【サイレントヒル ダウンプア】攻略とストーリー考察|囚人マーフィーの物語とエンディング分岐

『サイレントヒル ダウンプア』をプレイしようと考えている人「ダウンプアってどんなストーリーなんだろう?攻略のポイントとか、エンディングがどう変わるのか詳しく知りたいな。囚人マーフィーの物語を深く理解したい。」

こういった疑問に答えます。

この記事では、「これから『サイレントヒル ダウンプア』をプレイしたいけど、どんなゲームかよく分からない」という方に向けて書いています。

この記事を読むことで、『サイレントヒル ダウンプア』の物語の全体像から、攻略のポイント、そして複雑なエンディング分岐までをイメージできるようになると思います。

それでは、さっそく見ていきましょう。

目次

『サイレントヒル ダウンプア』とは?

『サイレントヒル ダウンプア』は、2012年にコナミから発売されたPlayStation 3用のホラーアドベンチャーゲームですね。

シリーズのメインタイトルとしては8作目にあたります。

本作の大きな特徴は、シリーズで初めて「オープンワールド」のシステムを採用した点でして、サイレントヒルの街をかなり自由に探索できる感じになっています。

なお、過去作との直接的なストーリーの繋がりは薄いですが、「主人公の罪や内面が具現化する」というシリーズの核の部分は、しっかり受け継がれているかなと思います。

プレイヤーの選択が、主人公マーフィーの性格や過去、そして物語の結末にまで影響を与えるマルチエンディング方式が、このゲームのストーリーをより深く、複雑にしていますね。

ストーリーあらすじ|囚人マーフィーの逃避行

物語の始まりは、結構衝撃的です。

主人公はライアル刑務所に服役している囚人マーフィー・ペンドルトン。

彼が看守のジョージ・スーエルの手引きで、ある囚人をシャワー室で襲撃するシーンからスタートします。

その後、マーフィーは別の刑務所へ移送されることになるのですが、土砂降りの雨の中、護送車が崖から転落する大事故に遭います。

マーフィーは奇跡的に軽傷で、手錠も外れていたので、これをチャンスに逃げ出すんですね。

ですが、彼が迷い込んだ霧深い森の先が、あの異形のクリーチャーが徘徊する不気味な町「サイレントヒル」だった、という感じです。

ここから、マーフィーのこの町からの脱出と、彼を執拗に追う女性刑務官アンとの関係、そして自身の忌まわしい過去との対峙が始まります。

主要登場人物

『サイレントヒル ダウンプア』の複雑なストーリーを理解する上で、鍵になる登場人物たちを紹介しますね。

マーフィー・ペンドルトン

本作の主人公で、42歳の囚人です。

過去に息子のチャーリーを何者かに殺されていて、その犯人とされるパトリック・ネイピアに復讐するために、わざと事件を起こして同じ刑務所に入った、という背景があります。

サイレントヒルでは、彼の罪悪感とか内面が「裏世界」やクリーチャーとして現れますね。

プレイヤーの選択次第で、彼が不運な善人になったり、冷酷な殺人鬼になったりするので、かなり多面的なキャラクターかなと思います。

アン・マリー・カニンガム

マーフィーが移送される予定だった刑務所の女性刑務官です。

彼に対してなぜか異常なほどの憎しみを抱いていて、サイレントヒルでしつこく彼を追いかけてきます。

彼女がマーフィーを憎む理由が、この物語の核心に深く関わっていて、彼女の視点が真相を解き明かす鍵になりますね。

ジョージ・スーエル

マーフィーがいたライアル刑務所の看守です。

目的のためなら手段を選ばないかなり危険な人物で、マーフィーにネイピアへの復讐の機会を与える取引を持ちかけます。

彼の存在が、マーフィーとアンの運命を大きく狂わせる元凶、という感じです。

フランク・コールリッジ

ライアル刑務所の元看守で、実はアンの父親です。

すごく心優しい人物で、マーフィーの仮釈放のために動いてくれていたのですが、ある事件に巻き込まれてしまいます。

サイレントヒルでは幻聴とか幻影として現れて、マーフィーを導くような言葉を投げかけてきますね。

攻略のポイントと特徴的なシステム

本作には、他のシリーズ作品とはちょっと違う独自のシステムがいくつかあります。

これを理解しておくことが、攻略の鍵になるかなと思います。

プレイヤーの道徳心を問う「選択肢」

物語の途中で、崖から落ちそうになったアンを「助ける」か「見捨てる」か、といったプレイヤーの道徳観を問う選択肢が何度も出てきます。

これらの選択が、主人公マーフィーの人物像を決めて、最終的なエンディングに直接影響するので、すごく重要ですね。

突如世界が変貌する「裏世界」と追跡者「ヴォイド」

シリーズおなじみの「裏世界」は本作でももちろんあります。

マーフィーが精神的に追い詰められると、世界が赤黒く錆びついた悪夢みたいな空間に変わります。

本作の裏世界では、「ヴォイド」っていうブラックホールみたいなクリーチャーが、しつこくマーフィーを追いかけてくるんですね。

このヴォイドは倒せないので、障害物を倒して足止めしつつ、ひたすら逃げるしかありません。

武器の消耗と所持制限

本作では、鉄パイプや斧といった近接武器は、使っているといずれ壊れてしまいます。

しかも、武器は銃の他に一つしか持てないので、常に周りを探して新しい武器を確保しながら戦う必要がありますね。

戦闘は他の作品よりスピーディーですが、敵の攻撃をガードするタイミングが重要で、難易度はわりと高いかなと思います。

登場するクリーチャーとボス

マーフィーの罪悪感や恐怖が形になった、印象的なクリーチャーたちです。

スクリーマー

女性型のクリーチャーで、金切り声をあげてマーフィーの動きを止めて、鋭い爪で攻撃してきます。

集団で出てくることが多くて、序盤から結構苦しめられる感じですね。

ブギーマン

ガスマスクと黒いレインコートを着た、すごく体の大きい怪物です。

巨大なハンマーを振り回して、マーフィーの行く先に何度も現れます。

彼はマーフィーの暴力性とか殺意の象徴でして、ストーリーの核心に深く関わる存在です。

ホイールマン

生命維持装置に繋がれた車椅子に座る、弱々しい姿の怪物です。

その正体は、アンの父親であるフランクが、マーフィーやアンの罪悪感によって歪められた姿ですね。

物語の終盤で、マーフィーはこのホイールマンと戦うことになります。

【考察】エンディング分岐の条件と全6種の結末

『サイレントヒル ダウンプア』には、プレイヤーの行動によって6種類のエンディングが用意されています。

エンディング分岐の基本は次のとおり。

(1) 道中の選択肢(アンやセイターを助けるか)
(2) ラストバトル後の選択(アンを殺すか殺さないか)
(3) クリーチャーの殺害数(ダウンした敵にとどめを刺した回数)

これだけです。

大切なので繰り返し書きますが、「(1)道中の選択肢」と「(2)ラストバトル後の選択」が特に重要、という感じです。

エンディングA「許し」

アンを助けたり、セイターの自殺を止めようとしたり、善人としての選択を重ねて、最後にアンを殺さないとこのエンディングになります。

このルートだと、ネイピアとフランクを殺したのは全部看守のスーエルだったことが分かります。

マーフィーは復讐をためらって、誰も殺せなかったんですね。

真実を知ったアンはマーフィーを許して、彼が死んだと嘘の報告をして逃がしてあげます。

マーフィーにとっては、一番後味が良い結末かなと思います。

エンディングB「真実と正義」

アンやセイターを見捨てる選択をした上で、最後にアンを殺さないとこのエンディングになります。

マーフィーが逃がしてもらえる流れはAと同じですが、その後、アンが本当の仇であるスーエルに復讐するために、彼の元へ向かうところで終わります。

エンディングC「ループ」

善人としての選択をしたのに、最後にアンを殺してしまうとこのエンディングです。

この世界線では、マーフィーは自分の手でフランクを殺していて、その罪から目を背けた結果、サイレントヒルの悪夢に永遠に囚われ続けることになります。

エンディングD「執行」

これが一番救いのない結末ですね。

非道な選択を重ねて、最後にアンも殺してしまうと到達します。

このルートのマーフィーは、息子のチャーリーやフランクを含め、全ての殺人を犯した極悪人です。

物語の最後に、彼は死刑を執行されて生涯を終えます。

エンディングE「ドッキリ!」

2周目以降に特定のサイドクエストをクリアすると見られる、おふざけエンディングです。

歴代サイレントヒルシリーズのキャラクターたちが集まって、マーフィーのためにサプライズパーティーを開いてくれる、という感じですね。

エンディングF

ラストバトルでアンに負けると見られる特殊なエンディングです。

物語の冒頭と立場が逆転して、アンが囚人、マーフィーが看守となって、同じ出来事が繰り返されることを匂わせて終わります。

物語の核心に迫る考察|マーフィーの罪と真実

ここからは僕の考察になりますが、『サイレントヒル ダウンプア』の面白いところって、プレイヤーの選択で「真実」そのものが変わっちゃう点かなと思っています。

エンディングAだとマーフィーは不運な善人ですが、エンディングDだと息子殺しの極悪人になりますよね。

これは、サイレントヒルという町が、訪れた人の内面を映し出して、「その人がそうであるかもしれない可能性」を現実にしてしまう力を持っているからじゃないかなと。

ぶっちゃけ、ブギーマンはマーフィーの「殺意」の象徴で、ホイールマンはフランクへの「罪悪感」の象徴だと思います。

プレイヤーが良い選択をすれば、マーフィーは暴力性を乗り越えて罪と向き合える。

逆に悪い選択をすれば、暴力性に飲み込まれて、極悪人としての「真実」が確定する、という感じです。

なので、どのエンディングが「正史」という訳ではなくて、プレイヤーが作り上げたマーフィーの物語こそが、そのプレイにおける唯一の真実なのかなと思います。

まとめ

『サイレントヒル ダウンプア』は、シリーズ初のオープンワールドと、プレイヤーの選択が物語の根幹を揺るがすストーリーが組み合わさった、かなり意欲的な作品ですね。

主人公マーフィーの行動を通して、プレイヤー自身の道徳観が試されて、その結果が複数のエンディングとして現れる感じになっています。

この記事で解説した攻略のポイントとか、エンディングの分岐条件を参考にしつつ、あなただけのマーフィー・ペンドルトンの物語を体験してみてはいかがでしょうか。

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