マザー3のキマイラ全種類を徹底解説!研究所の恐怖と攻略法

マザー3をプレイしていると、突然現れる不気味な合成生物に驚いた経験はないでしょうか。

かつて穏やかだった動物たちが無残にも改造され、敵として立ちはだかる姿は、多くのプレイヤーの心に深い印象を残してきました。

中でも、触れただけで即ゲームオーバーになる赤い怪物の恐怖は、ゲーム史に残るトラウマとして語り継がれています。

この記事では、マザー3に登場するキマイラの全種類を網羅的に解説しながら、キマイラ研究所の攻略法や回避のコツ、さらにはきゅうきょくキマイラが怖いと言われる理由まで、あらゆる疑問にお答えしていきます。

ストーリーにおけるキマイラの役割や、スマブラシリーズでの登場情報、最新のグッズ展開まで幅広くカバーしていますので、初めてプレイする方も、改めて振り返りたい方も、ぜひ最後までお読みください。

目次

マザー3のキマイラとは?作品の根幹をなす合成生物の正体

マザー3におけるキマイラとは、敵組織「ブタマスク軍」が動物や機械、さらには無機物までを強制的に合成して生み出した人工生物の総称です。

ギリシャ神話に登場するライオンの頭とヤギの胴体、蛇の尻尾を持つ怪物「キマイラ」が名前の由来となっています。

作中では、かつて平和に暮らしていた動物たちが次々とキマイラに改造されていく過程が描かれ、命の尊厳や自然への暴力というテーマを象徴する存在として、物語の核心に深く関わっています。

キマイラの基本設定と「メカ」「せいぶつ」2つの分類

マザー3のキマイラは、大きく2つのカテゴリーに分けられます。

1つ目が「メカキマイラ」で、生物と機械を合成して作られたタイプです。

代表的な例として、ドラゴに機械パーツを埋め込んだ「メカドラゴ」や、ネズミの背中にジェットエンジンを取り付けた「トビマストビマウス」などが挙げられます。

2つ目が「せいぶつキマイラ」で、こちらは生物同士を掛け合わせたタイプになります。

コウモリとオランウータンを合体させた「コウモウータン」や、犬とキノコが融合した「きのこいぬ」などが該当し、見た目のシュールさが特徴的です。

分類 定義 代表例 一般的な弱点傾向
メカキマイラ 機械と生物の合成 メカドラゴ、トビマストビマウス、ひつけむし 雷属性に弱い傾向
せいぶつキマイラ 生物同士の合成 コウモウータン、きのこいぬ、ぶたくさ 種類により異なる
分類不明 上記のどちらにも属さない きゅうきょくキマイラ 背中のボタンのみ

なお、ゲーム内ではボニーの特技「においをかぐ」を使うことで、各キマイラの分類や弱点属性を確認できる仕組みになっています。

アンドーナッツ博士が開発者となった経緯と物語上の意味

キマイラの開発を担っているのは、作中に登場する天才科学者「アンドーナッツ博士」です。

前作のMOTHER2にも同名の博士が登場しており、同一人物であるかどうかはファンの間で長年にわたって議論されてきました。

もし同一人物だとすれば、前作では主人公たちの味方として活躍した科学者が、マザー3では敵組織のもとで生物兵器を開発しているという、非常に皮肉な状況が浮かび上がります。

ゲーム後半では、アンドーナッツ博士自身もキマイラ開発に対する苦悩を垣間見せる場面があり、単純な善悪では割り切れない人間の複雑さが表現されています。

開発初期の副題「キマイラの森」が示す作品コンセプト

マザー3は1990年代からの長い開発期間を経て完成した作品ですが、最初にニンテンドウ64版として発表された際のサブタイトルは「キマイラの森」でした。

商標上の問題から「奇怪生物の森」へ変更され、さらに「豚王の最期」を経て、最終的には副題なしの「MOTHER3」として2006年に発売されています。

最初期のサブタイトルにキマイラの名前が冠されていた事実は、この合成生物が構想段階から物語の世界観やテーマの根幹を担う存在だったことを明確に示しています。

糸井重里氏も発売当時のインタビューで「キメラがいっぱい出てくるんです。

別の生物どうしがくっついちゃったものとか。

そういう、乱暴さがあって」と語っており、キマイラがマザー3という作品を語る上で欠かせない要素であることがわかります。

マザー3に登場するキマイラの主要な種類一覧

マザー3には非常に多くのキマイラが登場し、章を追うごとにその数と種類は増えていきます。

ここでは、ストーリーに深く関わるものから個性的な雑魚敵まで、主要なキマイラを種類ごとに整理して紹介します。

第1章から登場するメカドラゴやひつけむしなどのメカキマイラ

メカキマイラは、ゲーム序盤から終盤まで幅広く登場するカテゴリーです。

物語の最初に大きな衝撃を与えるのが「メカドラゴ」の存在でしょう。

リュカやクラウスと一緒に遊んでいた友好的なドラゴの父親が、ブタマスク軍によって機械を埋め込まれ、凶暴な怪物に変貌させられてしまいます。

第1章のボスとして立ちはだかるメカドラゴは、主人公の母・ヒナワの死に深く関わっており、キマイラの残酷さを序盤から強烈に印象付ける役割を果たしています。

そのほかにも、森林火災を引き起こす目的で使い捨てライターと虫を合成した「ひつけむし」や、ネズミにジェットエンジンを搭載した「トビマストビマウス」など、突飛な組み合わせのメカキマイラが多数存在します。

コウモウータンやきのこいぬなどの生物キマイラ

生物キマイラは、第4章以降にブタマスク軍の支配が本格化するにつれて各地に大量発生するようになります。

コウモリとオランウータンを融合した「コウモウータン」は、「頭は重たいのに羽はパワー不足」という図鑑説明が付けられており、マザー3特有のユーモアが感じられるデザインです。

犬とキノコの合成である「きのこいぬ」や、犬と魚が融合した「ワンワンフィッシュ」など、一見すると笑ってしまうような組み合わせが多い一方で、元の動物たちの意思が失われているという残酷さも同時に漂っています。

ムラサキの森やキマイラ研究所の周辺はとくにキマイラの出現率が高く、冒険の難易度が一気に上がるエリアとして知られています。

戦闘能力を持たないポンプキマイラなどの特殊な個体

すべてのキマイラが戦闘目的で作られたわけではありません。

「ポンプキマイラ」は、池の水を汲み上げるためだけに開発された戦闘能力のないキマイラで、ストーリー進行上も重要な役割を担います。

糸井重里氏はインタビューの中で、ポンプキマイラのアイデアを「おおよろこびで考えた」と振り返っており、制作者の遊び心が凝縮されたキャラクターだといえるでしょう。

また、キマイラ研究所3階に出現するレアモンスター「ナイスポージング」も、戦闘こそあるものの独特のポージングが特徴的な風変わりな存在です。

こうした個性的なキマイラたちの存在が、マザー3の世界に奥行きとユーモアを与えています。

きゅうきょくキマイラはなぜ最強なのか?触れただけで即死の恐怖

マザー3に登場する無数のキマイラの中で、とりわけ圧倒的な存在感を放つのが「きゅうきょくキマイラ」です。

メカキマイラでもせいぶつキマイラでもない、分類不能の究極にして最強の合成生物として、プレイヤーに計り知れない恐怖を与えてきました。

赤い体と巨大な口を持つ究極の存在の正体とは

きゅうきょくキマイラは、真っ赤な体に胴体まで裂けた巨大な口、そして頭の上にちょこんと乗った小さなヒヨコが特徴的な四足歩行の怪物です。

「合成獣」というよりも「悪魔」に近い異様な外見をしており、どのような生物を組み合わせて作られたのかは一切明かされていません。

ブタマスク軍のボスであるキングP(ポーキー)が掲げた「もっと強く!もっと悪く!もっと乱暴に!」というキマイラ開発のテーマを極限まで突き詰めた結果として誕生した存在とされています。

あまりにも凶暴すぎて制御不能に陥り、キマイラ研究所の地下に厳重に封じ込められていたという設定からも、作り出した側ですら手に負えない危険な存在であることが伝わってきます。

戦闘すらできず即ゲームオーバーになる仕様の衝撃

きゅうきょくキマイラの恐ろしさは、通常のRPGの常識を完全に覆す点にあります。

接触してしまうと戦闘画面に移行することすらなく、咀嚼音だけが響く中でそのままコンティニュー画面へ直行してしまうのです。

レベルをどれだけ上げても、どんな装備を整えても、一切の対処手段がありません。

この仕様は、ダンジョン内のブタマスクたちから「奴には絶対に近づくな」と繰り返し警告されることで伏線が張られています。

しかし「隠しボスかもしれない」と勇んで挑んだ多くのプレイヤーが、警告を無視して返り討ちに遭ったことでも知られています。

背中のボタンとヒヨコの関係が示す唯一の弱点

無敵に思えるきゅうきょくキマイラにも、たったひとつだけ弱点が存在します。

開発者の情報によると、きゅうきょくキマイラは「電子制御ハイテクキマイラ」であり、背中に設置された大きなボタンを押すことで活動を強制停止できるのです。

ストーリー上では、かつてリュカに助けられた恩を思い出したサルのサルサが、とっさの機転で背中のスイッチを押して停止させるという展開で解決が図られます。

ところが、リュカたちが安堵して研究所を立ち去った後、頭の上に乗っていたヒヨコがスイッチを押し直してしまい、きゅうきょくキマイラは再起動してしまいます。

この小さなヒヨコの存在が、恐怖の中にどこかユーモラスな余韻を残す見事な演出となっています。

きゅうきょくキマイラが怖いと言われる理由と初見殺しの演出

きゅうきょくキマイラが多くのプレイヤーにとって「怖い」と語られる理由は、単なる敵の強さだけにとどまりません。

まず、研究所内の複数のキャラクターから段階的に恐怖が煽られる演出が秀逸です。

ブタマスクたちの会話で「制御不能になった危険な存在」の存在が仄めかされ、やがてきゅうきょくキマイラが檻から脱走したという緊迫した報告が飛び込んでくるという流れは、ホラー映画のような緊張感を生み出しています。

さらに、戦闘画面という「ゲームのルール」に守られることなく即ゲームオーバーになるという仕様が、プレイヤーにとって想定外の恐怖を突きつけます。

RPGにおいて「戦闘すらさせてもらえない敵」という概念自体が異例であり、この斬新な演出こそがゲーム史に残るトラウマとして広く記憶されている最大の要因でしょう。

キマイラ研究所の攻略法と知っておくべき注意点

第7章「7つの針」で訪れることになるキマイラ研究所は、マザー3の中でも屈指の難易度と緊張感を誇るダンジョンです。

きゅうきょくキマイラの脱走イベントを含む複雑な構造を持っており、事前の知識があるかないかで攻略の効率が大きく変わります。

キマイラ研究所への行き方と内部構造の全体像

キマイラ研究所へは、クロスロード駅からコーバを経由して、ムラサキの森を西に進むことでたどり着けます。

この時点ではリュカとボニーの2人パーティーのため、電車を利用して運賃を節約するのがおすすめです。

研究所の内部は複数階にわたる構造になっており、エレベーターを使って各フロアを移動する形式です。

入口付近では装備品の購入が可能なので、ここで最新の装備を整えておくと後の攻略が楽になります。

不気味なモニュメントや合成生物の標本が並ぶ内装は独特の雰囲気を醸し出しており、ダンジョンとしての世界観の作り込みも高く評価されているポイントです。

きゅうきょくキマイラを回避するルートと立ち回りのコツ

研究所内できゅうきょくキマイラが解放されると、フロア内を徘徊し始めます。

回避の基本は「きゅうきょくキマイラの移動パターンをよく観察し、通り過ぎるタイミングを見計らって移動する」ことに尽きます。

焦って走り回ると逆に鉢合わせしやすくなるため、一旦立ち止まって相手の動きを確認してから行動するのが鉄則です。

また、研究所内にはセーブポイントとなるカエルが配置されているため、安全なタイミングでこまめにセーブしておくことを強くおすすめします。

万が一接触してしまっても、直前のセーブからやり直せるように備えておけば、精神的なダメージを最小限に抑えられるでしょう。

ボス「ほぼメカライオン」の弱点と倒し方

キマイラ研究所のボスとして立ちはだかるのが「ほぼメカライオン」です。

名前の通りライオンをベースに機械改造が施されたメカキマイラで、高い攻撃力を持っています。

メカキマイラの一般的な傾向として雷属性が弱点にあたるため、クマトラのPKサンダーが有効に機能します。

戦闘前にボニーの「においをかぐ」で弱点を確認しておけば、より確実な戦略を立てることが可能です。

また、バフ・デバフの活用も重要で、攻撃力や防御力の増減を味方に付けることで戦闘を有利に進められます。

サルサとの合流イベントと見逃しやすい要素

キマイラ研究所では、第3章で登場したサルのサルサと再会し、パーティーに合流するイベントが発生します。

サルサはきゅうきょくキマイラの停止に重要な役割を果たすだけでなく、研究所東側にある閉ざされた石の扉を「オソへの踊り」で開けるという特殊な能力を持っています。

この扉の先にはストーリー進行に必要なルートが続いているため、見逃さないよう注意が必要です。

なお、サルサのグッズ欄は第3章のときの内容が引き継がれているため、必要に応じてアイテムの整理を行っておくとよいでしょう。

第8章で再登場するきゅうきょくキマイラへの対処法

第7章のキマイラ研究所で停止させたはずのきゅうきょくキマイラですが、ヒヨコによる再起動の伏線通り、第8章で再び姿を現します。

ニューポークシティのトイレダンジョンで再び現れる理由

最終章「なにもかも なにもかも」の舞台であるニューポークシティでは、エンパイアポーキービル内のトイレダンジョンにきゅうきょくキマイラが住み着いています。

なぜトイレダンジョンにいるのかは明確に語られていませんが、第7章で再起動した後にこの場所にたどり着いたものと推測されています。

第7章と同様、接触すれば即ゲームオーバーという仕様は変わらないため、最終章においてもプレイヤーの緊張を途切れさせない存在として機能しています。

永久徘徊を避けるための扉の開け方と回避ルート

第8章のトイレダンジョンでは、一度扉を開けてしまうときゅうきょくキマイラがそのエリアを永久に徘徊するようになる仕組みが採用されています。

このため、不用意にすべての扉を開けて回ると逃げ場がなくなってしまう危険性があります。

攻略のポイントは、必要最低限の扉だけを開けて最短ルートで通過することです。

どうしても回避が難しい場合は、きゅうきょくキマイラの巡回パターンをよく観察し、背中を向けたタイミングですり抜けるように進んでいくのが有効な対処法となります。

ここでもセーブポイントの活用が非常に重要であり、安全地帯を見つけたら迷わずセーブすることを心がけましょう。

キマイラがMOTHER3のストーリーテーマに果たす役割

マザー3のキマイラは、単なる敵キャラクターではなく、作品が伝えようとするメッセージそのものを体現する存在です。

命とは何か、自然を改変することの罪とは何かという問いかけが、キマイラの姿を通じて繰り返し描かれています。

メカドラゴの悲劇が象徴する自然と命への暴力

第1章で立ちはだかるメカドラゴは、もともとリュカたちの遊び友達だったドラゴの父親が改造された姿です。

穏やかだった生き物が意思を奪われ、暴力の道具として利用されるという構図は、マザー3全体を貫くテーマを冒頭から鮮烈に提示しています。

メカドラゴとの戦いの結果として、リュカの母ヒナワが命を落とすという展開は、キマイラの存在がフリント一家の悲劇の直接的な原因となっていることを示しており、プレイヤーに深い悲しみと怒りを喚起させます。

この序盤の出来事が物語全体の起点となることで、キマイラという存在にストーリー上の重みが与えられているのです。

クラウスのキマイラ化とラストバトルの衝撃

マザー3における最大の衝撃は、主人公リュカの双子の兄・クラウスがキマイラとして改造されていたという事実の発覚でしょう。

第1章でメカドラゴへの復讐に向かい行方不明となったクラウスは、ブタマスク軍に回収された後、人間としての意思を失った「仮面の男」へと変えられていました。

ラストバトルでは、リュカが実の兄と戦わなければならないという、あまりにも残酷な状況が描かれます。

人間までもキマイラにしてしまうという究極の暴力に対して、リュカがどう向き合うのか。

この展開こそが、マザー3が「せつない」と評される最大の理由であり、キマイラというモチーフが物語の核心と直結していることの証明でもあります。

改造されてもたくましく生きるぶんちょうぼうが描く希望

暗い側面ばかりが目立つキマイラですが、希望を感じさせる存在も描かれています。

「ぶんちょうぼう」は、キマイラに改造された後も独自の生態系を築き上げ、たくましく暮らしている種族です。

人為的に姿を変えられたにもかかわらず、新しい環境に適応して生き続けるぶんちょうぼうの姿には、大自然の生命力やしたたかさが投影されています。

マザー3の世界観は、悲劇一辺倒ではなく、こうした小さな希望やユーモアが随所に散りばめられていることが大きな魅力となっています。

キマイラのシュールなデザインと相まって、悲しみの中にも前を向く力を感じられる点が、多くのファンの心をつかんで離さない理由のひとつでしょう。

スマブラシリーズにおけるきゅうきょくキマイラの登場と性能

きゅうきょくキマイラは、マザー3の枠を超えて任天堂の人気対戦ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズにもギミックとして登場しています。

原作同様の凶悪な性能が再現されており、対戦に大きな影響を与える存在です。

ステージ「ニューポークシティ」での即死ギミックの仕様

スマブラシリーズでは、マザー3をモチーフにしたステージ「ニューポークシティ」にきゅうきょくキマイラが出現します。

ステージ上をランダムに徘徊し、近づいたファイターに噛みつくという挙動は原作を忠実に再現したものです。

スマブラXでは、噛みつきのダメージが200%に設定されており、ほぼ確実に撃墜されてしまう超高威力のギミックとして恐れられました。

スマブラ史上最強かつ最凶のやくもの(ステージギミック)と評されることも多く、対戦中は常にきゅうきょくキマイラの位置を意識する必要があります。

スマブラX・for Wii U・SPECIALでの扱いの変遷

きゅうきょくキマイラのスマブラシリーズでの登場履歴は以下の通りです。

タイトル 登場形態 備考
スマブラX(2008年) ステージギミック ニューポークシティで初登場、噛みつきで200%ダメージ
スマブラ for Wii U(2014年) フィギュアのみ ステージ自体が未収録のため実際の出番なし
スマブラSPECIAL(2018年) ステージギミック ニューポークシティが続投し再登場

スマブラSPECIALでは戦場化やギミックオフの機能があるため、対戦を純粋に楽しみたい場合はギミックを無効にすることも可能です。

ただし、ギミックありのルールできゅうきょくキマイラの脅威をかいくぐりながら戦うスリルもまた、このステージならではの醍醐味として人気を集めています。

マザー3のキマイラに対するファンの評価と人気の理由

発売から20年近くが経過した今なお、マザー3のキマイラはゲームファンの間で根強い人気を誇っています。

恐怖と愛着が入り混じった独特の評価は、ほかのゲーム作品ではなかなか見られない現象です。

トラウマと愛着が共存する独特のファン人気

きゅうきょくキマイラは、初見で強烈なトラウマを植え付けられるにもかかわらず、多くのファンから「怖可愛い」と愛されるという不思議な人気を獲得しています。

真っ赤な体に巨大な口という恐ろしいデザインの上に、無邪気にちょこんと座るヒヨコという組み合わせが、恐怖の中にユーモアと愛嬌を生み出しているのでしょう。

イラスト投稿サイトにはきゅうきょくキマイラをモチーフにしたファンアートが数多く投稿されており、二次創作の題材としても根強い人気があります。

「ゲーム史に残る初見殺し」「RPG史上最も理不尽な敵」といった文脈で語られることも多く、ゲーマーの共通認識として定着しているといえるでしょう。

シリーズのほのぼの感との落差に対する賛否両論

キマイラの存在に対しては、賛否両論の声があることも事実です。

前作MOTHER2までのシリーズが持っていたほのぼのとした雰囲気と比べて、キマイラのグロテスクなデザインやストーリーの暗さに違和感を覚えるプレイヤーも一定数います。

「MOTHERシリーズ特有の温かさが失われてしまった」という意見は、レビューサイトや掲示板で散見されます。

一方で、「その暗さや残酷さこそがマザー3の深みであり、命の尊さを際立たせている」と高く評価する声のほうが多数派を占めており、ゲームカタログ系のサイトでも「良作」として分類されるのが一般的です。

キマイラがもたらす不気味さと、それでもなお描かれる人の優しさや命のたくましさとのコントラストが、マザー3を唯一無二の作品たらしめている要素だと広く認識されています。

グッズ化されたきゅうきょくキマイラと関連商品の展開

ファン人気の高さを反映して、きゅうきょくキマイラは公式グッズとしても商品化されています。

2022年12月には、ほぼ日からMOTHERシリーズの登場キャラクターをモチーフにした「マグネットマスコット」と「ブローチ」が発売され、きゅうきょくキマイラもラインナップに含まれました。

マグネットマスコットの価格は税込1,320円で、弱点である背中のボタンまで忠実に再現されている点がファンの間で話題を呼びました。

2024年4月にはMOTHER3発売18周年を記念して、ほぼ日とBANDAI SPIRITSの共同企画によるぬいぐるみ「ぼくとともだちシリーズ第3弾」としてリュカ、クラウス、クマトラ、ダスターの4体が発売されるなど、関連商品の展開は近年ますます活発化しています。

マザー3とキマイラに関する最新動向【2024〜2025年】

マザー3は2006年発売の作品でありながら、2024年以降も新たな動きが続いています。

Nintendo Switch Onlineでの配信や公式グッズの展開を通じて、新しいファン層にも広がりを見せている状況です。

Nintendo Switch Onlineでの配信開始と新規プレイヤーの反応

2024年2月21日、マザー3が「ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online」のタイトルとして配信開始されました。

GBAの実機やカセットを入手しなくても、Nintendo Switch上でプレイできるようになったことは多くのファンに歓迎されています。

配信開始を受けて初めてマザー3に触れた新規プレイヤーからは、キマイラ研究所でのきゅうきょくキマイラの恐怖体験をSNSに投稿する声が数多く見られ、20年近く前の作品でありながら新鮮な驚きを提供し続けていることがうかがえます。

海外では未配信のままである英語版ローカライズ問題の現状

マザー3はMOTHERシリーズで唯一、公式の英語版が存在しない作品です。

2024年のNintendo Switch Online配信も日本国内限定となり、海外ファンからは「最後の希望を失った」という落胆の声が上がりました。

糸井重里氏はSwitch配信を記念したインタビューの中で、英語版については「任天堂さんに言ってください」と発言しており、ローカライズの決定権は任天堂側にあることが示唆されています。

海外のファンコミュニティでは非公式の英語化パッチが作成されてきた経緯がありますが、公式な英語版リリースを求める声は根強く、今後の動向が注目されています。

ほぼ日によるぬいぐるみやマグネットなどグッズ展開の最新情報

糸井重里氏が主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」を通じたMOTHERシリーズのグッズ展開は、近年ますます充実してきています。

2022年のマグネットマスコットやブローチに続き、2024年にはMOTHER3キャラクターのぬいぐるみが初めて商品化されました。

こうしたグッズ展開は、マザー3やキマイラというモチーフへの関心が発売から長い年月を経ても衰えていないことの証左です。

ファンコミュニティにおいても、Switch Online配信を契機とした実況プレイ動画や考察記事の投稿が2025年以降も継続しており、マザー3のキマイラに関する話題は今なお活発に更新され続けています。

まとめ:マザー3のキマイラが教えてくれる命と恐怖の物語

  • キマイラとはブタマスク軍が動物や機械を強制合成して作った人工生物の総称である
  • 「メカキマイラ」と「せいぶつキマイラ」の2種類に大別され、それぞれ弱点属性が異なる
  • 開発初期の副題「キマイラの森」が示す通り、キマイラは企画段階から作品の中核コンセプトだった
  • きゅうきょくキマイラは触れるだけで即ゲームオーバーとなる作中最強の存在である
  • 唯一の弱点は背中のボタンであり、ストーリー上ではサルサの機転で停止させる
  • キマイラ研究所の攻略ではきゅうきょくキマイラの回避ルートとこまめなセーブが必須である
  • メカドラゴやクラウスの改造は、命への暴力というマザー3のテーマを象徴する悲劇である
  • スマブラシリーズではステージ「ニューポークシティ」のギミックとして即死級の攻撃力で登場する
  • 恐怖と愛着が共存する独特の人気があり、公式グッズとしても商品化されている
  • 2024年のNintendo Switch Online配信を機に新規プレイヤーが増加し、話題性は現在も衰えていない
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