フランボ徹底解説!ガーテンオブバンバンの青い正体と悲しき過去

Garten of Banban(ガーテンオブバンバン)シリーズ最新作で、物語の核心を握る重要キャラクターとして登場したフランボ。

その青い姿と悲劇的な運命に、心を奪われたプレイヤーも多いのではないでしょうか。

バンバンと瓜二つの見た目を持ちながら、全く異なる背景を持つ彼は、一体何者なのでしょうか。

この記事では、フランボの正体や隠された過去、そして開発秘話までを徹底的に解説します。

最新作のネタバレを含みますので、未プレイの方は注意しながら読み進めてください。

目次

ガーテンオブバンバン8の新キャラ「フランボ(Flumbo)」とは誰?

フランボの英語スペル・声優(CV)・基本プロフィール

フランボの英語スペルは「Flumbo」と表記されます。

シリーズ8作目「Garten of Banban 8: Anti Devil」で本格的にメインキャラクターとして登場し、物語の中心人物となりました。

今作から実装された日本語吹き替え版の声優(CV)は、岡井カツノリさんが担当しています。

岡井カツノリさんは、同じマスコットホラーゲームとして有名な「Poppy Playtime」のドッグデイ役も演じており、ファンにとっては嬉しい配役といえるでしょう。

英語版の声優はDaniel Waltonさんが務めており、こちらも味わい深い演技を見せています。

フランボは、幼稚園のマスコットキャラクターとして作られた実験体の一人であり、バンバンファミリーの壁画の裏に隠されていた存在です。

見た目は青いバンバン?赤バンバンとの違いと共通点を比較

フランボの最大の特徴は、主人公格であるバンバン(Banban)と非常によく似た外見を持っていることです。

シルエットはほぼ同じですが、バンバンが鮮やかな赤色であるのに対し、フランボは全身が青色をしています。

また、細かなデザインにも明確な違いがあります。

まず、バンバンのトレードマークであるパーティーハットを、フランボは被っていません。

顔のパーツに注目すると、フランボには目の上下と顎に黄色いギザギザの模様があり、これらはまつ毛や髭のように見えます。

さらに背中には、はっきりとした縫い目の跡が確認されており、彼が作られた存在であることを強調しています。

共通点としては、人型の体型や顔の構造が挙げられますが、バンバンが常に舌を出しているのに対し、フランボは口を開けていても舌を出していないことが多いという違いもあります。

性格は優しい?怒りのコントロールと仲間思いな一面

フランボの性格は、衝動的なバンバンとは対照的に、非常に理性的で穏やかです。

彼は作中で「怒りのコントロールがうまい」と語っており、フェラル化(凶暴化)する能力を持ちながらも、理性を保つことができます。

この自制心の強さは、彼が「完成された実験体」であることを示唆する重要な要素です。

また、非常に仲間思いで優しい性格をしており、主人公に対しても友好的に接してくれます。

過去の作品であるチャプター0や7の描写から、ナブナブやバンバリーナといった他のキャラクターとも良好な関係を築いていたことが伺えます。

特にナブナブは、危機に陥ったフランボ(当時の主人公視点)を身を挺して守ろうとするなど、特別な絆を感じさせる行動をとっていました。

フランボの悲しき過去と物語のネタバレ考察【チャプター0~8】

なぜずっとクローゼットにいたのか?終わらない「かくれんぼ」の真実

フランボが長い間姿を現さなかった理由は、バンバンとのある「約束」にあります。

「Garten of Banban 0」のエンディングにおいて、幼少期のバンバンはフランボに対し、かくれんぼを提案しました。

バンバンは「ゲームが終わるまで音も立てずに待っていて」と言い残し、フランボをクローゼットの中に隠したのです。

しかし、それは単なる遊びではなく、フランボを施設側の処分や陰謀から遠ざけるため、あるいは閉じ込めるための行動でした。

純粋なフランボは、その言葉を信じて、バンバン8で成長したバンバンが扉を開けるまで、気の遠くなるような時間をクローゼットの中で過ごしていました。

彼は再会したバンバンに対し、まだかくれんぼが続いていると信じているような発言をしており、その健気さがプレイヤーの涙を誘いました。

重要キーワード「Case 6C」と「アンチデビル(Anti-Devil)」の意味

物語の中でフランボは、研究レポートにおける識別番号「Case 6C」として扱われています。

そして彼には「Anti-Devil(アンチデビル)」という重要な別名が与えられていました。

これは直訳すると「悪魔に対抗する者」という意味になります。

ここでの「悪魔(Devil)」とは、度々凶暴化して制御不能になるバンバン(Case 6)のことを指していると考えられます。

つまりフランボは、失敗作や危険な存在となりうるバンバンを抑制、あるいは代替するために生み出された存在だったのです。

この設定は、バンバン8のサブタイトルにもなっており、今作のテーマそのものを表しています。

真のオリジナルはどっち?シリンジョンとバンバンとの複雑な関係

物語が進むにつれ、衝撃的な事実が明らかになります。

それは、フランボこそが本来マスコットになるはずだった「オリジナル」に近い存在であり、バンバンはその座を奪った形になっていたということです。

施設の支配者であるシリンジョンにとって、バンバンは「お気に入りの実験体」でした。

シリンジョンはバンバンを完全な存在にするために、フランボの体内にある特定のパーツ(Case 104と呼ばれる器官)を必要としていました。

つまり、フランボは部品取りのために生かされていた、あるいは存在を抹消されかけていたのです。

ジバニウム村の長老の話によれば、フランボは歴史から消された存在であり、本来であれば彼が幼稚園の顔となるはずでした。

バンバン8エンディングの結末と「融合説」の真相

バンバン8のクライマックスでは、真実を知ったバンバンとフランボが対立することになります。

バンバンはシリンジョンの呪縛を断ち切るために暴走し、フランボもまた青い悪魔の姿へと変身して応戦しました。

激しい戦いの末、二人は相打ちとなり、そのまま施設の最下層にあるジバニウムのプール(奈落)へと落下していきます。

この衝撃的な結末に加え、公開された公式ミュージックビデオや次回作のトレーラーでは、二人が融合したかのような巨大な怪物が描かれています。

これによりファンの間では「二人は融合してしまったのではないか」という説が濃厚です。

しかし、MVの映像はあくまでイメージやミスリードである可能性も指摘されており、二人が個別の意識を保っているのか、完全に融合したのかは、次回作を待つ必要があります。

YouTubeで判明したフランボの開発秘話と裏設定

初期案は猫ではなく「青い犬(Dog Ban)」だった?

開発元のEuphoric Brothersが公開した裏話動画によると、フランボのデザインは当初、現在とは全く異なるものでした。

最初のアイデアは、猫のような姿のバンバンと対比させるために、「青い犬」をモチーフにするというものでした。

開発チーム内では「Dog Ban」と呼ばれていたこのデザインは、バンバンと同じ体格で犬の顔をしていましたが、バンバンの変種としては違和感があったためボツになったそうです。

もしこの案が採用されていれば、現在のフランボとは全く違うキャラクターになっていたでしょう。

スーパーヒーローや別デザイン案が存在した理由

犬のデザインが廃止された後も、フランボのデザインは試行錯誤が繰り返されました。

一時期は、マントを羽織ったスーパーヒーローのような姿や、黄色い手袋とブーツを着用したデザインも検討されていたそうです。

これは、彼をバンバンよりも優れた「完全版」として見せるための演出意図があったと考えられます。

しかし、最終的にはバンバンと似すぎず、かつ遠すぎないデザインとして、現在の裸に独特の模様がある姿に落ち着きました。

これらの没デザインの話は、制作陣がいかにフランボというキャラクターの立ち位置にこだわっていたかを物語っています。

ゲーム内未実装の「笑い声」や「時計アイコン」の秘密

ゲームのデータ内には、実際には使用されなかったフランボに関するアセットがいくつか残されています。

その一つが、フランボの「笑い声」の音声データです。

これは、フランボが主人公と共に高所から飛び降りるシーンで使われる予定でしたが、シリアスな雰囲気を損なうためか削除されました。

また、ゲーム内のUIとして使われる時計アイコンにも、未使用の「9時」を指すフランボのデザインが存在します。

これらは、開発の過程でストーリーや演出が二転三転した名残であり、裏設定を知る上での興味深い手がかりとなっています。

フランボのイラスト・グッズとファン反応

SNSやpixivで人気のフランボのイラスト特徴

フランボはその悲劇的な設定と愛らしい見た目から、ファンアートの世界でも非常に人気があります。

pixivやX(旧Twitter)では、バンバンと並んで描かれるイラストが多く投稿されています。

特に、青色と赤色の対比を活かした構図や、クローゼットで待ち続ける切ない姿を描いた作品が目立ちます。

また、二次創作ではバンバンとの「兄弟」のような関係性を強調したものや、彼を救済したいという願いを込めた温かいイラストも多く見られます。

特徴的な顔の模様や、少し困ったような表情が、描き手の創作意欲を刺激しているようです。

公式グッズ情報(ぬいぐるみ・マスコットチャーム)

フランボの人気に伴い、公式グッズも展開されています。

特に人気なのが「ぬいぐるみ フランボ」で、全長約28cmのサイズで彼の特徴的な青い体と顔の模様が再現されています。

また、バッグなどに付けられる「めじるしチャーム」や「ぬいぐるみマスコット」も販売されており、ファンにとっては身近にフランボを感じられるアイテムとなっています。

これらのグッズは、オンラインショップなどで購入可能ですが、人気キャラクターであるため在庫状況には注意が必要です。

プレイヤーから愛される理由と「かわいい」と言われる魅力

フランボがこれほどまでに愛される最大の理由は、その「健気さ」にあります。

何年もの間、ただ一言の約束を信じて暗闇で待ち続けた純粋さは、多くのプレイヤーの心を打ちました。

また、再会した後も主人公や仲間を気遣う優しさを見せる一方で、自分の運命に翻弄される姿は、守ってあげたいという感情を抱かせます。

見た目も、バンバンの不気味さと可愛らしさのバランスを保ちつつ、青色というクールなカラーリングが加わり、「推し」として選ぶファンが急増しています。

ガーテンオブバンバン9以降のフランボの活躍予想

奈落(Abyss)へ落ちた後の生存可能性

バンバン8のラストで奈落へ落ちたフランボですが、彼が死亡したと考えるのは早計です。

このシリーズにおいて、落下は死を意味しないことが多く、むしろ新たなエリアへの移動手段として描かれることが多々あります。

ジバニウム生物は非常に頑丈であり、過去にも高所から落下して生存したキャラクターは多数存在します。

次回作のタイトルやトレーラーの雰囲気からも、深淵(Abyss)での冒険がメインになると予想されるため、フランボが何らかの形で再登場する可能性は極めて高いと言えます。

次回作でバンバンとの関係はどう変化するのか

最も注目されるのは、バンバンとの関係性です。

もし二人が融合して一つの怪物になっているとすれば、次回作ではその分離や、融合した精神の中での葛藤が描かれるかもしれません。

あるいは、元の姿に戻り、共通の敵である「真の黒幕」や施設のシステムそのものに立ち向かうために共闘する展開も期待できます。

かつては「オリジナル」と「偽物」として対立した二人が、真の兄弟のように手を取り合う日が来るのか。

ガーテンオブバンバン9での展開から目が離せません。

まとめ:ガーテンオブバンバン フランボの正体と真実

  • フランボはバンバン8のメインキャラで、青い体と黄色い模様が特徴です。

  • 日本語版声優は岡井カツノリさんが担当しています。

  • 性格は理性的で優しく、怒りをコントロールできる完成された個体です。

  • バンバンとの約束を信じ、長期間クローゼットの中に隠れていました。

  • 識別番号はCase 6Cで、アンチデビル(対悪魔)の役割を持っていました。

  • 本来は彼こそが幼稚園の正当なマスコットになるはずでした。

  • バンバン8の最後にはバンバンと共に奈落へ落下し、融合説も浮上しています。

  • 初期案では犬型やヒーロー風のデザインも検討されていました。

  • その健気な性格と悲しい過去から、多くのファンに愛されています。

  • 次回作での生存と、バンバンとの関係の変化に大きな期待が寄せられています。

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