ダークソウル3には、プレイヤーの選択によって変化する複数のエンディングが用意されています。
分岐の条件が複雑で、特定のNPCイベントを正確に進めなければ到達できない結末も存在するため、意図したエンディングにたどり着けなかったという声は少なくありません。
また、各エンディングにはシリーズ全体のストーリーと深く結びついた意味が込められており、考察のしがいがある奥深い構造になっています。
この記事では、全4種類のエンディングについて、それぞれの分岐条件を具体的な手順とともに解説し、物語上の意味や背景に踏み込んだ考察までを網羅的にお伝えします。
ダークソウル3のエンディングは全部で何種類ある?
本編エンディングは全4種類でトロフィー対象は3つ
ダークソウル3に用意されているエンディングは、全部で4種類です。
ただし、トロフィー(実績)が獲得できるのは3種類で、残り1つは隠しエンディング扱いとなっています。
以下の表に、各エンディングの名称とトロフィーの有無をまとめました。
| エンディング名 | トロフィー | 難易度 |
|---|---|---|
| はじまりの火を継ぐ者 | あり | 低い |
| 火継ぎの終わり | あり | 中程度 |
| 火防女殺害(隠しルート) | なし | 中程度 |
| 火の簒奪者 | あり | 高い |
「はじまりの火を継ぐ者」は特別な条件を必要としないデフォルトのエンディングです。
一方、「火の簒奪者」は複数のNPCイベントを特定の順序で進める必要があり、最も到達が難しい結末として知られています。
Xbox実績のデータによると、「はじまりの火を継ぐ者」の取得率が約33.8%であるのに対し、全実績コンプリートの「ダークソウル」トロフィーはSteamで約3.5%にとどまっており、すべてのエンディングを見届けたプレイヤーは限られています。
1周のプレイで全エンディングを回収する方法
実は、1回のプレイスルーで全4種類のエンディング条件を同時に進行させることが可能です。
手順としては、まず「火の簒奪者」に必要なNPCイベントをすべて完了させます。
次に、「火防女の瞳」を入手して火防女に渡しておきます。
ラスボスを倒した時点で、火防女の召喚サインが出現し、篝火にも触れられる状態になるため、ここでセーブデータのバックアップを取ります。
バックアップを活用すれば、1つのエンディングを見た後にデータを復元し、別のエンディングを選択するという方法で、すべての結末を回収できます。
なお、PC版ではセーブデータがAppData内のDarkSoulsIIIフォルダに保存されており、コピーするだけでバックアップが完了します。
PS4やXbox Oneではクラウドセーブやストレージへのコピーを利用する形になります。
エンディング①「はじまりの火を継ぐ者」の分岐条件と内容
最もシンプルなデフォルトルートの発生条件
「はじまりの火を継ぐ者」は、特別な前提条件を一切必要としないエンディングです。
ラスボスである「王たちの化身」を撃破した後、目の前に出現する篝火で「はじまりの火を継ぐ」を選択するだけで到達できます。
ただし、「火の簒奪者」ルートの条件を満たしている場合、篝火に触れると自動的に「火の簒奪者」のエンディングが発動します。
純粋に「はじまりの火を継ぐ者」を見たい場合は、ダークシグル(暗い穴)を火防女に治療してもらい、7個以下にしておく必要があります。
また、「火防女の瞳」を渡している場合でも、火防女の召喚サインを無視して篝火に触れればこのエンディングに進めます。
火を継ぐ結末がストーリー上で意味すること
このエンディングでは、主人公である灰の者が自らの身体を薪として捧げ、はじまりの火を延命させます。
カットシーンでは、主人公が火の中に身を投じ、炎が再び勢いを取り戻す様子が描かれます。
これは初代ダークソウルでグウィン王が行った「火継ぎ」の再現であり、シリーズを通じて繰り返されてきた行為そのものです。
火を継ぐという行為は、衰退する世界をわずかに延命するものの、根本的な解決にはなりません。
いずれ火は再び陰り、次なる薪の王が求められるという輪廻が続いていくことを暗示しています。
多くのプレイヤーからは、「現状維持の選択」「問題の先送り」として解釈されることが多い結末です。
エンディング②「火継ぎの終わり」の分岐条件と内容
火防女の瞳の入手場所と渡すタイミング
「火継ぎの終わり」エンディングに到達するには、まず「火防女の瞳」というキーアイテムを入手する必要があります。
このアイテムは、隠しエリア「無縁墓地」の奥にある、もう一つの火継ぎの祭祀場で手に入ります。
無縁墓地は、「踊り子」を倒した先の「イルシールの地下牢」を経由し、「英雄グンダ」を再び倒すことで到達できるエリアです。
暗闇に包まれた祭祀場の、本来火防女が立っている位置に「火防女の瞳」が落ちています。
入手したら火継ぎの祭祀場に戻り、火防女に話しかけて「火防女の瞳」を渡してください。
渡した後は会話を最後まで聞き、すべてのセリフを確認しておくことが重要です。
なお、火防女から「本当によいのか」と問われますが、肯定しなくてもエンディングへの影響はありません。
ラスボス撃破後に召喚サインを使う手順
火防女に瞳を渡した状態でラスボス「王たちの化身」を倒すと、篝火の近くに火防女の召喚サインが出現します。
このサインを調べると、火防女が現れてはじまりの火に手をかざし、炎を自らの身体の中に吸収していきます。
カットシーンでは、世界から火の光が徐々に失われ、深い闇が訪れる様子が描かれます。
最後に火防女が「暗いけれど、とても温かい。
きっと、いつかは見つかります。
小さな火が」というセリフを残し、エンディングを迎えます。
ここで注意すべき点として、篝火に先に触れてしまうとエンディング①もしくは④に分岐してしまいます。
必ず召喚サインを優先して調べるようにしてください。
火の時代が終わる結末の考察と解釈
「火継ぎの終わり」は、シリーズを通じて続いてきた火継ぎの輪廻そのものに終止符を打つエンディングです。
グウィン王が恐れた「闇の時代」、すなわち人間が本来あるべき姿で生きる時代の到来を意味するとされています。
初代ダークソウルにおいて、もう一つの選択肢であった「火を継がない」という行為が、3作目でようやく明確な形で実現したと見ることもできます。
火防女が最後に語る「小さな火」というセリフについては、いずれ新たな火が芽生える可能性を示唆しているのか、それとも完全な終わりの中にある微かな希望なのか、解釈が分かれるところです。
コミュニティでは「グウィンの呪いからの解放」として肯定的に受け止められることが多く、物語全体を見渡したときに最も穏やかな結末と評価する声が目立ちます。
エンディング③「火防女殺害」隠しルートの分岐条件と内容
カットシーン中に火防女を攻撃すると何が起きるのか
エンディング②「火継ぎの終わり」の手順を進め、火防女が火を吸収しているカットシーン中にプレイヤーが攻撃ボタンを押すと、主人公が火防女を殺害するという隠し分岐が発生します。
火防女を倒した主人公は、消えかけの火を自らの手で拾い上げます。
画面が暗転した後、火防女の声で「あなたはまだ暗闘が怖いのですね」というセリフだけが流れ、エンディングとなります。
通常のカットシーンを見守っていれば「火継ぎの終わり」に到達しますが、わざわざ攻撃するという行為を選ぶことで、まったく異なる結末が開かれる仕組みです。
トロフィーが獲得できない理由と隠し演出の意味
この隠しルートではトロフィーや実績は一切付与されません。
ゲーム側が「正規のエンディング」として扱っていないためと考えられますが、一方で明確にカットシーンとセリフが用意されているため、開発者が意図的に仕込んだ分岐であることは間違いありません。
物語上の解釈としては、「闇の時代を受け入れると決めたにもかかわらず、最後の瞬間で恐怖に負け、火を手放せなかった」という人間の弱さを描いていると一般的には捉えられています。
火継ぎを終わらせるという決断の重さと、暗闇への根源的な恐怖が交錯する、非常に示唆に富んだ演出です。
「火を継ぐ」でも「火を消す」でもない、最も人間的で曖昧な選択肢として、多くのプレイヤーの間で印象深い場面として語られています。
エンディング④「火の簒奪者」の分岐条件と内容
ロンドールのヨエルから暗い穴を5つ入手する手順
「火の簒奪者」のエンディングに到達するには、まずロンドールのヨエルというNPCとの関わりから始まります。
ヨエルは「高壁の下の篝火」付近にいる巡礼者で、話しかけることで火継ぎの祭祀場に来るようになります。
祭祀場でヨエルに「本当の力を引き出す」ことを依頼すると、レベルが1上がる代わりに「暗い穴(ダークシグル)」が1つ付与されます。
この操作を5回繰り返して、ダークシグルを合計5個入手する必要があります。
ヨエルの「本当の力」は、プレイヤーが2回死亡するごとに1回引き出せるようになる仕組みです。
重要な注意点として、この5回の引き出しは「深淵の監視者」を撃破する前に完了させなければなりません。
深淵の監視者を倒すとヨエルが死亡してしまい、以降は力を引き出すことができなくなるためです。
アストラのアンリとの婚姻イベントを成功させる流れ
ヨエルの死後、火継ぎの祭祀場にはロンドールのユリアというNPCが出現します。
ユリアのイベントを進めると同時に、アストラのアンリという別のNPCのイベントも特定の手順で進行させる必要があります。
アンリの進行手順は以下の通りです。
まず「道半ばの砦」の篝火付近でアンリに話しかけ、会話を尽くします。
「深みの聖堂」のボスを倒した後に祭祀場で再度会話し、カーサスの地下墓ではアンリの相棒ホレスの居場所を「教えない」選択をします。
ホレスは燻りの湖の洞窟内で敵として出現するので、先に倒しておくのが安全です。
冷たい谷のイルシールにある「ヨルシカ教会」でアンリに会った際、部屋の隅にいる巡礼者(石像に擬態している)を絶対に攻撃してはいけません。
法王サリヴァーンを撃破した後、祭祀場でユリアに話しかけると「伴侶があなたを待っている」という趣旨のセリフが聞けます。
アノール・ロンドへ向かう回転塔の手前、暗月の廟で巡礼者のNPCから剣を受け取り、アンリに突き刺す「婚姻の儀式」を行います。
この儀式によって追加のダークシグル3個が手に入り、合計8個となります。
絶対にやってはいけないフラグ失敗の注意点
「火の簒奪者」ルートは、フラグ管理が非常にシビアで、一つのミスで取り返しがつかなくなります。
最も致命的な失敗は、火防女にダークシグルを治療してもらうことです。
「火防女の魂」を渡すと火防女にシグル治療の選択肢が追加されますが、これを実行するとダークシグルがすべて消滅し、エンディング④への到達は不可能になります。
ただし「浄化の石」で亡者化の見た目だけを戻す行為は問題ありません。
浄化の石は外見上の亡者度をリセットするのみで、ダークシグル自体は維持されるためです。
そのほかの失敗パターンとしては、ヨエルからの力の引き出しを5回完了する前に深淵の監視者を倒してしまう、ヨルシカ教会で巡礼者を殺してしまう、アンリの居場所でホレスの居場所を教えてしまう(ホレスが生存している場合)、といったケースが挙げられます。
いずれも取り返しがきかないため、このルートを目指す場合は序盤から慎重にイベントを進める必要があります。
亡者の王として君臨する結末の考察
「火の簒奪者」のエンディングでは、主人公が篝火に触れた瞬間、火を自らのものとして奪い取ります。
カットシーンでは、暗闇の中でユリアをはじめとする亡者たちが主人公の前にひざまずき、「亡者の王」として讃えます。
この結末は、ロンドールという国の悲願が成就する瞬間でもあります。
ロンドールは亡者たちの国であり、火の時代の秩序によって虐げられてきた存在です。
火を簒奪することで、神々の支配体制を転覆し、亡者=人間が主体となる新たな世界秩序を打ち立てるという意味合いを持っています。
多くのコミュニティでは、この結末を「真のエンディング」と呼ぶ声があります。
その理由は、最も複雑な手順を要求されること、ダークソウルシリーズを貫く「人間の闇」というテーマに最も正面から向き合った結末であること、そして従来の選択肢にはなかった「第三の道」を提示している点にあります。
ダークソウル3のストーリーとエンディングの関係を考察する
シリーズを貫く「火継ぎ」のテーマとは何か
ダークソウルシリーズの根幹にあるテーマは「火継ぎ」です。
初代ダークソウルの世界では、はじまりの火によって光と闇、生と死、熱と冷たさといった差異が生まれ、世界が形作られました。
太陽の光の王グウィンは、火が消えることで自分たちの時代が終わることを恐れ、自らの身体を薪として火に捧げました。
これが「火継ぎ」の始まりであり、以降の世界では火が衰えるたびに新たな薪の王が召喚され、火を延命させるという行為が繰り返されてきました。
ダークソウル3の世界は、この火継ぎが幾度も繰り返された末期の状態を描いています。
火はもはや極限まで弱まり、過去の薪の王たちも火を継ぐことを拒否するようになっています。
4つのエンディングは、この「限界を迎えた火継ぎのシステム」に対して、プレイヤーがどのような態度を取るかという選択に他なりません。
主人公「火の無い灰」の正体と物語上の役割
ダークソウル3の主人公は「火の無い灰」と呼ばれる存在です。
かつて火継ぎに挑みながらも失敗し、灰となって朽ち果てた者たちの成れの果てとされています。
薪の王とは異なり、火を継ぐだけの力を持たなかった「敗者」であるという点が、物語上の大きな特徴です。
火の無い灰が復活した理由は、火が極限まで衰えたことで不死の力が強まり、本来ならば動くはずのない遺体までが目覚めたためと考えられています。
主人公に課せられた役割は、火を継ぐことを拒否した薪の王たちを倒し、彼らの燃えかすを玉座に戻すことで、再び火継ぎを可能にすることです。
しかし、すべてのエンディングが火継ぎに帰結するわけではなく、その役割を拒否する道も開かれているところに、物語の深みがあります。
ラスボス「王たちの化身」が象徴するもの
最終ボスである「王たちの化身」は、歴代の薪の王たちの残滓が一つに凝縮された存在です。
戦闘中にはさまざまな戦い方に変化し、過去の薪の王たちの技を使ってきます。
特に第二形態では、初代ダークソウルのラスボスであるグウィン王と酷似した剣技やモーションを繰り出します。
BGMにもグウィン戦のピアノのメロディが織り込まれており、シリーズのファンにとっては強い感慨を覚える演出です。
王たちの化身は、火継ぎのシステムそのものを体現した存在と解釈できます。
幾度も繰り返された火継ぎの歴史が、一つの巨大な意志として立ちはだかるという構図は、「火継ぎの是非」を問うダークソウル3のテーマを凝縮した最終決戦にふさわしい設計といえます。
4つの結末が示す世界の未来はどう異なるのか
4つのエンディングは、火継ぎという行為に対する4つの異なるスタンスを表しています。
「はじまりの火を継ぐ者」は、現行の秩序を維持する保守的な選択です。
火は延命されますが、いずれまた衰え、同じことが繰り返されます。
「火継ぎの終わり」は、火の消滅を受け入れる選択です。
闇の時代が訪れますが、それは終わりであると同時に、火継ぎの輪廻からの解放でもあります。
「火防女殺害」は、決断の途中で翻意する選択です。
闇を受け入れようとしながらも火を手放せないという、人間の矛盾と弱さが露わになります。
「火の簒奪者」は、火を奪い取り新たな秩序を築く選択です。
神々の支配を終わらせ、人間(亡者)が主体となる世界を切り開くという、最も能動的で革命的な結末です。
どのエンディングが「正解」であるかはゲーム内で明示されておらず、プレイヤー自身の解釈に委ねられています。
この曖昧さこそが、発売から10年近く経った現在もストーリー考察が活発に行われている理由の一つです。
DLC「輪の都」の結末と本編エンディングのつながり
奴隷騎士ゲール戦が描く世界の終わりの意味
DLC第2弾「THE RINGED CITY」の最終ボスである奴隷騎士ゲールとの戦いは、ダークソウルシリーズ全体の実質的な最終決戦として位置づけられています。
戦いの舞台は、あらゆるものが灰と砂に還った世界の果てです。
建物も、人も、神も、すべてが朽ち果てた荒野の中で、たった二人の亡者が最後の戦いを繰り広げます。
ゲールが求めていたのは「暗い魂の血」であり、画家の少女が新しい絵画世界を描くための顔料として必要なものでした。
世界の終わりにたどり着いてなお、誰かのために何かを残そうとしたゲールの姿は、多くのプレイヤーの心に強い印象を残しています。
この戦いは、ダークソウルという作品が描いてきた「すべてが朽ちゆく世界」の行き着く先を、言葉ではなく風景と戦闘で表現した場面といえます。
DLCの結末はどのエンディング後の世界なのか
DLC「輪の都」で描かれる荒廃した世界が、本編のどのエンディングの後に位置するのかという問いは、コミュニティで長く議論されているテーマです。
一つの有力な解釈は、本編のどのエンディングを選んだとしても、最終的に世界はこの荒野にたどり着くというものです。
火を継いでも、火を消しても、火を奪っても、十分な時間が経てば世界は等しく終わりを迎えるという見方です。
別の解釈では、DLCの世界は「火継ぎの終わり」の後の遠い未来であり、火が完全に消えた後に残された光景であるとも考えられています。
いずれにせよ、DLCの荒野は「どんな選択をしても世界の終わりは避けられない」というメッセージを含んでいると広く受け止められており、本編エンディングの考察をさらに深める重要な要素となっています。
絵画世界の創造が暗示する希望と新たな始まり
DLCのストーリーにおいて見逃せないのが、画家の少女の存在です。
少女はゲールが命をかけて手に入れた暗い魂の血を顔料として、新しい絵画世界を描こうとしています。
ダークソウルの世界における絵画世界とは、現実の世界とは異なる閉じた空間であり、外の世界が滅びても存続しうる場所です。
DLC第1弾「アリアンデル絵画世界」では、古い絵画世界が腐敗し、火によって焼かれて新たに描き直される過程が描かれました。
つまり、世界が終わっても、誰かが新しい世界を描くことで「始まり」は生まれるという構造が示されています。
ダークソウルシリーズの最後に提示されたこのメッセージは、「終わり」と「始まり」の循環というテーマに一つの答えを出すものであり、シリーズ完結にふさわしい締めくくりとして高く評価されています。
ダークソウル3のエンディングに関するよくある疑問
どのエンディングが「真エンド」と言われているのか
公式に「真のエンディング」と明言されたものはありません。
しかし、プレイヤーコミュニティにおいては「火の簒奪者」が真エンドとして扱われることが最も多い傾向にあります。
理由としては、到達条件が最も複雑で開発側が意図的にハードルを上げていること、ストーリーの核心であるロンドールの陰謀が完遂されること、そしてシリーズを通じて選べなかった「第三の道」が初めて提示されていることが挙げられます。
一方で、DLC「輪の都」の内容を踏まえると、「火継ぎの終わり」こそが物語の帰結として自然だという意見も根強く存在します。
最終的にどのエンディングに最も価値を見出すかは、プレイヤー一人ひとりの解釈次第です。
エルデンリングのストーリーとの関連性はあるのか
フロム・ソフトウェアが開発したエルデンリングとダークソウル3のストーリー的なつながりについては、ファンの間で活発な議論が行われています。
公式には、エルデンリングはダークソウルとは別の世界を描いた独立した作品とされています。
宮崎英高ディレクターもインタビューで、エルデンリングはダークソウルの続編ではないという趣旨の発言をしています。
ただし、火と闇の対立構造、輪廻する世界、神々の支配と人間の抵抗といったテーマ上の共通点が多いため、両作品を同一世界線で捉えようとする考察は絶えません。
現時点では、あくまでテーマ的・精神的な後継作であり、ストーリー上の直接的なつながりは確認されていないというのが客観的な結論です。
2周目以降で別のエンディングを見る効率的な進め方
エンディングを見た後は「2周目(NG+)」に進むことができ、強化された敵と再び戦いながら別のエンディングを目指せます。
効率的な回収方法としては、1周目で最も条件が厳しい「火の簒奪者」を達成し、2周目で「火継ぎの終わり」と「火防女殺害」をセーブバックアップで回収、3周目で「はじまりの火を継ぐ者」を取得するという順序が一般的に推奨されています。
2周目以降はレベルや装備が引き継がれるため、ボス戦の難易度は相対的に下がりますが、NPCイベントはすべてリセットされるため、再度フラグを立て直す必要があります。
なお、前述のセーブバックアップを活用すれば、1周のプレイですべてのトロフィーを回収することも可能です。
時間効率を最優先するならバックアップ方式、ゲーム体験を重視するなら周回プレイという使い分けが適しています。
まとめ:ダークソウル3エンディング全4種の要点を振り返る
- ダークソウル3のエンディングは全4種類で、トロフィー対象は3つである
- 「はじまりの火を継ぐ者」は特別な条件不要のデフォルトエンディングである
- 「火継ぎの終わり」は火防女の瞳を入手し、ラスボス後に召喚サインを使うことで到達する
- 「火防女殺害」はカットシーン中に火防女を攻撃する隠しルートでトロフィーは付与されない
- 「火の簒奪者」はヨエル・ユリア・アンリのイベントを正確に進める最高難度の分岐である
- ダークシグルを火防女に治療させると「火の簒奪者」ルートは永久に消滅する
- セーブデータのバックアップを活用すれば1周で全エンディングの回収が可能である
- 各エンディングは火継ぎというテーマに対する4つの異なる態度を表現している
- DLC「輪の都」の荒廃した世界は、どのエンディングを選んでも到達しうる終末を暗示している
- 公式に「真のエンディング」は明言されておらず、解釈はプレイヤーに委ねられている

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