「アウターワイルズを遊びたいけれど、どの機種を選べばいいのかわからない」という悩みを抱えている方は少なくありません。
本作は現在6つのプラットフォームに対応しており、それぞれ画質やパフォーマンス、価格に違いがあります。
特にSwitchとPS5のどちらで購入すべきか迷う声は多く、パッケージ版の発売をきっかけに機種選びへの関心がさらに高まっています。
この記事では、Outer Wildsの全対応機種を横断的に比較し、プレイスタイル別の最適な選び方からセール情報、注意点まで、機種選びに必要な情報をすべて網羅して解説します。
アウターワイルズとは?ゲームの基本情報と魅力
Outer Wilds(アウターワイルズ)は、Mobius Digitalが開発しAnnapurna Interactiveが発売したSFアクションアドベンチャーゲームです。
2019年5月にXbox OneとPC向けに初めてリリースされ、その後複数のプラットフォームへ展開されました。
物語の舞台は、22分後に太陽が超新星爆発を起こして消滅する架空の太陽系です。
プレイヤーは新米宇宙飛行士として、タイムループを繰り返しながら星系に隠された壮大な謎を解き明かしていきます。
戦闘要素は一切なく、探索によって得た「知識」だけが蓄積されるという独特のゲームデザインが特徴です。
英国アカデミー賞(BAFTA)ゲーム部門ではベストゲーム賞とゲームデザイン賞をダブル受賞しています。
Giant Bomb、Polygon、Eurogamerなど複数の海外メディアが「ゲーム・オブ・ザ・イヤー2019」に選出した、インディーゲーム史に残る傑作として高い評価を受けています。
アウターワイルズの対応機種と発売日一覧
Outer Wildsは2026年2月現在、合計6つのプラットフォームに対応しています。
各機種の発売日と販売形態を時系列で整理すると、以下のとおりです。
| 対応機種 | 発売日 | 販売形態 |
|---|---|---|
| PC(Epic Gamesストア) | 2019年5月28日 | ダウンロード |
| Xbox One | 2019年5月29日 | ダウンロード |
| PlayStation 4 | 2019年10月15日 | ダウンロード |
| PC(Steam) | 2020年6月18日 | ダウンロード |
| PlayStation 5 / Xbox Series X/S | 2022年9月15日 | ダウンロード |
| Nintendo Switch | 2023年12月8日 | ダウンロード |
| PS5 / Switch(パッケージ版) | 2024年10月24日 | パッケージ / ダウンロード |
PC版は当初Epic Gamesストア限定でしたが、約1年後にSteamでも配信が開始されました。
PS5とXbox Series X/Sへの対応は2022年に実現し、60FPSでのプレイが可能になっています。
Switch版は最も後発となる2023年12月の配信で、さらに2024年10月にはPS5とSwitchでパッケージ版が発売されました。
なお、macOSには公式対応しておらず、Macでプレイする場合はCrossOver等の互換レイヤーを用いた非公式な方法に限られます。
機種ごとの画質・パフォーマンス比較
機種選びで最も気になるポイントは、画質とパフォーマンスの違いでしょう。
各プラットフォームの主要スペックを一覧にまとめました。
| 機種 | フレームレート | 画質 | ロード時間 |
|---|---|---|---|
| PC(推奨スペック以上) | 最大60FPS(安定) | 最高 | 高速 |
| PlayStation 5 | 60FPS(安定) | 高 | 高速 |
| Xbox Series X/S | 60FPS(安定) | 高 | 高速 |
| PlayStation 4 | 30FPS | 中 | やや長い |
| Xbox One | 30FPS | 中 | やや長い |
| Nintendo Switch | 30FPS(不安定な場面あり) | 低〜中 | やや長い |
| Steam Deck | 30〜40FPS | 中 | 普通 |
PC版は最も自由度が高い環境
PC版は推奨スペックを満たしていれば、全機種の中で最も高画質かつ安定した60FPSでプレイできます。
推奨動作環境はCPUがIntel Core i5-8400またはAMD Ryzen 5 2600X、GPUがNvidia GeForce GTX 1060またはAMD Radeon RX 580、メモリ8GBです。
2019年発売のタイトルであるため、現在のミドルスペック以上のPCであれば快適に動作します。
グラフィック設定を自由にカスタマイズできる点や、ファンコミュニティが制作したMODを導入できる点もPC版ならではの強みです。
PS5版はコンソールで最良のバランス
PS5版は60FPSで安定動作し、DualSenseコントローラーのハプティクスフィードバックにも対応しています。
宇宙空間での浮遊感や着陸時の衝撃がコントローラーを通じて伝わるため、没入感の向上に一役買っているといえるでしょう。
ロード時間も短く、コンソール環境で最も快適なプレイ体験が得られる機種として多くのユーザーから支持されています。
PS4版を所有している場合は、PS5版への無料アップグレードが可能です。
Switch版は携帯プレイの利便性が最大の強み
Switch版は他の機種と比較するとテクスチャの品質が大幅に簡素化されており、画質面では劣ります。
フレームレートも30FPS基準ですが、Giant’s Deepの海面付近など一部のシーンではさらに低下する場面が報告されています。
一方で、携帯モードでいつでもどこでもプレイできるという利便性は、他の据え置き型ハードにはない大きなメリットです。
ドックモードの方が携帯モードよりも安定した動作が得られるとの声が多いため、自宅ではテレビ出力でのプレイが推奨されます。
Steam Deckでの動作状況
Steam Deckは公式の「Verified(検証済み)」ステータスを取得しており、基本的にはプレイ可能です。
ただし本作はCPU負荷が高いため、フレームレートは30〜40FPS程度が現実的な目安となります。
バッテリー消費を考慮すると30FPSまたは40FPSに固定する設定が推奨されており、一部のシーンではスタッターが発生するとの報告もあります。
携帯型でPC版をプレイしたいユーザーにとっては有力な選択肢ですが、安定性ではSwitch版と同等かやや上回る程度と考えておくのがよいでしょう。
Switch版の評価は本当にひどいのか?パッチ後の改善状況
Switch版は発売当初、テクスチャの粗さやフレームレートの不安定さ、ロード時間の長さなどが指摘され、一部では「ひどい」という厳しい評価も見受けられました。
しかし発売後、Mobius Digitalは精力的にアップデートを重ね、2024年6月のパッチ4までに多くの問題が改善されています。
Switch版パッチの改善履歴
パッチ1(2024年1月)では、テクスチャの修正やメモリ最適化、長時間プレイ時のパフォーマンス改善が行われました。
パッチ2(2024年4月)では、Giant’s Deepの水のビジュアルが改善され、一部エリアが白く表示されてしまう問題も修正されています。
パッチ3(2024年5月)ではAttlerockの遺跡に関する不具合が修正されました。
パッチ4(2024年6月)は最も大規模な改善で、テクスチャ解像度の全体的な向上、LODポッピングの軽減、ライティングの調整、ロード速度の改善、日本語クレジットの文字化け修正、カメラX軸反転オプションの追加など、多岐にわたる更新が実施されています。
パッチ後の現在の評価
パッチ4以降のSwitch版については「大きな問題はおおむね解消された」「他機種にかなり近づいた」と改善を評価する声が多くなっています。
ただし、テクスチャの精細さやフレームレートの安定性では依然としてPS5やPC版に及ばないのも事実です。
「最も妥協したプレイ環境ではあるが、ゲームとしての体験は十分に楽しめる」というのが、多くのユーザーに共通する評価といえるでしょう。
なお、開発元は2025年5月のSteam向けパッチ(ver 1.1.16)について、Switch版は「リスキーなプラットフォーム」として当面パッチ提供を見送るとコメントしています。
今後のSwitch版の更なる改善については不透明な状況です。
PS5版とSwitch版を徹底比較|どちらを選ぶべきか
パッケージ版が同日に発売されたPS5とSwitchは、購入時に最も比較検討される組み合わせです。
両機種の違いを項目別に整理しました。
| 比較項目 | PS5版 | Switch版 |
|---|---|---|
| フレームレート | 60FPS安定 | 30FPS(場面により低下) |
| テクスチャ品質 | 高精細 | 簡素化されている |
| ロード時間 | 短い | やや長い |
| コントローラー機能 | ハプティクス対応 | 標準的な振動のみ |
| 携帯プレイ | 不可 | 可能 |
| パッケージ版通常価格 | 4,950円(税込) | 4,950円(税込) |
画質やパフォーマンスを重視するなら、PS5版が適しています。
60FPSと30FPSの差は、特に宇宙船の操作や惑星間の移動時に顕著に感じられるためです。
一方、ベッドや移動中にリラックスしながらプレイしたいなら、Switch版の携帯モードは魅力的な選択肢となります。
本作は1回のループが最大22分と区切りがつけやすいゲームデザインのため、短い空き時間にも遊びやすく、携帯機との相性はよいといえるでしょう。
両方の機種を所有している場合、コミュニティ内ではPS5版を推奨する声がやや多い傾向にあります。
パッケージ版とダウンロード版の違い
2024年10月24日、ハピネットからPS5とSwitch向けにパッケージ版「Outer Wilds: Archaeologist Edition」が発売されました。
パッケージ版には通常版と特装版の2種類が用意されています。
通常版(4,950円・税込)
ゲーム本編と追加コンテンツ「Echoes of the Eye」がセットで収録されています。
ダウンロード版で本編とDLCを個別に購入するよりも、まとめて購入したい場合はお得な構成です。
特装版(7,480円・税込)
通常版の内容に加え、出水ぽすか氏(漫画『約束のネバーランド』作画担当)の描き下ろしイラストを使用したファブリックポスターと特製BOXが同梱されています。
コレクターズアイテムとしての価値があり、ファンからの人気も高い仕様です。
ダウンロード版との価格比較
ダウンロード版の場合、Switch本編は3,150円、DLCセット版(Archaeologist Edition)は4,650円です。
パッケージ版通常版との価格差は約300円と小さいため、手元にディスクを残したい方や特典目当ての方にはパッケージ版が適しています。
一方、Steam版はセール時に本体が1,625円(50%OFF時)まで下がるため、コスト重視ならPC版のセール購入が最も経済的です。
DLCは必要?本編との違いと購入タイミング
本作にはDLC「Echoes of the Eye」という追加コンテンツが存在します。
購入タイミングについては、本編をクリアした後に導入することが強く推奨されています。
DLCの内容と特徴
Echoes of the Eyeは、本編とは別の新エリアを舞台にした追加ストーリーです。
本編にはないホラー要素が含まれており、雰囲気が大きく異なる点が特徴といえます。
Metacriticでも高評価を獲得しており、本編が気に入ったプレイヤーには非常に満足度の高いコンテンツです。
最初は本編のみで十分か
多くのユーザーが「最初は本編のみ購入し、気に入ったらDLCを追加購入する」方法を推奨しています。
本編だけでも完結した物語を楽しめる構成のため、DLCがなくても満足感のあるプレイ体験が得られます。
ただし、Archaeologist Editionであればセット価格で割安に入手できるため、確実にプレイするつもりならセット版の購入も合理的な選択です。
DLCをインストール済みの状態で本編をプレイしても、DLCエリアに「うっかり入ってしまう」リスクは低い設計になっているため、先にインストールしておいても大きな問題はありません。
PC版の必要スペックと推奨スペック
PC版の購入を検討する際に確認すべき動作環境を整理します。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 | Windows 10 |
| CPU | Intel Core i5-2300 / AMD FX-4350 | Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 5 2600X |
| メモリ | 6GB RAM | 8GB RAM |
| GPU | GTX 660(2GB)/ Radeon HD 7870(2GB) | GTX 1060 / Radeon RX 580 |
| ストレージ | 8GBの空き容量 | 8GBの空き容量 |
2019年発売のタイトルとあって、要求スペックは現在の基準では控えめです。
2020年代半ば以降に購入したゲーミングPCであれば、推奨環境を余裕でクリアできるケースがほとんどでしょう。
ゲームの物理シミュレーションが60FPS基準で設計されているため、フレームレートの上限は60FPSとなっています。
PC版ではコントローラーの使用が推奨されており、無重力空間での宇宙船操作はアナログスティックの方が直感的に行えます。
キーボード&マウスでもプレイは可能ですが、船の操作に慣れるまでやや時間がかかるという声が一般的です。
セール情報とお得な購入方法
各プラットフォームでのセール傾向と、コストを抑えて購入する方法を紹介します。
Steam版のセール傾向
Steam版は定期的にセールの対象となっており、2025年〜2026年の実績では40〜50%OFFでの販売が中心です。
定価3,250円に対し、セール時は1,625円〜1,950円で購入できる機会があります。
Annapurna Interactiveのパブリッシャーセールにも頻繁に含まれるため、年に複数回のセール機会が期待できるでしょう。
2026年のSteam大型セールは、スプリングセール(3月19日〜)、サマーセール(6月25日〜)、オータムセール(10月1日〜)、ウィンターセール(12月7日〜)が予定されています。
PS Store・ニンテンドーeショップのセール
PS Storeでも定期的にセールが実施されており、Archaeologist Edition(本編+DLC)が40%OFFとなるケースが確認されています。
ニンテンドーeショップでもセール対象となることがありますが、Steam版と比較するとセール頻度はやや少なめです。
サブスクリプションでの利用状況
過去にはXbox Game PassやPS Plusエクストラのゲームカタログに収録されていた時期がありました。
しかし2026年2月現在、いずれのサブスクリプションサービスの対象にも含まれていないため、プレイするにはソフトの購入が必要です。
プレイ前に知っておくべき注意点とデメリット
Outer Wildsは高い評価を受ける一方で、すべてのプレイヤーに合うゲームではありません。
購入前に把握しておくべき注意点を解説します。
3D酔い(モーションシックネス)のリスク
本作は一人称視点で無重力空間を移動し、惑星ごとに異なる重力環境を体験するゲームです。
そのため3D酔いが起こりやすいタイトルとして広く知られています。
対策としては、グラフィック設定で視野角を広げること、移動速度を落とすこと、こまめに休憩を取ることが推奨されています。
酔いやすい体質の方は、短時間のプレイから徐々に慣らしていく方法が有効でしょう。
ネタバレが致命的なゲーム性
本作は「知識の蓄積」そのものがゲームの進行であるため、ストーリーや謎解きのネタバレがプレイ体験の価値を極めて大きく損ないます。
攻略サイトや実況動画は極力見ずにプレイすることが推奨されており、購入前に詳しい情報を得にくいという特殊な事情があります。
この点は、購入判断が難しい要因の一つにもなっています。
人を選ぶゲームデザイン
明確な目的地の指示やマーカー表示がなく、プレイヤーが自力で探索し推理する必要があります。
序盤は何をすればよいかわからないと感じるプレイヤーも一定数おり、「好みが合えば人生最高の体験だが、合わなければ退屈」と評価が二極化する傾向があります。
指示に従って進めるタイプのゲームを好む方にとっては、合わない可能性があることを事前に理解しておくとよいでしょう。
Switch 2での動作状況と今後の展望
2025年6月5日に発売されたNintendo Switch 2では、後方互換機能によりSwitch版のOuter Wildsをそのままプレイできます。
実際にSwitch 2でプレイしたユーザーからは「少しスムーズに動くようになった」との報告がある一方、グラフィックの向上は見られないとのことです。
これはSwitch 2のハードウェア性能による恩恵であり、ソフトウェア側でのアップグレードは行われていないためです。
Mobius Digitalによる公式なSwitch 2専用版や最適化アップデートの発表は、2026年2月時点ではありません。
コミュニティ内では正式なSwitch 2対応版を望む声が上がっていますが、開発元が「Switch版はリスキーなプラットフォーム」とコメントしていることから、実現の見通しは不透明です。
開発元Mobius Digitalの最新動向と次回作情報
Outer Wildsの開発元であるMobius Digitalは、2025年5月に次回作を開発中であることが公式サイトの更新から明らかになりました。
ただし、タイトル名やジャンル、対応プラットフォームなどの具体的な情報はまだ発表されていません。
オリジナル版のOuter Wildsは開発に約7年を費やした経緯があるため、次回作の発売時期もまだ先になる可能性があります。
また、発売元のAnnapurna Interactiveは2025年9月に日本法人の設立を発表し、東京ゲームショウへの出展も実施しています。
日本市場への展開を強化する動きが見られることから、次回作も含めた今後の日本語対応やローカライズに期待が持てる状況です。
まとめ:アウターワイルズの機種選びで失敗しないために
- 対応機種はPC、PS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X/S、Nintendo Switchの全6プラットフォームである
- 画質とパフォーマンスを最重視するならPC版(推奨スペック以上)またはPS5版が最適である
- PS5版は60FPS安定動作に加えDualSenseのハプティクス対応で没入感が高い
- Switch版は携帯モードでプレイできる唯一の家庭用機だが、画質とフレームレートでは他機種に劣る
- Switch版はパッチ4(2024年6月)までの改善により発売当初の問題はおおむね解消されている
- パッケージ版はPS5とSwitchで発売されており、通常版4,950円に本編とDLCが同梱されている
- DLC「Echoes of the Eye」は本編クリア後にプレイすることが強く推奨されている
- Steam版はセール時に最大50%OFFとなり、全機種中で最もコストを抑えて購入できる
- 3D酔いが起こりやすいゲームのため、酔いやすい方は視野角の調整やこまめな休憩が必要である
- Xbox Game PassおよびPS Plusのゲームカタログには2026年2月時点で収録されておらず、ソフト購入が必要である

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