「聖剣伝説3のストーリーってひどいの?」「なぜ批判されているのか具体的に知りたい」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
聖剣伝説3は1995年にスーパーファミコンで発売され、2020年にはリメイク版も登場した人気作品です。
シリーズ人気投票では堂々の1位を獲得しているにもかかわらず、ストーリーに対しては厳しい意見が根強く存在します。
この記事では、聖剣伝説3のストーリーが批判される具体的な理由から、それでも高く評価される魅力、オリジナル版とリメイク版の違い、購入前に知っておくべき注意点まで徹底的に解説していきます。
これから聖剣伝説3をプレイしようか迷っている方も、すでにプレイ済みで他の人の意見が気になる方も、ぜひ最後までご覧ください。
聖剣伝説3のストーリーがひどいと言われる7つの理由
聖剣伝説3のストーリーに対する批判は、発売から30年近く経った現在でも語り継がれています。
ここでは、具体的にどのような点が問題視されているのか、7つの理由に分けて詳しく見ていきましょう。
フェアリーの指示が全て裏目に出る展開
聖剣伝説3でナビゲーター役を務めるフェアリーは、主人公たちに様々な指示を出します。
しかし、フェアリーの指示に従った結果、ことごとく事態が悪化していくという展開がプレイヤーの不満を招いています。
聖都ウェンデルに向かうために結界を解除すれば敵の侵攻を許し、精霊を集めれば敵に利用され、神獣を倒せばその力を敵に吸収されてしまいます。
物語のガイド役が常に間違った判断をするという構造は、プレイヤーにストレスを与える要因となっているのです。
プレイ時間の9割が無意味になるシナリオ構造
聖剣伝説3の物語は、前半で8体の精霊を集め、後半で8体の神獣を討伐するという流れで進行します。
ゲーム全体のプレイ時間のうち、実に9割近くがこの作業に費やされることになります。
ところが、これらの行動は全て敵の思惑通りであり、最終的には主人公たちの努力が敵を利することになってしまうのです。
長時間かけて達成した成果が水泡に帰すという展開は、多くのプレイヤーに徒労感を与えています。
精霊集めと神獣討伐が敵に利用される罠だった
前半戦で苦労して集めた8体の精霊は、マナの聖域の扉を開くために使われます。
しかし、扉が開いた瞬間、敵勢力が先に聖域へ侵入してしまいます。
後半戦で討伐する8体の神獣についても同様で、主人公たちが神獣を倒すたびに敵がその力を吸収していたことが、全て倒した後に明かされます。
フェアリーが「これはワナよ!」と気づいた時には既に手遅れという展開は、ネット上で語り草となっています。
最後は気合と根性でラスボスを倒す結末
敵のラスボスは、綿密な計画を立て、主人公たちを見事に出し抜き、マナの剣もマナの女神も滅ぼして神獣の力を全て手に入れます。
一方、主人公たちは全ての切り札を失った状態でラスボスに挑むことになります。
このとき、フェアリーが語るのは「心の中にある希望という名のマナの剣」という抽象的な言葉だけです。
つまり、最終的には気合と根性だけでラスボスを倒すという結末になり、論理的な逆転劇を期待していたプレイヤーからは批判の声が上がっています。
同時期のスクウェア作品と比較した稀拙さ
聖剣伝説3が発売された1995年前後は、スクウェアの黄金期と呼ばれる時代でした。
同時期には「クロノ・トリガー」「ファイナルファンタジー6」「ライブ・ア・ライブ」「ロマンシング・サガ2」といった、重厚なストーリーを持つ名作が次々と発売されています。
これらの作品と比較すると、聖剣伝説3のストーリーは練り込みが足りないという指摘があります。
「20年以上前のゲームだから仕方ない」という擁護も、同時期の他作品を見れば通用しないという意見が多いのです。
対象年齢が低すぎるという批判
聖剣伝説3のストーリーに対して「対象年齢が9歳以下」「小学校高学年が満足できる内容ではない」という厳しい評価も存在します。
主人公たちの旅立ちの動機付けが薄く、没入感を得にくいという声もあります。
特にリースやアンジェラといった主人公の導入部分は、「数分で書き上げたような質感」と評されることもあるほどです。
ただし、この点については「王道ファンタジーとしてシンプルで分かりやすい」という肯定的な見方もあります。
ご都合主義とキャラクターの不自然な行動
聖剣伝説3のストーリーでは、キャラクターが物語の都合で不自然に動かされる場面が多いという批判があります。
フェアリーが誘拐される瞬間を、すぐ近くにいた主人公たちが誰も見ていなかったという展開はその典型例です。
また、「伝説のアイテムを探しに行くぞ!」と意気込んだ直後に「家にあったからあげるよ」と言われるような、肩透かしの展開も指摘されています。
こうしたご都合主義的な展開の積み重ねが、ストーリーへの没入を妨げる要因となっているのです。
フェアリーが無能・黒幕と言われる具体的な問題行動
聖剣伝説3のストーリー批判において、最も槍玉に挙げられるのがナビゲーター役のフェアリーです。
ネット上では「無能」「黒幕説」とまで言われるフェアリーの問題行動を、具体的に見ていきましょう。
ウェンデルの結界を解除し光の司祭を病に追いやる
フェアリーは聖都ウェンデルに向かうため、洞窟に張られていた結界を勝手に解除してしまいます。
この結界は他国の侵略を防ぐために張られていたものでした。
結界が解除されたことでビースト兵たちがウェンデルに侵攻しそうになり、光の司祭が命がけで結界を張り直す事態に発展します。
その結果、光の司祭は禁断の古代呪法の代償として不治の病にかかり倒れてしまいます。
中盤でフェアリーがこの状況を報告する台詞がありますが、そもそも原因を作ったのは自分だという自覚が感じられないことも批判の対象となっています。
マナの剣を敵に奪われる原因を作る
苦労の末にマナの聖域へたどり着き、主人公がマナの剣を抜くことに成功します。
しかし喜びも束の間、いつの間にかフェアリーが敵勢力に誘拐されていたことが判明します。
フェアリーの命と引き換えに、マナの剣は敵に奪われてしまうのです。
本来、フェアリーは主人公から離れると死んでしまうはずなのに、なぜ誘拐が可能だったのかは説明されていません。
この不可解な展開から、「フェアリーは実は敵と通じていたのでは」という黒幕説まで生まれています。
神獣を倒した後に罠だったと気づく迷言
マナの剣が奪われたことで、世界を滅ぼす災厄である8体の神獣が復活してしまいます。
フェアリーは「神獣が最終形態になる前に1つずつ倒せば望みがある」と主人公たちに指示を出します。
プレイヤーは後半戦のほとんどを神獣討伐に費やすことになりますが、8体全てを倒した直後、フェアリーは衝撃の台詞を口にします。
「あっ、しまった!これはワナよ!敵は私達に神獣を倒させて、その力を吸収してたんだ!」
この迷言は聖剣伝説3を語る上で欠かせないエピソードとなっており、「お前ふざけんなよ」というプレイヤーの心の声を代弁するネットの書き込みは数知れません。
エンディングでマナの女神に就任する展開
物語の終盤、フェアリーの正体が明かされます。
フェアリーはマナの樹の種であり、信じ合える人と出会ったとき、新たなマナの女神として生まれ変わる存在だったのです。
主人公たちとの旅で育んだ絆により、フェアリーはエンディングで新たなマナの女神に就任します。
しかし、数々の失態を重ねてきたフェアリーがこのような大役に就くことに対して、「納得がいかない」という声も少なくありません。
結果的に全てがフェアリーの成長物語だったと解釈することもできますが、プレイヤーの感情としては複雑なものが残ります。
それでも聖剣伝説3がシリーズ人気1位の理由
ストーリーに対する批判が根強い一方で、聖剣伝説3はシリーズ人気投票で堂々の1位を獲得しています。
得票率は39.6%と、全体の約4割という圧倒的な支持を集めました。
なぜこれほど人気があるのか、ストーリー以外の魅力を見ていきましょう。
魅力的な6人のキャラクターとリースの圧倒的人気
聖剣伝説3には6人の主人公が登場し、プレイヤーはそのうち3人を選んでパーティを編成します。
デュラン、アンジェラ、ケヴィン、シャルロット、ホークアイ、リースという個性豊かなキャラクターたちは、それぞれ異なる背景と物語を持っています。
中でもアマゾネスで槍使いの王女リースは、発売から30年近く経った現在でも根強い人気を誇ります。
結城信輝氏による美麗な公式イラストも、キャラクターの魅力を高める大きな要因となっています。
キャラクターへの愛着があれば、ストーリーの粗さも許容できるというファンは多いのです。
クラスチェンジシステムの自由度と奥深さ
聖剣伝説3の最大の特徴とも言えるのが、クラスチェンジシステムです。
各キャラクターは「光」または「闇」のルートを選んでクラスチェンジでき、最終的には各キャラ4種類のクラスに分岐します。
クラスによってキャラクターの外見、能力、覚える技や魔法が大きく変化するため、パーティ編成と育成の組み合わせは膨大な数に上ります。
光ルートでは清廉な姿に、闘ルートでは禍々しい姿や妖艶な姿に変化するビジュアル面の楽しみもあります。
この高い自由度と育成の奥深さが、繰り返しプレイしたくなる中毒性を生み出しているのです。
SFC最高水準の美麗なグラフィック
聖剣伝説3のグラフィックは、スーパーファミコンの性能を最大限に引き出した最高水準のものでした。
同時期の「ファイナルファンタジー6」や「ロマンシング・サガ3」と並び称されるドット絵の美しさは、今見ても色褪せない魅力を持っています。
魔法や必殺技のエフェクトは前作から大幅に向上し、テンションを盛り上げてくれます。
時間経過とともに少しずつ黄昏ていく風景など、SFCの限界に挑戦した演出も見どころです。
草原、雪原、砂漠、森、山、洞窟、城、古代遺跡など多彩なダンジョンは、新天地へたどり着くたびに風景が大きく変わるため飽きさせません。
菊田裕樹氏による名曲揃いのBGM
聖剣伝説3の音楽を手掛けたのは、前作に引き続き菊田裕樹氏です。
アコースティックで民族音楽的な作風は、聖剣伝説の世界観と見事にマッチしています。
特筆すべきは、中ボス曲だけで8曲も用意されているという豪華さでしょう。
駆け抜けるような勢いのある曲、ホラー調のおどろおどろしい曲、威圧感のある曲など、バラエティ豊かな楽曲がプレイヤーを飽きさせません。
ナバール関連で流れる中東風の戦闘曲「Rolling Cradle」は、特に印象的な一曲として語り継がれています。
ラストバトルの演出とSacrifice3部作
聖剣伝説3のラストバトルは、BGMの演出がRPG屈指と言われるほど素晴らしいものです。
戦闘前のイベントシーンと戦闘開始時には、重々しく禍々しい「絶望」をイメージした曲が流れます。
しかし、一定のダメージを与えると画面とBGMが一旦ストップし、後半戦では「希望」をモチーフとする雄大かつアップテンポな曲調に一変します。
この3曲は「Sacrifice Part One」「Part Two」「Part Three」という一連のシリーズになっており、プレイヤーの士気を一気に高める演出となっています。
ストーリーに不満があっても、このラストバトルの演出だけで聖剣伝説3を名作と評価するファンもいるほどです。
オリジナル版とリメイク版どちらを選ぶべきか
聖剣伝説3には、1995年発売のSFC版オリジナルと、2020年発売のリメイク版「TRIALS of MANA」が存在します。
これからプレイする場合、どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
それぞれの特徴を比較していきます。
リメイク版で改善された点と変わらなかった点
リメイク版では多くの点が現代的にアップデートされています。
グラフィックは完全3D化され、フルボイスに対応しました。
戦闘では敵の攻撃範囲が赤いマーカーで表示されるようになり、回避がしやすくなっています。
クラスチェンジの効果が可視化され、クラスリセット機能も追加されました。
仲間AIも改善され、自動で補助魔法を使ってくれるようになりました。
一方、ストーリー内容はほぼそのまま継承されており、フェアリーの問題行動も変わっていません。
つまり、ストーリーに対する批判点はリメイク版でも解消されていないのです。
初心者にはリメイク版がおすすめな理由
聖剣伝説3を初めてプレイする方には、リメイク版をおすすめします。
難易度をベリーイージーからハードまで4段階から選べるため、アクションが苦手な方でも安心してプレイできます。
次の目的地がマップ上に表示されるナビ機能があり、迷うことがありません。
クリア時間は約18〜20時間程度と、現代のゲームとしても遊びやすいボリュームです。
クリア後にはクラス4への追加クラスチェンジや、新規ボス、強くてニューゲームなどのやりこみ要素も用意されています。
IGNのレビューでは8点(Great)を獲得しており、リメイク作品として高い評価を受けています。
オリジナル版を選ぶべき人の特徴
オリジナル版を選ぶべきなのは、ドット絵の美しさを堪能したい方です。
SFC最高水準と言われる美麗なドットグラフィックは、リメイク版の3Dでは再現できない魅力があります。
また、1995年当時のゲーム体験をそのまま味わいたい方や、ノスタルジーを感じたい方にも向いています。
オリジナル版はNintendo Switchの「聖剣伝説コレクション」で手軽にプレイ可能です。
リメイク版をクリアした後に、比較のためにオリジナル版もプレイしてみるという楽しみ方もあります。
ストーリー批判を踏まえた楽しみ方のコツ
聖剣伝説3のストーリー批判を事前に知った上でプレイする場合、いくつかの心構えがあると楽しみやすくなります。
まず、ストーリーの深みを期待せず、王道ファンタジーとして気楽に受け止めることをおすすめします。
フェアリーの言動には突っ込みどころが多いですが、「ネタとして楽しむ」というスタンスで臨むとストレスが軽減されます。
キャラクター、音楽、クラスチェンジシステムといったストーリー以外の要素に注目してプレイすると、高い満足度を得られるでしょう。
会話をスキップして戦闘だけを楽しむという割り切ったプレイスタイルを選ぶファンも実際に存在します。
聖剣伝説3リメイクの購入前に知るべき注意点
聖剣伝説3リメイクの購入を検討している方に向けて、事前に知っておくべき注意点をお伝えします。
期待値を適切に調整することで、購入後のミスマッチを防ぐことができます。
ストーリー重視派には向かない可能性
聖剣伝説3は、ストーリーの深みや練り込みを重視する方には合わない可能性があります。
前述の通り、フェアリーの指示が裏目に出る展開や、プレイ時間の大半が敵に利用される結果になるという構造的な問題があります。
同時期のスクウェア作品と比較してストーリーが稀拙という評価は、発売から30年経った現在でも変わっていません。
重厚な物語を求める方は、他の作品を検討した方が良いかもしれません。
戦闘アクションが単調に感じる人もいる
聖剣伝説3の戦闘は、現代のアクションゲームと比べるとシンプルな部類に入ります。
通常攻撃を繰り返し、ダメージを受けたら回復するという基本パターンが続きやすい傾向があります。
リメイク版では回避アクションが追加されましたが、それでも「PS2のテイルズを劣化させた程度」という厳しい評価も存在します。
アクションの爽快感を求める方には物足りなく感じる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
お使い感の強いゲーム進行への心構え
聖剣伝説3のゲーム進行は、お使い感が強いという指摘があります。
前半は8体の精霊を集めるために各地を巡り、後半は8体の神獣を倒すために該当するダンジョンを順番に攻略していきます。
特に神獣戦は、ダンジョンに行き、雑魚を倒し、ボスを倒すという流れを8回繰り返すことになり、その間ストーリーはほとんど進みません。
世界観やグラフィック、音楽の素晴らしさがあるからこそ飽きさせない作りになっていますが、単調に感じる方もいることは事実です。
懐かしさ補正を除いた客観的な評価
聖剣伝説3の高評価には、当時プレイした方々の懐かしさ補正が含まれている可能性があります。
「ゲームとしては全く面白くないが、昔を懐かしんで面白いと囃し立てている」という辛辣な意見も存在します。
「同じクオリティで新作だったら許されない」という指摘は、一定の説得力を持っています。
初めてプレイする方は、リメイク版のメタスコア83点という客観的な数値を参考にしつつ、自分の好みに合うかどうかを慎重に判断することをおすすめします。
初心者向けおすすめパーティと主人公の選び方
聖剣伝説3はゲーム開始時に主人公1人と仲間2人を選ぶ必要があり、この選択によってゲーム体験が大きく変わります。
初心者が迷いやすいパーティ編成について、具体的なアドバイスをお伝えします。
回復役シャルロットの編成位置
6人のキャラクターの中で、シャルロットは回復のスペシャリストです。
初心者がパーティにシャルロットを入れる場合、2番目の仲間として選択することをおすすめします。
主人公として選ぶと、最初のボスであるフルメタルハガーとの戦いを2人で行うことになり、難易度が上がってしまいます。
ただし、聖剣伝説3には「ブラックマーケット」という回復アイテムを販売する店があり、「ポトの油」などを買い込めば詠唱なしの全体回復が可能です。
そのため、シャルロットを外してもクリアは十分可能であることを覚えておきましょう。
火力重視ならアンジェラかケヴィン
火力を重視したい場合は、アンジェラまたはケヴィンがおすすめです。
アンジェラは全キャラ中最強の魔法火力を誇り、各クラスで与ダメージ上昇のアビリティを習得できます。
序盤は魔法を習得するまで火力面に難点がありますが、成長後は圧倒的な攻撃力を発揮します。
ケヴィンは物理攻撃のスペシャリストで、夜になると獣人化して攻撃力が上がる特性を持っています。
操作がシンプルで扱いやすいため、アクションが苦手な初心者にも向いているキャラクターです。
1周目にホークアイをおすすめする理由
1周目のプレイでは、主人公か仲間にホークアイを選ぶことをおすすめします。
ホークアイはトラップや宝箱の鍵開けに長けており、ゲーム進行がスムーズになります。
また、ホークアイのストーリーラインは他の主人公と比べて評価が高い傾向にあります。
砂漠の国ナバールを舞台にした物語は、聖剣伝説3の中でも比較的練り込まれた展開が楽しめます。
ホークアイを軸に、シャルロット(回復)とケヴィン(物理火力)を組み合わせるのがバランスの取れた初心者向けパーティです。
公式パーティ診断ツールの活用方法
パーティ選びに迷った場合は、スクウェア・エニックス公式サイトで提供されている「おすすめパーティ診断」を活用する方法もあります。
10問の質問に答えるだけで、プレイヤーに合ったパーティ構成を診断してくれます。
診断結果では、おすすめの主人公と仲間2人に加えて、パーティの特徴についても解説が表示されます。
どのキャラクターを選んでもクリアは可能な設計になっているため、最終的には見た目やキャラクターの好みで選んでも問題ありません。
6人の主人公と3通りのラスボスの組み合わせがあるため、周回プレイで異なるパーティを試してみるのも楽しみ方の一つです。
最新作VISIONS of MANAとの比較と聖剣シリーズの今後
2024年には聖剣伝説シリーズの最新作「VISIONS of MANA」が発売されました。
聖剣伝説3との比較や、シリーズ全体の課題について見ていきます。
聖剣伝説3リメイクとVOMの評価の違い
聖剣伝説3リメイク「TRIALS of MANA」は、メタスコア83点、世界累計100万本突破という成功を収めました。
一方、最新作「VISIONS of MANA」はAmazon評価が賛否両論で荒れており、「クソゲー」という厳しい評価も見られます。
VOMの批判点として挙げられるのは、戦闘に爽快感がなくモッサリ気味であること、必殺技ゲージが1つしかないことなどです。
聖剣伝説3では1人1つSPゲージがあったのに対し、VOMでは仕様が変更されています。
グラフィックの美しさについては文句なしという評価が多いものの、ゲーム性については改善の余地があるという声が目立ちます。
聖剣3のノウハウは新作に活かされたか
VISIONS of MANAには、聖剣伝説3リメイクで培われたノウハウが一定程度引き継がれています。
パーティは最大3人で、戦闘中に操作キャラを変更できるシステムは共通しています。
CPU操作の仲間にコマンドで指示を出せる点も、聖剣伝説3リメイクの改善点が活かされた部分です。
しかし、戦闘の爽快感や必殺技システムについては、聖剣伝説3リメイクの方が評価が高いという意見も見られます。
「聖剣伝説3が好きならVOMも楽しめる」という声がある一方、「聖剣伝説3を何度もやった方がいい」という意見もあり、評価は分かれています。
ストーリー批判から見る聖剣シリーズの課題
聖剣伝説シリーズは、ストーリーよりもゲームシステムやキャラクター、音楽で評価されてきた傾向があります。
聖剣伝説3のストーリー批判は30年近く続いており、「LEGEND OF MANA」のような例外を除いて、シリーズ全体としてストーリーが弱点という認識が定着しています。
VISIONS of MANAでもストーリー評価は個人差が大きく、この課題が克服されたとは言い難い状況です。
今後のシリーズ展開において、ストーリーの練り込みがどこまで改善されるかは、ファンの注目するポイントの一つとなっています。
一方で、「聖剣伝説はストーリーではなく世界観やゲーム体験を楽しむもの」という割り切った見方も存在し、何を重視するかはプレイヤー次第と言えるでしょう。
まとめ:聖剣伝説3のストーリー批判と魅力を総括
- 聖剣伝説3のストーリーは、フェアリーの指示が全て裏目に出る展開が批判の中心である
- プレイ時間の9割を費やす精霊集めと神獣討伐が敵に利用される罠だった
- 最終的に気合と根性でラスボスを倒す結末に論理性がないと指摘されている
- 同時期のスクウェア作品と比較してストーリーの練り込みが足りないという評価がある
- フェアリーはネット上で「無能」「黒幕説」と言われるほど問題行動が多い
- それでもシリーズ人気投票では1位を獲得し、得票率39.6%という圧倒的支持を受けている
- キャラクター、クラスチェンジシステム、グラフィック、音楽はストーリー以外の魅力として高く評価されている
- リメイク版はメタスコア83点を獲得し、戦闘やシステム面が現代的にアップデートされた
- 初心者にはリメイク版がおすすめで、難易度選択やナビ機能で遊びやすくなっている
- ストーリー重視派には向かない可能性があるため、キャラや音楽を楽しむスタンスで臨むと良い

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