ゼノブレイド2のストーリーをクリアした後、「2周目をやる意味はあるのだろうか」と迷っている方は少なくないでしょう。
本作の2周目は単なる繰り返しではなく、イーラブレイドの追加や裏キズナリングの解放など、1周目にはなかった要素が数多く用意されています。
一方で、セーブデータの上書きやコモンブレイドの消失バグなど、事前に知っておかないと取り返しのつかない落とし穴も存在します。
この記事では、ゼノブレイド2の2周目であるアドバンスドニューゲームの引き継ぎ要素からクリア後にやるべき準備、注意点までを網羅的に解説していきます。
ゼノブレイド2の2周目(アドバンスドニューゲーム)とは
ゼノブレイド2の2周目は、正式には「Advanced New Game(アドバンスドニューゲーム)」と呼ばれるモードです。
2018年3月2日に配信された更新データVer.1.3.0で追加されました。
いわゆる強くてニューゲームに該当する仕組みで、1周目のクリアデータを引き継ぎながら、ストーリーを最初からプレイし直すことができます。
開始するには、メインストーリーのエンディングを迎えた後のセーブデータが必要です。
タイトル画面に「Advanced New Game」の選択肢が表示されるので、そこから新たな冒険を始められます。
注目すべきは、このモードがただの周回プレイにとどまらない点にあります。
イーラ側のブレイド7体が新たに仲間になるほか、ドライバーの裏キズナリングやレベルダウン機能といった新システムが追加されるため、1周目とは異なるプレイ体験を楽しめるのが最大の特徴です。
ゼノブレイド2の2周目をやる意味とメリット
イーラブレイド7体が仲間になる
2周目をプレイする最大の動機として多くのユーザーが挙げるのが、イーラブレイドの入手です。
ヨシツネ、ベンケイ、サタヒコ、ザンテツ、カムイ、ラゴウ、オオツチの7体が新たに同調可能となります。
1周目で敵として立ちはだかったキャラクターを自軍で操作できる喜びは、シリーズファンにとって格別でしょう。
7体のうち6体はコアクリスタルからのランダム同調で入手する方式です。
サタヒコだけは特別で、第9話のイベント終了後にモルスの地のメガフロート基部で出会うことで仲間に加わります。
裏キズナリングとサイカの覚醒
2周目ではドライバーごとに裏キズナリングが解放され、さらなる成長が可能になります。
大量のスキルポイントが必要になるものの、1周目では到達できなかった高みへキャラクターを育てられるのは大きな魅力です。
特に注目したいのがジークの裏キズナリングに含まれる「覇王の心眼解放」です。
この能力を解放すると、サイカとのキズナが最高の状態で一定時間サイカを覚醒させることができるようになります。
レベルダウン機能とボーナスEXPの活用
宿屋で任意にレベルを下げられるレベルダウン機能も2周目限定のシステムです。
レベルを下げた分だけボーナスEXPとして蓄積され、このEXPを「戦いの吟遊詩人」と呼ばれるNPCのもとで希少アイテムと交換できます。
高レベルのまま2周目をプレイすると敵が弱すぎて作業感が出てしまいがちですが、レベルダウン機能を活用すれば適度な緊張感を保ちながら遊べる点も評価されています。
エピックブレイドの傭兵団派遣が可能に
1周目では同調を外すことができなかったホムラやヒカリ、カグツチなどのエピックブレイドも、2周目からは傭兵団に派遣できるようになります。
ブレイドの育成やアイテム収集の効率が格段に向上するため、やり込みプレイヤーにとっては見逃せない追加要素です。
ストーリーの再体験で新たな発見がある
1周目では理解しきれなかった伏線や設定が、2周目のプレイで腑に落ちるという声が多数見られます。
また、7話では最初からホムラとヒカリを自由に選択して戦闘できるなど、1周目とは異なる戦術を試せるのも周回プレイならではの楽しみ方です。
2周目のクリア時間はストーリーのみであれば5時間から10時間程度と大幅に短縮されるため、気軽に再挑戦できるのもポイントでしょう。
ゼノブレイド2の2周目で引き継ぎされる要素一覧
2周目を始める前に、何が引き継がれて何がリセットされるのかを正確に把握しておくことが重要です。
以下の表に引き継ぎ要素を整理しました。
| カテゴリ | 引き継がれるもの | 備考 |
|---|---|---|
| ドライバー | レベル、ドライバーアーツ、キズナリング | マスタードライバー能力はリセット |
| ブレイド | 同調済みブレイド、能力、装備 | スザク・ワダツミ・無銘のブレイドはストーリーに合わせて再合流 |
| アイテム | ポーチアイテム、アクセサリー、ゴールド | アビスベストは売却推奨 |
| 街の発展度 | 各街のレベルがそのまま維持 | リベラリタスの発展度はアーケディアと合算 |
| 傭兵団 | 傭兵団のレベル | 傭兵団任務のクリア状態はリセット |
| ユニークモンスター | 討伐状況が継続 | 名を冠する者の墓もそのまま |
| その他 | イベントシアター、プレイタイム | セーブデータは上書き方式 |
一方で、リセットされる要素も少なくありません。
クエストとキズナトークの進行状況、スキップトラベルポイント、マップの開放状況がすべて初期化されます。
レックスのマスタードライバー能力もストーリーを進めるまで使用できなくなるため、1周目終盤でレックスに集めていた他ドライバーのブレイドは、元の同調者のもとへ戻される仕組みです。
クリア後から2周目に入る前にやるべき準備
ブレイドクエストとナナコオリの挑戦を完了させる
クエストの進行状況は2周目で全リセットされます。
特に「ナナコオリの挑戦」はキズナリングの解放条件に関わるため、可能な限り1周目でクリアしておくのが理想です。
キズナリングの開放状態は引き継がれるので、ブレイドクエストをクリアした上でキズナリングの段を進めておけば、2周目でやり直す手間を省けます。
ただし、ナナコオリのファン5000人到達には傭兵団への派遣を数百回こなす必要があるため、途方もなく時間がかかる場合は2周目に持ち越す判断も合理的です。
コアクリスタルを大量に集めておく
2周目では1話の段階からブレイド同調が可能になります。
イーラブレイド6体をコアクリスタルから同調で入手するため、事前にコモン・レア・レジェンドのコアクリスタルをできるだけ集めておきましょう。
99個ずつストックしておけば、2周目開始直後に一気にガチャを回すことができます。
レックスのコモンブレイドを外す
これは最も重要な準備事項です。
レックスがマスタードライバー能力で他ドライバーのコモンブレイドをエンゲージしたまま2周目を開始すると、該当するコモンブレイドが消失するバグが報告されています。
2周目を始める直前に、レックスについているコモンブレイドを必ず全て外してからセーブしてください。
後半エリアでの用事を済ませる
マップがリセットされるため、ストーリー序盤ではルクスリアやリベラリタスといった後半エリアに移動できなくなります。
権利書の収集や特定エリアのブレイドクエスト、街の発展度上げなど、後半エリアでしかできない作業はクリア後のうちに完了させておきましょう。
アビスベストを売却する
見落としがちなポイントですが、ストーリー進行中にアビスベストの購入が必要なイベントがあります。
1周目で入手したアビスベストがアイテム欄に残っていると、新たに購入できずストーリーが進行不能になってしまいます。
装備から外し、必ず売却してから2周目に臨んでください。
希少アイテムの確保を忘れずに
「ブレイドコンボ強化VI」「スイッチ短縮VI」「ディラトンチップ」は、かつて1周につき1個しか入手できない限定アイテムでした。
現在はVer.1.5.0以降のチャレンジバトルモードでもドロップするようになったため、以前ほどの緊急性はありません。
とはいえ、チャレンジバトルの周回が面倒な場合は1周目のうちに入手しておくと安心です。
戦いの吟遊詩人で交換できる特殊アイテム一覧
2周目で利用可能になる「戦いの吟遊詩人」は、ボーナスEXPと希少アイテムを交換してくれるNPCです。
各地に配置されているため、ストーリーを進めながら順番に訪れるとよいでしょう。
| アイテム名 | 必要ボーナスEXP | 出現場所 |
|---|---|---|
| アクセサリー拡張キット | 200,000 | アヴァリティア宿屋付近 |
| エーテル結晶20,000個 | 200,000 | グーラ・シュビア族長の家付近 |
| エピック・コアクリスタル | 200,000 | インヴィディア・スイーツ屋付近 |
| 武器術秘伝書 | 400,000 | スペルビア宿屋付近 |
| オーバードライブ | 1,000,000 | ルクスリア・スイーツ屋付近 |
| エレメンタルコア・光 | 1,000,000 | エルピス霊洞入口付近 |
| エーテルカスタムMaster | 500,000 | モルスの断崖・モルスの入り江付近 |
| ラッキーカスタムMaster | 500,000 | モルスの断崖・修験者の古道付近 |
| マッスルカスタムMaster | 500,000 | モルスの地・失われた時の眺望付近 |
| ヒットカスタムMaster | 500,000 | モルスの地・世界樹メガフロート基部付近 |
| タンクカスタムMaster | 500,000 | 世界樹・ラキア下層デッキ付近 |
| ドッジカスタムMaster | 500,000 | 世界樹・スカイウォーク付近 |
特にオーバードライブは1周目での入手数が限られる貴重品のため、100万EXPを投じてでも確保する価値があります。
アクセサリー拡張キットも戦力の底上げに直結するため、優先的に交換しておきたいアイテムです。
ゼノブレイド2の2周目における注意点とデメリット
セーブデータが上書きされる
2周目を開始すると、1周目のセーブデータに上書きされます。
1周目のクリア直前の状態を残しておきたい場合は、Nintendo Switch Onlineのクラウドセーブなどを利用してバックアップを取っておく必要があります。
一度上書きしてしまうと元に戻すことはできないため、十分に注意してください。
ストーリーの長さに対する抵抗感
2周目であっても基本的なストーリーの流れは変わりません。
多くのプレイヤーが1周目で100時間以上を費やしているため、「もう一度同じ話を最初から」という点に心理的なハードルを感じるケースも珍しくありません。
ただし、前述の通り強くてニューゲーム方式で戦闘は快適に進むうえ、イージーモードも併用できるため、ストーリーだけなら短時間で駆け抜けることが可能です。
イーラブレイドの武器は強化できない
イーラブレイドの固有武器は初期状態から高い性能を持っていますが、コアチップによる強化には対応していません。
そのため、終盤のやり込みコンテンツやチャレンジバトルでは、通常のレアブレイドに火力面で劣る場面が出てきます。
イーラブレイドはあくまでストーリー攻略や中盤までの戦力として活用し、最終的な構成では通常ブレイドと使い分ける意識を持つとよいでしょう。
ハナJKとハナJDの合流タイミング
トラの初期ブレイドはハナJSのみで、ハナJKは1周目と同様にストーリー進行で合流します。
ハナJDについては、1周目で使用可能にしていた場合はハナJKと同時に参戦しますが、解放していなかった場合はイベントをこなす必要があります。
技術書もすべて没収されているため、ハナの強化パーツ用の技術書5冊は各地で取り直さなければなりません。
2周目と合わせて楽しみたい関連コンテンツ
DLC「黄金の国イーラ」
エキスパンション・パスに含まれる追加シナリオで、イーラの首魁シンが主人公となる前日譚です。
2周目でイーラブレイドを仲間にする前にプレイしておくと、各キャラクターへの理解が深まり、本編の2周目がより感慨深いものになります。
チャレンジバトルモード
Ver.1.5.0で追加された高難度のバトルコンテンツです。
2周目で育てたキャラクターの腕試しに最適なだけでなく、前述のブレイドコンボ強化VIやディラトンチップなどの希少アイテムがドロップするため、やり込み面でも有用な要素として位置づけられています。
レアブレイドのコンプリート
1周目で入手しきれなかったレアブレイドの回収も、2周目における大きな目標の一つです。
2周目では1話からブレイド同調が解放されるため、序盤から手持ちのコアクリスタルを使ってガチャを回せます。
KOS-MOS Re:をはじめとする出現率の極めて低いブレイドを狙う場合は、事前にラッキーカスタムなどのアシストコアを準備しておくと効率が上がるでしょう。
まとめ:ゼノブレイド2の2周目で最大限に楽しむために
- 2周目の正式名称は「Advanced New Game」で、Ver.1.3.0で追加されたいわゆる強くてニューゲーム方式のモードである
- イーラブレイド7体の追加、裏キズナリング、レベルダウン機能など1周目にはない要素が豊富に用意されている
- ドライバーのレベル・ブレイド・アイテム・ゴールド・街の発展度などは引き継がれる
- クエスト進行状況・スキップトラベル・マップ開放状況・マスタードライバー能力はリセットされる
- クリア後から2周目に入る前に、レックスのコモンブレイドを外しておかないと消失バグが発生する
- アビスベストを所持したまま2周目を始めるとストーリー進行不能になるため事前に売却が必要である
- ナナコオリの挑戦やブレイドクエストは可能な限り1周目で完了させ、キズナリングの段を進めておくべきである
- 戦いの吟遊詩人でボーナスEXPと交換できる特殊アイテムにはオーバードライブやアクセサリー拡張キットなど希少品が含まれる
- イーラブレイドの固有武器はコアチップ強化に非対応のため終盤では通常ブレイドとの使い分けが求められる
- DLC「黄金の国イーラ」やチャレンジバトルモードと組み合わせることで2周目の体験がさらに充実する

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