ポケモンSVでは、シリーズ歴代でも屈指の数の伝説ポケモンを1本のソフトで入手できます。
本編のコライドンやミライドンはもちろん、DLC「ゼロの秘宝」を導入すれば過去作の伝説ポケモン25体以上がパルデア地方に出現するようになりました。
一方で、出現する場所や捕まえ方が複雑だったり、厳選の仕組みを知らないまま捕獲してしまい後悔するケースも少なくありません。
この記事では、ポケモンSVに登場するすべての伝説ポケモンの入手方法から、対戦で活躍するための厳選のポイント、さらに見落としがちな注意点まで体系的に解説していきます。
ポケモンSVに登場する伝説ポケモンの全体像
ポケモンSVで入手できる伝説ポケモンは、大きく分けて4つのカテゴリに分類されます。
1つ目は本編のパッケージ伝説であるコライドンとミライドン、2つ目は本編に登場する準伝説の災厄ポケモン4体、3つ目はDLC「碧の仮面」「藍の円盤」「番外編」で追加された新伝説ポケモン、そして4つ目は藍の円盤で捕獲可能になった過去作の伝説ポケモン群です。
すべてを合計すると、ポケモンホーム経由で送れる個体も含めれば40体以上の伝説・準伝説ポケモンをSVで使用できます。
シリーズの歴史を振り返っても、これほど多くの伝説ポケモンが1つのタイトルに集結した例はほとんどありません。
ただし、入手には本編クリアやDLC購入など一定の条件が求められるため、計画的に進めることが重要です。
本編で入手できる伝説ポケモン一覧と種族値
コライドンの特徴と種族値
コライドンはスカーレット版限定の伝説ポケモンで、タイプはかくとう・ドラゴンの複合です。
種族値の合計は670で、攻撃と素早さがともに135という高水準にまとまっています。
| ステータス | 種族値 |
|---|---|
| HP | 100 |
| 攻撃 | 135 |
| 防御 | 115 |
| 特攻 | 85 |
| 特防 | 100 |
| 素早さ | 135 |
特性「ひひいろのこどう」は場に出た瞬間に天候を晴れに変え、さらに晴れ状態では攻撃力が約1.33倍に上昇するという破格の性能を持ちます。
2026年3月時点のランクマッチ「レギュレーションI」では、禁止伝説枠の使用率1位に君臨しており、対戦環境の中心的な存在です。
ミライドンの特徴と種族値
ミライドン はバイオレット版限定で、でんき・ドラゴンタイプの伝説ポケモンです。
コライドンとは対照的に特攻と素早さが135と高く、特殊アタッカーとしての運用が主流となっています。
| ステータス | 種族値 |
|---|---|
| HP | 100 |
| 攻撃 | 85 |
| 防御 | 100 |
| 特攻 | 135 |
| 特防 | 115 |
| 素早さ | 135 |
特性「ハドロンエンジン」はエレキフィールドを自動展開し、でんきタイプの技威力を底上げします。
物理技を主体とするコライドンと違い、威嚇や火傷で攻撃力を下げられる心配がなく、特殊方面での安定感が高い点が強みです。
多くのプレイヤーの間では、タイプ一致技の範囲や4倍弱点がない点を考慮すると、総合力ではミライドンがやや優勢と評価される傾向があります。
災厄ポケモン4体(準伝説)の特徴と入手条件
SV本編で新たに登場した準伝説ポケモンは、災厄にまつわる4体です。
いずれもあくタイプを共通で持ち、相手の能力値を下げる固有の特性「わざわいの〇〇」を備えています。
| ポケモン名 | タイプ | 種族値合計 | 特性の効果 |
|---|---|---|---|
| チオンジェン | くさ・あく | 570 | 相手全体の攻撃を下げる |
| パオジアン | あく・こおり | 570 | 相手全体の防御を下げる |
| ディンルー | じめん・あく | 570 | 相手全体の特攻を下げる |
| イーユイ | ほのお・あく | 570 | 相手全体の特防を下げる |
種族値の合計は570とやや控えめに見えますが、特性で相手のステータスを実質的に削るため、数字以上の戦闘力を発揮します。
特にイーユイは特攻135に加え、相手の特防を下げる特性との相乗効果で圧倒的な火力を叩き出せる点が高く評価されています。
ディンルーもHP155・防御125という圧倒的な耐久力とカタストロフィによる定数ダメージ、ステルスロックの展開要員として対戦環境で安定した人気を誇ります。
災厄ポケモンの出現場所と捕まえ方
災厄ポケモン4体を捕獲するには、パルデア地方の各地に刺さっている「杭」をすべて抜く必要があります。
杭は色ごとに分けられており、紫の杭がチオンジェン、青の杭がパオジアン、黄の杭がディンルー、赤の杭がイーユイに対応しています。
各色とも8本ずつ、計32本の杭がマップ各所に点在しており、対応する色の杭を8本すべて引き抜くと、該当する祠で戦闘イベントが発生する仕組みです。
杭の場所はマップ上に表示されないため、攻略情報を参照しながら探すのが効率的でしょう。
捕まえ方の手順としては、まず祠に到着する前にレポートを手動で書いておくことを強く推奨します。
おまかせレポート機能がオンになっていると意図しないタイミングでセーブされてしまうため、事前にオフに切り替えておくのが安全です。
祠での戦闘に入ったら、なるべくHPを削ってからボールを投げる通常の捕獲手順で問題ありません。
万が一倒してしまった場合でも、ゲーム内で1日経過すれば再出現するので焦る必要はないでしょう。
DLC「碧の仮面」で入手できる伝説ポケモン
DLC前編「碧の仮面」では、キタカミの里を舞台に新たな伝説・準伝説ポケモンが4体登場します。
ストーリーの中心となるオーガポンは、くさタイプをベースに4種類のお面を付け替えることでタイプが変化する、SVならではのユニークな伝説ポケモンです。
種族値の合計は550で、攻撃120・素早さ110と物理アタッカーとして優秀な配分になっています。
お面ごとにテラスタルのタイプが固定される仕様があり、いわのお面ならいわテラスタイプ、みずのお面ならみずテラスタイプという形で、構築に合わせて柔軟に使い分けられます。
もう1つのグループとして、ともっこポケモンと呼ばれるイイネイヌ、マシマシラ、キチキギスの3体がいます。
3体はいずれもどくタイプを共通で持ち、固有の特性「どくのくさり」により攻撃が当たった際に相手をどく状態にする確率を持つ点が特徴です。
碧の仮面のストーリーを進めることで順番に入手できるため、特別な前提条件は不要で比較的入手しやすいポケモン群といえます。
DLC「藍の円盤」で入手できる新伝説と過去作の伝説
テラパゴスの入手方法と特徴
藍の円盤のストーリー終盤で入手できるテラパゴスは、SV世界観の根幹であるテラスタル現象と深く関わる伝説ポケモンです。
ノーマルフォルムの種族値合計は450と控えめですが、バトル中にテラスタルすることで「ステラフォルム」に変化し、種族値が600まで跳ね上がります。
特性「テラスチェンジ」はテラパゴス固有のもので、バトルに登場した時点でノーマルフォルムからテラスタルフォルムへ自動的にフォルムチェンジが発生します。
新パラドックスポケモン4体の詳細
藍の円盤では、サザレイベントをクリアすることで4体の新パラドックスポケモンも入手可能になります。
| ポケモン名 | タイプ | 種族値合計 | 対応バージョン |
|---|---|---|---|
| タケルライコ | でんき・ドラゴン | 590 | スカーレット |
| ウガツホムラ | ほのお・ドラゴン | 590 | スカーレット |
| テツノカシラ | はがね・エスパー | 590 | バイオレット |
| テツノイワオ | いわ・エスパー | 590 | バイオレット |
バージョンごとに入手できる個体が異なりますが、通信交換を利用すれば4体すべての入手が可能です。
特にタケルライコは特攻137を誇り、ドラゴンタイプとの複合による広い技範囲が対戦で注目を集めています。
過去作の伝説ポケモン25体の入手方法
藍の円盤をクリアすると、ブルーベリー学園のエントランスロビーに「おやつおやじ」と呼ばれる人物が出現します。
おやつおやじに話しかけると、ブルレクミッションやサークルミッションの達成数に応じて「おやつ」というアイテムを受け取れます。
おやつを入手すると、対応する伝説ポケモンがパルデア地方のフィールド上に固定シンボルとして出現し、直接戦闘して捕獲する流れです。
入手できる伝説ポケモンには、初代のフリーザー・サンダー・ファイヤーから、第2世代のホウオウ・ルギア・三犬、第3世代のグラードン・カイオーガ・レックウザ、第5世代のレシラム・ゼクロム・キュレム、第7世代のソルガレオ・ルナアーラ・ネクロズマなど歴代の人気ポケモンが揃っています。
おやつおやじが出現する条件はブルレクミッション10回以上の達成で、最初のおやつを受け取った後はミッションを追加達成するたびに新しいおやつが解放されていく仕組みです。
番外編で入手できるモモワロウ
DLC番外編「キタカミの里 番外編」をクリアすると、どく・ゴーストタイプのモモワロウが仲間になります。
固有の特性「どくくぐつ」は、モモワロウの技でどく状態になった相手を同時にこんらん状態にするという強力な効果を持っています。
素早さの種族値は88と突出して速いわけではありませんが、無振りでも多くの低速ポケモンの上を取れる絶妙なラインに位置しています。
番外編はDLC「ゼロの秘宝」に含まれるエピソードの1つで、碧の仮面と藍の円盤の両方をクリアした後にプレイ可能です。
2体目のコライドン・ミライドンの入手場所
ストーリー中に仲間になるコライドン・ミライドンはライドポケモン専用の個体であり、そのままではバトルに使用できません。
バトル用の2体目を入手するには、3つのメインルート(チャンピオンロード・スターダストストリート・レジェンドルート)をすべてクリアし、エンディング後に解放される「ザ・ホームウェイ」をクリアする必要があります。
2体目のコライドン・ミライドンが出現する場所は、エリアゼロの最深部にあるゼロラボの裏側です。
ラボの入口前から左右どちらかに回り込むと坂があり、坂の上にシンボルとして待機しています。
話しかけると戦闘が始まり、通常の捕獲手順で仲間にできます。
万が一倒してしまっても殿堂入りし直す必要はなく、エリアゼロを一度離れて再訪すれば再出現するので安心してください。
伝説ポケモンの厳選方法と重要ポイント
厳選前に必ず行うべき準備
伝説ポケモンの厳選を始める前に、最も重要な設定がおまかせレポートのオフ切り替えです。
メニューから「設定」→「おまかせレポート」を「しない」に変更し、厳選対象の伝説ポケモンの目の前で手動レポートを書いてから戦闘に入ります。
この手順を踏むことで、捕獲後にステータスを確認し、納得がいかなければリセットしてやり直すことが可能になります。
厳選したい項目としては、性格、個体値(特にA0やS0)、そしてボールの種類が主な対象です。
SVでは「ミント」で性格補正を後から変更でき、「ぎんのおうかん」「きんのおうかん」で個体値も最大まで引き上げられるため、厳選の必要性は過去作に比べて低下しています。
ただし、A0個体(攻撃の個体値が0)だけはアイテムで再現できないため、特殊アタッカーとして運用する伝説ポケモンでは厳選する価値があります。
本編の準伝説(災厄ポケモン)の厳選
災厄ポケモン4体は1つのセーブデータにつき1体しか捕獲できず、タマゴも作れません。
そのため、厳選を行うなら捕獲のタイミングが唯一のチャンスとなります。
特にイーユイは特殊アタッカーとして運用されるケースが大半なので、A0個体を狙う意味が大きいポケモンです。
攻撃の個体値が0であれば、相手のイカサマや混乱による自傷ダメージを最小限に抑えられます。
チオンジェンやディンルーは物理・特殊の両面で技を使い分ける場面があるため、A0厳選の優先度はイーユイほど高くありません。
パオジアンは物理アタッカーなのでA0ではなく、むしろ攻撃の個体値が高い個体を狙うのが基本です。
藍の円盤の過去作伝説ポケモンの厳選
藍の円盤で出現する過去作の伝説ポケモンは、性格と個体値がランダムで決まります。
本編の準伝説と同様に、戦闘前にレポートを書いてから挑むことで何度でもやり直しが可能です。
倒してしまった場合はゲーム内で1日経過後に同じ場所へ再出現するため、復活を待ってから再挑戦もできます。
特殊アタッカーとして使われるカイオーガやルナアーラなどはA0厳選の恩恵が大きく、物理アタッカーのグラードンやゼクロムは高い攻撃個体値を狙うのが定石です。
素早さを最遅にしたい場合は、S0(素早さの個体値0)かつ素早さに下降補正がかかる性格を粘る必要があり、難易度は格段に上がります。
伝説ポケモンの色違いに関する注意点
SVのゲーム内で捕獲するすべての伝説・準伝説ポケモンには、ブロックルーチンと呼ばれる色違い出現を防ぐプログラムが適用されています。
つまり、どれだけリセットを繰り返しても色違いの伝説ポケモンは絶対に出現しません。
藍の円盤で入手できる過去作の伝説ポケモン25体についても同様で、固定シンボルとして出現する個体はすべて色違いがロックされています。
色違いの伝説ポケモンをSVで使用する方法は限られており、公式配布イベントで受け取るか、ポケモンホームを経由して過去作から送る方法が主な手段です。
過去にはコライドンやミライドンの色違いが期間限定で配布された実績があるため、公式サイトの告知を定期的にチェックしておくことをおすすめします。
災厄ポケモン4体の色違いも、ゲーム内での自力入手は不可能で、期間限定の配布イベントでのみ入手できた経緯があります。
対戦環境で活躍する伝説ポケモンランキング
2026年3月時点のランクマッチではレギュレーションIが適用されており、禁止伝説ポケモンを2体まで構築に組み込めるルールとなっています。
このルール下で特に評価の高い伝説ポケモンは以下の通りです。
| 順位 | ポケモン名 | 主な強み |
|---|---|---|
| 1位 | コライドン | 特性による晴れ展開と攻撃強化の両立 |
| 2位 | カイオーガ | しおふきの圧倒的な制圧力 |
| 3位 | 日食ネクロズマ | はがね・エスパーの耐性と高い総合力 |
| 4位 | ミライドン | 特殊方面の安定感と眠り耐性 |
| 5位 | テラパゴス | ステラフォルムへの変化による奇襲性 |
伝説2体を使用できるルールでは、組み合わせの相性も非常に重要です。
コライドンとカイオーガは互いの天候特性が競合するため同時採用は難しく、コライドンにはグラードンや日食ネクロズマを組み合わせる構築が多く見られます。
一般ポケモンではディンルーやメタモンの評価が高く、特にメタモンは相手の禁止伝説に変身することで実質的に伝説ポケモンを3体使えるような状況を作り出せる点が注目されています。
よくある疑問と回答
伝説ポケモンに関してプレイヤーから頻繁に寄せられる疑問をまとめて回答します。
まず「伝説ポケモンを倒してしまったらどうなるか」という質問については、本編の準伝説も藍の円盤の過去作伝説も、一定時間経過後に同じ場所で復活するため問題ありません。
次に「スカーレットとバイオレットで入手できる伝説に差はあるか」という疑問ですが、パッケージ伝説のコライドン・ミライドン以外はバージョン問わず全個体を入手可能です。
おやつおやじから受け取れるおやつの順序がバージョンによって若干異なりますが、最終的には全25体が揃う設計になっています。
「ポケモンホームなしでも全伝説を集められるか」という点に関しては、SV内で直接捕獲できない伝説ポケモン(ディアルガ、パルキア、ギラティナ、ザシアン、ザマゼンタなど)が存在するため、完全コンプリートにはポケモンホーム経由の移送が必要です。
最新イベントと今後の動向
2026年3月現在、ポケモンSVでは歴代御三家の最強テラレイドバトルが順次復刻開催されています。
3月20日から27日にかけてはいわテラスタイプの「最強のゴウカザル」が登場しており、クリア報酬としてテラピースや経験値アメなどの育成アイテムが獲得できます。
直前の3月13日から20日には「最強のドダイトス」が開催されていました。
今後も定期的に最強レイドが復刻される可能性が高いため、ポケポータルの告知を随時確認しておくとよいでしょう。
また、次世代タイトル「ポケモンレジェンズZ-A」の存在も重要なトピックです。
ポケモンホームを介したSVからの伝説ポケモン移行を見据えて、今のうちに厳選や育成を進めておくプレイヤーが増加している傾向が見られます。
SVのランクマッチは依然として活発に運営されており、レギュレーションの更新に伴う伝説ポケモンの環境変化にも引き続き注目が集まっています。
まとめ:ポケモンSV伝説ポケモンの入手と厳選ガイド
- 本編パッケージ伝説はコライドン(スカーレット)とミライドン(バイオレット)の2体で、種族値合計はともに670
- 2体目のコライドン・ミライドンはエリアゼロ最深部のゼロラボ裏にある坂の上で捕獲できる
- 準伝説の災厄ポケモン4体は、対応する色の杭8本をすべて抜くことで祠に出現する
- DLC「碧の仮面」ではオーガポンと「ともっこ」3体、「藍の円盤」ではテラパゴスと新パラドックス4体が追加される
- 藍の円盤クリア後に出現するおやつおやじから、過去作の伝説ポケモン25体分のおやつを順次受け取れる
- すべての伝説ポケモンにはブロックルーチンが適用されており、ゲーム内での色違い厳選は不可能である
- 厳選を行う場合はおまかせレポートをオフにし、戦闘直前に手動レポートを書くのが必須手順である
- 特殊アタッカー運用の伝説ポケモンではA0個体の厳選がアイテムで代用できない唯一の要素となる
- レギュレーションI環境ではコライドンが使用率1位で、カイオーガや日食ネクロズマとの組み合わせが主流である
- 次世代作品への伝説ポケモン移行を見据え、SVでの厳選・育成を今のうちに進めておくのが得策である

コメント