モンスターハンターワイルズで防具の強化を進めていくと、必ず直面するのが鎧玉の不足です。
特にエンドコンテンツに差し掛かると重鎧玉の消費量が跳ね上がり、複数の防具セットを運用するハンターほど深刻な問題になります。
過去作と比較して入手量が絞られている本作では、効率的な集め方を知っているかどうかで装備の完成度に大きな差が生まれます。
この記事では、鎧玉の基本的な使い方から種類ごとの入手方法、周回クエストの比較、精錬の活用法、さらには注意すべき落とし穴まで、防具強化に必要な知識を網羅的に解説していきます。
モンスターハンターワイルズにおける鎧玉の基本知識
鎧玉とは、加工屋で防具を強化する際に使用する消費アイテムです。
防具に鎧玉を使うと強化ポイントが加算され、一定値に達するとレベルが上がり防御力が向上します。
ここで重要なのは、防御力が上昇するのはレベルアップの瞬間だけという点です。
つまり、レベルアップに届かない中途半端な量の鎧玉を投入しても防御力は変わらず、無駄になってしまいます。
鎧玉を使う際は、最低でも1レベル分を上げきれるだけの量をまとめて投入するのが鉄則です。
なお、防具強化には鎧玉だけでなくゼニーも必要で、レア度の高い防具ほど費用がかさむため、金策も並行して進めておくとスムーズに強化が進みます。
鎧玉の種類と強化ポイント一覧
モンスターハンターワイルズに登場する鎧玉は全5種類で、それぞれ防具に付与できる強化ポイントと入手可能なクエストランクが異なります。
| 鎧玉の種類 | 強化ポイント | 入手可能ランク |
|---|---|---|
| 鎧玉 | 10pts | ★2クエスト以上 |
| 上鎧玉 | 50pts | ★3クエスト以上 |
| 尖鎧玉 | 200pts | ★4クエスト以上 |
| 堅鎧玉 | 1,000pts | ★6クエスト以上 |
| 重鎧玉 | 5,000pts | ★7クエスト以上 |
ストーリー序盤からエンドコンテンツまで、進行度に応じて上位の鎧玉が解放されていく仕組みになっています。
上位防具の強化には最低200pts以上が必要となるため、実質的に尖鎧玉以上のランクが求められます。
さらにレア8の防具を最終段階まで強化するには1レベルあたり2,000pts以上を要求されることもあり、堅鎧玉や重鎧玉の確保が不可欠です。
防具のレア度別の強化上限と必要な鎧玉数
防具の強化上限はレア度ごとに設定されており、レア度が低い防具ほど最大レベルが高くなっています。
| レア度 | 通常時の最大レベル | 限界突破後の最大レベル | 限界突破分の必要ポイント |
|---|---|---|---|
| レア5 | Lv18 | Lv28 | 16,000pts |
| レア6 | Lv14 | Lv22 | 30,000pts |
| レア7 | Lv9 | Lv16 | 50,000pts |
| レア8 | Lv8 | Lv14 | 40,000pts |
第4弾アップデートで追加された限界突破強化によって、HR100以上のハンターは防具をさらに鍛え上げられるようになりました。
ただし、限界突破後の強化にも鎧玉が別途必要です。
レア7やレア8の防具は採用頻度が高い一方で、1部位あたりのフル強化に重鎧玉換算で8個から10個を消費します。
全身5部位を最大まで強化しようとすると、レア8防具でも重鎧玉が約40個、レア7防具なら約50個が必要になる計算です。
複数の装備セットを使い分けるプレイスタイルの場合、この数字はさらに膨れ上がります。
鎧玉集めの効率的な方法を目的別に比較
鎧玉を集める方法は複数ありますが、何を優先するかによって最適な手段が変わります。
ここでは目的別に各方法のメリットとデメリットを比較していきます。
イベントクエスト「天滄無窮」で重鎧玉を集める
重鎧玉だけを集中的に集めたい場合、常設イベントクエスト「天滄無窮」の周回が現状の最高効率です。
竜谷の跡地でラギアクルスと歴戦リオレウスを狩猟するクエストで、1周あたり重鎧玉が2個から8個、平均して4個から6個ほど入手できます。
受注条件はHR41以上で、常設配信のため期間を気にせずいつでも挑戦可能です。
一般的なプレイ精度での検証では、ソロで1周約14分、マルチで1周約9分という結果が報告されています。
1時間あたりの収穫量を比較すると、ソロでは重鎧玉9個に対してマルチでは21個と、約2.3倍の差が開きました。
マルチプレイではターゲットが分散するため攻撃チャンスが増え、狩猟笛のバフや粉塵による回復の恩恵も受けられます。
効率を重視するなら、救難信号を活用したマルチ周回がおすすめです。
なお、攻略のコツとしては分断柵を使わず、モンスター同士の縄張り争いや巻き込みダメージを積極的に活用する方が周回効率は上がります。
龍属性武器であれば両モンスターに有効なため、装備を切り替える必要もありません。
イベントクエスト「白い暴れん坊、手に負えない」で堅鎧玉を集める
堅鎧玉を効率よく集めるなら、常設イベントクエスト「白い暴れん坊、手に負えない」が最適です。
アンジャナフ亜種の歴戦個体を1頭狩猟するだけのシンプルなクエストで、1周あたり堅鎧玉が6個から9個ほど手に入ります。
周回時間は約2分から3分と非常に短く、堅鎧玉の時間効率は全クエスト中トップクラスです。
堅鎧玉5個で重鎧玉1個分のポイントに相当するため、重鎧玉が足りない段階でも堅鎧玉の積み重ねで防具強化を進められます。
群れクエストでナナイロカネと同時に集める
ドシャグマやヒラバミなどの群れクエストは、鎧玉とナナイロカネを同時に集められる一石二鳥の周回先です。
追加報酬で重鎧玉が1個確定し、ターゲット報酬からも堅鎧玉が3個から4個前後入手できます。
鎧玉の効率だけを見ると他の方法に劣りますが、大量に手に入るモンスター素材を精錬に回すことで、1周あたりナナイロカネを約30個入手できるのが最大の強みです。
アーティア武器の強化を並行して進めたいハンターには、特に有力な選択肢となります。
星9クエスト周回で鑑定護石と同時に集める
星9クエストの周回は、鑑定護石を狙いながら鎧玉も手に入る欲張りな方法です。
クエスト報酬として重鎧玉がドロップすることもあり、最強装備に欠かせない理論値護石を厳選する過程で自然に鎧玉も蓄積されていきます。
ただし、1周あたりの所要時間が15分から20分と長めで、鎧玉だけを見た効率はイベントクエストに及びません。
護石厳選と鎧玉集めを兼ねたい場合に適しています。
精錬の火窯を活用した鎧玉の作り方
チャプター2-4をクリアすると、油涌き谷のベースキャンプにいるNPC「ロクロ」に話しかけることで精錬の火窯が利用可能になります。
不要なモンスター素材を投入して精錬値を貯め、任意のランクの鎧玉と交換できる仕組みです。
精錬に適したおすすめ素材
精錬値はモンスター素材のレア度によって大きく異なります。
効率を求めるなら、全モンスター中で最も精錬値の高いアルシュベルドの素材がおすすめです。
特にアルシュベルドの宝玉は1個で1,000ptsの精錬値を持ち、他の素材と比べて10倍から20倍の効率を誇ります。
グラビモスの素材も精錬用として優秀で、イベントクエスト「極熱重鎧グラビモス」を周回すれば素材だけでなくお食事券や食材も同時に入手できます。
イベントクエスト非開催時にはフリークエスト「斯く山高く鎧えども」でグラビモスを狩猟するのが精錬素材集めの定番です。
精錬で重鎧玉を作るのは非効率
精錬の火窯には大きな落とし穴があります。
重鎧玉を1個精錬するには5,000pts分の素材が必要で、これはアルシュベルドの宝玉5個に相当します。
宝玉は入手自体が困難なレア素材であり、5個も投入して重鎧玉1個にしかならないのは割に合いません。
多くのユーザーが「重鎧玉の精錬レートは厳しすぎる」と評価しており、重鎧玉はイベントクエストの直接報酬で入手する方が圧倒的に効率的です。
精錬は堅鎧玉(1,000pts)以下のランクの鎧玉を作る用途に留めるのが賢明でしょう。
精錬とナナイロカネのリソース競合に注意
本作では鎧玉の精錬とナナイロカネの精錬が同じモンスター素材を消費する設計になっています。
つまり、素材を鎧玉に回せばナナイロカネが不足し、ナナイロカネに回せば鎧玉が不足するというトレードオフが常に発生します。
どちらを優先するかは装備の進捗状況に応じて判断する必要があり、闇雲に精錬すると後で後悔しかねません。
防具強化が急務なら鎧玉を、アーティア武器の復元強化を進めたいならナナイロカネを優先するのが基本的な方針です。
配信バウンティともちもの交換による入手
配信バウンティで貴重な重鎧玉を入手
サポート窓口のNPC「ヘイゼル」から受注できる配信バウンティでは、重鎧玉を含む各種鎧玉が報酬として設定されています。
オンライン接続が必須ですが、他のクエストをこなしながら同時に達成できるため、見落とさずに受注しておくのが得策です。
第4弾アップデート以降、配信バウンティでの鎧玉入手量が増量されており、以前よりも効率が改善されました。
鎧玉以外にもチケットやナナイロカネなど貴重なアイテムが手に入るので、定期的に内容を確認しましょう。
もちもの交換はおすすめしない
各種鎧玉はNPCとのもちもの交換でも入手可能ですが、交換に必要な「古びた竜彫貨」や「一夜花の月華粉」は入手が困難な希少素材です。
これらの素材は鎧玉よりも他のアイテムとの交換に使った方が有益なケースが多く、鎧玉目的でのもちもの交換は非推奨とされています。
過去作との違いと鎧玉不足が話題になった背景
モンスターハンターワールドやライズシリーズでは、通常のクエスト周回で鎧玉が自然に余るほど潤沢に手に入りました。
しかしワイルズでは入手量と必要量の両面で大幅に調整が加えられ、エンドコンテンツに到達しても鎧玉が不足しやすい設計となっています。
この変化はコミュニティで大きな議論を呼び、「鎧玉論争」と呼ばれる状況にまで発展しました。
「クエストを回れば十分に集まる」とする層と「入手量が渋すぎる」と訴える層に意見が分かれ、一部では「鎧玉集めが実質的なエンドコンテンツの一つになっている」という指摘も見られます。
開発元のカプコンはこうした声を受けて段階的に改善を重ねており、鎧玉救済イベントクエストの配信、精錬値の上方修正、配信バウンティの報酬増量、そして常設イベントクエスト「天滄無窮」の実装と、発売当初と比較すると鎧玉を取り巻く環境は大きく好転しています。
2025年7月には調査クエストの不具合に対するお詫びとして、全プレイヤーに重鎧玉10個とギルドポイント30,000ptsが配布されるという異例の対応も行われました。
鎧玉集めで失敗しないための注意点
鎧玉の収集と使い方にはいくつかの落とし穴があり、知らないまま進めると時間や素材を浪費してしまいます。
ここでは事前に押さえておきたい注意点を整理します。
重鎧玉だけで一気に強化しない
未強化の防具に重鎧玉だけを投入して強化しようとすると、大量の重鎧玉を消費してしまいます。
低ランクの鎧玉から順番に使い、上位の鎧玉は高レベル帯の強化に温存するのが効率的な使い方です。
限界突破にはHR100が必要
防具の限界突破強化はHR100到達後に解放される要素です。
HR100未満の段階で重鎧玉を大量に抱えていても限界突破には使えないため、まずはHR上げを優先し、限界突破が解放されてから本格的な鎧玉集めに移行するのも一つの戦略です。
最終装備が決まる前に鎧玉を使いすぎない
防具強化に投入した鎧玉は返還されません。
装備構成が頻繁に変わる段階で大量の鎧玉を使ってしまうと、最終装備が決まった時に鎧玉が足りなくなるリスクがあります。
メインで使う防具セットのフル強化を最優先とし、サブ装備への投入は余裕がある時に行うのが無難です。
天滄無窮の2頭同時狩猟で油断しない
最高効率の周回先である天滄無窮はラギアクルスと歴戦リオレウスの2頭同時狩猟クエストです。
マルチプレイでもターゲットの分散に安心して攻撃を欲張ると、ラギアクルスの大放電やリオレウスの薙ぎ払いブレスで力尽きてしまいます。
周回効率を安定させるためには、常に安全重視の立ち回りを意識することが大切です。
アップデートで変わった鎧玉集めの環境
モンスターハンターワイルズの鎧玉環境は、アップデートを重ねるごとに大きく改善されてきました。
時系列で振り返ると、発売時から最終アップデートまでの変遷がよく分かります。
2025年2月の発売当初は通常クエスト報酬のみが鎧玉の入手手段で、不足が深刻でした。
2025年3月以降、チャタカブラ歴戦などの鎧玉救済イベントクエストが順次配信され、状況が徐々に改善されていきます。
2025年8月には「白い暴れん坊、手に負えない」が登場し、堅鎧玉の効率的な収集が可能になりました。
2025年12月の第4弾アップデートでは限界突破強化の追加で鎧玉の需要が急増した一方、常設イベントクエスト「天滄無窮」の配信、精錬値の上方修正、配信バウンティの報酬増量といった供給面の強化も同時に行われています。
2026年2月18日に配信された最終アップデート「Ver.1.041」では、ほぼ全てのイベントクエストが常設化され、オフラインでもプレイ可能になりました。
これにより、鎧玉救済クエストにいつでもアクセスできる環境が整っています。
今後の展望と大型拡張コンテンツへの備え
カプコン公式のフィードバックレポートによると、モンスターハンターワイルズの大型拡張コンテンツが現在開発中であることが明言されています。
過去作のアイスボーンやサンブレイクの例を踏まえると、拡張コンテンツではマスターランクの追加とともに新たな上位の鎧玉が実装される可能性があります。
大型拡張コンテンツのリリースは一般的に2027年以降と予想されており、それまでの間は現環境での防具強化をしっかり進めておくことが重要です。
現時点で最終強化まで済ませた防具は、拡張コンテンツ序盤の攻略においても大きなアドバンテージになるでしょう。
なお、ユーザーからの意見や要望は引き続き受け付けられているため、鎧玉の仕様が今後調整される可能性もゼロではありません。
まとめ:モンハンワイルズの鎧玉集めで押さえるべきポイント
- 鎧玉は全5種類あり、重鎧玉1個で5,000ptsと最も効率が高い
- レア8防具5部位のフル強化には重鎧玉換算で約40個が必要である
- 重鎧玉集めの最高効率は常設イベントクエスト「天滄無窮」の周回である
- 天滄無窮はマルチの方がソロの約2.3倍の効率で鎧玉を入手できる
- 堅鎧玉は「白い暴れん坊、手に負えない」で1周2~3分の高速周回が可能である
- 群れクエストは鎧玉とナナイロカネを同時に集められる一石二鳥の周回先である
- 精錬で重鎧玉を作るのはレートが厳しく非効率なため、堅鎧玉以下の作成に留めるべきである
- 鎧玉の精錬とナナイロカネの精錬は素材が競合するため優先順位の判断が重要である
- 過去作と比べて鎧玉の入手量は絞られているが、アップデートにより環境は大幅に改善された
- 大型拡張コンテンツの開発が公式に発表されており、現環境での防具強化が将来の備えになる

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