ポケモンSVで初登場した「ドドゲザン」は、あく・はがねという唯一無二のタイプ複合と圧倒的な種族値を持ち、ランクマッチのシングル・ダブル両方で高い存在感を放っているポケモンです。
キリキザンからの進化条件が独特でつまずくプレイヤーも多く、育成論やテラスタイプの選び方、対策方法まで知りたいことは尽きないでしょう。
この記事では、ドドゲザンの基本スペックから進化の手順、型ごとの育成論、最新環境での評価、そして対策方法に至るまで、対戦で活躍させるために必要な情報をすべて網羅しています。
これからドドゲザンを育成したい方も、相手のドドゲザンに苦しんでいる方も、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
ドドゲザンの基本情報と種族値・タイプ相性
ドドゲザンは全国図鑑No.0983、分類「だいとうポケモン」として第9世代で登場しました。
コマタナ、キリキザンに続く最終進化形であり、あくタイプとはがねタイプを併せ持つポケモンはシリーズ全体を通じてドドゲザンだけです。
物理アタッカーとしての火力と耐久を高水準で両立しており、ランクマッチではシーズンを問わず安定した採用率を誇っています。
ドドゲザンの種族値と合計550の強さはどれほどか
ドドゲザンの種族値は以下の通りです。
| ステータス | 種族値 |
|---|---|
| HP | 100 |
| 攻撃 | 135 |
| 防御 | 120 |
| 特攻 | 60 |
| 特防 | 85 |
| 素早さ | 50 |
| 合計 | 550 |
合計種族値550は、伝説ポケモンやパラドックスポケモンを除いた一般ポケモンの中ではトップクラスの数値にあたります。
特に攻撃135と防御120が目を引き、物理方面では殴る側も受ける側も非常に優秀です。
HP100という数値も決して低くなく、とつげきチョッキなどの持ち物を合わせれば特殊方面の耐久も補強できます。
一方、素早さ50は全ポケモン中でも下位に位置するため、先制技の「ふいうち」で補うことが前提の設計となっています。
あく・はがね複合タイプの弱点と11の耐性一覧
あく・はがねという複合タイプは、弱点の少なさと耐性の多さが際立っています。
| 倍率 | タイプ |
|---|---|
| 4倍弱点 | かくとう |
| 2倍弱点 | ほのお、じめん |
| 半減 | ノーマル、くさ、こおり、ひこう、いわ、ゴースト、ドラゴン、あく、はがね |
| 無効 | どく、エスパー |
弱点はわずか3つしかなく、半減以下で受けられるタイプは11にのぼります。
どくタイプとエスパータイプの技を完全に無効化できる点も見逃せません。
ただし、かくとうタイプが4倍弱点という致命的な弱点を抱えている点は常に意識しておく必要があります。
専用技「ドゲザン」の性能と他のあく技との違い
ドドゲザンの専用技「ドゲザン」は、あくタイプの物理技で威力85、そして必中という性能を持っています。
命中率に左右されないため安定したダメージソースとして機能し、みがわりを貫通するわけではないものの、回避率を上げた相手にも確実にヒットする点が優秀です。
もう一つの主力であるあく技「ふいうち」は威力70の先制技で、相手が攻撃技を選択した場合にのみ成功します。
ドゲザンとふいうちは役割が異なるため、両方を採用して使い分ける構成も十分に実用的です。
ドゲザンは安定火力として中盤の削りに、ふいうちは終盤の縛りやスイープに活躍します。
キリキザンからドドゲザンへの進化条件と手順
ドドゲザンへの進化方法は、ポケモンSVの中でも特に独特な手順が必要とされます。
通常のレベルアップや道具の使用では進化できないため、事前に手順を把握しておくことが大切です。
「かしらのしるし」を持つ野生キリキザンの出現場所
ドドゲザンに進化させるためには、フィールド上でコマタナの群れを率いている特別なキリキザンを見つける必要があります。
この特別なキリキザンは「かしらのしるし」というアイテムを持っており、通常のキリキザンとは区別されています。
出現場所は主に北2番エリアの竹林周辺です。
竹が生い茂っている一帯を歩き回ると、コマタナの集団を引き連れたキリキザンがシンボルエンカウントで確認できます。
北2番エリアで群れのキリキザンを3体倒す具体的な方法
進化の手順は以下の通りです。
まず、進化させたいキリキザンを手持ちに入れた状態で北2番エリアへ向かいます。
フィールド上でコマタナを引き連れた「かしらのしるし」持ちの野生キリキザンを見つけたら、バトルに入り手持ちのキリキザンでとどめを刺してください。
この作業を合計3回繰り返す必要があります。
3体目を倒した後にレベルアップすると、手持ちのキリキザンがドドゲザンに進化します。
なお、必ず手持ちのキリキザン自身がとどめを刺す必要がある点に注意してください。
進化できないときに確認すべき注意点とよくある失敗
進化がうまくいかない場合、いくつかのポイントを確認しましょう。
最も多い失敗は、「かしらのしるし」を持っていない普通の野生キリキザンを倒してしまっているケースです。
群れを率いていないキリキザンをいくら倒してもカウントは進みません。
また、他のポケモンでとどめを刺した場合も無効になります。
必ず進化させたいキリキザン本人が最後の一撃を与える必要があるため、技の選び方や交代のタイミングに気を配りましょう。
さらに、3体倒した後にレベルアップが必要という点も忘れがちなポイントです。
ふしぎなアメやけいけんアメを使うと確実にレベルアップさせることができます。
ドドゲザンのおすすめ特性はまけんきとそうだいしょうのどちらか
ドドゲザンの対戦向け特性は「まけんき」と「そうだいしょう」の2択です。
どちらも強力ですが、パーティの構成や想定する立ち回りによって最適解が変わってきます。
まけんきが強い場面とサイクル戦での活かし方
「まけんき」は、相手の技や特性によって自分の能力が下げられたとき、攻撃のランクが2段階上昇する特性です。
ダブルバトルで頻繁に採用されるいかく持ちのポケモンに対して特に効果的で、威嚇を受けるたびに攻撃力が跳ね上がります。
シングルバトルにおいても、ハバタクカミのムーンフォースやサーフゴーのシャドーボールで能力が下がった際に発動するため、サイクル戦で繰り出す場面が多いパーティに適しています。
とつげきチョッキとの相性が良く、特殊アタッカーに対して後出しから能力上昇を狙えるのが大きな魅力です。
そうだいしょうの発動条件と終盤スイーパーとしての運用法
「そうだいしょう」はドドゲザンの専用特性で、場に出たとき、それまでに倒された味方の数に応じて攻撃と特攻が永続的に上昇します。
味方1体につき10%上昇し、最大で50%までブーストされる仕組みです。
この補正は能力ランクの変化ではなくダメージ計算時に直接かかるため、相手のクリアチャームやてんねんの影響を受けません。
さらに、引っ込んで再度場に出しても補正がリセットされないという点も重要です。
味方が数体倒された終盤に繰り出し、高火力のふいうちで残りの相手を一掃する「スイーパー」としての運用に最も適しています。
特性が相手にバレにくい仕組みを利用した立ち回り
ドドゲザンの面白い特徴として、味方が一体も倒されていない状態で場に出した場合、そうだいしょうの発動アナウンスが表示されないという仕様があります。
つまり、先発や序盤に繰り出した場合、相手からはまけんきなのかそうだいしょうなのか判別できません。
この曖昧さを逆手にとることで、相手はいかく持ちを安易に繰り出すことをためらいます。
まけんきだった場合のリスクを考えると能力低下技も打ちにくくなるため、特性が確定していないだけで心理的な優位に立てるのです。
ドドゲザンの育成論と型別おすすめ構成
ドドゲザンには複数の実戦的な型が存在し、パーティの役割や環境に応じて使い分けることができます。
ここでは代表的な4つの型を紹介します。
とつげきチョッキ型の努力値配分と技構成
現環境で最も採用率が高いのが、とつげきチョッキを持たせた型です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特性 | まけんき |
| 性格 | いじっぱり |
| 持ち物 | とつげきチョッキ |
| テラスタイプ | ひこう |
| 努力値 | HP252 / 攻撃252 / 特防4 |
| 技構成 | ドゲザン / アイアンヘッド / ふいうち / テラバースト |
とつげきチョッキによって特殊方面の耐久が大幅に強化され、ハバタクカミやサーフゴーといった特殊アタッカーに対して安定した後出しが可能になります。
飛行テラスタイプを採用することで、4倍弱点のかくとう技を半減、じめん技を無効にできるため、弱点をほぼ帳消しにできます。
1対1の殴り合いにおいては最強クラスと評されることが多く、対面性能を重視するプレイヤーにおすすめの型です。
つるぎのまい型で全抜きを狙う立ち回りと持ち物
耐性の多さを活かして積み技を使い、一気に全抜きを狙う型です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特性 | そうだいしょう |
| 性格 | いじっぱり |
| 持ち物 | くろいメガネ |
| テラスタイプ | あく |
| 努力値 | 攻撃252 / 素早さ252 / 防御4 |
| 技構成 | ドゲザン / アイアンヘッド / ふいうち / つるぎのまい |
くろいメガネを持たせることであくタイプの技威力が1.2倍になり、つるぎのまいを積んだ状態のふいうちやドゲザンは凄まじい火力を叩き出します。
素早さに振ることでアーマーガアやラウドボーンなどの低速耐久ポケモンを上から叩ける点が特徴です。
ラスト1体で積む展開を作れれば、相手のパーティを壊滅させるだけの爆発力を秘めています。
ステルスロック型でサポートとアタッカーを両立させる方法
意表を突ける型として注目されているのが、ステルスロックを搭載したサポート寄りの構成です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特性 | まけんき |
| 性格 | しんちょう |
| 持ち物 | オボンのみ |
| テラスタイプ | フェアリー |
| 努力値 | HP252 / 特防252 / 防御4 |
| 技構成 | ステルスロック / ドゲザン / アイアンヘッド / ふいうち |
ドドゲザンにはアタッカーのイメージが強いため、相手はチョッキ型やつるぎのまい型を警戒して立ち回ってきます。
その裏をかいて初手からステルスロックを撒くことで、後続のポケモンが有利に戦える盤面を作り出せるのがこの型の強みです。
耐久に厚く振ることでハバタクカミのこだわりメガネ「ムーンフォース」をオボンのみ込みでほぼ2回耐えるほどの硬さを確保でき、安定してステルスロックを展開できます。
ダブルバトルでのまけんきアタッカー型の使い方
ダブルバトルではいかく持ちのポケモンが非常に多いため、まけんきドドゲザンの価値がさらに高まります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特性 | まけんき |
| 性格 | いじっぱり |
| 持ち物 | いのちのたま / きあいのタスキ |
| 努力値 | 攻撃252 / 素早さ252 / HP4 |
| 技構成 | ふいうち / アイアンヘッド / まもる / ダメおし or けたぐり |
物理アタッカーの隣に配置することで、相手がいかく持ちを繰り出すかどうかの判断を迷わせることができます。
いかくが発動すればドドゲザンの攻撃が2段階上昇し、タイプ一致のふいうちで削れた相手を確実に仕留める展開が生まれます。
ダメおしは同ターン中にすでにダメージを受けた相手に対して威力が倍増する技で、味方との連携次第で驚異的な火力を発揮できます。
ドドゲザンのテラスタイプはどれがおすすめか
テラスタルはドドゲザンの弱点を根本的に変えることができるため、型や構築に合わせた選択が重要です。
環境ごとに最適なテラスタイプは変化しますが、代表的な候補を整理しておきましょう。
飛行テラスで格闘4倍と地面弱点を同時に消す強み
最も人気のあるテラスタイプが飛行です。
ドドゲザンの最大の弱点であるかくとう4倍を半減に、じめん2倍を無効にすることができ、弱点3つのうち2つを一気に解消できます。
テラバーストを採用すれば飛行タイプの攻撃技としても機能するため、かくとうタイプのポケモンに対して切り返す手段にもなり得ます。
ただし、飛行テラスタルを切ると元のあく・はがねの優秀な耐性をすべて失う点には注意が必要です。
いわタイプやこおりタイプの技が弱点になるため、テラスタルを切るタイミングの見極めが求められます。
フェアリーテラスでドラゴンへの強さを維持する利点
フェアリーテラスは、かくとう弱点を半減にしつつドラゴンタイプへの耐性を維持できる選択肢です。
きあいだまを搭載したサザンドラのようなポケモンに対しても、フェアリーテラスを切ることで格闘技を半減しながらドラゴン技も等倍以下に抑えられます。
テラスタルしていない状態ではどくタイプやはがねタイプを呼びにくいという点もメリットで、テラスタルを切った後のリスクが比較的小さいのが特徴です。
悪・水・炎テラスなど環境に合わせた選択肢の比較
飛行とフェアリー以外にも、環境や構築次第で有力なテラスタイプが存在します。
| テラスタイプ | 主なメリット |
|---|---|
| あく | ふいうちとドゲザンの火力を大幅に底上げできる。攻撃面を最大化したい場合に有効 |
| みず | ほのおとじめんの弱点をともに等倍に抑えつつ、テラバーストでほのお・じめんタイプに弱点を突ける |
| ほのお | やけど無効。サーフゴーやラウドボーンなどはがね・ほのおの相手に強く出られる |
| ゴースト | かくとう技を無効にできる。奇襲性が高く、相手の想定を崩しやすい |
パーティ全体で何を重く見るかによって最適解は変わります。
ランクマッチの環境で流行しているポケモンに合わせて柔軟に選択しましょう。
ドドゲザンの対策方法と弱点の突き方
ドドゲザンは対面性能が極めて高いポケモンですが、明確な弱点も存在します。
適切な対策を知っておけば、相手のドドゲザンを恐れる必要はありません。
ふいうちを半減しながら上から弱点を突けるポケモン一覧
ドドゲザン対策の基本は、先制技のふいうちを半減以下で受けつつ、上から弱点を突くことです。
かくとうタイプやフェアリータイプのポケモンはふいうちを半減で受けられるため、対面で有利に立ちやすくなります。
例えばウーラオス(れんげきのかた)はかくとう技でかくとう4倍弱点を突きながら、ふいうちを半減で受けることが可能です。
テツノカイナもかくとう・でんきの複合タイプで、ドレインパンチやインファイトで大ダメージを与えられます。
オオニューラやルカリオなど素早さで上回れるかくとうタイプも有効な対策ポケモンとして挙げられます。
はやてがえしで先制4倍弱点を突かれるリスクへの備え
DLC「藍の円盤」で追加された技「はやてがえし」は、ドドゲザンにとって非常に厄介な存在です。
はやてがえしはかくとうタイプの先制技で、相手が攻撃技を選択している場合に優先度が高い状態で発動します。
ドドゲザンのふいうちよりも先に動けるケースがあり、4倍弱点を突かれるとほぼ確実に一撃で倒されてしまいます。
この技を覚えるポケモンが相手のパーティにいる場合、ドドゲザンを安易に場に残すのは危険です。
テラスタルで格闘弱点を消すか、選出段階で対面を避ける判断が求められます。
テラスタルで悪耐性を得てドドゲザンを崩す方法
自分のポケモンがフェアリーテラスやかくとうテラスを使い、あくタイプの技を半減にするという対策も有効です。
ドドゲザンの主力技であるふいうちとドゲザンはどちらもあくタイプのため、テラスタルであく耐性を得ればダメージを大幅に軽減できます。
相手の視点からするとテラスタイプは見えないため、奇襲として機能しやすいのもポイントです。
テラスタルを一つ消費するコストはありますが、ドドゲザンの処理が構築上の課題になっている場合は十分に検討する価値があるでしょう。
ハサミギロチンによる突破を許さない立ち回りの工夫
ドドゲザンはハサミギロチンという一撃必殺技を採用している場合があります。
命中率は30%と低いものの、耐久ポケモンで受け続けようとすると試行回数を稼がれて突破されるリスクが生まれます。
対策としては、受けに頼りすぎずに攻撃的なポケモンで早期に倒しきることが重要です。
ボディプレスなどの格闘技を搭載した物理受けであれば、一度の繰り出しで大きなダメージを与えつつ処理を狙えます。
また、がんじょう持ちのポケモンであればハサミギロチンを一度だけ無効化できるため、切り返しの手段としても機能します。
ドドゲザンの弱点と使用上のデメリット
ドドゲザンは非常に強力なポケモンですが、使いこなすためには弱点やデメリットも正しく理解しておく必要があります。
素早さ50の鈍足が足を引っ張る場面とは
素早さ種族値50は、対戦環境で活躍するポケモンの中ではかなり遅い部類に入ります。
ふいうちで先制できる場面は多いものの、相手が変化技を選択した場合はふいうちが失敗するため、行動できずにターンを無駄にしてしまうことがあります。
また、ちょうはつやみがわりを使われると、ふいうちの成否を巡る読み合いで不利になりやすいのも事実です。
トリックルームが展開されている場合は逆に有利に働きますが、自力でトリックルームを使えるわけではないため、パーティ単位でのサポートが求められます。
かくとう4倍弱点がもたらす選出時のリスク
かくとうタイプの技がメジャーな対戦環境では、ドドゲザンの選出自体がリスクになる場面があります。
かくとう技はサブウェポンとして多くのポケモンが搭載しており、きあいだまやけたぐりといった技で不意に弱点を突かれることも珍しくありません。
テラスタルで弱点を消せるとはいえ、テラスタルは1回の対戦で1度しか使えない貴重なリソースです。
ドドゲザンのためにテラスタルを温存するのか、別のポケモンに使うのかという判断が常に付きまとう点は、構築段階から意識しておく必要があります。
ふいうちが読まれやすい環境での安定性の問題
ドドゲザンが対戦環境で広く使われるようになったことで、多くのプレイヤーがふいうちを前提とした立ち回りをしてきます。
みがわりを張ってふいうちを空振りさせたり、交代でふいうちをかわしながらサイクルを回されたりと、読み負けのリスクは無視できません。
ちょうはつを使ってくる相手に対しても、先手を取られてしまうと変化技が封じられる前にふいうちが無力化されてしまいます。
ドゲザンやアイアンヘッドといった安定技を適切に選択する判断力が問われるポケモンだといえるでしょう。
はたきおとすを覚えない技範囲の制約について
あくタイプの強力なサブウェポンとして広く使われる「はたきおとす」ですが、ドドゲザンは技マシンが登場した後も習得できません。
はたきおとすは相手の持ち物を叩き落として無効化するという追加効果を持つ優秀な技であり、これを覚えられないことはドドゲザンの明確な技範囲の制約です。
代わりにドゲザンやうっぷんばらし、じごくづきといった技で補うことになりますが、持ち物を落とすという唯一無二のユーティリティを再現することはできません。
構築を組む際には、はたきおとす役を別のポケモンに任せるなど、パーティ全体で補完する工夫が必要です。
最新の対戦環境でのドドゲザンの使用率と評価
ドドゲザンは登場以来、ランクマッチの環境で常に一定以上の存在感を保ち続けているポケモンです。
レギュレーションの変遷に伴い、立ち位置や評価がどのように推移してきたかを見ていきましょう。
レギュレーションHで使用率が急上昇した背景
2024年9月から2025年1月にかけて適用されたレギュレーションHでは、準伝説、禁止伝説、パラドックスポケモンがすべて使用禁止となりました。
この制限によって、普段はパラドックスポケモンの陰に隠れがちだったドドゲザンの相対的な価値が大きく上昇しています。
特に高速特殊アタッカーとしてハバタクカミが使えなくなったことで、ドドゲザンが不利を取る相手が減少しました。
レギュレーションH環境では使用率がシーズンを通じて上位に入り続け、多くの上位プレイヤーの構築に採用されていたことが確認されています。
レギュレーションIでの立ち位置と環境変化の影響
2025年1月以降のレギュレーションIでは使用可能なポケモンの幅が再び広がり、パラドックスポケモンや一部の準伝説が復帰しました。
環境の選択肢が増えたことでドドゲザンの使用率順位はやや下降し、最新シーズンでは40位台付近を推移しています。
しかし、あく・はがねという唯一無二のタイプ耐性と、特性による火力補強は環境が変わっても色褪せない強みです。
一部の対戦コミュニティでは2026年に入ってから再び評価が上昇傾向にあるとの声もあり、特にとつげきチョッキ型の安定感が見直されている状況です。
相性補完に優れるパーティの組み合わせと構築例
ドドゲザンのパーティ構築では、弱点を補完できる相方選びが鍵を握ります。
最も相性が良いとされるのが飛行・ドラゴン複合のポケモンです。
カイリューはドドゲザンの弱点であるじめんを無効、かくとうとほのおを半減で受けることができます。
逆にドドゲザンはカイリューが苦手とするフェアリー技を半減で受けられるため、互いの弱点を補い合う理想的な組み合わせです。
サーフゴーも優秀なパートナーで、ゴースト・はがね複合のタイプにより、ドドゲザンが呼びやすいかくとう技を無効にできます。
パーティの残り枠には、ほのおタイプへの対策としてみずタイプやじめんタイプのポケモンを加えるとバランスが取りやすくなるでしょう。
ポケモンGOにおけるドドゲザンの進化方法と活躍
ドドゲザンはポケモンSVだけでなく、ポケモンGOにも実装されています。
本編とは異なる進化条件が設定されているため、それぞれの手順を把握しておきましょう。
キリキザンを相棒にしてレイド15回勝利で進化させる手順
ポケモンGOでドドゲザンに進化させるには、まずコマタナをキリキザンに進化させた上で、キリキザンを相棒ポケモンに設定します。
相棒にした状態で、あくタイプまたははがねタイプのポケモンが登場するレイドバトルに15回勝利するという条件を満たす必要があります。
注意点として、キリキザン自身をバトルに繰り出す必要はなく、相棒に設定しているだけで条件は進行します。
2025年5月の「ロイヤルな活躍」イベントで初めて実装され、イベント中はコマタナの野生出現率も上昇していました。
ポケモンGOでのドドゲザンのバトルリーグ適性
ポケモンGOのバトルリーグにおいても、あく・はがね複合の優秀な耐性は健在です。
マスターリーグでは多くのポケモンに対して有利なタイプ相性を持ち、一撃必殺的な性能はないものの安定した立ち回りが可能とされています。
スーパーリーグ向けの個体値厳選も注目されており、攻撃個体値を抑えてCPを調整したいわゆるSL個体の需要も高い状況です。
ただし、かくとうタイプが環境に多いリーグでは弱点の4倍ダメージが響くため、使用するリーグとシーズンの見極めが重要になります。
ドドゲザンに関するよくある質問まとめ
ドドゲザンに関して、多くのプレイヤーが疑問に感じやすいポイントをまとめました。
ドドゲザンの色違いはどこで入手できるのか
ドドゲザンの色違いは、進化前のコマタナまたはキリキザンの色違いを入手して進化させる方法が基本です。
ポケモンSVでは「とこしえの森」の洞窟内にまれにドドゲザンが出現しますが、非常に低確率のため「そうぐうパワー:はがね」や「そうぐうパワー:あく」のサンドイッチを使って出現率を上げる方法が推奨されています。
色違いの見た目は通常の赤黒い配色とは異なり、金色がかった色合いに変化します。
ふいうちの横遺伝のやり方と覚えさせる手順
ドドゲザンの主力技であるふいうちは、自力では覚えないポケモンもいるため、横遺伝(ものまねハーブを使った技のコピー)で覚えさせる方法が活用されています。
手順としては、ふいうちを覚えたポケモンとドドゲザン(またはキリキザン)を一緒にピクニックに連れて行き、覚えさせたい側にものまねハーブを持たせます。
技の枠を一つ空けた状態でしばらくピクニックを行うと、ふいうちを習得できます。
ドドゲザン自身はレベル技でふいうちを覚えるため主に進化前のキリキザンの段階で覚えさせるケースが多いですが、わざマシンが利用できるかも事前に確認しておくとスムーズです。
レイド用ドドゲザンの育成で重視すべきポイント
テラレイドバトルでドドゲザンを活躍させたい場合、対戦用とは異なる育成方針が求められます。
レイドでは長期戦になることが多いため、HP振りと攻撃振りをバランスよく配分することが大切です。
特にフェアリータイプのレイドボスに対しては、タイプ一致のアイアンヘッドで弱点を突ける点が大きなアドバンテージとなります。
持ち物は「かいがらのすず」を持たせると攻撃しながらHPを回復でき、長期戦でも安定感が増します。
特性はそうだいしょうよりもまけんきの方がレイドでは扱いやすく、ボスの能力低下技に反応して攻撃が上がる場面が期待できます。
まとめ:ポケモンSVドドゲザンの育成と対策ガイド
- ドドゲザンはあく・はがね唯一の複合タイプで、弱点3・耐性11という破格の相性を持つ
- 種族値合計550で攻撃135・防御120と物理方面の数値が特に優秀である
- キリキザンからの進化には北2番エリアで「かしらのしるし」持ちの野生キリキザンを3体倒す必要がある
- 特性は対サイクル戦の「まけんき」と終盤掃討向けの「そうだいしょう」から選択する
- 最も採用率の高い型はとつげきチョッキ型で、特殊アタッカーへの後出し性能が際立つ
- テラスタイプは弱点を消せる飛行やフェアリーが人気だが、構築次第で悪・水・炎なども有力である
- 対策の基本はふいうちを半減しつつかくとう4倍弱点を上から突くことである
- はやてがえしの登場でふいうちの上から先制4倍弱点を突かれるリスクが生まれた
- レギュレーションHで使用率が急上昇し、レギュレーションIでも40位台で安定した評価を維持している
- ポケモンGOでは2025年5月に実装され、相棒キリキザンでレイド15回勝利が進化条件となっている

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