龍が如くシリーズの時系列とストーリー完全解説!遊ぶ順番も解説

「龍が如く」シリーズは、重厚なストーリーと魅力的なキャラクターで多くのファンを魅了し続けていますが、作品数が多く、これからプレイする方にとっては「どの順番で遊べばいいの?」「時系列やストーリーの繋がりはどうなっているの?」といった疑問が尽きないかもしれません。

ナンバリング作品だけでなく、リメイクやスピンオフも合わせるとその数は膨大です。

そこでこの記事では、「龍が如く」シリーズを最大限に楽しむための情報を網羅的に解説します。

初心者におすすめのプレイ順から、全作品の公式な時系列、各ストーリーのあらすじと繋がりまで、あなたの疑問をすべて解決します。

この記事を読めば、あなたにぴったりのプレイスタイルが見つかり、壮大な「龍が如く」の世界へスムーズに足を踏み入れることができるでしょう。

目次

結論:龍が如くを100倍楽しむプレイ順!おすすめは3パターン

「龍が如く」シリーズをどの順番でプレイするかは、ファンの間でも意見が分かれる大きなテーマです。

ここでは、あなたのプレイスタイルに合わせた3つのおすすめルートを、それぞれの特徴とともにご紹介します。

【初心者向け】ストーリーの感動が最大になる推奨ルートは「極 → 0 → 極2」

シリーズを初めてプレイする方に最もおすすめしたいのが、「龍が如く 極」から始め、次に「龍が如く0」、そして「龍が如く 極2」へと進む順番です。

このルートの最大のメリットは、物語への感情移入が格段に深まる点にあります。

まず「極(初代のリメイク)」で主人公・桐生一馬や、彼の親友である錦山彰、そして神出鬼没の重要人物・真島吾朗といったキャラクターたちの基本的な関係性を理解します。

その上で、彼らの過去を描いた「0」をプレイすることで、「なぜ錦山は変貌してしまったのか」「真島はなぜあのようなキャラクターになったのか」といった背景が明らかになり、キャラクターたちの言動一つ一つに深みが増すのです。

そして、「0」の物語を踏まえて作られた追加シナリオが含まれる「極2」をプレイすることで、一連の物語が美しく繋がり、シリーズ序盤の感動を最大限に味わうことができます。

【時系列重視派】物語の歴史を順番に追体験するなら「0 → 極 → 極2」

物語の歴史を忠実に、年代順に追いかけたいという方には、ゲーム内の時系列通り「龍が如く0」から始めるのがおすすめです。

1988年のバブル時代から物語が始まるため、桐生一馬と真島吾朗という二人の伝説的な男が、いかにして裏社会でのし上がっていったのかを順を追って体験できます。

ただし、この順番には一つ注意点があります。

「0」は「5」の後に発売された作品のため、エンディングなどで後発作品の展開を匂わせるシーンが含まれています。

そのため、先の展開を全く知らない状態で「極」以降を楽しみたい場合は、ネタバレと感じてしまう可能性があります。

【新主人公から】最新作のバトルシステムで始めるなら「7 → 8」

「昔のゲームシステムに慣れるのが少し不安」「最新のゲームから触れてみたい」という方には、「龍が如く7 光と闇の行方」からプレイを始めるという選択肢もあります。

「7」からは主人公が桐生一馬から春日一番へと交代し、バトルシステムも従来のアクションからコマンド入力式のRPGへと大きく変更されました。

物語も独立性が高く、過去作のキャラクターは登場するものの、知らなくても十分に楽しめるように配慮されています。

そのため、全く新しいシリーズとして「7」から入り、その続編である「8」をプレイすることで、新時代の「龍が如く」を存分に楽しむことが可能です。

もしそこでシリーズに興味が湧けば、過去の桐生一馬の伝説を遡ってプレイするのも良いでしょう。

結局、どの順番がベスト?それぞれのメリット・デメリットを比較

3つのプレイルートにはそれぞれ長所と短所があります。

以下の比較表を参考に、ご自身の好みに最も合った順番を選んでみてください。

プレイ順メリットデメリットこんな人におすすめ
極 → 0 → 極2キャラクターへの感情移入が最大化される。「0」の物語をより深く理解できる。ゲーム内の時系列とは異なる。初めてプレイする方、ストーリーの感動を重視する方
0 → 極 → 極2物語の歴史を年代順に体験できる。「0」で後発作品のネタバレ要素に触れる可能性がある。物語の時系列を忠実に追いたい方
7 → 8最新のゲームシステムで快適に始められる。物語が独立しており入りやすい。桐生一馬の伝説や過去作の魅力を後から知ることになる。RPGが好きな方、最新作からシリーズに触れたい方

【全作網羅】龍が如くシリーズの公式ストーリー時系列とキャラクター年表

「龍が如く」シリーズの壮大な物語を理解する上で、各作品がどの時代の出来事を描いているのかを知ることは非常に重要です。

ここでは、ナンバリングタイトルを中心とした公式の時系列と、主要キャラクターの年齢の移り変わりをまとめました。

一目でわかる!ナンバリングタイトルのストーリー時系列一覧

「龍が如く」のナンバリング作品は、一部を除き、発売された年とゲーム内の年代がほぼリンクしています。

以下に、各作品の舞台となる主な西暦をまとめました。

西暦ナンバリングタイトル
1988年龍が如く0 誓いの場所
2005年龍が如く / 龍が如く 極
2006年龍が如く2 / 龍が如く 極2
2009年龍が如く3
2010年龍が如く4 伝説を継ぐもの
2012年龍が如く5 夢、叶えし者
2016年龍が如く6 命の詩。
2019年龍が如く7 光と闇の行方
2019年龍が如く7外伝 名を消した男
2022年龍が如く8

桐生一馬は何歳になった?主要キャラクター年齢推移まとめ

シリーズを通してキャラクターたちも歳を重ねていきます。

ここでは、桐生一馬をはじめとする主要キャラクターの年齢が、各作品でどのように変化していくのかを見ていきましょう。

作品名桐生一馬真島吾朗澤村遥春日一番
龍が如く0 (1988年)20歳24歳
龍が如く/極 (2005年)37歳41歳9歳
龍が如く2/極2 (2006年)38歳42歳10歳
龍が如く3 (2009年)41歳45歳13歳
龍が如く4 (2010年)42歳46歳14歳
龍が如く5 (2012年)44歳48歳16歳
龍が如く6 (2016年)48歳52歳20歳
龍が如く7 (2019年)51歳55歳23歳42歳
龍が如く8 (2022年)54歳58歳26歳45歳

スピンオフ作品は時系列のどこに入る?

スピンオフ作品は、本編の時系列とは異なる位置づけになっています。

「見参!」や「維新!」は江戸時代や幕末を舞台にした時代劇であり、本編のキャラクターが歴史上の人物として登場するスターシステムを採用しています。

「OF THE END」は「4」の後の神室町が舞台ですが、ゾンビが登場するパラレルワールドの物語です。

「JUDGE EYES」シリーズは本編と同じ世界観・時間軸で進行しますが、登場人物や物語は独立しています。

ネタバレなし!龍が如く歴代ナンバリングのあらすじと繋がり

ここでは、歴代ナンバリングタイトルのストーリーを、ネタバレを避けて簡潔にご紹介します。

各作品がどのような物語で、シリーズの中でどう繋がっていくのかを確認しましょう。

龍が如く0 誓いの場所 (1988年) – “堂島の龍”と“嶋野の狂犬”誕生の物語

舞台はバブル景気に沸く1988年の東京・神室町と大阪・蒼天堀。

若き日の桐生一馬と真島吾朗、二人の主人公を操作します。

たった一坪の土地「カラの一坪」を巡る巨大な利権争いに巻き込まれた二人が、裏社会の陰謀に立ち向かう中で、後に伝説となる“堂島の龍”と“嶋野の狂犬”がいかにして生まれたのかが描かれます。

龍が如く / 極 (2005年) – 10年の空白と消えた100億円の謎

親友と愛する女のため、殺人の濡れ衣を着て10年間服役した桐生一馬。

様変わりした神室町に戻った彼を待っていたのは、所属していた東城会から消えた100億円と、その鍵を握る謎の少女・遥との出会いでした。

桐生は遥を守るため、再び裏社会の渦中へと身を投じます。

龍が如く2 / 極2 (2006年) – 東西の龍が激突する全面戦争

前作の事件から一年。

堅気として遥と平穏な日々を送っていた桐生の元に、東城会と関西最大の組織・近江連合との全面戦争の危機が迫ります。

組織を救うために関西へ向かった桐生は、「関西の龍」と呼ばれる郷田龍司と宿命の対決を繰り広げることになります。

龍が如く3 (2009年) – 沖縄の平穏を脅かす国家レベルの陰謀

東京を離れ、沖縄で養護施設「アサガオ」を営み、子供たちと穏やかな日々を送る桐生。

しかし、米軍基地増設計画とリゾート開発の波が、施設の土地を狙う脅威となって押し寄せます。

愛する子供たちの居場所を守るため、桐生は東京と沖縄を股にかけた国家規模の陰謀に立ち向かいます。

龍が如く4 伝説を継ぐもの (2010年) – 4人の男たちの運命が交差する物語

シリーズで初めて、桐生一馬に加えて、心優しき金融屋「秋山駿」、25年の時を経て脱獄した極道「冴島大河」、汚職に塗れた刑事「谷村正義」という4人の主人公が登場します。

それぞれの視点から描かれる物語が、やがて一つの大きな事件へと収束していく様は圧巻です。

龍が如く5 夢、叶えし者 (2012年) – 全国5大都市で描かれる夢と裏切りの連鎖

東京、大阪、名古屋、札幌、福岡という全国5大都市を舞台に、桐生、冴島、秋山、そして新たに元プロ野球選手「品田辰雄」とアイドルを目指す「澤村遥」を加えた5人の主人公の物語が描かれます。

「夢」をテーマに、それぞれの人生が東西極道組織の全面戦争へと巻き込まれていく、シリーズ最大級のスケールを誇る作品です。

龍が如く6 命の詩。 (2016年) – 桐生一馬の物語、感動の最終章

「桐生一馬伝説、最終章」と銘打たれた本作。

刑期を終えた桐生は、突然姿を消した遥が事故に遭い、意識不明になったことを知ります。

さらに、遥には遥自身の息子・ハルトがいることが判明。

遥の失踪の謎を追うため、桐生は広島・尾道仁涯町へと足を踏み入れ、自身の極道人生に一つの区切りをつけます。

龍が如く7 光と闇の行方 (2019年) – 新主人公・春日一番のどん底からの成り上がり劇

主人公が桐生一馬から、情に厚くお人好しな男「春日一番」へとバトンタッチ。

慕っていた組長のために18年の刑期を務め上げた春日を待っていたのは、変わり果てた神室町と、信じていた男からの裏切りでした。

全てを失い、横浜・伊勢佐木異人町のどん底から、新たな仲間たちと共に成り上がっていく熱い物語が展開されます。

龍が如く7外伝 名を消した男 – 桐生一馬が名前を消して生きた空白の時間を描く

「龍が如く6」の後、愛する者たちを守るために自らの死を偽装し、表舞台から姿を消した桐生一馬。

本作では、「7」の物語の裏側で、彼がコードネーム「浄龍」として、とある組織のエージェントとして生きていた空白の時間が描かれます。

「8」へと繋がる重要な物語です。

龍が如く8 – 春日と桐生のW主人公、人生最期の戦いがハワイで始まる

春日一番と桐生一馬のW主人公で描かれるシリーズ最新作。

生き別れた母親を探すため、シリーズ初の海外舞台となるハワイへ向かった春日。

そして、自らの死と向き合いながら、人生最期の戦いに挑む桐生。

二人の男の物語が交差する、感動と衝撃の人間ドラマが繰り広げられます。

本編との関係は?スピンオフ・関連作品をプレイする最適なタイミング

「龍が如く」シリーズには、本編以外にも魅力的なスピンオフ作品が多数存在します。

ここでは、それぞれの作品が本編とどう関わっているのか、どのタイミングでプレイするのがおすすめかをご紹介します。

「JUDGE EYES(ジャッジアイズ)」シリーズの時系列と本編との繋がりは?

「JUDGE EYES:死神の遺言」とその続編「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」は、本編と同じ神室町や伊勢佐木異人町を舞台にしたリーガルサスペンスアクションです。

時系列も本編と共有しており、「LOST JUDGMENT」は「龍が如く7」の後の物語となっています。

ただし、主人公は元弁護士の探偵・八神隆之であり、桐生一馬をはじめとする本編の主要キャラクターは登場しません。

物語は独立しているため、どのタイミングでプレイしても問題なく楽しめますが、本編をプレイした後に遊ぶと、同じ街の異なる側面が見えてきてより一層楽しめるでしょう。

時代劇スピンオフ「維新!」「見参!」はいつプレイするのがおすすめ?

「龍が如く 見参!」は宮本武蔵、「龍が如く 維新!」は坂本龍馬が主人公の時代劇です。

これらは、桐生一馬や真島吾朗といったシリーズお馴染みのキャラクターたちが、歴史上の人物として登場するオールスター作品的な位置づけです。

物語は本編とは完全に独立しているため、シリーズのどの作品をプレイした後でも、またプレイする前でも、好きなタイミングで楽しむことができます。

本編のキャラクターを知っていると、配役にニヤリとできる楽しみ方ができます。

パラレルワールド作品「OF THE END」「クロヒョウ」の立ち位置

「龍が如く OF THE END」は、「龍が如く4」の後の神室町に突如ゾンビが発生したという、本編とは全く異なるパラレルワールドを描いたガンシューティングアクションです。

「クロヒョウ」シリーズは、PSPで展開された若き不良少年・右京龍也を主人公とする物語で、本編と時間軸は共有していますが、独立した作品として楽しめます。

どちらも本編の知識がなくても問題なくプレイ可能です。

コラボ作品「北斗が如く」はシリーズ未経験でも楽しめる?

「北斗が如く」は、人気漫画「北斗の拳」と「龍が如くスタジオ」がコラボレーションした作品です。

バトルシステムやミニゲームに「龍が如く」らしさはありますが、物語はオリジナルのパラレルワールドであり、「龍が如く」シリーズの知識は一切不要です。

「北斗の拳」のファンはもちろん、シリーズ未経験者でもアクションアドベンチャーゲームとして楽しむことができます。

龍が如くの「ストーリー」と「順番」に関するよくある質問

ここでは、「龍が如く」シリーズのストーリーやプレイする順番について、多くの人が抱く疑問にQ&A形式でお答えします。

ファンが選ぶシリーズ最高傑作はどの作品?

どの作品が最高傑作かはファンの間で意見が分かれるところですが、特に評価が高いのは「龍が如く0 誓いの場所」です。

バブル時代の熱気を見事に再現した世界観、桐生と真島の二人の主人公が織りなす緻密で熱いストーリー、完成度の高いゲームシステムなどが絶賛されています。

また、新主人公・新システムでシリーズに新たな風を吹き込んだ「龍が如く7 光と闇の行方」も、感動的なストーリーから最高傑作に挙げる声が多く聞かれます。

「ストーリーがひどい」と評価される作品はある?その理由は?

シリーズの中でも、特に「龍が如く6 命の詩。」のストーリーは、ファンの間で賛否が大きく分かれました。

「桐生一馬伝説、最終章」として大きな期待が寄せられていた一方で、物語の結末や一部の主要キャラクターの扱いに対して、長年のファンから「納得できない」という厳しい意見が出たのが主な理由です。

ただし、ゲームシステムや広島・尾道の街並みの再現度などは高く評価されており、あくまでストーリーの結末に対する評価が分かれた形と言えるでしょう。

今からPS5やPS4で全シリーズをプレイできる?

はい、現在発売されているPlayStation 5やPlayStation 4があれば、ナンバリング作品はほぼ全てプレイ可能です。

初代「龍が如く」と「龍が如く2」は、それぞれ「龍が如く 極」「龍が如く 極2」としてフルリメイクされています。

また、「3」「4」「5」もリマスター版が発売されているため、現行機で桐生一馬の伝説を最初から最後まで追体験することができます。

そもそも「龍が如く」ってどんなゲーム?シリーズの魅力とは?

「龍が如く」は、セガが贈る「大人向けのエンターテインメント作品」です。

その魅力は多岐にわたりますが、最大の柱は、愛、人情、裏切りをテーマに描かれる、まるで映画や大河ドラマのような重厚な人間ドラマです。

また、新宿・歌舞伎町などをモデルにしたリアルな繁華街を自由に探索できるのも大きな特徴で、作り込まれた街には本編とは別に100を超えるサブストーリーや、カラオケ、バッティングセンター、ゲームセンターといった豊富なミニゲームが用意されており、いつまでも遊び続けられる奥深さを持っています。

まとめ:龍が如くの時系列・順番・ストーリーを徹底解説

  • 龍が如くシリーズ初心者の推奨プレイ順は「極 → 0 → 極2」である
  • 物語を時系列で追いたい場合は「0」から始めるのが基本となる
  • 最新作から入りたい場合は主人公とシステムが一新された「7」からがおすすめである
  • シリーズの物語は1988年の「0」から2022年の「8」まで続いている
  • 主要キャラクターは作品ごとに歳を重ね、立場や人間性が変化していく
  • ナンバリング作品のあらすじは、それぞれが繋がりを持つ壮大な物語を形成する
  • 「ジャッジアイズ」シリーズは本編と同じ世界観を共有するが、物語は独立している
  • 「維新!」や「見参!」などのスピンオフ作品は、本編の時系列とは無関係に楽しめる
  • ファンの間では「0」や「7」がシリーズ最高傑作として高く評価されている
  • 現行機のPS5やPS4で、ナンバリング作品はほぼ全てプレイすることが可能である
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