バイオハザードのゾンビの種類を完全網羅!全作品を徹底解説

バイオハザードシリーズといえば、やはりゾンビの存在を抜きには語れません。

1996年の初代発売から30年にわたり、シリーズに登場するゾンビは作品ごとに進化を重ねてきました。

T-ウイルスに感染した定番のゾンビから、プラーガに寄生されたガナード、さらには最新作で話題の「生前の記憶を持つゾンビ」まで、種類は実に多岐にわたります。

「全部でどんな種類がいるの?」「作品ごとにどう違うの?」「最新作のゾンビはどう変わったの?」といった疑問を持つ方は少なくないでしょう。

この記事では、バイオハザードシリーズに登場するゾンビの種類を網羅的に整理し、ウイルスごとの分類、作品別の特徴、そして2026年2月発売の最新作「レクイエム」で加わった新要素まで、あらゆる角度から解説していきます。

シリーズ初心者の方から、長年のファンの方まで、ゾンビに関する知識を体系的に把握できる内容に仕上げました。

目次

バイオハザードにおけるゾンビとは何か

バイオハザードシリーズに登場するゾンビとは、架空のウイルス「T-ウイルス」に感染した人間が変貌した姿を指します。

正式名称は「活性死者」と呼ばれますが、実際には死者ではなく生きた感染者です。

一般的なホラー映画のゾンビとは異なり、バイオハザードのゾンビには科学的な設定が緻密に組み込まれている点が大きな特徴といえます。

T-ウイルスに感染すると、前頭葉が破壊されて理性を失い、「食欲」だけに基づいた行動をとるようになります。

新陳代謝が異常に増幅し、発症初期には皮膚に激しいかゆみを覚え、やがて致死量のダメージにすら耐える生命力を得ます。

胃酸濃度が極度に上昇するため大量のエネルギー摂取が可能となり、常に強い空腹感を抱えるのも特徴的な症状です。

なお、T-ウイルスには死者を蘇らせる効果はないとされています。

墓地の地面からゾンビが出現する場面もありますが、公式設定を踏まえると、感染後に仮死状態となった人間を死亡と誤認して埋葬してしまったケースだと解釈されています。

弱点は中枢神経系、とりわけ脳の破壊です。

頭部を銃で撃ち抜く、鋭利な武器で突き刺す、あるいは切断するなどが有効な攻撃手段とされています。

逆に腹部の破壊や下半身の切断では活動を停止しない個体も存在し、呼吸が不要なため水中でも問題なく動き続けます。

知能は著しく低下し、武器を使用する能力を失っていますが、集団で行動する傾向があります。

ただし仲間意識があるわけではなく、栄養摂取が追いつかない個体は他のゾンビに共食いされることもあります。

ウイルス別に見るゾンビの種類と分類

バイオハザードシリーズでは、原因となるウイルスや寄生生物によってゾンビの性質が大きく異なります。

ここでは主要な4つのカテゴリに分けて、それぞれの特徴を整理します。

T-ウイルス系ゾンビ(バイオ0~3・CV・RE:2・RE:3)

シリーズの原点であり、最も多くの作品に登場するのがT-ウイルス系のゾンビです。

アンブレラ社が開発したT-ウイルス(正式名称:Tyrant Virus)の感染により発生します。

主な感染ルートは汚染水や保菌生物との接触であり、ゾンビに噛まれることで二次感染も起こります。

知能はほぼ消失し、腐乱した外見で緩慢に動き回るのが基本的な姿です。

ただし、元の人間の身体能力が反映されるため、特殊部隊員やスポーツ選手のゾンビは耐久力・攻撃力・移動速度いずれも一般人のゾンビより優れています。

十分な栄養を摂取し続けた個体は、さらなる変異を遂げてリッカーなどの上位クリーチャーへと変貌する可能性を秘めています。

C-ウイルス系ゾンビとジュアヴォ(バイオ6)

バイオハザード6で登場したC-ウイルスは、感染経路によって異なるタイプのクリーチャーを生み出す点が特徴です。

気体のC-ウイルスに間接的に曝露された人間はゾンビ化し、T-ウイルス系と似た行動をとります。

一方、液体のC-ウイルスを血液中に直接注射された人間は「ジュアヴォ」と呼ばれるクリーチャーに変異します。

ジュアヴォはセルビア語で「悪魔」を意味し、知能が一定程度残っているため言語を理解し、銃火器などの複雑な武器を操り、連携した集団行動すら可能です。

C-ウイルスゾンビとT-ウイルスゾンビの大きな違いとして、C-ウイルスゾンビに噛まれても二次感染が発生しない点が挙げられます。

プラーガ系:ガナードとマジニ(バイオ4・5)

バイオハザード4と5に登場するガナードやマジニは、厳密にはゾンビではなく、寄生生物「プラーガ」に寄生された人間です。

プラーガは宿主の脳に影響を与えて支配下に置きますが、知能や言語能力は一定程度保持されるため、武器の使用や戦略的な行動が可能となっています。

ウイルス感染によるゾンビが本能だけで動くのに対し、プラーガ系は組織的に行動する点が根本的な違いです。

弱点もゾンビとは異なり、体内のプラーガ(寄生体)を露出・破壊することが有効な手段となります。

カビ系:モールデッドとライカン(バイオ7・8)

バイオハザード7と8では、ウイルスではなく特異菌(カビ)を原因とするクリーチャーが登場しました。

バイオ7のモールデッドは黒い菌体で構成された人型の生物であり、人間がゾンビ化したものとは発生メカニズムが根本的に異なります。

バイオ8のライカンもカビの変異によって生まれた存在で、獣のような俊敏さを持っています。

いずれもT-ウイルス系のゾンビとは別カテゴリに位置づけられており、シリーズにおけるクリーチャーの多様性を象徴する存在といえるでしょう。

T-ウイルス系ゾンビの種類を一覧で解説

T-ウイルス系のゾンビは、外見・能力・発生経緯によって多数のバリエーションが存在します。

ここでは、シリーズを通じて登場する代表的な種類をまとめて紹介します。

通常ゾンビ(市民・警官・職員など)

シリーズで最も多く遭遇するのが、一般市民や警察官、研究施設の職員がゾンビ化した個体です。

バイオハザード2のラクーンシティでは、市民ゾンビ、警官ゾンビ、白衣を着た研究員ゾンビなどが数多く登場します。

警官ゾンビは拳銃を所持していますが、知能低下により使用する能力を失っているため、プレイヤーへの射撃は行いません。

倒した際に弾薬が手に入るのはこの設定に基づいています。

ほかにも、乗客ゾンビ(バイオ0のエクリプティック・エクスプレス車内)、作業員ゾンビ(各施設の労働者)、病院職員ゾンビ(バイオ3のラクーン総合病院)など、舞台となる場所に応じたバリエーションが存在します。

S.T.A.R.S.ゾンビと特殊部隊ゾンビ

精鋭部隊の隊員がゾンビ化した個体は、一般のゾンビと比較して圧倒的に高い能力を発揮します。

バイオハザード1で登場するS.T.A.R.S.隊員のゾンビは、耐久力・攻撃力・俊敏性のいずれも突出しており、油断すると大きなダメージを受けかねません。

バイオハザードCODE:Veronicaに登場するウェスカーの部下ゾンビも、暗視スコープを装備した個体や爆弾を背負った個体など、多様なバリエーションを持っています。

生前に身体を鍛えていた人間ほどゾンビ化後の能力が高くなるという設定が、こうした差異の根拠となっています。

這いずりゾンビ・腹這いゾンビ・うつ伏せゾンビ

行動能力が制限されたゾンビも複数の種類に分かれます。

這いずりゾンビは筋肉組織の劣化や物理的損傷で立てなくなった個体で、這いながらプレイヤーの足に噛みつきます。

腹這いゾンビは栄養不足で瀕死状態にあり、移動すらできません。

最も厄介なのがうつ伏せゾンビで、普段は活動停止したように見せかけておきながら、プレイヤーが接近すると突然襲いかかってきます。

外見が死体そのものであるため生死の判別が難しく、シリーズ全体を通じて初見プレイヤーを恐怖させる存在です。

走りゾンビ・爆弾ゾンビなど行動特化型

バイオハザード3で初登場した走りゾンビは、下半身の劣化が少ない個体で、小走り程度の速さで接近してきます。

攻撃力自体は通常のゾンビと変わりませんが、距離を詰められるスピードが脅威となります。

爆弾ゾンビはバイオハザードCODE:Veronicaで初登場し、全身に手榴弾やダイナマイトを装着しています。

射撃で爆発を誘発して周囲の敵をまとめて倒す戦術が有効ですが、巻き込まれるとプレイヤー側も大ダメージを受けるリスクがあります。

バイオ1リメイク版では、爆発物の量が多すぎるために不用意に攻撃するとゲームオーバーに直結する個体も登場しました。

墓場ゾンビ・全裸ゾンビ・ゾンビ改などの亜種

墓場ゾンビは埋葬後に栄養を摂取できなかったため、身体が通常以上に朽ちており、全体的な能力が非常に低いのが特徴です。

全裸ゾンビ(裸ゾンビ)はT-ウイルスの実験被験者で、黄色がかった肌と外科手術の痕が目立ちます。

バイオ1リメイクでは、全裸ゾンビと墓場ゾンビはクリムゾンヘッドに変異しないという独自の性質を持っています。

ゾンビ改はバイオ2のラクーン地下研究所に出現する実験体で、筋肉組織が剥き出しの状態です。

通常のゾンビを大幅に上回る攻撃力を持ち、さらに変異するとリッカー改になると考えられています。

ゾンビの進化・変異ルートを図解で理解する

バイオハザードの世界では、ゾンビは最終形態ではありません。

条件次第で上位のクリーチャーへと変異する可能性があり、この進化系統を理解しておくことはゲーム攻略の面でも重要です。

クリムゾンヘッドへの変異条件とV-ACT

バイオハザード1リメイク版で初登場したクリムゾンヘッドは、倒されたゾンビが「V-ACT」と呼ばれる細胞活性化現象を起こすことで誕生します。

何らかの外的要因でゾンビが一度生命活動を停止した後、体組織が再生・再構築され、体色が赤褐色に変化し、爪が鋭く伸びます。

移動速度は格段に向上し、鋭い爪による引っ掻き攻撃を繰り出してきます。

凶暴性も増しており、自分の行動を妨げる存在には他のゾンビであっても攻撃を仕掛けます。

対処法としては、変異前にゾンビの死体を焼却するか、ショットガンなどで頭部を完全に破壊しておくことが挙げられます。

なお、記録上クリムゾンヘッドへの突然変異を遂げた最初の個体「クリムゾンヘッド・プロト1」は、極めて危険であったため冷凍保管されていたという設定です。

リッカーへの変異と上位クリーチャー

ゾンビが十分な栄養を摂取し続けると、T-ウイルスによる変異がさらに進行し、リッカーへと変貌する場合があります。

リッカーは脳と筋肉組織が剥き出しになった姿をしており、壁や天井を這い回ることが可能です。

脳の肥大に伴い視覚器官が失われた代わりに聴覚が異常に発達し、物音で獲物を正確に察知します。

長く伸びた舌と鋭い爪が主な攻撃手段となります。

ゾンビの進化ルートを整理すると、通常ゾンビから栄養摂取によりリッカーへ、さらにリッカー改へと段階的に変異する流れが基本形です。

一方、V-ACTを経由する場合はクリムゾンヘッドとなり、リッカーとは別の変異ルートを辿ります。

C-ウイルスによるジュアヴォの変異体系

バイオハザード6に登場するジュアヴォは、ダメージを受けた部位が異なるクリーチャーへと変異する独自のメカニズムを持っています。

腕が変異するグラヴァ系、脚が変異するノガ系、頭部が変異するルウカ系など、損傷部位に応じた多様な変異体が存在します。

さらに致命的なダメージを受けたジュアヴォはサナギ(蛹)を形成し、体組織が完全に溶解・再構築されて「完全変異体」と呼ばれるまったく別のクリーチャーに生まれ変わります。

C-ウイルスゾンビ側にも変異体が存在し、「ブラッドショット」はC-ウイルスゾンビがさらに変異した上位種で、リッカーに類似した特性を示します。

作品別に比較するゾンビの強さと特徴

同じT-ウイルス系のゾンビであっても、登場する作品によってゲーム内での強さや脅威度は大きく異なります。

プレイスタイルを左右する重要な要素であるため、作品ごとの違いを把握しておくことが攻略の助けになります。

バイオ1リメイク:クリムゾンヘッド化の恐怖

バイオ1リメイクにおけるゾンビの最大の脅威は、倒した後にクリムゾンヘッドとして復活する点にあります。

通常のゾンビ自体の強さは標準的ですが、死体を放置すると強化復活するというルールがゲーム全体の戦略に大きな影響を与えます。

灯油を使った死体焼却が必須の対策となるため、弾薬だけでなく灯油の残量管理も求められます。

「倒したはずのゾンビが強くなって襲ってくる」という恐怖は、多くのプレイヤーの間でシリーズ屈指の体験として語られています。

RE:2のゾンビ:圧倒的な耐久力

RE:2に登場するゾンビは「非常に硬い」ことで広く知られています。

ハンドガンで頭部に複数発当てても倒れないことが珍しくなく、弾薬管理がシビアな本作では一体一体の対処に神経を使います。

瀕死の状態で這いずりゾンビに足を掴まれると、手榴弾やナイフを持っていても首筋を食いちぎられて即死するケースがあり、RE:2のゾンビの恐ろしさを象徴しています。

部位破壊のシステムにより、足を撃って移動速度を落とす、腕を撃って掴み攻撃を封じるといった戦術的な対処が有効です。

RE:3のゾンビ:数の暴力

RE:3ではゾンビ一体あたりの耐久力はRE:2より低下した一方で、出現数が大幅に増えています。

単体では脅威が下がったものの、集団に囲まれると一気に危険な状況に陥ります。

本作で導入されたジャスト回避システムにより、タイミングよく回避行動をとることで被ダメージを抑えつつ切り抜ける立ち回りが可能となりました。

追跡者ネメシスの存在もあり、ゾンビへの対処に時間をかけすぎると別の脅威に追いつかれるという緊張感が常に付きまといます。

バイオ4・RE:4のガナード:知性を持つ敵

バイオ4系のガナードは、プラーガ寄生によって知能を一定程度保持しています。

斧や鎌、銃火器などの武器を使用し、プレイヤーの位置に応じた連携行動をとる点が、それまでのゾンビとは根本的に異なります。

体術コンボを組み込んだ爽快な戦闘スタイルが高く評価されており、RE:4はシリーズのメタスコアでトップクラスの評価を獲得しています。

「ゾンビを倒す」のではなく「知的な敵と戦う」という体験への転換が、シリーズの方向性を大きく変えた作品です。

最新作レクイエムで進化したゾンビの新要素

2026年2月27日に発売されたバイオハザードレクイエム(シリーズ第9作)では、ゾンビのデザインが大きく進化しました。

シリーズ30周年記念作品として、T-ウイルス系ゾンビへの原点回帰を掲げつつ、これまでにない新しいゾンビ体験を提供しています。

生前の記憶を保持するゾンビという新設定

レクイエム最大の特徴は、ゾンビが「生前の記憶の残滓」を引き継いでいるという新しい設定です。

従来のバイオハザードシリーズでは、ゾンビは感染前の記憶をほぼ失い、食欲のみで行動する存在として描かれてきました。

しかし本作では、生前の行動パターンに執着するゾンビが多数登場します。

先行試遊では、灯りが点いていると「消灯の時間です」と呟きながらスイッチを切り続けるゾンビや、オペラ歌手のように歌い続けるゾンビ、「音を出すな」と言いながら音源に敏感に反応して襲いかかるゾンビなど、個性豊かな行動パターンが確認されています。

開発ディレクターは「予測できることは恐怖を描くうえで不利」と語っており、定番の「両手を広げてゆっくり近づくゾンビ」から脱却し、予測不能な行動による新しい恐怖を目指した設計思想が反映されています。

ゾンビ同士のシナジーとAI相互作用

レクイエムでは、ゾンビ同士が相互に影響を及ぼし合う「シナジー」と呼ばれるシステムが導入されました。

たとえば、音に敏感なゾンビが他のゾンビの唸り声に反応し、そのゾンビを攻撃して倒してしまうといった同士討ちが発生します。

開発チーム内でこの仕組みはシナジーと呼ばれており、ゲーム中でできるだけ多くの場面で体験できるように設計されています。

開発中には相互作用が強すぎてカオスな状態になったケースもあったため、プレイに支障が出ない範囲に調整されたとのことです。

この要素は単なる演出にとどまらず、戦闘能力の低い主人公グレースのパートでは、ゾンビの習性を利用してやり過ごす攻略法として機能します。

倒し方で変わる変異ゾンビの危険性

レクイエムでは、倒したゾンビの死体が突然暴れ出し、全身が赤黒く変異した異形のクリーチャーとして復活する場面が確認されています。

バイオ1リメイクのクリムゾンヘッドを彷彿とさせるこのメカニズムでは、ゾンビを倒す際に頭部を確実に破壊しておかないと変異のリスクがあるとされています。

変異後の個体は銃で撃ってもほとんどひるまず、動きも速いため、特にグレースパートでの対処は困難を極めます。

弾薬を節約するために頭部以外を狙うか、弾薬を消費してでも頭部を確実に破壊するかという判断が、攻略における重要な分岐点となっています。

レクイエムの血液クラフトと新システム解説

レクイエムでは、ゾンビの存在そのものがゲームシステムと密接に結びつく新しい仕組みが実装されています。

特にグレースパートで利用できる血液クラフトは、シリーズの伝統的なリソース管理に新たな奥行きを加えました。

血液採集とクラフトの基本

グレースは施設内の血だまりや、倒したゾンビから飛び散った血液を採集し、クラフト素材として利用できます。

採集した血液はスクラップなどの素材と組み合わせることで、ハンドガンの弾薬や「破血アンプル」などのアイテムに加工可能です。

破血アンプルは、発見されていない敵に背後から使用すると一撃で倒せるステルスキル用アイテムで、ひるんだ敵にも有効とされています。

血液は専用の採血キットに貯蔵され、容量の拡張にはアンティークコインと呼ばれる特殊な収集アイテムが必要です。

また、施設内で見つかる血液検体をレーザー顕微鏡で分析すると、新たなクラフトレシピを入手できます。

ステロイド(体力最大値の増加)やスタビライザー(射撃精度・威力の向上)といった永久強化アイテムも、レシピ取得後にクラフトで作成可能となっています。

グレースとレオンの操作性の違い

レクイエムは2人の主人公を交互に操作する構成で、両者のプレイ感は開発者が「まるで2つのゲームを遊んでいるよう」と表現するほど異なります。

グレースのパートは「オールドバイオスタイル」と位置づけられ、少ないリソースでやり繰りしながら探索する、初期シリーズを彷彿とさせる設計です。

戦闘能力が低く、銃を握る手が震えるような演出も施されており、敵を全滅させるのではなくやり過ごすことが前提のゲームプレイとなっています。

一方、レオンのパートはアクション重視で、ハンドガン、マグナム、手斧(トマホーク)、ショットガンなど多彩な武器を駆使して大量のゾンビをなぎ倒します。

キック、壁際での頭部踏み潰し、ダッシュ蹴りなどの体術も充実しており、敵が持つチェーンソーを奪って使うことも可能です。

逆にプレイヤーが落とした武器をゾンビが拾い上げて攻撃してくるケースもあり、常にプレイヤー優位とはならない緊張感が保たれています。

日本版と海外版のゾンビ表現規制の違い

バイオハザードシリーズでは、日本版と海外版でゾンビに関する表現に差異があります。

購入時の判断材料となる重要なポイントであるため、具体的な違いを把握しておきましょう。

CERO基準による主な規制内容

日本版では、CEROのレーティング基準に準拠した表現調整が行われています。

主な規制ポイントは「頭部の欠損表現」「胴体の破壊描写」「切断された部位の表現」「着弾箇所の出血表現」の4つです。

海外版ではゾンビの頭部が吹き飛ぶ描写がある場面でも、日本版では頭部が欠損せず黒塗りになる処理が施されます。

多くのプレイヤーの間では「日本版の規制によりゾンビを倒したかどうかが判別しにくい」という意見が見られ、特にRE:2ではこの点が繰り返し指摘されてきました。

レクイエムの表現規制に関する開発側の見解

レクイエムはRE:4に続き、日本版もCERO Z(18歳以上対象)のみでの発売となっています。

CERO D(17歳以上)の通常版は存在しません。

開発ディレクターは、CERO Zの範囲内での表現について「意外と頑張っている」と語り、「これでCERO Zなのかという表現も出てくる」と自信を見せています。

あくまでグロテスクな表現自体が目的ではなく、ショッキングなシーンや緊迫した戦闘を描くために必要な範囲で表現を行うという方針が示されました。

海外版との差異が気になるプレイヤーに向けた選択肢として、PC版(Steam)であれば海外版を購入することも可能です。

ゾンビの怖さランキングと評判

バイオハザードシリーズのファンの間では、「どの作品のゾンビが一番怖いか」は常に話題になるテーマです。

公式調査や一般的な評価の傾向から、各作品のゾンビが持つ恐怖の方向性を整理します。

最も怖いと感じる作品の傾向

ファミ通が実施した「バイオハザード ゲーマー総選挙」では、最も怖いと感じたシリーズ作品の第1位にバイオハザード7が選ばれました。

一人称視点による圧倒的な没入感が恐怖を増幅させた結果です。

ただしバイオ7のメイン敵はモールデッド(菌体生物)であり、従来のT-ウイルス系ゾンビとは異なる存在です。

T-ウイルス系のゾンビが登場する作品に限定すると、バイオ1リメイクのクリムゾンヘッドの恐怖が高く評価される傾向にあります。

「倒したはずのゾンビが強化されて復活する」という仕掛けは、ゾンビという存在への根本的な恐怖を覆す革新的なアイデアとして記憶されています。

印象的なゾンビ関連の恐怖シーン

シリーズ全体で特に印象深いシーンとしては、RE:2でリッカーが尋問室の一方通行ミラーを突き破って出現する場面が広く挙げられています。

バイオ1で初めてゾンビと遭遇する「振り向きゾンビ」のシーンも、シリーズの象徴として長く語り継がれています。

レクイエムの先行体験では、生前の行動を繰り返すゾンビの不気味さが「予測できない新鮮な怖さ」として好意的に受け止められているようです。

開発チームは「怖さを追求した結果、逆に面白くなってしまう場面があった」と苦労を明かしており、恐怖と笑いの境界線の調整に細心の注意が払われています。

シリーズ初心者のためのゾンビ入門ガイド

バイオハザードシリーズに興味はあるものの、作品数の多さからどこから始めればよいか迷う方は多いのではないでしょうか。

ゾンビとの関わり方を軸に、初心者向けのプレイ指針を提示します。

ゾンビの恐怖を味わいたい場合のおすすめ

ゾンビが持つ本来の恐怖、つまり限られた弾薬の中で未知の敵と対峙するサバイバルホラーの緊張感を味わいたい場合は、バイオ1リメイク(HDリマスター)、RE:2、RE:3の3作品が一般的に推奨されています。

特にRE:2は、高い耐久力を持つゾンビと追跡者タイラントの存在が相まって、弾薬管理と回避判断の緊張感が常につきまといます。

レクイエムの開発陣も「RE:2とRE:3をプレイしておくと本作を120%楽しめる」と発言しており、レクイエムをプレイする前の予習として最適です。

アクション重視で遊びたい場合のおすすめ

ゾンビとの戦闘そのものを楽しみたい場合は、バイオ4あるいはRE:4が入門として適しています。

体術を絡めた爽快なコンボが魅力であり、敵を倒す楽しさがシリーズ随一の作品です。

レクイエムのレオンパートもアクション重視の設計となっているため、RE:4の操作感に慣れておくとスムーズに楽しめるでしょう。

まとめ:バイオハザードのゾンビ全種類を振り返る

  • T-ウイルス系ゾンビは「活性死者」であり、公式設定上は死者ではなく生きた感染者である
  • ゾンビの種類はウイルス別にT-ウイルス系、C-ウイルス系(ジュアヴォ含む)、プラーガ系、カビ系の4カテゴリに大別される
  • T-ウイルス系だけでも市民・警官・職員・特殊部隊・墓場・全裸・ゾンビ改など20種類以上が確認されている
  • ゾンビは栄養摂取によりリッカーへ、V-ACTによりクリムゾンヘッドへと変異する進化ルートを持つ
  • 作品ごとにゾンビの耐久力・出現数・行動パターンは大きく異なり、攻略法も変わる
  • 最新作レクイエムのゾンビは生前の記憶を保持し、個体ごとに固有の行動パターンを示す
  • ゾンビ同士のシナジー(相互作用)により同士討ちが発生し、攻略に利用できる
  • 頭部を破壊せずに倒すと変異体として復活するリスクがあるのはレクイエムの重要な新要素である
  • 日本版はCERO基準により頭部欠損・出血表現などが海外版と異なる規制が適用されている
  • ゾンビの恐怖を原点から体験するにはバイオ1リメイク・RE:2・RE:3が入門として広く推奨されている
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