【サイレントヒル考察】「教団」の目的と「神」の正体|アレッサとシビル火あぶりの真実(ネタバレ)

『サイレントヒル』シリーズをプレイしていると、「あの『教団』って、結局なんなの?」とか「彼らが崇拝してる『神』の正体って?」みたいな疑問が出てくると思います。

この記事では、そんな『サイレントヒル』の物語の根っこにある「教団」の謎について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

この記事を読めば、「教団の目的、神の正体、アレッサやダリアとの関係性」まで、まるっとイメージできるようになるはずです。

それでは、さっそく見ていきましょう。

目次

『サイレントヒル』を支配する謎の「教団」とは?

まず結論として、この「教団」は物語の悲劇のほとんどに関わっている、ヤバいカルト宗教団体です。

面白いことに、この団体にはちゃんとした名前がなくて、ゲームの中ではシンプルに「教団」と呼ばれていますね。

じゃあ、どうやって生まれたのかというと、もともとサイレントヒルの土地にあった先住民の土着信仰がベースになっています。

そこにヨーロッパからの移民が持ってきたキリスト教の考え方が混ざって、今の歪んだ感じの宗教になっちゃった、という流れです。

教団の最終目標は、自分たちが信じる「神」をこの世に復活させること。

そして、一度世界をメチャクチャに壊して罪をリセットし、信者だけが「楽園」に行けるようにする、っていう壮大な計画を持っています。

この目的のためなら、殺人とか拷問とか、ぶっちゃけ何でもアリな集団なので、かなりタチが悪いですね。

教団が崇拝する「神」の正体と復活の儀式

じゃあ、教団が信じている「神」って一体何者なの?という話です。

普通の宗教とはちょっと違っていて、教団の教えだと「もともと人間が苦しみの中にいて、その人間を救うために神が生まれた」とされています。

つまり、「人間が神様を作った」っていう、かなり変わった考え方なんですよね。

この神様は、一度「楽園」を作るために力を使い果たして消えちゃったんですけど、「また戻ってくるよ」って約束した、と信じられています。

それで教団は、この「神」をもう一度呼び出すための儀式を、何度もやろうとしてきました。

その儀式っていうのが、すごい霊能力を持った女性を「聖女」に選んで、その人のお腹に神を宿して産ませる、というものです。

そして、この儀式の「器」として選ばれちゃったのが、物語の中心人物であるアレッサ・ギレスピーなんですね。

物語の鍵を握る少女「アレッサ・ギレスピー」と母ダリアの狂気

アレッサ・ギレスピーは、サイレントヒルシリーズで一番かわいそうな子と言ってもいいかもしれないです。

彼女は生まれつきすごい超能力を持っていたんですけど、そのせいで周りからは「魔女」とか言われて、いじめられていました。

さらにヤバいのが、彼女のお母さんであるダリア・ギレスピーです。

このダリアが教団の偉い人で、超がつくほどの狂信者なんですよね。

ダリアにとって、娘のアレッサは「神を復活させるための道具」でしかなくて。

自分の野望のために、アレッサを生贄にして儀式を行いました。

この儀式のせいで、アレッサは全身に大火傷を負ってしまいます。
でも、お腹に宿った神の力で死ぬこともできず、まさに生き地獄を味わうことになります。

ただ、アレッサもやられっぱなしじゃなくて、儀式が完成する前に、自分の魂の半分を赤ん坊(後のシェリル)の姿に変えて、遠くに逃がすことに成功しました。

この魂の分離から、『サイレントヒル』の最初の物語が始まっていく、という感じです。

ダリアのやってることって、神の復活っていう目的があるように見えて、本質的には娘を自分の思い通りにしたいっていう、歪んだ支配欲と狂気だけなのかな、とも思います。

複雑に絡み合う教団の三大派閥

教団って、みんなが同じ考えで動いている訳でもないんですよね。

実は、「神をどうやって復活させるか」っていう方法の違いで、大きく3つの派閥に分かれていて、お互いをけん制し合っています。

聖女派

ダリア・ギレスピーがリーダーの派閥です。

すごい力を持った女性を「神の母」として、そのお腹に神を宿らせて産ませる、という方法で神を復活させようとしています。

『サイレントヒル』と『3』のストーリーは、主にこの聖女派が中心になっていますね。

この派閥のヤバいところは、儀式のためには「神の母」にものすごい苦しみを与えないといけない、って考えている点です。
アレッサへのひどい虐待も、この考え方が原因になっています。

聖母派

孤児院の「希望の家」を運営していた派閥で、『サイレントヒル4』のウォルター・サリバンはここで育ちました。

「21の秘跡」っていう特別な儀式で「聖母」を呼び出すのが目的です。

聖女派とは違って、インディアンの土着信仰を取り入れたりしているのが特徴ですね。

とはいえ、やってることは孤児への虐待とか、考えを無理やり植え付けるとか、結局は暴力的で本質は一緒です。

ヴァルティエル派

「神」の監視役であり、お使いでもある「ヴァルティエル」という天使を崇拝している派閥です。

このヴァルティエルは『サイレントヒル3』で出てきて、輪廻転生をコントロールしている存在として描かれています。

この派閥は、「世界の終わりが来たら、ヴァルティエルが信者を楽園に連れてってくれる」と信じているので、他の2つとはちょっとスタンスが違いますね。

ちなみに、『2』で有名な三角頭(レッドピラミッドシング)の元になった処刑人の格好は、このヴァルティエルを真似したものだと言われています。

よくある質問:シビルって火あぶりにされたの?

サイレントヒルについて調べていると、「シビル 火あぶり」みたいな言葉を見かけることがあります。

結論から言うと、原作のゲームでシビル・ベネットが火あぶりにされる、っていう直接的なシーンはありません。

じゃあ、なんでそんな話が出てきたのかというと、たぶん映画版『サイレントヒル』のイメージが混ざっちゃった感じかなと思っています。

映画版では、アレッサが教団に火あぶりの儀式にかけられる、というショッキングなシーンがあります。

一方で、ゲームの『1』では、シビルは終盤でクリーチャーに寄生されて正気を失い、主人公のハリーに襲いかかってきます。

ここで彼女を助けるかどうかでエンディングが変わるんですけど、公式のストーリーとしては、彼女はこの時に死んでしまったことになっています。

教団の教え、特に聖女派の考え方には「火による浄化」っていうのがあって、これがすごく大事な儀式なんですよね。

昔、教団の創設メンバーが魔女狩りで火あぶりにされた歴史があって、聖女を火で清めることで神が宿る、と信じられています。

この「火で浄化する」っていう思想が、映画版のアレッサの悲劇に繋がっていて、そのインパクトが強かったせいで、「シビルも火あぶりになったんじゃないか?」みたいな誤解が生まれたんじゃないかな、と思います。

教団のその後の歴史と崩壊

じゃあ、あのヤバい教団って最終的にどうなったの?という話ですね。

事実として、『サイレントヒル』でダリアが失敗した後、教団は一度ガタガタになります。

でも、『サイレントヒル3』でクローディア・ウルフっていう人が聖女派を立て直して、またヘザー(アレッサの生まれ変わり)を狙ってきます。

最終的には、ヘザーたちの頑張りでクローディアの計画も失敗に終わって、教団の悪い所が全部バレたことで、サイレントヒルでの教団はほぼ壊滅しました。

さらに、『サイレントヒル4』では、ウォルター・サリバンが「21の秘跡」を実行する過程で、教団の偉い人たちもたくさん死んでしまいます。

もっと後の話になる『サイレントヒル ホームカミング』でも、分派した教団が出てきますが、これも主人公に阻止されて、サイレントヒルの教団はもう組織としては完全に終わった、という感じです。

とはいえ、教団が残した「裏世界」の力っていう呪いみたいなものは、まだ世界中に残っていて、新しい悲劇を生む原因になっているんですよね…。

まとめ

というわけで、今回はサイレントヒルの「教団」について、その目的や神の正体を解説しました。

大切なので、もう一度ポイントをまとめますね。

  • 教団は、神を復活させて信者だけの楽園を作るのが目的のカルト集団です。
  • 「神」は人間から生まれた存在で、復活には「聖女」という器が必要です。
  • アレッサは、母親のダリアによってその器にされ、ひどい目に遭いました。
  • 教団には「聖女派」「聖母派」「ヴァルティエル派」っていう3つのグループがあります。
  • シビルの「火あぶり」は直接的な描写はないですが、教団の「火による浄化」という思想が物語の重要なカギになっています。
  • 教団は最終的に崩壊しますが、その影響は今も世界に残っています。

こんな感じで、教団の背景を知ると、『サイレントヒル』の物語がただ怖いだけじゃなく、もっと深くて悲しい話なんだなっていうのが分かってくると思います。

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