最近発売された『SILENT HILL f(サイレントヒルf)』ですが、「主人公が強すぎる」「雛子は死んでるって話は本当?」といった感じで、色々と話題になっていますね。
こういった疑問に答えます。
本記事では「サイレントヒルfの主人公について詳しく知りたいけど、考察が複雑でよく分からない…」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「主人公・雛子の正体、死んでいる説の真相、物語の重要なポイント」までをイメージできるようになると思います。
それでは、さっそく見ていきましょう。
『サイレントヒルf』の主人公「深水雛子」とは?
まず、多くのプレイヤーが気になっているであろう主人公「深水雛子(しみず ひなこ)」について深掘りしていきますね。
彼女は、ただのゲームキャラというより、この物語の核となる存在です。
①1960年代の日本に生きる女子高生
物語の舞台は1960年代の「戎ヶ丘(えびすがおか)」という、日本の田舎町です。
雛子はそこで暮らす普通の女子高生なのですが、当時の社会的な背景もあって、色々と悩みを抱えている感じですね。
見た目はセーラー服姿の儚げな少女なんですけど、物語が進むにつれて、その印象はガラッと変わっていきます。
②ぶっちゃけ”逞しすぎる”フィジカル
雛子は元陸上部ということもあって、身体能力がかなり高いです。
ゲームが始まると、鉄パイプとか薙刀とかを普通に振り回して、おぞましいクリーチャーと戦います。
このギャップが「強すぎるJK」として話題になっていまして、ホラーゲームなのに爽快感すらある、みたいな感じですね。
③複雑な家庭環境と内面の苦悩
彼女の家庭は、権威的な父親とそれに従う母親という感じでして、雛子自身はそれに強いコンプレックスを持っています。
こういう精神的な苦痛が、サイレントヒルの異界と繋がって、物語が展開していく訳ですね。
【考察】主人公・雛子は本当に「死んでる」のか?
さて、ここが一番の謎だと思うのですが、結論として「物理的には死んでいないけど、精神的・社会的には死んでいる」というのが僕の考察です。
事実として、作中で友人の凛子が「ひなこはね、死んだんだよ」とハッキリ言っていますし、これが物語の大きなヒントになっています。
じゃあ、どういうことかというと、次の3つのポイントが考えられます。
① 友人・凛子が語る「雛子は死んだ」の真意
凛子のセリフは、雛子が物理的に死んだという意味じゃないんですよね。
望まない結婚とか、家族との関係によって、昔の「深水雛子」という人格が壊れてしまった、という意味合いかなと思います。
目の前に本人がいるのに「死んだ」と言うのは、そういう精神的な変化を指している感じですね。
② 雛子にとっての「結婚=死」という恐怖
雛子は、母親の生き方を見てきたせいで、結婚に対して「死」と同じくらいの恐怖を感じています。
作中で行われる腕の切断とか、顔の皮を剥がされるグロテスクな儀式がありますが、あれは全部「結婚によって自分という個人が失われる」という雛子の恐怖の現れですね。
なので、「雛子は死んでる」というのは、彼女が結婚によって自我を失って、死んだも同然の状態になってしまった、ということだと思います。
③ 1周目エンディングの警察無線が示す「現実」
1周目のエンディングで流れる警察無線が、かなり重要な情報です。
「20代花嫁」「逃走中」といった内容から、結婚式で精神的に限界を迎えた雛子が、現実世界で何らかの事件を起こしたことが分かります。
こんな感じでして、雛子は死んでいなくて、薬物による幻覚を見ながら現実で何かやっちゃってる、というのが真相に一番近いかなと思います。
雛子を演じる女優・加藤小夏さんについて
この複雑な主人公・雛子に命を吹き込んでいるのが、女優の加藤小夏さんです。
彼女の演技が、このゲームのリアリティをめちゃくちゃ高めていますね。
モデルから声優、モーションキャプチャーまで担当
加藤さんは、声だけじゃなくて、雛子の見た目のモデルや動きも全部担当しています。
なので、ゲーム内の雛子は、ほぼ加藤小夏さん本人という感じです。
インタビューで「気が触れそうになった」と語るくらい、役に入り込んでいたみたいでして、その迫真の演技が、プレイヤーの没入感を高めてくれる訳ですね。
本人によるゲーム実況も話題に
発売後に、加藤さん本人がYouTubeでゲーム実況を始めたのですが、これが「美人版狩野英孝」とか言われるくらい面白いです。
自分が演じたキャラを操作しながら、怖がったり、ツッコミを入れたりする姿が見れるので、ゲームをクリアしたあとに見てみるのも、ありかなと思います。
物語の鍵を握る友人「西田凛子」との関係
雛子の友人である西田凛子も、この物語を理解する上ですごく重要なキャラクターですね。
凛子は、雛子の幼馴染の修に好意を寄せています。
なので、修と仲の良い雛子に対して、かなり嫉妬している感じですね。
作中で雛子が「裏切り者」と言われますが、これは凛子から見た「修の気持ちを弄んでおいて、結局他の男と結婚するなんて裏切りだ」という感情の現れかなと思います。
雛子の精神世界では、凛子のドス黒い部分が描かれていますが、これも雛子の視点から見た凛子の姿、ということなのでしょう。
このあたりのドロドロした人間関係が、和風ホラーの怖さを引き立てていますね。
まとめ
というわけで、今回はサイレントヒルfの主人公・雛子についての考察でした。
- 主人公・深水雛子とは? → 1960年代の日本を生きる、内面に深い悩みを抱えた、フィジカルが強すぎる女子高生。
- 「雛子は死んでる」は本当? → 結論、物理的には生きていて、精神的・社会的に死んだ状態。現実では事件を起こして逃走中だと思われる。
- 演じているのは誰? → 女優の加藤小夏さん。モデルから声優まで全て担当している。
- 凛子との関係は? → 幼馴染を巡る嫉妬が原因で、かなり複雑な関係になっている。
こんな感じです。
雛子の物語は、ただ怖いだけじゃなくて、一人の少女の心の叫びを描いた、かなり深い話だと思います。
この記事を参考にしつつ、ぜひご自身でプレイして、美しくもおぞましい物語の結末を確かめてみてください。

コメント