2012年に公開されたフリーホラーゲーム『魔女の家』は、衝撃的なストーリーと巧みな即死トラップで多くのプレイヤーを魅了してきました。
スマートフォン版で追加された「死の記憶」は、ゲーム中のあらゆる死亡シーンをギャラリーとして収集できるコレクション要素です。
全34種をコンプリートすると、原作者が書き下ろした続編のあらすじが解放されるという特別な報酬が用意されています。
しかし、一部の番号は発見が非常に難しく、攻略情報なしでは回収しきれないと感じているプレイヤーも少なくありません。
この記事では、死の記憶の全容から各番号の攻略ポイント、バージョンごとの違い、コンプリート報酬の詳細まで、知っておくべき情報を網羅的に解説していきます。
「死の記憶」とは?スマホ版で追加されたコレクション機能の全容
「死の記憶」とは、スマートフォン版『魔女の家』に搭載された死亡シーンのコレクション機能です。
2020年6月にGOODROIDから配信されたスマホ版で初めて実装されました。
ゲーム中で即死トラップやイベントに遭遇してゲームオーバーになると、該当する死亡シーンがギャラリーに記録されていく仕組みになっています。
収集対象となる死亡シーンは全部で34種類あり、それぞれに固有のタイトルが付けられています。
タイトルの下には収集した数が表示されるため、どれだけ集めたかを一目で確認できるでしょう。
一度記録された死の記憶はセーブデータを消さない限り保存されるので、複数回のプレイを通じて少しずつ収集を進められます。
通常のプレイでは遭遇しない死亡パターンも含まれているため、意図的に特定の行動を取って「正しい場所で死ぬ」必要がある点が、このコレクション要素の大きな特徴です。
ゲームオーバーが単なるペナルティではなく、ゲーム体験そのものを豊かにする収集要素として機能している点は、多くのユーザーから高く評価されています。
死の記憶は全34種類|番号ごとの一覧と攻略ポイント
死の記憶として登録される死亡シーンは全34種類にわたります。
各番号の死亡シーンは、ゲームの進行順に沿ってナンバリングされており、1階から5階までの各フロアに対応した形で配置されています。
通常プレイの流れで自然に遭遇できるものが大半ですが、特定の手順を踏まなければ発生しない隠しパターンも複数存在します。
ここでは、特に見落としやすいとされる番号について攻略のヒントを紹介します。
見落としやすい死の記憶の代表例
多くのプレイヤーが回収に苦戦する番号として、12番、13番、16番、19番、20番、21番、22番が挙げられます。
なかでもよく質問されるのが12番の死の記憶です。
12番は特定のアイテムを取得した後のタイミングで、通常は選ばないような行動を取ることで発生します。
直感的には正しいルートを進みたくなる場面であえて別の選択をする必要があるため、攻略情報なしでは気づきにくいでしょう。
19番も難易度の高い死亡シーンとして知られています。
右の部屋で楽譜を入手した後にピアノの部屋で楽譜を置き、「ピアノを弾く」という選択肢を選ぶことで初めて発生する仕組みです。
この手順は正規の攻略ルートでは不要なため、意識して試さなければ見逃してしまいます。
22番も同様に、多くのプレイヤーが場所を特定できずに攻略サイトを参照する番号です。
そして34番目、つまり最後の死の記憶は「初見では絶対にわからない」と広く言われており、コンプリートを目指すうえでの最大の壁となっています。
効率よく収集するためのコツ
ゲームを1周クリアすると倍速モードが解放されます。
倍速モードではキャラクターの移動速度が上がるため、未回収の番号だけを狙って周回する際に非常に役立ちます。
また、原作者ふみー氏は公式サイト上に攻略情報を直接掲載しています。
この事実はあまり広く知られていませんが、制作者自身が書いた正確な攻略を参照できるため、コンプリートを目指すなら最も信頼できる情報源といえるでしょう。
全34種コンプリートで解放される「続編あらすじ」の秘密
死の記憶を全34種収集すると、スペシャル特典として原作者ふみー氏が書き下ろした「続編のあらすじ」が解放されます。
この特典は、『魔女の家』本編のトゥルーエンド後に続く物語のプロットを読めるというものです。
2026年2月時点で、この続編あらすじは実際のゲーム化や書籍化はされておらず、スマホ版限定のコンテンツとしてのみ存在しています。
ファンの間では、続編あらすじに関連するキーワードとして「青い瞳」という言葉が頻繁に議論されており、考察が活発に行われている状況です。
制作者からは「どんな内容になるかはハードルを上げず気長に待っていてほしい」という趣旨の発言があったことも記録されています。
この特典の存在自体が、死の記憶をコンプリートする最大のモチベーションになっているといえるでしょう。
ただし重要な注意点として、続編あらすじの内容はトゥルーエンドの核心を前提としています。
本編を未クリアの状態で閲覧すると、ストーリーの衝撃が大幅に損なわれるため、必ずトゥルーエンドまでクリアしてから報酬を確認することを強くおすすめします。
スマホ版・MV版・オリジナル版|死亡シーン要素のバージョン比較
『魔女の家』には複数のバージョンが存在し、死亡シーンの扱いやコレクション要素はそれぞれ異なります。
どのバージョンを選ぶかによってプレイ体験が変わるため、自分の目的に合った選択をすることが重要です。
各バージョンの死亡シーン関連機能
| 項目 | オリジナルPC版(2012年) | MV版 Steam/コンソール(2018年〜) | スマホ版 GOODROID(2020年) |
|---|---|---|---|
| 価格 | 無料 | 1,520円〜1,650円 | 基本無料(広告非表示650円) |
| 死の記憶ギャラリー | なし | なし | あり(全34種) |
| コンプリート報酬 | なし | トロフィー「死にたがり」 | 続編あらすじ解放 |
| 難易度選択 | なし | Easy/Normal/Extra | 通常/倍速 |
| Extra追加死亡シーン | なし | あり | なし |
目的別のおすすめバージョン
死の記憶のギャラリー機能と続編あらすじの報酬を楽しみたい場合は、スマホ版が唯一の選択肢になります。
一方、トロフィーや実績として全死亡シーンのコンプリートを楽しみたいなら、PS4版やSteam版のMV版が適しています。
MV版にはExtra難易度があり、Normal難易度にはない追加の死亡シーンが用意されています。
ただしトロフィー「死にたがり」の取得条件はNormal難易度の死亡シーン回収のみで、Extra専用の死亡シーンは含まれません。
スマホ版の死亡シーン34種はPC版の内容とほぼ同一で、演出面ではMV版のグラフィックを踏襲しつつ、ゲーム形式はオリジナル版に準拠しています。
無料でまず試したいという場合は、オリジナルPC版のフリーゲームか、広告付きのスマホ版から始めるのがよいでしょう。
死亡集として楽しむ|死の記憶が持つゲームデザイン上の価値
『魔女の家』における死亡シーンは、単なるゲームオーバーの演出にとどまらず、ゲーム体験の重要な構成要素として機能しています。
ナイフで刺される、首がもげる、壁に押しつぶされるなど、34種類の死亡パターンはいずれも個性的で、バリエーションに富んだ演出が施されています。
多くのユーザーが「死んでも楽しめる」と評価している点は、死の記憶という収集システムの設計が優れている証拠でしょう。
通常のホラーゲームではゲームオーバーは避けるべきものですが、本作では死亡シーンそのものがコンテンツとして成立しています。
死亡集としてすべてのパターンを網羅する動画コンテンツも人気を集めており、ゲーム実況の分野では定番のテーマとなっています。
制作者ふみー氏はゲーム実況動画の投稿を許可しており、事前の連絡も不要とされています。
ただし、解説目的で淡々と進める動画や、イベントのみを切り出した動画は禁止事項に含まれるため、配信を行う際にはガイドラインの確認が必要です。
スマホ版で死の記憶を集める際の注意点とデメリット
スマホ版は基本無料でプレイできる手軽さが魅力ですが、いくつかのデメリットも存在します。
事前に把握しておくことで、より快適にプレイを進められるでしょう。
広告表示による雰囲気の阻害
スマホ版では常時バナー広告が表示される仕様になっています。
「残酷な死亡シーンの直後にカジュアルな広告が表示される」という違和感を指摘する声は非常に多く、ホラーゲームの没入感が損なわれるという意見が広く見られます。
広告非表示は650円の課金で実現可能なので、雰囲気を重視するなら早めに購入しておくのがよいでしょう。
タッチ操作の精度問題
操作性に関する不満の声は、スマホ版における最大のウィークポイントです。
特に追跡イベントでは正確な操作が求められるため、タッチ操作の精度が致命的に影響する場面があります。
ゲームパッドを使用できるPC版やコンソール版と比較すると、操作面で不利になることは避けられません。
死の記憶の収集に関しても、タイミングがシビアな死亡シーンでは操作ミスによって意図しない死に方をしてしまい、狙った番号を回収できないケースが起こり得ます。
複数周回の必要性
全34種の中には、ゲームの進行状況によって発生条件が変わるものがあります。
1周のプレイですべてを回収することは実質的に不可能であり、最低でも2〜3周のプレイが必要になるでしょう。
倍速モードの解放には1周クリアが前提となるため、初回プレイではまず本編のクリアに集中し、2周目以降で効率的な回収に取り組む流れが推奨されます。
『魔女の家』ストーリーの核心と死の記憶の関係性
『魔女の家』が10年以上にわたって愛され続けている最大の理由は、ストーリーのどんでん返しにあります。
死の記憶のコンプリート報酬を最大限に楽しむためには、まず本編のストーリー構造を理解しておくことが欠かせません。
エンディングの分岐構造
本作にはノーマルエンド、トゥルーエンド、そして疑似第3エンディングの3種類が用意されています。
ノーマルエンドは何も取らずに家を出ることで到達できますが、物語の真相には触れられません。
トゥルーエンドでは、プレイヤーが操作してきた「ヴィオラ」が実は魔女エレンであったという衝撃の真実が明かされます。
疑似第3エンディングは、一度もセーブせず死亡もせずにクリアするという厳しい条件を満たすことで到達できる特殊なルートです。
死の記憶はストーリー体験を深める装置
34種類の死亡シーンを通じて「ヴィオラ」のあらゆる死に方を目撃することは、トゥルーエンドの衝撃をさらに増幅させる効果を持っています。
何度も残酷な死を見届けた後に明かされる真実の重みは、死の記憶をすべて回収したプレイヤーにしか味わえないものでしょう。
コンプリート報酬として解放される続編あらすじも、トゥルーエンドの結末を受けた内容であるため、死の記憶の収集体験と物語体験が一体となった構造になっています。
関連メディア展開と今後の最新動向
『魔女の家』はゲーム以外にも複数のメディアで展開されており、作品世界をより深く楽しめるコンテンツが用意されています。
小説とコミカライズ
2013年10月に、ふみー氏の書き下ろしによる小説『魔女の家 エレンの日記』がKADOKAWA(エンターブレイン)から発売されました。
累計発行部数は10万部を突破しており、魔女エレンの過去を描いた前日譚として高い評価を受けています。
2017年からは月刊ドラゴンエイジで影崎由那氏による漫画版の連載が開始され、全2巻で完結しました。
英語版はYen Pressからライセンス発行されており、海外でも入手可能です。
2019年には電子書籍版も発売され、こちらは文と挿絵のすべてをふみー氏自身が手がけたバージョンとなっています。
2026年時点の最新状況
2026年2月現在、正式な続編の発表や新作の制作決定は確認されていません。
しかし、TikTokやYouTubeでは新規のプレイ配信やコンテンツ投稿が継続的に行われており、コミュニティの活動は依然として活発です。
Steam版は定期的にセールが実施されており、最大70%OFFの約456円で購入できる機会もあります。
pixivにおける関連イラストの総閲覧数は約539万回に達しており、二次創作コミュニティの規模の大きさを示しています。
リリースから10年以上が経過した現在も、初見プレイ配信が定期的に行われるなど、新規プレイヤーの流入が続いていることは注目に値するでしょう。
まとめ:魔女の家「死の記憶」を完全攻略するために
- 「死の記憶」はスマホ版『魔女の家』に搭載された死亡シーンのコレクション機能である
- 収集対象の死亡シーンは全34種類で、それぞれ固有のタイトルが付けられている
- 全34種をコンプリートすると原作者書き下ろしの「続編あらすじ」が解放される
- 12番、13番、19番、22番、34番は特に見落としやすく攻略情報の参照が推奨される
- 1周クリア後に解放される倍速モードを活用すると効率的な周回収集が可能になる
- 死の記憶ギャラリーと続編あらすじ報酬はスマホ版限定の機能である
- MV版のトロフィー「死にたがり」はNormal難易度の死亡シーン回収のみで取得できる
- スマホ版は広告表示と操作性に難があるため、650円の広告非表示課金が推奨される
- 続編あらすじはトゥルーエンドの核心を前提としているため本編クリア後の閲覧が必須である
- 2026年2月時点で正式な続編の発表はないが、コミュニティの活動は依然として活発である

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