仁王3の竹千代の正体とは?設定や評判を徹底考察ガイド

2026年2月6日に発売されたダーク戦国アクションRPG『仁王3』は、発売からわずか2週間で全世界100万本を突破し、大きな話題を呼んでいます。

本作の主人公は「徳川竹千代」という名の若者ですが、「竹千代って家康のことじゃないの?」「実は家光って本当?」と混乱している方も多いのではないでしょうか。

さらに、キャラクタークリエイトの自由度や侍・忍者の2つの戦闘スタイル、時代を超えるストーリーなど、竹千代に関する情報は非常に多岐にわたります。

この記事では、竹千代の正体や設定、ストーリーの全容、キャラクリの仕組み、戦闘スタイルの選び方、ユーザー評価の傾向まで、あらゆる角度から掘り下げていきます。

これから仁王3を始める方にも、すでにプレイ中の方にも役立つ情報を網羅的にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

目次

仁王3の主人公・竹千代とは何者なのか

仁王3の物語は、主人公である徳川竹千代を中心に展開されます。

シリーズのファンにとっても新規プレイヤーにとっても、まず押さえておきたいのが竹千代の正体と基本設定です。

ここでは、竹千代がどのような人物で、どんな力を持ち、何をきっかけに壮大な冒険へ旅立つのかを整理していきます。

徳川竹千代の正体は家康ではなく家光だった

仁王3の主人公・徳川竹千代は、江戸幕府を開いた徳川家康の孫にあたる人物です。

「竹千代」といえば家康の幼名として広く知られていますが、本作の主人公はのちに三代将軍・徳川家光となる人物を指しています。

松平家から徳川家にかけて、「竹千代」は代々世嗣に与えられる由緒ある幼名でした。

発表当初は「竹千代=家康」と誤解するファンが続出しましたが、開発陣はファミ通のインタビューで「同じ竹千代でも、今回は家光です」と明言しています。

ゲーム内でも竹千代が家康を「お祖父様」と呼ぶ場面があり、両者の関係は序盤から明確に描かれています。

このように、家康と家光という二人の竹千代の違いを理解しておくことが、仁王3のストーリーを楽しむ第一歩となるでしょう。

守護霊「草薙」と竹千代の特別な力の秘密

竹千代には、幼い頃から「草薙」という守護霊が憑いています。

草薙は筆のような尾を持つ特徴的な姿をしており、竹千代が絵を描く趣味と呼応するかのようなデザインです。

ゲームの設定上、竹千代は幼少期から守護霊の姿が見える特殊な霊力を持っています。

この力こそが物語の根幹を支える要素であり、窮地に陥った竹千代を時空の彼方へと飛ばす「時を越える力」の源でもあります。

また、戦闘面では守護霊の力を借りて妖怪化する「守護霊変化」が使用可能です。

前作『仁王2』の半妖システムと似た仕組みですが、今作では草薙を起点とした独自の演出が加わっています。

弟・国松との確執が物語を動かす核心になる

仁王3のストーリーを動かす最大の原動力は、竹千代と弟・徳川国松の兄弟対立です。

国松は幼い頃から優秀で、両親の寵愛を一身に受けていました。

家中の多くが国松こそ次期将軍だと信じていましたが、大御所となった家康が長幼の序を明確にし、竹千代を世継ぎと定めます。

この決定により将軍への道を絶たれた国松は、闇の力に取り込まれてしまいます。

元和8年(1622年)、竹千代の将軍就任を目前に控えた江戸城で、国松は妖怪の大群を率いて竹千代を強襲します。

側近である柳生宗矩、服部半蔵、斎藤福を次々と倒し、竹千代に刃を向ける国松。

まさに絶体絶命のその瞬間、守護霊・草薙が光を放ち、竹千代は過去の時代へと飛ばされるのです。

この兄弟の確執と和解の物語が、仁王3全編を貫くテーマとなっています。

竹千代の史実とゲーム設定の違いを考察する

仁王シリーズは、日本の歴史をベースにしつつも大胆なフィクション要素を盛り込むことで知られています。

仁王3の竹千代もまた、史実の家光をモデルにしながら、ゲーム独自のアレンジが多数加えられたキャラクターです。

ここでは、史実と仁王3の設定がどこで分岐し、そこにどのような意図があるのかを考察していきます。

史実の家光と仁王3の竹千代はどこが違うのか

史実の徳川家光は、江戸幕府の基盤を固めた人物として知られています。

参勤交代の制度化、鎖国体制の確立、日光東照宮の造営、大奥の整備など、家光の治世は徳川支配を盤石にした時代でした。

一方、仁王3の竹千代は将軍就任の前日に弟の謀反に遭い、過去の時代へ飛ばされるという展開を迎えます。

つまり、家光として政治を行う前の段階で物語が大きく分岐するため、史実上の事績とはほぼリンクしません。

また、史実の家光と国松(のちの駿河大納言・徳川忠長)の関係も、仁王3では大幅にアレンジされています。

史実では国松は将軍の座を奪われた後に荒れた生活を送り最終的に改易・自害に至りましたが、ゲームでは闇の力に憑依されて妖怪を率いるという超常的な展開に変わっています。

歴史ファンにとっては、「もしも家光がこんな冒険をしていたら」という壮大なif物語として楽しめる作りになっているでしょう。

将軍就任の日に始まるif展開の意味とは

物語の冒頭、竹千代の将軍就任の儀式が妨げられるという展開は、「将軍たる器を示せ」という本作のキャッチコピーに直結しています。

本来であれば血筋と長幼の序によって自動的に定められるはずだった将軍の座を、竹千代は自分自身の力で勝ち取らなければならなくなるのです。

各時代を旅する中で歴史上の英傑たちと出会い、共に戦い、成長していくプロセスこそが、竹千代を真の将軍に導く試練として描かれています。

この構造は、単なるタイムトラベルものではなく、主人公の「成長譚」としての側面を色濃く持っています。

絵を描く少年という独自設定に込められた狙い

仁王3のオリジナル設定として特に目を引くのが、「竹千代は幼い頃から守護霊の絵を描いてばかりいた」という描写です。

守護霊が見えるという特殊な力を持ちながらも、剣術よりも絵に没頭していたため、武芸の面では弟の国松に劣っていたとされています。

この設定は、初期段階の竹千代が「未完成の人物」であることを示すために意図的に配置されたものでしょう。

実はこの設定にも史実の裏付けがあり、家光は実際に絵画を好み、特に動物や自然をモチーフにした独自の絵を多く残しています。

近年では家光の絵が「ゆるかわいい」と注目を集めており、ゲーム内でもイントロムービーで竹千代が描いたかわいらしい守護霊のイラストを確認できます。

史実の一面をゲームの設定に巧みに取り込んだ、開発陣のセンスが光るポイントです。

4つの時代を駆ける竹千代のストーリー全容

仁王3のストーリーは、竹千代が4つの異なる時代を旅するタイムトラベルものです。

各時代にはそれぞれ固有の敵と味方が存在し、竹千代の成長と連動しながら壮大な物語が展開されます。

以下では、各時代の要点を順を追って解説していきます。

戦国時代で祖父・家康と出会う序章の展開

守護霊・草薙の力で最初に飛ばされるのは、1572年の戦国時代です。

武田信玄率いる紅の軍勢が猛威を振るうこの時代で、竹千代はまだ若き日の祖父・徳川家康と出会います。

本多忠勝、第二代服部半蔵、井伊直虎といった徳川家臣団と共闘しながら、山県昌景や馬場信春を撃破し、最終的には武田信玄との直接対決に挑みます。

信玄は霊石(スピリットストーン)の力に頼り、老いと病を克服しようとしていましたが、竹千代に敗れてその強さを認めます。

このエピソードで竹千代は、祖父・家康の時代がいかに過酷だったかを体感し、将軍たる器を磨く第一歩を踏み出すことになります。

平安時代の源義経編と幕末の高杉晋作編の見どころ

戦国時代の次に竹千代が訪れるのは、1190年の平安時代です。

ここでは源義経と出会い、兄・源頼朝との対立に巻き込まれます。

義経が人間と妖怪の共存を望む一方で、頼朝は軍事力で妖怪を制圧し征夷大将軍の座を得ようとしていました。

竹千代は義経や静御前と協力して結界を浄化し、最終的に頼朝を倒して霊樹の若枝を植えるという重要な役割を果たします。

弥生時代の冒険を経た後に訪れるのが、1864年の幕末・京都です。

シリーズ初となる幕末の舞台では、高杉晋作や「お龍」と名乗る卑弥呼の転生体と共に、新選組の沖田総司や最後の将軍・徳川慶喜と戦います。

慶喜は「将軍になれなかった怒りと悲しみ」から坩堝の力に身を委ねており、竹千代にとっては国松と重なる存在として描かれています。

平安時代に植えた霊樹がこの時代で成長を遂げ、守護霊・草薙を真の姿に覚醒させるという伏線の回収も見どころの一つです。

弥生時代の卑弥呼とラスボス・ヒルコの真相

物語の核心に迫るのが、247年の弥生時代です。

邪馬台国の女王・卑弥呼と出会った竹千代は、すべての元凶が卑弥呼の弟・ヒルコであることを知ります。

ヒルコは坩堝(クルーシブル)を最初に出現させた存在であり、その力で不死となっていました。

卑弥呼はヒルコを「久遠の狭間」に封印しますが、ヒルコの守護霊・ムラクモは時を超えて国松に憑依し、国松の自尊心につけ込んで闇に落としていたのです。

つまり、国松が暴走した真の原因はムラクモの影響であり、兄弟の確執は古代から続く因縁の一部だったということになります。

この壮大な種明かしが、仁王3のストーリー全体を貫く縦軸として機能しています。

国松を助命できる分岐エンディングの条件

すべての時代を巡った竹千代は、元の時代に帰還して最終決戦に臨みます。

ヒルコと融合した国松を撃破した後、プレイヤーには国松を助命するか否かの選択肢が提示されます。

助命を選んだ場合、国松はヒルコから解放され、竹千代の影武者として仕える姿がエンディングで描かれます。

その後、竹千代は「家光」と名を改め、三代将軍として泰平の世を守り続ける決意を新たにします。

侍と忍者の両方の技を駆使しながら、表と裏の両面から平和を支えるという締めくくりは、本作の2つのスタイルというゲームシステムともリンクした演出です。

兄弟の和解を描くこのエンディングは、多くのプレイヤーから好意的に受け止められています。

竹千代のキャラクリは自由自在?仕組みと注意点

仁王3では、前作『仁王2』に引き続き、主人公の外見を自由にカスタマイズできるキャラクタークリエイト機能が搭載されています。

今作ではさらに進化したシステムが導入されており、プレイヤーの間で大きな盛り上がりを見せています。

ここでは、キャラクリの具体的な仕組みと、知っておくべき注意点を詳しく解説します。

侍と忍者で別々の外見を設定できる新システム

仁王3のキャラクリ最大の新要素は、侍スタイルと忍者スタイルで異なる外見を設定できる点です。

キャラクリ画面の「ベース」設定にある「両スタイルで同じ外見を使用」のチェックを外すことで、それぞれ別の容姿を作り込めるようになります。

たとえば、侍モードでは精悍な武士の姿に、忍者モードでは素顔を隠したクールな姿にといった、まったく異なる雰囲気のキャラクターを一人のプレイヤーの中で使い分けることが可能です。

初期衣装も「サムライスタイル」と「ニンジャスタイル」の2種類から選べますが、これはゲーム開始時の見た目に影響するだけで、後から変更可能です。

外見設定コードの使い方と共有方法

仁王3には「外見設定コード」という機能があり、自分が作成したキャラクリデータを英数字のコードとして発行できます。

発行方法は、キャラクリ画面で「補助機能」を選び「外見設定コードの発行」を実行するだけです。

逆に、他のプレイヤーが公開したコードを入力すれば、同じ外見を自分のキャラクターに適用することもできます。

SNSや掲示板では多くのプレイヤーが自作のコードを公開しており、クオリティの高いキャラクリを手軽に再現できる環境が整っています。

PS5版とSteam版の間でもコードの互換性があるため、プラットフォームを問わず共有が可能です。

キャラクリのやり直しはいつでも無料で可能

キャラクリは一度決めたら変更できないのではと心配する方もいるかもしれませんが、仁王3ではいつでも無料でやり直しが可能です。

拠点である「久遠の狭間」のメニューから「身づくろい」を選択すれば、ゲーム開始時と同じキャラクリ画面が開きます。

性別、体型、顔のパーツ、髪型、声といったすべての項目を何度でも変更できるため、プレイを進める中で気になった点があれば気軽に修正できます。

外見の保存枠も複数用意されており、お気に入りのパターンを保存しておいて場面に応じて切り替えるという使い方も便利です。

キャラクリ画面とムービーで顔が変わる問題への対処法

仁王3のキャラクリに関して、多くのプレイヤーが指摘しているのが「キャラクリ画面では美人やイケメンに仕上がったのに、実際のムービーシーンで見ると別人のように感じる」という問題です。

これは主に、キャラクリ画面と実際のゲーム内で照明環境やカメラアングルが異なることが原因です。

対処法としては、キャラクリ画面内でライティング条件を変更し、複数の角度からキャラクターの見た目を確認することが推奨されています。

特にムービーでは表情が動的に変化するため、静止状態のキャラクリ画面では確認しづらい部分があります。

完璧を求めるのであれば、一度短いムービーシーンまで進めてから確認し、気になれば久遠の狭間でやり直すという方法が現実的でしょう。

侍か忍者か?竹千代の戦闘スタイル選びガイド

仁王3の竹千代は、シリーズ伝統の「侍スタイル」と、今作で新たに追加された「忍者スタイル」の2つの戦い方を使い分けることができます。

どちらを選ぶかはプレイヤーの好みに委ねられていますが、それぞれの特性を理解しておくことで、攻略がぐっと楽になります。

侍スタイルの特徴と残心を活かした戦い方

侍スタイルは、前作までの仁王シリーズのアクションを正統進化させたプレイスタイルです。

上段・中段・下段の3つの構えを状況に応じて切り替え、多彩なモーションで敵を斬り伏せます。

攻撃後に気力(Ki)を回復する「残心」システムは健在で、これを確実に決められるかどうかが侍スタイルの生命線です。

ガード性能に優れており、正面からの殴り合いに強いのが最大の利点でしょう。

加えて、今作では新たに「捌き」(パリィ)のメカニクスが追加されました。

敵の攻撃を的確にいなすことで大きな隙を作れるため、カウンター主体の攻撃的なプレイも可能になっています。

前作経験者であれば、まず侍スタイルから入るのが自然な選択です。

忍者スタイルの霞システムがボス戦で強い理由

忍者スタイルは、仁王3で初めて導入されたまったく新しいプレイスタイルです。

高速移動と回避性能に優れ、空中攻撃や遠距離攻撃を得意とします。

最大の特徴は、残心に代わる「霞(Mist)」というシステムです。

攻撃後に霞を発動すると自分の分身を作り出して敵を撹乱し、瞬時に背後へ回り込んで大ダメージを与えることができます。

構えの概念がなく、代わりに3つの忍具をセットして戦うスタイルは、前作までとはまったく異なる操作感をもたらします。

多くのプレイヤーの間では、「ボス戦では忍者スタイルの方が有利」という傾向が報告されています。

ガードに頼れない代わりに、霞による回避と奇襲を繰り返すことで、ボスの猛攻を安全にかわしながらダメージを蓄積できるためです。

忍術による幻術や毒なども強力で、搦め手を駆使する戦い方が好みのプレイヤーに適しています。

初心者はどちらから始めるべきかの結論

結論として、シリーズ初心者には「まず侍スタイルから始め、慣れてきたら忍者を試す」というアプローチが広く推奨されています。

侍スタイルはガードが安定しており、被弾時のリスクを抑えやすい設計です。

残心のタイミングさえ覚えれば安定した戦闘が可能なため、ゲームの基本を習得するのに最適といえるでしょう。

ただし、仁王3では侍と忍者をR2ボタンひとつでいつでも切り替えられます。

どちらか片方に固定する必要はまったくなく、「通常の敵は侍で堅実に、ボス戦は忍者で回避重視」といった柔軟な運用がもっとも効果的です。

開発チームも「プレイヤーに自由な攻略法を提供したい」という意図で2スタイル制を採用しており、状況に応じた使い分けこそが本作の醍醐味だといえます。

竹千代の声優は誰?ボイス選択肢の全パターン

キャラクタークリエイトで外見を自由に作れる仁王3ですが、主人公のボイスも複数のパターンから選択できます。

声の好みはゲーム体験の印象を大きく左右する要素のため、事前にどのような選択肢があるかを把握しておくと役立ちます。

男性ボイス2種と女性ボイス2種の担当声優一覧

竹千代のボイスは、男性2パターン・女性2パターンの合計4種類から選択可能です。

ボイスタイプ 担当声優 主な代表作
男性ボイス1 狩野翔 東京リベンジャーズ(松野千冬)
男性ボイス2 濱野大輝 アイドルマスター SideM ほか
女性ボイス1 村上奈津実 非公開
女性ボイス2 山口立花子 非公開

ボイスの選択はキャラクリの一環として行われ、ゲーム中に久遠の狭間の「身づくろい」からいつでも変更できます。

竹千代は物語全編を通じて台詞が少なめですが、戦闘中の掛け声やムービー内の短い台詞で声の違いが感じられるため、好みに合うものを選ぶとよいでしょう。

国松役の本郷奏多や卑弥呼役の土屋太鳳など主要キャスト

主人公以外のキャスティングにも、豪華な顔ぶれが揃っています。

弟・国松役には俳優の本郷奏多さんが起用されており、闇に堕ちた弟の苦悩と狂気を演じています。

ヒロイン的存在である卑弥呼役には土屋太鳳さんが配役され、神秘的でありながら芯の強い女王像を表現しています。

その他にも、柳生宗矩役の内田直哉さん、服部半蔵役の森川智之さん、本多忠勝役の玄田哲章さん、源義経役の花江夏樹さんなど、ベテランから人気若手まで幅広い声優陣が参加しています。

歴史上の人物がいきいきと動き出すような演技が、仁王3のストーリーに厚みを加えています。

仁王3の竹千代に対するユーザー評価の傾向

仁王3は発売2週間で100万本を突破し、Metacriticでも高いスコアを獲得しています。

一方で、主人公・竹千代に対する評価はプレイヤーによって分かれる部分もあります。

ここでは、好評点と不満点の両方を客観的にまとめます。

高く評価されている時代横断ストーリーの壮大さ

竹千代が4つの時代を旅するというストーリー構成は、多くのプレイヤーから好意的に受け止められています。

戦国・平安・弥生・幕末と、日本史の異なる時代を一本の物語で横断する試みはシリーズ初であり、各時代の風景や登場人物の多彩さが高く評価されています。

義経や卑弥呼、高杉晋作といった歴史上の英雄との共闘は、「仁王シリーズらしい歴史ロマン」として受け入れられています。

国松との兄弟の確執と和解という感情的な軸も、ストーリーに深みを与える要素として好評です。

セリフの少なさとキャラクターの存在感への賛否

竹千代はキャラクタークリエイト可能な主人公であるため、ムービー中の台詞が控えめに設計されています。

たまに短い発言はあるものの、周囲のキャラクターが会話を主導する場面がほとんどです。

この「寡黙な主人公」スタイルは、プレイヤーが竹千代に自分自身を投影しやすいという利点がある一方で、キャラクターとしての存在感が薄いという指摘も少なくありません。

特に、各時代で出会う人物との関係性がストーリー上あっさりと描かれるため、「もっと竹千代自身の心情や成長が台詞で語られてほしかった」という声が一定数見られます。

前作の秀の字と比較して物足りないと言われる理由

竹千代に対する不満の多くは、前作『仁王2』の主人公・秀の字との比較から生まれています。

仁王2では、秀の字と藤吉郎(のちの豊臣秀吉)の間に幼少期から続く深い絆が描かれ、二人の関係性がストーリーの感動を大きく高めていました。

対して仁王3の竹千代は、各時代で出会う人物との交流が短期的になりがちで、特定の相棒との深い関係が生まれにくい構造になっています。

さらに、ラスボスが歴史上の人物ではなく完全オリジナルの「ヒルコ」であることも、「仁王シリーズらしい歴史人物との因縁が薄れた」と感じるプレイヤーがいる理由の一つです。

ただし、戦闘アクションやオープンフィールドの出来栄え自体は高く評価されており、ストーリー面の好みは個人差が大きい領域といえるでしょう。

前作仁王2の主人公との違いを比較してわかること

仁王3を深く理解するためには、前作『仁王2』との比較が非常に有効です。

主人公のキャラクリ、ストーリー構造、ゲームシステムのいずれにおいても、両作品には明確な進化と変化があります。

秀の字と竹千代のキャラクリ自由度の進化点

仁王2の主人公・秀の字と仁王3の竹千代は、どちらもフルカスタマイズ可能なキャラクリを備えています。

ただし、仁王3では以下のような進化点が確認できます。

比較項目 仁王2(秀の字) 仁王3(竹千代)
スタイル別外見 不可 侍と忍者で別々に設定可能
外見設定コード あり あり(プラットフォーム間互換)
造形の方向性 ややアニメ寄りも可能 よりリアル調に進化
やり直し いつでも無料 いつでも無料(仕様は同様)

特に侍と忍者で異なる外見を設定できるシステムは、仁王3のデュアルスタイル制ならではの新機能です。

一方で、前作にあった一部の髪型が今作では削除されているとの報告もあり、すべての面で上位互換とは言い切れない部分も存在します。

ストーリーにおける相棒との関係描写の差

ストーリー面で最も大きな違いは、主人公と「相棒」との関係の描き方です。

仁王2では、秀の字と藤吉郎が幼少期から共に歩み、裏切りと和解を経て最後まで絆を深めていくドラマが丁寧に描かれていました。

竹千代の場合、最も近い存在は弟の国松ですが、国松は冒頭で闇に堕ちるため、ゲームの大部分で対面する機会がありません。

各時代で出会う義経や卑弥呼は魅力的なキャラクターですが、一つの時代を共に戦った後に別れるため、関係性の深さでは仁王2の藤吉郎に及ばないという評価が一般的です。

卑弥呼については「竹千代に任せきりで主体性がない」という意見も散見され、ヒロインとしての存在感に物足りなさを感じるプレイヤーもいるようです。

オープンフィールド化で変わった主人公の冒険体験

ゲーム構造として最も大きな変化は、前作までのミッション選択制からオープンフィールドへの移行です。

仁王2では各ミッションを地図画面から選択して攻略する形式でしたが、仁王3では各時代のマップが広大なフィールドとして用意されており、自由に探索しながら本編を進められます。

これにより、竹千代の冒険はより没入感のあるものになりました。

フィールド上にはサイドクエスト、隠しアイテム、高難易度エリア「地獄」などが散りばめられており、寄り道の楽しさが大幅に増しています。

一方で、「エルデンリングのようなフル・オープンワールドを期待すると肩透かしを食う」という指摘もあります。

仁王3のオープンフィールドは「広さ」よりも「密度」を重視した設計であり、各エリアは従来のミッションマップを拡張したような高密度の探索空間となっています。

従来のミッション制のテンポの良さを好んでいたプレイヤーからは、「探索に時間を取られる」という声もあるため、プレイスタイルとの相性は人それぞれでしょう。

マイ竹千代キャンペーンと今後のDLC最新情報

仁王3は発売後も積極的なサポートとコンテンツ展開が予定されています。

公式キャンペーンやDLCの情報を押さえておくことで、より長く深く本作を楽しめるでしょう。

公式キャラクリコンテストの応募方法と受賞特典

コーエーテクモとTeam NINJAは、「マイ竹千代キャンペーン」と題したキャラクタークリエイトコンテストを開催中です。

応募方法は、自分の竹千代のスクリーンショットを外見設定コード付きでXに投稿し、ハッシュタグ「#仁王3キャラクリ」をつけるだけです。

PS5版・Steam版のどちらからでも参加できます。

受賞者は6名が予定されており、受賞作品は今後のアップデートで製品版のプリセットとして実装されるという、プレイヤーにとって非常に魅力的な特典が用意されています。

自分の作品がゲーム内に永久に残るという特別な体験ができるため、キャラクリに自信のあるプレイヤーはぜひ挑戦してみてください。

DLC第1弾・第2弾の配信時期と新ストーリーの予定

仁王3には2つのDLCが予定されています。

DLC 配信予定時期 内容
第1弾 2026年9月末まで 新ストーリー+新武器
第2弾 2027年2月末まで 新ストーリー+新武器

シーズンパスの価格は5,500円で、両方のDLCがセットになっています。

DLCまでの間は、バランス調整や不具合修正を中心としたマイナーアップデートが継続的に配信される見込みです。

前作『仁王2』のDLCは新たな時代や強力なボスが追加される充実した内容だったため、今作のDLCにも大きな期待が寄せられています。

具体的なDLCの舞台や登場人物については、2026年2月20日時点では公表されていません。

発売2週間で100万本突破が示すシリーズの勢い

2026年2月20日、コーエーテクモは仁王3の全世界累計販売本数がシリーズ最速で100万本を突破したと発表しました。

これにより、仁王シリーズの累計販売本数は1,000万本に到達しています。

Steam版では発売週の同時接続プレイヤー数が88,045人を記録し、前作『仁王2』の記録を2倍以上更新しました。

ユーザー評価もSteamでは「非常に好評」、PS Storeでは約13,000件のレビューで星4.45という高い水準を維持しています。

メディア評価もMetacriticでPS5版86点、PC版85点、OpenCriticでは94%の批評家が推薦と、批評・ユーザーの双方から支持される結果となっています。

この勢いが続けば、DLCやポストローンチのサポートにもさらなる力が注がれることが期待できるでしょう。

仁王3の竹千代についてよくある質問まとめ

仁王3の竹千代に関して、プレイヤーから頻繁に寄せられている疑問をまとめました。

購入前の不安解消や、プレイ中に感じる疑問の解決に役立ててください。

前作を未プレイでも竹千代のストーリーは楽しめる?

仁王3のストーリーは、前作までの物語を知らなくても独立して楽しめる構成になっています。

時系列上は『仁王』『仁王2』の後にあたりますが、主人公も時代設定も異なるため、予備知識がなくても物語に入り込めます。

ただし、ゲーム内には前作キャラクターへの言及が散りばめられており、仁王2のセーブデータがある場合には特別な演出が発生する可能性も話題になっています。

より深くシリーズの世界観を味わいたい方は、前作をプレイしておくとさらに楽しめるでしょう。

とはいえ、仁王3を最初の一本として始めても、竹千代の冒険を十分に堪能できる作りになっていますのでご安心ください。

竹千代があれほど強い理由はゲーム内で説明される?

「なぜ竹千代はいきなりこれほど強いのか」という疑問は、多くのプレイヤーが抱いています。

ゲーム内の設定では、竹千代は柳生宗矩から侍の剣技を、服部半蔵から忍者の技を、斎藤福から陰陽術をそれぞれ学んでいます。

さらに、生まれつき守護霊が見える潜在的な霊力の持ち主であることが、超人的な戦闘力の根拠として示されています。

ただし、これらの説明は序盤のテキストや人物紹介に留まっており、ストーリー中で段階的に強さの理由が掘り下げられるわけではありません。

あくまでゲーム的な割り切りとして受け入れるか、DLCでの補完に期待するかという部分でしょう。

難易度が高くて進めない場合のおすすめ攻略法は?

仁王3は「死にゲー」と呼ばれるジャンルに属しますが、工夫次第で初心者でもクリアを目指せるバランスになっています。

まず、ボス戦でどうしても勝てない場合は、オンラインの「まれびと召喚」機能で他のプレイヤーに助けてもらうことができます。

忍者スタイルの回避性能を活かして敵の攻撃を安全にかわす戦法も、難関ボスに対して有効です。

オープンフィールドではレベル上げが比較的容易なため、RPG的にキャラクターを育ててからボスに再挑戦するという手もあります。

また、多くのプレイヤーが「序盤~中盤が最も難しく、育成が進む後半は難易度が下がる」と報告しています。

最初の壁を乗り越えれば、グッと楽になる傾向があるため、諦めずに挑戦を続けることが大切です。

実際に「仁王3で初めて死にゲーをクリアできた」という声もSNS上で多く見られ、シリーズで最もアクセシブルな作品と評価される傾向にあります。

まとめ:仁王3の竹千代の魅力と評価を総まとめ

  • 仁王3の主人公・徳川竹千代は家康ではなく、のちの三代将軍・家光である
  • 守護霊「草薙」の力で4つの時代(戦国・平安・弥生・幕末)を旅する壮大なタイムトラベル物語が展開される
  • 弟・国松の闇堕ちの原因は古代のヒルコの守護霊ムラクモによる憑依であり、兄弟の確執と和解がストーリーの核である
  • 史実の家光をベースにしつつも将軍就任前にif展開へ分岐し、絵好きの少年という独自設定も史実を巧みに反映している
  • キャラクリは侍と忍者で別々の外見を設定可能で、外見設定コードによる共有やいつでも無料のやり直しにも対応する
  • 侍スタイルはガードと残心による堅実な戦闘、忍者スタイルは霞による回避と奇襲が特徴で、ボス戦では忍者が有利と感じるプレイヤーが多い
  • 竹千代のボイスは男性2種・女性2種の計4パターンから選択でき、声優陣には本郷奏多や土屋太鳳ら豪華キャストが名を連ねる
  • 時代横断ストーリーの壮大さは高く評価される一方、セリフの少なさや前作の秀の字と比較した関係描写の薄さには賛否がある
  • 発売2週間で全世界100万本を突破しシリーズ累計1,000万本に到達、Metacriticでも85〜86点と批評・ユーザー双方から高い支持を得ている
  • DLC第1弾は2026年9月、第2弾は2027年2月に配信予定で、マイ竹千代キャンペーンの受賞作品もアップデートで実装される見込みである
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