ホラーゲーム『GARTEN OF BANBAN(ガーテンオブバンバン)』に登場する「オピラバード」は、ピンクの体色と充血した目が印象的な人気モンスターです。
その愛らしい見た目に反してプレイヤーを執拗に追跡する恐怖の存在である一方、ストーリーが進むにつれて「母性」や「家族」といった深い側面も見せ始めます。
このオピラバードについて、「どんなキャラクターなの?」「ゲームのどこで出てくる?」「子供(オピラチック)について知りたい」「グッズはある?」といった疑問を抱いているファンの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、オピラバードの基本設定、各チャプターでの登場シーンや行動パターン、そして彼女の子供であるオピラチックの詳細から最新グッズ情報まで、包括的かつ詳細に解説します。
オピラバードの基本プロフィールとキャラクター設定
オピラバードとは?(登場作品とケース番号)
オピラバードは、ホラーゲーム『GARTEN OF BANBAN』シリーズに登場する、鳥型の主要なモンスターの一体です。
彼女はバンバン幼稚園のオリジナルキャラクターの一人であり、園内で行方不明事件の謎を追うプレイヤーの前に立ちはだかります。
公式レポートではケース番号10として記録されており、その存在は幼稚園の深部に隠された恐ろしい真実の一端を担っていることが示唆されています。
目を引く容姿:ピンクの体毛と充血した目の秘密
オピラバードの容姿は、鮮やかなピンクの体毛に紫色の翼(羽)を持つ鳥のデザインで、一見すると愛らしいマスコットのように見えます。
しかし、その大きな特徴は、まるで徹夜したかのように充血した目です。
この充血は、彼女の持つ凶暴な性質や攻撃性と関連があるのでは、とレポート(case#10)で考察されています。
彼女の座右の銘が「Laughter is the best medicine, so be sure to SMILE!(笑いは最高の薬だから、笑顔でいよう!)」であるのとは裏腹に、プレイヤーを睨みつける彼女の表情は常に不穏な空気を醸し出しています。
オピラバードの性別と家族構成(夫・タルタバード、子供・オピラチック)
オピラバードはメスの個体として設定されています。
彼女には深緑色のオス個体であるタルタバードが夫として存在し、彼らには複数の子供たちがいます。
子供たちはオピラチック(ベビーオピラ)と呼ばれ、オスはタルタチックと区別されることもあります。
ゲーム内ではこの家族構成が、彼女の行動原理やプレイヤーへの対応に深く関わってくることがわかります。
遺伝子レポートに書かれた攻撃性と母性の真実
オピラバードについて記述されたレポート「case#10」によると、彼女の体はジバニウムとフラミンゴのゲノムを使用して作られたとされています(後のレポートではダチョウに変更)。
基本的な性格は攻撃的で、大きな嘴で致命傷を与える危険な存在です。
しかし、遺伝子組み換えの結果として、「小柄な人、甲高い声の人、子供っぽい人」といった**「子供」と定義される人間**に対しては、母性的な行動を起こすことが判明しています。
そのため、プレイヤーがゲーム内で見つける「子供が襲われた」という内容のメモは、オピラバードが子供を「襲った」のではなく、むしろ「保護しようとした」ことによる誤解であった可能性が示されています。
【チャプター別】オピラバードの登場シーンと行動パターンを追跡
『GoB I』:最初の遭遇と落下による撃退の経緯
オピラバードは、ゲーム開始直後に拾えるメモ(主人公の子供が書いたとされる)に登場する、不穏なモンスターとして初めて示唆されます。
実際のゲームプレイでは、最初の扉の奥からこちらを覗いている姿が確認できますが、この時点では近づいても動かない静止状態です。
謎解きをクリアし、オレンジのカードキーを入手すると状況が一変し、静止していたはずのオピラバードがゴンドラに乗ってプレイヤーを追跡し始めます。
プレイヤーは追いかけられながら緊急停止ボタンを押し、オピラバードは悲鳴をあげて地下へと落下することで、一時的に撃退に成功します。
『GoB II』:母性の覚醒?ベビーオピラを集めるギミックと襲撃回避の条件
チャプター2では、廊下の暗闇で目を光らせ、奇声を上げてプレイヤーを追いかけてくるシーンで再登場します。この時、チャプター1での落下が原因か、右目を負傷している様子が見られます。
中盤には、6匹のベビーオピラ(子供)が徘徊するエリアがあり、通常通り進むとオピラバードに襲われてゲームオーバーになります。
しかし、全てのベビーオピラを赤いゴムプール(彼女の巣)に集めていた場合、オピラバードはプレイヤーを無視し、子供たちの世話に向かいます。
これにより、プレイヤーは襲撃を回避でき、彼女の強い母性が行動原理となっていることが明らかになります。
『GoB III』:タルタバードとの共闘と子を託す決断の場面
チャプター3では、夫であるタルタバードと共に登場し、凶暴化したバンバンから逃げるイベントが発生します。
ここでは、手懐けたタルタバードとオピラバードを利用したギミックがあり、ライトの色に合わせてどちらを先頭に進ませるかの判断が求められます。
終盤、バンバン、ジャンボ・ジョッシュ、フリンの乱闘に巻き込まれた結果、タルタバードが落下します。
オピラバードもタルタを追って飛び降りますが、その際、プレイヤーをじっと見つめてから下へ降りるシーンが描かれます。これは、プレイヤーに子供であるオピラチックの世話を託したという解釈がされています。
『GoB IV』:収監と安否不明。プレイヤーとの再会の可能性は?
チャプター4では、オピラバードはフリンの精神世界で眠っている姿で登場します。
その後、王国内の牢獄にタルタバードと共に収監されていることが確認されます。
トードスターのアーカイブによると、彼らは「縄張り意識が強い」が「何かを必死に探している」状態であり、落下後に離れ離れになったオピラチックとプレイヤーを探していたことが示唆されます。
最終的に、彼らはトードスターの判断で解放されますが、その後の安否は不明でした。
『GoB VI & VII』:洗脳(モノクロ化)と「トロイのタルタ」作戦での再登場
チャプター6でも精神世界に登場しますが、前作から引き続き眠っています。
その後、最終盤で夫タルタバードと共に再登場しますが、ダダドゥー卿によって洗脳され、体色がモノクロに変わってしまいます。
チャプター7では、劇場での演劇「Trojan Tarta(トロイのタルタ)」という名の罠で、タルタバード像の中から洗脳された姿でプレイヤーを追いかけてきます。
しかし、終盤でダダドゥー卿がジャンボ・ジョッシュに倒されることで洗脳が解け、ラストシーンでは元の色に戻った姿を見せてくれます。
『GoB VIII』:最新作での動向は?(登場回数と皆勤賞の記録について)
チャプター8では、序盤の監獄内とフリンの精神世界の両方で登場しますが、どちらのシーンでも眠ったままの状態です。
オピラバードは、Chapter4時点でジャンボ・ジョッシュと並んで本編チャプターでの皆勤賞でしたが、Chapter6でジョッシュが登場しなかったため、一時的に唯一の皆勤賞となっていました。
しかし、本編の前日譚であるChapter0にて未出演であったため、厳密な皆勤賞の記録は途絶えています。
ただし、本編(Chapter1以降)のみで見た場合、Chapter8時点でも彼女は皆勤賞を続けています。
キーキャラクター「オピラチック」(ベビーオピラ)の詳細
オピラチックとは?種類と個体(タルタヒナ・リトルビーク)について
オピラチック(ベビーオピラ)は、オピラバードとタルタバードの子供たちです。
彼らはケース番号10A〜10Fとして分類されており、多くはミニチュアのオピラバードの姿をしていますが、中には父親であるタルタバードの遺伝子を受け継ぎ、シアン色に赤いアクセントを持つタルタヒナと呼ばれる個体もいます。
Chapter4でプレイヤーに同行するようになった個体は、後にシェリフトードスターによって「リトルビーク」とニックネームを付けられ、メスであることが確認されています。
プレイヤーの「仲間」としての活躍:扉のスイッチとナブナブの警告
Chapter3で母親のオピラバードから託されたリトルビーク(オピラチック)は、Chapter4でプレイヤーの最も信頼できる味方の一人となります。
彼女は、プレイヤーの後ろをトコトコとついてきて、扉を開けるためのスイッチの役割を果たしたり、換気セクターの近くでナブナブが隠れて攻撃してくる際に、その居場所を鳴き声で教えてくれるなど、パズルや危険回避に貢献します。
ギバニウム変異体(ギバニウムオピラヒナ)の能力とキティザウルスとの激突
リトルビークは、Chapter4終盤でビターギグルの襲撃により、誤ってジバニウムの缶の中に落下してしまいます。
この事故により、彼女は親であるオピラ夫婦を遥かに凌駕する巨大な鳥の姿へと変異しました。
変異後の彼女(ギバニウムオピラヒナ)は、まだら模様で筋肉質になり、脚やくちばしが明るい黄色に変わるなど、外見が大きく変化します。
しかし、プレイヤーへの忠誠心は失われず、その後、凶悪なモンスターキティザウルスと激突し、共に視界からフェイドアウトします。
『GoB VI』:暴走した巨大化オピラチックのプレス撃退方法
Chapter6にて、巨大化したリトルビークは再び登場しますが、この時はほぼ暴走状態にあり、主人公に襲いかかってきます。
プレイヤーは、カバブマンの囮とバンバンの作戦を利用して、彼女の攻撃を回避しながら装置で彼女をプレス(圧迫)するギミックに挑みます。
このプレスにより、彼女は大量のジバニウムを体外に排出することに成功し、元のリトルビークの姿に戻ります。
しかし、彼女は目覚めるとすぐにどこかへと逃げ出してしまい、再びプレイヤーと離れ離れになります。
オピラバードの関連情報:声優・鳴き声と他作品との共通点
オピラバードの特徴的な鳴き声(ギィィィィーーーーー)のインパクト
オピラバードは基本的に言葉を発することはなく、そのコミュニケーションは特徴的な鳴き声で行われます。
特にプレイヤーを追跡する際に発する「ギィィィィーーーーー」という奇声や悲鳴は、ゲーム内での恐怖感を高める要素の一つです。
Chapter3では、バンバンがBGMについて「どう思う、オピラ?」と問いかけた際に、「ギィィィィーーーーー」という鳴き声で反応し、バンバンから「最高だね」と返されるなど、会話(?)の要素として使われることもあります。
似ている?ハギーワギーとの共通点を徹底比較
オピラバードは、同じマスコットホラーゲームの有名キャラクターであるハギーワギー(『Poppy Playtime』)と、いくつかの共通点を持っていると指摘されることがあります。
| 共通点 | オピラバードの事例 | ハギーワギーの事例 |
| 初登場時の行動 | 最初の扉の向こうで静止している(置物のふり) | 最初は物陰や天井で静止している(置物のふり) |
| 対となる存在 | 夫のタルタバードが存在する(対のカラーリング) | キシーミシー(ピンク)などの対の存在がいる |
| 高所からの落下 | Chapter1でリフトから地下へ落下し、続編で再登場 | Chapter1で高所から落下し、続編で再登場 |
| 小型の複数個体 | ベビーオピラ/オピラチックが複数体存在する | ミニハギー(ベンディもどき)などが存在する |
このように、両者はキャラクターの構造やゲーム内での役割に多くの類似点が見られます。
ファンからの人気は?キャラクターランキングでの順位と評価
オピラバードは、『GARTEN OF BANBAN』の初期から登場し、追跡シーンや母性を見せるギャップ、そして子供のオピラチック(リトルビーク)との感動的なエピソードを通じて、ファンからの人気が高いキャラクターの一人です。
YouTubeなどで行われる人気キャラクターランキングでも、そのアクの強いビジュアルや、ゲームの進行に不可欠な役割から、常に上位にランクインする傾向が見られます。
特に、凶暴なモンスターとしての側面と、子供への深い愛情を持つ母親としての側面という二面性が、多くのファンを魅了しています。
オピラバード関連グッズの紹介と購入方法
【購入可能?】ぬいぐるみ・フィギュア・キーホルダーの種類と価格一覧
オピラバードは、その人気の高さから、様々な種類の関連グッズが商品化されています。
特に、ゲーム内のビジュアルを再現したぬいぐるみは、子供たちを中心に高い需要があります。
| グッズの種類 | 特徴 | 価格帯の目安(非公式品含む) |
| ぬいぐるみ | 抱き心地の良いポリエステル素材、約28~30cmサイズが多い | 1,800円~5,000円程度 |
| フィギュア | 小さなマスコットサイズから観賞用のスタチューサイズまで | 1,500円~17,500円程度(Youtoozなどのコレクタブル品) |
| ラバーマスコット | カプセルトイやブラインドパッケージで展開 | 1,000円~1,500円程度 |
| ポチ袋、鉛筆キャップなど | 文房具や日用品として展開 | 数百円~ |
価格は、公式ライセンス品か非公式の輸入品か、また販売時期や店舗によって大きく変動することがあります。
オピラバードグッズの最新情報と販売店舗(Amazon/楽天市場/その他)
オピラバードの関連グッズは、主に以下の場所で購入が可能です。
- Amazon:複数の販売者から、ぬいぐるみやラバーマスコット、Youtoozのプラッシュなどが販売されています。品切れになることも多いため、定期的なチェックが必要です。
- 楽天市場:キャラクター雑貨を扱う店舗で、様々な種類のぬいぐるみ(特に子供が遊ぶのに適したサイズのもの)が多く取り扱われています。レビューの評価も確認しながら選ぶことができます。
- その他:キャラクターグッズ専門店や、プライズ品(クレーンゲームの景品)として登場することもあります。
最新の発売情報や再入荷情報は、各種ECサイトの検索や、ファンコミュニティなどで確認することをおすすめします。
まとめ:ホラー界の異色マスコット「オピラバード」のすべて
オピラバードは、可愛らしいピンクの見た目と裏腹に、プレイヤーを執拗に追跡するホラーゲーム『GARTEN OF BANBAN』の象徴的なモンスターです。
彼女の行動の裏には、種族としての攻撃性と、子供(オピラチック)を強く愛する母性という、深く複雑な二面性が存在します。
この二面性こそが、彼女を単なる追跡者ではない、物語のキーパーソンたらしめている最大の魅力です。
- オピラバードは『GARTEN OF BANBAN』シリーズに登場するケース番号10の主要モンスター
- ピンクの体毛に充血した目が特徴で、夫タルタバードと子供オピラチックを持つ
- 遺伝子改変により子供に対しては母性的な保護行動をとることがレポートで判明
- Chapter1ではリフトから地下へ落下するも続編で再登場するしぶとさを持つ
- Chapter2ではベビーオピラを巣に集めることで襲撃を回避できるギミックがある
- Chapter3で夫タルタバードの落下時にプレイヤーに子供を託すシーンが印象的
- 子供のオピラチック(リトルビーク)はChapter4でプレイヤーの有能な仲間となる
- リトルビークはジバニウム変異により巨大化するがChapter6で元の姿に戻る
- 洗脳されモノクロ化した姿で「トロイのタルタ」作戦にも利用された過去を持つ
- ぬいぐるみやフィギュアなどの関連グッズがAmazonや楽天市場で多く販売されている

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