ポケモンスカーレット・バイオレットで初登場したナミイルカは、シリーズ初のイルカモチーフのポケモンとして注目を集めました。
しかし「レベルを上げても進化しない」「どこで捕まえられるの?」と悩む声は今でも多く聞かれます。
ナミイルカの進化先であるイルカマンは、フォルムチェンジ後の合計種族値が650に達する隠れた実力者です。
この記事では、ナミイルカの出現場所や特殊な進化条件から、イルカマンの育成論や対戦での立ち回りまで、知っておくべき情報をすべて網羅しています。
色違いの厳選方法やポケモンカードでの展開にも触れていますので、ナミイルカとイルカマンを最大限に活用するための参考にしてください。
ナミイルカの基本データと特徴
ナミイルカは、ポケモンスカーレット・バイオレットで追加された第9世代の新ポケモンです。
全国図鑑番号はNo.0963、パルデア図鑑ではNo.291に登録されています。
分類は「イルカポケモン」で、タイプはみず単タイプとなっています。
たかさは1.3m、おもさは60.2kgで、現実のイルカに非常に近いシンプルなデザインが特徴です。
名前の由来は「波」と「並み居る」、そして「イルカ」を掛け合わせたものとされています。
ポケモンシリーズの長い歴史の中で、純粋にイルカをモチーフにしたポケモンはナミイルカが初めてであり、発売当時は「今までいそうでいなかった」と大きな話題を呼びました。
図鑑の説明によると、尾びれの水のリングで仲間と遊ぶのが好きで、超音波で生き物の気持ちを察知する能力を持っています。
水のリングは頭の穴から出る粘着液と海水を混ぜて作り出したものであり、コミュニケーション手段として活用しているようです。
ナミイルカの種族値と能力
ナミイルカの種族値は進化前のポケモンらしく控えめな数値にまとまっています。
| 能力 | 種族値 |
|---|---|
| HP | 70 |
| こうげき | 45 |
| ぼうぎょ | 40 |
| とくこう | 45 |
| とくぼう | 40 |
| すばやさ | 75 |
| 合計 | 315 |
合計種族値は315であり、バトルで活躍させるには早めに進化させることが不可欠です。
素早さが75と比較的高い点を除けば、攻守ともに低水準と言わざるを得ません。
特性は「みずのベール」のみで、やけど状態にならない効果を持っています。
隠れ特性(夢特性)は存在しないため、厳選時に特性で悩む必要はありません。
ナミイルカのタイプ相性
みず単タイプであるナミイルカの弱点は、くさとでんきの2つだけです。
| 相性 | タイプ |
|---|---|
| 弱点(×2) | くさ、でんき |
| 耐性(×0.5) | ほのお、みず、こおり、はがね |
| 4倍弱点 | なし |
| 無効 | なし |
弱点が少なく耐性が4つあるため、タイプ相性だけを見れば優秀な部類に入ります。
進化後のイルカマンもタイプは変わらないため、弱点の少なさは一貫した強みとして活かせるでしょう。
ナミイルカの出現場所と入手方法
ナミイルカはパルデア地方全域の海に広く生息しており、入手自体は難しくありません。
スカーレット・バイオレットの両バージョンに出現するため、バージョン限定ポケモンではない点も安心です。
野生での出現場所
ナミイルカは海にしか生息していないため、捕まえるには水上を移動する手段が必要になります。
具体的な出現エリアは、南パルデア海、東パルデア海、北パルデア海、西パルデア海と、パルデア地方の海域全体に分布しています。
ライドポケモンのなみのりを解放していない段階でも、ZLボタンでナミイルカに注目してからZRボタンでボールを投げることで、陸からの捕獲が可能です。
ただし距離が離れていると当たりにくいため、できるだけ海岸線に近づいてから狙うとよいでしょう。
被捕獲度は200と高めに設定されているため、一般的なモンスターボールでも十分に捕獲できます。
テラレイドバトルでの入手
野生での捕獲以外にも、テラレイドバトルを利用する方法があります。
星3レイド(パルデア地方)でナミイルカがLv.35で出現することが確認されています。
テラレイドで入手したナミイルカは個体値が高い傾向があるため、育成用の個体を効率よく手に入れたい場合に活用できます。
ナミイルカの進化条件とイルカマンへの進化方法
ナミイルカの進化方法は、ポケモンシリーズの中でも極めて特殊な条件が設定されています。
結論から言うと、ユニオンサークルによるマルチプレイ中にLv.38以上へレベルアップさせることが進化の絶対条件です。
通常のソロプレイでは、いくらレベルを上げてもナミイルカはイルカマンに進化しません。
この仕様は発売当初から多くのプレイヤーを困惑させ、「進化しない」「進化できない」という声が非常に多く寄せられました。
ユニオンサークルを使った進化の手順
具体的な進化手順は以下の通りです。
まず、ポケモンSVのメニューから「ポケポータル」を選び、ユニオンサークルに参加または募集を行います。
他のプレイヤーとユニオンサークルで接続した状態を確認したら、手持ちに入れたナミイルカをLv.38以上にレベルアップさせます。
レベルアップの手段は、通常のバトルでの経験値獲得のほか、けいけんアメやふしぎなアメの使用でも問題ありません。
ただし、「レッツゴー」のおまかせバトルで得た経験値によるレベルアップでは進化が発動しない点に注意が必要です。
これはナミイルカに限った仕様ではなく、レベルアップ進化するすべてのポケモンに共通するルールとなっています。
ソロプレイヤーが進化させる方法
友人がいない、あるいは周囲にポケモンSVのプレイヤーがいないという場合でも、いくつかの方法で進化は可能です。
Nintendo Switch Onlineに加入していれば、オンラインでユニオンサークルを利用できます。
大手攻略サイトには「イルカマン進化掲示板」が設置されており、進化協力を募集しているプレイヤーと気軽にマッチングできます。
2026年3月時点でも掲示板は稼働しており、利用者が確認されています。
SNSで進化協力を呼びかける方法も一般的に活用されています。
もう一つの選択肢として、Nintendo Switch本体を2台とソフトを2本持っている場合は、自分だけでローカル通信を使って進化させることも可能です。
一度イルカマンに進化すれば、その後はソロプレイに戻してもイルカマンのまま維持されるため、進化のためだけに一時的な協力を得れば十分です。
進化できないときのチェックリスト
「条件を満たしているはずなのに進化しない」という場合は、以下のポイントを確認してみてください。
ユニオンサークルに正しく接続されているかどうかが最も重要な確認事項です。
サークルに参加しているつもりでも、通信が切断されていれば進化条件を満たしません。
次に、レベルアップの方法を確認してください。
レッツゴーでのおまかせバトルによるレベルアップでは、進化が発動しない仕様になっています。
けいけんアメやふしぎなアメを使用するか、通常のバトルでレベルを上げましょう。
また、「かわらずのいし」を持たせている場合も進化しないため、持ち物の確認も忘れずに行ってください。
イルカマンの基本データと2つのフォルム
ナミイルカから進化したイルカマンには、ナイーブフォルムとマイティフォルムという2つの姿が存在します。
バトル以外の通常時はナイーブフォルムで、見た目はナミイルカとほとんど変わりません。
しかしバトル中に一度手持ちに引っ込めると、専用特性「マイティチェンジ」によってマイティフォルムへと変身します。
この変身による種族値の変化が、イルカマン最大の特徴であり魅力です。
ナイーブフォルムの種族値
ナイーブフォルムは、進化前のナミイルカと比べれば強化されているものの、アタッカーとして運用するには力不足の数値です。
| 能力 | 種族値 |
|---|---|
| HP | 100 |
| こうげき | 70 |
| ぼうぎょ | 72 |
| とくこう | 53 |
| とくぼう | 62 |
| すばやさ | 100 |
| 合計 | 457 |
HPと素早さはそれぞれ100と高めですが、攻撃や防御は平凡な水準にとどまっています。
ナイーブフォルムのままバトルを続けるのは現実的ではなく、いかに素早くマイティフォルムへ変身するかが鍵となります。
マイティフォルムの種族値
マイティフォルムに変身すると、種族値は劇的に上昇します。
| 能力 | 種族値 |
|---|---|
| HP | 100 |
| こうげき | 160 |
| ぼうぎょ | 97 |
| とくこう | 106 |
| とくぼう | 87 |
| すばやさ | 100 |
| 合計 | 650 |
合計種族値650は、600族と呼ばれるガブリアスやサザンドラを上回る数値です。
特に攻撃種族値160は全ポケモンの中でもトップクラスに位置しており、一般ポケモンではラムパルドに次ぐ2位タイとなっています。
HPは変化せず100のまま維持されますが、防御と特防が大幅に強化されるため、一撃で倒されにくい耐久力を得られます。
素早さも100と高水準で、多くのポケモンに先手を取れるスピードを持ち合わせています。
専用特性「マイティチェンジ」の仕組み
イルカマンの特性「マイティチェンジ」は、バトル中に手持ちへ引っ込めるとマイティフォルムに変身するという効果を持っています。
一度マイティフォルムになれば、再び引っ込めてもナイーブフォルムには戻りません。
スキルスワップなどの特性を書き換える技や、かがくへんかガスのような特性を無効化する手段でもマイティチェンジは妨害されないため、変身の確実性は高いと言えます。
ただし注意すべき点として、さいきのいのりで復活した場合は、瀕死になったときのフォルムがそのまま引き継がれます。
つまり、ナイーブフォルムのまま倒されてから復活しても、マイティフォルムにはなりません。
変身後は実質的に特性なしで戦うことになるため、いかくやふゆうのような恩恵は受けられない点も覚えておきましょう。
イルカマンの育成論とおすすめの型
イルカマンを対戦で使う場合、マイティフォルムの攻撃種族値160を最大限に活かした物理アタッカーとしての運用が基本です。
性格は攻撃に補正がかかる「いじっぱり」か、素早さ重視の「ようき」が推奨されています。
努力値は攻撃と素早さに252ずつ振る配分が最も一般的です。
こだわりハチマキ型
こだわりハチマキを持たせた型は、イルカマンの火力を最も引き出せる構成として広く採用されています。
テラスタイプはみずが最優先で、専用技ジェットパンチのダメージを極限まで高めることを目的としています。
攻撃特化のハチマキ持ちがみずテラスタルを使用した場合、ジェットパンチの火力指数は41,940に達します。
さらに天候が雨であれば火力指数は62,820まで跳ね上がり、これは無振りのガブリアスを先制技だけで確定1発にする異常な数値です。
技構成はジェットパンチ、ウェーブタックル、クイックターン、インファイトが候補となります。
クイックターンは初手でマイティチェンジを発動させるための起点技であり、この型では必須と言えるでしょう。
こだわりスカーフ型
こだわりスカーフを持たせることで、素早さ100をさらに1.5倍に引き上げて上から殴り続ける型です。
ウェーブタックルをメインウェポンに据え、先手で高火力の水技を叩き込む運用が中心となります。
スカーフ型の利点は、初手のクイックターンで確実に先制できる対面が増える点にもあります。
ナイーブフォルムの段階では耐久が低いため、先手でクイックターンを使って安全に手持ちへ戻れることは大きなメリットです。
ウェーブタックルの火力はハチマキ型のジェットパンチの約1.33倍に相当しますが、反動ダメージが最大HPの1/3発生するため、連発は難しい点に注意が必要です。
ビルドアップ型
こだわりアイテムを持たせず、ビルドアップで攻撃と防御を積んでいく型も選択肢として存在します。
ビルドアップとドレインパンチを組み合わせた「ビルドレイン戦法」により、攻撃しながらHPを回復する持久戦が可能になります。
持ち物はいのちのたまやしんぴのしずくが候補です。
こだわりアイテム型と比べて打ち分けができるため、相手の交代に柔軟に対応できる点が魅力です。
ただし、火力の瞬発力ではこだわりハチマキ型に劣るため、パーティ全体のバランスを考慮して選択しましょう。
おすすめのテラスタイプ
テラスタイプの選択は、イルカマンの運用方針によって変わります。
| テラスタイプ | メリット | 推奨される型 |
|---|---|---|
| みず | ジェットパンチ・ウェーブタックルの火力を最大化 | こだわりハチマキ型、スカーフ型 |
| かくとう | ドレインパンチの回復量が増加、鋼タイプへの打点強化 | ビルドアップ型 |
| でんき | マヒ無効、弱点の地面は呼びにくい | 環境に応じた選択 |
| こおり | くさ・ドラゴンへの補完性が高い | 打ち分けアタッカー型 |
多くの場合、みずテラスタルが最も安定した選択です。
ジェットパンチの先制火力を最大化することで、削れた相手を確実に仕留められるようになります。
イルカマンの覚える主要な技
イルカマンの技構成は、物理技を中心に組み立てるのが基本です。
専用技のジェットパンチを筆頭に、メインウェポンからサブウェポン、変化技まで確認しておきましょう。
メインウェポン
ジェットパンチはイルカマンの代名詞とも言える専用技です。
みずタイプの物理技で威力60、命中100、優先度+1の先制技という性能を持っています。
同じ先制技のアクアジェット(威力40)と比較して威力が1.5倍あり、マイティフォルムの高い攻撃力と組み合わせることで凄まじい制圧力を発揮します。
ウェーブタックルは威力120の大技で、タイプ一致の高火力みず物理技として機能します。
反動でHPの1/3を失うデメリットがありますが、相手を一撃で倒しきれる場面では最も頼れる技です。
クイックターンは威力60の交代技で、攻撃しつつ手持ちに戻ることができます。
マイティチェンジの発動手段として初手に使われることが多く、ダメージを与えながら変身できる点で通常の交代より優れています。
サブウェポン
れいとうパンチは氷タイプの物理技で威力75、命中100です。
水技が通りにくいくさタイプやドラゴンタイプへの有効打として、広く採用されています。
インファイトは格闘タイプの威力120技で、鋼タイプやノーマルタイプへの打点となります。
防御と特防が1段階下がるデメリットがありますが、高い火力で相手を押し切れる場面では非常に有効です。
ドレインパンチは威力75と控えめながら、与えたダメージの半分を回復できる格闘技です。
ビルドアップ型との相性が良く、長期戦を見据えた構成で採用されます。
変化技
アンコールは相手の行動を縛る技で、変化技を使ってきた相手に対して有効です。
ビルドアップは攻撃と防御を1段階ずつ上げる積み技で、耐久型の運用を可能にします。
くろいきりは全ポケモンの能力変化をリセットする技で、相手の積みを無効化する役割を果たします。
タマゴ技として覚えるため、遺伝で習得させる必要がある点に留意してください。
イルカマンの対戦での強みと弱み
イルカマンは圧倒的な攻撃性能を持つ一方で、明確な弱点も抱えています。
対戦で運用する際は、強みを最大限に活かしつつ弱みをカバーするパーティ構築が求められます。
イルカマンの強み
最大の強みは、先制技でありながら破格の火力を誇るジェットパンチの存在です。
先制技の性質上、相手の素早さに関係なく先に攻撃できるため、削れた相手を確実に仕留めるフィニッシャーとして優秀です。
みず単タイプであるため弱点がくさとでんきの2つだけと少なく、多くの攻撃を等倍以下で受けられる耐性の高さも見逃せません。
マイティフォルムの耐久力は並以上であり、不一致の弱点技程度なら一発は耐えられるケースが多いです。
素早さ100は激戦区ではあるものの、多くのポケモンに対して先手を取れる十分な速度と言えるでしょう。
イルカマンの弱み
最大の弱点は、マイティフォルムへの変身に最低1ターンのロスが生じることです。
初手にナイーブフォルムで登場し、クイックターンや交代で手持ちに戻る必要があるため、相手に準備の時間を与えてしまいます。
ナイーブフォルム時の種族値が低いため、初手で高火力技を受けると倒されるリスクも否定できません。
パーティにイルカマンがいると行動パターンが読まれやすいという点も大きなデメリットです。
「初手クイックターンで戻る」という動きが広く知られているため、相手はちょすいやよびみずといった水技無効の特性を持つポケモンで対処してきます。
サブウェポンの範囲が氷と格闘に限られることも、環境によっては苦しくなる要因です。
変身後は特性が実質的になくなる点も忘れてはいけません。
いかくやふゆうのような戦闘中に恩恵を与え続ける特性を持つポケモンと比較すると、純粋なステータスの高さだけで勝負しなければならない場面が出てきます。
イルカマンへの対策ポケモン
イルカマン対策として機能するポケモンをいくつか把握しておくと、対戦での立ち回りが楽になります。
てんねんの特性を持つヘイラッシャは、ビルドアップによる積みを無視しつつ水技を半減で受けられるため、非常に厳しい相手です。
ちょすいのドオーは水技を完全に無効化でき、イルカマンが地面技を覚えないことから突破手段がほぼありません。
ヤドランやマリルリは、水・氷・格闘の3タイプをすべて半減で受けられるため、安定した受け出しが可能です。
サイコフィールドを展開されると、ジェットパンチが先制技として機能しなくなるため、エスパータイプのフィールド展開にも注意が必要です。
イルカマンと他の水タイプ物理アタッカーの比較
イルカマンの最大のライバルは、HOME解禁で登場した連撃ウーラオスです。
両者は水タイプの物理アタッカーという役割が似ており、パーティに採用する際は差別化を意識する必要があります。
| 比較項目 | イルカマン(マイティ) | 連撃ウーラオス | ギャラドス |
|---|---|---|---|
| 合計種族値 | 650 | 550 | 540 |
| 攻撃 | 160 | 130 | 125 |
| 素早さ | 100 | 97 | 81 |
| タイプ | みず | みず/かくとう | みず/ひこう |
| 弱点の数 | 2 | 4 | 2 |
| 先制技 | ジェットパンチ(威力60) | アクアジェット(威力40) | なし |
| 代表的な特性 | マイティチェンジ(変身後なし) | ふかしのこぶし(まもる貫通) | いかく |
連撃ウーラオスは確定急所のすいりゅうれんだや、まもるを貫通するふかしのこぶしなど、固有の強みを多数持っています。
技範囲も格闘タイプとの複合で広く、汎用性の面ではウーラオスに軍配が上がります。
一方、イルカマンの差別化ポイントは先制技の圧倒的な火力です。
ジェットパンチの威力60はアクアジェットの1.5倍であり、こだわりハチマキと水テラスタルを組み合わせたときの先制火力は他のどの水タイプにも真似できません。
弱点が2つしかないという耐性の優秀さも、ウーラオス(弱点4つ)との明確な違いです。
パーティの中で「先制技による制圧力」を重視するならイルカマン、「技範囲の広さと安定性」を重視するなら連撃ウーラオスという使い分けが適切でしょう。
イルカマンの対戦環境での使用率推移
イルカマンの対戦環境での評価は、レギュレーションの変遷とともに大きく変化してきました。
登場直後は環境トップクラスの水物理アタッカーとして活躍しましたが、現在は立ち位置がやや厳しくなっています。
レギュレーションA〜B期(初期環境)
2022年12月のゲーム発売から2023年8月頃までは、イルカマンはランクバトルで高い使用率を維持していました。
パルデア地方のポケモンのみが使用可能な環境だったため、ジェットパンチの先制火力が際立ち、多くのプレイヤーに採用されていました。
こだわりハチマキ型を中心に、ペリッパーと組み合わせた雨パーティでの運用が特に人気を集めました。
HOME解禁後(レギュレーションC以降)
ポケモンHOMEとの連携により過去作のポケモンが使用可能になると、連撃ウーラオスが環境に参入しました。
技範囲の広さ、まもる貫通の特性、変身の手間が不要な即戦力性において勝る連撃ウーラオスの登場は、イルカマンにとって大きな逆風でした。
使用率は大幅に低下し、環境の中心からは外れることになりました。
伝説解禁後(レギュレーションG以降)
伝説ポケモンが使用可能なレギュレーションでは、さらにパワーインフレが進みました。
ディンルーやバドレックスといった禁止級伝説が飛び交う環境では、イルカマンの立ち回りの余裕が一層失われています。
それでも先制技の火力と弱点の少なさという独自の強みは健在であり、環境を読んだ上でピンポイントに採用する価値は十分に残されています。
ナミイルカの色違い厳選方法
ナミイルカの色違いは、通常の水色の体が紫がかった青色に変化する美しい個体です。
進化後のイルカマン(マイティフォルム)は紺色が真っ黒に変わり、ダークヒーローのような迫力ある見た目になるため、コレクターの間でも人気があります。
大量発生を利用した厳選
色違いナミイルカを効率よく入手するには、大量発生を活用する方法が最もおすすめです。
大量発生中はフィールドに一度に10体以上のナミイルカが出現するため、色違いの発見確率が大幅に向上します。
おすすめの厳選場所はベイクタウン南側の海です。
この地点ではナミイルカが密集して出現しやすく、ピクニックリセット法との相性も良いとされています。
ピクニックリセット法とは、ピクニックを開始してから終了することでフィールド上のポケモンをリポップさせるテクニックです。
これを繰り返すことで、色違いが出るまで効率的にナミイルカを再出現させられます。
過去に開催された色違いイベント
2024年6月には、ナミイルカ、ハスボー、タッツーの大量発生イベントが開催された実績があります。
また2025年2月から3月にかけても、色違い大量発生イベントの対象にナミイルカが含まれたとの報告があります。
こうしたイベント期間中は通常時よりも色違いの出現率が上がるため、開催情報をこまめにチェックしておくとよいでしょう。
ナミイルカとイルカマンのポケモンカードでの展開
ナミイルカとイルカマンは、ポケモンカードゲームにおいても複数のカードが収録されています。
ゲーム本編だけでなく、カードゲームの世界でもイルカマンの「マイティチェンジ」は再現されており、注目を集めました。
ポケモンカードゲーム(紙のTCG)
ポケモンカードでは、拡張パック「変幻の仮面」にイルカマンexが収録されています。
HP340、みずタイプの1進化カードで、特性「マイティソウル」を持ちます。
この特性は、別のイルカマンカードの特性「マイティチェンジ」の効果でしか場に出せないという、原作の進化条件を再現したユニークな仕様です。
ワザ「ギガインパクト」で250ダメージを出せる高い火力が魅力ですが、デッキ構築の難易度は高めです。
このほか、「黒炎の支配者」「シャイニートレジャーex」「ワイルドフォース」など、複数のパックにイルカマンのカードが収録されています。
ポケポケ(Pokemon TCG Pocket)での収録
2026年2月26日に配信された拡張パック「パルデアワンダー」に、イルカマンが収録されました。
レアリティはダイヤ3で、パック開封ポイント150ptでの交換も可能です。
スマートフォン向けのカードゲームアプリでもイルカマンを楽しめるようになり、より多くのファンが手軽にアクセスできる環境が整っています。
ポケモンGOでのナミイルカの実装状況
2026年3月時点で、ナミイルカおよびイルカマンはポケモンGOには未実装です。
各攻略サイトには予想種族値やCPの情報が掲載されていますが、正式な実装時にはデータが変更される可能性があります。
パルデア地方のポケモンは順次ポケモンGOに追加されているため、今後のアップデートでの実装が期待されています。
イルカマンの「マイティチェンジ」がポケモンGOでどのように再現されるのか、あるいは別の仕様になるのかは現時点では不明です。
実装情報が発表された際は、公式のアナウンスを確認するようにしましょう。
イルカマンと相性の良いパーティ編成
イルカマンの性能を最大限に発揮するためには、パーティ全体での連携が欠かせません。
特にマイティチェンジの発動をサポートし、水技の通りを良くする味方の存在が重要です。
雨パーティとの組み合わせ
イルカマンと最も相性が良いとされるのが、あめふらしの特性を持つペリッパーとの組み合わせです。
雨状態では水技の威力が1.5倍になるため、ジェットパンチの火力がさらに底上げされます。
ハチマキ・雨・水テラスタルの三拍子が揃ったジェットパンチは、等倍であればほとんどのポケモンを確定2発以内に収める圧倒的な火力を叩き出します。
ペリッパーはとんぼがえりを覚えるため、初手でペリッパーが雨を降らせた後にとんぼがえりでイルカマンに交代し、イルカマンがクイックターンで戻って変身するという流れがスムーズに決まります。
ステルスロック撒きとの連携
イルカマンのジェットパンチで相手を仕留めるには、事前に少しでもダメージを与えておくことが重要です。
ステルスロックを撒けるポケモンをパーティに入れておくと、相手が交代するたびにダメージが蓄積し、ジェットパンチの圏内に入りやすくなります。
カバルドンやディンルー、ガチグマといったポケモンが候補として挙げられます。
ドラゴンタイプとの補完
イルカマンの弱点であるくさとでんきを両方半減できるドラゴンタイプは、タイプ相性の補完として優秀です。
特にサザンドラやカイリュー、ドラパルトは、イルカマンが苦手とする相手を受け出しできるため、サイクル戦を有利に進められます。
イルカマンを選出しない「裏の択」を用意することも有効な戦略です。
相手がイルカマン対策のポケモンを選出してきた場合、あえてイルカマンを出さずに別のアタッカーで崩す動きができると、選出の駆け引きで優位に立てます。
まとめ:ナミイルカの進化とイルカマン育成の完全ガイド
- ナミイルカはパルデア地方全域の海に生息するみず単タイプのポケモンで、スカーレット・バイオレット両バージョンで入手できる
- 進化にはユニオンサークルでのマルチプレイ接続中にLv.38以上へレベルアップさせることが必須である
- ソロプレイヤーでも攻略掲示板やSNSで進化協力を募集すれば、問題なくイルカマンへ進化させられる
- レッツゴーのおまかせバトルによるレベルアップでは進化しないため、通常バトルやアメの使用が必要である
- イルカマンはマイティフォルムに変身すると合計種族値650、攻撃160という破格の性能を発揮する
- 専用技ジェットパンチは先制技でありながら威力60を誇り、ハチマキ+雨+水テラスで全ポケモン屈指の先制火力を実現する
- 弱点はくさとでんきの2つだけと少なく、耐性面でも優れた水タイプ物理アタッカーである
- 変身に1ターンのロスが生じること、水技無効の特性で止められやすいこと、サブウェポンの範囲が狭いことが主な弱点である
- HOME解禁後に連撃ウーラオスが登場して以降は使用率が低下したが、先制火力と弱点の少なさで差別化は可能である
- ポケモンカードやポケポケにもイルカマンは収録されており、ポケモンGOでは2026年3月時点で未実装となっている

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