アウターワイルズのDLC「Echoes of the Eye」を進めていくと、やがて不思議な仮想空間へ足を踏み入れることになります。
この空間は多くのプレイヤーから「夢の世界」と呼ばれており、本編とはまったく異なるルールや雰囲気が支配する特殊なエリアです。
暗闇の中で追跡者に追われるスリル、かくれんぼのように息を潜めて進む緊張感、そしてスライドリールのアーカイブに記録された切ない物語。
どれもが本編では味わえなかった新鮮な体験ばかりですが、独特な仕組みゆえに「どう進めればいいか分からない」と立ち止まってしまう方も少なくありません。
この記事では、夢の世界への入り方から各エリアの攻略法、封印解除パズルの考え方、隠された物語の全貌、そして隠し要素に至るまで、知っておくべき情報を体系的にまとめています。
ネタバレを含みますので、自力での探索を楽しみたい方はご注意ください。
アウターワイルズDLCの夢の世界とは何か
DLC「Echoes of the Eye」の核心となる舞台が、プレイヤーの間で「夢の世界」と呼ばれている仮想空間です。
現実世界に存在する巨大リング構造物「流れ者(The Stranger)」の住人たちが、自らの意識をデジタル的に転送して暮らしている領域にあたります。
物理法則とは異なる独自のルールが適用されるこの空間こそ、DLCの謎解きと物語の中核を担う場所です。
夢の世界へ入る方法とアーティファクトの使い方
夢の世界に入るには、流れ者の内部で見つかる「アーティファクト」と呼ばれる携帯型のランタンのような遺物が必要です。
このアーティファクトを手に持った状態で、緑色の炎が灯された焚き火の前に座り、眠りにつくことで意識が夢の世界へと転送されます。
アーティファクトは流れ者の各集落に配置されていますが、最も早くアクセスできるのは河川低地エリアの集落です。
緑色の炎であればどの焚き火でも機能するため、まずは流れ者内を探索して焚き火の位置を把握しておくことが攻略の第一歩となります。
注意すべき点として、アーティファクトの光が消えた状態では夢の世界に入ることができません。
炎が灯っていることを確認してから焚き火に向かいましょう。
現実の流れ者と夢の世界の構造的なつながり
夢の世界は、現実世界の流れ者の地形や建造物を模した構造になっています。
河川低地、覆われた森、星明かりの入り江という3つの主要エリアが、現実側と夢側の両方に対応する形で存在しているのが特徴です。
現実世界で焚き火に入った場所によって、夢の世界のどのエリアに出現するかが決まります。
つまり、河川低地の焚き火で眠れば夢の世界の河川低地に、星明かりの入り江で眠ればその対応エリアに到着するという仕組みです。
ただし、夢の世界は現実の完全なコピーではありません。
現実には存在しない建造物や通路が追加されていたり、逆に現実にある構造物が欠けていたりと、微妙な差異が随所に見られます。
この差異こそが謎解きのヒントになっているため、現実と夢の両方を注意深く観察し、違いを見つけ出す姿勢が重要です。
夢の世界で適用される独自のルールと目覚める条件
夢の世界には、現実の探索とは根本的に異なるルールが存在します。
最も重要なのは、アーティファクトを手放すと即座に夢から目覚めてしまうという制約です。
夢の世界では常にアーティファクトを携帯している必要があり、これを地面に置いたり落としたりすると強制的に現実へ戻されます。
目覚める条件は全部で5種類あることが確認されています。
焚き火に飛び込むことによる焼死、高所からの落下死、水中に沈むことによる水没、追跡者にアーティファクトの炎を吹き消されること、そして現実世界で眠っている肉体が死亡することの5つです。
22分のタイムループが終了して超新星爆発が起きた場合も、現実の肉体が消滅するため自動的に目覚めます。
こうした制約を理解したうえで探索を計画することが、効率的な攻略につながります。
夢の世界の3つのエリアと探索の進め方
夢の世界は3つの大きなエリアで構成されており、それぞれに異なるパズルと発見が待ち受けています。
どのエリアから攻略しても問題ありませんが、難易度や情報の得やすさを考慮した効率的な順序を把握しておくと、スムーズに進められます。
河川低地の夢の世界で最初にやるべきこと
河川低地は、夢の世界に初めて足を踏み入れるプレイヤーにとって最もアクセスしやすいエリアです。
このエリアではまず、夢の世界の基本的な操作と仕組みに慣れることを優先しましょう。
イカダに乗って水路を移動するのが基本の移動手段であり、アーティファクトの光を掲げて暗闇を照らしながら進んでいく感覚をつかむことが大切です。
河川低地で特に重要なのは、現実側で見つかるスライドリールの情報収集です。
映像記録装置に残されたスライドリールには、住人たちがどのようにして夢の世界を構築したかの手がかりが映されています。
これらの映像を丁寧に確認することで、以降のエリアで必要になる知識が自然と蓄積されていきます。
覆われた森の暗闘を抜ける攻略のコツ
覆われた森(Shrouded Woodlands)は、3つのエリアの中でも特に暗く、視界が極端に制限される場所です。
多くのプレイヤーが最初に大きな壁を感じるエリアでもあります。
ここでの攻略の核心は、アーティファクトの光の使い方にあります。
光を灯した状態では周囲が見えやすくなる反面、追跡者である住人たちにも発見されやすくなるというジレンマが生じます。
逆に光を隠せば追跡者に見つかりにくくなりますが、自分自身もほとんど何も見えなくなります。
このバランスを状況に応じて使い分けることが、覆われた森を突破するための鍵です。
地形を記憶しておくと、光を消した状態でもある程度の移動が可能になるため、まずは明るい状態で道順を把握してから本格的な探索に入るという二段階のアプローチが有効でしょう。
星明かりの入り江で囚人にたどり着くまでの手順
星明かりの入り江(Starlit Cove)は、DLCの物語の終着点にあたる場所です。
最終的に「囚人(The Prisoner)」に会うためには、このエリアの奥深くまで到達する必要があります。
星明かりの入り江は比較的広い空間が特徴で、建物の中に入って探索する場面が多くなります。
建物内の構造は複雑に入り組んでおり、一見すると行き止まりに見える場所にも隠された通路が存在していることがあります。
囚人が幽閉されている場所へたどり着くには、3つのエリアすべてで封印を解除する必要があります。
そのため、星明かりの入り江だけを攻略しても最終目的地には到達できません。
3つのエリアを行き来しながら情報を集め、すべての封印を解くことが求められます。
夢の世界に潜む追跡者の仕組みと対処法
夢の世界の探索を一層緊張感あるものにしているのが、暗闇の中を徘徊する追跡者の存在です。
本編のアウターワイルズには敵と呼べる存在がほぼいなかったため、追跡者との遭遇はDLC独自の体験として多くのプレイヤーに強い印象を残しています。
追跡者はどこに出現しどう動くのか
追跡者は、夢の世界の各エリアに配置された住人たちです。
現実世界では既に肉体を失っており、夢の世界にのみ意識として存在し続けています。
追跡者は基本的に決まった巡回ルートを持っており、常にランダムに動き回っているわけではありません。
一定の範囲をパトロールするように移動しており、プレイヤーの光や音に反応して接近してくる性質を持っています。
プレイヤーを発見すると、追跡者はまっすぐ近づいてきてアーティファクトの炎を吹き消そうとします。
炎を消されると強制的に目覚めてしまうため、実質的にはゲームオーバーと同じ結果を招きます。
ただし、タイムループの構造上、何度でも挑戦できるため、追跡者の行動パターンを観察すること自体が攻略の一部と言えるでしょう。
見つからずに進むためのステルス行動の基本
追跡者に見つからないための基本原則は、光と音の管理に尽きます。
アーティファクトの光を灯したまま追跡者の視界に入ると、高い確率で発見されます。
光を隠す操作を活用し、追跡者が近くにいる間はできるだけ光を抑えた状態で移動しましょう。
足音に関しては、通常の歩行程度であれば追跡者を引き寄せることはほとんどありません。
ただし、物にぶつかったり水に飛び込んだりといった大きな音が発生するアクションは、追跡者の注意を引く可能性があります。
移動する際は壁沿いを意識し、追跡者の巡回ルートから外れた場所を選んで進むと安全です。
追跡者の足音や鳴き声にも注意を払い、近づいてくる気配を察知したら立ち止まって光を消す習慣をつけておくと、被発見率を大幅に下げられます。
ランタンと闇を利用した追跡者の回避テクニック
より高度な回避テクニックとして、闇そのものを武器にする方法があります。
追跡者もまた、完全な暗闇の中では視界が効かないため、プレイヤーが光を完全に消している場合は至近距離でも気づかれないことがあります。
一方で、環境にある光源を利用することも可能です。
夢の世界にはいくつかの固定光源が設置されており、これらの光で追跡者の位置を遠くから確認できます。
追跡者のシルエットが光源に照らされて浮かび上がる瞬間を見逃さず、その動きを観察してから行動を起こすのが賢明です。
もし追跡者に発見されて追いかけられた場合は、無理に逃げようとするよりも、あえてアーティファクトを地面に向けて光を隠し、暗闇に紛れるほうが効果的なケースもあります。
追跡者はプレイヤーの最後に光が確認された位置に向かってくるため、光を消した直後に横方向へ移動すると追跡を振り切れることがあります。
夢の世界で挑む3つの封印解除パズルの攻略
囚人が幽閉されている場所への扉を開くには、夢の世界の3つのエリアにそれぞれ設置された封印を解除しなければなりません。
各封印には固有のパズルが用意されており、スライドリールから得た情報と、現実世界・夢の世界の両方での観察が解法の手がかりとなります。
焚き火の仕掛けを使った封印解除の考え方
封印解除パズルの多くに共通するのが、焚き火と夢の世界の接続関係を利用するという発想です。
夢の世界はあくまで焚き火を通じてアクセスする空間であるため、焚き火そのものに変化を加えることで夢の世界側の状態も変わります。
具体的には、現実世界で特定の焚き火を消火すると、夢の世界側でその焚き火を通じて入ってきたプレイヤーや住人の接続が切断されるという仕組みが存在します。
この現象を応用することで、夢の世界で特定のエリアから追跡者を排除したり、通常はロックされている通路を開放したりといった操作が可能になります。
パズルの解法は一見すると複雑に見えますが、根底にある原理は「現実での行動が夢に影響する」というシンプルなものです。
行き詰まったときは、夢の世界だけでなく現実の流れ者にも目を向けてみてください。
隠し通路の発見に必要なスライドリールの読み解き方
封印解除に必要な情報の多くは、流れ者の各所に散らばるスライドリールに記録されています。
スライドリールはテキストではなく映像で情報を伝える媒体であり、住人たちの言語が読めなくても内容を理解できるよう設計されています。
映像には住人たちの行動が描かれており、彼らがどのような手順で隠し通路を操作しているかが示唆されています。
特に重要なのは、焼却されたスライドリールの存在です。
住人たちは一部の知識を意図的に破壊して隠そうとしており、焼かれたスライドリールの断片を注意深く観察することで、封印解除に直結する情報が得られる場合があります。
スライドリールを見つけたら、すべての映像コマを一つずつ丁寧に確認する習慣をつけましょう。
一見すると何気ない場面に、パズルの核心が描かれていることも少なくありません。
各封印に共通するかくれんぼ的な謎解きの本質
3つの封印解除パズルには、共通する根本的なテーマがあります。
それは、住人たちが夢の世界の中に「隠したもの」を見つけ出すという、いわばかくれんぼのような構造です。
住人たちは宇宙の眼に関する情報を封じるために、夢の世界の仕組みそのものを利用して秘密を隠蔽しました。
プレイヤーはその隠蔽の手口をスライドリールから読み解き、同じ手順を逆にたどることで秘密にたどり着くという流れになっています。
このかくれんぼ的な構造は、本編の「好奇心で謎を追いかける」というゲームデザインの延長線上にありながらも、より能動的な推理と実験が求められる点で難易度が上がっています。
解法が分からないときは「住人たちは何を隠したかったのか」「そのためにどんな手段を使ったのか」という視点に立ち返ると、突破口が見えてくるはずです。
スライドリールのアーカイブから読み解く物語の全貌
DLCの物語は、セリフや文章ではなく、スライドリールに記録された映像のアーカイブを通じて語られます。
各地に残された映像記録をつなぎ合わせることで、住人たちの壮大な歴史と悲劇が浮かび上がってきます。
角フクロウ族はなぜ宇宙の眼の信号を遮断したのか
住人たち(コミュニティでは「角フクロウ族」や「シカフクロウ族」と呼ばれることが多い種族)は、もともと宇宙の眼から発せられる信号を受信し、それを崇拝していました。
彼らは故郷の惑星の資源を投じて流れ者という巨大な宇宙船を建造し、信号の発信源を目指して旅に出たのです。
しかし、宇宙の眼の近くまで到達した彼らは、そこで何かを知り、深い恐怖に駆られました。
スライドリールの映像からは、宇宙の眼がもたらす変化に対して住人たちが強い拒絶反応を示したことが読み取れます。
その結果、住人たちは宇宙の眼の信号を遮断する装置を建造し、信号が外部に届かないようにしてしまいました。
この遮断行為こそが、本編の物語にも間接的に影響を及ぼしている重大な出来事です。
もし信号が遮断されていなければ、本編のNomai族はもっと早く宇宙の眼にたどり着いていた可能性があります。
肉体を捨て夢の世界へ移住した住人たちの選択
宇宙の眼の信号を遮断した後、住人たちは故郷を失った状態で流れ者の中に留まり続けることになりました。
やがて彼らは、緑色の炎の技術を応用して仮想空間である夢の世界を構築し、そこへ意識を恒久的に転送するという選択をします。
現実の肉体は焚き火の前に座ったまま放棄され、住人たちの意識だけが夢の世界で永遠に生き続けるという状態が生まれました。
流れ者の内部で朽ち果てた状態の住人の遺体が見つかるのは、この経緯によるものです。
夢の世界への移住は、住人たちにとって一種の永遠の命を得る手段でしたが、同時に現実から完全に目を背ける行為でもありました。
スライドリールのアーカイブには、この決断に至るまでの住人たちの葛藤や悲しみが映し出されており、単なるゲームの設定を超えた深い物語性が感じられます。
囚人が投獄された理由と本編ストーリーへの影響
住人たちの中でただ一人、宇宙の眼の信号遮断に反対した者がいました。
この人物が「囚人(The Prisoner)」と呼ばれる存在です。
囚人は信号遮断装置を解除し、宇宙の眼の信号を再び宇宙に発信させることに成功しました。
しかし、他の住人たちによってすぐに捕らえられ、信号は再度遮断されてしまいます。
囚人は罰として夢の世界の最も奥深い場所に幽閉され、それ以降ずっと孤独な状態に置かれています。
注目すべきは、囚人が一時的にでも信号を解放したことが、本編のNomai族が宇宙の眼の信号を受信するきっかけになった可能性が示唆されている点です。
つまり、囚人のわずかな反抗がなければ、本編の物語そのものが始まらなかったかもしれません。
DLCの物語が本編と見事に接続するこの展開は、多くのプレイヤーから高く評価されています。
囚人との邂逅とDLCエンディングの意味
DLCの集大成となるのが、長い探索の果てにたどり着く囚人との対面です。
この出会いは、アウターワイルズ本編を含めた作品全体のテーマに深く関わるものであり、多くのプレイヤーの記憶に強く残る場面となっています。
囚人に会うために必要な最終パズルの解き方
囚人が幽閉されている場所にたどり着くためには、前述の3つの封印をすべて解除した状態で、夢の世界の特定の場所へ向かう必要があります。
封印がすべて解かれると、それまで閉ざされていた最深部への通路が開放されます。
最終パズルでは、夢の世界の仕組みを総合的に理解していることが求められます。
これまでに学んだ「現実と夢の関係」「焚き火の接続の原理」「光と闇の使い分け」といった知識をすべて活用して、囚人の元へと進んでいきましょう。
具体的な解法は自力で発見する喜びに大きな価値がありますが、ヒントとしては「夢の世界の物理法則が現実とは異なる」という点を常に意識することが重要です。
現実では不可能な行動が、夢の中では可能になるケースがあります。
囚人が焚き火に加わるエンディング演出の条件
DLCをクリアした後に本編のエンディングを再度迎えると、特別な演出が追加されます。
本編エンディングでは、宇宙の眼にたどり着いた主人公が旅の仲間たちと焚き火を囲む象徴的な場面が描かれます。
DLCクリア後は、この焚き火の輪に囚人も加わるようになります。
この演出を見るための条件は、DLCで囚人と対面し、ビジョントーチを使ってコミュニケーションを完了させていることです。
囚人との交流を終えた状態で本編エンディングに到達すれば、自動的に追加演出が発生します。
長い孤独から解放された囚人が仲間に加わるこの演出は、DLCの物語を知っているプレイヤーにとって非常に感動的な場面であり、作品全体の締めくくりにふさわしいものとして広く評価されています。
DLCを経て変化する本編エンディングの解釈
DLCの物語を知ることで、本編エンディングの意味合いが大きく変化します。
本編だけをプレイした場合、宇宙の眼は「未知の存在」として描かれますが、DLCを経ると「住人たちが恐れ、囚人が解放しようとした信号の発信源」という新たな文脈が加わります。
宇宙の眼に向かう主人公の旅が、住人たちの恐怖を乗り越える行為でもあるという重層的な解釈が可能になるのです。
また、囚人の反抗がなければ信号は永久に遮断されたままであり、Nomai族も、そして主人公も宇宙の眼にたどり着くことはなかったという因果関係が明らかになります。
DLCはただの追加コンテンツではなく、本編の物語を根本から補完し、深みを与える存在として機能しています。
一般的にも「DLCクリア後に本編エンディングを見直すと涙が止まらない」という声が多く聞かれ、DLCを含めてこそ作品が完成するという評価が定着しています。
夢の世界の隠し要素と明晰夢テクニック
DLCにはメインストーリーの攻略だけでは出会えない隠し要素が複数用意されています。
通常プレイの枠を超えた探索を楽しみたいプレイヤーにとって、これらの要素はDLCの奥深さを改めて実感させてくれるものです。
明晰夢で夢の世界を自由に飛び回る方法
「明晰夢(Lucid Dreaming)」と呼ばれるテクニックを使うと、夢の世界の中で探査艇やジェットパックを使用して自由に飛行することが可能になります。
通常、夢の世界では徒歩やイカダでの移動に限られますが、特定の手順を踏むことでこの制限を突破できます。
明晰夢を発動させるには、現実世界で探査艇に搭乗した状態からアーティファクトを使って夢の世界に入るという特殊な方法が必要です。
この状態で夢の世界に入ると、通常は使えないはずの飛行操作が可能になり、壁や天井を無視してエリア全体を上空から見渡すことができます。
開発者が意図的に残した仕様なのか、それとも想定外の挙動なのかは明確にされていませんが、多くのプレイヤーがこのテクニックを使って夢の世界の構造を詳細に調べ上げています。
通常プレイでは見られない隠しエリアと小ネタ一覧
明晰夢テクニックや特定の手順を踏むことで、通常の攻略ルートでは訪れることのないエリアにアクセスできます。
たとえば、夢の世界の水中に沈んだ構造物は、通常のプレイでは近づくことすら難しい場所ですが、特定の条件を満たすことで内部を覗くことが可能です。
この水中構造物の近くでは、夢の世界で時折聞こえる不思議な鳴き声の正体に出会えるとも言われています。
また、流れ者の外壁から宇宙空間を覗くことができるポイントや、住人たちの生活の痕跡が残された小さな部屋など、細部にわたって作り込まれた要素が点在しています。
これらの隠し要素は攻略には直接関係しませんが、住人たちの暮らしや文化を垣間見ることができ、物語への理解をさらに深めてくれます。
5種類の目覚め方で解除できる実績の取り方
DLCには「5種類の異なる方法で夢から目覚める」という実績が用意されています。
前述の通り、目覚める条件は焼死、落下死、水没、追跡者による炎の消火、現実の肉体の死亡の5つです。
焼死は夢の世界にある焚き火に自ら飛び込むことで達成できます。
落下死は橋のない場所や崖から飛び降りれば発生し、水没はイカダから降りて水に沈むことで起こります。
追跡者による消火は、あえて追跡者に見つかりアーティファクトの炎を吹き消してもらう必要があります。
意図的に光を灯したまま追跡者の前に立てば、すぐに発見されて炎を消されるでしょう。
現実の肉体の死亡は、超新星爆発を待つか、あるいは夢に入る前に船を危険な場所に駐機しておく方法で達成できます。
5種類すべてを一度のプレイスルーで達成する必要はなく、複数のループにまたがって累計で達成すれば実績が解除されます。
アウターワイルズDLC夢の世界に対する評価と注意点
DLC「Echoes of the Eye」は2021年のリリース以来、高い評価を受け続けていますが、同時に賛否が分かれるポイントも存在します。
購入を検討している方や、プレイ中に迷いを感じている方に向けて、評価の全体像を整理します。
多くのプレイヤーが絶賛する物語体験の魅力
Metacriticでのメタスコアは82点を記録し、批評家の88%が推薦しています。
Steamでも「非常に好評」の評価を維持しており、特に物語面に対する賞賛の声が目立ちます。
テキストを一切使わず、映像と音楽だけで壮大な物語を伝えるスライドリールの演出手法は、言語の壁を越えた普遍的な感動を生み出しています。
囚人との対面シーンや、DLCクリア後に追加される本編エンディングの演出については、「本編以上に心を揺さぶられた」という声が数多く報告されています。
また、DLCの音楽を担当したAndrew Prahlowの楽曲も複数のアワードにノミネートされており、音響面での評価も高いものがあります。
本編が好奇心に駆動される探索体験だとすれば、DLCはそこに深い感情的体験を加味した作品と言えるでしょう。
暗闇のステルス探索が賛否を分ける理由
一方で、夢の世界の暗闇の中で追跡者に追われるステルスパートに対しては、賛否両論があります。
本編のアウターワイルズは、敵やタイムプレッシャーに追われることなく自由に探索できる点が大きな魅力でした。
DLCでは追跡者という明確な脅威が存在し、ホラー的な緊張感が加わるため、本編の穏やかな探索体験を好んだプレイヤーからは「方向性が異なる」という指摘がなされています。
また、暗闇の中での移動は視覚情報が極端に少ないため、何度も同じ場所で迷ってしまうストレスを感じたという報告も見られます。
謎解きについても「本編の謎は自然現象に基づいていたが、DLCの謎は人為的に作られたパズルの印象が強い」という意見が一般的に存在します。
ただし、これらの批判を踏まえても全体的な評価は高く、ステルスパートの緊張感こそがDLCの独自性を際立たせているという肯定的な見方も少なくありません。
開発元のMobius Digitalは、後のアップデートで一部の暗闇エリアの視認性を調整するなど、プレイヤーからのフィードバックに対応した改善も行っています。
DLCを最大限楽しむために本編で済ませておくべきこと
DLCを最大限に楽しむためには、本編のクリアが事実上の前提条件です。
ゲームシステム上はDLCエリアへの訪問自体は本編クリア前でも可能ですが、物語の感動を十分に受け取るためには、本編のストーリーを把握しておくことが強く推奨されます。
特に宇宙の眼に関する知識、Nomai族の歴史、そして本編エンディングの内容は、DLCの物語を理解するうえで欠かせない前提情報です。
本編の航行記録(シップログ)をできるだけ埋めた状態でDLCに入ると、スライドリールの映像が示す意味をより深く理解でき、発見の感動が倍増します。
プレイ時間の目安としては、DLC単体で10時間から15時間程度が一般的です。
本編と合わせると40時間から60時間を超えるボリュームになるため、じっくり腰を据えて取り組むことをおすすめします。
なお、2024年10月にはDLCを同梱したパッケージ版「Archaeologist Edition」がPS5とNintendo Switch向けに発売されており、これから始める方にとって最も手軽な選択肢となっています。
まとめ:アウターワイルズDLC夢の世界の攻略と物語の全貌
- 夢の世界はDLC「Echoes of the Eye」の核心となる仮想空間で、アーティファクトを持って緑の焚き火で眠ると入れる
- 流れ者の内部に河川低地・覆われた森・星明かりの入り江の3エリアがあり、それぞれ現実と夢の両方のバージョンが存在する
- 夢の世界ではアーティファクトを手放すと即座に目覚めるほか、焼死・落下死・水没・追跡者による消火・現実の肉体の死亡で覚醒する
- 追跡者は巡回ルートを持ち光と音に反応するため、かくれんぼの要領で光を消して暗闇に紛れる立ち回りが有効である
- 囚人に会うには3つのエリアすべてで封印を解除する必要があり、現実と夢の連動関係を利用した謎解きが鍵となる
- スライドリールのアーカイブがテキストに代わる物語媒体であり、映像の一コマ一コマに重要な手がかりが含まれている
- 住人たちは宇宙の眼を恐れて信号を遮断し、肉体を捨てて夢の世界に永住する道を選んだ
- 囚人が一時的に信号を解放したことが本編Nomai族の信号受信につながった可能性があり、作品全体の因果関係に深く関わる
- DLCクリア後に本編エンディングを迎えると囚人が焚き火に加わる追加演出が発生する
- Metacriticメタスコア82点・Steam「非常に好評」の評価を獲得しており、物語面への賞賛が特に高い一方でステルスパートには賛否がある

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