原神ウェンティ考察|イスタロトの分身?千の風と時の神の正体

原神の物語において最初の国モンドで出会う「風神バルバトス」ことウェンティ。

一見すると自由奔放な吟遊詩人ですが、ストーリーが進むにつれて「ただの神ではない」という疑念を抱く旅人も多いのではないでしょうか。

「ウェンティはなぜあんなに怪しいのか?」
「時の神イスタロトとどのような関係があるのか?」

このような疑問を持つ方に向けて、本記事ではウェンティの正体や、モンドに隠された「時間」と「風」の秘密について徹底考察します。

9割のプレイヤーが見落としがちな伏線や、ウェンティがわざと神の心を渡したのではないかという疑惑についても深掘りしていきます。

目次

ウェンティの正体と「千の風」の真実

ウェンティは自身のことを「風の精霊」から神になった存在だと語りますが、その起源にはさらに深い秘密が隠されている可能性があります。

特に注目すべきは、原初の神パネースが生み出した4つの影の一人、「時の執政イスタロト」との関係性です。

ここでは、ウェンティが単なる風神バルバトスではない可能性について、ゲーム内の記述を基に紐解いていきます。

「千の風」とイスタロトの深い関係

ウェンティは自身を「千の風の中のひとつの小さな精霊だった」と語っています。

この「千の風」という言葉は、実は淵下宮で手に入る書物『日月前事』において、時の神イスタロトを指す言葉としても使われているのです。

『日月前事』には、「唯一見捨てなかったのが時の執政であり、彼女はあらゆる瞬間の『千の風』と『時間の種』である」といった記述が存在します。

つまり、「千の風」という概念自体がイスタロトそのもの、あるいは彼女の力の一部であると解釈できます。

もしウェンティがその「千の風」から生まれた精霊であるなら、彼はイスタロトの眷属、あるいは分身体のような存在である可能性が非常に高いと言えるでしょう。

モンドの人々が「風神」と「時の神」をかつて共に信仰していた歴史も、二つの存在が根源的に近いものであることを裏付けています。

声優の一致と意味深なセリフ

ウェンティとイスタロトの関係を決定づける強力な要素の一つに、担当声優の一致が挙げられます。

日本語版だけでなく、中国語、韓国語、英語版のすべてにおいて、ウェンティとイスタロト(カイロス)の声優が同一人物であることが確認されています。

原神において、重要キャラクターの声優が偶然一致することは考えにくく、これは制作陣による意図的な配役であると推測されます。

また、ウェンティのボイスにある「旅人、また会ったね」というセリフも非常に意味深です。

初対面のはずの旅人に対して「また」と言うのは、彼が時間のループを認識しているか、過去あるいは未来の旅人を知っているからではないでしょうか。

このセリフは、彼が時間を司るイスタロトの力を有している、あるいは記憶を共有していることの示唆とも取れるのです。

モンドに残された「時の神」の痕跡と伏線

モンドは「風と自由の都」として知られていますが、その歴史の裏側には「時間」というテーマが色濃く残されています。

現在のモンドでは風神バルバトスのみが信仰されていますが、かつては時の神も同様に崇拝されていました。

ここでは、モンド各地に残された「時の神」の痕跡と、ウェンティが隠しているかもしれない秘密について考察します。

忘れ去られた時の神殿と風神の関わり

モンドの東の海上に浮かぶ、地図に表示されない孤島をご存知でしょうか。

そこには「時と風」という隠しクエストに関連する遺跡があり、日時計には「風が物語の種を運び、時間がそれを芽生えさせる」という言葉が刻まれています。

この場所はかつて時の神イスタロトを祀っていた神殿であり、風神と時の神が密接な関係にあった証拠です。

しかし、現在のモンドでは時の神への信仰は失われ、歴史の表舞台から姿を消してしまいました。

ウェンティはこの「忘れ去られた神」について多くを語りませんが、彼がモンドを統治する際に、時の神の痕跡をあえて隠した、あるいは守っているようにも見えます。

彼が知るモンドの歴史には、私たちがまだ知らない「インテイワット」の真実が含まれているのかもしれません。

ウェンティが隠す天空の島への「鍵」

モンド城にある巨大な風神像の足元には、古代文字で「THE GATEWAY OF CELESTIA(セレスティアへの入り口)」と刻まれているという説があります。

もしこれが事実であれば、ウェンティは天空の島セレスティアへの直接的なアクセス権、あるいは「鍵」を握っていることになります。

ウェンティは公式漫画やゲーム内でも、天空の島について聞かれると話をはぐらかす傾向があります。

彼は「正体を知っている人」の一人でありながら、天理や世界の構造について沈黙を貫いているのです。

この態度は、彼が単に自由奔放な神であるだけでなく、世界の管理者側の秘密を背負った「門番」のような役割を果たしている可能性を示唆しています。

神の心を奪われたのは「わざと」なのか?

魔神任務の序盤で、ウェンティはファトゥス執行官「淑女(シニョーラ)」に襲われ、神の心を奪われてしまいます。

一見すると無力な少年のように描かれていますが、七神の一柱があそこまであっさりと敗北するものでしょうか。

多くの旅人の間では、この敗北はウェンティによる「演技」であり、神の心を渡すことは計画通りだったのではないか、という考察がなされています。

淑女との対峙に見る違和感

ウェンティは自身を「今の七神の中で一番弱い」と自称していますが、彼は魔神戦争を生き残り、かつては地形を変えるほどの暴風を操った存在です。

数千年の時を経て力が衰えたとしても、執行官一人に抵抗できずに神の心を奪われるというのは不自然さが残ります。

彼が淑女に拘束された際、本気で抵抗しているようには見えず、どこか状況を受け入れているような節がありました。

これは、氷の女帝(スネージナヤの神)との間に何らかの契約があり、神の心を渡すことが既定路線だった可能性があります。

彼にとって神の心は、天理による支配の象徴であり、それを手放すことこそが真の「自由」への第一歩だったのかもしれません。

片翼の天使説と力の喪失

ウェンティの正体に関するもう一つの興味深い説として、「片翼の天使」説があります。

彼の元素爆発時や、公式漫画で見せる神としての姿において、翼が片方しかない、あるいは不完全な形で描かれることがあります。

これは彼が過去に何らかの理由で力を失ったか、あるいは天理に反逆して翼を折られた「堕天使」的な存在であることを暗示しているのかもしれません。

また、モンドの雪山ドラゴンスパインに残る壁画や、かつての文明との関わりから、彼が古代文明カーンルイアの滅亡にも深く関わっているという見方もあります。

彼が力を「持っていない」のではなく、ある目的のために「使わない」あるいは「封印している」とすれば、その底知れない実力と怪しさにも説明がつきます。

パイモンや他の執政との意外な繋がり

最後に、旅人の相棒であるパイモンとウェンティの共通点についても触れておきましょう。

パイモンは「時の神イスタロト」その人である、あるいは関係者であるという説が根強く存在します。

ウェンティとパイモンには、デザインや能力において奇妙な一致が見られるのです。

パイモン=イスタロト説とウェンティの類似点

パイモンの服の装飾、特にマントの形状や星空のような模様は、ウェンティの神装束やモンドの七天神像と酷似しています。

また、パイモンが時間を操作してゲーム内の時間を進める能力を持っている点も、時の神との関連を疑わせる要素です。

もしパイモンが力を失ったイスタロトであるなら、彼女の「千の風」であるウェンティがパイモンに対して親しげに接するのも納得がいきます。

ウェンティはパイモンの正体に最初から気づいており、彼女を導く、あるいは見守るために旅人の側に現れたのかもしれません。

彼らが交わす何気ない会話の中にも、世界の根幹に関わる重要なヒントが隠されている可能性があります。

まとめ

ウェンティは単なる自由奔放な吟遊詩人ではなく、原神の世界観における最も重要な「時間」と「風」の秘密を握るキーパーソンです。

今回の考察をまとめると、以下のようになります。

  • ウェンティは「千の風」の精霊であり、時の神イスタロトの眷属や分身である可能性が高い。
  • 声優の一致や「また会ったね」というセリフは、彼が時間に関与できる存在であることを示唆している。
  • モンドにはかつて時の神が信仰されており、ウェンティはその歴史と天空の島への秘密を知っている。
  • 神の心を奪われたのは、天理への反逆や氷の女帝との契約による「わざと」の行動である疑いが強い。

彼は「裏切り者」ではなく、もっと大きな視点でテイワットの運命を見据えているのかもしれません。

今後、物語がクライマックスに向かうにつれて、この「怪しい」風神の真の目的が明らかになる日が来ることでしょう。

その時、彼が奏でる詩がどのような結末を紡ぐのか、期待が高まります。

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