2026年2月13日に発売されたホラーアドベンチャー「REANIMAL(リアニマル)」は、名作リトルナイトメアシリーズを手がけたTarsier Studiosの最新作として大きな注目を集めています。
PS Storeでは星4.54の高評価を獲得する一方、Steamでは「やや好評」にとどまるなど、プラットフォームによって評価が分かれている点も気になるところです。
「本当に面白いのか」「ボリュームが少ないという口コミは本当か」「どの機種で買うべきか」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、各プラットフォームのスコアや寄せられているレビュー、ユーザーの感想を徹底的に分析し、購入前に知っておくべき情報を余すことなくお届けします。
リアニマルとは?基本情報とゲーム概要
REANIMAL(リアニマル)は、スウェーデンのマルメに拠点を置く開発スタジオTarsier Studiosが手がけた協力型ホラーアドベンチャーゲームです。
販売元はTHQ Nordicで、2026年2月13日に全世界で同時発売されました。
対応プラットフォームはNintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam/Epic Games Store/GOG.com)の4種類で、日本語音声と日本語字幕の両方に対応しています。
タイトルの由来は「Reanimate(蘇生させる)」と「Animal(動物)」を組み合わせた造語であり、開発者インタビューでは「anima(魂)」の意味も込められていると語られています。
ゲームの舞台は、不気味なクリーチャーが徘徊する故郷の島です。
主人公である孤児の姉弟が、行方不明になった友人たちを救出しながら島からの脱出を目指す物語が描かれます。
プレイ人数は1〜2人で、シングルプレイとオンライン・オフラインの協力プレイの両方に対応している点が大きな特徴となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | REANIMAL(リアニマル) |
| 開発元 | Tarsier Studios |
| 販売元 | THQ Nordic |
| 発売日 | 2026年2月13日 |
| ジャンル | ホラー・アドベンチャー |
| 対応機種 | Switch 2 / PS5 / Xbox Series X|S / PC |
| 価格(通常版) | 5,720円(税込) |
| プレイ人数 | 1〜2人 |
| CERO | D(17歳以上対象) |
| クリア時間目安 | 約5〜7時間 |
リアニマルの評価スコアを各プラットフォーム別に比較
リアニマルに対する評価は、プラットフォームごとに明確な差が生まれています。
全体としては批評家・ユーザーの双方から好意的に受け止められていますが、特にPC版の評価がやや低い傾向にある点は見逃せません。
Metacritic(メタスコア)の批評家評価
Metacriticでは、批評家レビューの86%がポジティブ、14%がミックス、ネガティブは0%という内訳になっています。
各機種のスコアは以下の通りです。
| プラットフォーム | メタスコア | レビュー件数 |
|---|---|---|
| PS5 | 80点 | 42件 |
| Xbox Series X | 84点 | 8件 |
| Nintendo Switch 2 | 84点 | 10件 |
| PC(Steam) | 79点 | 24件 |
Metacriticのユーザースコアは8.1(235件の評価に基づく)で、批評家スコアとほぼ同水準の高い評価を得ています。
PS Storeのユーザー評価
PS Storeでは約8,278件の評価が集まり、星5点満点中4.54点を記録しています。
発売から約10日で7,000件以上のレビューが寄せられたスピードは、ジャンルとしては異例の注目度といえるでしょう。
別の時期の集計では星4.62点とも報じられており、いずれにしても非常に高い水準を維持しています。
Steamのユーザーレビュー
Steam版では7,657件のレビューに基づき「やや好評」のステータスとなっており、好評率は約76%です。
PS Storeの評価と比較して低い理由としては、PC版特有の技術的な不具合やパフォーマンスの問題が指摘されています。
なお、発売前に配信されたデモ版は全世界で100万ダウンロードを超え、95%が好評で「圧倒的に好評」を獲得していました。
製品版では期待値の高さがかえって厳しい評価につながった面もあると考えられます。
リアニマルが面白いと評価される5つの理由
多くのメディアレビューやユーザーの感想から、リアニマルが面白いと高く評価されている理由は大きく5つに集約されます。
圧倒的なビジュアルと雰囲気の完成度
リアニマル最大の魅力として、光と影の表現を駆使したアートスタイルが広く絶賛されています。
廃工場、線路跡、夜の海といった各ステージが独自の不気味さを醸し出しており、手元のランタンと寂れた街の街灯、窓から差し込む月光がつくり出す陰影は芸術的ともいえる仕上がりです。
開発者のDavid Mervik氏はインタビューで「感情のジェットコースターのような体験を目指した」と語っており、安心感から不安、そして恐怖への緩急ある展開がゲーム全体を通じて設計されています。
クリーチャーデザインと挙動のリアルな怖さ
登場するクリーチャーの造形や動きが「気持ち悪いのに目が離せない」と多くのユーザーから高い評価を集めています。
主人公たちよりもはるかに大きく凶暴な怪物が、重量感のある足音とともに近づいてくる恐怖は、コントローラーの振動機能とも連動して没入感を高めます。
大音量のジャンプスケアに頼らず、「分からないものへの不安」を丁寧に積み上げていく手法がホラーファンから特に支持されています。
姉弟の協力プレイが生む独自の体験
2人プレイではしばしば「ホラー版のIt Takes Two」と表現されるほど、連携要素が豊富に用意されています。
壁を協力して登る、片方がおとりになって敵を引きつけるなど、2人ならではのギミックが各ステージに散りばめられており、恐怖体験をパートナーと共有する楽しさは本作ならではの魅力です。
画面分割ではなく1つの画面内に2人のキャラクターが収まる「共有ダイレクト・カメラ」方式を採用している点も特筆に値します。
考察欲を刺激する多層的なストーリー
セリフや説明を最小限に抑え、環境やビジュアルで物語を語る手法が採用されています。
プレイヤー自身の想像力が物語を補完する構成となっており、多くのコミュニティでエンディングの解釈やストーリーの考察が活発に行われています。
開発者は「示唆的な表現や考察につながる糸口を随所に散りばめた」と明言しており、繰り返しプレイすることで新たな発見がある奥深い作品といえるでしょう。
フレンドパス対応の良心的な設計
ソフトを1本購入すれば、もう1人は無料で協力プレイに参加できるフレンドパスに対応しています。
Switch 2版では「おすそわけ通信」にも対応しており、ローカル通信・オンライン通信のどちらでもソフト1本で2人プレイが可能です。
5,720円という価格帯で2人が楽しめる点は、口コミでも繰り返し好意的に言及されているポイントとなっています。
リアニマルの評価で指摘される注意点とデメリット
高い評価を得ている一方で、購入前に知っておくべき課題もいくつか存在します。
レビューや口コミで繰り返し指摘されている注意点を整理しました。
クリア時間約5時間のボリューム不足が最大の課題
リアニマルに対する批判で最も多く見られるのが、ボリュームに関する不満です。
初見でのクリア時間は約5時間程度で、開発者自身は6〜7時間と説明していますが、実際には5時間を切ったという報告も少なくありません。
5,720円の価格設定に対して1時間あたり約1,144円という計算になり、アドベンチャーゲームの平均と比較してやや割高と分析されています。
トロフィーコンプリートまで遊んでも約14時間程度であり、チャプター評価やアンロック要素といったリプレイ要素が乏しい点も指摘されています。
PC版はパフォーマンスの問題に要注意
Steam版では、ハイエンドGPUを搭載した環境でもクラッシュやフレームレートの低下が報告されています。
RTX 4080でも4K解像度では70〜75fps程度にとどまり、RTX 3050では高設定で約28fpsしか出ないという事例もあります。
LowLevelFatalErrorと呼ばれるクラッシュエラーの報告も複数あり、PC版を検討する場合は事前に動作環境の確認が欠かせません。
Steam版の好評率がPS Store版より低い一因として、こうした技術的な問題が影響していると考えられています。
暗い画面と説明不足で迷う場面がある
ゲーム全体を通じて非常に暗い画面が多く、ランタンの明かりだけでは侵入可能な穴や進行ルートを見つけにくいと感じるユーザーがいます。
また、セリフや説明が極めて少ない作りのため、次にどこへ向かうべきか分からなくなる場面もあるようです。
考察を楽しめるプレイヤーにとっては魅力となる要素ですが、明確なガイドを求めるタイプの方にとっては不親切に映る可能性があります。
中断後に再開する際、チェックポイントが予想より手前に戻されるケースがある点も覚えておくとよいでしょう。
リアニマルはどの機種で遊ぶべきか?おすすめの選び方
4つのプラットフォームに対応しているリアニマルですが、プレイスタイルによって最適な機種は異なります。
ユーザーの感想や技術比較の情報をもとに、各機種の特徴を整理しました。
グラフィック重視ならPS5版が最適
PS5版はPS5 Pro Enhancedにも対応しており、映像品質とパフォーマンスの安定性で最も高い評価を得ています。
PS Storeの平均評価が星4.54と全プラットフォーム中で最高水準にあることからも、多くのプレイヤーが満足していることがうかがえます。
テレビの大画面でじっくりとホラー体験に浸りたい方には、PS5版が最適な選択肢となるでしょう。
携帯プレイや手軽な協力を重視するならSwitch 2版
Switch 2版はメタスコア84点と批評家からの評価が高く、携帯モードでも遊べる利便性が大きな魅力です。
おすそわけ通信に対応しているため、ソフトを持っていない友人や家族と気軽に協力プレイを始められる点も見逃せません。
ただし、PS5と比較するとグラフィック面では差があるとの報告もあるため、映像美を最優先する場合は注意が必要です。
PC版は動作環境の確認が必須
PC版はメタスコア79点と他機種より低く、最適化の問題が指摘されています。
高性能なグラフィックカードを搭載していてもクラッシュが発生するケースがあるため、購入前にSteamコミュニティで最新の動作報告を確認することをおすすめします。
Steamならではのセールに期待できる点はメリットですが、現時点では安定性の面でコンソール版に軍配が上がるといえます。
リアニマルとリトルナイトメア3はどう違う?比較ポイント
リアニマルを検討する際、多くの方がリトルナイトメア3との違いを気にしています。
両作品の関係性と相違点を明確にしておくことは、購入判断に役立つはずです。
Tarsier Studiosはリトルナイトメアの1作目と2作目を開発した会社ですが、シリーズのIP(知的財産権)はバンダイナムコが保有しています。
そのためリトルナイトメア3はSupermassive Gamesが開発を担当し、Tarsier Studiosは新規IPであるリアニマルを立ち上げました。
一般的に「魂を受け継いだのがリアニマル」「名前を受け継いだのがリトルナイトメア3」と表現されることが多く、この比喩はゲームコミュニティで広く共有されています。
| 比較項目 | REANIMAL | リトルナイトメア3 |
|---|---|---|
| 開発元 | Tarsier Studios | Supermassive Games |
| 発売日 | 2026年2月13日 | 2025年10月10日 |
| 視点 | 3Dアドベンチャー | 横スクロール寄り |
| 協力プレイ | ローカル+オンライン | オンラインのみ |
| フレンドパス | 対応 | 未対応 |
| メタスコア(PS5) | 80点 | 賛否両論 |
リトルナイトメア3に物足りなさを感じたプレイヤーからは、リアニマルの方が世界観や恐怖演出が濃密だとする感想が多く寄せられています。
一方で、両作品ともクリア時間が5〜7時間程度と短めである点は共通の課題といえるでしょう。
ホラーが苦手でもリアニマルは楽しめるか?
ホラーゲームに興味はあるけれど怖さが心配、という方にとって気になるポイントです。
リアニマルは突然大きな音で驚かせるタイプのホラーではなく、じわじわと精神的に追い詰めていく心理的ホラーが中心となっています。
大手メディアのレビューでは「ホラーが苦手でも踏み出せた」という評価が複数見られ、ゲームの難易度自体は高くないとの報告が多数を占めます。
失敗しても直前からやり直せるリトライ設計になっているため、理不尽な死を繰り返すストレスは少ないでしょう。
ただし、クリーチャーのビジュアルはかなりグロテスクで不気味なデザインとなっているため、視覚的な怖さには覚悟が必要です。
怖さを軽減する最も効果的な方法は、2人での協力プレイです。
恐怖を共有しながら声を掛け合って進めることで、1人では耐えられない場面も乗り越えやすくなります。
ホラー映画を友人と一緒に観るような感覚で楽しめると多くのユーザーが口コミで語っています。
リアニマルの通常版とデラックスエディションの違い
購入時に迷いやすい2つのエディションの違いを整理します。
| エディション | 価格(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| 通常版 | 5,720円 | 本編のみ |
| デジタルデラックスエディション | 8,470円 | 本編+シーズンパス+限定コスチューム |
デラックスエディションに付属するシーズンパスには、全3チャプターの追加DLC「The Expanded World」が含まれています。
DLCでは本編と同じ舞台で新たな主人公の視点から描かれるオリジナルストーリーが展開され、第1弾は2026年夏、第2弾は2026年秋、第3弾は2027年初頭に順次配信予定です。
限定コスチュームとして「キツネの被りもの」と「ヒツジの被りもの」もアンロックされます。
差額は約2,750円で、シーズンパスやコスチュームは後から個別購入することも可能です。
本編のボリュームが短いという課題を踏まえると、追加コンテンツで長く楽しみたい方にはデラックスエディションの方がコストパフォーマンスに優れるといえます。
逆に、まずは本編だけ試してみたいという場合は通常版を選び、気に入ったらDLCを追加購入するのが堅実な判断でしょう。
リアニマルの国内販売動向と今後の展開
ファミ通の集計によると、リアニマルの国内パッケージ販売初週は3,794本(PS5版)でした。
大作タイトルと比較すると控えめな数字に見えますが、ダウンロード販売が主流の海外パブリッシャー作品であることを考慮すると、パッケージ販売のみで実態を判断するのは適切ではありません。
実際にSwitch 2のダウンロードランキングでは22位にランクインしており、PS Storeでのレビュー件数が8,000件を超えていることからも、デジタル販売では相応の数が出ていると推測されます。
2026年2月時点でMetacriticの年間ベストゲームランキング24位に位置しており、発売直後の注目度は高い水準にあります。
DLC「The Expanded World」の配信が2026年夏から順次始まることで、ユーザーコミュニティの活性化が期待されるほか、ストーリー考察がSNSや掲示板で盛り上がっている状況は、口コミを通じた新規ユーザーの獲得にもつながるでしょう。
開発者のDavid Mervik氏とAndreas Johnson氏は発売翌日の2月14日に来日し、池袋パルコでサイン会を実施するなど、日本市場を重視する姿勢を明確にしています。
まとめ:リアニマルの評価から見る購入判断のポイント
- リアニマルはリトルナイトメア1・2の開発元Tarsier Studiosによる新規IPのホラーアドベンチャーである
- メタスコアはPS5版80点、Switch 2版84点、Xbox版84点、PC版79点で、批評家からは概ね好評を得ている
- PS Storeでは星4.54(約8,278件)と非常に高い評価だが、Steamでは好評率約76%の「やや好評」にとどまる
- 最大の魅力はTarsier Studios独自のアートスタイルと、じわじわ追い詰める心理的ホラー演出である
- 2人協力プレイに対応し、フレンドパスやSwitch 2のおすそわけ通信でソフト1本から2人で遊べる
- 最大の課題は初見クリア約5時間というボリュームの短さで、価格に対するコスパを懸念する声が多い
- PC版は最適化の問題やクラッシュ報告があるため、コンソール版の方が安定したプレイ体験を得やすい
- リトルナイトメア3と比較して世界観の濃密さが高く評価されており、前作ファンへの訴求力が強い
- DLC「The Expanded World」が全3チャプターで2026年夏から順次配信予定であり、ボリューム不足の補完が期待される
- ホラーが苦手な人でも協力プレイなら楽しめるとの感想が多く、カップルや友人との共有体験として高い満足度が報告されている

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