【原神考察】水仙十字結社の全貌|ルネが導き出した世界式の真実

フォンテーヌの世界任務の中でも、特に複雑で難解とされる「水仙十字結社」の物語。

多くの旅人さんが、専門用語の多さと時系列の複雑さに混乱したんじゃないかなと思います。

結論からいうと、この物語は「世界の滅亡を予見した天才たちが、異なる手段で救世を目指し、すれ違ってしまった悲劇」です。

この記事では、水仙十字結社の全貌を分かりやすく考察・解説していきます。

ルネやジェイコブが何を目指し、アランやマリアンとどのような結末を迎えたのか、その真実に迫っていきましょう。

目次

水仙十字結社とは?500年の時を超える物語

水仙十字結社を理解するためには、その起源となる500年前の「水仙十字院」と、そこにいた子供たちの関係性を知る必要があります。

彼らの幼少期の絆と、大人になってからの対立構造が物語の核となっているからですね。

水仙十字院の子供たちと4人の主要人物

かつてフォンテーヌに存在した孤児院「水仙十字院」には、物語の中心となる4人の子供たちがいました。

彼らは「水仙十字冒険団」というごっこ遊びを通じて、強い絆で結ばれていました。

1人目はルネ・ド・ペトリコール、圧倒的な知能を持つ天才少年であり、ごっこ遊びでは「悪龍」役を演じていました。

2人目はジェイコブ・インゴルド、ルネを慕う少し気弱な少年で、「魔法使い」役でした。

3人目はアラン・ギヨタン、後にフォンテーヌの機械技術を飛躍させる発明家で、「勇者」役を務めました。

4人目はマリアン・ギヨタン、アランの妹であり、皆に愛される「姫」役の少女でした。

そして、院長である純水精霊のリリスと、副院長のバザル・エルトンが彼らを見守っていましたが、500年前の「カーンルイアの災厄」によって院は崩壊し、彼らの運命は大きく動き出します。

ルネとジェイコブが目指した「救世」の目的

災厄の後、ルネとジェイコブは探検家カール・インゴルドと共に世界各地の遺跡を調査しました。

その過程でルネは「世界式」という計算式を導き出し、フォンテーヌに再び滅亡の危機(第二次大水期)が訪れることを予見します。

ルネとジェイコブが設立した「水仙十字結社」の真の目的は、この予言された滅亡から人類を救うことでした。

しかし、彼らが選んだ手段は、アビスの力や人体実験を含む極めて危険なものでした。

ルネは「人間という肉体の枠組みを超越し、意識のみを統合して生き残る」という計画を立て、それが狂気じみた研究へと繋がっていった感じです。

時系列で読み解く水仙十字の悲劇と結末

水仙十字の物語は、過去から現在に至るまで複雑に入り組んでいます。

ここでは時系列に沿って、彼らの道がどのように分かれ、対立していったのかを解説します。

幼少期:水仙十字院での日々

すべての始まりは、水仙十字院での平和な日々でした。

アラン、マリアン、ルネ、ジェイコブは家族のように過ごしていましたが、災厄の到来とともに副院長バザルは戦死し、院は水没します。

子供たちはそれぞれ別の養親に引き取られ、離れ離れになりました。

アランとマリアンはマレショーセ・ファントム(治安維持組織)の関係者に、ルネとジェイコブは探検家に引き取られ、異なる道を歩み始めます。

決別:カーターへの人体実験とアランとの対立

成長した彼らは「自然哲学学院」で再会し、再び共に研究を行うようになります。

アランにはカーターという助手がいましたが、彼は不治の病に侵されていました。

ルネとジェイコブはカーターを救うため、アビスの力を用いた人体実験を提案し、実行します。

しかし、実験は失敗し、カーターは人ならざる異形の存在へと変わり果ててしまいました。

この悲劇的な事件をきっかけに、倫理観を重んじるアランは激怒し、ルネたちと決定的に決別することになります。

結社設立:イプシシマスの塔とナルツィッセンクロイツの誕生

アランと決別した後、ルネとジェイコブは「水仙十字結社」を設立し、計画を加速させます。

彼らは「イプシシマスの塔(後のゲシュタル塔)」を建設し、意識を抽出・統合する研究を進めました。

ルネは自らを原始胎海の水に溶かし、全ての意識を受け入れる器「ナルツィッセンクロイツ」へと変貌を遂げようとします。

ジェイコブはこの計画を支え、かつての院長リリス(純水精霊)も結社に引き入れました。

彼らは「救世」という大義名分のもと、組織の秘密を守るために反対派のメンバーを溶かすなど、過激な行動をエスカレートさせていった感じです。

エリナス決戦と400年の沈黙

結社の活動を危険視したマレショーセ・ファントム(アランとマリアンが所属)は、ついに彼らの排除に動きます。

そして、巨獣エリナスの体内で最終的な衝突が勃発しました。

この激しい戦いの中で大きな爆発が起き、マリアンは瀕死の重傷を負います。

リリスはマリアンを救うため、彼女の意識を取り込んで融合し、戦場から姿を消しました。

一方、ナルツィッセンクロイツとなったルネは原始胎海へと逃れ、ジェイコブは生き延びて400年後の「予言の時」を待つことになります。

アランは妹と友人を同時に失い、その後は機械技術の研究に没頭して孤独な生涯を送りました。

謎多き重要人物と用語の考察

物語の核心部分には、いくつかの難解な設定や人物の正体が隠されています。

ここからは、特に重要な要素について深掘りして考察します。

「ナルツィッセンクロイツ」の正体はルネか?

世界任務の終盤で対峙する「ナルツィッセンクロイツ」は、かつての天才少年ルネの成れの果てです。

しかし、厳密には「ルネ本人」というよりも、ジェイコブによって再構築された「ルネの記憶と意志を持つ集合体」である可能性が高いかなと思います。

ルネは原始胎海に溶けて一度「失敗」しており、ジェイコブがアランの懐中時計などを依り代にして彼を復活させました。

彼は自分を救世主と信じ込み、全人類の意識を自分に取り込んで大洪水から守ろうとしましたが、それは個人の自我を消滅させることと同義でした。

ジェイコブとキャタピラーの関係性

ジェイコブはアビスの力を取り込み「新人類」となることで、常人離れした寿命と力を得ていました。

彼は400年もの間、ルネの復活と計画の遂行だけを目的に暗躍し続けてきました。

一方、キャタピラーは、失敗したカーターの実験の残滓をヒルチャールの肉体に移し替えた存在です。

彼が時折見せる古い記憶や知性は、かつてのカーターのものであることが示唆されています。

ジェイコブにとってキャタピラーは、かつての友人カーターの成れの果てであり、同時に自らの罪の証でもあったのかもしれません。

「マリアン」と純水精霊アンの真実

「安眠の地」にいたマリアンは、かつてのマリアン・ギヨタン本人ではありません。

彼女は、エリナスでの戦いで瀕死になったマリアンを、純水精霊リリスが取り込んだことで生まれた融合体です。

リリスの「守りたい」という願いとマリアンの記憶が混ざり合い、彼女は過去の幻影(永遠に終わらない物語)の中に閉じこもっていました。

そして、そこから生まれた小さな純水精霊アンは、彼女たちの夢と記憶から派生した存在です。

旅人がアンと共にマリアンの元を訪れたことで、彼女は長い夢から覚め、現実を受け入れて前に進むことになります。

終末時計と世界式の意味

イプシシマスの塔にあった巨大な「終末時計」は、ルネが計算した「世界式」に基づいて滅亡までのカウントダウンを示す装置でした。

ルネの計算では、フォンテーヌの滅亡は避けられない運命であり、変数は存在しないはずでした。

しかし、彼は計算の中に「降臨者」である旅人の存在を含めることができていませんでした。

旅人というイレギュラーな存在が介入したことで、ルネが絶対視していた滅亡の未来は覆され、彼の計画は阻止されることになります。

まとめ:水仙十字結社が遺したもの

水仙十字結社の物語は、アラン、マリアン、ルネ、ジェイコブという4人の幼馴染たちが、それぞれの正義と愛ゆえに道を違えてしまった悲劇でした。

ルネは知性を、ジェイコブは献身を、アランは技術を、マリアンは愛を、それぞれ極端な形で追求した結果、彼らは対立することになりました。

ルネが恐れた「滅亡」は、フリーナやヌヴィレット、そして旅人の活躍によって別の形で回避されました。

ナルツィッセンクロイツとなったルネは、最後に旅人という「変数」を認め、自身の敗北と世界の救済を受け入れて消滅します。

ジェイコブもまた、最後までルネへの忠誠を貫き、その命を燃やし尽くしました。

キャタピラーやアン、そしてマリアン(リリス)といった生き残りたちは、過去の呪縛から解き放たれ、新たな世界で自分たちの物語を歩み始めています。

非常に複雑な物語ですが、その根底にあるのは「大切な人を守りたい」という純粋な願いだったのかもしれません。

水仙十字の痕跡はフォンテーヌ各地に残されており、彼らの生きた証を感じながら探索することで、テイワットの歴史をより深く味わうことができると思います。

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