フリーホラーゲームの金字塔として知られる「魔女の家」には、プレイヤーを震え上がらせる数々の即死トラップが仕掛けられています。
なかでも3階に登場する「よそ見をしてはいけない通路」は、多くのプレイヤーが初見で命を落とす悪名高いギミックです。
張り紙の警告に従えば生き残れるのに、つい横を向いてしまう。
そんな絶妙な心理的トラップは、ゲーム実況でも屈指の名シーンとして語り継がれてきました。
この記事では、よそ見通路の攻略法はもちろん、張り紙を読まないことで解放される隠し要素、バージョンごとの仕様差、鏡合わせの部屋との関連性まで、3階攻略に必要な情報を網羅的にお届けします。
初めてプレイする方も、隠し要素をコンプリートしたい方も、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
魔女の家とは?よそ見通路が話題になる理由
「魔女の家」は、ふみー氏が制作し2012年10月3日にフリーウェアとして公開されたRPGツクールVX製のホラーアドベンチャーゲームです。
主人公の少女ヴィオラを操作し、森の奥にある不気味な館からの脱出を目指すという内容で、行動や選択を誤ると即座にゲームオーバーになる「死にゲー」として高い人気を誇っています。
「青鬼」や「Ib」と並び、RPGツクール製フリーホラーゲームの代表作として広く認知されており、ふりーむ!の累計ダウンロードランキングでは1位を記録した実績もあります。
そんな本作のなかで、特に多くのプレイヤーの記憶に刻まれているのが3階に登場する「よそ見をしてはいけない通路」です。
張り紙の指示どおり前だけを見て進めば安全なのに、途中で飛んでくるナイフに反応して横を向いた瞬間に即死するという仕掛けは、ゲーム全体の特徴である「初見殺し」を象徴しています。
ゲーム実況動画では、このシーンでプレイヤーが悲鳴を上げる場面が繰り返し話題となり、作品の知名度を大きく押し上げました。
さらに張り紙を読まずに通路へ入ると隠しコンテンツにアクセスできるという裏要素の存在も、コミュニティで長年にわたって議論されてきたポイントです。
よそ見をしてはいけない通路の基本ルールと攻略法
通路の場所と発動条件
よそ見をしてはいけない通路は、ゲーム3階の中盤に位置しています。
通路の手前にある部屋には「次の部屋をくぐったら、決してよそみをしてはいけない」と書かれた張り紙が貼られており、この張り紙を読んでから通路に入ることで即死トラップが有効化されます。
トラップが発動する条件は非常にシンプルで、通路内でキャラクターを左右いずれかの方向に向けるか、左右に移動するだけで即座にゲームオーバーとなります。
方向キーの左右を一瞬でも入力した時点でアウトとなるため、コントローラーやキーボードの誤操作にも細心の注意が必要です。
具体的な攻略手順
攻略方法は明快で、通路に入ったら上方向キーだけを押し続けて直進すれば安全に通過できます。
途中でナイフが正面から飛んでくる演出がありますが、これは見た目の脅しであり、実際にはダメージを受けません。
ナイフを避けようとして横に動いてしまうことこそが、制作者の狙った罠です。
まとめると、攻略のポイントは以下の通りです。
通路に入ったら上方向以外のキーを絶対に押さないこと。
飛んでくるナイフは無視して直進を続けること。
通路を抜けるまでメニュー画面を開いたり立ち止まったりしないこと。
このルールさえ守れば、難しい操作は一切必要ありません。
死亡時の演出とゲーム内での扱い
よそ見をして即死した場合、ヴィオラは謎の狭い部屋に転送され、ゴツゴツした岩に押し潰されて死亡します。
この部屋から脱出する手段は存在せず、プレイヤーはセーブデータからやり直すしかありません。
スマホ版の「死の記憶」システムでは、この死亡パターンは10番目のシーンとして記録されます。
ゲーム全体で収集できる死の記憶は全34種類あり、コンプリートを目指すプレイヤーにとっては意図的によそ見をして死亡する必要がある場面でもあります。
張り紙を読まないと解放される隠し要素
隠し探索モードの発動条件
よそ見通路には、通常プレイでは絶対に見られない隠しコンテンツが存在します。
通路手前の部屋にある張り紙を一度も読まずに通路へ進むと、よそ見をしてもペナルティが発生しない特殊な状態になります。
この状態でのみ、通路内を自由に探索できるようになり、通常プレイでは見ることのできないオブジェクトやイベントにアクセスが可能です。
一見すると単純なルールですが、ゲームの流れとして張り紙を読みたくなるのが自然な心理であり、多くのプレイヤーが知らずにフラグを立ててしまうのが実情です。
通路内で確認できるコンテンツ
張り紙を読まない状態で通路に入ると、以下のコンテンツを確認できます。
まず、通路内に設置された「魔女の手記」と呼ばれる本があり、魔女エレンに関する物語の裏設定や伏線が記されています。
加えて、通常はセーブポイントとしてのみ機能する黒猫との特殊な会話イベントが発生し、物語の背景に踏み込んだセリフを聞くことができます。
これらのコンテンツは、ゲーム本編の重要なネタバレに触れる内容を含んでいるとされ、トゥルーエンドの衝撃をさらに深く理解するための補足情報として位置づけられています。
フラグ管理の注意点
この隠し要素には、非常に厳格なフラグ管理が適用されています。
張り紙を一度でも読んでしまうと、よそ見禁止フラグが全てのセーブデータに対して適用されます。
フリー版の初期バージョンでは、セーブデータを全て消去してもフラグがリセットされないという報告が多くのユーザーから寄せられており、ゲームの再インストール(データフォルダごとの削除)が必要になるケースもありました。
さらにフリー版ver.1.06以降では仕様が変更され、張り紙を読んでいなくてもよそ見探索が実質不可能になったとの情報がコミュニティの掲示板で共有されています。
つまり最新のフリー版では、この隠し要素を通常の手段で体験することは極めて困難です。
隠しコンテンツの内容を確認したい場合は、古いバージョンのプレイ記録や、コミュニティでまとめられた情報を参照するのが現実的な方法といえるでしょう。
バージョン別に見るよそ見通路の違い
フリー版(PC版)の仕様
フリー版はRPGツクールVXで制作されたオリジナル版であり、ふりーむ!から無料でダウンロードできます。
ver.1.05以前では、張り紙を読まなければよそ見探索が可能でした。
しかしver.1.06以降で仕様が変更され、よそ見禁止フラグの管理方法が変わったことで隠し探索は実質的に封印されています。
2022年11月にリリースされたver.1.09が最新版であり、基本的なゲーム内容に大きな変更はありませんが、細部の演出や不具合修正が行われています。
魔女の家MV(Steam/Switch/PS4/Xbox One)の仕様
2018年10月31日にSteamで発売されたリマスター版「魔女の家MV」では、RPGツクールMVへのエンジン変更に伴い、全てのグラフィックが描き直されています。
Easy、Normal、Extraの3段階の難易度選択が実装されたことが最大の特徴です。
EasyとNormalでは、よそ見通路の基本ルールはフリー版と同様に張り紙を読むとよそ見禁止になる仕組みです。
一方、トゥルーエンドを一度クリアすると解放されるExtraモードでは、3階のギミック自体が大幅に変更されています。
Extraモードではナイフが実際にダメージを与える本物になるため回避操作が必要となり、黒猫の正面の壁に隠し通路が追加されるなど、NormalとはまったくのH別のギミックとして再設計されています。
Steam版の価格は1,520円(税込)で、セール時には70%オフで購入できた実績もあります。
コンソール版(Switch/PS4/Xbox One)は2022年10月13日に発売され、価格は1,650円(税込)です。
スマホ版(iOS/Android)の仕様
2020年5月にリリースされたスマホ版は、原作者のふみー氏とGOODROIDの共同開発による基本無料のアプリです。
グラフィックはMV版と同等の品質で、スマートフォンの画面サイズに最適化されています。
スマホ版独自の「死の記憶」システムにより、全34種類の死亡シーンをコレクションとして収集できます。
ただし、よそ見通路に関しては既知の不具合が報告されています。
よそ見をしても死亡イベントが発生せず、死の記憶の10番目を回収できないというケースがQ&Aサイトや攻略Wikiのコメント欄で複数報告されているのです。
また、PC版で可能だった張り紙を読まないよそ見探索がスマホ版では再現できないとの情報もあり、バージョンごとに体験できる内容が異なる点には注意が必要です。
バージョン比較表
| 項目 | フリー版(PC) | MV版(Steam/CS) | スマホ版 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 無料 | 1,520〜1,650円 | 基本無料 |
| よそ見通路の基本ルール | 張り紙で即死フラグ発動 | 同左 | 同左 |
| 隠し探索(張り紙スキップ) | ver.1.05以前のみ可能 | 条件付きで可能 | 再現困難との報告あり |
| Extra難易度の変更 | なし | ギミック大幅変更 | なし |
| 死の記憶システム | なし | なし | 全34種収集可能 |
| 死の記憶10番の不具合 | 該当なし | 該当なし | 複数報告あり |
3階攻略の全体像:よそ見通路と鏡合わせの部屋
3階の構成と攻略の流れ
3階は「魔女の家」のなかでも特にギミックの密度が高いフロアです。
フロアに足を踏み入れた直後から鋭利なナイフが飛び交う廊下が待ち受けており、その先にカエルとの出会い、鏡合わせの部屋、よそ見通路、そしてヘビが潜む扉と、緊張感の途切れない構成が続きます。
攻略の流れとしては、まずナイフの廊下を一番左側を走り抜けて突破し、次にカエルを仲間にして橋のスイッチを押してもらいます。
その後に待ち受ける鏡合わせの部屋をクリアしてから、いよいよよそ見通路に挑むという順序です。
鏡合わせの部屋の解き方
鏡合わせの部屋は、3階のもうひとつの難関として多くのプレイヤーを悩ませるパズルです。
「かがみあわせにしろ」という指示に従い、部屋内の配置を左右対称に並べ替える必要があります。
具体的には、机や花瓶などの家具を正しい位置に移動させ、全ての配置が鏡合わせの状態になったら最後に白い壁紙をはがすことで解決します。
公式攻略サイトにはスクリーンショット付きの正解配置が掲載されており、どうしても解けない場合はそちらを参照するのが確実です。
MV版のExtraモードでは、鏡合わせの部屋の解法も変更されています。
絵画のスイッチが反応しなくなるイベントが追加されており、2階まで戻って特定の絵画を調べる必要があるなど、Normalモードとは異なるアプローチが求められます。
最後は右側の椅子に座ることで正解判定が行われるという、Extraならではのひねりが加えられています。
よそ見通路の後に待つヘビの扉
よそ見通路を無事に通過した先には、覗き窓のついた扉があります。
何も考えずに扉を開けると、奥に潜んでいた巨大なヘビに噛まれて即死してしまいます。
正しい攻略法は、先に入手しておいたカエルを覗き窓から扉の向こうに入れることです。
ヘビはカエルを食べて巣穴に戻るため、ヴィオラは安全に通過できるようになります。
ただし、ここでカエルを犠牲にすることは後のイベントに影響を与えます。
5階ではカエルの子供であるおたまじゃくしが登場し、母親を殺したヴィオラを恨むという切ない展開が待ち受けているのです。
よそ見通路に関するよくある疑問
何度やっても死んでしまう場合の対処法
よそ見通路で繰り返し死亡してしまう原因のほとんどは、無意識の横方向キー入力です。
コントローラーのアナログスティックを使用している場合、わずかに斜めに入力しただけで横移動と判定されることがあります。
対策としては、十字キーやキーボードの上方向キーのみを使って操作するのが最も確実です。
MV版では斜め移動が廃止されていますが、方向転換の入力自体は検知されるため、指を上方向キーから離さないことを意識してください。
死の記憶10番目が回収できない場合
スマホ版でよそ見による死亡シーンが発生せず、死の記憶の10番目を回収できないという不具合は、Q&Aサイトや攻略コミュニティで複数報告されています。
2026年2月現在、この問題に対する公式の修正パッチや解決策は確認されていません。
死の記憶のコンプリートを目指す場合、スマホ版以外のプラットフォーム(Steam版やコンソール版)でのプレイも検討する価値があるでしょう。
ただし、MV版やコンソール版には死の記憶システム自体が搭載されていない点にはご注意ください。
MV版Extraでよそ見通路はどう変わるのか
MV版のExtraモードでは、3階全体のギミックが大幅にリデザインされています。
よそ見通路に相当するエリアでは、ナイフが見た目だけの演出ではなく実際にダメージを与える仕様に変更されており、タイミングを見計らって左右に回避する操作が必要です。
さらに黒猫の正面の壁に隠し通路が新設されるなど、Normalモードの知識だけでは対応できない構成となっています。
Extraモードは、EasyまたはNormalでトゥルーエンドを一度クリアしないと解放されないため、まずは通常難易度でのクリアを目指しましょう。
魔女の家の評価と長く愛される理由
Steamでの圧倒的高評価
魔女の家MVはSteamにおいて、累計レビューの96%以上が好評という「圧倒的に好評」のステータスを獲得しています。
直近30日間のレビューでも91%が好評と、発売から数年が経過した現在も安定した高評価を維持し続けています。
多くのユーザーが評価するポイントは、「かわいい」と「怖い」の絶妙な融合です。
いたいけな少女が美しい館で恐ろしい目に遭うというギャップが、作品独自の魅力を生み出しています。
また、トゥルーエンドで明かされるどんでん返しは「プレイ全体の意味を覆す」として衝撃的な体験と評されており、クリア後も長く記憶に残る作品として高く評価されています。
10年以上にわたるコンテンツの広がり
2012年の公開以来、魔女の家は単なるフリーゲームの枠を超えて多方面にメディア展開を果たしてきました。
2013年にはふみー氏自身が執筆した小説「魔女の家 エレンの日記」がエンターブレインから発売され、10万部を突破するヒットとなっています。
2017年には影崎由那氏の作画によるコミカライズ版が月刊ドラゴンエイジで連載を開始しました。
さらに2018年のMV版リリース、2020年のスマホ版配信、2022年のコンソール版発売と、段階的にプラットフォームを拡大しています。
2025年以降も新規にプレイ配信を行う実況者が存在しており、公開から10年以上が経過した現在もコンテンツとしての需要が途絶えていません。
アニヲタWikiの該当記事が2026年2月22日に更新されるなど、コミュニティの活動も継続しています。
まとめ:魔女の家よそ見通路の攻略と隠し要素
- 「よそ見をしてはいけない通路」は魔女の家3階に位置する即死トラップで、左右方向の入力が一切禁止される
- 攻略法は上方向キーだけを押し続けて直進すること。飛んでくるナイフは無視する
- 張り紙を一度も読まずに通路へ入ると、よそ見しても死なない隠し探索モードが解放される
- 隠し探索では魔女の手記や黒猫との特殊会話など、通常プレイでは見られないコンテンツにアクセスできる
- 張り紙を一度でも読むと全セーブデータによそ見禁止フラグが適用され、解除が極めて困難になる
- フリー版ver.1.06以降では隠し探索が実質封印されており、最新版での体験は難しい
- MV版Extraモードでは通路のギミックが大幅に変更され、ナイフの実回避や隠し通路の追加がある
- スマホ版では死の記憶10番目(よそ見死亡)が回収できない不具合が複数報告されている
- 3階は鏡合わせの部屋やヘビの扉など難関が集中するフロアであり、よそ見通路はその中核を担う
- 魔女の家はSteamで累計96%以上の好評を獲得し、10年以上にわたり愛され続けている名作である

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