「2Bってクールでかっこいいキャラだな」と思いながらゲームを進めていたら、物語の中盤から後半にかけて、まったく予想外の事実が次々と明かされた——そんな体験をした人は多いのではないでしょうか。
ヨルハ二号B型、通称2Bは『NieR:Automata』の顔とも言えるキャラクターです。
その整ったビジュアルや戦闘シーンの美しさに惹かれてゲームを手に取ったプレイヤーが、最終的に「こんなに深いキャラクターだったのか」と感じる——これが2Bの最大の魅力かもしれません。
この記事では、2Bの基本設定から隠された正体、死亡の真相、アニメ版での描かれ方、最新グッズ情報、そして続編への期待まで、2Bに関するあらゆる疑問に徹底的に答えていきます。
ゲームをプレイ済みの方も、アニメから入った方も、これから触れようと思っている方も、それぞれに新しい発見がある内容になっています。
2Bとはどんなキャラクター?基本プロフィールと設定を総まとめ
2Bの外見・スペック・声優など公式設定一覧
2Bは、スクウェア・エニックスが開発したアクションRPG『NieR:Automata』(2017年2月23日発売)の主要キャラクターです。
公式に設定されているスペックは以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | ヨルハ二号B型(YoRHa No.2 Type B) |
| 身長 | 168cm(ヒール込み) |
| 体重 | 148.8kg(機械的な構造体のため重量が高い) |
| スリーサイズ | B84 / W56 / H88 |
| 声優(日本語版) | 石川由依 |
| 声優(英語版) | Kira Buckland |
| 武器種別 | 近接戦闘特化(剣戟系) |
外見上の最大の特徴は、黒を基調としたゴシック調のドレスと、目元を覆うアイマスクです。
髪色は白に近い銀色で、全体的にモノクロームな印象を持ちます。
近接戦闘に特化した戦闘型アンドロイドでありながら、その優雅な立ち居振る舞いは、まるでバレリーナを思わせるような美しさがあります。
ヨルハ部隊における2Bの役割と立ち位置
2Bが所属するヨルハ部隊は、地球に侵攻してきた異星人とその兵器「機械生命体」に対抗するために人類が生み出した組織です。
部隊の拠点は地球軌道上に浮かぶ宇宙ステーション「バンカー」にあり、隊員たちは地上での作戦を繰り返しています。
2BはBタイプ、すなわち戦闘型(Battle type)のアンドロイドとして分類されており、近接攻撃を主体とした戦い方を得意とします。
性格は冷静沈着で、「感情を持つことを禁じる」というヨルハ部隊の規則を誠実に守ろうとする一面が描かれています。
隊員の中でも感情制御の精度が高いとされており、任務中は常に冷静を保ちます。
ただし、同行する9Sが危機に瀕した瞬間には感情が溢れ出てしまう——その小さなほころびが、後の伏線として機能しています。
パートナー9Sとの関係性はどうなっている?
9S(ヨルハ九号S型)は偵察型(Scanner type)のアンドロイドで、2Bとは任務上のバディ関係にあります。
知的好奇心が旺盛で感情表現が豊かな9Sは、クールな2Bとは対照的な性格をしており、二人のやり取りはゲーム序盤から多くのプレイヤーの心をつかみます。
9Sは2Bを慕う様子を自然に見せていますが、2Bは常に一定の距離感を保とうとしています。
この距離感の理由が後に明かされるとき、プレイヤーは「こういう意味があったのか」という衝撃を受けることになります。
二人の関係は単純なバディものではなく、知れば知るほど切なさが増す設計になっています。
2Bの正体は2Eって本当?隠された素顔と衝撃の真実
表の顔「2B型」と裏の顔「2Eとは何か」を徹底解説
2Bの正体は、実際には2E型(処刑型、Executioner type)です。
公式ではBタイプ(戦闘型)として登録されていますが、これは偽装であり、本来の役割は機密情報に接触した味方のアンドロイドを処分することにあります。
ヨルハ部隊にはEタイプと呼ばれるアンドロイドが存在し、彼らは「真実に近づきすぎた者」を粛清するために配置されています。
Bタイプに偽装することで、行動の自由度を高めつつ対象に接近できるという構造です。
2Bがこの事実を抱えながら任務を続けていたこと、それ自体が物語全体の大きな隠し軸になっています。
素顔を見せられない理由は、外見的なものではなく、こうした内面の秘密に起因していたわけです。
2Bが9Sを監視し続けていた本当の理由
S型(偵察型)のアンドロイドは高い知性と情報処理能力を持つため、機密に接触するリスクが他のタイプより高いとされています。
9Sはその中でも特に高性能な個体であり、ヨルハ計画の真実——人類はすでに滅亡しているという事実——に辿り着いてしまう可能性が非常に高い。
そのため2Bは、9Sの監視と、必要に応じた処刑という任務を何度も繰り返してきました。
2017年のオーケストラコンサート「NieR: Orchestra Concert re:12018」では、その回数が48回に及ぶことが公式に明かされています。
9Sの記憶を消し、また任務をこなす——この繰り返しが2Bにとってどれほどの重荷だったか。
「感情を持つことを禁じる」というヨルハの規則が、実は2Bにとっての精神的な盾だったと気づいたとき、プレイヤーはゲームの序盤のやり取りをまったく違う視点で見直すことになります。
目隠し(アイマスク)に込められた意味と正体への伏線
ヨルハ部隊の隊員たちは全員、目元を覆うアイマスクを装着しています。
これは単なるデザイン上のアクセントではなく、「真実を見ていない」「見ることを許されていない」という状況の象徴です。
作中でアイマスクが外れる瞬間は、例外なく重大な事実が露わになる場面と結びついています。
2Bが素顔——文字通りの顔ではなく、自分の本当の役割——を隠し続けていたことと、このアイマスクの意味は深く連動しています。
ゲームを一度クリアしてから序盤を振り返ると、この目隠しが単なる装飾ではなかったと強く実感できます。
細部にまで仕掛けが施された世界観の巧みさは、シリーズを手がけるゲームデザイナー・横尾太郎氏の持ち味のひとつです。
2Bの死亡シーンはなぜ起きた?ストーリーの核心を解説
2Bが死亡するまでの経緯とウイルス感染の真相
2Bの死亡は、ゲームの中盤、正確にはCルートの冒頭近くに描かれます。
ヨルハ部隊を壊滅させる機械生命体のウイルスが、2Bも含めた多くのアンドロイドを侵食し始めます。
感染した2Bは行動不能に近い状態になり、最終的に戦闘の混乱の中で命を落とすことになります。
プレイヤーにとってはそれまで主人公として操作してきたキャラクターが突然退場する衝撃的な展開で、「なぜ急にこうなるのか」と戸惑うプレイヤーも少なくありませんでした。
ただ、この流れはランダムな不運ではなく、ヨルハ計画そのものの崩壊と連動した避けがたい出来事として設計されています。
A2に全てを託した最期の場面が持つ意味
瀕死の状態となった2Bは、A2という別のアンドロイドと出会い、自らの意志でA2に全てを委ねます。
A2はヨルハ部隊の元隊員で、組織とは異なる立場で行動してきたキャラクターです。
互いに面識は薄い中で、2BがA2を信頼したのは、A2が「自分と同じ痛みを抱えた存在」であることを感じ取ったからかもしれません。
9Sの未来、そして自分が果たせなかった何かを託す——この場面は、アニメ版の第16話でも丁寧に描かれ、多くの視聴者が涙したシーンとして語り継がれています。
2Bの最期は悲劇でありながら、A2というキャラクターへのバトンタッチという意味でもあります。
彼女の死が物語を加速させ、9SとA2それぞれの葛藤を深めていくことになります。
2Bの死亡はゲーム設計上どのような意図があったのか
2Bの退場は偶然の産物ではなく、制作チームによる意図的な選択です。
「読者(プレイヤー)が感情移入した主人公を失う体験」そのものを、ゲームのテーマである「喪失と意志」に直結させるための演出だとされています。
2Bがいなくなることで、9Sの行動原理が根底から変わります。
A2の物語が新たな軸となり、プレイヤーは「主人公の死後の世界」を生きる側として物語を追うことになります。
この構造は、一般的なアクションRPGとは一線を画す体験を生み出しており、「2Bが退場したからこそ残りのルートが深く刺さる」という声が多くのプレイヤーから挙がっています。
アニメ版で描かれた2Bの魅力と原作との違い
アニメ『NieR:Automata Ver1.1a』における2Bの描写
アニメ版『NieR:Automata Ver1.1a』は2023年に第1クール、2024年に第2クールが放送されました。
アニメならではの流れるような戦闘シーン、美しい背景美術、そして石川由依さんの声演技が合わさり、2Bというキャラクターを映像として立体的に体験できる作品に仕上がっています。
特に評価されているのは、2Bの感情の揺れを画面に映す繊細な演出です。
クールに振る舞いながらも、ふとした瞬間に見せる表情のゆらぎ——文字で読んでいたときとは異なる感覚で2Bの内側に触れられる、それがアニメ版の大きな魅力です。
ゲーム未経験者がアニメを楽しむために知っておくべきこと
アニメ版はゲームをプレイしていなくても楽しめるよう配慮されていますが、正直なところ、物語の深みを十全に味わうにはゲームの知識があるほうがよりよいと言えます。
ヨルハ計画の真実や2Bの正体に関する描写は、アニメだけでは説明が省略気味な部分もあります。
「なんとなく雰囲気はわかるが、全部は理解できていない気がする」という感覚を持つ視聴者も一定数いる、というのが実態です。
ゲーム未経験の方には、「アニメ→ゲーム」という順番での体験がおすすめです。
アニメで2Bという存在に惹かれ、ゲームでその真実に向き合う——この流れは、作品への没入を深める自然な入り口になります。
アニメ第16話の2B退場シーンへの視聴者の反応
第2クールの第16話、タイトルは「broken [W]ings」。
2Bの最期が描かれたこの回は、放送後から多くの感想が溢れ出しました。
ゲーム既プレイ者にとっては「わかっていたのに泣いてしまった」、未プレイの視聴者にとっては「こんな展開になるとは思わなかった」という声が交錯しました。
アニメならではの映像表現が、すでに知っている事実に新たな感情を乗せてくる——その体験が視聴者の間で広く共有されています。
2Bが最期に微笑む描写は特に語られることが多く、「あの笑顔の意味を考えると何度見ても辛い」というコメントが今も残り続けています。
2Bの人気はなぜ世界的に広がった?キャラクターの魅力を深掘り
クールな外見の裏に隠された感情と苦悩の描写
2Bの魅力を一言で言い表すなら、「見た目と内面のギャップ」です。
黒衣にアイマスク、無駄口を叩かないクールな立ち振る舞い——この外見から想像するキャラクター像と、物語が進むにつれて見えてくる内面の柔らかさ、苦悩、そして深い感情は、大きな落差を持ちます。
48回も9Sを手にかけてきた事実を知ったうえで、序盤の2Bの態度を振り返ると、すべてが悲しみの裏返しだったと気づきます。
この「知れば知るほど切なくなる」という体験が、2Bをただのビジュアル系キャラクターではなく、深く記憶に残る存在にしています。
他ゲーム・他メディアへのコラボ展開一覧
2Bは2017年の登場以降、数多くのタイトルにコラボキャラクターとして参戦してきました。
代表的なものをまとめると以下のようになります。
| タイトル | コラボ内容 |
|---|---|
| ソウルキャリバーVI | プレイアブルキャラクターとして参戦 |
| Fate/Grand Order | コラボイベント実施 |
| PSO2(ファンタシースターオンライン2) | コスチューム・キャラクターコラボ |
| Desktop Mate(2025年10月) | DLCキャラクターとして実装 |
国内外を問わず多くの作品にゲスト出演している事実が、2Bの「ゲームキャラクターを超えたアイコン性」を物語っています。
国内外のファンから支持される理由とは
2Bはゲームの枠を超え、ポップカルチャーの象徴的な存在として認知されています。
コスプレ文化においても世界各地のイベントで頻繁に見かけるキャラクターとなっており、その人気は日本国内にとどまりません。
多くのファンが支持する理由のひとつは、ビジュアルの完成度の高さです。
黒×白のモノトーンデザイン、アイマスク、ロングスカートという組み合わせは再現しやすく、衣装としての完成度も高い。
加えて、前述のとおり「知れば知るほど奥が深くなる」キャラクター性が、長期的なファンを生み出し続けています。
ゲーム発売から約9年が経過した2026年現在でも新しいファンが増え続けている事実が、2Bというキャラクターの普遍的な強さを示しています。
2B関連の最新グッズ・フィギュア情報まとめ
2025〜2026年に発売されたフィギュアとプラモデルの全ラインナップ
2024年から2026年にかけて、2Bをテーマにした高品質なグッズが相次いでリリースされています。
主なフィギュア・立体製品をまとめると以下の通りです。
| 商品名 | メーカー | 発売時期 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 1/7スケールフィギュア(アニメ版) | グッドスマイルカンパニー | 2025年5月(日本先行) | 非公開(中価格帯) |
| figma 2B(ヨルハ二号B型) | マックスファクトリー | 2025年10月〜11月 | 12,800円 |
| プラスチックモデルキット 2B | コトブキヤ(スクエニ企画) | 2025年9月 | 非公開 |
| B-style 2B バニーVer.(1/4) | フリーイング | 2025年12月予定 | 非公開 |
プラスチックモデルキットは「自爆モードの再現が可能」「武器のクリアパーツ付属」という仕様が話題を呼び、ガンプラのような感覚で組めるとして好評を得ています。
figmaはアニメ版デザインをベースにしたアクションフィギュアで、可動域の広さが評価されています。
Desktop Mate DLCなどデジタル展開の最新情報
2025年10月9日には、Steamで人気のデスクトップ常駐アプリ『Desktop Mate』向けの2BキャラクターDLCが2,200円でリリースされました。
日本語・英語ボイスの切り替えが可能で、PCのデスクトップ上に2Bを呼び出してインタラクションを楽しめるという内容です。
「常にそこにいる2B」という感覚を体験できるこの形式は、バーチャルキャラクターの新たな活用事例として注目を集めました。
リリース直後から好意的な反応が多く、コレクター層だけでなく一般のファンにも広く受け入れられています。
グッズを購入する際の価格帯と注意点
2Bのグッズは価格帯の幅が非常に広く、購入前に確認しておくべき点がいくつかあります。
まず、ハイエンドフィギュアの価格は相当高額です。
例として、Prime1 Studioが手がける1/3スケールフィギュア(全高95cm)は数万円〜十数万円の価格帯に達します。
コスプレ衣装についても、公式監修の「2Bコスチュームセット」は16,000円台、「アイコニックスカート」は29,700円(2026年1月発表)と、本格仕様ならではの高さがあります。
また、限定版やプレミアム版は在庫がなくなり次第終了になるケースも多く、欲しいアイテムは予約開始時点で確認・注文しておく必要があります。
再販は行われることもありますが(2026年2月に人気グッズの再販が実施された実績あり)、確実性はないと考えておいたほうが安心です。
ニーアオートマタ続編における2Bの今後はどうなる?
「to be continued…」公式予告の内容と現状
2026年2月、『NieR:Automata』の発売9周年を記念した公式配信の中で、「to be continued…」というメッセージが発表されました。
配信内ではゲームの名場面や2Bの他作品へのコラボ映像が振り返られ、その締めくくりとして示されたこの一文が大きな話題を呼びました。
同時期に、累計出荷・DL販売数が900万本を突破し1000万本目前というセールスマイルストーンも発表されています。
現時点で続報は出ていませんが、シリーズへの継続的な関心の高さと、この公式発信が重なったことで、ファンの期待は大きく高まっています。
新作がゲームかアニメかを巡る考察と最新動向
「to be continued…」という言葉が指すのが新作ゲームなのか、アニメの続編なのか、あるいは別形態のコンテンツなのか——現状ではいずれも公式から明言されていません。
ゲームとして続編を望む声はファンの中でも特に強く、オンラインのコミュニティでは様々な考察が行われています。
一方で、アニメ版がまだ完結していない可能性や、コンサートなどのライブイベントとしての展開を予想する声もあります。
シリーズプロデューサーやクリエイター陣からのコメントが今後出るかどうかが、最大の注目点です。
2Bが続編に登場する可能性はあるのか
ゲームのEエンド(真のエンディング)では、2Bのデータが完全に消えたわけではないという解釈も成立するため、続編での登場を期待するファンは少なくありません。
ただし、オートマタのストーリーが持つ「完結性」を考えると、同じ2Bがそのまま主人公として続くというより、新たな文脈や形での登場になるという見方が自然かもしれません。
どのような形であれ、2Bは『NieR:Automata』というタイトルの顔です。
続編が何であれ、2Bを象徴するビジュアルや精神性が何らかの形で受け継がれると予想するのは、決して過剰な期待ではないでしょう。
公式からの発表を待ちながらも、今あるコンテンツを楽しみ尽くせるだけの奥深さが、このキャラクターには備わっています。
まとめ:ニーアオートマタ2Bの正体と魅力を完全解説
- 2Bの正式名称はヨルハ二号B型(YoRHa No.2 Type B)で、近接戦闘特化の汎用戦闘型アンドロイドである
- 外見上の「2B型(戦闘型)」という分類は偽装であり、正体は機密保持のための「2E型(処刑型)」である
- 9Sの監視・処刑という任務を繰り返してきた回数は、公式で48回と明かされている
- アイマスクは「真実を見ないことの象徴」であり、物語の伏線として機能している
- 2Bの死亡はCルート冒頭でウイルス感染により引き起こされ、A2へのバトンタッチという形で描かれた
- アニメ第16話の退場シーンは、既プレイ者・未経験者ともに強い感情的反応を呼んだ名場面である
- アニメ版は映像表現に優れているが、物語の全体像を理解するにはゲームのプレイ経験があるとより深く楽しめる
- 世界的な人気の背景には、ビジュアルの完成度と「知れば知るほど切なくなる」キャラクター性の両立がある
- 2025〜2026年にかけてフィギュア・プラモデル・Desktop Mate DLCなど多角的な展開が続いている
- 2026年2月の「to be continued…」公式発表により、続編への期待が高まっているが詳細は未発表である

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