ホラーゲーム『サイレントヒル』シリーズに登場するクリーチャー、三角頭(ピラミッドヘッド)。
その特徴的なデザインから、多くのファンに「三角様」と呼ばれ愛されていますね。
この記事では、そんな三角頭の正体や、作品ごとに違う役割、そしてファンの間でよく話される兜の「中身」について、徹底的に解説していきます。
結論から言うと、『サイレントヒル2』に出てくる三角頭の正体は、主人公ジェイムスの「自分を罰してほしい」という気持ちが形になった存在です。
とはいえ、他の作品や映画版だと、設定や役割が結構違ったりしますね。
この記事を読めば、あなたが気になっている三角頭に関する疑問は、たぶん解決できるかなと思います。
『サイレントヒル2』における三角頭(レッドピラミッドシング)の正体
まず、初登場である『サイレントヒル2』の三角頭から見ていきましょう。
正式な名前は「レッドピラミッドシング」といいます。
彼の存在は、ストーリーのかなり深い部分に関わっていますね。
主人公ジェイムスの「自罰意識」が形になった存在
三角頭の正体ですが、結論は「主人公ジェイムス・サンダーランドの罪悪感と自責の念」、つまり「自分を罰してほしい」という気持ちが形になったものです。
ゲームの終わり際に、ジェイムス自身が「私は弱かった。だからお前が必要だったんだ。私の罪を罰してくれる誰か…」と語るシーンがあります。
これは、病気に苦しむ妻メアリーを殺してしまった罪悪感から、誰かに裁いてほしいと無意識に願ったジェイムスの心が、サイレントヒルの不思議な力でクリーチャーとして現れた、という感じです。
なので、三角頭はジェイムスの心を映す鏡みたいな存在でして、彼が自分の罪と向き合うまで、ずっと彼を追い続けることになります。
なぜマリアや他のクリーチャーも襲うのか?
じゃあ、なんで三角頭はジェイムスだけじゃなくて、亡き妻そっくりのマリアや、他のクリーチャーまで殺すのか。
これも、ジェイムスの心の中が影響していますね。
マリアという存在は、ジェイムスにとって「都合のいいメアリー」であり、現実から逃げたい気持ちの象徴です。
三角頭がマリアを何度も殺すのは、ジェイムスに現実を見させて、罰を与え続けるため、という感じかなと思います。
また、マネキン型のクリーチャーへの暴力的な行為は、妻の闘病中にジェイムスが抱えていた、抑えられた性欲や攻撃的な部分の表れ、という解釈ができますね。
三角頭は、ジェイムスが見たくない自分自身の汚い部分を、これでもかと見せつけてくる訳です。
サイレントヒルの「処刑人」との関係
三角頭のあの特徴的な見た目は、ジェイムスが全くのゼロから考え出した訳ではないです。
ゲームの中で行ける「サイレントヒル歴史資料館」に、『霧の日、裁きの後』という絵が飾られています。
そこには、三角の兜をかぶって罪人を裁いていた、この街の昔の「処刑人」が描かれています。
ジェイムスが昔、妻とこの街に来たときにこの絵を見ていて、その記憶が心の中に残っていた。
そして、自分を罰する存在のモデルとして、この処刑人の姿を借りた、という説が有力ですね。
作品によって違う三角頭の役割
『サイレントヒル2』で凄いインパクトを残した三角頭ですが、人気が出たこともあって、後の作品にも登場します。
とはいえ、それぞれ別の存在で、設定や役割も違っています。
映画『SILENT HILL』の三角頭(レッドピラミッド)
映画に出てくる三角頭は「レッドピラミッド」と呼ばれていて、その役割はゲームの『2』とは全然違います。
映画版では、異世界を作った少女アレッサを守る存在で、彼女をいじめた教団の人たちを罰する処刑人として描かれています。
ジェイムスという個人の心から生まれたわけじゃなくて、物語の世界のルールの一部、みたいな感じですね。
見た目も『2』よりずっと大きくてマッチョでして、力で人間を引き裂くなど、暴力の化身という面が強く出ています。
『サイレントヒル:ホームカミング』の三角頭(ブギーマン)
『ホームカミング』に出てくる三角頭は「ブギーマン」と呼ばれていますね。
彼の正体は、主人公アレックスのお父さんが持っている、息子への罪の意識が形になったものです。
ここでも「罰」とか「罪」がテーマなのは同じですが、主人公自身じゃなくて、そのお父さんの心から生まれているのが『2』との違いです。
なので、主人公のアレックスと直接戦うことはなくて、物語の重要な場面で現れて、お父さんを裁く役割になっています。
その他の作品での登場
他にも『サイレントヒル・アーケード』とか『ブックオブメモリーズ』みたいな外伝作品とか、あとは『Dead by Daylight』や『実況!パワフルプロ野球』といった他のゲームにも出ています。
これはファンサービス的な感じでして、『2』の三角頭とは直接の関係はないですね。
とはいえ、色々な作品に出ていること自体、彼がいかに人気なキャラクターかってことの証明かなと思います。
三角頭の「中身」ってどうなってるの?
「あの三角の兜の中身って、どうなってるの?」というのは、ファンの間でもよく議論になりますね。
公式がはっきりと「こうです」と言ったことはないですが、いくつかの作品でヒントみたいなものは出ています。
『サイレントヒル2』の資料とか、よく出来たフィギュアを見ると、兜と首のすき間から、膨れ上がった肉の塊みたいなのが見えたりします。
一方で、『サイレントヒル:ホームカミング』のあるエンディングでは、兜の内側が映るシーンがあります。
そこは、アイアン・メイデンっていう拷問器具みたいに、内側に向かって鋭いトゲがたくさん付いている構造になっています。
これは、かぶる人にずっと苦痛を与える「罰」そのものを表している、という感じですね。
こんな感じで、三角頭の「中-」は作品によって解釈が違っていて、特定の顔とか姿がない「概念」みたいなものとして描かれているのかもしれません。
まとめ:サイレントヒルの三角頭について
サイレントヒルシリーズの顔とも言える三角頭(ピラミッドヘッド)について、その正体や移り変わりを解説しました。
- 『サイレントヒル2』の三角頭の正体は、主人公ジェイムスの罪悪感や「罰してほしい」という気持ちが、街の処刑人の姿を借りて現れたものです。
- 映画版や『ホームカミング』など他の作品にも出てきますが、設定や役割はそれぞれ違っていて、別の存在として描かれています。
- 兜の「中身」については、はっきりした設定はなく、肉の塊だったり、拷問器具みたいだったりと、作品によって解釈が違う感じです。
もともとはジェイムスという一個人の心から生まれた三角頭ですが、シリーズが進むにつれて「罪と罰」を象徴する、もっと大きな存在になっていった感じですね。
その謎が多い存在感が、今も多くのファンを惹きつけている理由なのかな、とも思ったりします。
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