「アナザーエデン 時空を超える猫」は、クロノ・トリガーのシナリオライター加藤正人氏が手がけるスマホRPGとして高い期待を集めました。
しかしネット上では「ストーリーがひどい」「つまらない」という声も少なくありません。
特に第2部以降のメインストーリーに対する批判は根強く、プレイを続けるべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アナザーエデンのストーリーがひどいと言われる具体的な理由から、各部の評価比較、外伝との違い、さらには2025年の3部作完結後の最新評価まで詳しく解説します。
これからプレイを始めようか検討している方や、途中で離脱した方の参考になれば幸いです。
アナザーエデンのストーリーがひどいと言われる理由
アナザーエデンのストーリーに対する批判は、いくつかの明確な問題点に集中しています。
ここでは、多くのプレイヤーが指摘する具体的な理由を整理して解説します。
第2部の冗長なお使い要素とダンジョンの長さ
第2部「東方異象編」に対する最大の不満は、ストーリー進行のテンポの悪さです。
第1部では比較的シンプルだったダンジョン構成が、第2部になると異常に広大で複雑なものに変化しました。
さらにギミックも面倒なものが増え、ストーリーを読み進めたいのに疲労感が先に来てしまうという声が多く聞かれます。
メインストーリー自体も、本来サブクエストで扱うべき内容が無理やりメインに組み込まれているような印象を受けるプレイヤーが少なくありません。
コンテンツの寿命を延ばすために水増しされたような構成だという批判も見られます。
章の進行が遅くなることで、ガチャを引くために必要な「クロノスの石」がなかなか手に入らないという副次的な問題も発生しています。
主人公アルドの行動原理が不明確で感情移入しにくい
主人公アルドの行動が場当たり的で、何を目指しているのか分かりにくいという批判があります。
エデンを救いたいのか、フィーネを救いたいのか、あるいは別の目的があるのか、プレイヤーからは行動の軸が見えにくいと感じられています。
「ただ適当に時空を超えて適当に敵を倒しているだけ」という厳しい意見もあり、感情移入が難しいという声は根強く存在します。
特に第3部では、アルド達の行動の必要性が見えないまま新しい舞台で話が進むため、物語への没入感が薄れてしまうケースがあるようです。
広げた伏線や設定が放置されたまま進行する
アナザーエデンでは、メインストーリーの中で多くの設定や伏線が展開されますが、それらが回収されないまま次の展開に進んでしまうという問題が指摘されています。
プレイヤーから挙げられている放置案件の例としては、以下のようなものがあります。
魔獣と人間の和平問題、未来世界のプリズマ問題、汚染された大地の浄化、ツキハの故郷再建、東方における人間と鬼族の和解など、数多くの設定がその後の展開で触れられていません。
第3部では過去に広げた世界観にほとんど触れず、全く新しい舞台で物語が進行するため、「広げた風呂敷を畳む気があるのか」という不満につながっています。
タイムトラベル設定の矛盾と一貫性のなさ
タイムトラベルを扱う作品特有の問題として、設定の一貫性に疑問を感じるプレイヤーもいます。
「自分たちは歴史を変えているのに、他者が歴史を変えようとすると批判する」という矛盾が指摘されることがあります。
歴史改変に対するスタンスが一貫していないため、物語全体が薄く感じられてしまうという意見も見られます。
時空を扱う物語は何でもありになりがちですが、その弊害がアナザーエデンには出すぎているという厳しい評価もあります。
メインストーリー各部の評価を比較
アナザーエデンのメインストーリーは第1部から第3部最終編まで、実に8年をかけて完結しました。
各部によって評価は大きく異なるため、それぞれの特徴と評判を詳しく見ていきましょう。
第1部は高評価で完成度が高いと絶賛される理由
第1部「アナザーエデン 時空を超える猫」は、多くのプレイヤーから高い評価を受けています。
「記憶を消してもう一度プレイしたい」という声が上がるほど、完成度が高いと評される内容です。
加藤正人氏らしい伏線回収の妙味があり、家族の絆や仲間との関係性が丁寧に描かれています。
ストーリー終盤で怒涛のように明かされる衝撃の事実は圧巻で、鳥肌が立ったというプレイヤーも少なくありません。
リリース時から第1部がまるごと実装されており、パッケージタイトル1本分のボリュームと満足感があると評価されています。
第1.5部オーガ戦役編までは面白いという声が多い
第1.5部「オーガ戦役編 宿星の王と聖なる剣の挽歌」も、比較的好評を得ています。
第1部で戦った敵との共闘や、魔剣オーガベインの成り立ちが明かされるなど、熱い展開が続きます。
タイムトラベルのカラクリを上手く利用した構成は、なるほどと感心させられる出来栄えです。
多くのプレイヤーが「続きが気になる」という感覚を持ってプレイできた部分であり、第1.5部までは名作だったという評価が定着しています。
第2部東方異象編が最も不評な理由とは
第2部「東方異象編 時の女神の帰還」は、シリーズ中で最も厳しい評価を受けている部分です。
前述したダンジョンの長さやお使い要素に加えて、ストーリー自体の問題も指摘されています。
話の目的が上手く定まらず、中身がないように感じられるという意見が目立ちます。
プレイヤーが理解できていないのに、ゲーム内のキャラクターは理解や察しが早すぎるという違和感もあります。
敵も味方も状況説明のセリフが長く、プレイヤーが話に置いていかれる展開が続くという批判も見られます。
「今回の話を東方でやる意味はあったのか」という根本的な疑問を抱くプレイヤーも少なくありません。
第3部は中盤以降から面白さが戻るとの評価
第3部「虚時層輪象編 時間帝国の逆襲」については、評価が分かれています。
前編では新しい舞台設定への戸惑いもあり、厳しい意見が見られました。
しかし中編以降は「少し面白さが戻ってきた」という声が増えてきます。
2025年4月12日に配信された最終編で3部作が完結し、壮大な物語が幕を閉じました。
5年越しに仕掛けられた伏線の回収もあり、長年プレイしてきたファンからは感慨深いとの声が上がっています。
メインストーリーと外伝・外典どちらが面白い?
アナザーエデンには、メインストーリー以外にも外伝や外典といったサブコンテンツが充実しています。
実は、これらのサブコンテンツの方がメインより面白いという意見も多く見られます。
加藤正人担当のメインと櫻田建担当の外典の違い
メインストーリーは加藤正人氏が担当し、外典やキャラクタークエストは主に櫻田建氏が担当しています。
加藤氏は自身について「シンプルで研ぎ澄まされた構造をクールに書くタイプで、キャラの萌えは理解できない」と語っています。
一方の櫻田氏は「キャラクターを生かし、笑ったり泣いたりできる喜怒哀楽の話を作るのがうまい」と評されています。
この違いが、メインストーリーとサブコンテンツの評価の差につながっていると考えられます。
「サブシナリオは面白いが、1.5部以降のメインシナリオは酷すぎる」という端的な評価も見られます。
西方外典や魔剣外伝が高評価を得ている理由
外典の中でも特に西方外典は、やりたいことや描きたいものがしっかりと定まっていると高く評価されています。
櫻田氏が作るもう一つのアナザーエデンとも言える作品で、満足度の高いコンテンツだと評されています。
魔剣に関わる外伝(ディアドラとアナベルの物語)も人気が高く、メイン1部に匹敵する完成度だという声もあります。
外伝や外典は世界観の掘り下げがしっかりしており、キャラクターの心情も丁寧に描かれている点が好評です。
キャラクタークエストで評判の良いおすすめシナリオ
キャラクタークエストの中でも、特に評価の高いシナリオがいくつかあります。
感動系として人気なのは、ロキドの「かぎ爪と小さな花」シリーズ、アナベルの「聖騎士アナベル」シリーズ、マリエルの「迷い猫と家族」シリーズなどです。
世界観の掘り下げが優れているものとしては、イスカ、シュゼット、ヴェイナ、メリナのキャラクタークエストが挙げられます。
古代の人々の憂いや未来の人々が望むものなど、各時代の特徴がしっかり描かれており、プレイすることで世界観への理解が深まります。
ストーリーに不満を感じたときの対処法
メインストーリーがつまらないと感じた場合でも、アナザーエデンを楽しむ方法はあります。
ここでは、ストーリーに不満を感じた際の具体的な対処法を紹介します。
第1.5部でやめるのもありという意見について
ネット上では「第1.5部まででやめるのもアリ」という意見が複数見られます。
第1部と第1.5部でストーリーは一旦綺麗にまとまっており、区切りとしては適切なタイミングです。
無理に第2部以降を進める必要はなく、第1.5部で満足できるなら一度離れるという選択も悪くありません。
ゲームデータは残しておけるため、いつでも再開できる状態にしておくことも可能です。
つまらない第2部を乗り越えるコツとバッジ活用法
第2部をクリアしたい場合は、いくつかのコツがあります。
まず「敵出現頻度DOWNバッジ」を取得してから進めることをおすすめします。
このバッジはセバスちゃんの試練やテイルズコラボ第2弾で入手可能で、ダンジョン攻略の負担を大幅に軽減できます。
また、メインストーリーに疲れたら外伝や外典を先に進めるという方法もあります。
サブコンテンツは期間限定ではないため、好きなタイミングでプレイできる点がアナザーエデンの良いところです。
ストーリースキップできない問題への向き合い方
アナザーエデンでは、ストーリーのスキップ機能が実装されていません。
公式の方針として「ストーリーを全員に楽しんでほしい」という理由から、今後も実装予定はないとされています。
つまらないと感じるシーンでも、タップ連打で進めるしか方法がありません。
対処法としては、オートモードをONにしてスマホを置いておき、別の作業をしながら会話を流すという方法を取るプレイヤーもいます。
ストーリーボスやFEARゴブキングは再戦時のみイベントスキップが可能です。
2025年第3部完結後の最新評価と今後の展開
2025年4月12日、アナザーエデンは8周年を迎えると同時に、メインストーリー第3部が完結しました。
完結後の評価と今後の展開について解説します。
8年かけた3部作完結で伏線回収は見事との声
リリース前の企画段階から想定されていた3部作構成が、8年の歳月を経てついに完結しました。
完結後の評価としては「8年かけて紡がれる長編3部作は壮大のひと言」「伏線回収がえぐい」という肯定的な声が見られます。
5年越しに仕掛けられた伏線の回収もあり、長年追いかけてきたプレイヤーには感慨深い内容となりました。
一方で「やはり第1部ほどの密度はない」という冷静な評価も存在します。
クロノ・クロスコラボ延長と追加コンテンツ情報
クロノ・クロスとのコラボストーリーは、2031年12月8日まで延長されることが発表されました。
2026年2月にはサブクエストの追加も予定されており、セルジュやキッドの星導覚醒も実装されます。
クロノシリーズのファンにとっては、引き続き楽しめるコンテンツが用意されています。
コラボコンテンツは無期限で開催されているため、いつでもプレイ可能な点も魅力です。
第4部以降で放置設定は回収されるのか
第3部が完結しても、アナザーエデンのサービスは継続予定です。
多くの未解決の伏線が残っているため、今後の展開で回収されることが期待されています。
西方の現代・未来編の実装可能性や、ミグランス関係のキャラクターに焦点を当てた外典の可能性も推測されています。
ただし、広げた風呂敷をきちんと畳めるのかという不安を抱えているプレイヤーも少なくありません。
アナザーエデンを始めるべきか迷っている人へ
最後に、これからアナザーエデンを始めようか迷っている方に向けた情報をまとめます。
ストーリー重視なら第1部だけでも十分楽しめる
アナザーエデンのストーリーを楽しみたいなら、まず第1部をプレイすることをおすすめします。
第1部は多くのプレイヤーから高評価を受けており、スマホRPGの中でもトップクラスの完成度だと言われています。
リリース時点で第1部が完全実装されているため、パッケージゲーム1本分のボリュームを基本プレイ無料で体験できます。
第1部をクリアして満足できれば、そこで一旦区切りをつけるのも一つの選択肢です。
外伝や外典から始めるという選択肢もあり
メインストーリーの評判が気になる場合は、外伝や外典を優先するという方法もあります。
サブコンテンツの方が面白いという評価も多く、キャラクターの掘り下げや世界観の理解を深めることができます。
コラボコンテンツも無期限で開催されているため、好きなタイミングでクロノ・クロスとのコラボストーリーも楽しめます。
イベントに張り付く必要がないシングルプレイ専用RPGだからこそ、自分のペースで進められる点は大きな魅力です。
他のストーリー重視RPGとの比較と選び方
アナザーエデンの特徴は、ソーシャル要素を完全に排除したシングルプレイ専用RPGである点です。
マルチプレイ、ランキング、期間限定イベントといった要素がないため、他プレイヤーと競う必要がありません。
ストーリー進行にスタミナを消費しない点も、物語を楽しみたいプレイヤーには嬉しい仕様です。
一方で、ストーリーがスキップできない仕様や、第2部以降の評価の低さは事前に理解しておく必要があります。
音楽面では特に第1部・第1.5部の評価が高く、クロノシリーズを手がけた光田康典氏とプロキオン・スタジオが楽曲を担当しています。
総合的に見ると、タイムトラベルものの王道RPGが好きな方、クロノシリーズのファン、自分のペースでじっくり遊びたい方に向いているゲームだと言えるでしょう。
まとめ:アナザーエデンのストーリー評価を正しく理解しよう
- アナザーエデンのストーリーがひどいという評価は主に第2部に集中している
- 第1部は高評価で、スマホRPGとしてトップクラスの完成度だと評される
- 第2部の不評要因は冗長なお使い要素、長いダンジョン、不明確な展開にある
- 主人公アルドの行動原理が見えにくく感情移入しにくいという批判が多い
- 広げた伏線や設定が放置されたまま進行する点も不満の原因である
- メインストーリーより外伝・外典の方が面白いという意見が多数存在する
- 加藤正人氏と櫻田建氏のシナリオスタイルの違いが評価の差につながっている
- 2025年4月に8年かけた3部作が完結し、伏線回収は見事との声もある
- ストーリースキップ機能は未実装で今後も実装予定なし
- 第1.5部で区切りをつける、外伝から始めるなど楽しみ方は複数ある

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