大火球、禁じられた太陽、炎の嵐など非常に威力の高い呪術を次々と繰り出してきます。
ボスと呪術師の同時攻撃を受け続けるのは現実的ではないため、呪術師の出現を確認したら最優先で処理する必要があります。
呪術師はHP自体が低く設定されており、強攻撃1~2発程度で倒せるケースがほとんどです。
ルカティエルを召喚している場合は、赤い瞳の指輪でボスのヘイトを自分に集め、ルカティエルに呪術師を処理させる戦法が有効とされています。
ボスの攻撃をガードしながら耐えている間に、ルカティエルが呪術師を倒してくれれば、そこからは1周目と同じ1対1の戦いに持ち込めます。
炎耐性を最大化する装備構成と立ち回り
呪術師の攻撃は全て炎属性であるため、炎耐性を高めることで被ダメージを大幅に軽減できます。
炎耐性に優れた装備としては、呪術師の装備一式が最も高い炎耐性を誇ります。
これに加えて、炎カット率を高める炎水晶の指輪(できれば+3)と呪い抵抗の散らしの指輪を組み合わせると、呪術師の攻撃をかなり抑えられます。
さらに奇跡「大魔力防護」を使用すれば、炎を含む全ての魔法ダメージを大幅にカットできます。
この構成であれば、呪術師の攻撃を完全に無視してボスだけに集中するという立ち回りも十分に成立します。
ただし、炎の爆発エフェクトで視界が遮られる場面があるため、ロックオンが外れないよう部屋の燭台は必ず点火しておきましょう。
NG+限定ドロップ「イザリスの魔女のソウル」の使い道
NG+以降で忘れられた罪人を倒すと、通常のソウルに加えて「イザリスの魔女のソウル(Old Witch Soul)」をドロップします。
1周目の段階で篝火の探求者を使ってエリアの強度を上げることでも入手可能ですが、難易度がNG+相当になるため準備が必要です。
このソウルは武器店のNPCに渡すことで、特別な武器や呪術と交換できます。
入手できるのは周回ごとに1つだけですので、何と交換するかは慎重に選びましょう。
ソウルをそのまま使用して大量のソウルを得ることもできますが、交換でしか手に入らない武器や呪術があるため、基本的には交換に使うのが推奨されています。
忘れられた罪人の正体とは?ロア・物語考察
忘れられた罪人は、ダークソウル2のボスの中でもとりわけ謎の多い存在です。
ゲーム内のテキストや環境描写から推測できる物語を、公式情報をもとに整理していきます。
最初の火を灯そうとした罪と自ら幽閉を選んだ理由
忘れられた罪人の説明文には、「彼女は最初の火を再び灯そうとした」と記されています。
これは一部の者にとって「究極の罪」とされる行為であり、かつてイザリスの魔女が混沌の炎を生み出して世界に災厄をもたらした過去と重なります。
興味深いのは、忘れられた罪人が独房に閉じ込められているのは自らの意志であるという点です。
独房の出口は開け放たれたままであり、望めばいつでも出られる状態にあります。
それにもかかわらず、刑罰装備を身にまとい、自らに永遠の罰を科し続けているという設定は、罪の意識と贖罪をテーマとしたダークソウル2の物語を象徴しています。
イザリスの魔女のソウルとの関連が示す意味
忘れられた罪人が宿しているのは「イザリスの魔女の残留ソウル」です。
前作ダークソウル1に登場したイザリスの魔女は、最初の火を人工的に再現しようとして失敗し、混沌の炎と呼ばれる災厄を生み出しました。
忘れられた罪人がイザリスの魔女そのものなのか、あるいはソウルを受け継いだ別の存在なのかは明言されていません。
ただし、ダークソウル2の世界観では、強大なソウルは時代を超えて受け継がれるという概念が繰り返し語られています。
ボス戦の開始時に、忘れられた罪人の目の中に虫のような生物が潜り込むカットシーンが流れます。
この虫はイザリスの混沌に関連する存在ではないかと推測されており、ソウルの呪縛が今なお続いていることを示唆していると考えられています。
エイギル説など考察コミュニティで議論されている正体
コミュニティ内では、忘れられた罪人の正体について複数の説が議論されています。
特に注目されているのが「魔術師エイギル説」です。
エイギルは旧き鉄の王に仕えた魔術師で、鉄の王城の建設に深く関わった人物とされています。
罪人の塔の独房に使われている扉が鉄の王城の入口と同じデザインであること、エイギルが火に関する深い知識を持っていたことなどが根拠として挙げられます。
しかし、エイギルの性別が明言されていない一方で、忘れられた罪人は女性として描写されている点など、矛盾を指摘する声もあります。
公式からの確定的な回答はなく、プレイヤーの解釈に委ねられている部分が大きいといえるでしょう。
こうした余白のある物語設計は、ダークソウルシリーズの大きな魅力の一つとなっています。
Scholar of the First Sin版での罪人の塔の変更点まとめ
2015年にリリースされたScholar of the First Sin(SotFS)版では、罪人の塔にもさまざまな調整が施されました。
通常版との違いを把握しておくことで、バージョンに応じた適切な攻略が可能になります。
敵配置やアイテム配置はどう変わった?
SotFS版では、エリア全体の敵の種類や配置が一部変更されています。
篝火側のハシゴが最初から登れる状態に変更されたほか、通常版には存在しなかった位置に新たな敵やアイテムが追加されている箇所もあります。
NG+で出現していた一部の強敵が通常周回でも登場するようになったエリアもあり、全体的な難易度のバランスが見直されました。
道中に石像が追加されている場所もあるため、懐かしい香木の使いどころが通常版とは異なってくる点にも注意が必要です。
牢の鍵の入手ルート追加とガーゴイル戦スキップ
SotFS版における最も大きな変更の一つが、牢の鍵の入手方法の追加です。
通常版では月の鐘楼のガーゴイルを倒す以外に入手手段がありませんでしたが、SotFS版では従者の間の壊れた橋の端にある死体から拾うことができます。
これにより、ガーゴイル戦を経ずに牢の鍵を入手し、罪人の塔の独房や燭台にアクセスできるようになりました。
ガーゴイルは複数体を同時に相手にする高難度のボスであるため、この変更は攻略の自由度を大きく広げています。
もちろん、ガーゴイルを先に倒して経験値とアイテムを稼いでから罪人の塔に挑むルートも依然として有効です。
傭兵ルートの召喚サイン追加と活用法
SotFS版では、ボス前の独房内に新たなNPC「傭兵ルート(Sellsword Luet)」の召喚サインが追加されました。
右上層の独房の中にサインがあり、人間状態であれば召喚してボス戦に同行させることができます。
傭兵ルートは両手に盾を装備したユニークなNPCで、攻撃力は低いものの防御力が高く、壁役として機能します。
ルカティエルと傭兵ルートの両方を召喚して3人がかりで挑むことも可能です。
ただし、NPCの召喚数が増えるとボスのHPも増加する仕様があるため、ただ多く呼べばよいというわけではありません。
自分のプレイスタイルに応じて、1体だけ召喚するか2体呼ぶかを判断するとよいでしょう。
罪人の塔の前後に攻略すべき関連エリアの順番
ダークソウル2は比較的自由な順番でエリアを攻略できるゲームデザインになっています。
罪人の塔に関連するエリアや、4つのソウル集めのルート選択について整理しておきます。
月の鐘楼を先にクリアするメリットと牢の鍵の早期入手
前述のとおり、月の鐘楼のガーゴイルを先に倒すことで牢の鍵を入手できます。
通常版では、ボス部屋の燭台を点火するためにこの鍵が必須であるため、月の鐘楼を先に攻略するメリットは非常に大きいです。
月の鐘楼は忘却の牢の中から分岐して入ることができ、罪人の塔と同じエリアの延長線上に位置しています。
ガーゴイル戦は最大6体のガーゴイルを同時に相手にする必要がありますが、全体のHPは低めに設定されているため、高火力の武器で各個撃破していく戦法が有効です。
SotFS版では牢の鍵を別ルートで入手できますが、月の鐘楼を攻略することで追加のアイテムや経験値も得られるため、どちらのバージョンでも訪れる価値はあります。
クズ底や黒渓谷との攻略順はどちらを優先すべきか
4つのソウルの収集先として、罪人の塔のほかにクズ底から黒渓谷へ至るルートが存在します。
クズ底は毒沼と暗闇が特徴のエリアで、ここを抜けた先にある黒渓谷のボスが別のソウルを所持しています。
一般的には、罪人の塔の方がクズ底や黒渓谷よりもアクセスしやすく、難易度もやや低めと言われています。
クズ底は毒対策の装備や消耗品を十分に用意しないと非常に苦戦しやすく、黒渓谷に至っては視界を妨げる毒の石像が大量に配置されており、多くのプレイヤーが高難度エリアとして挙げるポイントです。
そのため、先に罪人の塔を攻略してレベルや装備を整えてからクズ底方面に進むルートが安定しやすいでしょう。
ただし、黒渓谷では貴重な素材や装備が手に入るため、ビルドによっては先にそちらを攻略した方が効率的な場合もあります。
4つのソウルを効率よく集めるおすすめルート
4つのソウルを集める順番に正解はありませんが、多くの攻略情報で推奨されている効率的なルートがあります。
まずは忘却の牢から月の鐘楼を経由して罪人の塔を攻略し、最初のソウルを入手するのが比較的スムーズです。
次に狩猟の森から土の塔を経由して熔鉄城方面へ進むルートか、あるいは輝石街へ向かうルートに分岐します。
クズ底と黒渓谷は毒対策が整ってからの方が攻略しやすいため、中盤以降に回すプレイヤーが多い傾向にあります。
いずれにしても、マデューラを拠点にしてレベルアップや装備の強化をこまめに行いながら進めることが大切です。
罪人の塔でよくある質問(FAQ)
罪人の塔の攻略にあたって、多くのプレイヤーが抱きやすい疑問をまとめました。
ボス部屋を明るくしないと倒せない?
燭台に火を灯さなくてもボスを倒すことは可能です。
ただし、暗闘では中距離からのロックオンができず、ボスの動きを目視で追うのも困難になります。
結果として難易度が飛躍的に上がるため、特にこだわりがなければ部屋を明るくしてから挑む方がよいでしょう。
「灯り(Cast Light)」の魔法で代用する手もありますので、魔法が使えるビルドであれば牢の鍵がなくても多少はカバーできます。
忘れられた罪人はパリィできる?
忘れられた罪人の攻撃はパリィ可能です。
ただし、受付時間(パリィが成立するフレーム)が極めて短く、成功しても体勢を崩す時間がほぼ一瞬しかないため、実用性はかなり低いとされています。
パリィを狙うよりも、盾ガードや回避ローリングを主体にした堅実な立ち回りの方が安定して撃破できるでしょう。
高いスキルに自信がある場合を除き、通常の攻略ではパリィに頼らない戦法がおすすめです。
PS3・Xbox 360版のオンラインサービス終了後もプレイできる?
PS3およびXbox 360版のダークソウル2は、2024年3月31日をもってオンラインサービスが終了しました。
これはフロム・ソフトウェアが公式に発表した情報です。
オンラインサービス終了後も、オフラインでのソロプレイ自体は引き続き可能です。
ただし、他のプレイヤーとの協力プレイや対人戦、メッセージの閲覧といったオンライン機能は利用できなくなっています。
オンラインでの協力プレイを楽しみたい場合は、PS4・Xbox One・PC版の「Scholar of the First Sin」をプレイする必要があります。
まとめ:ダークソウル2 罪人の塔を攻略するためのポイント
- 罪人の塔は忘却の牢のボスを倒した先にある、4つのソウル収集ルートの終着点のひとつである
- 篝火は「塩の塔」の1箇所のみで、エリア自体はコンパクトだが密度が高い
- 牢の鍵を入手してからボス部屋の左右の燭台に火を灯すと、ロックオン距離が伸び戦闘が大幅に楽になる
- 隠し扉の先やエレベーター途中の足場など、見落としやすいアイテムが多数存在する
- ボス「忘れられた罪人」の弱点は魔法・斬撃・刺突で、炎属性には耐性がある
- 安全な攻撃チャンスは3連攻撃の最後の隙であり、欲張らない立ち回りが攻略の鍵となる
- NPC「ミラのルカティエル」やSotFS版の「傭兵ルート」を召喚して共闘できる
- NG+では呪術師2体が増援として出現するため、炎耐性装備と赤い瞳の指輪の併用が有効である
- クズ底や黒渓谷よりも先に攻略するのが一般的な推奨ルートとされている
- ボス撃破後の宝箱にある懐かしい香木は入手数が限られるキーアイテムなので忘れず回収する

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