柴犬を操作して人類を導くという独特のコンセプトで話題を集めたパズルアクションゲーム「HUMANITY」。
Steamでは93%以上の好評を獲得し、世界的なゲームアワードでも高い評価を受けています。
「HUMANITYって本当に面白いの?」「神ゲーと呼ばれる理由が知りたい」「VR版と通常版どちらを選ぶべき?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、HUMANITYの基本情報から評価の理由、ゲームシステムの詳細、注意点まで網羅的に解説していきます。
購入を検討している方はもちろん、すでにプレイ中の方にも役立つ情報をお届けします。
HUMANITYとは?基本情報とゲーム概要
柴犬が人類を導くパズルアクションゲーム
HUMANITYは、プレイヤーが一匹の柴犬となり、自我を失った人間たちを光の柱(ゴール)へ導くパズルアクションゲームです。
ゲームの舞台は、すべての人類から意思が失われた世界。
主人公の柴犬だけが理性と意思を保ち、最後の指導者として目覚めます。
「ワン」と吠えることで群衆をコントロールし、JUMP、TURN、PUSH、FLOATといった様々なアクションを駆使してステージを攻略していきます。
デザイナーの中村勇吾氏にとって初の本格ゲーム作品であり、「鳥の群れの動き」が発想の原点となっています。
開発元・発売日・対応プラットフォーム一覧
HUMANITYの開発・販売に関する基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発元 | tha LTD. |
| パブリッシャー | Enhance |
| プロデューサー | 水口哲也 |
| デザイナー | 中村勇吾 |
| 音楽 | Jemapur |
| 発売日 | 2023年5月16日 |
| ゲームエンジン | Unity |
| ジャンル | パズルアクション |
| プレイ人数 | 1人 |
対応プラットフォームは幅広く、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X/S、Xbox One、PC(Steam)、Meta Questで遊ぶことができます。
VRにも対応しており、PlayStation VR2、PlayStation VR、PC VR、Meta Questでの没入感あるプレイも可能となっています。
価格とサブスク対応状況(PS Plus・Game Pass)
HUMANITYの通常価格は3,410円(税込)です。
ボリュームと完成度を考慮すると、多くのユーザーからコストパフォーマンスが高いと評価されています。
サブスクリプションサービスへの対応状況も充実しています。
PlayStation Plusでは、2023年5月16日の発売日当日からエクストラおよびプレミアム会員向けのゲームカタログに追加されました。
Xbox Game Passには2024年5月30日から対応しており、追加料金なしでプレイ可能です。
まずはサブスクリプションで試してみて、気に入ったら購入を検討するという選択肢もあります。
HUMANITYが神ゲーと評価される理由
Steam93%好評・メタスコア高評価の実績
HUMANITYが神ゲーと呼ばれる最大の根拠は、客観的な評価データにあります。
Steamでは464件以上のレビューのうち93%が好評となっており、「非常に好評」のステータスを獲得しています。
海外のゲームメディアでも軒並み高評価を獲得し、「ユニークで革新的なパズルアクションゲーム」「パズルゲームを愛するすべての人に強くおすすめできる作品」といった評価が寄せられています。
パズルゲームとしての完成度の高さに加え、美しいビジュアルと独創的なゲーム体験が評価の理由として挙げられています。
パズルからRTS・アクションへ変化するゲーム性
HUMANITYの大きな特徴は、ゲームを進めるにつれてジャンルが変化していく点です。
序盤は純粋なパズルステージが中心となっており、指示を置いて人類の移動を見守るシンプルなゲーム性が楽しめます。
中盤になると敵人類「OTHERS」が登場し、武器を持たせて戦うRTS(リアルタイムストラテジー)要素が加わります。
終盤では人類を直接引き連れて移動させるアクション要素が強くなり、シューティングやボス戦まで体験できます。
一つのゲームで複数のジャンルを楽しめる設計が、飽きさせない魅力となっています。
90以上のステージと飽きさせない設計
HUMANITYには90以上のステージが用意されており、章区切りで段階的に難易度が上がっていきます。
各ステージでは新しいギミックやアクションが追加され、常に新鮮な体験ができるよう設計されています。
ステージの途中には「GOLDY」と呼ばれる金色の巨人が存在し、これを救出することでやり込み要素も楽しめます。
一定数のGOLDYを光へ導くと、新たな能力やコスチューム、スキンが解放される仕組みになっています。
クリアするだけなら約10〜15時間、収集要素を含めるとさらに長く楽しめるボリュームです。
受賞歴まとめ(EDGE・ADCグランプリ・TGAノミネート)
HUMANITYは数々のゲームアワードで高い評価を受けています。
主な受賞歴は以下の通りです。
| アワード | 部門 | 結果 |
|---|---|---|
| EDGE誌 | PlayStation Game of the Year 2023 | 受賞 |
| EDGE誌 | VR Game of the Year 2023 | 受賞 |
| EDGE誌 | Best Games of the Year 2023 | 4位 |
| ADC(東京アートディレクターズクラブ) | 2023年度グランプリ | 受賞 |
| INDIE Live Expo | Trailer of the Year | 受賞 |
| PlayStation Blog | May 2023 Player’s Choice Award | 受賞 |
| The Game Awards 2023 | Best VR/AR Game | ノミネート |
| Golden Joystick Awards | PlayStation Game of the Year | ノミネート |
ゲームとしての面白さだけでなく、アートディレクション面でも国内外で高く評価されています。
HUMANITYのゲームシステムを詳しく解説
基本操作は3種類だけのシンプル設計
HUMANITYの基本操作は非常にシンプルで、「移動」「ジャンプ」「群衆への指示」の3種類だけです。
プレイヤーは柴犬を操作し、ステージ上に方向転換やジャンプなどの指示を配置していきます。
ゲートから出現した人間たちは群衆となって進み、配置された指示に従って行動します。
操作が簡単なため、パズルゲーム初心者でもすぐにゲームを始められる設計になっています。
一方で、ステージが進むにつれてPUSH、FLOAT、SHOOT、HITなど多様な指示が追加され、戦略性が増していきます。
GOLDY回収のやり込み要素とは
各ステージには「GOLDY」と呼ばれる金色の人間が配置されています。
GOLDYは通常の人間と同じようにゴールへ導く必要がありますが、配置場所が難しい位置にあることが多いです。
すべてのGOLDYを回収しながらクリアするには、より緻密な計画が求められます。
GOLDYを一定数集めることで、新しい能力やキャラクターのコスチュームが解放されていきます。
ストーリーをクリアするだけでなく、GOLDY完全回収を目指すことでゲームの難易度と楽しさが大きく変わってきます。
ユーザー作成ステージで無限に遊べる
HUMANITYには「USER STAGES」というモードがあり、世界中のプレイヤーが作成したステージをプレイできます。
ユーザー作成ステージは数百以上公開されており、パズル特化型やRTS特化型、アクション特化型など様々なタイプが揃っています。
タグや難易度、クリア率で絞り込み検索ができるため、好みに合ったステージを見つけやすくなっています。
ストーリーモードよりも高難度のステージも多く、やりごたえを求めるプレイヤーを満足させる内容となっています。
ただし、USER STAGESサービスは2026年3月末で終了予定となっている点には注意が必要です。
ステージクリエイターで自分だけのパズルを作成
「STAGE CREATOR」モードでは、自分だけのオリジナルステージを作成できます。
ブロックの配置、ギミックの設定、人間の出現位置など、細かい設定が可能です。
作成したステージはオンラインで公開でき、世界中のプレイヤーに遊んでもらえます。
パズルを解くだけでなく、パズルを作る楽しさも体験できるのがHUMANITYの魅力の一つです。
クリエイティブな遊び方を求める方には特におすすめの機能となっています。
VR版と通常版どっちがおすすめ?
対応VRデバイス一覧(PSVR2・Quest・PC VR)
HUMANITYは複数のVRデバイスに対応しています。
| プラットフォーム | 対応VRデバイス |
|---|---|
| PlayStation 5 | PlayStation VR2 |
| PlayStation 4 | PlayStation VR |
| PC(Steam) | PC VR各種 |
| Meta Quest | Quest 2、Quest 3、Quest 3S、Quest Pro |
すべてのプラットフォームでVRモードと通常モードの両方に対応しており、いつでも切り替えてプレイできます。
Meta Quest版はスタンドアロンでプレイ可能なため、PCやゲーム機がなくても楽しめる利点があります。
VRモードの特徴と神視点の没入感
VRモードでは「箱庭的な俯瞰視点」でゲームを楽しめます。
一般的なVRゲームのような一人称視点ではなく、ジオラマを眺めるような「神視点」が特徴です。
ステージ全体を見渡しながらパズルを解く体験は、通常のディスプレイでは味わえない独特の感覚があります。
PlayStation VR2のSenseコントローラーの振動機能にも対応しており、より臨場感のある体験ができます。
「Rez Infinite」や「Tetris Effect」といった高評価VRゲームを手掛けたEnhanceが開発に関わっていることもあり、VR体験の質は高いと評価されています。
VRなしでも十分楽しめる理由
HUMANITYはVR対応タイトルですが、通常のディスプレイプレイでも十分に楽しめます。
一般的な傾向として「VRである必要性は薄い」という意見が多く見られます。
VRモードでは特別な手の動きなどは求められず、基本的には通常プレイと同じ操作でゲームが進行するためです。
VRデバイスを持っていない方でも、ゲームの本質的な面白さは変わりません。
VRによる没入感を重視するか、手軽さを重視するかで選択すれば良いでしょう。
クリア時間と難易度は?初心者でも大丈夫?
ストーリークリアまで約10〜15時間
HUMANITYのストーリーモードは、クリアまで約10〜15時間程度のボリュームです。
パズルゲームに慣れている方であれば10時間前後、じっくり進める方は15時間程度を見込んでおくと良いでしょう。
全90ステージ以上が用意されており、各ステージは数分から十数分程度でクリアできます。
一気にクリアを目指すのも、毎日少しずつ進めるのも、自分のペースで楽しめる設計となっています。
難易度は低め〜絶妙でヒント機能あり
HUMANITYのストーリーモードの難易度は、パズルゲームとしては低め〜絶妙と評価されています。
多くのステージは「何となく」正解にたどり着けるような難易度設計がなされています。
もし行き詰まった場合は、ゲーム内のヒント機能を使うことができます。
ヒント機能を使用すると解答の手順が表示され、どうしても解けないステージでも先に進めます。
ヒント使用の有無はゲーム内で別途記録されるため、後から再挑戦することも可能です。
解けないステージをスキップして先に進む迂回機能も用意されており、ストレスなく遊べる配慮がなされています。
トロフィー・実績コンプは約12〜17時間
トロフィーや実績のコンプリートを目指す場合、約12〜17時間程度を見込んでおくと良いでしょう。
Xbox版では54の実績(1000G)が用意されています。
トロフィー・実績コンプリートの難易度は低めで、ストーリークリア+αで達成できます。
段取りよくプレイすれば、ストーリークリアと同時にコンプリートも可能です。
時限要素は基本的にありませんが、USER STAGESのサービス終了後は一部実績の取得が難しくなる可能性があります。
HUMANITYの注意点とデメリット
早送りが遅くテンポが悪い場面がある
HUMANITYで最も指摘されるデメリットは、ゲームのテンポに関する問題です。
「指示を置く」というシステムの性質上、人類が所定の位置まで歩いてくるのを待つ時間が発生します。
早送り機能は用意されていますが、2倍速程度にしかならず、5〜10秒以上待つ場面が頻繁に発生します。
「1手戻す」機能がないため、一つのミスでステージの最初からやり直しとなることもあります。
パズルが解けている場合でも、待ち時間が長く感じられる場面があることは覚悟しておく必要があります。
後半はアクション要素が強くなる
HUMANITYは序盤こそ純粋なパズルゲームですが、後半に進むにつれてアクション要素が強くなります。
敵人類(OTHERS)との戦闘、武器を持った人類の誘導、ボス戦など、反射神経を求められる場面が増えていきます。
純粋なパズルだけを期待して購入すると、後半のアクションステージを面倒に感じる可能性があります。
逆に、パズルだけでは物足りないという方には、ゲーム性の変化が新鮮に感じられるでしょう。
購入前にゲームの全体像を理解しておくことをおすすめします。
ランダム要素で結果が変わることがある
HUMANITYには人類の初期配置や動きに若干のランダム要素があります。
ストーリーモードのステージは余裕を持って設計されているため、正解の配置であれば基本的に問題ありません。
しかし、ユーザー作成ステージではランダム要素が考慮されていないことが多く、同じ配置でも結果が変わることがあります。
パズルゲームとしては、この不確定性をストレスに感じる方もいるかもしれません。
一方で、ランダム要素を活用した「ゴリ押し攻略」が可能になるという側面もあります。
USER STAGESは2026年3月末でサービス終了
2025年12月に発表された重要な情報として、USER STAGESサービスの終了があります。
2026年3月末をもって、ユーザー作成ステージの投稿・ダウンロード機能が全プラットフォームで終了します。
サービス終了後は、新しいユーザー作成ステージをプレイすることができなくなります。
ストーリーモード(90以上のステージ)は引き続きプレイ可能ですが、無限に遊べる要素が制限されることになります。
ユーザー作成ステージを楽しみたい方は、2026年3月末までにプレイすることをおすすめします。
HUMANITYはこんな人におすすめ
パズルゲームが好きな人
HUMANITYは、パズルゲームが好きな方に自信を持っておすすめできる作品です。
シンプルな操作で奥深い戦略性を楽しめ、難易度設計も適切になされています。
ヒント機能やスキップ機能も用意されているため、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。
ストーリーモードで物足りなければ、高難度のユーザー作成ステージに挑戦することもできます。
「頭を使うゲームが好き」「達成感のあるパズルを解きたい」という方には最適な選択肢となるでしょう。
レミングス系の誘導ゲームを探している人
HUMANITYは「レミングスの現代風アレンジ」として紹介されることが多いゲームです。
キャラクターを直接操作するのではなく、指示を配置して群衆を導くというゲーム性が共通しています。
レミングスやチューチューロケットといった誘導系パズルが好きだった方には、懐かしさと新しさの両方を感じられるでしょう。
美しいグラフィックと群衆の動きを眺める楽しさは、現代のゲームならではの体験です。
過去の名作誘導ゲームのファンには特におすすめできます。
VRで新しい体験をしたい人
VRゲームを探している方にも、HUMANITYは選択肢の一つとなります。
没入型の一人称視点ではなく、箱庭を眺める「神視点」という独特のVR体験ができます。
EDGE誌のVR Game of the Yearを受賞するなど、VRゲームとしての評価も高い作品です。
The Game Awards 2023でもBest VR/AR Gameにノミネートされています。
VRならではの視点でパズルを解く体験は、他のゲームにはない魅力があります。
HUMANITYの最新情報と今後の動向
サービス終了後も遊べる要素まとめ
2026年3月末のUSER STAGESサービス終了後も、HUMANITYの多くの要素は引き続き楽しめます。
継続してプレイ可能な要素は以下の通りです。
ストーリーモード全90ステージ以上は、サービス終了後も問題なくプレイできます。
GOLDY収集などのやり込み要素も、引き続き楽しむことができます。
STAGE CREATORでのローカル環境でのステージ作成も可能と考えられます。
オンライン機能に依存しない部分については、長期的に遊び続けることができるでしょう。
購入前に知っておくべきポイント
HUMANITYの購入を検討している方は、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
まず、サブスクリプションサービスで試してから購入を決めるという選択肢があります。
PS PlusやXbox Game Passに加入していれば、追加料金なしでプレイできます。
USER STAGESサービスが2026年3月末で終了するため、ユーザー作成ステージを楽しみたい場合は早めのプレイがおすすめです。
VRデバイスがなくても十分楽しめますが、VRでの体験に興味があれば対応デバイスを確認しておきましょう。
後半はパズルだけでなくアクション要素も強くなるため、純粋なパズルゲームのみを求める場合は注意が必要です。
累計100万ダウンロードを突破した実績があり、多くのプレイヤーから支持されている作品であることは間違いありません。
まとめ:HUMANITY神ゲーの魅力と購入ガイド
- HUMANITYは柴犬を操作して人類を導くパズルアクションゲームである
- Steam93%好評、EDGE誌VR Game of the Year受賞など客観的評価が非常に高い
- パズルからRTS、アクションへとゲーム性が変化し飽きさせない設計となっている
- 90以上のステージで約10〜15時間のボリュームがある
- 難易度は低め〜絶妙でヒント機能も用意されているため初心者でも安心
- PS Plus・Xbox Game Pass対応でサブスクでもプレイ可能
- VR対応だが通常プレイでも十分に楽しめる
- 早送りの遅さやテンポの悪さがデメリットとして挙げられる
- USER STAGESサービスは2026年3月末で終了予定
- レミングス系の誘導パズルが好きな方には特におすすめできる作品である

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