『龍が如く8』をプレイしていて、「戦闘がどうも面白くない」「テンポが悪くてつまらない」と感じていませんか。
壮大なストーリーや魅力的なキャラクターは最高なのに、バトルシステムだけがネックになっている方もいるかもしれません。
この記事では、『龍が如く8』の戦闘がつまらないと感じる具体的な理由を掘り下げ、なぜアクションからコマンドRPGへとバトルシステムが変わったのかを解説します。
さらに、戦闘を少しでも楽しむための具体的なコツや、前作からの進化点も紹介しているので、プレイの参考にしてください。
『龍が如く8』の戦闘は本当につまらない?SNSや掲示板でのリアルな評価
『龍が如く8』の戦闘システムについては、SNSやインターネット掲示板で賛否両論の意見が見られます。
特に、従来のアクションバトルに慣れ親しんだファンからは、コマンドRPGという形式に対して否定的な声が少なくありません。
ここでは、プレイヤーが「つまらない」と感じる具体的なポイントを、実際の声をもとに整理します。
「テンポが悪くて一戦が長すぎる」という不満の声
戦闘がつまらないと感じる最も大きな理由として、「テンポの悪さ」が挙げられています。
コマンドを選択するたびにキャラクターが移動し、ポジションを取る手間が加わったことで、一戦一戦にかかる時間が長くなりがちです。
特にザコ敵との戦闘が頻繁に発生するため、このテンポの悪さが積み重なり、プレイの快適さを損なっているという意見が多く見受けられました。
「結局同じ技の繰り返しで飽きる」単調さが原因との意見
戦闘の単調さも、不満点として頻繁に指摘されています。
ゲーム序盤は使える技が少なく、効率を求めると特定の強力な技を繰り返し使用するだけになりがちです。
これが「同じコマンドを連打するだけの作業」と感じられ、戦略性のなさに飽きてしまうプレイヤーも少なくないようです。
アクションゲームであれば操作そのものに楽しさを見出せますが、ターン制RPGで同じことの繰り返しになると、虚無感を覚えやすいのかもしれません。
「アクションの方が良かった」従来シリーズのファンからの評判
『龍が如く』シリーズは、長年にわたり爽快なアクションバトルを魅力としてきました。
そのため、主人公が桐生一馬から春日一番に交代した『龍が如く7』からのコマンドRPGへの変更を、いまだに受け入れられないファンも多く存在します。
『7外伝』では従来のアクションが採用されていたこともあり、「やはり龍が如くはアクションで遊びたい」という声が根強く残っています。
ジャストガードやQTEの判定が分かりにくい問題
『龍が如く8』のバトルには、敵の攻撃に合わせてボタンを押す「ジャストガード」や、特定の技で発生するQTE(クイックタイムイベント)といったアクション要素も含まれています。
しかし、この判定が分かりにくいという声も挙がっています。
タイミングを狙って押したつもりが失敗扱いになったり、逆に連打していたら成功したりと、判定基準が曖昧に感じられることがあるようです。
これにより、爽快感を得るどころか、かえってストレスを感じてしまうという意見も見られました。
なぜアクションからコマンドRPGに?バトルシステム変更の理由を解説
多くのファンが疑問に思う「なぜバトルシステムが変わったのか」という点には、いくつかの理由が考えられます。
開発スタジオがどのような意図を持ってこの大きな変更に踏み切ったのかを考察します。
理由①:新主人公「春日一番」の「仲間と戦う」スタイルを表現するため
最大の理由は、新主人公である春日一番のキャラクター性を表現するためだと考えられます。
孤高の伝説として一人で道を切り開いてきた桐生一馬とは対照的に、春日一番は仲間を信じ、共に困難に立ち向かうリーダーです。
この「仲間との共闘」をゲームシステムで表現する上で、各キャラクターに役割を与えて連携させるコマンドRPGは非常に相性が良いと言えます。
一人で戦うアクションよりも、仲間と協力して強敵を倒すRPGの方が、春日一番の物語に適しているという判断があったのでしょう。
理由②:RPGファンという新規プレイヤー層を獲得する戦略
シリーズのマンネリ化を防ぎ、新たなファン層を獲得するという戦略的な意図もあります。
アクションゲームが苦手な人でも、コマンドRPGであればじっくり考えてプレイできるため、これまで『龍が如く』シリーズに触れてこなかったRPGファンを取り込む狙いがあったと考えられます。
実際に『龍が如く7』で初めてシリーズをプレイし、ファンになったという声も多く、この戦略は一定の成功を収めたと言えるでしょう。
アクション操作は『ジャッジアイズ』や『7外伝』で楽しめるという棲み分け
龍が如くスタジオは、全ての作品をコマンドRPGにしたわけではありません。
木村拓哉氏が主演を務める『ジャッジアイズ』シリーズや、桐生一馬が主人公の『龍が如く7外伝 名を消した男』では、従来のアクションバトルが採用されています。
これにより、春日一番が主人公の本編ナンバリングは「コマンドRPG」、それ以外のスピンオフ作品は「アクション」という形で明確な棲み分けが行われています。
ファンは自分の好みに合わせて作品を選べるようになっており、スタジオとしても両方のニーズに応えようとしている姿勢がうかがえます。
実は『7』より進化している?龍が如く8の「新ライブコマンドRPGバトル」の魅力
『龍が如く8』のバトルは、前作『7』のシステムをベースに、不満点を解消し、より戦略的で爽快に遊べるよう多くの進化を遂げています。
ここでは、つまらないと感じる前に知っておきたい、本作ならではのバトルの魅力や改善点を紹介します。
戦闘中の「移動」が可能になり戦略性が大幅にアップ
今作のバトルにおける最大の変化は、コマンド選択中に一定範囲内を自由に移動できるようになった点です。
これにより、敵の背後を取って大ダメージを与える「バックアタック」を狙ったり、攻撃範囲の広い技で複数の敵を巻き込みやすい位置に移動したりと、戦略の幅が大きく広がりました。
ただコマンドを選ぶだけでなく、位置取りを考える楽しさが加わっています。
壁への叩きつけや仲間との連携攻撃で爽快感が向上
移動システムの導入に伴い、敵を吹き飛ばす攻撃も進化しました。
敵を壁や障害物に叩きつければ追加ダメージが発生し、仲間の近くに吹き飛ばせば追撃してくれる「吹き飛ばし連携」が発動します。
これらの要素をうまく活用することで、単調になりがちな戦闘に爽快感と戦術的な面白さが生まれます。
面倒なザコ戦を瞬時に終わらせる「クイックバトル」機能とは?
「ザコ敵との戦闘が面倒」という声に応える形で、今作では「クイックバトル」システムが導入されました。
自分たちよりも格段にレベルが低い敵とエンカウントした際に、戦闘を一撃で終わらせることができます。
得られる経験値は少し減りますが、レベル上げやアイテム収集をテンポよく進めたい場合には非常に便利な機能です。
桐生一馬だけは特別!アクション操作が楽しめる「絆覚醒」モード
ダブル主人公の一人である桐生一馬は、他のキャラクターとは一線を画す特別な能力を持っています。
バトル中に「絆覚醒」を発動させると、一定時間、従来のシリーズのようなアクション操作で敵を自由に攻撃できます。
コマンドRPGが苦手なファンも、このモードでは懐かしい爽快感を味わうことが可能です。
状況に応じて3つのバトルスタイルを切り替えられる点も、往年のファンには嬉しい要素でしょう。
【解決策】つまらない戦闘が楽しくなる!今すぐ試せる5つのコツ
バトルシステムの進化点を理解しても、やはり戦闘がつまらないと感じてしまうかもしれません。
ここでは、少しの工夫で戦闘の面白さを見出すための、今すぐ試せる具体的なコツを5つ紹介します。
まずはオートバトルを活用してストレスを徹底的に軽減しよう
ザコ戦の単調さが苦痛に感じる場合は、オートバトル機能を積極的に活用しましょう。
L2ボタンを押すだけでキャラクターが自動で戦ってくれるため、プレイヤーは戦闘を眺めているだけで済みます。
レベル上げや素材集めの際はオートに任せ、強敵とのボス戦だけ自分で操作するなど、メリハリをつけることでストレスを大幅に軽減できます。
戦闘の単調さを打破する「ジョブチェンジ」の楽しみ方とおすすめジョブ
単調な戦闘に飽きてきたら、キャラクターのジョブを変えてみましょう。
『龍が如く8』には「サムライ」や「マリンマスター」、「くの一」といった多種多様な新ジョブが用意されており、それぞれ全く異なる戦い方が楽しめます。
色々なジョブを試して、自分だけの最強パーティ編成を考えるのも、本作の大きな醍醐味の一つです。
敵の弱点や位置取りを意識して戦略性を味わうコツ
ただ攻撃ボタンを押すのではなく、敵の弱点属性を突くことを意識してみましょう。
また、前述の通り、移動システムを活かしてバックアタックや吹き飛ばし連携を積極的に狙うことで、戦闘がより戦略的で奥深いものになります。
少し手間はかかりますが、効率よく大ダメージを与えられた時の達成感は格別です。
ジャストアクション・ジャストガードを成功させるタイミングは?
ジャストアクションやジャストガードは、戦闘を有利に進める上で重要な要素です。
成功のコツは、敵の動きや攻撃のエフェクトをよく観察することです。
攻撃が自分にヒットする直前のタイミングでボタンを押すことを意識しましょう。
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくると成功率が上がり、戦闘の緊張感と楽しさが増すはずです。
戦闘アイテムを惜しまず使ってバトルを有利に進める方法
手榴弾やガス玉といった戦闘アイテムは、強力な効果を持つものが多く、戦況を大きく変える力を持っています。
特に多数の敵を相手にする場面や、強敵との戦いでは、アイテムを惜しまずに使うことで格段に戦闘が楽になります。
店で購入したり、探索で入手したりできるので、普段からある程度ストックしておくと良いでしょう。
賛否両論?「最高傑作」という評価と今後のバトルシステムへの期待
戦闘システムには賛否両論ある一方で、『龍が如く8』全体としては「シリーズ最高傑作」との呼び声も高い作品です。
ここでは、作品全体の評価や、今後のシリーズ展開への期待について触れていきます。
戦闘は苦手でもストーリーやミニゲームを含めて「神ゲー」という評価も多数
本作が高い評価を得ている最大の理由は、重厚で感動的なストーリーと、圧倒的なボリュームを誇るサブコンテンツにあります。
春日一番と桐生一馬、二人の主人公が織りなす物語は多くのプレイヤーの心を打ちました。
また、「ドンドコ島」や「スジモンバトル」といった作り込まれたミニゲームは、それだけで一つのゲームとして成立するほどのクオリティを誇ります。
戦闘が苦手でも、それ以外の要素で十分に楽しめるのが『龍が如く8』の大きな魅力です。
コマンドバトル肯定派はどこを楽しんでいるのか?
一方で、コマンドバトル自体を高く評価しているプレイヤーも少なくありません。
肯定派の意見としては、「じっくり戦略を練られるのが楽しい」「多彩なジョブと極技の組み合わせを考えるのが面白い」といった声が挙がっています。
アクションが苦手な人にとっては、自分のペースで進められる点が大きなメリットと感じられているようです。
次回作『龍が如く9』ではバトルシステムはどうなる?ユーザーの希望と予測
今後のシリーズでバトルシステムがどうなるのかは、ファンにとって最大の関心事の一つです。
春日一番が主人公である限りはコマンドRPGが続くと予測されますが、テンポの改善や戦略性のさらなる深化を望む声は多く挙がっています。
もしかしたら、アクションとコマンドを任意で切り替えられるような、ハイブリッドなシステムが導入される可能性もゼロではないかもしれません。
まとめ:龍が如く8の戦闘がつまらないと感じるあなたへ
『龍が如く8』の戦闘システムは、多くの点で前作から進化していますが、それでもアクション時代の爽快感が忘れられず、「つまらない」と感じてしまうプレイヤーがいるのも事実です。
しかし、少し視点を変えたり、便利な機能を活用したりすることで、その印象が変わる可能性もあります。
自分に合ったプレイスタイル(難易度やジョブ)を見つけるのが最優先
もし戦闘が苦痛に感じているなら、まずはプレイスタイルを見直してみましょう。
オートバトルを多用したり、様々なジョブを試して自分に合った戦い方を探したりするだけで、ストレスは大きく軽減されるはずです。
無理に全てを自分で操作しようとせず、楽しめる範囲でプレイすることが大切です。
戦闘の比重を下げて、壮大なストーリーや膨大なサブコンテンツに集中するのも一つの手
どうしても戦闘システムが好きになれない場合は、戦闘以外の要素に目を向けることをお勧めします。
『龍が如く8』は、バトルが全てではありません。
感動的なメインストーリーを追いかけるだけでも価値がありますし、「ドンドコ島」でのスローライフや、「スジモンバトル」のマスターを目指すなど、寄り道の楽しみ方は無限にあります。
戦闘は物語を進めるための手段と割り切って、広大なハワイの世界を心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 龍が如く8の戦闘はテンポの悪さや単調さから「つまらない」という評価がある
- バトルシステムがアクションからコマンドRPGに変更されたのは新主人公のキャラクター性を表現するため
- RPGファンという新規層の獲得もシステム変更の理由の一つである
- 今作のバトルは7から進化し、移動システムや連携攻撃で戦略性が増している
- ザコ戦のストレスを軽減する「クイックバトル」や「オートバトル」が搭載された
- 戦闘を楽しむコツはジョブチェンジの活用や敵の弱点を意識することである
- 桐生一馬の「絆覚醒」モードでは従来のアクション操作が可能になる
- 戦闘が苦手でもストーリーやミニゲームの評価が非常に高く「最高傑作」との声も多い
- 戦闘がつまらないと感じたら、オートバトルを活用し、ストーリーやサブコンテンツに集中するのも手である
- 今後のシリーズでバトルシステムがどう変化するかがファンから注目されている

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