『龍が如く 維新!極』がひどいと言われる理由と本当の評価

『龍が如く 維新!極』の購入を検討している中で、「ひどい」「爆死した」といったネガティブな評判を目にして、本当に面白いのか不安に感じていませんか。

2014年に発売された名作『龍が如く 維新!』のリメイクということで大きな期待が寄せられましたが、一部の仕様変更やクオリティから厳しい意見が出ているのも事実です。

この記事では、なぜ『龍が如く 維新!極』がひどいと言われるのか、その理由をユーザーのリアルな口コミや評判を基に徹底解説します。

また、オリジナル版との違いや、逆に「神ゲー」と評価されるポイントも多角的に分析し、あなたが購入すべきかどうかを判断するための情報を提供します。

目次

『龍が如く 維新!極』がひどい・爆死と言われる5つの理由

期待が大きかった分、一部のユーザーからは厳しい評価を受けています。

ここでは、なぜ『龍が如く 維新!極』が「ひどい」とまで言われてしまうのか、その主な5つの理由を掘り下げていきます。

理由1:リメイクなのに「手抜き」「極めていない」と感じる中身

『極』と名付けられているにも関わらず、その実態はフルリメイクというよりリマスターに近い、という点が最も大きな不満点として挙げられています。

『龍が如く 極』や『極2』のような大幅なシステムの刷新や追加シナリオを期待していたファンにとって、本作は物足りなさを感じる内容でした。

具体的には、UI(ユーザーインターフェース)が古いPS3・PS4時代のままであったり、キャラクターの口の動きがセリフと合っていない場面が散見されたりするなど、細部の作り込みの甘さが指摘されています。

「極クオリティを期待して買ったら高確率でガッカリします」というレビューにあるように、フルプライスでの販売に見合わない「手抜き」感が、ひどいという評価に繋がっています。

理由2:オリジナル版から劣化したバトルシステムと鍛冶屋仕様

ゲームプレイの核となるバトルシステムや武器強化の仕様が、オリジナル版から改悪されたと感じるプレイヤーも少なくありません。

特に批判が多いのが「鍛冶屋システム」です。

武器強化の成功率が内部的なテーブルで管理される仕様に変更され、表示されている成功率が意味をなさない場面があるなど、理不尽さを感じるシステムになっています。

また、バトルにおいては、オリジナル版で強力だった「短銃」が弱体化された一方で、敵が不自然に硬くなるなど、爽快感が失われたという意見も見られます。

隊士カードを本編でも使えるようになった点は新要素ですが、ボスまで波動のような技を使ってくる演出には世界観が壊れるという批判もあり、バランス調整の失敗が指摘されています。

理由3:多発したバグやフリーズ、カクつく動作への不満

発売初期には、ゲームの進行に支障をきたすバグや不具合が多数報告されました。

特定の場面でフリーズして動かなくなる、フレームレートが落ちて画面がカクカクになる、キャラクターの表示がおかしくなるなど、プレイ体験を著しく損なう問題が散見されたのです。

特にPS4版では動作が重くなるという報告が多く、「火事の中で戦わせるくせにまともに動かない」といった声も上がっていました。

これらの問題の多くは後のアップデートで修正されていますが、発売当初の不安定な状態が悪い印象を植え付けてしまったことは否めません。

理由4:賛否両論を呼んだキャストの大幅変更

オリジナル版で高い評価を得ていた一部のキャストが変更されたことも、古くからのファンが「ひどい」と感じる大きな要因です。

特に、武市半平太役の高橋克典さんや、近藤勇役の船越英一郎さんといった俳優陣の演技はオリジナル版の魅力の一つでした。

『極』では、これらの役が『龍が如く0』や『7』で人気のあったキャラクター(のモデルとなった俳優)に変更されています。

これは海外のファンや新規プレイヤーに向けた変更とされていますが、オリジナル版の配役が完璧だと感じていたファンからは、「一番変えてはならない人を変えてしまった」「イメージが違う」といった強い反発を招きました。

理由5:初週売上が伸び悩んだ「爆死」の真相とは?

『龍が如く 維新!極』は、初週の売上がPS4版とPS5版を合計しても約6.7万本と、『龍が如く7』(約15.7万本)や『龍が如く 極2』(約13.2万本)と比較して大きく下回りました。

この結果から、インターネット上では「爆死」と揶揄されることがあります。

売上が伸び悩んだ背景には、前述したようなリメイク内容への失望感やキャスト変更への不満が事前に伝わっていたことに加え、そもそもオリジナル版がPS4でプレイ可能であり、既プレイユーザーの購入意欲を刺激しにくかった点などが考えられます。

結局どっちが面白い?オリジナル版『維新』と『極』の主な違いを徹底比較

『龍が如く 維新!極』の評価を語る上で、2014年に発売されたオリジナル版『龍が如く 維新!』との比較は避けられません。

ここでは両者を比較し、結局どちらが面白いのかを掘り下げていきます。

グラフィックや追加要素など『極』で進化したポイント一覧

『極』がオリジナル版から進化した点は、主にグラフィックといくつかの追加要素です。

ゲームエンジンに「Unreal Engine」を採用したことで、光の表現などが向上し、より美麗なグラフィックで幕末の京都を体験できます。

また、バトルダンジョン専用だった「隊士カード」が本編の通常バトルでも使用可能になり、戦略の幅が広がりました。

その他、新規のサブストーリーやカラオケの新曲が追加されるなど、遊びの要素も増えています。

項目『龍が如く 維新!極』の進化した点
グラフィックUnreal Engine採用により光や影の表現が大幅に向上
バトル隊士カードが通常バトルでも使用可能に
追加コンテンツ新規サブストーリー、新規カラオケ楽曲の追加
遊びやすさ武器錬成が一部簡略化

キャストやゲームバランスなど『極』で劣化したと言われるポイント

一方で、『極』はオリジナル版から劣化したと指摘される点も少なくありません。

最も大きな点は、前述の通り一部主要キャストが変更されたことです。

オリジナル版の豪華俳優陣による演技を好むファンにとっては、大きなマイナスポイントとなっています。

また、バトルバランスも再調整されましたが、敵が不必要に硬くなったり、鍛冶屋システムが使いにくくなったりと、ゲームとしての爽快感や快適さが損なわれたという意見が根強くあります。

結論:シリーズ未経験者なら『極』?オリジナルファンが無印を再評価する声も

どちらが面白いかは、プレイヤーの経験によって評価が分かれます。

『龍が如く』シリーズを最近始めた方や、『維新』を全くプレイしたことがない方であれば、進化したグラフィックや追加要素を楽しめる『極』から入るのが良いでしょう。

特に『龍が如く0』や『7』のキャラクターが好きな方には、新鮮な驚きがあるかもしれません。

しかし、オリジナル版のキャストやゲームバランスに思い入れがあるファンにとっては、『極』の変更点は受け入れがたい部分が多く、今なおオリジナル版を最高傑作として推す声が多数あります。

中古で安価に手に入るPS4版のオリジナル『維新』をあえて選ぶというのも、賢明な選択肢の一つと言えます。

なぜキャスト変更した?ファンががっかりした理由とオリジナル版との比較

『龍が如く 維新!極』で最も物議を醸したのが、一部キャラクターのキャスト変更です。

ここでは、具体的な変更点と、なぜファンががっかりしたのか、その理由に迫ります。

【一覧】武市半平太(高橋克典)や近藤勇(船越英一郎)など主要キャストの変更点

特にファンから惜しむ声が多かった主要なキャスト変更は以下の通りです。

オリジナル版では著名な俳優が演じていた役が、『極』ではシリーズの他作品で人気のあったキャラクター(を演じた俳優)に置き換えられています。

役名オリジナル版『維新』『龍が如く 維新!極』
武市半平太高橋克典中野英雄(モデル:渋澤啓司)
近藤勇船越英一郎大塚明夫(モデル:足立宏一)
伊東甲子太郎高橋ジョージ小沢仁志(モデル:久瀬大作)
武田観柳斎菅田俊竹内力(モデル:阿波野大樹)
藤堂平助大東駿介岡本信彦(モデル:趙天佑)
山崎烝神奈延年中村悠一(モデル:ハン・ジュンギ)

公式が語るキャスト変更の経緯と海外展開の狙い

開発陣はキャスト変更の理由について、オリジナル版が良くなかったわけではないと前置きしつつ、リメイクにあたって再検討した結果だと説明しています。

大きな理由の一つとして、海外での展開が挙げられます。

オリジナル版の『維新』は海外で発売されていませんでした。

海外で特に人気が高い『龍が如く0』のキャラクター(渋澤、久瀬、阿波野)を起用することで、海外のファンがより楽しめるようにという配慮があったと推測されています。

「イメージと違う」旧キャストを惜むファンのリアルな声

ファンの不満は、単にキャストが変わったことだけではありません。

高橋克典さんが演じた武市半平太の持つ知性と狂気、船越英一郎さんが演じた近藤勇の器の大きさなど、オリジナル版の配役はキャラクターのイメージに完璧に合致していると絶賛されていました。

それに対して『極』の配役は、キャラクターのイメージよりも「人気キャラのオールスター共演」という側面が強く感じられ、物語への没入感を削いでしまったという意見が多く見られます。

「高橋克典からゴリ押しで変える理由が分からない」といった声に代表されるように、多くのファンにとってオリジナル版のキャストは不可侵の領域だったのです。

「ひどい」だけじゃない?『龍が如く 維新!極』を「神ゲー」と評価する声も

ここまで厳しい意見を中心に紹介してきましたが、もちろん『龍が如く 維新!極』を手放しで賞賛する声も数多く存在します。

ここでは、本作が「神ゲー」と評価される魅力的なポイントを見ていきましょう。

やはり面白い!シリーズファンも唸る幕末を舞台にした壮大なストーリー

『龍が如く 維新!』の最も評価されている点は、その重厚でドラマティックなストーリーです。

「坂本龍馬が、幕末最強の剣客集団・新選宮に入隊していたら…」という大胆なif設定のもと、恩師の仇を討つために素性を隠して生きる男の物語が描かれます。

歴史上の出来事とシリーズならではの熱い人間ドラマが巧みに融合しており、多くのプレイヤーを魅了しました。

この根幹となるストーリーは『極』でも変わっておらず、初めてプレイする人であれば間違いなく引き込まれるでしょう。

「とにかくストーリーが面白い!!時代劇ドラマを観ている感覚で、ワクワクしながら進めています」といった口コミが、その魅力を物語っています。

Unreal Engineで美麗に進化したグラフィックと演出

『極』で採用されたUnreal Engineにより、グラフィックは目覚ましい進化を遂げています。

幕末の京都の街並みや自然の風景、キャラクターの質感などがよりリアルに表現され、物語への没入感を高めてくれます。

特に光と影の表現は秀逸で、オリジナル版をプレイした人でも、その映像美には新鮮な感動を覚えるはずです。

進化したグラフィックで描かれる迫力満点のカットシーンは、まさに「動く時代劇映画」と呼ぶにふさわしいクオリティです。

アナザーライフなど膨大なやりこみ要素は健在

本編のストーリー以外にも、多彩なサブコンテンツが用意されているのが龍が如くシリーズの魅力です。

『維新!極』でも、その点は健在です。

別宅で遥とのスローライフを楽しむ「アナザーライフ」、日本舞踊や競鶏といった時代背景を活かしたミニゲーム、そして無数のサブストーリーなど、寄り道要素が満載です。

「メインストーリーをいったん横に置いておいて、今はそっちに注力しているくらいです笑」という声もあるほど、これらのやりこみ要素はプレイヤーを飽きさせません。

『龍が如く 維新!極』の操作性は本当に悪い?リアルな口コミ・評判まとめ

ゲームの評価において、操作性は非常に重要な要素です。

『維新!極』の操作性については、一部で「悪い」という意見も見られますが、実際のところはどうなのでしょうか。

「動きがもっさり」「UIが古い」など操作性に関する不満の声

操作性に関する不満点として最も多く挙げられるのが、「キャラクターの動きがもっさりしている」「硬い感じがする」というものです。

近年のスムーズなアクションゲームに慣れていると、特に戦闘時の挙動に若干の古さを感じるかもしれません。

また、前述の通り、メニュー画面などのUIがオリジナル版から大きく変わっておらず、現代の基準で見るとやや使いづらいと感じる部分もあります。

これらの点が、操作性が悪いという評価に繋がっているようです。

バトルスタイル別の操作感と楽しみ方のコツ

本作のバトルでは、「一刀」「短銃」「乱舞」「格闘」という4つのスタイルを切り替えて戦います。

それぞれのスタイルで操作感や得意な状況が全く異なるため、自分に合ったスタイルを見つけることが楽しむための鍵となります。

例えば、「一刀」は動きが重めですが一撃の威力が高い攻防一体のスタイル、「乱舞」は素早い動きで敵を翻弄する回避重視のスタイルです。

状況に応じてスタイルを使い分ける戦略性の高さが、本作のバトルの醍醐味と言えるでしょう。

【攻略情報】最強武器「旋風」があれば爽快感が変わる?

もし操作性やバトルの爽快感に不満を感じるなら、最強武器との呼び声も高い短銃「旋風」の作成を目指すことをおすすめします。

この武器は固有の効果によって圧倒的な連射性能を誇り、敵の体力を面白いように削ることができます。

「旋風」を手に入れてからは短銃しか使わなくなった、というプレイヤーもいるほど、ゲームの難易度と爽快感を劇的に変えてくれる存在です。

作成には手間がかかりますが、それに見合うだけの価値は十分にあります。

まとめ:『龍が如く 維新!極』は買うべきか、ひどい評価の真相とは

ここまで、『龍が如く 維新!極』がひどいと言われる理由から、神ゲーと評される魅力までを詳しく解説してきました。

これらの情報を踏まえ、最終的に本作がどのような人におすすめできるのかをまとめます。

『極』の購入をおすすめする人の特徴

以下のような方には、『龍が如く 維新!極』の購入をおすすめできます。

  • 『龍が如く 維新!』を一度もプレイしたことがない人
  • 『龍が如く0』や『7』のキャラクターが好きな新規ファン
  • グラフィックの進化を重視し、綺麗な映像で遊びたい人
  • 幕末を舞台にした重厚なストーリーや、豊富なやりこみ要素を楽しみたい人

オリジナル版や他のシリーズ作品を検討した方が良い人の特徴

一方で、以下に当てはまる方は、購入を慎重に検討するか、PS4のオリジナル版などを探した方が満足度が高いかもしれません。

  • オリジナル版のキャスト(特に高橋克典さん、船越英一郎さん)に強い思い入れがある人
  • 『極』『極2』のようなフルリメイクを期待している人
  • ゲームシステムの快適さや洗練された操作性を最優先する人

今から安く購入する方法は?

『龍が如く 維新!極』は、PlayStation Storeのセール対象になることがあるほか、Amazonなどのオンラインショップや中古ゲーム店でも価格が下がってきています。

また、PlayStation Plusのゲームカタログ(エクストラ以上のプラン)の対象になる可能性も考えられます。

購入を迷っている方は、これらの機会を待ってみるのも一つの手でしょう。

  • 『維新!極』がひどいと言われる主因は、リメイク内容が手抜きに感じられる点にある
  • バトルシステムや鍛冶屋の仕様はオリジナル版からの改悪という声が多い
  • 発売当初はバグやフリーズが多発し、評価を下げる一因となった
  • 高橋克典などオリジナル版の豪華キャスト変更は、旧来のファンから強い反発を招いた
  • 初週売上は過去作に及ばず、「爆死」と揶揄されることがある
  • 一方で、幕末を舞台にした壮大なストーリーは「神ゲー」と高く評価されている
  • Unreal Engineによる美麗なグラフィックは本作の大きな魅力である
  • シリーズ未経験者や新規ファンは『極』を十分に楽しめる可能性が高い
  • 操作性は「もっさり」との意見もあるが、バトルスタイルの使い分けや強力な武器で爽快感は向上する
  • 購入を判断する際は、オリジナル版との違い、特にキャスト変更を許容できるかが大きなポイントとなる
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