ルーンファクトリー5はひどい?Steam版の改善や4との違いを検証

「ルーンファクトリー5」を購入しようか迷っているけれど、ネット上の「ひどい」「クソゲー」といった評判が気になって足踏みしていませんか。

シリーズ待望の新作として発売されたものの、発売直後から様々な問題点が指摘され、ファンの間で議論を巻き起こしました。

しかし、その評価はSwitch版特有の問題による部分も大きく、Steam版(PC版)の発売やアップデートによって状況は変化しています。

この記事では、「ルーンファクトリー5」がなぜ酷評されたのか、その具体的な理由を掘り下げるとともに、Steam版での改善点や名作と名高い前作「4スペシャル」との違いを徹底的に検証しました。

あなたがこのゲームを買うべきか、それとも見送るべきか、後悔しないための判断材料を詳しく解説します。

目次

なぜ「ルーンファクトリー5はひどい」と言われるのか?ユーザーの不満点まとめ

「ルーンファクトリー5」が酷評される最大の要因は、ゲームとしての面白さ以前に、快適にプレイするための環境が整っていなかった点にあります。

特にNintendo Switch版の発売当初は、技術的な問題が山積しており、多くのユーザーがストレスを感じる結果となりました。

ここでは、具体的にどのような点が「ひどい」と言われているのか、ユーザーの不満点を詳細に解説します。

カクつき・ロード時間の長さ(Switch版の最適化不足)

最も多くのプレイヤーを悩ませたのが、頻繁に発生する処理落ち(カクつき)と、ロード時間の長さです。

Switch版では、広大なフィールドを移動する際や、多数の敵が出現した際にフレームレートが著しく低下し、画面がガクガクと揺れる現象が見られました。

また、建物への出入りやエリア移動のたびに発生するロード時間が長く、数秒から十秒近く待たされることもあります。

日常的なルーチンワークを繰り返す牧場シミュレーションゲームにおいて、このテンポの悪さは致命的であり、プレイの快適性を大きく損なう要因となりました。

バグ・フリーズ・強制終了の多さと進行不能リスク

ゲームの進行を妨げるバグや、突然のエラーによる強制終了も数多く報告されています。

特定の行動をとると進行不能になったり、キャラクターの挙動がおかしくなったりするなど、デバッグ不足を感じさせる不具合が散見されました。

特に、長時間プレイした後にセーブする前にエラーで強制終了し、プレイデータが巻き戻ってしまう現象は、プレイヤーのモチベーションを大きく削ぐ原因となります。

アップデートにより一部は改善されましたが、それでも完全に不安が払拭されたとは言い難い状況が続きました。

グラフィックの質と「世界がスカスカ」と言われる理由

シリーズ初の完全3Dグラフィックへの挑戦でしたが、そのクオリティについても厳しい声が上がっています。

フィールドは広大になったものの、配置されているオブジェクトが少なく、ただ広いだけの「スカスカ」な空間に感じられる場所が目立ちます。

また、テクスチャの解像度も低く、地面や建物の表現が平坦で安っぽく見えてしまうという指摘もありました。

「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のような高品質なオープンワールドゲームと比較してしまい、没入感を削がれたプレイヤーも多かったようです。

操作性の悪化(ロックオン機能、畑仕事の誤爆問題)

3D化に伴い変更された操作システムについても、使い勝手が悪いという不満が噴出しました。

特に問題視されたのが「ロックオン機能」の挙動で、意図しない対象をロックしてしまったり、解除がスムーズにいかなかったりと、戦闘のストレス要因となっています。

さらに、畑仕事において「物を拾う」「置く」「投げる」といった動作の判定がシビアで、大切なアイテムや作物を誤って投げてしまったり、出荷箱に入れ損ねたりする「誤爆」が頻発しました。

これまでの2D作品のような快適でサクサクとした操作感が失われてしまったことは、シリーズファンにとって大きな失望となりました。

イベント進行の仕様(会話スキップやイベント爆弾のストレス)

ストーリーやキャラクターイベントの進行システムにも、不親切な仕様が見受けられます。

会話イベントにおいて、テキストを一括で表示したり高速スキップしたりする機能が不十分で、周回プレイややり直しをする際に時間がかかります。

また、通称「イベント爆弾」と呼ばれる仕様も問題視されました。

これは、特定のエリアに近づくだけで強制的にサブイベントが開始されてしまい、そのイベントをクリアするまでメインストーリーや他の恋愛イベントが進行できなくなるというものです。

目的のイベントを起こしたいのに、意図しないイベントに阻害されるストレスは、恋愛シミュレーション要素を楽しむユーザーにとって大きな障害となりました。

ストーリーとボリュームは劣化?過去作と比較した評価

システム面での不満に加え、ゲームの中核であるシナリオやボリュームについても、過去の名作と比較して「劣化している」という評価が見られます。

特に、シリーズ最高傑作との呼び声高い前作「ルーンファクトリー4」と比較されることが多く、そのギャップに苦しむファンが少なくありません。

ここでは、ストーリーの質やゲームバランスに関する評価を深掘りします。

シナリオが薄い?「4」と比較されるストーリーの深み

「ルーンファクトリー5」のストーリーは、全体的にあっさりとしており、深みが足りないという意見が多く見られます。

前作「4」では、個々のキャラクターの背景や葛藤が丁寧に描かれ、世界を揺るがす壮大なストーリーと密接に絡み合っていましたが、今作では展開がやや強引で、感情移入しにくい場面があるとの指摘です。

また、メインストーリーのクリアまでの時間が比較的短く、物語のボリューム不足を感じるユーザーもいました。

警備組織「Seed」の隊員として活動するという設定自体は新しいものの、それがストーリーの盛り上がりに十分に活かしきれていないという印象を与えています。

難易度バランスの崩壊(即死攻撃とヌルゲー化の両極端)

戦闘におけるゲームバランス、特に難易度の調整が大味である点も批判の対象となっています。

敵の攻撃力が極端に高く設定されている場面があり、十分な装備がないと一撃で倒されてしまう「即死ゲー」のようなバランスになることがあります。

その一方で、強力な装備を作成したり、特定のスキルを活用したりすると、一転して敵を瞬殺できる「ヌルゲー」と化してしまいます。

適切な戦略やプレイヤースキルが求められる緊張感のある戦闘ではなく、数値の暴力で解決するような極端なバランス調整が、やりごたえを求める層には不評でした。

クリア後のやり込み要素(エンドコンテンツ)の不足感

「ルーンファクトリー」シリーズの魅力の一つは、クリア後も長く遊べる膨大なやり込み要素にありましたが、今作ではそれが不足していると言われています。

高難易度ダンジョン「リグバースの迷宮」などは存在するものの、過去作にあったような段階的な難易度上昇や、挑戦しがいのあるギミックが少なく、単調に感じられがちです。

レベルキャップ(上限)やスキルの育成要素はあるものの、それを活かして挑むべき目標となるコンテンツが少ないため、モチベーションを維持するのが難しいという声があります。

ドロップ率の渋さとアイテム収集の作業感

アイテム作成や強化に必要な素材のドロップ率が低く設定されている点も、不満点の一つです。

特にレアな素材を入手するためには、同じモンスターを何度も倒し続けたり、ボスを周回したりする必要がありますが、その確率があまりにも渋い場合があります。

前作まではもう少し快適に素材集めができたため、今作での過度な周回要求は、楽しみよりも「作業感」を強く感じさせる要因となってしまいました。

ロード時間の長さも相まって、この素材集めの作業が苦痛になり、ゲームを投げてしまうユーザーもいたようです。

酷評ばかりではない?ルーンファクトリー5の「良い点」と評価される要素

ここまでネガティブな要素を取り上げてきましたが、決して全ての要素が悪いわけではありません。

「ルーンファクトリー5」には、今作ならではの魅力や、進化を感じさせる良い点も確実に存在します。

実際にプレイを楽しんでいるユーザーが評価しているポイントについて解説します。

3D化されたキャラクターの魅力と恋愛イベントの破壊力

キャラクターモデルの3D化により、恋愛候補たちの表情や仕草がより豊かに表現されるようになりました。

立ち絵イラストの美しさはもちろんのこと、3Dモデルが動くことで、デートやイベントシーンでの没入感が高まっています。

特に恋愛イベントの甘さや演出には力が入っており、推しキャラクターとのやり取りに心を掴まれるプレイヤーは多いです。

「キャラクター愛」でゲームを続けるモチベーションになるほど、キャラクターデザインと個々の魅力は高く評価されています。

同性婚の実装とパートナー選択の自由度

シリーズで初めて、同性キャラクターとの結婚が可能になったことは大きな評価点です。

性別に関わらず好きなキャラクターとパートナーになれるシステムは、多様性を重視する現代のニーズに応えるものであり、多くのファンから好意的に受け入れられました。

これにより、主人公の性別を選び直すためにゲームを最初からやり直す必要がなくなり、より自由なロールプレイが可能になっています。

この仕様変更は、今後のシリーズにおけるスタンダードになることが期待されています。

アクション初心者でも遊びやすい手軽さとシステム

戦闘システムが簡略化されたことは、アクションゲームが苦手な層にとってはメリットにもなり得ます。

複雑な操作やシビアなタイミングを要求されることが少なく、ボタン連打やスキルの使用で爽快に敵を倒せるため、手軽に冒険を楽しみたい人には適しています。

また、仲間キャラクターとの連携技や、モンスターを一時的に拘束する「Seedサークル」などの新要素も、戦闘のアクセントとして機能しています。

シリーズ特有の「作業ゲー」としての中毒性は健在

畑を耕し、作物を育て、出荷してお金を稼ぎ、装備を強化するという、シリーズ伝統のループによる中毒性は健在です。

不満点はありつつも、少しずつ牧場が発展し、主人公が強くなっていく過程には、ついつい時間を忘れて没頭してしまう魅力があります。

「ひどい」と言いつつも、気づけば数十時間、百時間とプレイしてしまうのは、この根本的なゲームシステムが持つ面白さが揺るぎないものであることの証明と言えるでしょう。

【解決策】Steam版なら「ひどい」評価は覆るのか?

Nintendo Switch版で指摘された多くの問題点は、ハードウェアの性能不足に起因するものが少なくありませんでした。

その後発売されたSteam版(PC版)では、マシンスペックを活かすことで劇的な改善が見られ、評価が大きく向上しています。

Steam版で具体的に何が変わったのか、その違いを解説します。

Switch版とSteam版(PC)のパフォーマンス比較

Steam版の最大の恩恵は、圧倒的なパフォーマンスの向上です。

Switch版では可変30fpsで不安定だったフレームレートが、PCのスペック次第では60fps以上、あるいは無制限で安定して動作します。

これにより、カクつきや画面のガタつきがほぼ解消され、キャラクターの動きやカメラ操作が非常に滑らかになりました。

アクションパートや広大なフィールドの移動においてもストレスを感じることがなくなり、ゲーム体験そのものが別物のように快適になります。

ロード時間短縮と高フレームレートによる快適性の変化

Switch版で最大の不満点だったロード時間の長さも、Steam版では劇的に短縮されています。

SSDを搭載したPCであれば、エリア移動や建物への出入りが一瞬で終わるため、テンポを損なうことなくプレイに集中できます。

このロード時間の短縮は、素材集めや住民への挨拶回りといった毎日のルーチンの快適さに直結し、「作業ゲー」としての面白さを純粋に楽しめる環境を提供してくれます。

MOD対応や高画質化で変わるプレイ体験

PC版ならではの利点として、高解像度でのプレイやMOD(改造データ)の導入が可能である点が挙げられます。

4K解像度などで出力すれば、Switch版ではぼやけていたテクスチャも鮮明になり、リグバースの町やキャラクターがより美しく描かれます。

また、非公式ではありますが、有志によるMODを導入することで、ゲームバランスの調整や立ち絵の変更、快適性の向上など、自分好みにゲームをカスタマイズできる可能性も広がります。

今から買うならSwitch版かSteam版か?結論

これから「ルーンファクトリー5」を購入するのであれば、間違いなくSteam版(PC版)をおすすめします

Switch版もアップデートにより多少改善はされましたが、ハードウェアの制約上、根本的なパフォーマンス不足は解消しきれていません。

ゲーミングPCなどの環境があるならば、快適性、画質、ロード時間の全てにおいて優れているSteam版を選ぶことで、「ひどい」という評価の多くを回避し、ゲーム本来の面白さを体験できるでしょう。

【比較】ルーンファクトリー4スペシャルと5、どっちが神ゲー?

シリーズファンの間では、「5」よりも前作のリマスター版である「ルーンファクトリー4スペシャル(4SP)」の方を強く推す声が多いのが現状です。

なぜ旧作である「4SP」がこれほどまでに支持されるのか、両者を比較して解説します。

なぜ「4スペシャル」は神ゲーと崇められるのか

「ルーンファクトリー4スペシャル」は、シリーズの集大成とも言える完成度を誇っています。

2D見下ろし型のグラフィックは動作が軽く、ロード時間もほぼ皆無で、非常にテンポ良くゲームが進みます。

ストーリーは三部構成で圧倒的なボリュームがあり、キャラクター同士の会話パターンも膨大で、何度話しかけても新しい発見があるほど作り込まれています。

システム、シナリオ、快適性のバランスが奇跡的に噛み合っており、バグも少ないため、安心して何百時間でも遊べる「神ゲー」として評価が定着しています。

5と4の決定的な違い(2D見下ろしvs3D、システム密度)

「4」と「5」の決定的な違いは、やはり2Dと3Dの違いによる「密度の差」です。

「4」は2Dマップの中に情報やオブジェクトが凝縮されており、移動や探索に無駄がありません。

一方、「5」は3D化によって空間が広がった分、移動に時間がかかり、密度の薄さを感じさせてしまっています。

また、住人のAIや生活感の描写についても、「4」の方が細かく作り込まれていると感じるユーザーが多く、3D化によって失われた「緻密さ」が評価の分かれ目となっています。

シリーズ初心者は4と5、どちらから始めるべきか?

シリーズ未経験者が最初に遊ぶなら、「ルーンファクトリー4スペシャル」を強くおすすめします

ゲームとしての完成度が高く、価格も手頃で、シリーズの魅力を最も純粋に体験できるからです。

「4」を遊んでシリーズのファンになり、さらに新しいキャラクターや3Dでの生活を楽しみたいと思った段階で、「5」のSteam版に手を出すのが最も失敗の少ないルートと言えるでしょう。

ルーンファクトリー5を買って後悔する人、楽しめる人の特徴

最後に、これまでの情報を踏まえて、「ルーンファクトリー5」を買って後悔する人と、十分に楽しめる人の特徴を整理します。

ご自身のプレイスタイルや期待値と照らし合わせて判断してください。

これを期待すると失敗する(「4」の正統進化、重厚なRPG)

  • 「ルーンファクトリー4」以上のボリュームや完成度を求めている人
  • 重厚でシリアスなストーリーや、骨太なアクションRPGを期待している人
  • ロード時間やフレームレートの低下など、快適性の欠如に耐えられない人(特にSwitch版)
  • バグや不具合に対して許容範囲が狭い人

これらを期待している場合、本作は失望感を招く可能性が高いです。

こういう人なら楽しめる(キャラ愛重視、軽い牧場シム)

  • 3Dで動くキャラクターとの恋愛や結婚生活を楽しみたい人
  • 同性婚システムに魅力を感じている人
  • 難しい操作は苦手で、手軽にファンタジー生活を味わいたい人
  • 高性能なPCを持っており、Steam版で快適にプレイできる環境がある人
  • 多少の粗はあっても、コツコツとした作業ゲーを楽しめる人

キャラクターへの愛着や、ゆったりとした牧場ライフを重視する人であれば、十分に楽しむことができます。

シリーズファンの本音と次回作(龍の国・6)への期待

多くのシリーズファンは、「5」に対して厳しい評価を下しつつも、シリーズ自体への愛情は失っていません。

「5」での失敗や3D化への挑戦は、次なるステップへの糧になると信じられています。

現在発表されている新作「龍の国 ルーンファクトリー」や、ナンバリング次作となる「ルーンファクトリー6」では、「5」で得た教訓を活かし、快適性とゲームとしての面白さを両立させた作品になることが強く期待されています。

「5」は発展途上の作品であったと割り切り、次回作への投資という意味でプレイしているファンも少なくありません。

まとめ:ルーンファクトリー5 ひどい

  • 「ひどい」という評価の主因は、Switch版のカクつき、ロード時間の長さ、バグの多さにある。
  • 3D化に伴うフィールドのスカスカ感や、操作性の悪化も不満点として挙げられる。
  • ストーリーやボリュームは名作「4スペシャル」と比較して劣ると感じるユーザーが多い。
  • キャラクターの3Dモデルや恋愛イベント、同性婚の実装などは高く評価されている。
  • Steam版(PC版)ではロード時間やフレームレートが劇的に改善されており、快適に遊べる。
  • 今から購入するなら、パフォーマンスが安定しているSteam版が推奨される。
  • シリーズ初心者は、完成度が高い「ルーンファクトリー4スペシャル」から始めるのが無難である。
  • 重厚なRPGを求める人には向かないが、キャラ愛や手軽さを求める人には楽しめる要素がある。
  • 次回作「龍の国」や「6」では、本作の反省点を活かしたクオリティアップが期待されている。
  • 環境を選べば「クソゲー」ではなく、十分に楽しめる良作ファンタジーRPGになり得る。
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