パルワールドを始めたものの、ワールド設定の項目が多すぎて何をどう変えればいいのか分からない。
そんな悩みを抱えるプレイヤーは少なくありません。
経験値倍率や難易度、デスペナルティの選び方ひとつで、ゲーム体験は大きく変わります。
設定を誤ると、レベルが上がりすぎてゲームバランスが崩壊したり、逆に素材集めが苦痛になったりすることもあるでしょう。
この記事では、パルワールドにおけるおすすめ設定を初心者から上級者までプレイスタイル別に詳しく解説しています。
ワールド設定の各項目が持つ意味、グラフィックの最適化、サーバー運営のコツ、そして最新アップデートで追加された新パラメータまで、快適なプレイに必要な情報を網羅しました。
パルワールドのワールド設定とは?基本の仕組みを解説
パルワールドのワールド設定とは、ゲーム内の難易度やバランスを自分好みに調整できるカスタマイズ機能のことです。
経験値の入手量、受けるダメージの大きさ、素材の集まりやすさなど、30項目以上のパラメータを個別に変更できます。
ワールド設定で変更できる主な項目一覧
ワールド設定で調整できる項目は大きく分けて、戦闘バランス、素材・経験値、パルの行動、建築、そしてゲーム進行に関するものがあります。
以下に主要な設定項目とその調整範囲をまとめました。
| カテゴリ | 設定項目 | 調整範囲 |
|---|---|---|
| 時間 | 昼の経過速度 | 0.1〜5 |
| 時間 | 夜の経過速度 | 0.1〜5 |
| 経験値 | 経験値の入手倍率 | 0.1〜20 |
| 捕獲 | 捕獲確率の倍率 | 0.2〜2 |
| 戦闘 | プレイヤーの与えるダメージ倍率 | 0.1〜5 |
| 戦闘 | プレイヤーの受けるダメージ倍率 | 0.1〜5 |
| 戦闘 | パルの与えるダメージ倍率 | 0.1〜5 |
| 素材 | 採集アイテムの入手量倍率 | 0.5〜3 |
| 素材 | 採集オブジェクトのリスポーン間隔 | 0.5〜3 |
| 進行 | タマゴの孵化にかかる時間 | 0〜240時間 |
| 拠点 | 拠点の作業パル最大数 | 1〜50 |
| 拠点 | ギルド毎の拠点最大数 | 3〜10 |
| システム | デスペナルティ | 4段階から選択 |
| システム | ドロップアイテム最大数 | 0〜5,000 |
| パル | パル出現数倍率 | 0.5〜3 |
数値を大きくするほど効果が強まる項目と、小さくするほど有利になる項目が混在しています。
例えば「プレイヤーの受けるダメージ倍率」は数値を下げるほどダメージが軽減され、「採集アイテムの入手量倍率」は数値を上げるほど多くの素材が手に入る仕組みです。
設定変更の手順と注意点
ワールド設定はゲーム開始時だけでなく、プレイ途中でもいつでも変更できます。
変更手順は、ワールド選択画面で対象のワールドを選んだ後、画面下部に表示される「ワールド設定を変更」ボタンを押すだけです。
難易度のプリセットから「カスタム」を選択すれば、すべての項目を個別に調整できるようになります。
ただし、注意すべき点がいくつかあります。
まず、経験値倍率を上げた状態で獲得した経験値やレベルは、後から倍率を下げても巻き戻せません。
一度上がったレベルはそのままなので、倍率の変更は慎重に行いましょう。
また、PS5版では設定変更後にゲームを再起動するとデフォルトに戻されるというバグ報告がコミュニティ上で確認されています。
変更後は設定が正しく反映されているか、ゲーム内で確認することをおすすめします。
難易度プリセットの違い|カジュアル・ノーマル・ハードを比較
パルワールドには「カジュアル」「ノーマル」「ハード」という3つの難易度プリセットが用意されています。
それぞれの違いを正確に理解することで、自分に合ったゲーム体験を選べるようになります。
3つのプリセット設定値を徹底比較
各プリセットでは、主にプレイヤーの強さ、素材の集まりやすさ、ペナルティの厳しさに差が設けられています。
一方で、パル自体のステータスや昼夜の速度、建築物への影響は全難易度で共通です。
| 設定項目 | カジュアル | ノーマル | ハード |
|---|---|---|---|
| 経験値の入手倍率 | 1.3 | 1.0 | 0.8 |
| 捕獲確率の倍率 | 2.0 | 1.0 | 0.8 |
| プレイヤーの与えるダメージ | 1.5 | 1.0 | 0.5 |
| プレイヤーの受けるダメージ | 0.7 | 1.0 | 4.0 |
| 採集アイテム入手量 | 2.0 | 1.0 | 0.5 |
| ドロップアイテム量 | 2.0 | 1.0 | 0.5 |
| キョダイタマゴの孵化時間 | 0時間 | 2時間 | 4時間 |
| デスペナルティ | なし | 全アイテムドロップ | 全アイテム+手持ちパル |
| 拠点作業パル最大数 | 15 | 15 | 15 |
| ドロップアイテム最大数 | 3,000 | 3,000 | 3,000 |
注目すべきは、ハードではプレイヤーの受けるダメージが4倍に設定されている点です。
敵の攻撃を2〜3回受けるだけで倒されてしまうため、回避行動や立ち回りの精度が求められます。
初心者にはどの難易度がおすすめか
サバイバルゲームに慣れていない方には「カジュアル」をベースにカスタム調整を加える方法がおすすめです。
カジュアルは経験値や素材が集まりやすく、デスペナルティもないため、ゲームの操作や仕組みを覚えることに集中できます。
ただし、カジュアルでも「最も簡単な設定」というわけではありません。
カスタム設定ではさらにプレイヤーの攻撃力を上げたり、受けるダメージを下げたりと、より有利な環境を作ることも可能です。
一方、ある程度サバイバルゲームの経験がある方なら「ノーマル」で始めるのがよいでしょう。
標準的なバランスが保たれており、ゲーム本来の歯ごたえを楽しめます。
「ハード」は全アイテムと手持ちパルのロストというデスペナルティが非常に厳しいため、ゲームに十分慣れてから挑戦するのが無難です。
初心者向けおすすめワールド設定|ソロプレイ編
ソロプレイでは一人ですべてをこなす必要があるため、マルチプレイと比べて素材集めやレベリングに時間がかかりがちです。
適切なワールド設定に調整することで、ストレスなくゲームを進められるようになります。
ソロプレイで最優先に変更すべき設定
ソロで最初に変更すべき項目は、ドロップアイテム最大数、デスペナルティ、拠点の作業パル最大数の3つです。
ドロップアイテム最大数はデフォルトの3,000のままだと、ゲームが進行するにつれてアイテムが上限に達し、ロストが発生しやすくなります。
5,000に引き上げておくだけで、この問題はほぼ解消されるでしょう。
デスペナルティについては「何もドロップしない」がおすすめです。
アーリーアクセス段階ではバグによる予期せぬ死亡も報告されており、貴重なアイテムやパルを失うリスクを避けられます。
拠点の作業パル最大数はデフォルトの15から20に引き上げると、拠点の作業効率が大きく向上します。
この3項目はプレイスタイルに関係なく変更しておくべき、いわば「鉄板設定」と言えるものです。
ソロ向け推奨設定値の一覧
以下は、多くの攻略情報サイトやコミュニティで共通して推奨されているソロプレイ向けのおすすめ設定値です。
| 設定項目 | 推奨値 | 変更理由 |
|---|---|---|
| 難易度 | カスタム | 個別調整を行うため |
| 経験値の入手倍率 | 2.0 | ソロではレベル上げの効率が悪いため補正 |
| 採集アイテムの入手量倍率 | 1.5 | 素材集めの負担を軽減 |
| 採集オブジェクトのリスポーン間隔 | 1.0 | ソロなら取り合いがないため標準で十分 |
| ドロップアイテム最大数 | 5,000 | アイテムロスト防止 |
| タマゴの孵化にかかる時間 | 1時間 | デフォルトでは長すぎるため短縮 |
| デスペナルティ | 何もドロップしない | バグや不慣れによるロスト回避 |
| 拠点の作業パル最大数 | 20 | 拠点の作業効率向上 |
経験値倍率を2.0にしているのは、ソロでは戦闘や採集で得られる経験値を分け合う仲間がいないためです。
マルチであれば複数人で効率よく経験値を稼げますが、ソロではその分の補正が必要になります。
タマゴの孵化にかかる時間もデフォルトでは非常に長く設定されているため、1時間程度に短縮するプレイヤーが多い傾向にあります。
初心者向けおすすめワールド設定|マルチプレイ編
マルチプレイではソロとは異なるバランス調整が必要です。
複数人でプレイするからこそ発生する資源の枯渇や経験値の偏りに対応した設定を行いましょう。
マルチで重要になる設定のポイント
マルチプレイで特に意識すべきなのは、採集オブジェクトのリスポーン間隔と経験値倍率のバランスです。
複数のプレイヤーが同じフィールドで素材を採集するため、リスポーンが追いつかず資源不足に陥ることがあります。
採集オブジェクトのリスポーン間隔を2.0に引き上げると、素材の再出現が早まり、取り合いによるストレスが大幅に軽減されるでしょう。
一方、経験値倍率はマルチでは1.0のままで問題ありません。
複数人で敵を倒したりクエストを進めたりすることで、自然と効率的にレベルが上がるためです。
マルチ向け推奨設定値の一覧
| 設定項目 | 推奨値 | 変更理由 |
|---|---|---|
| 難易度 | カスタム | 個別調整を行うため |
| 経験値の入手倍率 | 1.0 | マルチでは協力により効率が上がるため標準 |
| 採集アイテムの入手量倍率 | 1.0 | 人数分の採集で補えるため標準 |
| 採集オブジェクトのリスポーン間隔 | 2.0 | 資源の取り合いを緩和 |
| ドロップアイテム最大数 | 5,000 | 複数人の活動で上限到達しやすいため |
| タマゴの孵化にかかる時間 | 1時間 | 待ち時間の負担を軽減 |
| デスペナルティ | 何もドロップしない | 初心者混在時のストレス軽減 |
| 拠点の作業パル最大数 | 20 | 共有拠点の作業効率向上 |
| ギルドの最大人数 | 参加人数に応じて | デフォルト20で多くの場合は十分 |
なお、マルチプレイでは自分がホストのワールドでなければ設定を変更できない点に注意が必要です。
友人と遊ぶ場合は、事前に全員で設定内容を相談してからワールドを作成するとスムーズでしょう。
上級者向けおすすめ設定|やりこみ派の高難度カスタム
ゲームの基本を一通り理解した上級者であれば、あえて厳しい設定にすることで新たなやりごたえを見出せます。
ここでは高難度プレイのための設定例を紹介します。
高難度設定のおすすめ数値
上級者向けの設定で最も効果的なのは、プレイヤーの受けるダメージ倍率を引き上げることです。
4.0に設定すると、敵の攻撃を2〜3回受けただけで倒されてしまう緊張感のあるバトルが楽しめます。
| 設定項目 | 推奨値 |
|---|---|
| プレイヤーの受けるダメージ倍率 | 4.0 |
| デスペナルティ | 全アイテムと手持ちパルをドロップ |
| 経験値の入手倍率 | 0.8〜1.0 |
| 採集アイテムの入手量倍率 | 0.5〜1.0 |
| ドロップアイテム最大数 | 5,000 |
| 拠点の作業パル最大数 | 20 |
デスペナルティを最大に設定すると、死亡時に全アイテムに加えて手持ちのパルまで落としてしまいます。
倒れた場所まで戻って回収する必要があるため、より慎重な立ち回りが求められるでしょう。
なお、高難度でプレイする場合でも拠点の作業パル最大数は20に引き上げておくことが一般的に推奨されています。
戦闘の難しさと拠点の利便性は別の要素であり、拠点パルの制限はゲーム体験の向上につながりにくいためです。
ゲームプレイを長く楽しむための設定テクニック
ゲームに早く飽きてしまう原因のひとつは、経験値倍率や素材倍率を上げすぎることによる進行速度の加速です。
コミュニティでは、経験値倍率を1.0〜1.2程度に抑えたまま、タマゴの孵化にかかる時間は短めに設定するという組み合わせが支持されています。
この方法だと、レベルアップの達成感を維持しつつ、パルの育成や配合といったコンテンツは効率よく楽しめます。
レベル50が上限であるため、高い倍率で一気にレベルを上げてしまうと、中盤以降のモチベーション維持が難しくなることも覚えておきましょう。
グラフィック設定の最適化|軽くて見やすい環境を作る
パルワールドは見た目以上にPCへの負荷が高いゲームです。
グラフィック設定を適切に調整することで、フレームレートを確保しながら快適にプレイできます。
PC版おすすめグラフィック設定
グラフィック設定はオプション画面から変更可能です。
以下が多くのプレイヤーに推奨されている設定値になります。
| 設定項目 | 推奨値 | 理由 |
|---|---|---|
| 最大FPS | モニターのリフレッシュレートに合わせる | 出力以上のFPSは無駄になるため |
| 垂直同期 | OFF | 高リフレッシュレートモニターでのFPS制限を回避 |
| モーションブラー | OFF | 画面酔いの原因になりやすい |
| カメラ振動 | OFF | 同様に画面酔いの原因 |
| 描画距離 | 中以上 | 最低にすると遠くのパルが表示されなくなる |
| 影・エフェクト品質 | PCスペックに応じて | 負荷が大きい項目のため優先的に下げる |
| テクスチャ品質 | PCスペックに応じて | VRAM使用量に影響 |
| DLSS | 対応GPUなら「クオリティ」 | 画質とパフォーマンスの両立が可能 |
| 輝度 | 0.5 | 昼夜どちらも見やすいバランス |
| FOV | 好みに応じて | 高いと広視野、低いと遠距離視認性が向上 |
特に重要なのは描画距離の設定です。
パフォーマンスを優先して「最低」にしてしまうと、遠くにいるパルやオブジェクトが画面に表示されなくなります。
「中」以上に設定しておけば、ゲームプレイに支障をきたすことはないでしょう。
動作が重い場合の対処法
グラフィック設定を下げても動作が改善しない場合は、ワールド設定側の調整も検討してください。
「パル出現数倍率」と「ワールド内のドロップアイテム最大数」の値が高いと、画面上のオブジェクト数が増えて処理負荷が上がります。
パル出現数倍率はデフォルトの1.0のままにしておくのが安全です。
また、ゲームを長時間プレイしているとキャッシュが蓄積されて徐々に重くなることがあります。
定期的にタイトル画面に戻る、またはゲームを再起動することで改善されるケースが多く報告されています。
公式推奨スペックはCPUがCore i9-9900K、メモリ32GB、GPUがRTX 2070ですが、実際の快適プレイにはRTX 4060以上が望ましいとされています。
操作・UI設定のおすすめ|地味だけど快適さが変わる
戦闘やグラフィックだけでなく、操作やUIに関する設定もプレイの快適さに直結します。
見落としがちな項目を確認しておきましょう。
ゲーム操作設定の変更ポイント
操作設定で最も効果的なのは「長押しダッシュ」をOFFにすることです。
OFFにすると、ボタンを一度押すだけで走り続けられるようになり、移動時の操作負担が大幅に減ります。
AIM感度やマウス感度は、探索や戦闘の快適さに直結する項目です。
プレイしながら少しずつ調整し、自分に合った値を見つけていくのがよいでしょう。
ゲームパッドを使用する場合は、エイムアシストをONにしておくと射撃の命中率が安定します。
UI設定の調整
UI設定では、ダメージの表示サイズを見やすい大きさに変更できます。
デフォルトのサイズでは戦闘中にダメージ値が見づらいと感じる場合は、拡大しておくとよいでしょう。
Journey(チュートリアル表示)は、初めてプレイする場合はONにしておくことをおすすめします。
ゲームの進め方を画面上でガイドしてくれるため、序盤の迷いを減らせます。
一通り操作に慣れた後でOFFにすれば、画面がすっきりとして没入感が高まります。
キーコンフィグについては、Ver.0.1.5.0以降のアップデートでインタラクトを含む全操作のキー割り当て変更が可能になりました。
ただし、ファンクションキーやALTキーなど一部のキーは割り当て不可となっている点にご注意ください。
専用サーバー設定の変更方法|iniファイルの編集ガイド
マルチプレイ用の専用サーバーでは、ゲーム内からワールド設定を変更することができません。
サーバーファイル内の設定ファイルを直接編集する必要があります。
設定ファイルの場所と編集手順
専用サーバーのワールド設定は「PalWorldSettings.ini」というファイルで管理されています。
Windowsの場合、格納場所は以下のパスです。
\steamapps\common\PalServer\Pal\Saved\Config\WindowsServer\PalWorldSettings.ini
編集手順は次の通りです。
まずサーバーを停止します。
次に、メモ帳などのテキストエディタでPalWorldSettings.iniを開き、変更したいパラメータの数値を書き換えます。
上書き保存した後にサーバーを起動すれば、新しい設定が反映されます。
ここで非常に重要な注意点があります。
デフォルトの設定テンプレートである「DefaultPalWorldSettings.ini」を編集しても設定は反映されません。
必ずこのテンプレートを上記のパスにコピーした上で、コピー先のファイルを編集してください。
公式ドキュメントでもこの点について明確に注意喚起されています。
主要なiniパラメータと推奨値
専用サーバーで特に設定しておきたい主要パラメータを紹介します。
| パラメータ名 | 内容 | 推奨値 |
|---|---|---|
| DropItemMaxNum | ドロップアイテム最大数 | 5000 |
| BaseCampWorkerMaxNum | 拠点作業パル最大数 | 20 |
| PalEggDefaultHatchingTime | キョダイタマゴの孵化にかかる時間 | 1(時間) |
| DeathPenalty | デスペナルティ | None(初心者向け) |
| NightTimeSpeedRate | 夜の経過速度 | 1.5〜2.0 |
| ExpRate | 経験値の入手倍率 | サーバー方針に応じて |
| CollectionDropRate | 採集アイテム入手量 | 1.0〜1.5 |
| bEnableInvaderEnemy | 拠点襲撃イベント | True(ONを推奨) |
| WorkSpeedRate | 作業速度倍率 | 1.0 |
| bIsUseBackupSaveData | バックアップの有効化 | True |
バックアップの有効化(bIsUseBackupSaveData)をTrueにすると、30秒・10分・1時間・1日の間隔で自動バックアップが作成されます。
サーバー運営中の不測のトラブルに備えて、有効にしておくことを強くおすすめします。
ただし、ディスクへの書き込み負荷が増加するため、ストレージ容量には余裕を持たせておきましょう。
パフォーマンスに影響する設定項目と上限値の目安
パルワールドでは一部の設定項目がゲームのパフォーマンスに直接影響します。
数値を上げれば快適になるとは限らず、むしろ動作が重くなるケースがあるため注意が必要です。
処理負荷に直結する3つの設定
パフォーマンスへの影響が特に大きいのは、パル出現数倍率、拠点作業パル最大数、ギルド毎の拠点最大数の3項目です。
パル出現数倍率を上げると、フィールド上に同時に出現するパルの数が増加します。
群れで出現する光景は壮観ですが、処理すべきオブジェクトが急増するため、スペックが不足しているとフレームレートの低下やカクつきの原因になります。
拠点の作業パル最大数は20程度であれば多くの環境で問題ありませんが、それ以上に設定するとラグが発生するという報告がコミュニティで見られます。
公式ドキュメントでも、BaseCampWorkerMaxNumとBaseCampMaxNumInGuildの値を大きくするほど処理負荷が増大すると明記されています。
ゲーム進行に伴う負荷増加への対策
パルワールドでは、ゲームが進行するにつれて拠点の建築物やパルの数が増え、徐々に動作が重くなっていく傾向があります。
この問題に対処するためには、定期的にタイトル画面に戻ってキャッシュをリセットする方法が有効です。
また、拠点の数を必要最小限に抑え、不要な建築物は撤去しておくことも負荷軽減に効果的でしょう。
マルチプレイではプレイヤー数が増えるほど負荷も増加するため、大人数サーバーでは特にワールド設定の最適化が重要になります。
最新アップデートで追加された新設定パラメータ
2025年12月に配信された大型アップデート「スイートホーム」をはじめ、アップデートごとに新たな設定パラメータが追加されています。
最新の設定項目を把握しておくことで、より細かいカスタマイズが可能になります。
スイートホームアップデートの主な変更点
2025年12月17日に配信された「スイートホーム」アップデート(Ver.0.7.0)では、いくつかの大きな機能追加が行われました。
最も注目を集めたのは、PvP機能の試験的導入です。
サーバー設定でPvPを有効化できるようになり、プレイヤー同士の対戦が可能になりました。
PvP関連では、ファストトラベルやログアウトによる戦闘回避の制限、エイムアシストの禁止、PvP専用のデスペナルティなど、新たなパラメータが複数追加されています。
建築面では、床・壁・屋根の色を自由に変更できる「色変え機能」と、三角パーツの追加によって拠点作りの自由度が飛躍的に向上しました。
建築メニューのUIも刷新され、スクロールメニューの追加と項目順序の調整が行われています。
公式ドキュメントで確認できる新パラメータ
公式サーバーガイドには、従来の設定項目に加えて多数の新パラメータが記載されています。
| パラメータ名 | 内容 |
|---|---|
| bHardcore | ハードコアモード(死亡時リスポーン不可) |
| bPalLost | 死亡時にパルを永久ロスト |
| RandomizerType | 出現パルのランダム化(None/Region/All) |
| ItemWeightRate | アイテム重量倍率 |
| ItemCorruptionMultiplier | アイテム腐敗速度倍率 |
| EquipmentDurabilityDamageRate | 装備品の耐久度減少倍率 |
| MaxBuildingLimitNum | プレイヤーごとの建築物数制限 |
| CrossplayPlatforms | 接続許可プラットフォーム |
| DenyTechnologyList | 特定テクノロジーの無効化 |
ハードコアモードやパルの永久ロストなど、従来にはなかった高難度向けのパラメータが充実してきています。
出現パルのランダム化は「Region」で地域ごと、「All」で完全ランダムに設定でき、毎回異なるゲーム体験が楽しめるユニークな機能です。
パルワールドは2026年中に正式リリース(Ver.1.0)が予定されており、今後も設定項目が追加・変更される可能性がある点を留意しておきましょう。
設定変更で失敗しないための5つのチェックリスト
ワールド設定は自由度が高い反面、不用意な変更がゲーム体験を損ねてしまうリスクもあります。
ここでは、設定変更前に確認しておきたいポイントを5つに絞って解説します。
チェック1:経験値倍率を上げすぎていないか
経験値倍率は最大20倍まで設定可能ですが、倍率が高すぎるとあっという間にレベル上限の50に到達してしまいます。
成長の実感がなくなり、ゲーム全体の充実感が薄れる原因となるでしょう。
ソロでも2〜3倍程度に留め、物足りなくなったら少しずつ引き上げるのが賢明です。
チェック2:パフォーマンスに影響する項目を確認したか
パル出現数倍率、拠点パル最大数、拠点最大数は、いずれもゲームのパフォーマンスに影響します。
特にスペックが推奨環境を下回るPCでプレイする場合は、これらの値をデフォルト以上に引き上げることは避けたほうが無難です。
チェック3:ドロップアイテム最大数を5,000に変更したか
デフォルトの3,000では、ゲームが進むにつれてアイテムの上限に達しやすくなります。
全プレイヤーに共通して推奨される変更であり、忘れずに設定しておきましょう。
チェック4:デスペナルティの設定を理解しているか
デスペナルティは4段階から選択でき、最も厳しい設定ではアイテムだけでなく手持ちのパルまで失います。
自分のプレイスタイルとリスク許容度に合った設定を選ぶことが大切です。
チェック5:設定変更後にゲーム内で反映を確認したか
前述の通り、一部の環境では設定変更が正しく反映されないバグが報告されています。
変更後はゲーム内のワールド設定画面を開き、意図した値になっているか必ず確認してください。
まとめ:パルワールドおすすめ設定で快適な冒険を始めよう
- ワールド設定は30項目以上のパラメータを個別にカスタマイズでき、プレイ途中でも変更可能である
- 難易度プリセットは3種類あり、カジュアルでも「最も簡単」ではなく、カスタムでさらに調整できる
- ドロップアイテム最大数の5,000への引き上げ、デスペナルティなし、拠点パル最大数20が全プレイヤー共通の鉄板設定である
- ソロプレイでは経験値倍率2.0、採集アイテム入手量1.5が目安となる
- マルチプレイでは経験値倍率はデフォルトのまま、採集リスポーン間隔を2.0に上げて資源枯渇を防ぐ
- 経験値倍率の上げすぎはレベルの巻き戻しができないため、取り返しのつかない失敗につながる
- パル出現数倍率・拠点パル最大数・拠点最大数の3項目はパフォーマンスに直結するため慎重に設定する
- グラフィック設定ではモーションブラーとカメラ振動のOFF、描画距離「中」以上が基本である
- 2025年12月のスイートホームアップデートでPvP機能やハードコアモードなど新パラメータが多数追加された
- 2026年中に正式リリースが予定されており、設定項目は今後のアップデートで追加・変更される可能性がある

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