エルデンリングで強敵と対峙した際、華麗なパリィで反撃のチャンスを生み出そうとしても、「なぜか成功しない」「この攻撃はパリィできるの?」と疑問に思った経験はありませんか。
実は、エルデンリングには明確にパリィできない攻撃が存在し、そのルールを知っているかどうかで戦闘の安定性が大きく変わります。
この記事では、エルデンリングでパリィできない攻撃の種類、パリィできないボスや敵、そして最強のパリィ盾・戦技について網羅的に解説します。
パリィ受付時間の仕組みからおすすめの盾まで、この記事を読めばパリィに関するあらゆる疑問が解決し、より戦略的に狭間の地を冒険できるようになるでしょう。
【結論】エルデンリングでパリィできない攻撃とは?見分け方の基本ルール
エルデンリングにおいて、全ての攻撃がパリィできるわけではありません。
パリィできない攻撃には一定の法則があり、それを理解することで、無駄なリスクを負わずに戦闘を進めることが可能になります。
ここでは、パリィできない攻撃の基本的な見分け方を解説します。
パリィ不可の攻撃モーション一覧(ジャンプ攻撃、掴み攻撃など)
敵の攻撃モーションによって、パリィの可否が決まっている場合があります。
以下のモーションは、基本的にどの敵が使用してもパリィすることはできません。
- ジャンプ攻撃
- 掴み攻撃
- キックやタックルなどの体当たり
- 衝撃波や地面を揺らす攻撃
- ブレス系の攻撃
これらの攻撃が見えたら、パリィを狙うのではなく、ローリング(回避)やガードに専念するのが賢明です。
パリィできない武器種カテゴリ(鞭、フレイルなど)
特定の武器カテゴリによる攻撃は、原則としてパリィ不可に設定されています。
敵が以下の武器を持っている場合、その武器による攻撃はパリィできないと判断できます。
- 鞭(ムチ)
- フレイル
これらの武器は、攻撃の軌道が特殊であるため、システム上パリィの対象外となっています。
夜の騎兵が持つフレイルなどが代表的な例です。
特大武器・特大剣の両手持ち攻撃はパリィ不可
敵が特大武器や特大剣を両手で持って繰り出す攻撃は、パリィすることができません。
その圧倒的な重量とパワーを、小さな盾や武器で受け流すことは不可能という設定です。
ただし、同じ特大武器でも片手持ちで繰り出す攻撃であれば、パリィ可能な場合があります。
ツリーガードが良い例で、彼は特大武器を片手で扱うため、パリィが有効です。
基本的に人型以外の敵や巨大な敵の攻撃はパリィできない
パリィが有効なのは、主に人間サイズの人型エネミーに限られます。
ドラゴンやゴーレム、巨大な獣など、人型からかけ離れた敵や、体格が著しく大きい敵の攻撃は、基本的にパリィできません。
例外も存在しますが、まずは「人型の敵の武器攻撃」を狙うのがパリィの基本と覚えておきましょう。
【例外あり】武器種だけでは判断できないケースも
上記のルールには、いくつかの例外が存在します。
例えば、忌み子や白王が繰り出すパンチ攻撃は、素手にもかかわらずパリィが可能です。
一方で、接ぎ木のゴドリックが使う大斧は、武器種としてはパリィ可能なはずですが、彼の攻撃はパリィできません。
最終的には、敵ごとに実際に試してみないと分からない部分もあるのが、このゲームの奥深いところです。
パリィできないボスは誰?主要ボス・強敵のパリィ可否まとめ
狭間の地でプレイヤーの前に立ちはだかる多くのボスたち。
どのボスのどの攻撃がパリィできるのかを知ることは、攻略の大きな助けとなります。
ここでは、主要なボスや強敵のパリィ可否を一覧で紹介します。
【パリィ不可】接ぎ木のゴドリック
ストームヴィル城の主、接ぎ木のゴドリックの攻撃は、残念ながら一切パリィすることができません。
彼が使用する大斧は、武器のカテゴリとしてはパリィ可能なはずですが、ボスとしての特殊な仕様により、パリィ不可に設定されています。
ゴドリック戦では、パリィに頼らず、回避と攻撃のタイミングを見極める立ち回りが必要です。
【パリィ不可】ゴッドフレイ(ホーラ・ルー)
最初のエルデの王、ゴッドフレイ(戦士ホーラ・ルー)もパリィが効かないボスの一人です。
第一形態で彼が振るう特大斧は、その重量からパリィできません。
第二形態のホーラ・ルーは素手での戦いになりますが、掴み攻撃や衝撃波が主体となるため、こちらもパリィは不可能です。
【パリィ不可】混種の獅子
モーンの城で戦うことになる混種の獅子も、パリィができないボスです。
獣系の敵であるため、その爪や武器による攻撃はパリィの対象外となります。
素早い動きをしっかりと見て、回避中心で戦うことが求められます。
【パリィ可能】忌み鬼マルギット/忌み王モーゴット
多くのプレイヤーが序盤で苦戦するマルギット、そしてその正体であるモーゴットは、杖や光の剣による攻撃の多くがパリィ可能です。
ただし、一度のパリィでは体勢を崩せず、致命の一撃を入れるためには2回(マルギット)または3回(モーゴット)のパリィ成功が必要です。
モーションを覚えて、的確に狙う練習が求められます。
【パリィ可能】ミケラの刃、マレニア
エルデンリング最強のボスと名高いマレニアも、義手刀による攻撃のほとんどがパリィ可能です。
彼女の素早い連撃を捌くことができれば、大きなチャンスが生まれます。
ただし、マルギット同様、体勢を崩すには複数回のパリィが必要であり、失敗した時のリスクも計り知れません。
水鳥乱舞などの特殊な戦技はパリィできないため、見極めが重要です。
【パリィ可能】黄金律ラダゴン
物語の最終盤で対峙するラダゴンも、槌を使った攻撃がパリィ可能です。
彼の攻撃は独特のディレイ(タメ)があるためタイミングを掴むのが難しいですが、成功すれば戦いを有利に進められます。
体勢を崩すには3回のパリィが必要です。
坩堝の騎士はパリィ練習に最適?パリィ可能な攻撃解説
フィールドの各所に登場する強敵、坩堝の騎士は、パリィの練習相手として非常に適しています。
盾攻撃や尻尾攻撃など一部を除き、剣や槍を使った攻撃モーションのほとんどがパリィ可能です。
攻撃パターンが比較的素直で、パリィのタイミングを学習しやすいため、「坩堝先生」と呼ぶプレイヤーもいるほどです。
封牢などで一対一の状況を作り、練習してみることをお勧めします。
なぜパリィできない?エルデンリングのパリィ受付時間の仕組みを解説
「タイミングは合っているはずなのにパリィが成功しない」と感じることはありませんか。
それは、エルデンリングのパリィが持つ独特の「受付時間」という仕組みに原因があるかもしれません。
このメカニズムを理解することで、パリィの成功率は格段に上がります。
パリィの成功判定は「攻撃が当たる瞬間」ではない
多くの人が陥りがちな誤解ですが、エルデンリングのパリィは、敵の攻撃が自分にヒットする瞬間にボタンを押しても成功しません。
成功判定は、パリィモーションの「中間あたり」に発生します。
したがって、敵の攻撃が当たるよりも「少し早いタイミング」でボタンを押す意識が必要です。
敵の武器が振り下ろされる音を聞き、その直前を狙うのがコツです。
パリィ受付フレームとは?盾や武器種ごとの性能差を比較
パリィが成功する猶予時間のことを「受付フレーム」と呼びます。
この受付フレームの長さは、使用する盾や武器の種類によって異なります。
一般的に、受付時間が長いほどパリィは成功しやすくなります。
| パリィの種類 | 受付フレームの長さ(感覚) | 特徴 |
|---|---|---|
| 小盾 | 長い | パリィしやすいが、ガード性能は低い。 |
| 中盾 | 短い | パリィは難しいが、ガード性能が高い。 |
| 短剣など | 普通 | 小盾と中盾の中間的な性能。 |
パリィ受付時間が長いおすすめの盾・戦技は?
パリィの成功率を上げたいなら、受付時間が長い盾や戦技を選ぶのが最も効果的です。
特に「バックラー」という小盾は、「バックラーパリィ」という固有戦技を持ち、通常のパリィよりも発生が速く、受付時間も長いとされています。
また、「黄金パリィ」や「カーリアの返報」といった戦技を中盾につけることで、高いガード性能と優れたパリィ性能を両立させることも可能です。
パリィを成功させるコツは「敵の手元」を見ること
パリィを成功させるための視点の置き方として、敵の武器の先端ではなく、「武器を握っている手元」に注目することが推奨されます。
攻撃は手元の動きから始まるため、攻撃の予備動作をより早く察知し、適切なタイミングでパリィを入力しやすくなります。
敵に密着し、相手の腕を弾きにいくイメージを持つと成功率が向上するでしょう。
最強はどれ?エルデンリングのおすすめパリィ盾・戦技5選
パリィを戦術の主軸に据えるなら、装備選びは非常に重要です。
ここでは、特に性能が高いと評価されているおすすめのパリィ盾と戦技を5つ厳選してご紹介します。
【最速】バックラーパリィ|盗賊の初期装備
素性「盗賊」の初期装備でもある小盾「バックラー」は、専用戦技「バックラーパリィ」を持っています。
この戦技は、通常のパリィよりもモーションの発生が速く、受付時間も長いため、非常に成功させやすいのが特徴です。
パリィ初心者から上級者まで、多くのプレイヤーに愛用されています。
ストームヴィル城のNPCゴストークから購入することも可能です。
【広範囲】黄金パリィ|中距離からでも狙える最強戦技
戦灰「黄金パリィ」は、パリィ判定が光と共に前方に広がるため、敵と少し距離が離れていてもパリィを成功させられるという破格の性能を誇ります。
これにより、密着するリスクを冒さずにパリィを狙えるため、安全性が格段に向上します。
受付時間も非常に長く、最強のパリィ戦技と評する声も多いです。
アルター高原でスカラベを倒すことで入手できます。
【対魔法】カーリアの返報|魔術も返せる万能パリィ
戦灰「カーリアの返報」は、通常の物理攻撃をパリィできるだけでなく、敵が放つ魔術や一部の祈祷をかき消し、自身の力に変えて反撃できる特殊な戦技です。
物理パリィの性能自体も非常に高く、黄金パリィに匹敵する受付時間を持っています。
対人戦や魔術を使う敵に対して絶大な効果を発揮します。
【対飛び道具】嵐の壁|矢やボルトを弾き返す
戦灰「嵐の壁」は、前方に嵐の壁を発生させ、矢やボルトといった物理的な飛び道具を弾き返すことができます。
また、通常の近接攻撃に対するパリィとしても機能し、その性能は標準的なパリィよりも優れています。
ストームヴィル城周辺のスカラベから序盤で入手できるのも魅力です。
小盾と中盾、パリィするならどっちがおすすめ?
純粋にパリィの成功率だけを求めるなら、受付時間の長い「小盾」がおすすめです。
しかし、パリィに失敗した際のリスクを考慮すると、物理カット率が高くガード性能に優れる「中盾」も有力な選択肢となります。
特に、「黄金パリィ」や「カーリアの返報」といった高性能な戦技を中盾に付与すれば、防御とパリィの両方を高水準でこなせるため、非常に安定した立ち回りが可能になります。
パリィできない攻撃への対処法と立ち回り
パリィできない攻撃を仕掛けてくる敵に対して、どのように立ち回れば良いのでしょうか。
ここでは、パリィ以外の有効な防御手段と戦術を紹介します。
基本はローリング(回避)でフレームを合わせる
最も基本的かつ重要な防御行動がローリング(回避)です。
ローリング中は無敵時間(i-frame)が発生するため、タイミングを合わせればあらゆる攻撃を無傷でやり過ごすことができます。
パリィできないジャンプ攻撃や掴み攻撃に対しては、敵の動きをよく見てローリングで回避しましょう。
ガードカウンターで体勢を崩す戦術
物理カット率100%の盾で敵の攻撃をガードした直後に強攻撃を入力すると、強力な反撃技「ガードカウンター」が発動します。
この攻撃は敵の体勢を崩しやすく、致命の一撃に繋げるチャンスを作ることができます。
パリィが難しい、あるいは不可能な攻撃に対して、安全に反撃する手段として非常に有効です。
ジャンプで地震や薙ぎ払い攻撃を避ける
敵が地面を叩きつけて衝撃波を発生させる攻撃や、足元を薙ぎ払う攻撃に対しては、ジャンプで回避することが可能です。
ローリングよりも硬直が少なく、ジャンプ攻撃で反撃に転じやすいというメリットがあります。
ホーラ・ルーの地団駄など、特定の攻撃に対してはジャンプが最適な対処法となります。
そもそもパリィに固執しない戦略も重要
パリィは成功すれば大きなリターンがありますが、失敗すれば大きなリスクを伴うハイリスク・ハイリターンな行動です。
全ての敵に対してパリィを狙う必要はありません。
パリィが有効な敵には積極的に狙い、パリィできない、あるいはタイミングが難しい敵に対しては、回避やガードカウンターを主体に戦うなど、相手に応じて戦術を柔軟に切り替えることが攻略の鍵となります。
エルデンリングのパリィに関するよくある質問
最後に、エルデンリングのパリィに関して多くのプレイヤーが抱く疑問について、Q&A形式でお答えします。
魔術や祈祷はパリィできる?
通常のパリィでは、魔術や祈祷を弾くことはできません。
しかし、戦技「カーリアの返報」を使えば魔術をかき消すことができ、「トープスの力場」を使えば魔術と祈祷の両方を逸らすことが可能です。
これらの戦技を装備している場合のみ、魔法攻撃への対抗手段となり得ます。
戦技はパリィできる攻撃とできない攻撃がある?
敵が使用する戦技も、パリィできるものとできないものが存在します。
例えば、猟犬騎士が使う「猟犬の剣技」や、忌み子が使う「回転斬り」などはパリィ可能です。
一方で、武器自体で攻撃するのではなく、衝撃波などを放つタイプの戦技はパリィできません。
これも攻撃モーションと同様、実際に試してみる必要があります。
パリィミスした時のリスクは?
パリィに失敗すると、通常よりも大きなダメージとスタミナダメージを受けます。
盾のカット率やガード強度も一時的に低下するため、連続攻撃を受けるとガードを崩されて窮地に陥る可能性があります。
ただし、パリィモーション中は強靭度が高くなるため、吹き飛ばされることはありません。
オンライン(対人)でのパリィの注意点は?
オンラインで他のプレイヤーと対戦する場合、ラグ(通信遅延)の影響でパリィのタイミングが非常にシビアになります。
相手の画面で攻撃モーションが発生してから自分の画面に表示されるまでに僅かな遅延があるため、PvE(対CPU戦)と同じ感覚でパリィを狙っても成功しにくいです。
相手の動きを予測した「置きパリィ」などの高度なテクニックが求められます。
まとめ:エルデンリングでパリィできない攻撃を理解して生存率を上げよう
エルデンリングにおけるパリィは、使いこなせば強力な武器になりますが、万能ではありません。
パリィできない攻撃のルールを理解し、敵や状況に応じて最適な行動を選択することが、褪せ人としての生存率を大きく向上させます。
パリィできない攻撃パターンを再確認
ジャンプ攻撃、掴み攻撃、鞭やフレイル、特大武器の両手持ち攻撃など、パリィできない攻撃のパターンは決まっています。
これらの攻撃を瞬時に見分け、回避やガードに切り替える判断力が重要です。
パリィ可能な敵と攻撃を見極める方法
基本的には「人間サイズの敵が武器で繰り出す標準的な攻撃」がパリィの主なターゲットです。
ただし、ボスごとに例外も多いため、最終的には実践で試すしかありません。
坩堝の騎士などで練習を重ね、パリィの感覚を養いましょう。
状況に応じてパリィと回避を使い分ける重要性
パリィは強力ですが、それに固執する必要はありません。
パリィできない攻撃、自信のない攻撃に対しては、無理せずローリングやガードカウンターで堅実に立ち回ることが大切です。
パリィを数ある選択肢の一つとして捉え、戦術に幅を持たせることが、狭間の地を生き抜くための最も賢い方法と言えるでしょう。
- エルデンリングには明確にパリィできない攻撃が存在する
- ジャンプ攻撃、掴み攻撃、鞭、フレイルによる攻撃はパリィ不可である
- 特大武器・特大剣の両手持ち攻撃もパリィできない
- ゴドリックやゴッドフレイなど、一部のボスは一切パリィを受け付けない
- マルギットやマレニア、ラダゴンなどパリィが有効なボスも存在する
- パリィの成功判定は攻撃が当たる瞬間ではなく、モーションの中間にある
- 受付時間が長いバックラーパリィや黄金パリィは成功させやすい
- パリィができない攻撃には、ローリング(回避)やガードカウンターで対処する
- パリィに固執せず、敵や状況に応じて戦術を切り替えることが重要である
- パリィのルールを理解することで、戦闘の安定性と生存率が向上する

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