スマブラSPセフィロスの技一覧!八刀一閃のコマンドや漢字の由来

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(スマブラSP)』において、長いリーチと圧倒的なカリスマ性で人気を博すファイター、セフィロス。

彼の技はどれも強力ですが、その性能を最大限に引き出すためには、独特な仕様やコマンドを正しく理解する必要があります。

また、「八刀一閃」や「獄門」といった印象的な技名には、原作『ファイナルファンタジーVII(FF7)』から続く深い意味や演出が込められていることをご存じでしょうか。

この記事では、スマブラSPにおけるセフィロスの全技解説から、ファンなら知っておきたい漢字の由来や元ネタまでを徹底的に深掘りします。

対戦で勝ちたいプレイヤーも、作品の世界観に浸りたい方も、セフィロスの魅力を余すことなく堪能できる内容となっています。

目次

スマブラSP セフィロスの必殺技(Bワザ)コマンドと特徴

セフィロスの必殺技は、戦況をコントロールする上で非常に重要な役割を果たします。

溜めによって性能が変化する飛び道具や、復帰と攻撃を兼ねた移動技など、それぞれの特性を把握することが勝利への鍵となります。

ここでは、各必殺技の具体的な性能と使い方のポイントを解説します。

通常必殺ワザ「フレア/メガフレア/ギガフレア」の溜めと爆発範囲

通常必殺ワザは、Bボタンを長押しする時間によって3段階に変化する強力な飛び道具です。

それぞれの段階で射程距離と爆発範囲、威力が大きく異なります。

1. フレア

ボタンを短く押して離すと発動します。

弾速は遅いですが射程が最も長く、遠距離への牽制に適しています。

2. メガフレア

一定時間溜めてから発動する中威力の爆発魔法です。

溜めエフェクトが青く光ったタイミングで変化し、威力と爆発範囲のバランスが良く、崖際の攻防で特に輝きます。

3. ギガフレア

最大まで溜めることで放たれる、最強クラスの必殺技です。

射程は短いものの、その爆発範囲と威力は絶大で、シールドブレイクも狙えます。

ただし、発動前後の隙が非常に大きいため、相手を拘束した状態やシールドブレイク時など、確実に当てられる場面を見極める必要があります。

横必殺ワザ「シャドウフレア」の弾数操作と設置判定

横必殺ワザ「シャドウフレア」は、時間差攻撃を仕掛ける特殊な飛び道具です。

指先から細い弾を放ち、ヒットした相手の周囲に暗黒の球をまとわりつかせます。

この技の最大の特徴は、ボタンの長押し加減によって放つ弾の数や射程が変化する点です。

また、相手に付着した球は一定時間経過後に収束して爆発するため、相手に「いつ爆発するか」というプレッシャーを与え続けられます。

最大で5個まで球を付着させることができ、爆発のタイミングに合わせて投げやスマッシュ攻撃を重ねることで、回避困難な連携攻撃を生み出せます。

上必殺ワザ「一閃」と「八刀一閃」の使い分け・復帰ルート

上必殺ワザは、スティック入力した方向へ高速で突進する移動技です。

これもボタンの長押しによって、「一閃」と「八刀一閃」の2種類に派生します。

一閃(短押し)

発生が早く、隙が少ないため、素早く崖に捕まりたい場合や、奇襲に適しています。

移動距離は短めですが、小回りが利くのが利点です。

八刀一閃(長押し)

溜めることで移動距離が伸び、多段ヒットする強力な斬撃へと変化します。

復帰距離を稼ぎたい場合や、崖上で待ち構える相手を巻き込んで攻撃したい場合に有効です。

ただし、技の終了後に大きな隙が生じるため、使い所を誤ると反撃を受けるリスクがあります。

下必殺ワザ「閃光」のカウンター性能と耐久値

下必殺ワザ「閃光」は、前方に光の障壁を展開するカウンター技です。

相手の攻撃を受け止めると、そのエネルギーを増幅させて反撃します。

この技の優れた点は、相手の攻撃を受けなくても一定時間後に攻撃判定が発生することです。

さらに、物理攻撃だけでなく飛び道具も防ぐことができますが、反射ではなく吸収してカウンター攻撃を行う仕様となっています。

注意点として、障壁には耐久値が設定されており、あまりに強力な攻撃を受けるとカウンターが発動せずに割られてしまうことがあります。

背後からの攻撃には無防備であるため、必ず相手の方を向いて発動しましょう。

最後の切りふだ「スーパーノヴァ」の状態異常とランダム効果

最後の切りふだ「スーパーノヴァ」は、原作のラスボス戦を彷彿とさせる壮大な全体攻撃です。

最初の斬撃がヒットすると演出に入り、セーファ・セフィロスが降臨して超新星爆発を引き起こします。

この技はダメージを与えるだけでなく、ヒットした相手にランダムで様々な状態異常を付与するのが特徴です。

付与される効果の例

  • 眠り
  • ふらふら(気絶)
  • 操作反転
  • スロー
  • お花(継続ダメージ)

これらの状態異常により、技の終了後も有利な状況を作りやすく、追撃による撃墜が狙いやすくなっています。

スマブラSP 通常攻撃・スマッシュ技の性能とリーチ解説

セフィロスの最大の武器は、身の丈を超える長刀「正宗」による圧倒的なリーチです。

剣士ファイターの中でも群を抜く攻撃範囲を持っていますが、その分、懐に入り込まれると脆い側面もあります。

ここでは、主力となる通常攻撃やスマッシュ技の性能を解説します。

横スマッシュ攻撃の圧倒的なリーチと発生フレーム

横スマッシュ攻撃は、セフィロスを象徴する技の一つであり、全ファイター中で最も長いリーチを誇ります。

画面の半分近くをカバーするほどの攻撃範囲があり、相手の攻撃が届かない位置から一方的に攻撃することが可能です。

性能のポイント

  • スイートスポット: 剣の先端よりも少し手前の中間部分が最も威力が高いです。
  • 発生フレーム: リーチと引き換えに発生は遅く、後隙も甚大です。

近距離でガードされると反撃が確定してしまうため、相手の着地狩りや、回避先を読んだ「置き技」として使うのが基本戦術となります。

空中攻撃の性能解説(空前・空後の使い分け)

空中戦においても、正宗のリーチは健在です。

特に「前空中攻撃(空前)」と「後空中攻撃(空後)」は、立ち回りの要となります。

前空中攻撃(空前)

素早い突きを繰り出す技で、牽制や復帰阻止に非常に使いやすいです。

壁に突き刺して静止できる独自の仕様もあり、復帰のタイミングをずらす際にも重宝します。

後空中攻撃(空後)

振り向きざまに広範囲を薙ぎ払う技です。

空前よりも威力と撃墜力が高く、フィニッシュブローとして機能します。

どちらも先端を押し付けるように振ることで、相手のリスクを最小限に抑えつつ圧力をかけることができます。

片翼状態(ピンチ時)における技の強化とスーパーアーマー

セフィロスには、自身のピンチ時に能力が強化される「片翼」システムが搭載されています。

ダメージ蓄積量やストック差で不利になると背中に黒い片翼が出現し、以下の恩恵を受けられます。

  • 機動力アップ: 移動速度や空中機動力が上昇します。
  • 3段ジャンプ: 空中ジャンプが1回増え、復帰力が大幅に向上します。
  • スーパーアーマー: スマッシュ攻撃の出始めに、相手の攻撃に耐えるアーマーが付与されます。

この片翼状態をいかに維持し、逆転につなげるかがセフィロス使いの腕の見せ所です。

セフィロスの代名詞「八刀一閃」とは?出し方と性能詳細

「八刀一閃(はっとういっせん)」は、セフィロスの代名詞とも言える乱舞技です。

スマブラSPでの性能だけでなく、そのルーツや演出を知ることで、技を繰り出す際の没入感がさらに高まるでしょう。

ここでは、技の詳細な仕様と背景に迫ります。

スマブラSPでの「八刀一閃」コマンド入力と崖狩り性能

前述の通り、スマブラSPでは上必殺ワザのボタン長押しで発動します。

目にも止まらぬ速さで8回斬りつけるこの技は、単なる復帰技にとどまらず、攻撃手段としても非常に優秀です。

特に強力なのが「崖狩り」での運用です。

八刀一閃の攻撃判定は地形を貫通し、崖の少し内側から崖外へ向けて判定が出ます。

そのため、崖に捕まっている相手や、崖上がりを狙う相手に対して、安全圏から一方的にダメージを与えることができます。

FF7原作・リメイク・CCにおける八刀一閃の演出と違い

「八刀一閃」という技は、『クライシス コア ファイナルファンタジーVII(CCFF7)』のリミット技として強く印象付けられました。

原作『FF7』本編では敵として使用してきませんでしたが、関連作品での登場頻度が高い技です。

『FF7リメイク』やその続編『FF7リバース』では、ボスとして登場するセフィロスが使用したり、VRミッションなどでプレイヤーを苦しめる強力な技として描かれています。

高速で相手に肉薄し、八角形を描くように斬り刻む演出は、シリーズを通して共通する「絶望的な強さ」の象徴です。

八刀一閃(はっとういっせん)の英語名と技の変遷

海外版での名称は「Octaslash(オクタスラッシュ)」です。

「Octa(8つの)」と「Slash(斬撃)」を組み合わせた直球のネーミングとなっています。

これは、クラウドの最強リミット技である「超究武神覇斬(Omnislash)」と対になるような響きを持っています。

元々は派生作品で生まれた技ですが、そのスタイリッシュなモーションとネーミングの良さから、今ではセフィロスのアイデンティティの一つとして定着しました。

下空中攻撃「獄門」の性能と原作エアリスとの関連

下空中攻撃の「獄門(ごくもん)」もまた、セフィロスを語る上で欠かせない技です。

この技には、ゲーム的な性能だけでなく、FF7のストーリーにおける最も衝撃的なシーンとの深い関連があります。

スマブラSPでの「獄門」メテオ判定と崖貫通テクニック

スマブラSPにおける「獄門」は、空中で真下に向かって急降下しながら刀を突き立てる技です。

技の特徴

  • メテオ効果: 技の出始めに強力なメテオ判定があり、空中の相手を真下に叩き落とします。
  • 地形貫通: 長い刀身は床や崖を貫通するため、崖下から復帰してくる相手を崖上から突き刺すことが可能です。

ただし、一度発動すると着地するまで落下し続けるため、崖外で暴発すると自滅してしまう危険性があります。

技名「獄門」の由来とエアリス殺害シーンの再現について

「獄門」という技名は、江戸時代の刑罰である「晒し首」を意味する言葉ですが、ここでは「地獄への門」を開くという意味合いが強いと考えられます。

この技のモーションは、『FF7』の忘らるる都において、祈りを捧げるエアリスの頭上からセフィロスが降下し、正宗で貫いたあのシーンを完全に再現しています。

当時のプレイヤーにトラウマを植え付けた衝撃的な場面が、対戦格闘ゲームの技として昇華されているのです。

英語名は「Hell’s Gate」と訳されており、その不吉な意味がそのまま表現されています。

ディシディア(DFF)や他シリーズでの獄門の扱い

対戦アクションゲーム『ディシディア ファイナルファンタジー(DFF)』シリーズでも、セフィロスのHP攻撃として「獄門」が登場します。

こちらでも「上空から急降下して地面を突き刺す」という基本動作は共通しています。

シリーズを通して、セフィロスの冷酷さと、逃れられない死のイメージを体現する技として扱われていることがわかります。

セフィロスの技名一覧!漢字の読み方とネーミングの由来

セフィロスの技名は、クラウドのカタカナ英語主体の技名とは対照的に、漢字を用いた重厚なものが多く採用されています。

これには、彼のキャラクター性やバックボーンが深く関わっています。

これなんて読む?セフィロスの技名・漢字読み方リスト

難読なものも含め、代表的な技名の読み方をまとめました。

  • 一閃(いっせん)
  • 八刀一閃(はっとういっせん)
  • 獄門(ごくもん)
  • 閃光(せんこう)
  • 震天(しんてん)
  • 天照(てんしょう)
  • 虚空(こくう)

これらはスマブラSPだけでなく、ディシディアなどの他作品に登場する技も含まれています。

技名に込められたネーミングの意味(カバラ思想・仏教用語)

セフィロスの名前自体が、ユダヤ教の神秘思想カバラにおける「セフィロート(神性の流出)」に由来しています。

そのためか、彼の関連用語には宗教的、あるいは超越的な意味を持つ言葉が多く選ばれる傾向があります。

「獄門」や「虚空」、「天照」などは、仏教用語や日本神話、あるいは死後の世界を連想させる言葉であり、セフィロスが人を超えた神に近い存在になろうとしていることを示唆しています。

なぜセフィロスの技名はすべて漢字表記なのか?

技名が漢字で統一されている大きな理由は、主人公クラウドとの対比構造を際立たせるためでしょう。

クラウドの技名(ブレイバー、クライムハザードなど)は現代的で若々しい印象を与えます。

一方で、セフィロスの古風で厳格な漢字の技名は、彼が伝説の英雄であり、日本刀「正宗」を操る達人であるという「侍」的なイメージを強調しています。

また、漢字が持つ画数の多さや視覚的な密度が、彼の威圧感や底知れぬ強さを表現するのにも一役買っていると言えます。

FF7原作・リメイクにおけるセフィロスのリミット技・アビリティ

最後に、スマブラSPの元となった原作シリーズでの技の扱いについて触れておきます。

原作を知ることで、スマブラでの技の再現度の高さをより深く理解できるはずです。

FF7リメイク・リバースで登場するボスとしての技構成

『FF7リメイク』シリーズでのセフィロスは、圧倒的な強さを誇るボスキャラクターとして立ちはだかります。

「シャドウフレア」や「八刀一閃」はもちろん、属性魔法を強化した技や、ガード不能の斬撃など、多彩な攻撃パターンを持っています。

これらの技は、プレイヤーに絶望感を与える演出とともに繰り出され、スマブラSPにおける「ボスのようなファイター」というコンセプトの基盤となっています。

ディシディア(DFFAC/OO)での技性能とブレイブ攻撃

『ディシディア ファイナルファンタジー』シリーズでは、セフィロスは「ジャストキャンセルダッシュ」などのテクニカルな要素を持つキャラクターとして設計されています。

「八刀一閃」は乱舞系のHP攻撃として、「獄門」は奇襲攻撃として実装されており、それぞれのゲームシステムに合わせて調整されつつも、技の核となるイメージは一貫して保たれています。

どの作品でも「リーチの長さ」と「一撃の重さ」が共通しており、セフィロスというキャラクターの強さが揺るぎないものであることを証明しています。

まとめ:セフィロス技の完全ガイド

  • セフィロスの技はリーチが長く高威力だが、発生や後隙に注意が必要である
  • 通常必殺ワザは溜め時間でフレア、メガフレア、ギガフレアに変化する
  • 横必殺ワザ「シャドウフレア」は球を付着させ時間差で爆発させる
  • 上必殺ワザ「八刀一閃」は復帰だけでなく崖狩りにも強力な性能を持つ
  • 下必殺ワザ「閃光」は耐久値のあるカウンター技で飛び道具も防げる
  • 最後の切りふだ「スーパーノヴァ」はランダムで状態異常を付与する
  • 横スマッシュ攻撃は全ファイター中最長のリーチを誇る
  • ピンチ時に発動する「片翼」状態では機動力と技性能が強化される
  • 「獄門」はエアリス殺害シーンを再現した技でメテオ判定がある
  • 技名の漢字表記はクラウドとの対比や伝説の英雄としての威厳を表している
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