【サイレントヒル考察】マネキン(クリーチャー)の正体|SH2と三角頭との関係は?

サイレントヒル2に登場する「マネキン」について知りたい。
「マネキンの正体って結局なんなんだろう…。三角頭と戦ってるシーンがあったけど、あれってどういう意味?リメイク版で強くなったって聞いたけど、どう変わったの?」

こういった疑問に答えます。

この記事では、『サイレントヒル2』を象徴するクリーチャー「マネキン」の正体と、その背景にある意味を深掘りしていきます。

この記事を読むことで、「マネキンの正体、三角頭との関係性、デザインの由来、そしてリメイク版での変化」までをイメージできるようになると思います。

控えめに言って、サイレントヒルのクリーチャー考察は、物語を何倍も面白くしてくれます。
それでは、さっさく見ていきましょう。

目次

『サイレントヒル2』のマネキンとは?

まず、マネキンは『サイレントヒル2』に出てくるクリーチャーの一種ですね。

見た目は、女性の下半身を二つ合体させたみたいな、かなり不気味なデザインです。

主人公のジェイムスがアパートとか病院を探索していると、色々な場所で遭遇します。

普段はマネキンの名前のとおり、じっと動かないんですけど、ジェイムスが近づくと襲いかかってくる、という感じですね。

変な見た目ですけど、攻撃されるとちゃんと血を流して悲鳴をあげるのが、また不気味なポイントです。

雑魚キャラっぽい雰囲気ですが攻撃力はわりと高くて、特にリメイク版では動きも速くなって、かなり手強い敵になっています。

マネキンの正体と象徴する意味を考察

サイレントヒルに出てくるクリーチャーって、基本的には「登場人物の心理が形になったもの」です。

なので、マネキンの正体も、主人公であるジェイムスの心の中にあるものが関係していますね。

主人公ジェイムスの「性的衝動」の具現化

結論として、マネキンが象徴している一番大きなものは、ジェイムスの「抑圧された性的衝動」です。

彼の妻メアリーは長い間、病気で入院していました。
その中で、彼が抱えていた性的な欲求が、あのような歪んだクリーチャーとして現れた、と考えられています。

下半身がくっついたデザインなのも、ぶっちゃけ、そういうことです。

小説版だと「lust(情欲)から生まれた」とはっきり書かれていて、事実として、この解釈で間違いないかなと思います。

妻メアリーの「闘病生活」の記憶

もう一つ、マネキンが象徴していることがあります。
それは、妻メアリーの闘病生活の記憶ですね。

マネキンが足につけている器具は、メアリーが歩くために使っていた医療用の装具とそっくりです。

あと、お腹についているチューブも、病院にいたメアリーを思い出させるアイテムですね。

こんな感じで、マネキンはジェイムスの性欲だけじゃなくて、妻の辛い記憶も混ざってできている、という感じです。

なぜ不完全な人の形なのか?

じゃあ、なんで頭とか腕がないのかというと、これはジェイムスが「現実から逃げている」からです。

彼は自分が妻を殺したっていう事実を忘れたいので、このクリーチャーが「誰」を元にしているのかを、無意識に思い出すのを拒否しています。

なので、完全な人間の形ではなくて、色々なパーツがくっついた抽象的な姿で出てくる、という訳ですね。

デザインの由来と元ネタは?

マネキンのデザインは、クリーチャーデザイナーの伊藤暢達さんが担当しました。

ファンの間では、ドイツの芸術家ハンス・ベルマーの人形に似ている、と言われることもありますね。

とはいえ、伊藤さん本人はこれを否定していまして、アイデアの元になったのは日本の妖怪「手長足長」だと語っています。

面白い話として、マネキンはもともと、三角頭とのイベントシーンだけで登場する予定だったらしいです。
それが後から、ゲーム内の普通の敵として追加された、という背景があります。

三角頭とマネキンの関係性【SH2最重要シーン】

『サイレントヒル2』の物語で、マネキンと三角頭の関係は、めちゃくちゃ重要です。

アパートで、三角頭がマネキン2体を襲っているシーンがありますよね。
あれは、多くのプレイヤーにトラウマを植え付けたと思います。

一見すると、ただのレイプシーンに見えますが、実は意味が違います。

事実として、三角頭はジェイムス自身の「自分を罰したい気持ち」とか「隠れた暴力性」が形になった存在です。

じゃあ、このシーンは何を意味しているかというと、「三角頭(ジェイムスの罰)が、マネキン(ジェイムスの性欲)を痛めつけている」という、ジェイムスの心の中の戦いを描いているんですね。

開発スタッフも、このシーンがエロティックに見えるように作った、と話しています。
とはいえ、それは実際のレイプを表現している訳じゃなくて、あくまでジェイムスの歪んだ心の中を、象徴的に見せるための演出です。

リメイク版『サイレントヒル2 (2024)』での変化

2024年に出たリメイク版では、マネキンはオリジナル版よりもかなりパワーアップしています。

動きが速くなっただけじゃなくて、ジェイムスの攻撃を避けたりもするので、戦闘が難しくなりましたね。

さらに、「スパイダーマネキン」っていう新しい種類も出てきて、壁とか天井を這い回ります。
これは、ぶっちゃけ怖いです。

オリジナル版だと一番弱い敵、みたいなイメージもあったかもですが、リメイク版では普通に強い敵の一人になりました。

マネキンの効果的な倒し方・攻略のヒント

強くなったマネキンですが、倒し方の基本は次のとおり。

(1) 敵の攻撃を避ける
(2) 隙を見て攻撃する

これだけです。
オリジナル版でもリメイク版でも、この「ヒットアンドアウェイ」が基本になりますね。

銃を使うなら、膝を撃つと相手がひるむので、その隙に近づいて殴るのがおすすめです。

とはいえ、リメイク版は集団で出てくることも多いので、囲まれないように気をつけるのが大切かなと思います。

まとめ:マネキンの正体は、ジェイムスの内面そのもの

というわけで、今回は以上です。
『サイレントヒル2』のマネキンは、ただの敵じゃない、ということが分かったかと思います。

マネキンの正体は、主人公ジェイムスの「性的衝動」と「妻の記憶」、そして「現実逃避」の気持ちがごちゃ混ぜになって生まれた、彼の心そのものです。

三角頭との関係も含めて、マネキンの意味を考えると、『サイレントヒル2』の物語がより深く楽しめるんじゃないかなと思います。

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